>>124 雪害対策で、高架上の軌条下にバラストを敷き詰めていなかったことが、
この大激震で脱線だけですんだ一因ではないかと…>140氏の語る通り
地震第一波の揺れで、編成内のどれかの車両が、ユレダス作動と同時位で
軌条から車輪が外れ、あとは200Km弱からの非常減速の惰性もあって、現場
付近まで滑走する形になったのだろうけど、東北・上越新幹線の高架内軌条は、
高速走行時に軌道内に溜まった雪が(跳ね落ちたりして)走行車両を破壊しない
ように、融雪用の『溝』の確保を兼ねて軌条面が高架内である程度「高くなるよう」
造られていた…
「脱線した車両」は軌道と軌道の間の「溝」に落ち込む形になったのと、脱線後
に震央域を抜け出ていた偶然によって、(乗り合わせた乗客は、生きた心地では
なかった筈だが)他の車両へ激突したり、高架から車両が転落するという
『最悪の事態』を避ける事が出来たのだろう…