【ジャンプ銀魂】規制された人用バレスレ5

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1Classical名無しさん
ここは銀魂の規制用バレスレです

前スレ
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1336003584/
2Classical名無しさん:2012/05/05(土) 11:21:56.08 ID:Lps0sVe0
★現在このスレを含む多くの銀魂関連のスレに荒らしが常駐しています★

荒らしの対処や荒らしの相手をしたい人はこちらへ

【高杉M可愛い】銀魂の荒らし 自爆ageヲチ28
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1336141887/


■銀魂の荒らし自爆ちゃんまとめwiki
http://www18.atwiki.jp/zibakuchan/
■対策掲示板(したらば)
http://jbbs.livedoor.jp/comic/6242/
■携帯用
http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/comic/6242/
3Classical名無しさん:2012/05/07(月) 19:06:22.60 ID:NLj9PapS
変装して牢屋に忍び込んで丸腰の爺さん殺すのか…
高杉好きだが、これは流石にちっせーわ
4Classical名無しさん:2012/05/08(火) 01:03:09.25 ID:WIB6ktUr
定定はまだ餌として使えるって言ってたけど、
それって 松陽の弟子を釣るための餌ってことでいいんだよな?
仮にどうやってあのよぼよぼの爺さんを餌に使うつもりだったんだろうか・・・
あんな爺さんにまた銀さんたちが来るとは思えない
5Classical名無しさん:2012/05/08(火) 02:27:29.72 ID:BDbkFp/C
いや、あのーえー
もう一度きちんと読まれてはいかがでしょうか?
6Classical名無しさん:2012/05/08(火) 20:40:13.70 ID:/gfhXvVT
バレスレも本スレも無いの?
7Classical名無しさん:2012/05/08(火) 21:08:17.23 ID:Mf7Yf1cO
基地に埋められてからまだ新しいの立ってないね
明日にはもうバレ来るんだろうけど…
8Classical名無しさん:2012/05/08(火) 21:30:41.92 ID:hqGzskgm
バレ来るまでにここ埋められたらどうしようね
9Classical名無しさん:2012/05/09(水) 08:16:52.35 ID:EJTJZ4ut
いままでの行動パターンを見るに、簡易バレ来るまでは埋められないんじゃ?
でも簡易バレ次第じゃすぐ埋められるけど
10Classical名無しさん:2012/05/09(水) 08:27:45.51 ID:1+tnk6+O
ホント…もう、くたばれ暇人って感じ
11Classical名無しさん:2012/05/10(木) 01:11:57.12 ID:FmSBMw7O
例の場所に画バレ三枚来てたよー
12Classical名無しさん:2012/05/10(木) 11:16:00.69 ID:LqUVvpzo
アンケート順位良かったの?
13Classical名無しさん:2012/05/10(木) 13:26:27.18 ID:OhZcosJw
銀桂攘夷過去編の次の回だからまあまあで当たり前
14Classical名無しさん:2012/05/10(木) 14:44:14.95 ID:nGROveQn
週漫スレより転載

220 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2012/05/09(水) 19:26:15.34 ID:2IK1EKqL0 [4/5]
表紙 斉木
デカデカとナルト映画情報(巻頭みたい)
巻頭 斉木
ナルト
ワンピ
銀魂
ハイキュー
トリコ
恋染 C
べるぜ
ニセコイ
めだか C
スケット
パジャマ
いぬまる
黒子
こち亀
リボン C
ブリーチ
クロガネ
マジコ
ぬらり


25号 戦星バルジ巻頭
斉木 C
パジャマ C
ハイキュー C

この長編好調だなー
最近順位高いよ
15Classical名無しさん:2012/05/10(木) 15:28:06.38 ID:QRfUxD+j
巻末はまだなのかな?
16Classical名無しさん:2012/05/10(木) 16:15:04.73 ID:4Icze7JB
あれ?次って399話?
だとすると、来週のジャンプの予告には「銀魂」が400話突入だから出るはず・・

それとも、400話で今の長編を終えるとキリがよくて、401話で新章突入じゃないけど、
新しい話とともに周年かな?
17Classical名無しさん:2012/05/10(木) 18:56:05.93 ID:+zRvi5EU
巻末きになるー
18Classical名無しさん:2012/05/10(木) 18:56:26.75 ID:3ukxvadI
19Classical名無しさん:2012/05/10(木) 19:00:16.58 ID:nGROveQn
>>18は自爆が貼ったグロ
20Classical名無しさん:2012/05/10(木) 19:18:31.77 ID:Fy030mbQ
上で注意を促されてたのにうっかり開いてびっくりした。思ってた以上に気持ち悪い
21Classical名無しさん:2012/05/10(木) 20:58:25.62 ID:cgaatjRc
>>16
400話なのに何も無しとか変だよね。
まあ銀魂だし400話過ぎて忘れた頃に記念やっても「何で今頃なんだよ!?」とかネタに出来るからいいか
22Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:05:54.19 ID:1in8qEk3
400訓の号は新連載が巻頭だし、その次の号に何かあるんじゃと予想
別件の仕事も気になるよね
23Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:32:03.44 ID:kjOzS6ok
銀魂一ブ サ イ ク バ バ ア 月詠wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://uproda.2ch-library.com/524387QZR/lib524387.jpg
銀魂一ブ サ イ ク バ バ ア 月詠wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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24Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:33:06.88 ID:fkzVZQHJ
「あーあー、いけません。また落ちてしまわれたようですねぇ」
 無感情気味の声音に、部下たちが肩越しに振り向いた。
 彼の部下たちに囲まれうつむいたままの人間だけが、何の反応も示さない。
「どうしやすか武市さん」
 問いに、能面のような顔のまま、武市は応じる。
「しかたありません。水でもかけて起してください」
「おい、持ってこい」
 指示通り、手桶に汲まれた水がすぐに運び込まれた。
 水は勢いよく気絶したその人物にぶちまけられた。
「……っ」
 わずかばかりのうめき声が漏れ聞こえた。
 武市の部下の一人が、水の滴る長い黒髪をひっつかんで上を向かせた。
「う、ぐ……ッ」
 武市は猿轡をはめられた彼の前にひざまずき、顔を近づけた。
「お目覚めですかねぇ、桂さん」
「……」
 濡れてなお艶ややかさを増したようにも見える黒髪の間から秀麗な顔がのぞく。苦しげに細められた眼は、それでも真正面の敵へ意志を持って向けられていた。
「お休みになられたいなら……たった一度だけ頷いていただければ、それで結構なのですが」
「……」
 頭が小さく横に振られた。
 武市は立ち上がり、部下に告げた。
「続けてください」
「へい」
 彼らからゆっくりと離れ、武市は言う。
「高杉さんの言う通り……簡単には、堕ちてくれませんねえ」
 まだまだかかりそうだと、彼はどこか愉しげにため息をついた。


 結局、外が明るくなってもそれは続けられることになった。
25Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:33:57.09 ID:PT2js5V2
桂小太郎は塀からとび移った屋根の上で立ち上がり、そこから館を見下ろした。
 外装がもろかったのかさびれた風体をさらすその館は、今も明かりがほとんど灯っておらず、幽霊屋敷と評判の館だった。もともとは天人の持ち物だったが、今は地主が変わって知られていない商人の持ち家となっている。
 しかしその商人が河上万斉とつながりがある可能性が高いという情報が届いた。
 仲間たちとともに動乱以降は常に情報を集めていたが、鬼兵隊の動きはなかなかつかめない。情報がやや不確かだっために可能性は低かったが、
この館で鬼兵隊の情報が何か探れることを期待してやって来たのである。 
「高杉め……いったいどこに隠れている。それに……」
 何をたくらんでいるのだ。
 月明かりの夜に浮かび上がる館を見下ろし、桂はつぶやいた。


