毛布が足りない?あと何かいる?パート9

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これが始めての2ch書き込みなんですが、皆さんの書き込みを読んでいて私の考えを書きます。

私は昨日新潟ボランティアから帰ってきました。11月1日〜4日です。
届けられた物資を、行政の手の届かない地域などの被災者に直接配る仕事でした。
まず言いたいのは、現場に行かないと分からない事が沢山ありました。
地震で倒壊した家、その倒壊した家につぶされた車、亀裂や陥没した道、飛び出たマンホール、すべて崖下に崩れ落ちた道を生で見たことある人はどれくらい居るでしょうか?
テレビで見るより、自分の目で直接見た時は衝撃でした。
テレビで見るのと、自分の肌で感じるのとではこれほどまでに違う事なんだと改めて分ったのです。

確かにお金を送るのは、助かりますし一番の使い道があります。
ですが、被災された方々に届くのはいつになるのでしょうか?
私はその辺の事は分かりませんが、すぐに被災された方々に届くものではないんじゃないかと思います。
被災者の方は、「水が欲しい」「ガスボンベが欲しい」「下着が欲しい」「トイレットペーパーが欲しい」など言っていました。
すべて買えるじゃないかと思いますよね?
ところがそう簡単に買えないんです。
水道がまだ通らない。
ガスがまだ通らない。
道が通れない。
車が無い。
明るいうちは家の中を片付けなければいけない。
中には歩くのが精一杯のご老人もいらっしゃいます。
そして何よりも、「自分の家が住める状態じゃない」んです・・・。
住めたとしても余震におびえて車中で寝泊りしている人も居ます。

お金はとても助かります。
ですがお金があるからといってすぐに家が住める状態になり、もとの暮らしに復旧するかといったらそうでもないんじゃないかと思います。
なぜなら、それは政府の対応一つで変わってくるもですので・・・。
それといまだに余震がある常態なので、「危険なのでまだここでは工事が出来ません」という所もあります。
住む家も無い状態でお金を貰っても、使いようが無いんです・・・。

ライフラインが完全に復旧していない状態では物資がありがたいのです。
そして、やはりまだ物資が不足しています。
私たちが配る物資も不足していました。

私が今すぐにでも協力できる事といったら情報でしょうから、被災者の方が欲しがっていたものを書きます。
●水(水道が復旧していない方々には、とても必要なものです)出来れば飲料水がいいです。
●ガスボンベ(これもガスが復旧していない方々には必要です)
●“新品”の下着(自分の身になって考えた場合、古下着より新品がいいのは当たり前なのでご遠慮ください)
●トイレットペーパー(やはり水道が通っていないと必要です)
●ティッシュ
●果物(これもとても喜ばれましたし、不足しています。果物なら何でもいいです)
●子供用の紙オムツ・ミルク(紙オムツは大人用より子供用の方が需要が高かったです)

出来れば毛布・布団類も新品でお願いします。
そして逆に十分すぎるほど余っているのは、古着です。
皆様、よろしくお願いします。