長いんで小分けにします
べるぜ
センターカラー4ページ
卒業しちゃうんですね神崎さん…と泣く城山
俺達も卒業だよ城ちゃん、と突っ込む夏目
泣くな城山、石矢魔は任せたぜ…と言う神崎に
俺達も卒業だって
3年間一緒に過ごしたよね、と律儀に更に突っ込む
つーか、おまえらよく卒業できたな
YOU、先輩に向かって失礼じゃないかい
この学校、出席してりゃ卒業できるからな!
お前結構危なかったぞ
と話す男鹿神崎東条姫川
の後ろで、やったー7年目にして!と胴上げしてるMK5
5年分のありがとう
ラストバブ
グッドバブ!石矢魔高校
じゃあな
ああ
去って行く卒業生を見送る男鹿たち
2年後
鍛練してる光太
姉上!見てください!ベルたちのようなカエルの親子です!
なによ光太、お姉ちゃん今忙しいんだから(美咲さんみたいに髪短くなった邦枝)
とっこうふくですか、なつかしいですね
せっかくだから着てこいって言われてね
千秋たちの卒業の送り出しだから
千秋姉ちゃん卒業するですか!
てことは男鹿兄ちゃんもですね、久しぶりに会えますね
そ、そーだったかしら
ベルたち、魔界から帰ってますかね
という邦枝姉弟の会話
てめぇらどこ高だ?!
石矢魔なめてんじゃねえぞ!とヤンキー丸出して絡む石矢魔生
絡んでた相手に、いや…俺たちも石矢魔なんすけど
2年A組っす、と答えられ
ああ゛っ?先輩すか!?
あ?1年かよ
ぶっ殺されてーのか、と立場逆転、そこに
やめろ、仲間同士でみっともねえ
卒業式の日くらい気持ち良く送り出してくれよ、と登校中の古市(前髪ななめわけ)
古市さんっ、しゃーすっ、と挨拶され
おう、と返して歩いて行く
すげぇ、智将古市さんに話しかけられちまったよ
あれが100の顔を持つ男、古市貴之…
ケンカのたびに悪魔が乗り移ったように人が変わるって話だ
石矢魔を実質まとめてるのはあの人だぜ
かっけえ…
と盛り上がる1年に
お前ら1年は何も知らないんだな
石矢魔の番長といったら未来永劫あの人だろ
群雄割拠の石矢魔を初めて統一したレジェンド
子連れ番長 男鹿辰巳
あの人の2年の頃の活躍見せたかったぜ、と絡まれてた2年
知ってますよ!当たり前じゃないすか!関西制圧、北海道爆殺
あの人に憧れて石矢魔入ったんですから!と1年
でもいなくなっちまったんですよね…
相棒だった古市さんも、いない間あずかってるだけだからって永遠の2番手を名乗ってるし
かっけえ…
と古市を見る石矢魔生
古市ー、とケリをいれ、なに1人でかっこつけてんすか(ギャルギャルしいツインテールのパー子)
キモ(ロングの千秋)
やめてくださいパー澤さん、こーはいが見てるんすよと言う古市に
今日葵姐さんたちも来るけど、テンション上げたら殺す、と凄む千秋
オレ小型犬かなんかっすか!?
千秋姐さん!五代目お疲れ様です、これ、私達からです!
とレッドテイルメンバーが花とかプレゼント渡しに来る
あー、なんすか、あきちーだけ
谷村さん、邦枝先輩みたいになってきたよねー
と笑う古市に、おがっちまだ戻ってこないんすかとパー子
そうなんですよ、魔界に行くっつってもう半年ですよ
七大罪の会議があるからって殺六縁起も全員行っちゃったし
いつまで会議やってんですかね
もう終わったぞ
!!?
よっ久しぶりー
卒業式くらい出ろって早乙女に言われてな、と藤と鷹宮(ヒゲ面)
え…誰…?
殺六縁起の藤と鷹宮だ
お約束か、パー澤
いやー大魔王強いのなんのって
戦ってたのかよ!
おう、会議なんて名前ばかりのしごきだったぜ、次世代を育てるとかいって
そのおかげで強くなったけどな
ああ、もう男鹿にも負けねえ
卒業式終わったらソッコー大魔王倒しに戻る
オレが倒す、と言う二人に
(つーか卒業できんの?出席日数的に)と内心突っ込む古市
あってゆーか男鹿は?戻ってきてるんだろ?
あいつは戻らねーよ
え?
男鹿が戻ってこない?
なんだよ俺たちがかけつけてやろーってのに
それより東条はどうなってんだ
俺のネットワークなめんな、今福岡にいる
福岡!?
と神崎姫川が電話
大丈夫だ!ぶっ飛ばして帰るからよ!とトラック飛ばす東条
パー子!とケリをいれ、久しぶりだな!と挨拶する二葉と先輩方登場
二葉ちん…!おっきくなったっすねー、と言うパー子に、おまえは老けたな、と返す
古市は、先輩!と神崎姫川に、千秋は、葵姐さん!寧々さん!と駆け寄る
そこにトラックが突っ込んできて、間に合ったか!と流血した東条が出てくる
東条さん!血!血!
卒業式
えー今日の良き日に…と挨拶をする校長に
引っ込め!誰だてめぇ!校長なんていたのかよ、とブーイング飛ばす生徒達
古市さん!ビシッと決めたってください!と背中を押され壇上に上る古市
続きまして卒業生代表答辞
待ってましたー!智将!と盛り上がる式場
緊張してるなりねー、と笑う奈須と後ろに市川?
あー…まいったな…
この学校じゃこういうのは一番強い奴がやると思ってたから…
と戸惑う古市にがんばれ!、古市、と声をかけるパー子と千秋
みんな知ってると思うけど、この学校で一番強いオレの友達がいます
そいつは超が100個くらいつく程アホで人でなしの最低野郎で
なぜかいつも背中に赤ん坊を背負ってるという変人です
もう本当にクソヤローを絵に描いたような
褒めると思ったら大間違いだっちゅー話で
オレはいつもそいつに巻き込まれて家が壊されたり
おっさんに住み着かれたり魔界につれてかれたりロリコン呼ばわりされたり
死にかけたり、つーか死んだり
魂だけになったり3つにわかれたり
本当
クソみたいに楽しい日々でした
みんなもきっと同じ思いだと思います
だから、そいつは今ここにはいないけど
どこかで他人に迷惑かけてんだろうけど
藤と鷹宮との会話回想
(地底世界?
ああ、大魔王の兄貴ってのがまためちゃくちゃなやつでよ、
魔界の最深部でかくれんぼしてたら戻れなくなったから迎えに来いって)
(本当)
(勝手な奴)
けど…、と続けようとしたあたりで
ズーン、ズーンと音が聞こえてきてだんだん近付いてくる
なんだ!?
体育館の屋根を破壊して男鹿登場
よんだか?
いやーアランドロンがドラゴンに食われちまってよ、助けたんだけど使い物にならないからこいつで来た
食ったのもこいつなんだけどな
ぶんなぐってペットにした
魔界怪獣ゴルゴンゾーラだ、とヒルダ
男鹿の背中にベル坊と見知らぬ赤ん坊
男鹿、その子は…?
ああ、なんかまた預けられちまってよ
大魔王様の娘のニコ様よ、最近お生れになったの
ラミア!?
ようするにベル坊の妹だな、こいつがまたわがままでよー、と言う男鹿に
つーか
ベル坊成長してねえなっ!!!と突っ込む古市
二言くらい喋れるようになったぞ、なあ?
アイッ!フルチン!
終わり