 屋敷の中に入り込むのは簡単だった。外に見張りがいなかったからといって中にいないとも限らなかったが、警戒しながら忍び込んだものの、人の気配が感じられなかった。
階下にはいるかもしれないが、最上階の天井裏に潜んでいる以上、よほど油断しない限り見つかる可能性は低い。
 最上階の部屋を見て回り、一番端の部屋を調べ終えたが、なんの変哲もない少し傷んだだけの屋敷だった。人がいて使っている様子はあったが、ただそれだけである。
 とりあえず怪しい部屋か地下室のようなものがないか探してみようと、桂は階下へのルートを考え始めた。
 すると、階段のほうから誰かが上がってくる足音が聞こえた。しかも一人ではなく、複数である。
 耳を澄ませた彼のもとに、やがて話し声が届いてきた。
「――?」
「……ぃゃ、……は、まだできておらん」
「では、河上殿にはなんとお伝えすれば」
(河上……やはり河上万斉か……?)
 さらに話を聞こうとしたが、声と足音は廊下の反対側へと離れていった。
 彼はそれを追って天井裏を進んだ。
 が、階段付近の天井まで来たところで、再び足音を聞いた。
「む……」
 ちょうどいいところに下を覗き込める隙間を見つけた桂は、そこから廊下を見下ろしてみた。
うってつけなことに、その隙間は階段がちょうど見えるようになっている。
 ぎしぎしと階段を軋ませながら、一人の男が上ってくる。
26Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:34:39.07 ID:xxnTrDup
 ヘッドホンにサングラス、逆立った髪。そして背中には三味線を背負っている。
(河上、万斉……まさか本人がいるとはな)
 桂にしてみても、まさか視認できようとは思わなかった相手である。通じている商人とやらから河上万斉の名を聞くことができれば、それだけでここが鬼兵隊の息がかった拠点の一つだと判明するはずだったのだ。
 彼とのつながりを確認できた以上、ここにいるのは危険だと判断し、桂はすぐに撤退することを決めた。
 その瞬間。
「!!」
 奴の足音が消えた、そう理解した瞬間、桂は後ろに大きく飛びのいていた。
 一瞬前まで彼が体重をかけていた梁が、周囲の天井板ごと吹き飛んでいく。
「なるほど……さすがは逃げの小太郎。よくぞかわしたでござる」
 パラパラと破片が廊下に舞い落ちるが、万斉はすでにそこにいない。桂と目線を同じくする位置に立ち、彼に刃を向けている。
 梁の上で互いに対峙したまま、つぶやく。
「……気づいていたのか」
「ここ数週間、確実に聞いたことのないリズムが聞こえた。それも天井裏から」
 万斉は隙なく桂を見据えながら言葉をつづけた。
「こんな夜中に人様の屋敷に侵入するとはなかなか無礼な客でござる。だが、ぬしが大人しくしているのであれば、手厚くもてなしてもよい」
「あいにく予定があってな!」
 言うなり桂は素早く取り出した拳ほどの球を万斉に向かって投げつける。万斉はそれをあっさりと切り割ったが、球体はぼわんという間抜けな音をたてて煙を広げた。
 人が来る可能性があったが、桂は廊下へと飛び降りた。案の定、先ほど会話していた二人が音を聞きつけてやってくる。その頭上を越えて二人をかわし、着地するや廊下を一気に駆ける。
 だが、次の瞬間、右手首に違和感を覚えた。
「……!?」
 右腕が伸びきるまでひっぱられ、桂は足を止めた。ビンッと空気を震わす音。
「糸……!」
 三味線の弦。
 左手で腰の刀を逆手に抜き、素早く糸を断ち切る。
 桂が顔を廊下に戻すと、万斉はすでに床を蹴っていた。迫る刃を、真っ向から受けてたつ。
 白刃がきらめき、甲高い金属音が響き渡った。
「なかなか、心地よい曲だ。人を酔わせ、躍らせる曲でござる」
27Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:35:18.74 ID:ovV3qRHQ
品定めをするような視線をサングラスの奥に感じた。何かを見透かされたかのような、嫌な気持ちを振り切るように相手の刀をはじく。
 するどい切っ先をかわし、受け流し、そして攻め合う。
「さすが天下の桂小太郎……以前見受けた時から、是非に一度死合うてみたかった!」
「人斬り河上万斉……お前も噂にたがわぬ腕だ!」
 ひと際大きな音を奏で、刃が互いをはじきあう。二人は同時に一歩退きあった。少しあがった息を意識する。
 相手の腕は悪くなかった。悔しいが、高杉の人を見る眼、人を見抜く眼は確かなものがあった。少し銀時を思わせる大振りな剣筋と身軽な足裁き。体格に恵まれ一撃の重さも申し分ない。
 対して自分の剣は軽かった。その分速さは勝っているものの、まとわりついてくる鋼の弦を断ち切ることに費やされる。技術でしのぐも限界がある。
 いくら目の前の男と互角に戦えようと、もうしばらくすれば、おそらく階下から騒ぎを聞きつけて応援がやってくるはず。
(その前に、なんとかこの場を)
 そう思った桂が軸足を移動させた瞬間だった。
 響き渡る銃声。
「くっ!」
 とっさに左に飛び退き、さらに打ち込まれる銃弾をかわす。
「ほんとに素早いッスね。でも一発かすったッス」
 万斉の後ろから銃を構えた露出の高い女が現れた。鋭い視線で桂をにらみながら、ゆっくりと歩いてくる。
「逃げ切れないっスよ、その足じゃ」
 彼女の言うとおり、彼は右足から出血していた。銃弾は足をかすめただけだが、かわした姿勢、半ばしゃがみこんだままいきなり走りだせるような傷ではなかった。
「ふむ。このような幕切れとは思わなかったでござるな……」
 少し咎めるように万斉が隣に並んだまた子につぶやいた。
「うるさいっス。大体、どでかい音たてすぎなんスよ。近所迷惑もいいとこっス」
「銃声のほうがよほど近所迷惑でござる。しかも品がない」
「年中ヘッドフォン外さないあんたに品とか言われたくないっス! さっさとそいつとっ捕まえるっスよ!!」
 向き直ったまた子の目の前で、桂は半身をずらし隠しながら取り出していた爆弾を、やや壁寄りに放った。
「なっ……」
「ちっ」
28Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:36:08.63 ID:K4fe3w2H
ズガァァン!
 爆発で吹き飛んだ壁の穴に桂は飛び込んだ。規模も予想通りの爆発だったため、次の行動に移るのは敵よりも速い。だが、銃弾は桂の右足をかすめ、軽くえぐっていた。痛みが強く、素早い動きは制限される。
「……っ、この、逃がさないっス!!」
 たちこめる煙の中で拳銃が火花を散らしたが、危ういところでかわした桂は、古めかしい机の反対側に隠れながら窓ガラスに柄の底を叩きつけた。また子の乱射も手伝い、窓は完全に割れる。
 転がるように飛び出て、さらに屋根の傾きに任せて落下。わずかなとっかかりに左手を掛け、そのままぶら下がる。
 ここは三階。遙か下に庭が見えた。少しくらりとする。
 懐から取り出した小さな爆弾を三つ、彼は飛び出てきた部屋に向かって投げ込んだ。
 軽快に大砲でも連射されたような音が鳴り響き、同時に人々の悲鳴だか怒号だかが聞こえた。つかんでいる屋根のでっぱりが揺れ、それに耐えてから桂は反動を一回つけて二階の部屋に飛び込んだ。
 ガラスの破砕音がひびく。だが、彼は一度横に転がって体勢を立て直すと、すぐさま窓の外に向かった。
 直観的に考えたことは、来島はともかく、河上はそう簡単にやられはしないだろうということだった。
 予感は的中した。
 桂の爆弾のような轟音より一瞬早く、二階の部屋の天井に切れ目が走る。
 退きながら桂はつぶやいた。
「ふん……床を切り飛ばしたか。大工が泣くぞ」
「ぬしのせいでござるがな」
「イッテー……急に足場切り崩すとか、なにしやがるんスか……!」
 天井と一緒に飛び降りてきたのは万斉。そして落っこちてきたのが全身埃まみれのまた子だった。反応は遅れたようだが、大した深手を負わせられなかったらしい。
 問題の男は健在。追いかけっこはまだ終わらない。
29Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:48:19.89 ID:iml6Wr1O
 舌打ちしながら桂は踏み込みざまの一撃を刃で弾き返し、飛び退るや窓に足をかけ脱出する。そろそろ本格的にまずかった。着地が予想以上に響いて顔をしかめる。
 すいと空気に何かが閃いた。
「残念ながら、そろそろフィナーレでござるよ」
 言葉が降って来るのと、首にかけられた弦が上へ引かれるのは同時だった。
「か……はッ!」
「その怪我さえなかったら、弦が巻きついた瞬間に気づいたかもしれないでござるな」
 首をつられるように締めあげられ、彼の息が詰まる。弦をつかむが、ゆるむ気配はない。
「首を狩るわけではないが、その意識、刈り取らせていただくでござる」
 万斉の声が遠くなり、視界が揺れる。そしてぼんやりと焦点を失っていく。
 やがて全身から力が抜け、桂はその場に崩れ落ちた。
30Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:49:19.71 ID:FJ6iGSyd
万事屋銀ちゃん。スナックお登勢の二階に掲げられた看板の文句である。
 その万事屋のソファに、何かを耐えるような顔をした黒服の男が一人、座っていた。
「ちょっとォ、大串くーん、君高給取りでしょー。なんで菓子折りの一つも持ってこないわけ」
「舐めてんじゃねーぞ、酢昆布箱で持って来いや!」
「ちょ、神楽ちゃん、普通菓子折りに酢昆布はないからね。……土方さん、すいません」
 社長椅子にふんぞり返ったままの万事屋の主と、正面のソファに座っている団子頭の少女に代わって、新八は鬼の副長土方に頭をさげる。相手は見るからにイライラとした調子で、新八を見上げた。
「茶はいい。灰皿ねえか」
「うちは子供いるから禁煙なんですー。ついでにマヨも禁止な」
 新八が応えるより先に、すかさず銀時から言葉が飛んだ。万事屋に灰皿が備えられていないのは事実だったが、喫煙者もいないのでわざわざ金をだして買うほどの必要性も余裕もないという、
それだけのことだった。気ィ遣いの新八は、お登勢さんあたりから不要な灰皿を一つ譲ってもらうべきかなあ、などと算段を始めながら、如才ない笑顔を土方に向けた。
「それで土方さん、銀さんに何か用事があるからいらっしゃったんですよね? 僕らがいるとつごうが悪いなら、外しましょうか?」
「いや、そういうわけでもねえんだが……」
「おいおい、ぱっつぁんよぉ、菓子も依頼も持って来ねえような奴は追い出しときゃいーんだよ」
「そうアル。酢昆布一年分持って出直して来いアル!」
「あんたらちょっと黙っててくれる!? 話進まないでしょうがぁぁあああ!!!」
 突っ込みを入れながらも、銀さん機嫌悪いなあと頭の片隅で思う。いつもならもっとおちょくるような感じで土方さんに絡んでいるのだが。これはさっさと用件を聞いて帰ってもらったほうがいい。
 土方は銀時を瞳孔が開ききった眼で睨みつけた後、口を開いた。
「先日、伊東の件では世話になったからな。その後をちょっと教えてやろうと思ってきただけだ」
「何アルカ。けっきょくニートになったアルか、トッシー」
「ちっげーよ! あのヘッドフォン野郎をたぐってったところ、郊外の武家屋敷に出入りしてたみてえでな。先日橋田屋が手放した物件だが」
「……ふーん」
31Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:52:33.73 ID:YmL2P0c3
「市中での目撃情報はねえが、身辺気をつけろ。万事屋ぁ、手前あいつとやりあったんだろ?」
「どうだったかな」
「銀ちゃん、股間にバイクで突っ込まれてたネ」
「ちょ、神楽ちゃん思い出させないでくれる」
 嫌そうに顔をしかめる銀時に、土方は溜飲をさげたらしい。機嫌よさそうに笑って立ち上がる。
「ま、あんときの恨み晴らすのもいいだろうよ。俺は知ったことじゃねえ」
「おいおい、いーのかお巡りさん。暴力沙汰推奨して。危険人物から僕ら守るのがお仕事デショ?」
「悪いがあいつがやらかしてくれた始末が手間でな、なかなか手が回らねえ。まったく、近頃桂がおとなしくしてくれてるのだけが幸いだ。ちょっと前は、連日のように歌舞伎町界隈で目撃情報があったんだが、ぱたりとやみやがった。なあ、万事屋。桂も何か企んでやがるのかね」
「……知るわけねーだろ」
 俺に聞くな、と言い捨て銀時は社長椅子をくるりと回す。土方はふん、と鼻を鳴らす。
「まあ、いい。邪魔したな」
 慌てて新八は頭をさげたが、銀時は背を向けたままだった。引き戸が閉まる音だけがガラガラと響く。外階段を降りていく音がやんで、それでもしばらくしてから新八は口を開いた。
「……びっくりしましたね」
 桂の名前がでた瞬間、動揺を見せたのは新八だけだった。幸い土方は食い入るように銀時の反応をみつめていたのだが。
 外をぼんやり眺めていた銀時が、気だるげに立ち上がる。
「ぱっつぁんよぉ、今日からちょっとお前の家に神楽泊めてやってくれる」
「いいですけど……銀さん一人で大丈夫ですか?」
「どうせ何もねーよ。いちいちあいつ大げさなんだよ。でも、ま、いちおうな」
 神楽女の子だし? と続けながら玄関へ歩いて行く。
「銀さん、どこ行くんですか?」
「その辺出掛けてくる。明るいうち帰れよ」
 即答だった。振り返ると、ごそごそブーツを履いている背中が見える。
「私がいないからって、夜遊びしてくんじゃねーぞ!」
 神楽の言葉を受けながら、やる気なさげに銀時は片手をあげてみせた。
32Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:53:34.30 ID:Fr+s63XA
いやいや、違うからねこれ。そういうんじゃないから。ただの散歩だから本当。
 江戸の郊外、橋田屋が手放したという屋敷。正門にはいかず、銀時はぐるりと塀を回りこむ。
 も、本当違うから。べつに気にしてないし。だってあのマヨラーの情報だし。
 スタンッと軽快な音をたてながら塀の上に昇り、さっさと庭に降り立つ。
 いやだってね、たしかにあいつ万事屋に顔見せてないけどね。だからってまさか。
 漆喰の壁を、よじ登る。そういや前にもこんなことあったな。あの変態くの一に関わったときだっけ。
 あっさりと三階にたどりついて、窓の格子を外して中に滑り込む。廊下に降り立ち正面に目を向け――銀時はちょっと絶句した。
 廊下の突き当たりは、爆弾でも投げ込まれたかのように床と壁に大穴が空いていた。いや、正確には壁の穴だけが爆風に吹き飛ばされたようで、床は直線で切り取られたかのように綺麗な切り口がのぞいている。
 ま、いずれにせよ。
33Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:55:48.45 ID:QuNnKeuh
 ぷらぷらと木刀に手をやりながら、穴に近づいていく。
「風通しのよさそうなお宅だなあ、おい」
「まったくでござる」
 抜き打ちざま水平に背後へ一撃。相手は間合いの外から声をかけたらしく、手応えはなかった。
「これは驚いた。大物が次々とかかるとは。久しぶりでござるな、白夜叉」
「人と話すときはヘッドフォンとりなさいって、何回言わす気ですかコノヤロー」
「テンポが速い……今日はずいぶんと苛立っているようでござるな」
 無言で踏み込み、下段を払う。相手はそれを避けて跳びあがり、銀時の頭上を越えて背後へ着地する。その軌跡を追うように銀色のきらめき。認識より早く、力任せに引きちぎる。
「二度も三度も同じ手にかかるか」
 振り返りざま上段蹴りを放つ。相手は上体をそらして避けるが、ブーツの踵がヘッドフォンに引っかかった。転がり落ちたヘッドフォンを、相手は片手でキャッチする。
「ようやくとりやがったな。何聞いてっか知らねえけどなあ、礼儀ってもんを」
「そんなに聞きたくば、聞くがいい白夜叉」
 ヘッドフォンを銀時の足元へ放る。構わず踏み込もうとして、全身の筋肉が硬直した。
『……うぁっ……ぁ、ぁ……』
『あなたといえども、薬の力には勝てませんか』
 ぐちゅりと卑猥な水音と、すすり泣きのような息遣い。なんだこれは。
『ひっ……も、無理……』
『大丈夫ですよ、今までその身体で何人も満足させてきたでしょうに』
 血の気が引いて、視界が白くなる。この、声。嘘だろ。
「桂……」
「正解でござる」
 我に返るのが一瞬遅れた。声は真後ろから聞こえた。
 最後に聞こえたうめき声は、はたしてどこから漏れたものか。
34Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:58:07.68 ID:TsmkK5h6
頭がガンガンする。激しく嫌な夢を見た。
 頭を振って眼を開け、それが夢でなかったことを悟る。
「ヅラ……?」
 視線の正面、鎖で両手を拘束され吊り上げられている桂が、壁にもたれるようにして座り込んでいる。いつもきっちりと着込まれている着衣は大きく乱され、
のぞく鎖骨や首元には赤い痕や傷がのぞいていた。ほつれた黒髪がふちどる顔は青白く、いつにもまして不健康に見える。眼はぐったりと閉じられていて、身じろぎ一つしない。
「おい、ヅラ! しっかりしろ!」
 ガチャンと金属音。背が壁から離れない。
 銀時の両手は頭上に鉄の輪でしっかりと壁に縫いとめられていた。鍵穴があるようなので、針金の一本さえあればなんとかなりそうだったが、あいにくそんなものはない。
足も据わった状態で床に留められていた。
 ぞくりと嫌な気配が背中を駆け上がる。桂は身じろぎ一つしない。戦場で味わった、あの冷たい感触を思い出す。
「くっそ……ヅラ! 聞こえてんなら眼ぇ開けやがれ! 寝てんじゃねえぞ!」
「そう騒いでやるなよ」
 声は別の方向から聞こえた。そちらに顔だけ向ける。じゃり、と草履の音。
「寝かせてやれ。三日三晩野郎共のお相手してたんだ。いくらタフなそいつだって、なぁ」
 クク、と低く笑って煙管を加える。銀時は相手を睨みつけた。
「高杉……!」
 部屋の入り口、壁にもたれて口角を歪める高杉は、相変わらず派手な着流しをだらしなくまとい鍔なしの刀を無造作に腰にさしていた。緑の隻眼を楽しげに細める。
「久しぶりじゃねぇか、銀時。俺ぁもう二度と会うまいと思ってたんだがなぁ」
「どういうことだよ、これは」
 相手の言葉をさえぎって、視線を一度桂へ向けた。身体は動かせないが、察しのいいこの男ならばわかるはずだ。
 カン、と腕組みした拍子に煙管が壁にぶつかって、音が響いた。低い笑いが漏れる。
35Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:58:47.76 ID:h4SoU3pg
「見てたんだよ、仕舞いまでな。武市が狂乱の貴公子にふさわしい宴を用意したとか言ってたからな。俺がいねぇと失礼だろうよ」
 くつくつと昏い笑いを漏らす相手に殴りかからなかったのは、壁に手首を縫いとめる鉄輪だけが理由だった。血管が浮き出るほどの力でもっても、ガチャッと金属音を奏でるだけで終わる。
 桂のことを考える。この男が見ている前で行われたこと。桂は高杉に、一瞬でも助けを求めただろうか。それとも、高杉自ら手を下しただろうか。
 思考をさえぎったのは、壁に煙管を打ちつけるカンという音だった。灰を落として、高杉は銀時の正面まで歩いてくると、視線をあわせるようにしゃがみこんだ。顎をつかんで持ち上げられる。
 どこかねっとりとした絡みつくような視線が銀時に向けられた。
「銀時ィ、せっかくだから教えてやろうか。そいつが小便垂らしてよがったとこ全部。それとも今から目の前で見せてやろうか? 意識なくってもなぁ、人間の身体はそれなりに具合がい――」
 大した音もしなかったが、高杉を黙らせることはできた。にやりと笑ってやる。頬からたれる吐きかけられた唾に高杉は一瞬隻眼を歪め、立ち上がるや鈍い音と震動を響かせた。
「かは……ッ」
 腹に叩き込まれた草履がにじられて、残った空気まで吐かせられるようだった。不摂生なナリして、なかなかに強烈な蹴り。そこまで鈍ってはいないらしい。
「ったく、桂ぁ捨てて戦争逃げ出したお前が、何をそんなに怒ってやがる」
 相手がふんと鼻を鳴らす。
「武市に言っといてやるよ。今度の宴には手前も呼んでやれってなァ」
 呼吸をしようとするが、うまく酸素がとりこめない。特等席用意しといてやるぜとつけ加えて、高杉は苛立たしげに桂を見遣る。意識がないのを確認するや舌打ちして、さっさと踵を返した。
 あの重心の低い床を舐めるような足音が消える頃になって、銀時はようやく呼吸できるようになる。息をついた。
36Classical名無しさん:2012/05/10(木) 21:59:38.41 ID:TLAqylUv
 高杉は去ったのは、あれで満足したからでは決してない。銀時を殴ったところで本質的に大した痛手を与えられるわけではないことが、よくわかっているというだけの話だ。桂に意識がなかったのが幸い。そういう弱所を見抜く眼は、相変わらずだ。
 高杉が去ってしまえば、そこにはコンクリート打ちっぱなしの壁と意識のない桂が残されただけだった。視線をそらそうにも、どうしても吸い寄せられる。吸い寄せられたら、桂が何をされたか思わずにはいられない。
 いっそ高杉と会話をしていたほうがまだ楽だったような気がしてくる。
「桂ぁ……」
 搾り出した声は、予想以上に弱々しかった。自嘲気味の笑いが漏れる。
「聞いてくれよ。あいつ……思いっきり蹴ってきやがった。もう絶対痣になったね、これ。もうちょい下とか顔に手ぇだされなかったのが奇跡だよ」
 桂はぴくりとも動かない。生きているはずだ。高杉が桂を殺すはずがない。
 殺すはずがないと、それだけは信じる。
「お前さ、紅桜のときなんで一人で乗り込んだりしたの。あいつかつての仲間にこんなひどいことできる子なんだよ。お前も今回でいい加減懲りたでしょ。……もうあいつに近づかないでくれよ」
 もう二度と。頼むから。こんなこと言わせないでくれよ。
「反省してよ、ちゃんと。お前は、あいつが自分に手を出すわけがないって信じてるかもしんないけど、幻想だからねそれ。お前の得意な妄想だからね」
 あいつが桂に向ける感情は。
 ため息交じりに、言葉を吐き出す。
「なあ、ヅラァ。ちゃんと聞いてっかぁ?」
「……ヅラじゃない」
 ぴくっと指先が動いて、ほつれた黒髪が揺れた。ゆっくりとその白すぎる面を上げる。
 銀時は言葉を忘れて、その光景に見入った。
「桂だ」
 声は細くかすれていたが、それは間違いなく自分が聞きたかったものだった。黒目がちの琥珀の瞳は、しっかりした意志を宿している。
37Classical名無しさん:2012/05/10(木) 22:00:46.03 ID:/7qSGiC1
「ヅラぁ……」
「……ん? 銀時? お前、ここで何をして……ここは……」
 言いかけて、桂はようやく現状認識したごとく口をつぐんだ。ひどく傷ついたように視線を床に向ける。いたたまれなくなって、銀時も視線をそらした。壁を見ながら続ける。
「ヅラ。その、なんだ……身体、大丈夫?」
「手の感覚がないが……大事ない。足の傷も、どうやら……ふさがったようだ」
 軽く咳きこんでから、まだかすれ気味の声で返答してきた。
 まあそりゃ頭上に吊るし上げられてりゃなあ……って、傷?
 桂を見ると、しまったというように顔をそらせていた。気丈に見えて動揺しているのかもしれない。面にでない奴だから。
「傷って何。どっか怪我してんの」
「動くには問題ない」
「いいから銀さんに見せてみなさい。化膿してたらどうすんの?」
 こいつのふさがった、は流血していないていどの意味しかない。だいたい、鬼兵隊の連中がご丁寧に捕虜の手当てをしてくれているとも思えない。
「……今、貴様に見せたところで、どうにもならん」
「何、見せられない理由でもあんの?」
 ひく、と一瞬桂の顔が引きつる。
「そういう……わけでは……」
 その理由に思い当たって銀時が顔をしかめた瞬間、扉がノックされる音が響いた。お互い弾かれたようにそちらを見る。
「……桂さん、失礼しますよ。お食事をお持ちしました」
38Classical名無しさん:2012/05/10(木) 22:03:50.43 ID:14vInorc
「……桂さん、失礼しますよ。お食事をお持ちしました」
 桂の表情が強張り、身体が眼に見えて緊張する。
 入ってきたのは、地味な色合いの袴姿をした能面みたいな顔の男だった。桂もたいがい無表情だが、さらに輪をかけて表情が読めない。
 言葉通り器の乗った盆を手に、部屋を横切る。刀をさしてはいたがどうにも腰が定まらない。手錬れというわけではなさそうだった。桂があそこまで警戒するほどの相手だとは思いがたい。
 能面男は銀時を綺麗に無視すると、桂の前にしゃがみこんで盆を置いた。粥に味噌汁、酒のつまみでも拝借してきたのか焼き鳥の盛り合わせまで乗っている。……肉だ。肉がある。
 肉? え、なに、本物の鳥肉ですよねそれ。 見たのも一週間ぶりくらいなんですけど!
 銀時の眼が焼き鳥の皿に釘付けになっている間に、男はいっそ恭しいような手つきで桂の剥きだしの腕を撫で、押し戴くようにして小さな顎を持ち上げる。
「お食事の時間ですよ桂さん。さぁ、口を開けてください。私がアーンしてさしあげます」
「……いらん」
 桂が小さく身をよじると、男はあっさり解放した。名残を惜しむように着崩れた袷から覗く胸に手を這わす。
 桂の身体が、一瞬大きく揺らいだのを銀時は見た。
「そんなことおっしゃらないで。食べないと身が持ちませんよ」
「おい、そいつはいらねえって言ってんだろうが。だったら俺にくれよ」
 たまらず声をかけると、ようやく男はふり向いた。まるで銀時がいるのに今気づいたとでもいうようだ。びっくりしたような眼がそう思わせるのか。
「俺ぁ腹減ってんだよ。何せこのホテルはろくなメシがでねえもんでなあ。いらねえんならよこせや」
「……これは桂さんのために用意させたものですから。三日三晩、飲まず食わずで男の精を受け止め続けて、ついには嘔吐してしまわれましてね。
このままでは身体が持ちません。せっかく用意させていただいた宴ですから、春雨に引き渡すその日までは接待を受けていただきませんと」
 そこまで言って、ああと能面男はつぶやいた。得心がいったとでもいうように、ぽんと手を合わせる。
「そういえばお腹にまだたっぷり入っているのでしたね。私としたことが忘れていました。それではお食事が入るわけがありません」
 桂の瞳が揺らいだ。ガチャンと両手を戒める鎖が音をたてる。
39Classical名無しさん:2012/05/10(木) 22:04:48.08 ID:kDi4A8U8
「まず、出さないといけませんねぇ」
「なっ、やめ……っ!」
 初めて桂が悲鳴をあげた。それどころか今までに見たことがないほど怯えた表情をしている。男が桂の両足を大きく割り開かせたが、男の身体に邪魔をされ、銀時には露わになった桂の白い足しか見えない。
「やっ、嫌、だぁ! 放せ!」
「そのままにしていたら、お腹を壊しますからねぇ……我慢してください」
「おい、てめぇっ!」
「あーあー、そう暴れないでください、腸の粘膜は弱いんですよ? あまり動かれると中に傷がついてしまうかもしれませんよ」
 足袋をつけたままの足を丁寧に持ち上げ、ふくらはぎに舌を這わす。桂の足がびくりと跳ねた。
 拘束具は外れない。なまめかしい白い足がむなしく宙をかく。
「くそ、おいてめぇ、やめろ!」
「ああ、お薬残ってらっしゃるんですね。大丈夫、すぐ楽に」
「あっ、くぅ……う、ああっ!」
 跳ね上がった足が粥の椀をひっくりかえす。どろりと床に広がるそれが、別のものを想起させて銀時は眼をそらした。事実をおぼろげに理解していることと、現実に見せ付けられることでは、精神的なダメージが違いすぎる。
 食器のひっくり返る音が収まると、銀時の性能のいい耳にはぐぷぐぷという何か垂れ流されるような音が届いた。床の粥はひっくり返した衝撃でか、泡立っていた。
「ずいぶんいっぱい飲んでいらしたんですね。かきだしてもかきだしても、まだ」
「ひぅ、いっ……あっ、やだそこ……」
「ここですか?」
「あああっ!」
 びくんと足が痙攣して、今度は焼き鳥の皿を蹴っ飛ばす。勢い余って銀時の頭上に叩きつけられた。ガチャンと皿が割れて、破片が自分の頭に降ってくる。ぼとぼとと焼き鳥も。あー、もったいね。
「ああ、ここも、ですか。指だけでイケてしまいそうですねぇ」
「あっ、もう……やめ、だめ、こんな……や」
 ガチャガチャと天井から吊るされた鎖が揺れながら音をたてる。涙目の桂と視線がからんだ。
 焼き鳥のタレのせいでヌルヌルする。くっそ、どうせなら塩もってこいっつんだよ!
 桂の足が男の腰に差した刀を鋭く蹴った。男は腰のものが消えたことにも気づかず、桂を凝視している。銀時は宙を舞う刀を睨んだ。
 ぱたた、と滴り落ちる音。桂の足が力が抜けたように沈む。
40Classical名無しさん:2012/05/11(金) 01:19:47.96 ID:i25oK7Vb
全画バレ来てたよ
爺さんと婆さんの再会のシーンいいね
幻想的な場所じゃなくて雑多なゴミ捨て場みたいなところだけど
二人にとってはそんなの全然関係なくて
約束の場所なんだなあって思いが伝わった
空知憎い演出するね
あと、真撰組のわーって集まるところでモブの生き生きとした動きが面白い
アシさんGj
41Classical名無しさん:2012/05/11(金) 09:19:18.53 ID:xsrR/ahm
トシは活躍すんの?
活躍しないなら買わないよ
42Classical名無しさん:2012/05/11(金) 11:58:02.38 ID:Pilw8g5/
43Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:14:45.89 ID:27H5pBvc
「……おやおや。本当に指だけで」
 自由になった片手から、焼き鳥の串を放り出した。代わりにすっ飛んできた刀の柄をつかむ。鞘に噛み付き、引き出した。口から鞘を落とす間も惜しく、残りの鉄輪を切り飛ばす。
「――おい、変態」
「先輩だから。変態じゃないから――ん?」
「すぐにその手を放せっつってんだよ!」
 振り返った相手に横様に振るった柄を叩き込む。相手は面白いくらい吹っ飛んで壁に激突し、動かなくなった。
 肩で息をつく桂が、やや上気した顔をあげる。
「……遅い」
 顔をそらしかけ、どうにか苦笑らしいものを作りながら銀時は応えた。
「そういうこと言う? 銀さんあのヌルヌルした串でピッキング頑張ったのに」
「貴様なら、みたらし団子の串でもできるであろうが」
 言いながら桂が閉じた、その足の内股に流れるものを見てしまい、銀時は一瞬顔をしかめた。床に流れているのは視界にちらりと映っただけでも相当な量だった。
 勝手に、自分の腕に力が入った。
 内心舌打ちしながら、銀時は渦巻く思いを吹っ切るように刀を振るった。鋭い刃が鎖を断ち割り、桂の両手を開放する。
「動けるか?」
 自分の声がいつも通りであることに、思わず安堵してしまう。
「……腕が痺れているようだ。刀は持てんな」
 桂は座り込んだまま手をさすった。手首のあたりは紫色に変色している。感覚がないであろう手をぎこちなく動かして、大きく乱れた着衣を直しはじめた。
「なぁヅラ」
 しばらくその様子をちらちらと眺めていたが、銀時はぼそりと言った。
「ヅラじゃない、桂だ。……なんだ」
 桂の返答はそっけない。だが、なにか躊躇っているような音色を含んでいた。
「……なんでもねぇ」
 イロイロと……本当のところを言えば、聞きたいことは山のようにあったのだが。
 桂がため息をついた。
「なら聞くな」
 何も、と口にしていない言葉まで、桂が続けたように思ったのは気のせいだろうか。
 慌てて銀時は本題を切り出すことにした。
「…とりあえずこれからどーするよ。おめーがそんなじゃ逃げ出そうにも」
「報復する」
 返答はあまりにも簡潔だった。
 しかも即答。
44Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:15:55.08 ID:21NSjPNr
「……は? 悪い、銀さんよく聞こえなかったわ。も一回お願い」
 困惑というより、混乱しながら聞き返す。やはり即答気味に返事があった。
「報復する……それから逃げる」
 眉をひそめた銀時に、桂は真剣な表情を向けている。どこか力のこもった、眼差しだった。
「奴らもまさか、この状態から俺たちが反撃に出るとは思うまい。がむしゃらに逃走するより、おそらくは可能性があるだろう」
 なんだかんだ言いつつ、報復しないと気が済まないと言いたげではあったが。
 とりあえずは理性的な返答に、ほっとしながら銀時は思わずにやりと笑う。
「……んーじゃ専門家の意見に従いますか。まずどうすんの?」
45Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:16:36.70 ID:21NSjPNr
高杉見ていたのは、本当に始めから終わりまで、狂宴のすべてだった。
 だからこの男は眠っていない。宴の主賓だった桂よりも眠っていない。武市ですら休憩を取っていたのに、彼は休憩のためにその場を離れることもなかった。数度だけ部屋を離れた。だがそれも、短い間だけだったらしい。
 何やってるんだか、この男は。
「いずれにせよ、よくもあのようなものを延々見ていられたものだ」
 内心ため息をつきつつ、河上万斉はいつもどおりの声音で淡々と話す。
「あんなものは、宴という名のただの拷問でござろう」
 だが、わずかに嫌悪のようなものがにじんだ口調である。ただ苦痛を与え続ける拷問とは違い、ああいった行為は、実益はともかくとしても、実を言えば万斉の趣味ではなかった。
 高杉はキセルを揺らした。
「くっくっ……お前だって聞いてたじゃねぇか。それで銀時のやつを捕まえたんだったか」
 三味線の音が響く。
 自分の趣味にされてはたまらない。そもそも、あれは心地の良いリズムなどとは程遠い。あえて言うなら、不協和音をわざと好んで失敗したかのような。
 そもそも、ああいったことで人間が芸術的な音楽を奏でるとは思い難いが。
「いずれにせよ、仲間思いの男にはいい餌でござった」
「仲間思い」
 その言葉が可笑しかったのか、高杉は口元をさらにゆがめた。
「……その段階じゃあなくなっちまってたようだ」
「ほう」
 感心したようではなく、確認するような返答を返す。万斉もそのあたりのことはうすうす察していた。だがそうでなくとも、仲間のあえぎ声など聞かされては誰だって固まるだろう。だが動揺が激しくなければ、ああも簡単に白夜叉をとらえることはできなかったはずである。
 高杉が続ける。
46Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:17:22.02 ID:21NSjPNr
「ヅラもヅラで……ふん、あいつらの頭ン中まで平和になっちまったということだろう」
 平和ボケを表現するにはあまりにも彼の表情は荒んだものがにじみ出ていた。
 徹夜続きという理由だけではないだろうことは、万斉も察している。だが、彼は素直に言った。
「面白くなさそうに見えるが」
「ああ、つまらねぇな」
 万斉が顔を上げると、思っていた以上に素直な首肯が目の前の男から返ってきた。
 高杉は嗤いながら万斉を見据える。
「だが……」
 狂気の宿った瞳が、妖しく揺れた。
「その分壊しがいがあるじゃねぇか」
47Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:17:51.95 ID:21NSjPNr
仮眠を済ませたまた子は、不機嫌なまま自室を出た。
(あの変態のせいで……ったく、思い出しただけでも腹ぁ立つっス!)
『もうすこしあなたはお肌のお手入れをした方がいいですよ』
 何も晋助様の前で言わなくてもいいだろうが!
 様子を見に行って失敗した。実際は変態のやってることを見てしまったことが一番衝撃的だったのだが、武市の言葉ですべて吹き飛んだ。
「よ、よりにもよって晋助様の前で男の捕虜にも勝てないとかっ、うあー、もう、む・か・つ・くうぅぅぅぅ!!」
 思い出そうとしなくても、あの能面が脳裏によぎった瞬間、好き勝手なことを言っていくのだ。
『夜更かしは女性のお肌に天敵ですよ……そろそろ気にした方がいい年頃じゃないですかねぇ』
『髪もそーとー傷んでますよねぇ。ちゃんとお手入れした方がいいんじゃないですか』
『こちらのかたの方がよほど手触りのいい肌をしていらっしゃいますよ。まずいですよ』
 おかげで逃げるようにその場を離れ、自室で鏡を前にしばらくよくわからない奮闘をしてしまった。
 というか、あとで気づいたのだが。
「触ったこともねーくせに、何言ってんだァァァ! 武市変態がアアアアア!」
 叫びながら思う。
 もうこれからは絶対に先輩などと呼ぶまい。変態、そう変態でいい。ていうか変態。結局変態。
 大体野郎をいじくりまわして悦に浸ってるとかマジキモいんですけど。なんか変な薬使ってたみたいだし。相手が多少、その、きれいな肌とかきれいな肌とかきれいな肌とか、関係ないし。
 やっぱりムカつくぅぅぅぅぅぅ!!
 通路で無意味に彼女が激昂していると、後ろの方から恐る恐るといった雰囲気で声が掛けられた。
「あ、あのぅ……」
「ああ!? なんスか!?」
 また子が女性にあるまじき表情で振り向くと、背の低い男がぺこぺこしながら口を開いた。
「来島さん、すみません。武市先生はどちらにいらっしゃいますかね」
 ……彼女の口元がゆがんで、次の瞬間。
48Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:18:43.29 ID:21NSjPNr
「なんであの変態のことを私が知ってなきゃいけねーっスか、コラぁ!?」
「ひいいいいいいい!!?」
 拳銃を突きつけられて壁際に押し寄せられた男を見下ろしながら、また子は大声で嘆息した。
「で、武市変態に何か用でもあるんスか」
「は、はいその、例の薬の件で……で、ですが約束のお時間になってもいらっしゃらないのでっ」
 長々と溜息を吐きだし、また子は拳銃をしまいこんだ。腰に手を当てながらしばらく考え、結論を導く。
「たぶん、あれじゃねぇスか? 捕虜の野郎をえらく気に入ってたみたいだし……おぇ〜。様子でも見に行ってるんじゃ……」
「あ、そうか。武市さんが朝食を持っていくとか何とかって、だれか言ってやした……でも、それにしてはちょいと遅いようで。いったい何をしてらっしゃるのか……」
 また妙な楽しみでもしているのではないかと、思わずまた子は口元をゆがめた。ありうる。だって朝とか夜とか気にしないでいろいろやっていたらしいし。おかげで機嫌のよい配下が自慢げに話をしていたのを聞いてしまい、思わず撃ち殺したくなったものだ。
 あの変態こそ、能力がなければ撃ち殺してやりたいのだが、それは我慢しておかないと晋助様のためにならない……そう、我慢することが大事だ。いつまでもつかわからないが。
 が、ふと思い当たる。
「……まさか?」
 思わずまた子は顔をあげた。
 そういえば、万斉がまた一人捕まえたはずだった。
 先の捕虜の仲間で、たしか紅桜の一件で目にした、白髪の男。晋助様のかつての同志とかいう。
 晋助様の元同志。紅桜の一件で、完全に敵対したという男。あの紅桜と似蔵をねじ伏せた男が、捕まっている。
 え、いやそれどうなんスか。武市変態が一人でのこのこ行ってたりしたら。いやいやまさか。
 ……もしかして。
「あー……捕虜の場所はどこだったっスか」
「あ、ええとこっちです」
 さすがに彼女の表情から何かまずいと察したらしい男は、その部屋の場所へと向かった。
