宗教と精神疾患2

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260天女様の処に逝ってみなイカ?

http://kotobank.jp/word/%E8%87%AA%E5%BE%8B

自律

デジタル大辞泉の解説
1 他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。「―の精神を養う」⇔他律。
2 カントの道徳哲学で、感性の自然的欲望などに拘束されず、自らの意志によって普遍的道徳法則を立て、これに従うこと。⇔他律。

大辞林 第三版の解説
@他からの支配や助力を受けず,自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること。 「学問の−性」
A〘哲〙 〔 ドイツ Autonomie 〕 カント倫理学の中心概念。自己の欲望や他者の命令に依存せず,自らの意志で客観的な道徳法則を立ててこれに従うこと。
▽↔ 他律
〔同音語の 「自立」 は他の助けや支配なしに一人で物事を行うことであるが,それに対して 「自律」 は自分の立てた規律に従って自らの行いを規制することをいう〕
261天女様の処に逝ってみなイカ?:2012/09/04(火) 19:38:32.84 ID:/jpqtOKs

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%88%E8%BF%A6

“比丘僧伽は私に何を期待するのか。
私はすでに内外の区別もなく、ことごとく法を説いた。
阿難よ、如来の教法には、あるものを弟子に隠すということはない。
教師の握りしめた秘密の奥義(師拳)はない。”

“だから、汝らは、みずからを灯明とし、みずからを依処として、
他人を依処とせず、法を灯明とし、法を依処として、他を依処とすることのないように”

“では比丘たちが自らを灯明とし…法を灯明として…(自灯明・法灯明)ということはどのようなことか?
阿難よ、ここに比丘は、
身体について…感覚について…心について…諸法について…
(それらを)観察し(anupassii)、熱心に(aataapii)、明確に理解し(sampajaano)、
よく気をつけていて(satimaa)、世界における欲と憂いを捨て去るべきである。”

“阿難よ、このようにして、比丘はみずからを灯明とし、みずからを依処として、
他人を依処とせず、法を灯明とし、法を依処として、他を依処とせずにいるのである”

として、いわゆる四念処(四念住)の修行を実践するように説いた。

これが有名な「自灯明・法灯明」の教えである。
262天女様の処に逝ってみなイカ?:2012/09/04(火) 19:48:21.66 ID:/jpqtOKs

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%8D%81%E4%B8%83%E9%81%93%E5%93%81

中阿含経などに説かれた、仏教で、悟りに至るための三十七菩提分法

四念処(四念住) 四種の観想
身念住(体をあるがままに観察する)→わが身は不浄であると知る
受念住(受をあるがままに観察する)→感受は苦であると知る
心念住(心をあるがままに観察する)→心は無常であると知る
法念住(法をあるがままに観察する)→諸法は無我であると知る

八正道
正見(正しい見解)
正思惟(正しい考え)
正語(正しい言葉)
正業(正しい行為)
正命(正しい生業)
正精進(正しい努力)
正念(正しい念慮、気づき)
正定(正しい集中)

四如意足(四神足) 四つの自在力
欲(すぐれた瞑想を得ようと願う)
精進(すぐれた瞑想を得ようと努力する)
念(すぐれた瞑想を得ようと心を集中する)
思惟(すぐれた瞑想を得ようと智慧をもって思惟観察する)
263天女様の処に逝ってみなイカ?:2012/09/04(火) 20:03:39.70 ID:/jpqtOKs

法灯明
四念処(四念住)四種の観想などによって
心は無常である諸法は無我である
と体感会得に至る

その為の自灯明

これが自律と違うところ