卍 仏教以外でもよしっ! 卍

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■第二十六章 十二の鎖の環(十二因縁/十二縁起)

1.真理に対する「無知」(無明)。それが原因となって誤った行為がなされ
2.その行為の性質に応じた結果を招いてしまうような「カルマ」(行)が蓄積される
そのカルマが、輪廻をまたいだ連続的意識(心相続)を構成することで、来世における
3.「意識」(識)を新たに生み出す。その新たな意識が人間として生まれてくる過程で
4.「物質的な身体」(名色)が作られ、それが原因となって
5.「五感とその感覚意識」(六処)が生じてくる。それが誕生によって実際に働いて
6.「感覚知覚」(触)となり、その知覚によって
7.「苦楽の感覚」(受)が生じる。そして苦を避けて快楽を得たいという
8.「渇望(欲求)」(渇愛/愛)が生まれ、それが強まり固定化されて
9.「固執/執着」(取)となる。その固執が新たなカルマとなって心の連続体に蓄積され
10.「掴む者/未来の決定力」(有)になる。その結果来世にまた
11.「誕生」(生)することとなり、また新たな苦しみである
12.「老いと死」(老死)を経験せざるを得ないこととなる