 案内役の男を追いかけ、また子はほどなく捕虜たちがいる部屋にたどりついた。
 カギのかかっていない扉を開けて中をのぞくと、思わず笑みがこぼれた。
「た、武市先生!?」
 手下の男が騒ぐが、また子は気にせず中に進み、見渡した。
49Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:19:28.00 ID:epAqETVb
 また子の武市発見からしばらくさかのぼる。
「こんなヤローの羽織なんかどうすんだ。おめ、着んの?」
 桂の指示で武市から乱暴に羽織をはぎとった銀時は、何となく顔をしかめながら桂に尋ねた。
「参謀の羽織だ…目立つ囮にはなるだろう」
 奴らの仲間の幹部がきているものだから、と言いたいらしい。
「……着替えなくていいのか」
 汚れてあちこちにいろいろな染みがつき、ほつれたり破れたりすらしている彼の着物を指さす。片袖は、すぐにでも落ちそうにすらなっている。見た目だけなら着物という形をぎりぎりでとどめているぼろ雑巾でしかない。
「……だからといって、その男の物を身につける気にはなれん」
 まぁ、そりゃそうだろう。
 俺だって嫌だ。
「じゃあ、ほら」
 銀時は素早く自分の着物を脱いで放り投げてやった。
 受け取った桂が、きょとんとした顔で彼を見つめる。
「汚くねーよ……たぶん。ちゃーんと俺それ洗濯してっからね?」
 何か一瞬迷ったようだったが、結局彼はうなずいた。
「借り受ける。すまんな」
 口元だけの僅かな微笑に、銀時は思わず頭をかきながらそっぽを向いた。言い訳気味につぶやく。
「クリーニングして返せよ」
 後ろから、どこかたどたどしい衣擦れの音が聞こえてきた。手のことを思い出し、手伝ってやった方が良かったかとも思ったが、おそらくそれは逆効果だとすぐに気付いた。
 見られたくはないだろう。
 ごまかし気味に変態能面男の刀を握って軽く振り、重さなどの感覚を確かめる。
 持ち主本人の腕には見合わぬ業もののようだった。無駄に金だけかけているところがなおさら憎い。テロリストは儲かるのだろうかと、違う方向で考えつつ、口を開く。
「拝借するぜ。返さねーけど」
 突っ伏している変態男に呟いきかけても、細かく痙攣しているだけでほかの動きも反応もない。
 どうせならもう10発くらいぶっ飛ばす機会を得られないか、あるいは今、地獄の底に送ってやれないかなどと考えていると、桂が声をあげた。
50Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:20:19.65 ID:Cg7jqNqT
「待たせた。行こう」
「へいへい――っておい?」
 振り向くと、桂は一歩前に出ただけで膝を折ってしまった。思わず銀時は手を差し伸べる。
「……くっ」
 銀時の手を取りながら震える足に力を入れ、なんとか立ち上がろうとするが、そのまま尻もちをついてしまう。本人が一番驚いたような顔をしている。
 手足に力が入らないようだった。銀時の腕をつかむ彼の手は、あまりにもか弱かった。
「おいおい……マジですか」
「いや、大丈夫だ……なん、と、かっ」
 無謀な努力を繰り返しているようにしか見えなくなった。
 銀時は嘆息すると、ひょいと桂を肩に担ぎあげた。当然抗議の声が背中から聞こえてくるが、一切無視する。
「おらいくぞ、足手まとい。案内しやがれ」
「……足手まといじゃない、桂だ」
「いやそういう意味じゃねぇよ」
 不機嫌そうな彼の言葉に、思わず銀時は笑っていた。
 廊下には人の気配がなかったが、二人づれでしかも一人は行動が難しい状態にある。反撃するにしても、暫定的に身を隠す場所が必要だった。
 もぞもぞと入り込んだところは、四つん這いでどうにか歩ける程度の広さだった。さすがに桂の動きは遅めだったが、立ち上がらなければ進めるようだった。
 しばらく進み、奥まで入り込んでから止まる。
「地下の通風孔ってねぇ……こんなところじゃ、すぐ見つかっちまうんじゃねーか?」
「うむ……だからわざと屋敷の外にこの羽織の切れ端だけ落としておく。さすれば奴らの注意をひき……半数は、外に捜索に、……っ」
 言葉を濁し、桂がかぶりを振った。驚いてみると、ふるえる手で自分の頭を押さえている。
「おい、どした?」
「少し……目眩が。いや、大丈夫だ」
 もう一度頭を振り、桂は少しだけ表情を歪めながら銀時を見た。
「とりあげられた俺の爆弾は、おそらく武器庫があれば、そこに……」
「……そもそも武器庫にいけちまったらお前の爆弾なくっても平気じゃねぇか?」
「確かにそうだ。だが、特別製の炸裂弾が一つ、残って……」
 語尾を詰まらせ、桂は眉間にしわを寄せながら頭を押さえた。
 肩が震えているのがわかる。
51Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:20:50.65 ID:dA8L0AHm
さすがに気になった銀時が手をのばして額やのど元に手を当てると、彼は小さく身じろぎした。だが、今はそんなことを気にしている場合ではなかった。
「……てめー熱あんぞ」
 思っていたよりも深刻な症状だった。かなり熱い。さきほどからかぶりを振っていたのは、熱でぼんやりしてしまうからだろう。
 こんな状態で行動するのはやはり無茶だ。
 だが、今から逃亡するには遅いかもしれない。そろそろ気絶したあの変態が発見されてもおかしくないころだと銀時は踏んでいた。そして実際にそれは間違っていなかった。
「この程度、問題ない。それより、はやく……しないと」
 桂も時間がないことはわかっているのだろう焦っているようだった。
 だが、息遣いまでだんだんと荒くなっていく様子がひどく痛々しい。
 ため息をひとつ。
「じゃ、元気な銀さんがちょっくら行ってくっから。おめーはここで待ってなさい」
 茶色い羽織を手に取り、銀時は桂に言った。
「……すまない、銀時」
 足手まといだとわかっているのだろう。横壁にもたれるように沈みながら、桂が唇をゆがめた。
「任せたぞ」
「おう」
 背を向けて前に進み出すと、呟くようなか細い声が掛けられた。
「何かあったら……俺のことはいい、お前だけでも逃げろ」
 銀時は思わず身体を止め、振り向いて笑った。
「……ったりめーだ、そんときゃ好きにすらぁ。恨むなよ」
52Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:21:35.30 ID:qM2N3XAC
「奴らが逃げたか」
 万斉の進言で休んでいた高杉は、武市が気絶しているのを発見されてからやや時間がたった頃に起こされた。寝起きが不機嫌そうだというわけではなく、
年中緊張感を漂わせている高杉の前で、部下の男はかなり緊張気味の声で報告を続けた。
「はい。どうやら武市さんと争ったようで、今介抱されていますが、武市さんはまだ意識が戻らないようです」
 高杉の口元が可笑しそうに捻じ曲がった。
「あの状態からから逃げるたァな……相変わらずじゃねーか、奴ら」
「逃げてからまだ間もないということです。武市さんの羽織が現場から消えており、代わりに桂の着物が落ちていたとか。その羽織の切れ端が塀の手前で見つかったということで、
来島さんが館の外で捜索班を指揮しています。白夜叉はともかく、桂はまともに動けませんし、じきに捕縛できるかと」
「……」
 高杉は無言のまま立ち上がった。思わず身じろぎした配下の男などまったく気にせず、口を開く。
「館の中ぁ、今何人残ってる」
「へ、へい。河上様と医療班、内部捜索に数十名を残し、あとは奴らを追っています」
「内部は万斉が探させているか」
 配下の者がうなずくと、高杉は枕元に置いてあった刀に手を伸ばした。
「また子たちを呼び戻せ」
「えっ?」
 男が驚くと同時に、地鳴りのような音が響き、二人のいる部屋が軽く揺れた。
 高杉が、どこか楽しそうにすら見える表情で笑う。
「やりやがったな……」
53Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:22:12.90 ID:Rmu5/hR3
 バタバタと廊下が慌ただしくなった。そしてまた地響きと、揺れがやってくる。
 高杉は揺れに構わず立ち上がった。
 武器庫にしまってあるものでもつかっているのだろう。さすがにこの館に大砲などはなかったが、多少の戦闘用の武器はどの拠点にもしまいこまれている。
爆薬、手榴弾などは、当たり前のように置いてあるはずだった。
「万斉の奴は中ぁ捜索してるんだったな」
「はっ、最初に地下を探すと言っておられましたが」
「……てめーは今すぐ中にいる奴らに退却命令出せ。どうせこんなちいせぇ屋敷、奴らにすぐぶっ壊されちまう」
「は、はいッ!」
 男があわてたように出ていくと、再び館が揺れた。刀を腰にさし、彼はキセルを拾い上げた。
 ただ逃げるような奴らじゃないことは、百も承知している。
 高杉はゆったりとした足取りで部屋を出た。
54Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:22:41.36 ID:CuL4e/Gr
「そこ気ぃつけろォ」
「!」
 爆発。
「大当たりだぜ」
 万斉は床を踏んだ瞬間違和感を感じてさらに跳んだが、当然よけきれるものではなかった。結果、吹き飛ばされて壁に叩きつけられるまで、彼はほとんど何もできなかった。
 実際、直撃しなかっただけでもよかったと言える。
(地雷……とは!)
 受け身すら取れず叩きつけられた衝撃が彼の全身を打ちすえる。やがて壁に寄り掛かる形でずり落ちながら、彼は床に刀を取り落とした。
 背中で破損している三味線も、ダメージ緩和どころか増加させてくれた。今度からこいつを背負って切り合うのは、時と場所を考えるべきかもしれないと反省する。
 そもそも地雷原のあるところで戦うことがあれば、の話であるが……
「借りは返したぜコノヤロー」
 どこか愉しげな声が、かすんだ視界の中に映る影から届く。
 捕まえられた恨みにしては、ちと厳しくはござらんか……?
 思わず聞き返そうとした彼に、白夜叉は背を向けたようだった。そこまでが彼の記憶となった。
 さすがの万斉も、捕まえられた恨みではなく、白夜叉にバイクで突っ込まれた時の恨みを返されたということまでは気づかなかった。
55Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:23:48.77 ID:0jlXJCc4
万斉は半ばがれきに埋もれた廊下からちょうど脱出するところだった。一緒に地下に降りていた捜索隊のことは考えていない。全員がほぼ単独行動で捜索していたからである。
実のところ、彼らを捜索するのに分散する意味はない。足手まといがいたとしても、自分以外の者では各個撃破されるに決まっているのだ。だがあえて危険を承知で分散したのは、
その中には春雨から派遣されていた、功を焦る天人も数人いたせいだった。あまりにごねてくるので、万斉はその段階で彼らに見切りをつけていた。
 そして彼は手始めに奴らが狙う可能性の高い武器庫に向かった。扉がぶち壊されていた段階で舌打ちし、中を覗いてため息をついた。小さな火力兵器がなくなり、
残された武器大型の銃器類が痛々しい刀傷で壊されていた。
 おそらく、地下に潜んで期を窺っているだろうと予想された。自分たちは上に向かいながら一気に地下にやってきた者たちを処理してしまうつもりだとしたら。
「これは相当まずいでござるな」
 つぶやいて彼が武器庫を出た時に、それがはじまった。
 爆発音が地面を揺るがす。直撃や爆風は食らわなかったものの、爆発の煙が万斉のもとまで届いてきた。
 がれきに埋められる前に脱出しなくてはなるまい。
 素早く判断した万斉はすぐさま行動に移し、地下から地上一階へと移った。その間にも、数回ほど爆発が起こった。
 一階でこの騒ぎをやられたら、火の手が上がる可能性もある。おそらくこの拠点はもう使い物にならなくなるだろう。
「ふむ。あやつらに関わるとろくなことがない……」
「そりゃこっちのセリフだ」
 後ろから掛けられた気の抜けた声に、彼は振り向かず右に跳躍した。
 彼のいた場所を、轟音と高速物体が駆け抜け、真正面の壁を爆発させた。
 向き直れば、二階へ続く階段の手すりに足を掛けた男が肩に巨大な筒を背負いながら笑っている。
「ちィ、外したか!」
56Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:24:19.71 ID:8prs9LRc
「そんなものを人に向けて撃つとは、礼儀がなっていないでござるよ」
 万斉は刀を抜いた。
 白髪の男も、それに応じて砲を捨て、刀を抜く。万斉はそれに見覚えがあった。
「おぬしは盗人でござったか」
 言いながら飛び込みあい、刃が数度噛みあった。金属音が心地の良いリズムを刻む。
「ああ? これはおめー、拝借しただけだ!」
 男の表情は、真撰組を追い詰めた時よりもぎらついていた。そして怒りをわかりやすいほど出していたが、前のような焦りはない。
 これは手ごわいと、万斉は銀時の激しい剣さばきを受けながら思った。剣筋に迷いがない。
「てめぇらぶった切ったらもういらねぇからよォ! あの変態に返しといてくれや!」
「借りたものは自分で返すでござる!」
 はじき合いながら叫ぶその男の表情は、修羅のごとく。
 手数こそ多くはないが、一撃一撃がとにかく重く、そして鋭い。以前酔っ払いの鼻歌などと評した男の音色はどこへやらだった。
「桂はどうした!」
「あいつなら一人でさっさと逃げちまったぜ!」
 下から跳ね上げてくる斬撃を身をひねってかわす。その反動で横なぎの一線を鋭く放ったが、銀時はあっさりと受け止めて見せた。
「見え透いた嘘を。あの状態では一人で逃げられるはずもあるまい!」
「その辺の野郎とは違うんだよ。腐っても逃げの小太郎ってやつだ!」
 刃を交えながらにらみ合う。
 この男の笑みは、高杉とは違う。人を小馬鹿にして煙に巻く。そのくせどこかぎらつくような強さを秘めている。
 ムラっ気が強いのは高杉と同じか。おそらくそんなことを口にしたらどちらの男も否定してくるのだろうが。
 とりあえず勢いに乗っているこの男を倒すのは骨が折れそうだと感じた。
 さらに踏み込まれた一撃をはじき、万斉は間合いをとるために一度大きく退く。
 銀時が、いやな笑みを浮かべたのはその瞬間だった。
57Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:25:19.17 ID:s5dh8/QW
「そこ気ぃつけろォ」
「!」
 爆発。
「大当たりだぜ」
 万斉は床を踏んだ瞬間違和感を感じてさらに跳んだが、当然よけきれるものではなかった。結果、吹き飛ばされて壁に叩きつけられるまで、彼はほとんど何もできなかった。
 実際、直撃しなかっただけでもよかったと言える。
(地雷……とは!)
 受け身すら取れず叩きつけられた衝撃が彼の全身を打ちすえる。やがて壁に寄り掛かる形でずり落ちながら、彼は床に刀を取り落とした。
 背中で破損している三味線も、ダメージ緩和どころか増加させてくれた。今度からこいつを背負って切り合うのは、時と場所を考えるべきかもしれないと反省する。
 そもそも地雷原のあるところで戦うことがあれば、の話であるが……
「借りは返したぜコノヤロー」
 どこか愉しげな声が、かすんだ視界の中に映る影から届く。
 捕まえられた恨みにしては、ちと厳しくはござらんか……?
 思わず聞き返そうとした彼に、白夜叉は背を向けたようだった。そこまでが彼の記憶となった。
 さすがの万斉も、捕まえられた恨みではなく、白夜叉にバイクで突っ込まれた時の恨みを返されたということまでは気づかなかった。
58Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:32:00.63 ID:mRlJsdzc
「お前なんであんなのに捕まっちゃったの? 大したことなかったんですけど」
 銀時はバズーカを拾い上げると、その近くでテーブルを倒して陰に座り込んでいる男に言った。
「……お前とて、地雷に頼らず勝てたのか?」
 一度だけ気絶している万斉を見やり、どこかくたびれたような顔つきで桂が応じた。
「当然でしょ。まぁあれだ、時間がかかっちゃ困るから、てっとり早い方が良かっただけで」
 自分も万斉に捕まったとか、その辺は内緒にしておこうと思った。
 銀時が手を伸ばすと、桂がそれを取ってゆっくりと立ち上がった。桂が与えられたのは本当に少しだけの休憩だったが、立ち上がって歩きまわれる程度には回復していた。戻った時には完全に気を失うように眠っていたので心配したが、起き出してすぐに銀時と動き始めたのだ。
 相変わらず見た目に反してかなり頑丈な男だと銀時は内心、妙に感心している。
 もちろん無理をしている可能性が高いのでその辺は常に気遣わなくてはいけないところだったが。
「外に捜索に行った者たちも、そのうち戻ってくるだろう」
「そうだな。その前に……」
 銀時はバズーカを構えた。天井に向けて。
「取り返しのつかねーことしてやらなきゃなァ!」
 叫びながら引き金を引く。
 轟音が鳴り響き、反動で銀時が軽く後退した。
 それを見ながら、桂が両手にもった物体をやや遠くに放り投げる。
 一瞬後、爆発。
「ようやくテロリストの本領発揮ってか!?」
「ふん、そう言うな」
 いろいろと手早く放り投げながら、桂は顔をしかめていた。一番負担のないやり方でも、腕を振るうだけで痛むのだろう。右手首は骨にひびくらいは入っているのではないかと思われるほど腫れていた。
 爆音があちこちで鳴り響く。
 その中で弾切れした砲を投げ捨て、銀時は快活に笑った。
「退路、ほんとに真正面でいいのかよ!」
「どうせ派手に壊していくだけだ。かまうまい」
 正々堂々帰らせてもらおう、と桂が言いかけたところだった。
「見つけたぞ! 奴らだ!」
59Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:32:31.74 ID:0YPfm4kU
人間というにはあまりにも異形の奴らが現れて叫ぶ。玄関に向かう廊下の真正面だった。あちこちで壁がぶち抜かれ、がれきの多い足場に苦心しながら近づいこようとしていた。
 一階の大広間ならまだ囲むなりできるだろうが、この状況ではこちらに分がある。
「後ろからも来たか」
 桂のつぶやきに、銀時は肩越しに振り向いた。数はそう多くないが、天人と人間とが雄たけびをあげながら群れをなしてこちらにやってくる。
「そっち任せた」
「そちらは頼む」
 声が重なり、二人は同時に動き出した。
 桂はややかがみながら前に進み、手榴弾のピンを歯で引っこ抜いて鋭く投げた。左投げの連投だったが、勢いよく投げだされた手榴弾は押し寄せてくる敵の真ん前に落ちた。威勢のいい爆発で、一気に片が付いていく。
「だりゃああぁぁぁ!!」
 一方で刀を構えて突っ込んでいく銀時は、接敵すると同時に的に体当たりをぶちかまし、一気に数人をはじいた。驚いてたたらをふんだ男に刃を浴びせ、自分は血を浴びる。白目をむいた男の後ろで斬りかかろうとしていた天人を切りはらう。
 面倒くせぇな。
 そう思った瞬間、桂から預かった手榴弾を取り出した。一斉にひるむ奴らに口角をつりあげながらピンを引き抜く。
 爆発で吹き飛ばされてきた男を蹴り飛ばし、煙に白髪をなびかせながら後ろを一度だけ振り向いた。
 桂の黒髪が爆風になびいている。向こうの方が景気良く爆発しているのは、刀を扱えない桂にほぼ全火力を預けているからだった。
 そして彼が怪我をしていても、こちらが有利だといえるのは銀時の剣技技量云々からではない。ここが敵の拠点である以上、奴らはこういった爆発物の類を使おうとはしない。それも桂が口にしていたことだった。
最も、彼の場合は自分の住みかだろうと自爆気味だろうと気にしないでかますのだが。
 爆風が収まり、それでも混乱している様子の敵に向かって銀時は再び飛び出した。
 後方の敵が沈黙したらしく、銀時が敵の残党をを処理し終わる頃には桂が彼の方に近づいてきた。
「まだか銀時!」
「てめー、楽な方請け負ったくせに……!」
 苦笑いを浮かべ、彼は一気に敵を沈黙させにかかった。上段から、下段から。足を払って。型どおりの戦いなど自分も敵もしやしない。ただそのまま突っ走るだけ。
60Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:33:04.36 ID:CE1VVu3L
ようやく最後の一人が黙ったところで、銀時は足を止めた。
 桂がその横に並ぶ。走ることはできないようだが、壁に手をついて素早く移動してきたらしい。
「これで終わりとは思えんな……」
「とりあえず最後の一発は外に出てからな」
 銀時は桂が持ち込んだ高性能炸裂弾とやらの威力を信じて疑わなかった。本人いわく、芸術的にすべてを無に帰すとか、かなり恐ろしい代物らしい。狂乱の貴公子というより、
こいつは凶弾の爆撃機じゃないのか。歩く凶器だか武器庫だ。
 銀時が無言でしゃがむと、桂がその背に乗って体重をかけてくる。
 なんだかこの移動スタイル微妙じゃね? なんかちょっとなんつの、なにかがこう嫌なんだけど。
 最初はそう思ったものの、桂も顔をしかめつつそれしかないということで、おんぶスタイルで話はまとまった。が、お互いに動きが意外に取りやすく、
戦いやすいという発見があったので結局二人とも何も言わなくなった。担がれている時より行動しやすいと言った背中の桂は、発見した敵に妙な棒を投げて吹き飛ばしまくる活躍ぶりを見せた。その際、お菓子の匂いがしたのは気のせいだと思うのだが。
「とにかくいこう」
「あいよ」
 銀時が走り出すと、あちこちで時限式の小さな爆弾が館を揺るがし始めた。基本は地下に仕掛けておいたもので、上の階にほとんど被害は出ていないだろう。
「だがそのうち火災が発生する」
「あ、やっぱり? 景気よくやっちゃったからなー」
「その前に崩れ落ちる可能性はあるが、土台を壊したわけではないのでな……ともかく、すぐにここを出なくては」
 銀時たちは廊下を駆け抜け、一階のホールに続く大扉の前までやってきた。
61Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:33:36.36 ID:Ai6X79LV
「ここでいいんだな?」
「ああ」
 武器庫にあった館の見取り図を頭に入れていた桂が後ろでうなずく気配がする。
 銀時はすぐさま扉を蹴り飛ばした。扉は面白いほど吹っ飛んでいった。階段わきの扉だったらしく、ホールに明かりが灯っているものの入口を含めほとんど向こうの様子が見えない。だからといって慎重になっても仕方がないことはわかっていた。
 敵が待ち受けている可能性も頭に入れつつ、二人はホールに飛び込んだ。
 直後。
「存外、遅かったじゃねぇか」
 ぶっきらぼうな声が二人にかけられる。
「ちぃと待たされたぜ」
 空気が一変した。
 自分たちのまとう空気も一変する。
「おいでなすったか……」
 銀時はつぶやいた。
 不敵な笑みのラスボスが荘厳なシャンデリアの下、フロア中央に悠然と立っている。
62Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:34:19.48 ID:K5ShhThb
 右手でゆっくりと腰の刀を抜いた高杉は、やや不機嫌そうな顔つきに見えた。
 あいつ寝起きかよ、と銀時がつぶやくと、まぁなという返事が返ってきた。
「……どんだけいい耳してやがんだ」
「銀時、降ろせ」
 背中の桂が身じろぎする。彼は言われたとおり手を離した。
 いつも以上の緊張感を持った表情で、桂は彼の隣に立った。ちらりと見やれば、心なしか表情がかたい。だか言葉は落ち着いていた。
「借りは返させてもらうぞ、高杉」
 魔王は、鼻で笑う。
「なら大人しく捕まってくれねーか? 春雨にもいい加減、しびれ切らされそうなんでな」
「お前の首でも差し出せばよかろう。そのにやついた面構え、いい飾りになりそうではないか」
 あからさまな挑発に乗っている隣の男は、どうやらかなりキレているらしい。
 そこに色々な理由を見出しそうになり、銀時は考えるのをやめた。怒りを覚えているのは自分も一緒なのだ。
 そうだった。そう思った瞬間、いつの間にか腰の刃を抜き放っている自分にようやく気付く。
「余計なことをごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ!」
 叫びながら飛びかかり、数十歩はあった距離をあっという間に詰める。
 刃が高杉に振り下ろされる。これは思っていたよりもいい気晴らしになりそうだった。
「おめーに貸しを作った覚えはねーんだがなァ、銀時!」
 刃を受け止めながら、黒い獣は笑みを濃くする。
「なに忘れてんだよてめぇ……俺の腹ぁよくも蹴ってくれたじゃねーか! あれから痛くてしゃーねぇんだよ!」
 はじき合う金属音が数回。向かい合う二人の表情は、歪んだ笑み。
「銀時! そいつの相手は……っ」
「うるせぇヅラぁ! てめーは黙って他の奴の相手でもしてやがれ!」
 銀時が叫ぶと同時に、武装集団が上の階から階段で下りてきた。
 いつの間にいたのかはわからないが、まさか本当に来るとは実は思っていなかった。
「ちっ」
 桂の舌打ちをよそに、銀時は攻撃をかわしながら高杉に集中しなおした。
 見た目以上にこいつは洗練された動きをする。斬撃は相変わらずの素早さで、銀時の腕をもってしても舌を巻きそうになる。
63Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:35:21.91 ID:Hf+vboDF
「腕のほうはてめぇの脳ミソと違って衰えちゃいねーようだな……!」
「ああ!? んだてめぇ、どういう意味だそりゃ!?」
 相変わらずムカつく男だというところも変わっていないようだった。
 後方で爆音が聞こえてきたが、もう銀時は気にしない。
 火力を与えられた桂は、対多勢において刃を持った自身を軽く凌駕する。真選組との日々の闘争の賜物とでも言うべきか。
 そして実のところ、銀時に気にかけている余裕はなかった。
「だ……ッらぁ!!」
 気合いをこめて刃をはじき返すが、高杉はそこから自分の本領を発揮する。はじかれた勢いを受けず、流れに乗るように回転しながら刃を翻してくる。桂と銀時の間をとったような、華麗で勢いのある斬撃だった。
 避けきれず、胸元が軽く切り裂かれるがそれも一瞬のこと。無理やり耐えて銀時は踏み込んだ。そのまま蹴りを繰り出す。
 刃を戻せない高杉が上に跳んでかわす。かわしたその男に向かって一閃。
 刀で受け止めた高杉だったが、勢いを殺せずはじかれたように退く。
 銀時の追撃は終わらない。態勢を崩した男に向かって駆け、切り結ぶ。
 高杉の左肩から鮮血が飛んだ。が、それも浅い。さらに二人の手数が多少の傷など気にせず増えていく。
 不意に高杉が逆手に持ち替え、瞬間、刃が鋭く煌めいた。
「くッ!?」
 避けようとしていた刃が速すぎて、思わず前に出していた刀のにぎり、左手を切られた。
 これも浅い。しかし銀時は左手から刀を放した。力を込めると痛みが集中力を上回ってしまうと判断した。出血だけが景気よいのだから困ったものだ。
 高杉も一度かすめた頭の怪我を気にしているようだった。頭から血が流れ、包帯を少し赤く染めている。右の視界がなくなってしまっては、彼は戦えなくなる。
 かすり傷くらいはいくつも負わせ合っている。結局、ハンデはどちらにもついていない。
 同時に退き合い、間合いの外からにらみ合う。
「相変わらずいやな奴だぜてめーは」
「やりにくい野郎だな、ほんと」
64Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:35:53.68 ID:L+HOyM//
どちらともなく口を開いた結果、声がかさなった。
 景気のいい爆発音と悲鳴が鳴り響く中で、二人は笑った。
 笑い合いながら距離をじりじりとつめる。
「河上万斉!」
 二人の邪魔をしたのは、桂の叫び声だった。
 見れば、崩れた階段の方で広がる惨状の中、二人の男が立ち残っている。
 傷だらけで血まみれのヘッドホン男が、桂につながる弦を手にしながら地面に血を吐きつけたところだった。あんな状態でもヘッドホンをしているのが意味不明な男である。
 桂自身は無事な左腕に弦をからめられて顔をしかめていた。
 桂も万斉も、お互い立っているのが精いっぱいなのだろうが、意地でも敵を潰すという雰囲気に満ち溢れていた。
「どこいってた万斉。お前が一番の遅刻だ」
「室内で地雷を踏むとは思わなくてな。これでも最速で戻ってきたでござるが」
 その様子じゃ本当に踏んだらしいな、と高杉が笑う。
 これで全員役者がそろったというところか。銀時はため息をついた。不安が募るが、仕方がない。
「ヅラぁ、そいつは任せたぜ」
「ヅラじゃない……桂だ」
「万斉、代わってやろうか?」
「そう願いたいところだが、晋助に譲るでござる」
 軽口気味の高杉に向かって、銀時は再び切りかかった。
「ヅラの恨みでも晴らすか、銀時ィ!」
「てめーの借りを返し終わってから考えらァ!」
 動揺する間も惜しい。とにかくこの男を切り伏せてやりたかった。でなければあいつの助けにも回れまい。
 その視界の隅で、桂が動くのが見えた。
65Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:36:34.98 ID:LZ3HBv2W
桂は武器庫にあった小刀を対万斉用に持ち出している。しびれた腕でどうにか弦を切り外し、桂は即座に自由になった左手を振るった。
 小型の炸裂弾。威力は低いが、目くらましにもなる。直撃すれば腕くらい軽く吹き飛ばす。万斉も自分のアジトにある武器くらい把握しているのだろう、目にした瞬間行動した。
だがあのキレのよい動きとはほど遠い。銀時に提案し、爆弾で吹き飛ばしておいて正解だった。人斬りが刀を使えない状況というだけでもよろこばしい。どのみち、接近戦は自分には不可能なのだから。
 お互い、痛みわけともいえるこの状態ならまだ互角だろう。だがあのときと同じく、すぐにでも援軍がくる可能性はある。
 どのみち長期戦は身体がもたない。敵も似たようなものだろうが、それに過剰な期待をかけることはできない。
 きしむ身体にむち打ってかわしながら、桂は万斉の弦を棒状のものに巻き付けた。
「くらえ」
 小刀の柄ではじくように返す。万斉めがけて飛んでいくそれは、彼の弦さばきで遠くにはじかれた。だがそれは囮だ。
 弦を封じた瞬間、桂は渾身の力で爆薬を投じた。大きさがまばらで小さいものを二十ほど。必然的にかわさざるを得なくなった万斉の着地点に時間差でもう一つ。
 これが精一杯だった。
 その精一杯を万斉はかわせなかった。
 爆発。
 いったいいつから自分は爆弾使いになったのだろうなと、桂は自嘲するような笑みを浮かべた。
 だが、笑みはすぐに消えた。
 爆煙の中からこちらに向かって地を這うように光が走る。動体視力がよくても、かわせなければ意味がない。横に動いたものの、それは動きを変えて桂を追いかけてくる。
「簡単に、やられるわけにもゆかぬ」
 万斉の声が聞こえたと同時、足にからみついた弦が桂を転ばせた。
「ぐあッ」
 したたかに打ち付けた身体が痛みを一斉に訴えた。転ばせてくれた男が、ゆっくりと歩いてくる。身体を引きずるようにしながら。さすがにこの男といえど無事とはいかなかったのだ。
 大した男だと、感心したくなる。だからといって素直にやられるわけにいかないのはこちらも同様。
 桂は一つの球体を取り出し、万斉の前に掲げた。足を止めたその男に向かって、笑う。
「……では、共に逝くのは、どうだ?」
66Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:37:27.83 ID:2BFKvGEA
今までで一番大きな閃光、ついで爆発音が頭まで響き、すぐさま煙で視界が埋め尽くされた。
 銀時は驚いて桂たちが争っていた方を向いた。高杉とは距離をおいていたのでひとまず存在を無視してもいい。
「まさか……」
 今のが桂の言っていた高性能爆弾というやつなのか。煙が立ちこめ、何も見えない。
 高杉が動く足音が聞こえ、思わず構えたが足音は別の方向に向かっていた。
 どこへいったかと訝しんだのも一瞬だった。思わず叫ぶ。
「逃げろ! 高杉がいったぞ!」
 叫びながらとにかく近づこうとした彼の方に何かが転がってくる。それがピンの抜かれた手榴弾だと気づく前に、銀時の身体は動いていた。
 大きく後退して危ういところをかわす。突風でさらに数歩さがった。
 おかげで視界がよくなった。先の爆発の煙が薄れ、収まっていく。あちこちで火の手が上がっているのがわかった。そして、彼がまっすぐ見ている先、真っ正面に人がいた。
 いつの間にか距離がだいぶ離れている。銀時のすぐ後方には、玄関の大扉があった。広間の中央、天井からぶらさがったシャンデリアが今にも落ちそうに揺れている。
 その下に、三人がいた。
「どうする銀時」
 魔王が言う。足下に倒れているのはしとめられてしまった魔王の配下。そしてその腕の中には。
「う……ぐ」
 首を魔王の左腕で固められた長髪の姫君が苦しげにうめく。
 自分が勇者のような気すらしてくる。それにしては姫君の扱いが乱暴すぎるようだが。
 煙が完全に落ち着いてきたところで、ようやく銀時は気づいた。先ほどの爆発はただの目くらましだったということに。だから揺れがこなかったのだ。そしていち早く気づいた高杉に先手を打たれた。
 舌打ちする。
67Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:38:16.79 ID:R5VXo7dH
「お前だけ逃げるっつー手もあるぜ。てめーのすぐ後ろが出口だ。俺もこいつを抱えていちゃ止められねぇからな」
 歯がみする。そんなまねが、できるものか。おいて逃げることなど絶対にできない。もう二度と。
 どうすれば切り抜けられるかを必死に模索する銀時の前で姫君はうなるように声を上げた。
「いけ……銀、時」
 かぶりをふった彼に、桂は不吉な笑顔で言葉を続ける。
「どうせ、俺、は……助からん」
 その言葉に高杉と銀時が驚愕に目を見開き、同時に桂が右裾から何かを自分たちの足下に放った。
「てめぇ!?」
「よせ、桂ァァァ!!」
 二人の叫び声は次の瞬間、爆発の轟音の中にかき消されていた。
68Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:48:17.89 ID:RdtGDUvw
気づけば銀時は叩きつけられた扉ごと庭まで吹き飛ばされていた。
 爆発は、先ほどの目くらましの比ではなかった。距離のあった彼でさえこの衝撃。痛みに顔をしかめながら目を開けていくと、煙の向こうに館のシルエットが映った。
 崩れてはいない。おそらく大広間の中で爆発しただけだろう。あのシャンデリアは粉々になっただろうか。破片がいくつか自分の近くに落ちているらしかった。火災の明かりでガラスが反射している。
 ふざけんじゃねーぞ、桂。
 お前をこんなところで死なせてたまるか。
 銀時は立ち上がった。杖代わりにしたくとも、持っていた刀はどこかに消えていた。
 かまわず、爆発炎上した館の前で足を引きずりながら銀時は前に進む。爆風で吹き飛ばされたダメージも濃い。だが身体はまだ動く。手も足も。自分の意思一つでどうにでもなる。
 煙が立ち上っているが、それでも炎があちこちで上がっているために視界は悪くない。だがその火災と煙のせいで進みにくいことこの上なかった。むせるような熱気と煙に咳き込みそうになる。
「くそ……」
 館は今にも崩れそうな雰囲気だった。うまく中に入れても二人揃ってお陀仏させられそうだった。
 だからといって引き返せるわけが……
 銀時は、目を見開いた。
 炎の向こうに、人影を見た。
 見間違いかと思い、瞼をこする。頭から垂れてきた血が邪魔だった。
 それは間違いなく人影で、こちらに歩いてくる。敵か味方かも判別できなかったが、銀時はそれにあわせて前に出ようとした。
 だが。
「……!」
 言葉を飲み込んで足を止めた彼の前まで、人影はやってきた。
 僅か数歩の位置で足を止め、その男は担いでいたものを銀時の方に放った。
「うお……っ」
 慌てて放られた人間を抱きとめる。それは貸しておいた着物がひどく汚れて、前に見た時よりもさらに怪我を負っている桂だったが、気を失っているだけで息はある。
 その様子を全く確認せず、桂を救い出した男は門の方へ歩き出した。
 銀時のすぐ横を、やや重い足取りですれ違う。
「おい……」
 が、男は足を止めない。構わずにまっすぐ進む。その歩調は遅く、どこか頼りない。
 銀時は叫んだ。
「待て、高杉!」
69Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:49:05.24 ID:HgZDDc+S
背を向けたままの高杉が、ようやく足を止める。そしてどこから取り出したのか、あの状況で破損もしていないらしいキセルをふかした。
 そして振り向いた。ほこりまみれで傷だらけの、そしてつまらなそうな表情で、呟くように言う。
「うるせぇなぁ……」
「なんでこいつを助けた」
 単刀直入に問うが、彼は鼻で笑った。
「……さぁな」
 塀の外側から何か叫ぶような声が聞こえてきた。野次馬たちが騒ぎを聞きつけたのだろうか。すぐにでも逃げ出さないと、警察がやってきてしまう。その前に捜索に出ていた鬼兵隊が駆け付けるだろう。
 だが、まだ動けなかった。
 この男と対峙している間は、動けない。
 だが、ぶった切ってやりたくとも、刀がない上に桂を抱えている。
 高杉はキセルを指で軽く揺らしながら口を開いた。
「気まぐれだ」
「……気まぐれだぁ?」
「こんなところでこんな最期じゃつまらねぇだろ、お互いよォ……」
 いろいろな含みを込めた物言いで高杉は嗤った。相変わらずひどく癪に障る表情で、こいつは笑う。
「それにてめぇらは春雨に狙われてる。もう、長くねーよ」
「知るか。そう簡単にやられやしねぇよ」
「だといいがな……」
 憐れみなど感じさせない表情と声音だった。むしろ何かを愉しんでいるようにも見える。
 何か、というのはこの状況すべてかもしれない。
 唐突に、男は口を開いた。
「せいぜい今のうちに思い出作りでもしておけよ」
「なんだ、そりゃ」
 何言ってやがるこいつ……いや、言葉通りの意味か。どうせこいつは察してやがるわけだし。
70Classical名無しさん:2012/05/11(金) 15:51:17.10 ID:KWpJ+NaQ
やけくそ気味に、銀時は口元をゆがめた。
「てめぇがわざわざそんなことを言うためにヅラぁ助けるなんざ思いもしなかったぜ」
「安心しろ」
 一気にその声音が冷えた。
 一刀両断に切り込むような鋭さを持って、その男は銀時をにらんでいる。
「次に会った時は、俺も気まぐれは起こさねぇ」
 睨みながら嗤っている。
「全力でてめーらを切りにいく」
「……そうかい」
 もはや彼の眼差しには純粋な敵意しか存在していなかった。口もとの歪みは、狂気に染まっていた。
 そのまま無言でにらみ合い、やがて高杉は銀時に再び背を向けた。
「……」
 銀時の目の前で彼の紫色の衣装に、血が黒く染み広がっていった。ずたぼろの衣装の上、色が色だけにひどい怪我を背に負っているのだとその時まで気づかなかった。
 あの怪我でこいつをここまで担いできたってのか?
 だが負傷などみじんも感じさせない声がとどく。
「じゃあな、銀時」
 隻眼の男は、最後にその一言だけを残して消えた。
71Classical名無しさん:2012/05/11(金) 16:05:55.23 ID:8vty/pEZ
なぁ、ヅラぁ。

