>>428 [長周期地震動]
●長周期地震動の特徴
-周期5〜10秒。人は気づかない。
-岩盤の上にすり鉢上にやわらかい土の層が積もっている→長周期地震動が長時間続く(苫小牧も該当)
-上記にあてはまる、三大都市圏平野部は危険性が高い!
-入倉幸次郎氏(京大防災研究小教授)は、中央防災会議等で危険性を主張しつづけてきた。
●長周期地震動を正確に予測する試み
→「地球シミュレーター」による東海・東南海同時のシミュレーション
・・長周期地震動は距離によって減衰しにくい
・・千葉では、十勝沖地震M8の苫小牧を上回る予測!
・・首都圏での被害予測→合計223基!が危険性あり
横浜9、川崎25、千葉(市原)30基で、油があふれる
横浜3、川崎35、千葉(市原)121基で、タンク損傷
●長周期地震と高層ビル
-「経験的グリーン関数法」・・ある地点の過去の中小地震での揺れから、大地震のときの揺れを推定する方法
→これによると、想定南海地震では、大阪では揺れは小さいが、8分も揺れる
★高層ビルのゆれの予測
30秒後→大きく揺れ始める
1分後→2mを超える揺れ・・3分間も続く! 阪神大震災時の4倍もの損傷のエネルギーを受ける
-対策:「制震装置」、既存ビルにも可能、ただし数億円かかる、改修例はわずか
-中央防災会議の指針では、「対応を考える」程度のことしか書かれていない←被害が起きないと具体的に動けないのか?