おいら¥ア二目¥の打倒204を誓うアニメ日記デス

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63おいら¥ア二目¥
9日前1月31日金曜日午後1:51?頃
秀吉【DVD】を全観賞

>>31-33の徳川家康に続いて27日振りのNHK大河ドラマ第2弾である。
『家康』ときて『秀吉』ときましたよ。ええ。
しっかしアレやなぁ〜〜。
芸能人の事にてんで興味なく全然知らん自分でも、>>31-33の家康に秀吉役に金八先生の武田鉄也がいたりしたが。。。
この作品には秀吉の母親役があの『家政婦は見た』のオバさんだったり、弟がホテルの営業のドラマの主人公の人だったりと、自分でも知ってる人が2人もおった。
それも全員秀吉の身内というww
『毛利元就』でもそうだったが、それ程この大河ドラマには大物が起用されているという事だねぇ。
ハッキシ言って芸能人に無関心でAKBのメンバーの名前すら自分が知ってるって、そりゃあ大したもんだよマジで。
まぁ……この秀吉が放送されてたのは1996年らしく、あの事はまだ自分も今よりはテレビやら観てて芸能人にちったぁ詳しかったというのもあるが(それでも平均よりずっと格下だが)。
しかし、あの家政婦は見たのオバさんの秀吉の母親の嵌り様。百姓姿がやたら似合い過ぎる。
百姓コテンストなんてやったらかなり優勝できるんじゃないかこの人?
でもいいねぇ。なんというか癒し系だよね。終盤は化粧やらなんやらしてやたらケバくなったけどさ、ああいう婆さんに「よくやったねぇ」なんて褒められるとなんか心の底からほんわかするよね。
癒し系アイドルなんか足元にも及ばない本当の意味での慈愛……ええわ、ほんとに。
んで、問題なのは徳川家康だが……んまぁ、えっらく品の無い顔になったのぉ。
いや、なんというか、前回観た>>31-33の徳川家康はえっらい男前でハンサムで心も信義篤く身も心も清廉潔白だったが、この『秀吉』に出て来る家康は悪人面というか、将軍というより世紀末に蔓延るモヒカン男や。
64おいら¥ア二目¥ >>63の続き:2014/02/09(日) 05:39:40.11 ID:hnVrTP+p
というか顔だけでなく実際その内面もかなりの悪党で、正にこれぞ腹黒狸と仇名されてる世間一般の家康像に近いものとなっている。
>>31-33の家康は関ヶ原の戦の前に、武士に追われ屋敷に逃げ込んで来た石田光成をかくまって、家臣の「こんな奴差し出してしまえばいい」という助言も頑として断り、更には石田光成を励ます言葉を送ったが、
きっとこの家康なら「そうじゃのぉ」と笑いながら武士に差し出すんじゃないだろうか?
いや、それ以前に家臣に助言を貰う前に屋敷から追い出してそうだ。
また、大阪の陣で>>31-33の家康は秀吉の息子やその妻である茶々が自害したのを聞いて、えらく涙したものだが、、、きっとこの家康なら「よっしゃ!!」とガッツポーズをしたであろう。
ちなみに、>>31-33の徳川家康では本能寺の変で有名な暗殺説は特になかったが(コレは正直意外だった。あの胡散臭さ爆発の武田鉄也の秀吉なら裏で糸を引いてもよさそうなものなのに)、この『秀吉』では家康が光秀に暗殺を促している。
いや、促すといっても『辛抱するのじゃ』と光秀に言って、まぁ、煽ってる訳なのだ。で、利休はそれを見て見ぬ振りして信長を見捨てたという訳である。
なんというか、実は本物の家康は監禁されていて、コイツの正体はアミバなんじゃないか?とも思ってしまう程の悪党家康。
それでも個人的に中々の嵌り役で、秀吉に籠絡された信長の子供に『馬鹿につける薬はない』と睨みを利かすような顔で発言したり、五右衛門の釜茹で地獄の回で秀吉と漫才したり、ラストで皆と一緒に踊ったりと、不思議と憎めないというか、結構好きだよこの家康。
特に親戚の叔父さんにソックリなのがいいwww ……まぁ、母親は否定してたがw
大分話が逸れたが、この『秀吉』は第39話の『かあちゃん、人質』にて、悪党家康を制して事実上天下人となる。
……惨い話や。世間一般の知識があれば誰もがご存知の通り、その後の秀吉の人生は一転してただただ転げ落ちて逝くが如く哀れな末路を迎える事となる。
分かるかな?
65おいら¥ア二目¥ >>64の続き:2014/02/09(日) 05:41:11.54 ID:hnVrTP+p
残り10話、アニメに換算すると20話、アニメでいうおよそ2クールも費やして秀吉の転落人生を描ききるのだ。
正に蛇の生殺しというか、真綿で首を絞めるというか、竹ノコギリで首を斬るというか(それは違うか?)、正にTVアニメのイデオンというか、酷い話や。
とはいえ、自分は正直な話かなり趣味の悪い人間だから、こういう人が落ちぶれてゆく様は大好物なので、むしろ自分としてはここからが正念場というか、面白かった。
まぁ、話が進めば進む程、弟は死に、母親はボケて死んで、幼馴染の五右衛門は釜茹で地獄、1話毎に不幸のオンパレードや。
この頃の秀吉はもう太陽の子でも、母親の言う心の優しい子でもなく、正に悪鬼と化している。
実際実の母親から『魔王(いや、鬼だっけ?)』とまで言われている程だ。
ただ、、、それでも尚信長を崇拝している様は良かった。
最終話でも信長に目をかけられた事を心から感謝していたし、実際に信長を祭っている間まであった程だ。
>>31-33の家康程ではないにせよ、基本主人公は優しいというか、御恩を忘れないというか。
>>31-33の秀吉は信長が死んでもアッサリしてたし、PSの信長秘録伝に至っては家康達と手を組み信長の暗殺を企てた程の悪党だ。
そこだけは良かったな。
最終話で皆でドンチャン騒ぎして、最後は夢幻か綺麗な桜道を走って終わる様は中々良かった(家康が木の上で桜をばら撒いている石田光成を睨んでいたのはなんとも不気味だったがw)。
本来なら哀れな末路を迎える秀吉も、最後は人生を往生したという感じで終わっている。
正直な話をすれば、>>31-33の『徳川家康』の方が自分は面白くて好きだったが、
ラストに限っては明るく終わるこの『秀吉』の方がてんで良かった。
やっぱさ、人生暗く終わるよりパァーーッと終わる方がいいじゃん。
終わり良ければ全て良しともいうしさ。
66おいら¥ア二目¥ >>65の続き:2014/02/09(日) 05:45:19.83 ID:hnVrTP+p
……まぁ、秀吉が死んでもその後に残された妻子達は悲惨な末路を迎える事になるのだが、そんな様を見ないで死ねた秀吉は幸せなのかもしれない。
皆で明るく騒いでも、結局はその後の関ヶ原の戦で、三成も家康に処刑されたりすると思うと、なんだか複雑な気分である。
……個人的には秀吉よりこの腹黒家康の人生を見てみたかった気もするが、、、まぁ、後の祭りじゃ。
こうして自分は>>31-33の『徳川家康』、『秀吉』と観た訳で、残る最後は、、、ニヤリ。
以上