 からかうような声が聞こえた。
 ヅラじゃない、といつものように答えると、そいつは笑った。
 どこかひねくれていて、だが真っ直ぐな眼をして、楽しそうに笑っていた。
 
 意識の混濁から現実に帰れば、同じ男の、さげすむよう憐れむような視線が待っていた。
 やがて、体中が痛みを訴えてくるのがわかった。彼はわずかに身じろぎしたが、戒めが緩むこともない。吊り下げられた腕の感覚が鈍く、しびれているようだった。
 あの変態男の言っていた薬とやらの効果が切れたのだろう。ややはっきりしてきた意識の中で、自分の向かいの壁に背を預けた男が何か言っているのがわかる。
 気づけば、自分とその男しか、この場にはいなくなっていた。
 そういえばこの男は、さきほど何か他の奴らに言っていたような。
「てめぇら、俺が呼ぶまで部屋ぁ出てろ」
 ああ、だからここにいるのは二人だけなのだ。
 何のためだ。
 お前も奴らと同じように、下種な真似でもするのか?
 やぶにらみの視線だけで彼が問うと、高杉は一瞬目を細め、鼻で笑った。
「ズレてやがんな、相変わらず」
 こちらが何を言わずとも、察しがいいのも、相変わらずだった。
 ちょうどいい、こちらは喉がひどく傷んで声が出せないのだから。
「いい月が昇ってるぜ。宴にゃ似つかわしい」
 そんなことを話すために、部下を払ったのか?
 高杉はわかっているだろうに、それに答えない。
「……あんときも、こんな夜だったなァ」
 いつのことだ。
 身体の痛みに、イライラしていることを自覚する。大体、この男の前で奴の部下にえらい目にあわされたのだ。身体が自由なら意地でもつかみかかって首を絞めるなり唾を吐きかけるなりしてやるのだが。
「あの戦争中に、宴開いたろ。言い出したのは辰馬の奴だった」
 思い出した。
 桂は唇を噛んだ。
 あの時のことを、この男は言いたいのだ。
 身体に負った傷が、急に痛みを増したように思えてくる。
72Classical名無しさん:2012/05/11(金) 16:06:53.72 ID:qPONaBPN
「ずいぶん酔っちまって、その場の勢いで俺ァお前を襲っちまった」
 そうだったな。それ以来、貴様のことが余計嫌いになったのだが。
 そんな桂の表情を見て高杉は、可笑しそうに笑っている。
「……ありゃあ手ひどく振られたよなぁ。お前が酒に強かったせいで、痛い目にあわされた」
 別に酒に強かったわけではない。貴様らが勢いで俺の分まで飲んでしまっただけだろうが。だが、貴様がそんなことをまだ覚えていたとはな。
 忌々しい記憶だったが、よくよく思い出せば高杉が何からしくないことを口にしていたような……
 不意に頭痛が襲い掛かり、桂はうめき声をあげた。
 今のこの状態は、考え事をしただけでも負荷がかかるようだ。
「まぁ、今更てめーが誰に手ごめられようと、どうだっていいんだが」
 いつの間にか高杉の声は、ひどく癇に障るものになっている。ひどい頭痛の中で桂は再び視線で問う。
 貴様、何が言いたい。
 高杉は見下ろすように首を傾けた。
「……あいつに知らせてやったらおもしれーだろーな」
 あいつ?
「わかってんだろ、ヅラぁ」
 ……貴様。
「んな顔するなよ……お前があいつのことをどう思ってるか、わかっちまうぜ」
 貴様に何がわかる。
「わかるさ……実際、ずっと前からそうだったんじゃねーか?」
 ……。
「ふん……いい顔しやがる」
 どうして貴様は、こんな男になってしまったのだ。
 妙な間があった。
 高杉がキセルをくわえて離すまでの間だが、彼の雰囲気がどこか変わっている。
「何でだろーな……」
 それが何なのか考える余裕はなかった。ひどく頭が痛み、視界がかすむ。頭痛と身体がきしむ痛みで意識を失わずに済んでいるにすぎない。だがそれも長くは持たないだろう。
 何かまだ、高杉は口を開いているようだったが、耳に入らない。
 言いたいことがあるならはっきり言え。貴様のせいで聞き取ってやれないではないか。いや、聞かなければいいのか。貴様の言葉など、どうせもうお前とは敵対したのだから……
73Classical名無しさん:2012/05/11(金) 16:22:55.31 ID:aSI3+p7o
気づけば、夢の中に落ちていた。夢だと自覚する夢は久しぶりじゃないだろうか。
 どこか幼さの残る彼から、はっきりとした声が聞こえてくる。
 高杉は怒りを乗せた顔で、突き放すような口調で、桂とまっすぐ向かいあいながら言うのだ。
 わかってねぇのは、てめーの方だろ。
 ……。
 拒絶したのはそっちだ。
 ……。
 勝手なことを今更言ってんじゃねぇよ。
 それは本心なのか、貴様の。そうだとしたら、俺は。
 だが、声が出せない。
 たとえ弁解しようとしたくても。せめて何かを言ってやりたいと思っても。
 黙って向かい合っていると、高杉の姿がかき消えた。
 どこからか、寂しそうな三味線の音、弦をはじく音色が聞こえてくる。哀しい旋律が、自分の中に染みいってくる。
74Classical名無しさん:2012/05/11(金) 16:25:14.77 ID:nLk5g2zB
てす
75Classical名無しさん:2012/05/11(金) 16:28:05.87 ID:YI5Z3qFs
次に意識が戻ってくると、十名前後の男たちが戻ってきていた。高杉は、また前の位置にいる。薄ら笑いを浮かべて、彼を見ている。
 すべて夢だったか。
 そうだな。お前が俺に情けをかけるとは思えない。
 お前はそういう男なのだ。
 楽しいか、高杉。
 答えろ。
「どうだっていいんだよ、んなこたぁ」
 キセルをふかせて高杉がニヤリと口角をさらに吊り上げた。
「どうだっていいんだよ……」
 その言葉を皮切りに、再び抑え込まれて床に倒れこんだ。体中が抗議の悲鳴をあげて痛み出す。
 彼の眼は語っている。
 ――てめーらのことなんざ知ったこっちゃねーよ。
 もう興味はねーし、必要がなけりゃこっちから手ェ出す気にもならねぇ。
 そっちも充分勝手じゃねーか。そんな奴らにいちいち文句をつけられる理由はねーんだよ――
 ああ。
 何が本当で、何が偽りなのか、わからなくなってきた。
 そしてすぐに、理性が押しやられる。片隅に押しやられた理性の中で、桂は思う。
 自分の意思ではないとわかっていても。
 やはりこれは、厳しい現実だ……
76Classical名無しさん:2012/05/11(金) 16:53:42.34 ID:SdcsFake
「おーい……だいじょぶかー」
 覗き込む銀時の口から出たのは気のない言葉だったが、桂のまぶたが動く。
「もしもーし」
 怪我の少なかった肩のあたりに触れて軽く揺さぶってやると、うっすらと目が開いていった。
「おお、目を覚ましたアル!」
 隣の神楽がしゃがみ込んで覗きながら笑う。桂の視線が二人を行き来した。
「だーから大丈夫だっつったろ。とりあえず水持って来い」
「わかったアル!」
 神楽が素早く移動すると、しばらくぼんやりしていた桂が目を見開いた。
 その勢いのまま身体を起こそうと動きかけ、止まる。
「う……ッ!」
「やると思った。とりあえずまだ横になっとけ」
 銀時の言葉に、彼は素直に従った。
「……俺は、どうしてここに」
「俺が連れてきたから」
「いや、そうではなくて」
「生きてたから拾ってきてやったんだよ。何? なんか文句ある?」
 半眼ですこし怒ったように言ってやると、彼は瞬きした。
「……いや、ない」
 神楽がお盆を手に戻ってきた。盆の上には縦長のコップに入った水が用意されている。
「ヅラぁ、お水アルよ! ちゃんと飲まないとだめネ」
「ああ、すまぬなリーダー」
 桂は軽く笑うとゆっくりと身体を起こした。途中でなんどか顔をしかめたのは、やはり身体のあちこちが痛んだからだろう。どうにか上半身を起こした桂に、神楽はコップを手渡した。
 やや窺うような視線で彼女は水を飲む桂を見つめる。彼は飲み終えると首をかしげて神楽に口を開こうとした。
 が、神楽が神妙な顔つきで先に言った。
「お前今うなされてたアル。大丈夫か」
 桂は一瞬妙な間を見せたが、すぐにうなずいた。
「……心配をかけたようだ。だが、おそらく寝ている間に少し傷が痛んだのだろう。大丈夫だ」
「そうアルか」
 ちょっとだけ安心したような控え目な笑みを神楽が浮かべる。そして彼女は「じゃあまたテレビ見てるヨ」とその場を離れた。
77Classical名無しさん:2012/05/11(金) 16:56:08.57 ID:0rn7N5u6
「銀時……」
「あん?」
 桂の声は、さきほどの神楽の微笑に負けず劣らず控え目な声音だった。
「リーダーに、俺のことは」
「……ボコボコにされたとしか言ってねぇよ。紅桜の一件の時も、お前が捕まってるかもしれねーと分かったとたん真っ先にあいつらのところに飛び込んで行った奴だぜ。純粋に心配してくれてんだよ。ありがたく思え」
 そう言ってから失敗したと銀時は思った。自分はこいつがどんな目にあったか大体察してると再確認させたようなものである。なんでもっとこう、頭が働かないのかと思わず自分を責める。
「……そうか」
 沈んだ声音に、銀時は内心うめいた。
「ただいまー」
 その時、新八が大きな声を上げながら帰宅を告げた。玄関の閉まる音がして、ややあってからひょっこりと二人のいる部屋に入ってくる。
「おぅ、お帰り」
「あ、桂さん目を覚ましたんですね。今ちょうどエリザベスに連絡をつけてきたんですよ」
 新八はエリザベスとのやりとりを手短に桂に伝えた。要約すると、鬼兵隊捜索のため警察が各所で網を張っているために桂にはしばらく万屋で療養してほしいということ、その間万屋に護衛を頼みたいということだった。
「というわけなので、ゆっくりしていってください。エリザベスたちと連絡を取りたいときは、僕に言ってくれればいいですよ」
「そうか……ではすまぬが世話になる」
「その代わり報酬はお願いしますよ。いやーもう渡りに船です。これでここの家賃を久しぶりに溜めずに済みそうですね、銀さん」
 新八が屈託なく笑う。こういうときのこいつの明るさは救いだな、などと銀時はぼんやり考えた。
 ……俺は何してんだろ。
 神楽が隣室に引っ込み、テレビを見ている音がする。新八は立ち上がって部屋を出て行った。おそらく神楽とテレビでも見始めるだろうか。
 そんなことを考えていると、玄関のチャイムが鳴らされた。
78Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:05:52.06 ID:o/tSItR7
「はーい、今行きますよー」
 玄関の方に新八が返事を返しながら走っていく。
 数秒後。
「ひ、土方さんんん!?」
「げ」
 銀時は思わず半眼で壁の向こうから聞こえた新八の叫び声にうめいた。
「あんだよ、何をそんなに驚いてやがる。俺が来ちゃ悪いってのか?」
 玄関口から届くまぎれもない土方の声に銀時は「悪いよ、ヤなタイミングだよ」とつぶやいた。
新八が「いや、まさかそんな……」と応える声が聞こえてきた。そして神楽もそっちに行ったらしい。さっきよりも軽いドタバタという音がした。
「あー! 何しに来たアルか!? ここに来るときは酢昆布一年分持って来いって言ったアル!」
 よし、いいぞ神楽! そのまま追い出せ!
 ところが、土方の落ち着いた声。
「あぁ、少ねーが、とりあえずこんだけ買ってきたぜ」
「新八、何してるネ!? お客様を早くお通しするアル! さっさと粗茶出すアル!」
 何やってんですか神楽ちゃん! おめ、まさか、土産に目がくらんでこっちに桂がいるってこと忘れてんじゃねーの!?
 がさがさとビニールをあさる音が聞こえ、「んじゃ上がらしてもらうわ」という土方の声と足音が聞こえてくる。
 こうなりゃおめーが頼りだ新八! なんとかしやがれ!
 心の中で銀時が叫びまくる。
 後から振り返ってみれば、このとき彼は、自分が出て行って土方を押しとどめることを思いつけないほど焦っていた。
「……出て行かなくてはなるまい」
 その声に銀時が振り向くと、桂が身体を起こして顔をしかめていた。布団に倒れ伏すほどまだ傷が痛む上、寝込んでいたこの男に奴らから逃げられる体力があるわけもない。
「いや、こっちの部屋までははいってこねーよ。いいから横になっとけ」
「だめだ、お前たちにもう迷惑をかけるわけにはいかない」
「二日もまともに目ぇ覚ませなかった奴が、何言ってやがる。第一今逃げたらすぐバレちまうだろ」
 押しとどめるように手を伸ばして両肩をつかむと、桂の身体が一瞬震えて銀時の腕を凝視する。
「……っ!」
 何か思い出したのか、その瞳に恐怖の色が映ったように見えた。
79Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:06:38.40 ID:nYAZ7wAv
思わず手を離し、言い繕う。
「わっ、悪ぃ。……怪我ァ痛んだか」
「……いや、大事ない」
 非常に気まずい空気が流れた。
 が、実際それどころではなかった。
「おい、白髪頭はいねーのか?」
 土方の声は、隣の部屋から聞こえた。
 え、新八くん何してんの? 止めてくれたんじゃないの!?
「え、ええ。それがちょっと……」
「銀ひゃんに用アルか?」
 神楽が明らかに口にものを含んだ状態でしゃべっている。
 物を食べながらしゃべるんじゃありません! てかそれどころじゃねーし! なんとかそいつを追い出せっつーんだよ!
「銀ひゃんならほっひで――」
「だめだよ神楽ちゃんん!!」
 新八が神楽のくちを押さえたらしい。もごもごというこえが聞こえてきた。気づけば桂から異様な緊張感がただよってきている。
 いやそりゃ敵対勢力だし自分を追ってる男だもんね? わかる、わかるよヅラ。
 でも今そんな気配出してたら逆にバレちゃうからね?
「なんだ、何かあったのか?」
 どこかまだ気安さを感じる土方の声音だが、さすがに何かをいぶかしむ感情も含まれていた。
「い、今銀さん寝てるんです……そ、そっとしておいてもらえませんか?」
 新八の声は、若干たどたどしい。だがいいこと言った。それで押し通してくれ。
 そう思ったが。
「どういうこった」
 ああああ。やっぱり疑ってかかってきたよ多串君。おっかげでヅラがなんかじりじり動き始めちゃったんですけど! え、こいつ爆弾とかもう持ってないよね。
 焦る銀時をよそに、新八がゆっくりとあとを続けた。
「……すみません、その……」
「銀ちゃん、大怪我して今も寝込んでるアルよ」
 神楽があっさりと嘘をついた。
「なにぃ?」
「だからしばらくそっとしておいてほしいネ。話あるなら、私たちが聞くアル」
「いや、大怪我って、何があったんだよ?」
「神楽ちゃん!」
80Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:08:05.03 ID:/5RN2qFV
咎めるような新八だが、神楽は気にした様子もない。
「なんか、二日前に爆発事件に巻き込まれて、ドジ踏んだって言ってたアル。……でも、詳しいこと何も私たちに話してくれないアル」
「神楽ちゃん……」
「新八、こういうときはウソついてもしかたないネ。ちゃんと本当のことを言えば、トッシーもわかってくれるヨ」
 神楽が言っている内容は、実際のところ本当半分嘘半分である。あとは桂についてまったく口にしないだけであるが。
 新八と神楽に対し、銀時は高杉がらみの詳しい話を一切していなかった。ただ桂が捕らえられていたこと、それをどうにか助けてきたこと、おかげで散々な目にあったことだけ伝えてある。
 高杉とは二人とも面識があったが、奴らについての言及はしてこなかった。一人で巻き込まれるから怪我なんかするんだと、逆に説教をくらっただけで。
 誰かがため息をついたような音が聞こえた。おそらく土方だろう。
「前に来た時に言った屋敷が爆発騒ぎを起こしちまってな。鬼兵隊がらみらしいとようやく調べがついたんで、何か知ってるかと思ったんだが、案の定か……」
 まさかそのままこちらに乗り込んでは来やがらねーだろうな。妙に手に汗握る展開じゃねーか。
 向こうの部屋でも、新八たちが緊張しているような気配が伝わってくる。
「……んで、今はまだ寝込んでるって?」
「あ、はい……」
 再び、ため息の声が聞こえた。
「まぁいいか」
「え?」
「そっちで寝てる男に、あとで伝えといてくれ。『今度詳しい話を聞かせろ』ってよ」
「土方さん」
「どうせ今更焦ったところで鬼兵隊はしっぽも見せやしねー。万屋がある程度回復したら参考程度に聞きに来るからよ……見舞いの品でも持ってな」
 何か察してくれたらしい。おそらく、新八や神楽にも詳しいことを話していないということで。
 あの動乱で、土方も仲間と敵対するはめになった。割り切っているように見えて、いろいろ思うところがあったのかもしれない。
(まぁ、こっちはもう仲間云々の関係は一切ねーんだけどな、あの野郎とは)
 するとすぐに廊下のきしむ足音が聞こえてきた。
 とにもかくにも、土方が遠ざかったことに感謝する。
 壁の向こうはいつのまにか、こちらと完全に隔てられたように明るい雰囲気になっていた。
81Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:37:33.44 ID:NWAqvHft
「見舞いに、こないだ新発売された新味覚のマヨネーズを……」
「それキモいアル。ぜったい銀ちゃんと喧嘩になるヨ」
「いや、こんどのはすげーんだよ。カロリー少なめで……ほらCMやってる」
 ぶつん、とテレビが切られたらしい音がした。神楽だろう。万事屋のチャンネル選択権は基本的に神楽のものだ。
「あれ、神楽ちゃんどこいくの?」
「せっかくいい天気だから定春の散歩いくアル。定春〜散歩いくヨ〜!」
 元気のいい返事が聞こえ、どてどてという音が遠ざかっていく。
「おら、ダメガネ。おめーもさっさと来いヨ」
「ちょっと待って。銀さんに書き置き残して行かないと」
 何やら紙に書き付けるような音が聞こえてくる。ついでやや遠くの方から土方の声が聞こえた。
「なんだお前ら、あいつを放っといていいのか?」
「いいアル。どうせ放置しても動けないから何もできないし、ジャンプ買ってきて恩を売る方がいいネ」
「そうそう、大丈夫ですよ。どーせ寝てればいいだけなんですから。……よし、じゃあ行こっか、神楽ちゃん」
 何やら気を使い始めたようにも感じられる二人の言動に、銀時は少し妙な気がしたものの、とりあえず感謝だけはした。
 そのあとも何やら話し声が聞こえたが、それも遠ざかり、玄関を閉める音が聞こえた。
 彼らの部屋以外、人の気配が完全になくなった。
 それに安心したとたん、身体の力が抜けていった。寝床の桂も、さすがに表情は晴れないものの、緊張は解いている。
「あーよかった。また騒ぎになるとこだった」
 思わずへらへらと笑った彼に、桂が拳を握り締めて口を開いた。
「……すまんな、銀時」
「へ? 何が」
 唐突な言葉に銀時が戸惑う。
「考えてみれば、お前は奴らともうまくやっていたのだった」
「え、いや別にそういうわけじゃ」
 腐れ縁というか、たまに依頼してくるとかつっかかってくるだけどいうか。
「俺のせいでお前を巻き込んだ上に、こんなことになるとは……」
「え」
 いやそれ違うから。別にお前のせいじゃねーし。
 ……あれ? でも元を正せば大串君からそういう話を聞いてちょっと行ってみようって思ったんだっけ? だからといってヅラのせいってわけじゃ。
「あー、それ違うから。別にあいつらとは」
「……」
82Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:38:11.73 ID:Lk8r3lee
 銀時の言葉を聞いているのかいないのか、思った以上に深刻な表情で桂がうつむいている。
そもそも桂は、真撰組との関係を危惧してこんなことに、と口にしたわけではないだろう。銀時が怪我を負ったことや、自分をかくまっていることなども含めたすべてが気にかかっているのだ。
 まずい。
 これじゃ土方が来訪してるときとかの方がましだったんじゃないだろうか。
 ……あれ、これはデジャヴか?
 考えてもみれば、二人きりの状況はあの部屋でつながれていた時と大して変わらない。心情的には何一つ解決せず、わだかまりが残ったまま。気まずさが胃を締め付けてくる気がする。
 その時の状況を思い出したせいで、いつの間にか銀時は逆に緊張し始めていた。
『見てたんだよ、仕舞いまで全部』
 高杉は、嗤ってそう口にした。
 何を。
 何をされた。
 それも、あいつの前で。
 銀時はうつむき加減の彼を見つめながらかけるべき言葉を探した。彼の落ち込み方が尋常でないのは、よほど精神的に苦しめられたからではないのだろうか。薄ら寒くなるような、
吐き気のするようなことを、あいつらに。
思い出したくはなかったが、断片的に聞いた言葉だけでも想像を絶していた。
 狂乱の宴だと? ふざけるな。酒をかっくらって歌って踊ってどんちゃん騒ぎをするのが宴なんだよ。あー。やっぱりあの能面の変態は叩っ切っちまえばよかった。大体、三日三晩だって? がんばりすぎだろう、いくら何でも無理だ。嘘だろ、それは。
 だが、彼の消耗具合からすると考えられないことではなかった。戒められていた手足の傷もひどかった。よほど長い間戒められていなければ、あんなことにはなるまいとわかる。
 わかってしまうのも、嫌だった。
「……気にするこたぁねーよ」
 それは自分に言い聞かせたい言葉だった。
 桂が顔をあげて銀時を見る。表情こそいつも通りだが、どこか背筋に妙なものを走らせる、不安そうなまなざしだった。
 ……そんな目で見るなよ。
「偶然が重なって奴らに捕まっちまっただけだしよ。おめーが先に捕まってるなんて思ってもみなかったし」
「……そうか」
 その声も暗い。
83Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:38:47.61 ID:Taij4g+x
そして再びうつむく。普段の桂を知っているだけに、この状態はあまりにもらしくなさ過ぎた。
 いつもなら茶化して口論に持ち込めるかもしれないが、今回ばかりは無理だった。神妙すぎるこの男の姿が、ひどく痛々しくい。
 それに桂が深夜に何度もうめき声をあげていたことを、銀時は知っている。おそらく悪夢を見ていたのだろう。金縛りにあったように震えていたかと思えば歯を食いしばって何かに耐えようとしていることもあった。大声で叫び出すこともあった。
 どうすればいい。
 なんて言ってやればいい。かけるべき言葉が見つからない。自分の中でもやもやしたものが渦巻いて、うまく対応しきれない。
 桂も何も言わず、ひたすら自分の手もとを見下ろしている。無言の圧力。が、おそらく桂も何かを悩んでいるのだろう。でなければこんなにも重苦しい雰囲気にはなるまい。
 沈黙は五分間ほど続いた。
 その場の雰囲気に耐えかねて彼は立ち上がった。桂がそれに合わせて顔を上げる。
 それを見下ろしながら笑いかけ、銀時は口を開いた。
「俺腹減ったから飯食ってくるわ。お前はまた休んどけ。大串くんも、今日はもうぜってー来ねぇからよ」
 それだけ口にするので限界だった。気づけば顔をそむけるように彼に背中を向けている。情けないと自覚しつつ、銀時はその場を離れようと動きかけた。
 だが、身体が止まった。
 驚いて振り向くと、桂が銀時の寝巻きの裾をつかんでいた。
 泣き出しそうな顔で。
「え?」
「あ……」
 しかし彼はすぐさま我に返り、あわてて顔をそむけて手を離した。
「いや、すまん。なんでも、ない……」
 言葉の内容とは裏腹に、彼のそむけた横顔や言葉が震えていた。いつもは無表情気味の顔も、ほとんど取り繕えていない。
 何より、さっき一瞬だけ見せた表情はひどく印象的だった。あれが本当にこいつの表情で、しかも自分に向けられたものなのかと戸惑うほどに。
 まるで、銀時にすがりたいと言わんばかりの表情で……
84Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:40:06.84 ID:MsXxH4+z
銀時が思いを巡らせていると、寝床の男はようやく彼の方を向いた。また、平静を装ったらしい。
「お前の言葉に甘えさせてもらおう」
 は? どの言葉だって?
 俺、お前を甘やかすようなことを言ったか?
「……どうした?」
 平気そうな顔をしやがって。あんな顔を見せたくせに、何をいまさら取り繕ってやがる。
「腹が減ったのだろう、俺のことは気にせずとも大丈夫だ」
 そうやって無理をするんだよな、てめぇは。
 そう、そういうやつだ。こいつはいつも顔に出さない。だが、出さないようにしている時もある。
 わかってんだよ、くそ真面目な馬鹿が。
「……? 銀時?」
 無言でただじっと見下ろす彼を疑問に思ったらしい。桂が首をかしげながらつぶやくように尋ねた。
「どうしたのだ。傷が痛みでもしたか」
85Classical名無しさん:2012/05/11(金) 17:40:50.92 ID:/bEEcy3b
気がつけば、目の前に顔がある。触れるか触れないか、そんな距離に。

 驚いて自分を見つめ返す相手の瞳に、どこか怒ったような自分が映っていた。
 怒っているとも。
 今までにないほど、この相手に怒りを感じている。
「……ん……とき……?」
 唇を震わせ、かすれたような言葉が彼の耳に届く。逆に、まだ澄ました面構えを取り繕おうとしているこいつが、憎たらしく思えてきた。
 左腕で抱き寄せた身体の外で、彼の腕をはずそうと申し訳程度に桂の右手が添えられている。思わず引き離そうと伸ばしてきた左腕は、銀時の右手にからめとられた。
 桂の身体は震えている。それでも表情は驚愕の領域を抜けない。瞳の色に不安と恐怖が宿っても、表情が崩れない。ギリギリのところで何かを保っている。
 それがお前の強さだとでも言うのか。
 見せちまえよ、あいつの前で散々さらしたんだろう。
 弱いお前をさらしたんだろう? 変な薬を使われたんだか知らないが、あの野郎はお前が乱れる姿を知り尽くしたんだろ。この男のあえぐ姿はどれだけなまめかしいか。
泣き叫ぶ姿がどれほど哀れか。人斬りのヘッドホンから聞こえた声は、哀願する声だった。そんな声で、お前は、あの男にもすがったんじゃないのか? あの男に犯されながら、泣いたんじゃないのか。
 ああ畜生。どうして俺はあの男をぶった斬ってやれなかったんだ。
 今更ながら悔やむ。薄汚い嫉妬だろうともうしったことか。
 だから、曝してくれ。いや、曝せ。
 今ここで。
「お前、いったいあいつらに何されたの」
「……っ」
 目の前の表情が変わる。
 思わず桂の瞳に映る自分が笑った。さすがに、これはお前でもかわしきれない攻撃らしいな。
 まさか聞かれるとは思っていなかったのだろう。
「な……なん……っ?」
 おびえた眼差しが逆に嗜虐心をもろに煽ってくる。困惑を隠せずに狼狽する姿が弱々しく、しおらしい。
 ああ、わかった気がする。わかっちゃいけないんだろうが、お前が三日三晩も可愛がられた理由がわかるように思う。
「それ……は、ん……」
86Classical名無しさん:2012/05/11(金) 19:38:18.18 ID:37U7F1EB
顔をそらされた。だが、即座に桂の左手をつかんでいる右手の人差し指だけで顔を真正面に向けさせてやる。
 そんなことをされると思わなかったに違いない。あっさりと首が向き直り、どこかおびえたような顔が彼と向き合う。
「な、話してみ? そしたらよ、けっこう、楽になると思うぜ」
 嘘がするりと口をついて出ていった。楽になる? 誰が楽になるって?
 泥沼にどちらもはまりこむだけじゃないのか。
 だが。
「嫌だ……」
 思わず銀時が驚くほど素直な言葉が返ってきた。桂の身体が震えている。先ほどより、震えは激しくなってきた。
 だがそれだけで許してやれるほど、甘くない。彼の理性はその感情に、はるか及ばない。
「話してくれよ……なぁ」
 追い詰めるように彼は言う。心の中では笑っているかもしれないが、表情はもうなくなっていた。
 いつのまにか桂と同じように表面を取り繕い始めたのか……
「待て、銀時。それは、お、お前が聞くようなことではない……!」
 桂が慌てて顔を背け直した。今度は銀時も止めなかった。そのままで許してやった。
 そして、まったくもって彼の言うとおりだった。むしろ銀時の立場は目をつむってやらなければならないものである。わかっていても聞かない、そんな優しさを示すべきなのに。
「お前に、き、聞かせても……嫌な話になるだけだ……」
 もっとはっきり言えばいい。自分がやつらにされた最大級の屈辱を思い出して誰かに伝えることなどできないと。自分が男たちに輪姦された話など、このんでする奴はいないからな。
 中途半端な言い訳だな、と銀時は思う。中途半端に俺に対しての義理を感じさせるから。
「聞かせてくれよ……」
「な、なん、……?」
 だから付け込まれるんだっつーの。
「んなもんよぉ……」
 体重をかけるように、彼はすぐさま桂を押し倒した。
87Classical名無しさん:2012/05/12(土) 07:16:18.38 ID:o7MK4Zv8
こんな事する前に早くグッズうpしろや自爆雑魚杉腐
88Classical名無しさん:2012/05/12(土) 18:57:25.25 ID:pABmvW7S
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
89Classical名無しさん:2012/05/12(土) 20:34:30.43 ID:ZDHCxqGY
「俺が知りたいからに決まってんだろ……!」
「う、ぁ……っ!」
 傷が痛んだのだろう。苦しげに顔をゆがめて桂が叫んだ。
 苦痛にゆがむ顔すら憎いほど愛おしい。
 まずいな、と思う。自制がもうきかない。このまま、したいようにしてしまおうかとも考えてしまう。だが高杉の奴に何をされたのか、あの変態に何をされたのかわからないままでは、意味がない。
 耳元に唇を近づけ、銀時はゆっくりと嬲るように囁く。
「なぁ、何されたのほんと」
「や、やめ、……俺は、俺はっ!」
 桂から理性がはぎとられていくのがよくわかる。もう言葉が言葉になっていない。それじゃわからない。理性をなくしても、説明はしてもらはないと。
 両手を押さえたまま、唇を耳元から下に移し、首筋に口づける。
「なっ……あ!?」
 桂が動こうと、逃れようとするが、銀時が半ば身体ごと乗っているためにほとんど意味をなさない。
 唇を這わせながら彼は質問を続ける。
「最初から変な薬使われたの? それで、それからどうされたの?」
「ぎ、ぎんっ……っ」
「話してくれよ……なぁ……?」
「う……く」
 手のひらを鎖骨の辺りにあてがい、そのまま着物の中にゆっくりと這わせると、喉元をのけぞらせ、桂が眼尻に涙を浮かべた。まるで彼はこらえるような表情で、顔をそらす。
包帯の巻かれていない部分は、白いなめらかな肌がさらされていた。思わず撫でていくと予想以上に触れ心地がよかった。本当にこいつが自分と同じ男とは思えない。指を這わせ続けると、苦しげなうめき声が押し殺すように彼の唇からもれた。
 ああ、そうか。こんなこともされたんだな。
 少しだけ、罪悪感がわき起こった。
 荒い呼吸に変わった彼の様子を見ていると、行為を続けたい自分の他にちゃんと慰めたいと思う自分がいることに気づく。後者が頭の中でつぶやく。
『こんなことやってたら、お前もあいつらと同じじゃねぇか』
「どうし、て……、こん、な」
 震える桂のことばが、頭の中の罪悪感と一緒に自分を責める。
 ああそうだな畜生。そうなんだよな。
 だから逆に、奴らに何をされたのか知りたいとすら思っちまった。
『もうやめろよ。取り返しがつかなくなっちまう前に』
 その通りだな。ここまでして、ようやくそう思った。
90Classical名無しさん:2012/05/12(土) 21:06:16.34 ID:CbP8oiQt
バレは今週はこないんだろか・・
91Classical名無しさん:2012/05/12(土) 22:00:04.21 ID:JHfY9iJy
バレ本スレでもうとっくに来てた。
けど埋め立てられた。
ググってみれば。
92Classical名無しさん:2012/05/12(土) 22:01:22.01 ID:CbP8oiQt
マジか
よかったらスレ番教えろください
93Classical名無しさん:2012/05/12(土) 22:13:09.06 ID:DUg18O47
バレスレ293の31、126、130、140、152、157だよ
94Classical名無しさん:2012/05/12(土) 22:13:23.09 ID:CbP8oiQt
すまん、自己解決したわ
95Classical名無しさん:2012/05/12(土) 22:15:56.71 ID:CbP8oiQt
>>93
ありがと
96Classical名無しさん:2012/05/13(日) 14:24:49.52 ID:ANqSOvkV
結局いつもの詳細さんは来てくれなかったか
忙しかったのかね
97Classical名無しさん:2012/05/13(日) 15:30:16.91 ID:N5HcHJNQ
>>16
来週で400回のはずだけど特に予告には何も無し
新連載が何本かスタートするし、その後じゃないかね
いつもは新年あたりにくる周年もちゃんとやってないし
もし空知の別件仕事が銀魂がらみで大きなものだったら
400回と一緒に発表とかあるかもしんない(と期待する)
98Classical名無しさん:2012/05/13(日) 15:31:33.74 ID:bgwcjiTB
バレに詳細が来たからでしょ
すぐ自爆に潰されたけど
99Classical名無しさん:2012/05/18(金) 12:11:06.26 ID:KWS3WgSs
規制されてしまった
100Classical名無しさん:2012/05/18(金) 15:13:02.83 ID:VSluoe/B
洗濯失敗してTシャツが全部雑巾みたいな
匂いになっています。       <英秋>
101Classical名無しさん:2012/05/18(金) 16:01:04.32 ID:1kx6umOg
>>100
ありがとう
一人暮らし始めたばかりの男子大学生みたいなコメントだなw
102Classical名無しさん:2012/05/18(金) 16:03:23.77 ID:VSluoe/B
拘置所
鯱 「先生 また腸捻転が再発したんでベッドで休ませてもらっていいスか」
先生「鯱さん アナタ何回腸がねじれたら気が済むの あのね この医務室は囚人の昼寝場所じゃないの」
鯱 「いや三回転半位ねじれてる勢いで腸が蝶結びになって超痛いんですけど」
先生「いやアナタ 腸捻転言いたいだけよね
   全く 仮病とわかったらスグつまみ出しますからね」
(医務室のベッドのカーテンを引きながら)
鯱 「あのォ 絶対中見ないでくださいね ケツから腸引きずり出してかなり格闘する事になると思うんで」
先生「ハイハイ」
(ポーチから筆記具を出し 頭にベレー帽をかぶり、描きかけの原稿を広げる鯱)
鯱  よっしゃぁぁあああ!! 今日は徹夜で原稿仕上げるぞォォ!!
   明日の漫画賞締め切りまでに何とかしなければ ここなら看守の目を気にせず集中できる
   アニキィィィ!! 今度こそ俺達夢を掴もうぜ!!
(朝)
鯱  しまった!! 余りにも快適な空間でうっかり居眠りしちまった アレっ!? 原稿が・・・!!
(カーテンを開けると足を組みながら座ってる先生が原稿を読んでる)
鯱  ヤベッ・・・
  「ちっ・・・違うんです先生 それはっ・・・」
先生、忍び笑いから大笑いに。目尻に涙を浮かべて
  「確かに 腸捻転になっちゃうかもね こんな面白いもの読んだら」
鯱  せ・・・先生・・・

タイトル:担当編集は一人で足りる

103Classical名無しさん:2012/05/18(金) 16:11:54.96 ID:VSluoe/B
(面会室)
銀時「あ? 先生が気になる?
(銀時も黒縁眼鏡にベレー帽)
   え?何? 教師と生徒の禁断のラブコメ漫画に変えるって事?
   古りーよ 縄文時代のラブコメでもそんなのやってねーよ
   んなもんよりさァ パジャマ着たギャングの娘が
   局部がゴム人間になったゴム要らずの火影の息子と爛れた毎日を送るっていう・・・」
鯱 「いや違げーよ!! 漫画の話じゃなくて俺の話!!
   この刑務所の医務室に成滝先生ってのがいるんだが 以前俺の漫画を見て面白いっていって・・・笑ってくれてな
   以来ちょくちょく漫画見せに通ってその笑顔を見るうち なんだが胸が苦しくなってきちゃってよ
   俺こんなんだから恋愛なんてロクにした事ねーんだけど この胸の痛みがこっ恋なのかな・・・なんて」
銀時「いや 錯覚じゃね」 面会室のガラスを突き破るパンチが鯱の胸にヒット  
鯱 「ごっふあああ!!
   なっ・・・何すんだアニキ」
銀時「バカタレが どうも最近漫画の登場人物が全員もれなく眼鏡っ娘だったり
   全員もれなくお天気おねえさんだったのはそういう事か」
鯱 「いや お天気おねえさんはアニキの指示だろ!!」
銀時「これは恋なの?だァ んなハンパなプラトニックラブ フワフワ楽しんでっから
   漫画に集中できねーんだろーが
   ハンパな事やってねーでさっさと告白して獄中交際にこぎつけろ
   ラブコメを勉強する絶好の機会だろが」
鯱 「えっ!? むしろ応援してくれんの!?(手書き:じゃあなんで殴ったの!?)
   でも相手は先生だぜ 高根の花だよ 俺みたいな囚人相手にするワケねーよ
   そっそれに告白なんてした事ねーし 気の利いた口説き文句もいえねーし」
銀時「確かにお前は汚ねぇ囚人だ だがお前のその手はキレイな線を引く事が出来る
   気の利いた口説き文句が言えなくても ウィットにとんだ台詞をつづる事は出来る
   つまり お前の武器 漫画を使って口説けばいい」
鯱 「漫画を使って・・・?」
銀時「お前その女に漫画を見て貰ってるって言ってたよな」
鯱 「ああ たまにアドバイスもらってる」
銀時「そうか じゃあこんな作戦で行こう」 
104Classical名無しさん:2012/05/18(金) 16:18:02.26 ID:VSluoe/B
(医務室のデスクで原稿を前に悩む銀時)
銀時「うーん まいったな」
鯱子「どうしたの銀時さん」(眼鏡におさげ髪)
銀時「鯱子先生 実はネームにつまっちゃってね 結構大事なシーンなんだけど セリフが思い浮かばなくて」
鯱子「まあ それは大変」
銀時「ちょっと鯱子先生見て貰えるかい ここの台詞は決まってるんだけど
(コマ背景:原稿の1コマ。学生服の男が「先生つき合ってください」 向かいに白衣の女性。吹き出しは空白)
   こっちの台詞が浮かばないんだ
   鯱子先生だったらココ・・・何て入れる」
鯱子先生、銀時の肩に手を置き「・・・・・・ 『YES』・・・かな」 
105Classical名無しさん:2012/05/18(金) 16:35:51.49 ID:VSluoe/B
(面会室の鯱。バックに雷フラッシュ?)
鯱 「アニキぃぃぃぃ!! ついYESって答えちまったよ!!」
銀時「そうだろ これぞ漫画家にしかできない告白だろ」
鯱 「流石アニキだ!! イケる!! これならイケるよ!!
   そうとなったらこうしちゃいられねェ!! 早速漫画描かなきゃ
(看守に伴われて退場)
   アニキ待ってろよ!! 必ず朗報を携えて戻ってくるぜ」

106Classical名無しさん:2012/05/18(金) 16:36:14.71 ID:VSluoe/B
ここから原稿。タイトル:先生とぼく 作:悪路木夢粋)
鼻にバンドエイドを貼った男子生徒
先生「まったく君はもう いつもケンカばかりして 保健室は野戦病院じゃないんだからね!
   小さな戦士クン(軽くでこピン)
   でもウチのフェンシング部の子たちもそれ位勝気だったらな」
生徒「俺・・・ ケンカなんかしてない」
先生「・・・え?・・・」
生徒「このけがは自分で棒でつついたんだ」
先生「なんで・・・そんな事」
生徒「先生に伝えたい事があったから 先生つき合ってください」
先生「歓迎するわ ようこそフェンシング部へ長宗我部君(ここだけ医務室の先生の字)」

(面会室の二人)
銀時「そうか・・・ フェンシング部に入部する事になったか」
鯱 「・・・・・・アニキ どうしてこんな事になった」
銀時「つき合うと突き合うを 勘違いされたな」
鯱 「いやコレスポーツ漫画じゃねーんだけど 主人公長宗我部じゃねーんだけど」
銀時「長宗我部のことはしらねーよ コレお前フェンシング部顧問みたいな設定にすっからだよ
   ここで『棒でつついた』とか余計な事いうからフェンシングの才能を見込まれちゃったんだよ長宗我部
   コレなんで漫画の設定も先生なワケ これだと告白してもこっちの先生にいっんのか自分に言ってんのか
   あっちの先生もわかんねーだろうが」
鯱 「え? 先生ってどっちの?」
銀時「あっちの先生だよ」
鯱 「あっちの先生ってどっちの先生」
銀時「お前の言ってるあっちの先生ってどっちの先生だよ」
鯱 「アニキ どーすんだよ 先生 先を楽しみにしてるって言ってんだけど」
銀時「アレだろ フェンシング部に入部してもう一回告白するしかねーだろ」
鯱 「いや俺 フェンシングの事なんてよくわかんねーし 主人公長宗我部なんて名前じゃねーし」
銀時「もう長宗我部の事はいいだろ 長宗我部で行こう フェンシングは早めに切り上げてなんとかもう一回告白しようぜ
   ここはこうして アレはああしてだな・・・」

107Classical名無しさん:2012/05/18(金) 16:53:03.12 ID:VSluoe/B
(再度原稿 タイトル:先生とぼく 第二章  作:悪路木夢粋)
体育館。床に投げられるフェンシングの剣
生徒「ダメだ やっぱ俺フェンシングの才能ねーよ
   もうやってらんねーよ 親は離婚して長宗我部から御子柴になっちまうしよォ!!」
先生「元気出して 先生・・・応援してるから」
生徒「先生・・・ 俺が欲しい言葉は そんなんじゃねーよ
   先生 俺とつき合ってください」
先生「『先生 俺とつき合ってください』
   これでいいわね さっ練習に戻るわよ長宗我部君」

(面会室)
鯱 「そーいう意味じゃねーよ!! 『先生俺とつき合ってください』が欲しい言葉と思われちゃったよォォ!!
   しかも頑なにフェンシング部やめさせてくんねーよ!!
   つーか離婚した言ってるのに何で頑固一徹 長宗我部呼び? どんだけデリカシーないのこの先生」
銀時「もう長宗我部の事は諦めろって言ってんだろ
   お前さァ ただ部活辞めたいだけじゃそりゃ先生も納得しねーよ
   その先に展望はあるわけ? 何かやりたい事でもあんの? その辺をちゃんと言わないと部活辞めたい気持ちは伝わんねーよ」
鯱 「そんな気持ち伝えたいわけじゃねーんだけど」
銀時「あとお前コレ 先生のとこ吹き出しでか過ぎだよ 
   余白がデカイから余計な台詞入れられんだろ もうこの際「はい」しか入れらないように小さくしちまった方がいいぜ」
鯱 「成程 あとはフェンシング部をどうする 何とか退部して先生の頭からフェンシングを取り除かねーと」
銀時「もういっそのこと全国優勝とかさせて引退させたら」
鯱 「でも世界大会とか出されたらどーすんの」
108Classical名無しさん:2012/05/18(金) 17:21:26.30 ID:YOO99Wst
「俺が知りたいからに決まってんだろ……!」
「う、ぁ……っ!」
 傷が痛んだのだろう。苦しげに顔をゆがめて桂が叫んだ。
 苦痛にゆがむ顔すら憎いほど愛おしい。
 まずいな、と思う。自制がもうきかない。このまま、したいようにしてしまおうかとも考えてしまう。だが高杉の奴に何をされたのか、あの変態に何をされたのかわからないままでは、意味がない。
 耳元に唇を近づけ、銀時はゆっくりと嬲るように囁く。
「なぁ、何されたのほんと」
「や、やめ、……俺は、俺はっ!」
 桂から理性がはぎとられていくのがよくわかる。もう言葉が言葉になっていない。それじゃわからない。理性をなくしても、説明はしてもらはないと。
 両手を押さえたまま、唇を耳元から下に移し、首筋に口づける。
「なっ……あ!?」
 桂が動こうと、逃れようとするが、銀時が半ば身体ごと乗っているためにほとんど意味をなさない。
 唇を這わせながら彼は質問を続ける。
「最初から変な薬使われたの? それで、それからどうされたの?」
「ぎ、ぎんっ……っ」
「話してくれよ……なぁ……?」
「う……く」
 手のひらを鎖骨の辺りにあてがい、そのまま着物の中にゆっくりと這わせると、喉元をのけぞらせ、桂が眼尻に涙を浮かべた。まるで彼はこらえるような表情で、顔をそらす。
包帯の巻かれていない部分は、白いなめらかな肌がさらされていた。思わず撫でていくと予想以上に触れ心地がよかった。本当にこいつが自分と同じ男とは思えない。指を這わせ続けると、苦しげなうめき声が押し殺すように彼の唇からもれた。
 ああ、そうか。こんなこともされたんだな。
 少しだけ、罪悪感がわき起こった。
 荒い呼吸に変わった彼の様子を見ていると、行為を続けたい自分の他にちゃんと慰めたいと思う自分がいることに気づく。後者が頭の中でつぶやく。
『こんなことやってたら、お前もあいつらと同じじゃねぇか』
「どうし、て……、こん、な」
 震える桂のことばが、頭の中の罪悪感と一緒に自分を責める。
 ああそうだな畜生。そうなんだよな。
 だから逆に、奴らに何をされたのか知りたいとすら思っちまった。
『もうやめろよ。取り返しがつかなくなっちまう前に』
 その通りだな。ここまでして、ようやくそう思った。
109Classical名無しさん:2012/05/18(金) 17:22:32.92 ID:K1K8l84Y
やめてくれと、はっきり口にすることがなぜかできなかった。
 彼の脳裏には昔拒んだ男の顔がちらついていた。
 だが、今の銀時とあいつの違いは、怒気をはらんだ表情くらいだろうか。
 すがるような目をしている。そのくせ、どこかで俺を突き放している。それを理解していない。
 俺に何を求めるのだ、お前は。何も与えてなどやれないのに。
 何も、今の俺には何も……
 だが気づけば、自分を抑え込んでいるのは、知らない顔だった。
 そして抑え込んでいる人間は、一人ではなかった。
「な……っ」
 声をあげようとしたとたん口をふさがれた。何か詰め込まれたのだと気づいた時には、体中に奇妙な感覚がある。はいずりまわる、腕が見える。太い腕が、節くれだった大きな手が、指が彼の身体を蹂躙する。
「ぁ……ぐ」
 おぞけが走ると共に、鋭敏になった感覚が脳髄をしびれさせる。感情で怒っても嘆いても憤ろうとも、感覚だけはまるで異なったものを伝えてしまう。
 飲まされた奇妙な薬のせいだとわかっていても、こらえきれない。屈辱で覆い尽くされ、感情が焼かれていく。
「いい様だ……」
 キセルをふかした男が、彼をあざ笑う。
 いつから、そこに。
 見るな。見るな。見るな。
 俺を見るな。
「ん……ぅ、ぁ……っ」
 身体中がきしむ。全身の感覚がおかしくなっている。べたべたとした手のひらで愛撫されて、気持ちが悪いのに頭の中が違う感覚を伝えてくる。
 ちがう、そうじゃない、そうじゃないんだ。
 身体の中に何かがいる。うごめく。何かを吐き出す。
 それは何度も繰り返された行為にすぎない。
 気持ちが悪い。
 気持ちが悪い。
 だが、かき乱される感覚が、自分の体に強制的な絶頂を命じる。
 気持ちが悪い。
 やめろ、はなせ、いやだ。
 あいつが、あの男が見ているのに。
110Classical名無しさん:2012/05/18(金) 17:23:42.90 ID:zA/gGgGx
男たちが、俺を見下ろして笑っているのに。
 何一つ思いのままにならない。
 やめてくれ。
 いつの間にか泣いていた。
 もうやめてくれ。
 いつの間にか、壊れていた。
 もう、許してくれ。
 いつの間にか、口が、唇が動くように解放されていた。
 ……助けだけは、求めなかった。

 どうしても口惜しくなるようなぬくもりと、男にはあるまじき柔らかく心地よい感触。それでも決心し、銀時は抱きしめていた彼を放そうとした。
 が、次の瞬間、桂が叫んだ。
「…う、ああ、ああああああああッッッ!!」
 叫ぶと同時にがむしゃらに暴れ出す。
「ッ!? おい、桂!?」
 怪我をした両腕を振り回し、銀時を引きはがそうとする。
「放せ、放せ……放せェェェ!!」
 顔を何度か殴られたが、銀時は桂の両手を押さえることに成功した。腰の入った拳ではないので、大したダメージはない。だが、歯をくいしばって桂は抵抗を続けている。
 見開いたその双眸から、大粒の涙がほほをつたってこぼれおちる。
「嫌だッ、い、やだあああ!!」
「落ち着け!」
 さすがにこれはまずいと悟った。反応を見る限り、彼は完全に錯乱している。銀時がおそらく敵に見えている。あるいは高杉か? いや、そんなことを気にしている場合か。
 拒絶するべき対象を睨みながら、それでも彼は涙をこぼし続ける。
「俺、に、触るなッ! さわ……るなっ」
 まごうことのない敵意だったが、その涙の方が銀時の胸を打った。
「大丈夫だ、桂ッ! 誰も何もしない!」
 それまでの自分を棚に上げた物言いだったが、ほかに言うべき言葉が見つからなかった。
111Classical名無しさん:2012/05/18(金) 17:29:19.81 ID:MAqj0Nc2
VSluoe/Bさん、こんな状況で乙です。
女医なんだ
112Classical名無しさん:2012/05/18(金) 17:39:50.71 ID:fwrqaQ71
相変わらずトロいバレ師
113Classical名無しさん:2012/05/18(金) 17:42:23.81 ID:1kx6umOg
バレ師さんありがとう
のんびり待ちます

巻末>>100
詳細>>102-107 続き待ち
114Classical名無しさん:2012/05/18(金) 17:44:05.25 ID:wk3ei8UB
バレ師さんありがとう
だってwwwプププ
115Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:06:48.18 ID:d3Ikfl6G
基地外は気にせず続き待ってます
116Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:19:09.23 ID:c6SmbMJw
おお、ありがとう!
パジャマにギャングの娘って話題に出してもらえてよかったな
こみ先生とはまだ先生
117Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:23:29.66 ID:eER2jXdL
(先生とぼく 第三章)
校舎、昇降口で手を振る先生
生徒「先生わかった 俺フェンシング頑張ってみるよ じゃあ さよなら〜」
キィィィィ ドォン
校門の外に駆け付ける先生「キャアアアア」
道路に倒れている生徒と走り去る自動車。生徒を抱き起こす先生
生徒「先生・・・ごめん 俺もうフェンシングが出来ない身体になっちまった
   誰が何と言ったって どうあがいたって絶対フェンシングが出来ない身体になっちまった」
先生「もういいの・・・アナタは良く頑張った
   もう先生フェンシングやれだなんて言わないから 長宗我部だなんて二度と言わないから・・・だから」
生徒「よ・・・よかった じゃあ最後に一つだけ頼み事してもいいかな
   先生 つき合ってください」
涙を浮かべてほほ笑む先生から伸びる吹き出しの中に書かれていたのは「ドス」
(おそらく、ここから作画が医務室の先生)
先生が背後から影の人物に刺される「ごっふァァァァ」腹部を貫通する剣
走りよる生徒「せっ 先生ェェェ」
刺した人物の足「フン 貴様は弱い だから愛する者も護れんのだ」
生徒「おっ・・・親父!!」
フェンシングの格好をした父親「フェンシングもできぬ貴様に御子柴を名乗る資格はない 長宗我部の墓で眠るがいい」

<御子柴 優>
 フェンシング四天王の一人
 入婿の生活が耐えられず離婚を決意

118Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:23:55.89 ID:eER2jXdL
(面会室)
鯱 「何かかってに先生殺されたァァァァ!!
   告白「ドス」でかわされたどころか 何か勝手にその先描いてんだけど!!
   漫画別モノになってんだけど!!」
銀時「ここらで敵を投入は常法だからな やるじゃねーか先生」
鯱 「やるじゃねーかじゃねーよ 取り返しの付かない展開になってんだけど
   つーかコイツ誰!? 親父って何!?
   フェンシング四天王じゃねーよ もうフェンシングはできねーっつってんだろーが!!」
銀時「でもコレ フェンシングやらねーと長宗我部に逆戻りだぞ」
鯱 「汚ねーマネしやがって どんだけフェンシングと長宗我部推すつもりだァァァ!!
   もうダメだ!! 告白しようにももう先生はいねェ!! 
   御子柴の名を取り戻そうにももうフェンシングはできねェし!!
   アニキ もうダメだ!!」 うああああ
銀時「最後まで諦めるんじゃねェ!! 何か方法があるはずだ 何か方法が・・・!!」
119Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:43:00.04 ID:t2b83ZZH
 桂はしばらくの間、両腕に力を込めたまま全身で荒い呼吸を繰り返していた。唸り声をあげて、まるで警戒する手負いの獣のように。
「少しでいい、呼吸、押さえろ」
 その間に、銀時の方がようやく落ち着いた。
「ゆっくりにすんだ。吸って、吐いて、そう」
 ただ言い聞かせただけなのだが、彼の呼吸音が収まっていくのがわかった。どうしてそうなったのかはわからない。抑え込む力を弱めながら、最後にはそっと手放した。放しても、もう平気だった。
 やがて、桂が呆然とした表情で彼を見上げるまでにおさまった。
「あ……ぁ」
 だが、彼の表情がゆがんでいく。
「桂……?」
「……たく、ない……」
 ガチガチと歯の根が合わない声でぎりぎりそれだけを言うと、桂は自分から彼に腕を伸ばし、頭を抱え込むように抱き寄せた。驚く銀時の横から、嗚咽が聞こえてくる。
「やめ、て、……も……もう嫌、だ……」
「……かつ、ら」
「お前まで、そんな風に……そんな顔で、俺を、おれ、を……」
 桂の涙が彼のほほまでも濡らしていくのがわかった
「見ないでくれ……頼む……もう……」
 震えが止まらない。しがみついたまま、ただ震えている。傷んでいる両手に力をこめて、必死にしがみついて彼は哀願する。
 相反してか細い声が、銀時の耳に届いた。
「も……う……ゆるし……」
「……すまん」
 そっと彼の顔を、頭をなでながら、銀時は静かにくりかえす。
「悪かった……」
 俺が悪かった。
 結局、何がわかったというわけではない。むしろただ不安をあおられただけだった。
 それでも、彼が自分にすがってくれたことに安堵した。
 そんな自分に、ひどく嫌悪もする。
 泣きじゃくる彼の身体をいつまでも抱きしめながら、銀時は謝り続けた。
120Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:49:09.55 ID:eER2jXdL
(タイトル:先生とぼく 第四章(鯱の作画))
生徒「貴様ァァァ 許せねェェェ!! よくもっ 欲も先生ををを!!」 剣を取る
父親「バッ バカな貴様・・・ 貴様はもうフェンシングはできぬと言っていたではないか」
生徒「ああ 確かに言った フェニシングならな フェンシングなら出来るぜ」
父親「バッ バカなァァァ フェニシングだとォォ!!
   ならば貴様はやはり長宗我部ではなく御子柴だというのか」
生徒「貴様に止められるか 先生に教わったフェンシング奥義
   先制突合手苦陀砕(せんせいつきあってください)が!!」 剣を構える。バックに炎がゴゴゴゴ
父親「ならば我も全力をもって答えよう 我が最終奥義『破威(はい)』で!!
二人「ゆくぞォォォォォォォォォォ」
生徒「せんせい つきあってくださいィィィィ!!」
父親「ご愛読ありがとうございました 悪路木夢粋先生の次回作にご期待くださいィ!!」(←先生が書きこんだ文字)

(面会室)
鯱 「連載終わらせられたァァアア!!
   ダメだァァ!! やっぱりダメだァァァ!!」
銀時「まだだァァァ まだ俺達は終わっちゃいねぇぇ!!

   巻末コメだァァァァ!!」
(コマ背景:巻末コメ 
      先生とぼく 悪路木夢粋       (キャラ枠は作中の先生)
      成滝先生つき合ってください<悪路木> (作者似顔絵枠はメガネとベレー帽の定春))

巻末コメが書かれた原稿を手に持つ医務室の先生。何かを書きこんでいる
先生が書いた巻末コメ

      悪路木先生、成滝じゃないです。
      PN変わりました。 <長宗我部>

先生の神前結婚の写真が添えられている
121Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:50:51.74 ID:EnwcCFVS
別にもう興味は持っていない。少なくとも、あの時のような感情は持ち合わせていない。
 ただ感傷的になると、もう一度戻れないものかと考えている自分がいる。
 だがそれは、あの頃に帰りたいわけではなかった。
 信念に基づいて、手を取り合い、肩を並べて、肩を組んで笑いあったあの頃。
 目的は同じでも、すでに別の方向を向き合っていた。白髪頭のようにうすうす察してもなおそれを気にしないでいられたら、土佐の楽天家のような突飛な発想と、決断力や行動力を持っていたら。
 あいつらとどこかすれ違っていることが嫌で、それを埋めたいと思っていた。
 そんなことはできないと、幼なじみに拒絶されて初めて理解した。
 そんなことで傷ついていた自分を、今では鼻で笑ってやれる。
 どうだっていい、その一言に尽きる。
 正直、昔の自分にはあきれるほど純粋なところがあった。それこそ今のあいつのような、自分の信念に殉ずるかのような。
 今は、自分の信念に興じられる。
 てめーらのことは嫌いじゃねぇよ。だが、関心も、もうほとんどないんでな。
 そう、今の奴らには関心はない。目の前にいても、昔のことを思い出すだけ。
 先生のことを思い出すだけ。そのことで、急に奴らが憎たらしくなるだけ。
 どうしてこんなことになってしまったのかと、桂は彼に問うた。
 彼の答えは一つ。
 お互い、行き着くべき場所に、行き着いただけだろうよ。


 三味線の弦をはじく。

 この世にゃおもしろいことなんざたいしてありやしねぇ。
 だったら、どうやっておもしろくしてやるかじゃねぇか?

 その問いは、夜の闇に響く音色に乗り、風の中に消えていった。
122Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:51:21.08 ID:hoUIjmEH
久しぶりに見た顔はどこかぎこちないようで、こちらとしては自嘲気味に笑うしかなかった。
 といっても表情には出ないのが桂の桂たるゆえんなのだが。
「怪我はもういいのかよ」
 相変わらずぶっきらぼうな物言いで白髪の男は彼を見下ろしている。
 坊さんの格好で胡坐をかいている彼は、気にせず答えた。
「大事ない。右腕のしびれも取れた。芋侍どもに追われようと逃げきれる程度には回復したさ」
「ま、それならいいけど。一応気ィつけておけよ」
「ああ……」
 返答を受け、銀時が身をひるがえす。視界の端にそれをとらえながら、彼は小さく息を吐いた。
「ままならんな……どうも」
 あの日以来、あいつとはどこか距離が遠く感じられる。

 桂の万事屋滞在は結局一週間だけだった。先日からもう真選組も警戒網を解いてしまっているため、さほど警戒する必要がなくなったからだった。
 桂の滞在中、珍しく他人の世話を焼く神楽の姿が微笑ましかった。そういえば、いつから神楽はリーダーと呼ばれるようになったのだったろうか。
 たまに妙な話をしてはけが人なのにツッコミを受ける桂の姿を見た。まぁあいつ、あれで一応頭に怪我はしてないからな……。
 何にしても、あの二人、どっちもよく電波とんでるし頭がそろそろ変えどきなところがあるから、通じるところがあるんだろう。
 ぼんやりと考えてから、家路につく銀時は深々とため息をついた。
 あー、気まずい。
 大体散歩とか言って出てきて、結局あいつの様子見にきただけどかって、俺のキャラじゃなくね?
123Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:51:45.33 ID:5FRshbWh
だが、そんなことも言っていられなかった。気持ちを自覚している以上、自分に言い訳して取り繕う必要はない。
 唯一救われたのが、あの時を境に桂がうなされなくなった点である。それについては銀時が一番驚いていた。むしろよけいひどくなるのではないかと心配していたこともあったし、下手をすればどうなっていたかわからなかったのだし。
 トラウマだか悪夢だか、本当にそれらを克服できたのならばいい。だがおそらくそれはないだろうと思う。
 おかげで手が出せなくなった。あの時以来、銀時はなんだかんだで彼に触れることは一切なかった。いや、できなかったが正しい。
 余計なことをするんじゃなかったと、銀時はひどく後悔していた。あの時は少し、というかかなり感情的になっていた。醜い嫉妬丸出しで、それでもそれを悟られたくなかったために力ずくであんな暴挙に出てしまった。
 それでも。
 どうしても、ずっと気になってることがある。
 高杉は、あいつを抱いたのだろうか。
 それが自分の中で、ひどく薄暗い感情となってくすぶっている。
 桂は高杉に対しての好意が一切消えうせたということを以前口にしている。おそらくそれは彼の本心だ。桂は好き嫌いがはっきりしているので、こういうときは救われる思いがする。
 だからって、何も大嫌いな高杉くんところに行ってとっ捕まっちゃうとかってどうなのよ? だって向こうはお前に好意あるよ? 好意というか、変な執着心なのかもしれないけど。そういう意味じゃ、あの野郎は俺に対してもいろいろ思うところがあるっぽいけど。
 それにしても気になって仕方がなかった。
 ふてくされたような表情で万事屋に帰り着くと、指定席にもたれながら机に足を乗せてぼんやりと宙を見つめた。
「あーあ。どうすっかな……」
 単なる嫉妬が一つ、芯にある。その芯から、いろいろな考えや疑問、感情がわき出てくる。銀時の口から深々とため息がもれた。
 本日、ええと、もう何回目だかわからない。
 別にいいじゃん、あいつが誰と寝ていようが。どんな目にあっていようが一緒に受け止めてやるべきなんだよ。だってあいつの意思に関係なく、不可抗力だったんでしょ?
 ……。
 そんな風に割り切れるほど、男の嫉妬は簡単なものじゃない。
124Classical名無しさん:2012/05/18(金) 19:58:30.06 ID:MAqj0Nc2
バレ師さん、残りのバレも乙でした!
125Classical名無しさん:2012/05/18(金) 20:09:45.82 ID:v3OYiWP7
乙でした
洗濯物が全部くさくなるあるある…
126Classical名無しさん:2012/05/18(金) 20:19:08.45 ID:QQpFCp1z
おつ
127Classical名無しさん:2012/05/18(金) 20:20:26.98 ID:1kx6umOg
やっぱりギャグは勢いあるなあw
乙です

巻末>>100
詳細>>102-107,117-118,120
128Classical名無しさん:2012/05/18(金) 20:21:03.69 ID:FMqEZdRb
>>102->>107
>>117>>118>>120
バレ投下ありがとうございました
面白かった〜
129Classical名無しさん:2012/05/18(金) 20:51:20.52 ID:P6TXHX9A
バレ投下、乙です
今回は特に書くのが多くて大変だったと思います
ありがとうございました。
130Classical名無しさん:2012/05/18(金) 22:02:38.78 ID:d3Ikfl6G
面白かったです乙
131Classical名無しさん:2012/05/18(金) 23:11:43.78 ID:3CO88wBq
バレ師さん来てた
ありがとうございます
まとめておいてくれた人もありがとう
132Classical名無しさん:2012/05/19(土) 01:26:40.36 ID:/6LXW3eS
バレ師の人乙です
このタイトル?とかなんで殴る?とか銀さんの態度がなんか違うと思って読んだら
銀魂でパクマンがシャチまんになっちゃってんじゃねえかwwwww
本家があんなことになっちゃったからこういう忠実なオマージュは素直に嬉しい
絵も少し似せてるというか、絵柄じゃなくて骨格部分を合わせてるのも細かい
とりあえず月曜早く来い
133Classical名無しさん:2012/05/23(水) 22:15:21.67 ID:mkH3H7Hc
あっち潰されるの時間の問題か
今週も詳細バレ師さん来てくれると嬉しいな
134Classical名無しさん:2012/05/23(水) 22:19:05.97 ID:FjSaH2E8
巻末きた?
135Classical名無しさん:2012/05/23(水) 22:54:01.28 ID:mkH3H7Hc
まだ来てないよ
136Classical名無しさん:2012/05/24(木) 00:11:26.56 ID:qmxYqXSz
銀さん所は金が無くお腹をすかした定春の餌はドックフード三粒
三粒のドッグフードを神楽銀に勝手に分けられ定春のご飯は一粒。新八が切れるも屁理屈で返す神楽銀。
見かねて家出する定春。
散歩中定春がゴミ捨て場に箱に入れられ擦れられた子犬を見つけ食べようとするが神楽に拾われた時の記憶を思い出しとどまる。
空腹を我慢し通り過ぎるも子犬からもお腹の音が聞こえ放ってはおけず連れて行く。
定春は川で熊の様に魚を取るが初めはゴミとエロ本とか。ようやく一匹捕まえ二人で分けて食べる。ほぼ子犬にあげ定春はしっぽの少しだけを食べる。
そうやってあげることは銀さんから学んだ。記憶の中で銀さんはグルメだから卵かけられご飯なんて食えないと言いお腹をすかせた定春にあげて銀さんは出ていく。それを覚えてるから子犬に多めに餌を挙げた。
箱入り子犬に布付けて町を徘徊する定春。沖田に見つかり詰め所に連れてこられる。新撰組隊員はきゃわゆぃぃぃぃと大喜び。沖田はマスコットキャラに仕立て上げようとする。
土方はすててこいと言うも部下に副長が捨てて来いと言われ他ので子犬を抱えるも可愛さのあまり
土方「近藤さん・・・・そういやウチ警察権居なかったな・・・・」
定春達に警察権の訓練と称してマヨネーズの嗅ぎ分け訓練をさせる。無理に食べさそうとして定春達は逃げ出す。

さちゃんの所に付いた定春は相談してる。優しく慰めてもらい食事の用意をするというさっちゃん。
襖の奥では包丁を研ぐさっちゃん
さっちゃん「・・・ついに来た 待ち望んだこの時が 銀さんのペットになるチャンスがやってきたの あの子の純白の毛皮が私のウエディングドレス まってて銀さん貴方の可愛いペットが今会いに行きます。
覗いてた定春は等双。

次に見つけたのは桂。弐週間前の缶蹴りからスタンバってる。下らんこと言ってるので定春パンチで解決。
町を徘徊していると捨てられているマダオ。
溜息をついた定春が後ろを見ると子犬の姿が無い。
箱の中で弱っている。緊急事態と思い寝泊りした公園へ向かうもそこには神楽新八が聞き込み。戻らず別の場所へ向かう定春。
陰で見守っている空腹の銀さん
137Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:22:27.63 ID:0ywPfYid
 手を伸ばすと、その身体はすぐに手に入ってきた。
 抱きしめると鼓動が聞こえてきた。
 少しだけ緊張してこわばっている身体をなだめるように、その背を愛撫した。
 吐息が漏れて、耳をくすぐった。
 しなやかな腕が、抱きしめ返してきた。
 顔をよく見たくなって、少しだけ身体を離した。
 ほほを赤らめた秀麗な容貌が、こちらを見つめ返していた。
 気がつけば、柔らかい唇にかみつくように口づけを求めていた。
 ふさいだ唇からわずかなあえぎ声が聞こえた。
 だが。
「聞きたいのなら、聞かせてもよいが」
 唇を解放した瞬間のその言葉に、思わず顔を離した。
「気分の良い話ではないぞ」
 哀しげな表情がさらに言葉をつむいだ。
「本当に……聞きたいか?」
 俺が何をされたのか、その一部始終を、聞きたいか?

 ……聞きたくない。
 もう、聞きたくなどない。
 泣きそうな顔で、彼は言うのだ。
「俺は……、……に」
138Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:27:38.37 ID:BtbYLnYm
「よせ!」
「ひえッ!?」
「うわっ!?」
 目の前に、驚いて両手をあげた新八と神楽がいた。
 肩で息をしながら、思わず前のめりになっていたことに気づく。
 うたた寝していて、夢を見ていたらしい。
「……夢か……」
 呼吸を落ちつけながら驚いたまま固まっている二人の手に視線がいった。
 キャップを外した油性マジックをもっている。黒と赤。銀時にはすぐ想像できた。
 それはたぶん、おでことほっぺたのために。
 銀時は半眼になりながら口を開いた。
「お前ら……はァ。ったく……」
 そのまま椅子に座ってしまった彼に、思わず顔を見合せながら二人がすぐさまペンを隠した。さらに言い訳じみたことを言い始める。
「こ、これはちょっと試しただけアルよ!」
「い、一流の剣客は眠っていても殺気を察知できるっていう話になって、銀さんの警戒心を試してみようかなー、なんてぇ……」
「……何か、言ってたか、俺は」
「え?」
「何が?」
 あんな夢を見たものだから、何か余計なことを口走っていたかもしれないと思ったが、二人の反応を見る限りだとそうではないようだった。
「や、なんでもねぇ」
 苦笑しながら立ち上がり、銀時はそのまま洗面所に向かった。落書きはされていない。念のため瞼を固めずつ閉じて目の上まで確認したが、本当に書かれる寸前で起きたようだった。
 彼はさらに、二人が顔を見合せて首をひねり合っている横を通り、玄関の方に向かった。
「あれ、銀さんどこいくんです?」
「……出かけてくらぁ」
「え、銀ちゃん今からどこか行くアルか? 夕ご飯だったら私も行きたいネ!」
「や、ちょっとな。野暮用」
「野暮用って……」
「大人になったらいろいろあんのよ。わりーけど、今日は一人にしといてくんね?」
 振り返らずに銀時が言うと、向けた背中から何か察したのだろうか。二人はそれ以上余計なことは言ってこなかった。
「じゃあ神楽ちゃん、夕飯外食しよっか。こないだ散歩中に見つけたとことか、高そうだったけど今月は実入りがいいし」
「おー、たまにはいいこと言うネ新八も! 銀ちゃん、あとで悔しがっても連れてってやんないアル!」
「へいへい。行ってくるのはいーけど、その高そうな店で門前払いくわないよーにね」
139Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:28:53.80 ID:kh4/VaOf
少しだけ減らず口気味の言葉を残し、彼は万事屋を出た。
 いつの間にか日が暮れて、薄暗くなっていた。
 すぐに歩きだす。一応、これからどこに向かうかは決めていた。
 何よりまず外に出たのは、頭を冷やしたかったからだったが。
「やな夢見ちまったな……」
 最初の方はよかったような気がするのだが、なぜか最終的には悪夢めいていた。夢の中だからか、彼があんな風に悲しげにすがってきたのは。
 ……聞きたいのか、銀時……
 一週間前に言われた言葉を思い出す。これは夢ではなく、本当に問われたことだった。
 思いきり泣かれた後に、まさかそんなことを言われるとは思わなかった。ばつが悪いのか顔を伏せたまま小さな声でそう尋ねられた時に、思わず言い返していた。
「……いや、もういいよほんと」
 よくわからねーこと言って、悪かった。なんつーの、魔がさしたっつーか。
 銀時は星がちらつきだした夕暮れの空に向かって息を吐き出した。あいつから逃げるのは、そろそろやめた方がいい。言い訳にしてもひどすぎた。
だが憔悴していたあいつは「大丈夫だ」と言ってそのまま眠ってしまった。何か声をかけることもできず、そのあとは桂が再び起き出す前に新八と神楽が戻ってきてしまったために、なんのフォローもできなかった。
 こういうときって多串君ならどうするんだろうね。やっぱうまくフォローすんのかね。
 まぁ多串の奴は実際、女っ気がないから、好きなやつがいてもだめだそうだなぁ。
 そんなことをつらつらと考えながら、彼はゆったりとした足取りで歩く。
「おい」
「大体多串くんて瞳孔開いちゃってるもんね。無理だよね。女の子寄りつけないよね。モテるとかそれ以前に異性を拒否してるっていうかもうアレ、下手すると人殺しの目だよね……」
「テメー、おい、こっち向け」
「そう、で口も悪いんだよ〜。何かこう渋めの剣豪っぽい声してるくせに出てくる言葉が汚いっつーか。絶対女の子とかには毒だよね。モテちゃいけない人種だよホント」
 銀時の後ろで、何かが切れる音とため息のような声がしたが、彼は気づかなかった。
 次の瞬間。
140Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:30:17.48 ID:SinxvNUG
「……おいっつってんだろーがッ!!?」
「うごッ!?」
 後ろからドロップキックをくらって銀時は前に転げていった。
 いきなりだったので、近所の家の壁に激突して逆さに止まったころには銀時の首は少しひねったような痛みを残していた。それ以前に体中が痛んでいたが。
 さかさまのまま、彼は自分を蹴ったであろう男を見つけて口を開いた。
「……アレ? 多串くん?」
「テメーいい加減その呼び名やめろ! ひ・じ・か・ただっつーの!」
「てか俺に何か恨みでもあんのォ? 警察が一般市民に、こんなことしちゃダメでしょ」
「それはこっちのセリフだ! 歩きまわってっから怪我が治ったのかと思って声掛けてみりゃ無視しやがるわ、あげくに人の悪口さんざん言いやがって……」
「ああ、口に出てたんだ。ごめんごめん」
 へにゃっと笑ってから彼は身体を動かして立ち上がった。
 軽く首をまわすと、違和感もすぐになくなった。もともと頑丈にできている彼は、この程度で怪我はしない。
「けどちょっとひどいんじゃねーの? 怪我が治ったか聞こうとした相手に怪我させる気?」
141Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:31:08.68 ID:frr3+Nd/
「……無事そうで何よりだ。心配して損しちまった気がするくれーだ」
 イライラした表情で土方は銀時をにらみながら煙草をふかした。
 ほこりを払いながら銀時はチンピラ警官を見つめ返す。
「そーいやオメー、こんなところで何してんのよ。また見回り? ごくろうさんだねぇ」
 吸い終わったたばこを携帯灰皿にねじ込みながら、どこかバツが悪そうに土方が舌打ちする。
「ちげーよ。今日はオメーに会いに来たんだよ」
「俺に? 何でまた」
「テメーらんとこ行ったら電気が消えてたんでな。どっかいっちまったんだろうと思って引き返してきたとこだ。そしたら偶然白髪頭の男が街中歩いてるのを見つけてな」
「へぇ……で、何の用なの? 俺もう真選組に話せること、もーないんだけど」
 土方とはすでに、四日前に鬼兵隊についての話をしてある。銀時は万事屋に来られると困るので、わざわざ痛む傷をおして屯所近くまで出向いて話してやった。桂についても聞かれたが、
高杉に彼が捕まっていたことも一緒に戦って逃げ出したことも話していない。銀時ひとりで屋敷付近まで行ってみたところ、偶然巻き込まれたことにしてあった。
「別に、そういうわけじゃねーよ。真選組の件でてめーにゃ世話になってたからな……今日はようやく時間もできたし、酒の一杯くらい奢ろうかと思ったんだよ」
 ついでに何か聞き出すつもりだと思ったのは、銀時の色眼鏡のせいだろうか。
 いや、もしかしたら彼も何か語りたいことがあるのかもしれない。何の裏もなく。
 ツンデレと突っ込みたいところだが、どことなくくたびれた雰囲気の土方は、そういう要素とことなったある種の陰りを見せている。
 認めたくはないが、土方はやはり自分と似たところがある男だった。
 少しだけ考えてから、銀時は肩をすくめた。
「ついでに夕飯奢ってくれんならつきあってもいーぜ、多串くん」
142Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:31:57.36 ID:oDkoGic5
居酒屋で二人は席をひとつあけて横に並びながら適当に料理を注文した。土方は案の定、さらにマヨネーズもチューブで出すよう注文していた。
 相変わらずの味覚崩壊ぶりですね、このマヨラは。
「その後どーなのよ。鬼兵隊の奴らはなんか動いたわけ?」
 唐突に銀時は言った。適当な話題がなかったことと、何か話していないとまた余計なことを考え出しそうだったからそう言っただけだった。
 実際、聞くまでもなく何もないことはわかっている。
「いや……いたって平穏無事。拍子抜けしたくれーだ」
 ちょうど酒とつまみを先に出されたので、二人は黙ってお猪口に熱燗を注ぎ、同時に飲みほした。日本酒の熱燗。安酒だが、気分が悪い時に飲む分には何でもよかった。
 そもそも、市中の警戒網は解かれたものの、要所要所では未だ幕府側は警戒を怠っていない。それに何かが引っかかることもなかったようである。
第一、鬼兵隊が本格的に動いてしまったらそれはそれは大きな騒ぎを起こすに決まっている。銀時たちの耳に入らないはずもないのだ。
 さらにもう一杯飲み干す土方の方をちらりと見やって、銀時は口元に笑みを浮かべた。
「ま、あれだね。まだ気は抜けねーだろーけど。とりあえず奴らは見事にとんずらかましたってことか」
「ったく……あいつら、やるこたぁ過激なくせにちっともその姿を見せやがらねぇ……攘夷志士ってのはどいつもこいつも逃げ足だけは速ぇようだな」
 やや挑発するような言葉だったが、自分には関係ないので無視した。おそらく桂のことも言いたいのだろうが。
 土方はさらに杯を干し、一本目の銚子を開けてしまうとすぐさま店主に追加を注文した。
 今日はいやに飲もうとしているようだった。
「それにしてもわからねぇ……」
 少し赤みのさしたほほの仏頂面は、照れているようにも見えてどこかおかしかった。笑いをこらえながら、人のいいお兄さんのような声音で銀時は土方に問う。
「何がわかんねーって?」
「へいおまち、熱燗一本ね」
 店主がカウンター越しに出してきた酒を受け取るなり注ぎ、いっきにお猪口を開けてから土方がつぶやくように言った。
「あの館にゃあ……何にもなかった。そりゃ武器の類はあったけどな。オメーが破壊してきたっつーやつ以外には、そういう危ねぇもんは何にもなかった」
「……」
143Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:32:05.85 ID:S1bEtT70
毎度飽きないね、それ張ってて楽しいかい?
144Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:32:47.86 ID:08ZT3dWs
捜査状況とか話していいんですかこの男は。
 そして土方は銀時が何となく一瞥くれただけでも、すでに出来上がってきてるように見えた。
 銀時の隣で常に目が据わっている男は酔いに任せているのか再び口を開く。
「あー……違う意味でやべぇもんはいろいろあったぜ? けどあんなもんは幕府に戦しかける時にゃ何の役にもたたねぇからな……だれか趣味のいいやつがいたんだろうな」
「違う意味でって、なに? 変な薬でも見っけたの?」
 思わず彼は問いかける。
 桂がやられたという薬についてなら、多少知っておきたいととっさに思ってしまうあたりが何となくむなしかったが、土方は首を横に振った。
「いや。道具だ。拘束用の、拷問用の……あとはあれだ、なんつったかな」
 いやなことを思い出しかける。桂にはめられていた手枷に、足枷。そして、それだけでは済むまい。
 土方の言葉も、それだけでは済まなかった。
「ああ、そうだ沖田の野郎が、地下でつぶされてた道具類を見分けたんだが……たしか拘束具と一緒に淫具も、山のように」
「……」
 聞くんじゃなかったぜコノヤロー……。
 思わずうめきそうになったが、彼を責めても仕方がないので銀時はため息をひとつはくだけにとどめた。
 ……使われたんだろうな。
 想像もしたくないことだが、もう知ってしまった以上気になってどうしようもなかった。
「なぁ……」
 気づけば顔の赤い土方が酒臭い息を吐きながら銀時の方を見つめている。若干身体を乗り出しているので、思わず引いていた。
 そんなことにはいっさい構わず、その酔っ払いは銀時をじっと見つめてくる。
「テメーほんとに一人で拘束されちまってたのか?」
「……なんでそんなこと聞くのよ多串くん」
「……一人でのこのこ行ってあっさり捕まるような野郎かよ、テメーは。他に誰かいたんじゃねーのか?」
「いや、俺一人だって。ホント。すっげー強い人斬りとやりあって、足場が悪くてとっ捕まっちまったって言ったろ?」
 実際捕まったのは思いっきり油断したからであって、しかも再戦の折に大勝したわけだが。
「まぁチャイナもメガネも行ってねぇようだったしな……一人で行ったんだろうとは思うけどよ……」
 まだ納得がいかないらしく、疑惑に満ちた表情で土方がぼそぼそと呟いた。
145Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:32:58.99 ID:GbkXw5OG
>>143
虫歯が痛い
146Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:33:40.37 ID:BLu9FoCf
その時、二人が注文した料理が出された。面倒くさいということで土方が丼ものを頼んだのだが、まさかまたカツ丼を二つ注文して奢ってくるとは思っていなかった。
 ちょっと腹に重くないかこれ。まぁ夕飯だからいいっちゃいいけど。
 大盛りで出されたカツ丼を前に銀時がため息をつくと、隣で土方がマヨネーズをどんぶりの上でくるくる回しながら盛り付けていた。
 見ているだけでこっちの胃が油まみれになりそうなんだけど、多串くん……。
「他に、本当に誰もいなかったんだよな……?」
「おいおいしつこいね。俺はほんとに誰も見てねーよ?」
 土方はマヨトッピングを終えたどんぶりに手をつけようとしたが、それをやめてどんぶりを見つめた。
 あれ? もしかして後悔した?
 もちろんこのマヨラーに限ってはそんなはずもなかった。彼の口調は顔色とは裏腹に、理性的ですらあった。
「オメーのほかに……オメーの言うことが本当なら、オメーと入れ違いぐれーに、誰かとっ捕まってたはずなんだ。……しかもそいつは、奴らからかなりひどい仕打ちを受けていた」
「……っ」
 彼の言葉に思わず目を見開いた銀時には気づかず、土方は自らが作り上げたマヨカツ丼を見つめたまま唇を震わせる。
「それらしい死体は確認されちゃいねぇ……だが、そいつがいた形跡だけはあるんだ。殺されていねぇなら、奴が連れていった可能性もある」
 自分の他にとらえられていた者は、一人しかいない。銀時は土方の言うところの「仕打ち」の現場こそ見ていないものの、嫌というほどその意味を知っている。
 だが、第三者から客観的に語られるとは思ってもみなかった。
 それにしても、饒舌すぎるこの男に、銀時の腹も立ってきた。
 捜査情報一般人に公開してんじゃねーぞおい。
「拘束されてたそいつは、どうやら拷問されてたわけじゃねーらしいんだ。使用済みの淫具が散らばってる部屋が別に見つかったらしい……久々に殺し以外で気分の悪い報告受けちまった。調べた沖田の奴も軽く流しちゃいたが、ありゃあ内心苛立ってたな……」
「……で、何が言いたいんですかね、多串くんは」
 少し抑えた声で問いかけると、土方はお猪口を再び開け直した。
 勢いがつかないと言えないのだろうか。
147Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:34:28.67 ID:P7bn2xPq
「とにかく、オメーがもしかしたら他に捕まってた奴のこと何か知らねーかと思ってな。空振りならしかたねぇが。まだ生きて捕まってるなら、どーにかして、やらねーと」
 言い終えると、土方はいい加減しゃべり飽きたのか腹がもたなかったのかどんぶりをひっつかんでマヨカツスペシャルをほおばり始めた。
 銀時はそれを見ながら心の中でつぶやいた。
 ……そいつ生きてます。
 しかもあそこからちゃんと逃げだしてます。
 そして君たちからも逃げなきゃいけない立場だったりします。
 少し食欲が減退したままだったものの、彼もカツ丼を食らうことにして向き直った。しばらくは二人とも黙ったまま目の前の食事に取りかかる。
 ややあってから、土方が口の中のものを飲み込んで言った。
 少しだけ、前よりもろれつの回りが悪くなっている口調だった。
「とりあえず、このあたりで起こった誘拐事件や失踪事件と関わってねーか、その辺を洗ってみようとは思ってんだが……何にしても、胸糞悪ィ話だ。あいつら、寄ってたかって一人を嬲ってたらしいんだからよ……」
 もうやめろ。
 思わずそう言いそうになった
 さすがに、叫びはしなかったが、かわりに別の言葉を吐き出した。
「……あのさぁ多串くん。今更言うのも遅いとは思うけど」
 銀時はうめくように告げる。
「食事時にする話じゃねーよ」
「……だな、すまねぇ」
 頭こそ下げなかったものの土方は素直にそう言った。やはり酔っているらしい。
 だからといって、こっちの気分が晴れるわけでもない。
「大体……それって俺へのあてつけのつもり? 俺は無事逃げ出して、別に拷問とかひどいこととかされてません、怪我はしたけどっていう状態だよ、そりゃあ俺はね」
「いや……別にそういうわけじゃ……」
 土方はすこしだけあわてたように否定するが、銀時は言葉を重ねてそれを中断させた。
「んじゃーなんですか? もしかしたら捕まってた他の奴? 野郎か女かはわからねーが、もしかしたらそいつも俺が助けられたかもしれねーとか、そんな風に言いてーんですかね、この税金泥棒は。
自分たちはあっさり取り逃がしちまったくせにさァ……それずいぶん調子良すぎじゃね?」
「……すまん。悪かった」
148Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:35:16.60 ID:vFYH3TEj
素直に謝る彼の反応に調子に乗って責めてみたものの、よけいむなしくなっただけだった。
「……まぁ、力になれなくて悪いとは思いますけれどー? さすがに食事時の良識は守ろうよ多串くん」
「……ああ」
 普段なら、そんなことを言わなくてもこんな話を長々とするような男ではないはずだったが。考えてみれば何がこの男をそうさせたのだろう。
 再び二人は黙々と箸を動かしはじめた。腹には重そうに見えた量も、イライラで勢いづいていた彼にかかればたいしたこともなかった。酒の肴に、と甘いものを注文すると白玉あんみつを出された。残念ながらパフェは置いてないとのことだった。
 やはり黙ったまま銀時はデザートを平らげる。土方はその間、ずっと酒を飲んでいた。よくよく見れば、土方の前のお銚子は既に七本目だった。銀時はまだ一本目すら開けきっていない。どう見ても、明らかにペースが速い。彼の酒の強さは銀時と同じくらいだったはずだが。
「あのさ……多串くん、ちょっと飲みすぎじゃない?」
 きつく言いすぎたかとも思い、やさしい人ぶってみることにした銀時の言葉を、その酔っ払いはすべて無視した。
 そして言う。
「……桂の奴が、捕まってたかも、しれねぇ」
「なッ……!?」
 何で知ってる、と続けそうになり、思わず銀時は口を右手でふさいだ。
 土方は銚子を傾けながらどこかとろんとした目で言葉を続ける。
「半分つぶれちまった部屋によ……黒い長髪と、桂の服の切れ端っぽいもんが見つかったんだよ……鎖にも、黒い髪が、いくつかこう……絡んでたらしいしな……」
「……今時、長ぇ黒髪の女なんてたくっさんいるだろーが。ヅラの服の切れ端ったってオメー、ヅラがいつも同じ服ならわかるけどよ……偶然じゃねぇの?」
「目撃情報が、途絶えた時期が、被ってやがんだ……」
 ついにカウンターに突っ伏した土方に、銀時は倒れかけたお銚子を助けてやりながら声をかける。
「おーい、多串くーん?」
「桂の奴と……高杉ぁ……因縁、あんだろー……?」
「多串くん?」
「ぶっ壊されたり、してんじゃ、ねーだろーな……まさかよぉ……」
 どうしてなのかはわからない。だが、土方は桂の身を案じているらしかった。
 そのことに驚きながら、突っ伏したままぶつぶつと呟く土方を見下ろし、銀時は心の中で返答する。
149Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:36:55.31 ID:+vjxs6bx
 壊されかけてたよ。あの反応を見る限りじゃ。
 だが。
「なんでそんなこと気にすんだよオメー。まさか、ヅラに気でもあるんじゃねーだろーな?」
 思わず口をついて出た質問に、土方はカウンターを押しのけるように身体を起こした。そしてそのまま立ち上がると明らかに焦点も定まらないような目で、銀時の方を見ようとする。だが、ぐらぐらと揺れる彼の身体がそれを邪魔しているようだった。今にも倒れそうである。
「ちっげーよ! なんっで俺が、野郎なんかにッ……てか、よりにもよってあの野郎に気を持たなきゃいけねーんだよっ!?」
「あーごめんごめん。聞いてみただけ。からかってみただけ」
 肩を掴んで押さえてやると、あっけなく土方は席に座った。が、そのままの勢いでカウンターに再び倒れこんだ。
 幸いお銚子は倒さなかった。痛そうな音が店内に軽く響いただけで済んだ。
「高杉はぁ……まずいって……ほんと、あいつは、やべーん、だよ……ぉ」
 へろへろになりながらも訴えてくる土方に苦笑しながら銀時はつぶやいた。
「それはむしろ、俺の方がよく知ってるよ……」
 昔から知っていたのに、嫌というほどあの場で思い知らされた。
 ため息をついて自分の酒を飲んでしまうと、銀時は寝息を立て始めた土方に一瞥くれて再びため息をついた。
 結局、何が言いたかったのか分からなかった。それでも、おそらく土方は本当に桂のことを心配しているらしいということがよくわかった。
 そしてそれが少しだけ、気に入らない自分がいた。
 せっかくフォロ方くんに会えたのにねぇ。まぁこいつに相談したって仕方がないけどさ。そもそも恋愛相談だか人生相談だか、そういうことをする相手じゃねぇよな。
 そんなことをぼんやりと考えてから、銀時は新たにあんみつを頼もうと口を開きかけた。
 その時だった。
「トシー、いるかー?」
「あれ……ゴリラじゃん」
 銀時が振り向くと暖簾を分けて中を見渡しているひげ男が視界に入った。銀時と目があうが、近藤の視線はその横にすぐ向けられた。
「ああ、いたいた……おーい、こっちだ沖田ァ!」
 外の方に声を掛け、近藤は店の中に入ってきた。そのまま銀時たちの方にやってくると、土方を見下ろして肩をすくめた。
150Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:37:38.03 ID:vxDb0mFw
「すまねぇが邪魔するぞ万事屋。……あーあー、こいつつぶれちまったのか?」
「なんか、勝手に飲んで勝手につぶれてったけど。俺に責任ねーよ?」
「いや、いいんだ。わかってる。最近こいつの様子がおかしかったからな」
「たまにまた深夜アニメとかつけてましたからね、体育座りでぼんやりしながら」
 沖田がやってきて、相変わらず飄々とした声で銀時に言う。
「旦那、どーもすみません。うちの土方がつき合わせたみたいで」
「別に、土方くんの奢りらしいからいいんだけどさ。酒はちょっと飲み足りねーけど」
 沖田にそういうと、彼は軽く口元だけ微笑んで土方の身体を揺らしてみたりして反応を確かめ始めた。その間に近藤が店主に声をかけている。
「おっちゃん、勘定してある? ……あ、してない? じゃ俺が払うから。いくら?」
「あーあ。ほんとにつぶれてやがら。近藤さん、ほっといて帰りやせんか? これじゃお荷物ですぜ」
「まぁそう言うな。ここんとここいつは毎日あちこち駆けずり回って鬼兵隊のことを調べまわってたんだからよ。少しくらい優しくしたってバチは当たらねーぞ総語」
 酔いが回ったのもあるが、どうもくたびれていたからその回りも速かったらしい。
 銀時はそんな状態でなんで土方がわざわざ自分に会いに来るのかと不思議に思ったが、口にはしなかった。
 ふと、財布を取り出して店主と談笑している近藤の傍らの沖田と視線が合った。
「……土方さん、何か言ってやせんでしたか?」
 肩をすくめながら銀時は応えてやる。
「……何が? 別にたいしたこと言ってなかったよぉ、お宅らの捜査じゃ結局ろくなこともわかんねーとか、結局鬼兵隊の足取りはつかめてねーとか。前に聞いたのから進展してねーってことしかわかってねーよ」
「あらら。土方さん余計なこといっぱいしゃべっちまったみてーだ」
 ……。俺そんなこと一切言ってねーんだけど。
 高杉みてーな奴だよな、こいつ。察しがいいって言うか。
 半眼の銀時に、沖田は土方を担ぎあげようと試しながら言った。
「桂のことなんですけどね」
151Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:38:18.97 ID:nOjnxXuT
唐突すぎるんだよてめぇ。しかも一番俺が食いつきやすい所をわかってやがるなコノヤロー。
 唐突に攻めを発揮する男、沖田は、どうにか土方に肩を貸しながら言葉を続けた。
「旦那ならたぶん何か知ってると思ったんですよ。その様子だと、おそらく無事なんでしょうが」
「なんでそんなことわかるわけ?」
 思わず聞き返してしまう。沖田少年は別にいやらしい顔をするわけでもなく、淡々とそれに返答した。
「土方さんの話を聞いたはずの旦那が、慌ててるよーに見えねーから」
 なるほど。こいつは本当に察しがいい。銀時は表情を変えずに内心苦笑せざるを得なかった。
「てこたぁ、土方さんの心配も無用の長物だったわけだ。はあ、大体最初から桂が妙な真似されてようがなんだろうが、気にしなきゃいいのに」
「なんでそいつ、そんなにヅラのこと気にしてんの?」
「あれ? 旦那はわからないんですかィ? 旦那ならすぐ気付くと思ってたんだけどな……」
 肩からずり落ちてきた土方をどうにか支えなおそうと沖田は態勢を崩しかけたが、途中でため息一つこぼして手をはなしてしまった。思った以上に大変だったらしい。
 ……その決断、ちょっと早すぎない?
 どさりと床に倒れる土方を無視して沖田は銀時に言う。
「攘夷志士でも、桂は好敵手、まぁ特別な標的なんでさァ。すぐ見つかる割にうまく逃げおおせやがるが、むやみに被害をださねぇ。今じゃ攘夷志士の穏健派とも言われるくらいで。
鬼兵隊みてーな超過激な奴らより、はるかに好感が持てますぜィ。もちろんムカつく奴に変わりはねーんですが」
 床でぐうぐうと寝息を立てている土方をちらりと見やって沖田が続ける。その表情は心なしか、楽しそうにも見えた。突っ伏した土方は完全に真正面から床に突っ込んでいるため、かなり痛そうなのだが。
152Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:39:01.27 ID:osWnQgY/
「土方さんも、敵とわかっていても気が気じゃなかったらしいんでさァ。桂の奴が鬼兵隊に調教だか拷問だかされて奴らに染まっちまったか、あるいはぶっ壊されちまったか。あいつは俺たちの手で捕まえてーのに、そうなっちまってたら意味がねーんで」
 調教、とこの少年は表現した。現場を検分した沖田という男の見解ではそうなるのかと一瞬うめきそうになる。
 だが、とりあえず沖田の説明は銀時に得心のいく回答だった。土方の荒れようは、ある意味彼らしいものなのかもしれない。……本当に気があるかどうかは別にしても。
 さすがに、酔った上であれだけ否定したのだから桂に対して気があるなどということはないだろうと思ったが。
 勘定と話を終えたらしく、近藤がようやく二人の方に向き直った。
「総悟、帰るぞ……ってオイ!? 何でトシが床に突っ伏して尻上げてんだ!? 何プレイ!?」
 土下座にしてはムカつく姿勢で土方は寝息を立てていた。
「なんか、こうしてほしいって土方さんに言われたんで」
 沖田があっさりと嘘をつく。
 彼のとぼけっぷりに、銀時は思わず苦笑した。
153Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:39:46.10 ID:zBg5aL5D
銚子一本でも、ほろ酔い加減は味わえた。
 結局銀時は、土方を背負った近藤と沖田の二人と店の前で別れ、もともとの目的地に向かっていた。
 いないとわかっていて、昼間も行った場所に向かっている。
 万が一にも、そこにいるかもしれない。
 だが、もしそこにいたらどうしよう。
 何か矛盾しているのだが、余計な話を聞いたせいで逆にその顔を見て安心したくなっていた彼は、ひたすら歩き続けた。
 本当に、そこにいたらどうしよう。托鉢の坊主がこんな夜中までいるわけもないし。
 だからといって、顔を見れないのも嫌だった。
 その時はその時だ、と割り切ることにする。
 別れ際に沖田は銀時にこんなことを言った。
「土方さんも旦那も、もっと素直になっちまえばいいと思いますよ……こんな飲んだくれるほどいろいろため込むより、よっぽど楽でさァ。素直になるのを恥ずかしがってるからこんなことになっちまうわけで。
俺みたいに素直に思ったことをくちにすりゃあため込んだりしやせんぜ。ああ旦那、ストレス発散に丑の刻参りとかお勧めしますぜィ。今ならこいつの髪引き抜いて持っていってもバレません」
 近藤がさすがにそれを諌め、二人は屯所の方に戻って行った。
 言葉の後半はともかく、沖田は珍しく土方のことを気にかけているようにも見えた。
 でもって俺に、素直になれって?
 まったくもってその通りだね。
 いろいろ腹をくくってしまった方が、よさそうな頃あいだった。
 本人に何も言わずうじうじしているから悪いのだ。そう、いろいろとためておくのはよくない。
 ……そしてそれは、桂にも言えることだ。
 あいつも何も言わない。言わずに、耐えることをすぐに選んでしまう。あの日、自分が感情的に襲いかけた日に、少しだけ彼にすがっただけで。あげくに彼を責めるでもなく、再びすがることもなく、ただ自分の中にしまいこんでしまったのだ。
154Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:40:43.54 ID:Blx4/OMX
角を曲がり、昼間とは様子が異なった路地を進む。確か、団子屋の少し向こうのところにいたはずだ。もうそろそろ、その場所が見える――
「……いるし」
 思わず呟いて、それでも彼は道のはじに立っている編みがさの坊主に向かって歩き続けた。
 何を言ったものかと思いながら近づくと、言葉を考え付く前に桂がこちらを見た。
 銀時が近くにやってくるまでそのまま待ち、声の届く位置に来たところで口を開いた。
「……どうした。こんな時間に散歩か」
「そういうテメーは、こんな時間まで托鉢の坊主かよ」
 言おうと考えかけたことをすべて忘れながら銀時は言った。何事もノリがあればいけるもんだと思う。
「怪我治りきってねぇのに、何やってんだ。さっき俺、真選組のやつらと会ったぜ?」
「ふむ」
 桂は一度周囲を見渡してから編みがさをかぶり直した。溜息をついて、少し気を抜きながら銀時の方に一瞥くれる。そしてすぐ視線をそらしてしまった。
 こいつ最近、俺にかまわなくなったもんな……
 前はしつこいほど勧誘しに来ていたくせに。
 案の定、桂はサバサバした様子で彼に言った
「では忠告通り帰ることにしよう。さらばだ銀時」
「……送る」
 自分でも驚くほど、素直に言葉が出てきた。
「ん?」
 すぐに彼に背を向けたため聞こえなかったのか、桂が足を止めて振り向いた。
 もう一度、言ってやる。
「送る。家まで」
 桂が黙ってしまった。
「……」
 銀時も黙った。
「……」
 というか、彼にはもう何を言っていいかわからなくなった。素直に心配だからと言えばよかったか。
 さすがにそれはなめられていると思われるか? 変に思われんじゃねーの? あれ? 俺もう信用なかったりしねーよな……? 
155Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:41:19.98 ID:CeGxKFfN
内心冷や汗をかきながら言葉を待っていると、桂がどこか力を抜いた表情で言う。
「お前、時間はあるのか」
「……え? あ、まぁうん。別に用事もねーし」
 新八と神楽が既に万屋に戻っているような気がしていたが、それはすぐに頭の隅に追いやった。心の中で一度だけ詫びる。
 すまん。明日は相手してやるから。
「なら、少し飲まないか」
「へ?」
「エリザベスが無事の帰還を祝ってくれてな。何やらいい酒をくれたのだ」
「……俺は、かまわねーけど」
 お前それでいいのか? え、もしかして俺いろんな意味で誘われてんの?
 仮にも自分を襲おうとした人間相手にすることじゃねーだろそれ。こいつ何考えてんの?
 銀時の内心の焦りなど、彼の表情には全く現れていなかった。桂の考えが、銀時にはまったくわからない。
「ではいこう。少し入り組んだ道を通るから、しっかりついてくるのだぞ」
 桂はきびきびと移動を始めてしまった。仕方なくついていく銀時を時々振り返って確認しながら足早に歩いて行く。
 完全に動きは元に戻っていた。一週間前と少し前は脚がろくに動かない状態で、あげくにあちらこちらに怪我をおったまま完治していない人間とは思えない動きである。
 が、桂はやはり無理をしていたらしく、彼の家に着くころにはかなり息を切らせていた。
 少しだけおかしそうに笑いながら、彼は言う。
「半ば寝たきりで一週間も過ごしていたからな……体力を取り戻すのも一苦労だ。お前はもう完治したのか?」
「まさか。けどもう包帯ぐるぐる巻くようなこともねーな」
「そうか」
 言って家の中に彼を案内する。とりあえず手近な和室に通されたが、銀時が今日は月が出ていたことを思い出し、結局縁側で晩酌することになった。
156Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:42:00.40 ID:N3lGNNHD
少し涼しい風のふく縁側で銀時がぼんやり月を見ていると、杯を二つと、日本酒の一升瓶を持って桂が部屋から出てきた。着替えていつもの衣になっている。
 そういえば、こいつもそんなに着物のバリエーションがない気がする。同じもの四着とかなんかな、やっぱ。妙な着替えはいっぱい持ってるみたいだが。
 出された酒は確かに旨いものだった。かといって土方のように泥酔するほど飲もうとは思わなかったが。もちろんここが桂の家であり、供されているのが彼の酒だという遠慮もあるが、泥酔する理由はないはずだった。
 ……いや、そうでもないか。
 自分が泥酔したくなる理由となりかねない男が、彼の横で同じ酒を飲んでいる。
 夜空には少し欠けはじめた月が輝いていた。時刻はもう夜をすぎ、深夜に向かうだろうか。あの二人には悪いことをしたと思うが、電話をするのもなんとなく避けてしまった。結局、明日になってから二人にしかられればすむと割り切ってしまう。
 そして今、悩める男は悩みの原因と向き合っている。
 本当の意味では向き合っておらず、隣に並んでいるだけなのだが。
 その隣を見る。
 桂は縁側に姿勢正しく座りながら気品のあるしぐさでお猪口を傾けた。
 喉を鳴らして、ほう、と感嘆のため息をもらす。嫌味なほど絵になっているそれをぼんやりと眺めながら、銀時は胡坐かいて背中を丸めたまま自分の盃を傾けた。
 ほんとにまぁ、隙のない……。少しはくだけないもんかね。
「銀時」
 と、ふいに桂の唇が動いた。
「どした」
 ぼんやりしたまま答えると、桂がどこか抑えた声音で再び唇を動かした。
「あの日……」
 どきりというよりもグサリと胸に何か刺された彼に、和装のよく似合う貴公子は、月を見上げたままやわらかい風に黒髪をなびかせてしばらくだまった。おかげで、違う意味でもなにか気持ちが揺らぐ。胸が痛くてそういう気分にならないだけましだったが。
 そんな彼につゆほど気づいた様子も見せず、桂は続けた。
「お前が俺を助けてくれたときに、高杉の奴も生きていたのか?」
 ……そうきたか。
157Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:43:11.66 ID:F/h/+zBt
ある意味、再び傷口をえぐられたような感覚を味わいながら銀時はゆっくり返答した。
「……ああ。まぁ、ありえねぇぐれーぼろぼろだったけどな。キセルふかしてガンつけて、俺らより先に逃げてったよ」
 結局、この男がいつまでもあの野郎を気にしているらしいことが腹立たしい。高杉のことが、そして何よりあれほど苦しめられてなお野郎のことを気にかけている桂自身が。
 なんだかまた、薄暗いどろどろとした感情が胸の中で膨れはじめたような気がする。
「生きてて欲しかったのか?」
 銀時が憎々しげに吐き出したその言葉に、桂が笑った。
 え、笑っ……?
「ならば、いい……」
 怒気をはらんだ声音で、彼はもう感情を隠さなかった。
「今度相対するときは、俺がこの手で必ず葬ってやる……その時は、手を出すなよ銀時」
 あれ? こいつもしかして怒ってる?
 どう好意的に見てもそうとしか思えない顔つきだった。
「そもそもあの館で最初に人斬りなぞと会わずあやつに会えていれば……捕まる前にぶった斬ってやれたものを」
「……ははは」
 銀時は思わず肩の力を抜きながら笑った。桂にはあいつに対する執着心はあっても、考えていた方向とベクトルが違うらしい。
 ややおいてから、銀時は鼻で笑った。
「馬鹿言うな、俺がたたっ斬っといてやるから譲っとけよ。大体オメーよぉ、あの野郎にまともに勝ったこともねーんじゃねーか?」
「稽古の時は防具が邪魔でやりにくかっただけだ。実践では負けんぞ」
「いや、どうかねぇ。あいつ、ちっとも腕さびついてなかったよ。もっかいやったら、またとっ捕まるんじゃねーの?」
「……次は、もうない」
「あん?」
「俺たちにはもうどちらが斬り伏せるか、それしかなかろう。会えば必ず敵対し、斬り合うことになる。そんなことはわかりきっている。……いや、喧嘩を売った春雨に捕まることはあるかもしれんな。いずれにせよ、次は決着をつける時だろうと俺は思う」
 覚悟のようなものを感じさせる声音だった。庭を見つめる視線も、まっすぐ前だけを見ている。そのくせどこかはかなく危ういような、矛盾した感覚を覚えさせられた。
158Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:44:09.21 ID:Bx5Fu1HL
「……おいおい。前みたいな自爆はもうやめろよ? すげぇ気負いまくってんじゃねぇか」
 酔っているとしても、あまり過激なことを言われると少し怖くなる。そう、この男には前科があるからだ。桂が高杉に捕まって即座に自爆覚悟で爆弾を使った時に、いやというほどの驚きと恐怖を味わったものだ。
 あの時の感覚だけは、もう味わいたくない。
 つかなんだそりゃ。こだわりと執着のベクトルが違っても、特攻されたら何の意味もねーよ。
「……」
 銀時の言葉に、桂は応えることなく黙ってしまった。どこか思いつめた表情で盃を傾けている。
 何だよ、その顔。
 冗談じゃない。お前に死なれてたまるか。
 銀時は再び口を開く。こんどは、確固たる意志を持って。
「ヅラぁ」
「ヅラじゃない、桂だ」
「やめてくれよ、そういうの」
 押し殺した声音で横の男にそう言うと、彼はこちらを向いた。やや驚いたような顔つきで。
「……あいつをたたっ斬るのはかまわねーよ。俺だってぶちのめしてやりてーけど、別に譲ってやるし。……けどな、あん時みてーに特攻してもかまわねぇって思ってるんだったら、あいつに関わるのは絶対にやめてくれ。俺はオメーに、死なれたくねぇ」
「銀時……」
「……嫌なんだよ、そればっかは」
 視線をそらさずにはいられず、銀時は真正面を向いて、手もとの盃を見下ろしながら続けた。
「てめーが攘夷活動やっていようが、妙なバイトしていようが、仲間と馬鹿やってようがかまわねーからよ……」
 勝手なことだとわかりつつ、それを口にする。
「俺の目の届かねぇところに、手の届かねぇところに行っちまうのは、やめてくれ……」
 最後には、思っていたよりも情けない声が自分の口からこぼれ出ていることに気づいた。高杉の笑い声が聞こえてきそうな気がするほど。
 てめーで見捨てたくせになぁ?
 そのとおり。だから勝手は自覚している。それでも言わずにはいられなかった。
159Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:44:47.74 ID:LuRj4LKK
「……」
 桂は黙って銀時を見つめていた。言葉の意味をとらえかねているのか、言葉について考えていてくれるのか、視線だけを感じながらも銀時には当然判断できなかった。
 そうして、どれだけ時間が経ったかわからない。
 ただ、月は天頂部分までにも移動していなかったから、実際はさほどたっていなかったのかも知れない。
 不意に、桂が立ち上がった。
 思わずそちらを見上げると、彼は日本酒に蓋をして彼に言った。
「そろそろ冷え込んできた。中に入らぬか」
 その顔は、柔らかい彩りを得た、やさしい笑みだった。

 さほど酔っていたとも思わない。
 どちらが先だったのかもわからない。
 どちらからともなく寄り添い合った。
 それだけだった。
 いや、それだけではなかった。

 お互いに言いたいことを少しだけ言い、聞きたいことを少しだけ聞いてみた。
160Classical名無しさん:2012/05/24(木) 01:45:36.55 ID:nUmrynuc
「高杉は俺に指一本触れておらんよ」
 それが気になっていたのか、と桂はどこか苦笑気味に言う。
「俺があいつ本人に捕まった、あの時まで……あいつは俺に触れもしなかった」
 ……そっか。
 銀時は小さく返答した。それが見苦しい嫉妬だとでも思ったのか、安堵しつつも気まずそうな顔をしている。
「俺が好きか?」
 銀時のようにばつの悪そうな回りくどい質問はしなかった。だから素直に聞いてみた。
 だがそのごく単純な質問に、彼を抱き寄せる男は言葉を詰まらせた。
「……まぁ、その……うん」
「ならばそれほどでもないということか」
 それであれだけのことをしてくれるのだから、お前はよっぽど嫉妬深いということだ。
「ちがっ……いや、そのな? ……ああ、もう……」
 むずがゆそうなその反応に、苦笑する。
 だが。
 銀時が意を決して桂の耳元にその言葉をささやくまで、そう長くはかからなかった。
161Classical名無しさん:2012/05/24(木) 20:45:52.06 ID:uhaokRX0
そういえば本スレとバレスレの避難所できたんだよね
規制さんってずっと規制されてるっぽいけど次からこっちに書き込んだりできませんか
どうせ埋め立てられるだけだから1度規制さんもこっちにきません?

http://jbbs.livedoor.jp/comic/6366/

【空知英秋】銀魂 ネタバレスレッド避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/6366/1336833002/
162Classical名無しさん:2012/05/24(木) 22:06:12.89 ID:F8gG7/1E
少なくとも明日の桂にゃんの正確な台詞バレがくるまでは潰さんよwwww
トロい規制バレさっさと投下しろよグズwww
163Classical名無しさん:2012/05/24(木) 23:35:40.89 ID:ENrdnL9Y
週慢潰しといて今更そんな厨ナリアピされてもな
高杉出ないからうろちょろすんなよ
164Classical名無しさん:2012/05/24(木) 23:40:33.24 ID:S1bEtT70
ほっとけ、ちょっとでも構って欲しくて必死なんだろ、
後、俺はすぐにスレ潰せるんだぞスゲーだろwwwって言いたいだけなんだろうし
165Classical名無しさん:2012/05/24(木) 23:56:28.67 ID:wgIU/Arp
すぐ潰せるとか自慢にもなってねーよ
166Classical名無しさん:2012/05/25(金) 00:02:30.20 ID:6y2hR2Fy
>>162意訳
桂がもしかしたらセリフで高杉にゃんに触れてくれるかもしれないのでwktkで待ってる
167Classical名無しさん:2012/05/25(金) 00:03:18.97 ID:S1bEtT70
自慢にもならんことを自慢気に語っちまうのが自爆クオリティでっせ、

どうせ、今日の午後あたりにはこんなこと平然と出来る俺スゲーみたいな感じでにやつきながら
キモいコピペ貼りまくってるだろうよ
168Classical名無しさん:2012/05/25(金) 00:09:48.65 ID:zvyrmX9I
暇さえあれば誰でも出来る
というかむしろもっと手間かけず上手くできるけど
皆アホらしくてやらんだけのことなのにな
銀魂スレ史上一番みっともない荒らしだよ
169Classical名無しさん:2012/05/25(金) 00:26:31.94 ID:Chm7amZd
ということで、もうバレはいらん
バレ氏さん、落とすなら巻末だけでいいっすよ
170Classical名無しさん:2012/05/25(金) 00:44:42.02 ID:DA7UWT2J
は?何言ってんだ
普通に要ります
171Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:00:51.70 ID:NTuMCnj+
>>168
うんこ月詠腐飴豚ちゃん負け豚わろわろwwwwwwwww
できるもんならやってみそwwwwバーカwwww
172Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:01:35.57 ID:NTuMCnj+
月詠腐動画ボロボロにされてもなにもできない負け豚が()
173Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:07:25.88 ID:uh0oInCI
>>166
意訳
桂にゃんに嫉妬するデブ土方腐ぷぎょぷぎょwwww
174Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:08:32.44 ID:wfvokwyJ
>>169
もう出番のないうんこ月詠腐飴豚ちゃんヒロイン桂に嫉妬丸出しだなwわろわろ
175Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:10:52.77 ID:b35LPcYU
ヒロイン桂の銀桂攘夷長編がくるからうんこ月詠腐飴豚ちゃん嫉妬で焦りまくってら(笑)
176Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:13:01.53 ID:6evYJdI1
>>167
銀桂の美しい小説に嫉妬するストーカー片想いフランケン不細工月詠腐
ぷぎょぷぎょ()
177Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:19:42.51 ID:rcqDZntW
いきなり似たような内容を大量投下してるくせにIDだけはきっちり変えてるのが笑えるなw

それで自演じゃないって思ってくれると本気で思ってるのかね
178Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:25:54.55 ID:uh0oInCI
>>177
うんこ月詠腐飴豚ちゃん自演発狂すんなよ
悔しいのう悔しいの
出番のもうない雑魚キャラ腐wwwwww

悔しかったら俺に対抗して荒らしてみればぁ?ww
ああ固定bbiq(笑)焼かれちゃうから無理かwww
179Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:26:49.95 ID:cIEvzC6z
負け豚うんこ月詠腐飴豚ちゃん釣られ過ぎておもろー(笑)
180Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:30:04.69 ID:or5M0ADi
>>178
月詠腐動画ボロボロで守れない雑魚飴には無理無理()
181Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:35:35.87 ID:or5M0ADi
182Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:37:56.01 ID:or5M0ADi
183Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:39:58.35 ID:3LTksGA1
犯罪者気質でボーダーでデブスワキガ臭ニートの飴ちゃん。絶賛負け豚中www
184Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:42:13.83 ID:VJtWvL7g
飴も高杉好きなんだからなかよく2人でチャットルームにでも篭ってりゃいいのうのう
185Classical名無しさん:2012/05/25(金) 01:51:34.94 ID:sMhfVKP7
のうのうってなんだよ()
186Classical名無しさん:2012/05/25(金) 09:44:13.11 ID:dS7HfArZ
高杉ってなんでキチガイおばさんたちに好かれるんだろうな
逆に若い普通の女たちにはあまり好かれてない印象
187Classical名無しさん:2012/05/25(金) 10:37:41.47 ID:HAzPDeOU
自爆キモすぎ人生終了した汚い部屋で腐って朽ちて行くだけのゴミ
脳が壊れると人間は虫になるんだなとこいつの書き込みの空っぽさを見ると思う
188Classical名無しさん:2012/05/25(金) 12:17:12.88 ID:koggZsni
空知が言ってたように眼帯巻いてるだけだからね
好きになるきっかけに乏しいんじゃないか
189Classical名無しさん:2012/05/25(金) 12:36:00.37 ID:vEPSeS6e
また切れるからそろそろやめとけ
190Classical名無しさん:2012/05/25(金) 15:01:51.89 ID:pnF3v2vn
そういや前回連載400回でした。素通りに
も程があるだろ。         <英秋>
191Classical名無しさん:2012/05/25(金) 15:08:46.47 ID:SVdslA5X
空知www
192Classical名無しさん:2012/05/25(金) 15:32:35.86 ID:pnF3v2vn
タイトル:ドッグフードは見た目より味がうすい

ドッグフードが三粒入った餌皿を前に、腹を鳴らしている定春
銀時「なんだそのツラ 何か文句でもあんのか
   足りねーなら足の裏の肉球(ミートボール)でも食え」
神楽「ごめんネ定春 今日はこれで我慢してネ
   今 万事屋は深刻な食糧難アル みんなおなかペコペコネ」
定春「・・・わん」
神楽「いい子 いい子 銀ちゃん 定春わかってくれたヨ」
銀時「そうか じゃあこれで仲良く三等分だな」 
(二人の手が一粒ずつ餌を摘む)
二人「ゴチになりまーす」 ボリボリ食べる
新八「じゃ ねーだろォォォ!!
(二人の顔面をテーブルに叩きつける)
   アンタらには人間の尊厳ってもんがないのか!!
   幾ら腹ペコでもペットからエサ強奪はねーだろ 浅まし過ぎるよ!!」
銀時「仕方ねーだろ 長らく続く客不足でウチにはもう米一粒すら残ってねーんだよ
   この非常事態じゃドッグフードどころかドッグヲフードにする所だよ
   俺達の恩情に感謝して欲しいくらいだよ」
新八「ドッグヲフードって何よ!! 
   PTAだけじゃなく動物愛護団体まで敵に回すつもりか!!」
銀時「何? 動物愛護団体ってPTAって食えんのそれ?」
神楽「PTA食えんのはギラついた教師だけアルヨ」
新八「いや別の意味で食べてるからそれ」
銀時「グチャグチャうっせーよ そもそも一体誰のせいでこんな事になってると思ってんの
   ロクに働きもせず 大量のタダ飯かっ食らうこの巨大な家畜と
   ロクに働きもせず ただメガネかけ続ける家畜メガネのせいだろ」
新八「てめぇ言っていい事と悪い事があんだろ!! 謝れ!! 僕のメガネに謝れ!!」
193Classical名無しさん:2012/05/25(金) 15:35:52.17 ID:/N/B25Fb
おつでござる
194Classical名無しさん:2012/05/25(金) 15:53:26.15 ID:pnF3v2vn
言い争う三人を残して万事屋の玄関を出ていく定春
定春の回想
 銀時「誰のせいでこんな事になってると思ってんの
    タダ飯かっ食らうてめーら家畜のせいだろ
    少しはてめーらの世話する御主人様の苦労も知ってほしいもんだよ」
玄関の戸に小便をかけて出ていく
腹を鳴らしながら、うなだれて街を歩く定春
ゴミ捨て場に「拾ってください」と書かれたダンボールに入れられた子犬「くぅんくぅん」
目をキラリとさせ大口あけて子犬を食べようとする定春。子犬がプルプルと震える
(「万事屋さんへ」と書かれたダンボールに入っていた定春を神楽が見つけるシーン)
空腹に耐えつつ子犬の前から立ち去る定春。しかし子犬の腹からも「ぐぅぅぅう」
定春「・・・・・・ わん?」
子犬「・・・・・・ くぅん」

河川敷。ヒグマのように川の中で前足をふるう定春。
捕れたのは空き缶、雑誌「お江呂」、そして魚。喜ぶ二匹
子犬の涎に気が付いた定春は魚の身の大部分を子犬に与え
自分は尻尾のあたりだけを食べる
定春、腹をぐきゅるる言わせながら回想
 銀時「いい加減にしろよォォ!! 
    また卵かけられご飯!? 貴重な食料で何つー料理してんだテメーは!!」
 神楽「だって料理しようにも冷蔵庫空だったんだもん」
 銀時「空なのはてめーの頭だろ」
 神楽「定春だってあれっぽっちの安い餌でずっと我慢してるアルヨ 黙って食えヨ」
 銀時「そうかそうか じゃっハイ」
(定春の前に卵かけご飯をおく)
 神楽「銀ちゃん 定春はゴミ処理係じゃないネ!!
    それにそれ逃したらご飯はもう・・・」
 銀時「悪いが俺ァ てめーらと違ってグルメなんだ 家畜どもは犬のえさでも食ってな」
(腹をぐきゅるる言わせながら食卓から去る銀時)

夜の公園。腹をぐきゅるる鳴らしてる定春
定春の尻尾にくるまれて寝ている子犬
195Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:20:35.02 ID:pnF3v2vn
朝。子犬の座る「拾ってください」ダンボールを紐で引っ張る定春
二匹に注目する街の人。その中に沖田がいる

真選組屯所
隊員「きゃわゆいィィィィ
(子犬を抱き上げて喜ぶ)
   何コレ どこで拾って来たんですか沖田隊長」
近藤「ちょっと待て総悟・・・コレ 万事屋んちのワン公じゃねーのか」
沖田「捨てられたんだか家出したんだか 街 徘徊してましてね」
近藤「いや・・・何でそれをウチにつれてくるわけ」
沖田「ホラ 真選組ってイメージ改善をはかって一回マスコットキャラで失敗してんでしょ
   これを機に再考しましょうよ
   もう一回こいつらと土方さんを南極に捨ててきて生き残った方をマスコットにすりゃ
   いい金になりますぜ」
土方「土方さんどうなったの 全く触れてないけど!!
   マスコットじゃねーよ ゲスコットだよそれ!!
   ふざけんじゃねーぞ マスコットなんて軟弱なモン ウチには必要ねェ
   あえていうならウチのマスコットは近藤さんだバカヤロー!!」
隊員「マスコットじゃねーよ カスコットだよアレ」
近藤「オイ誰だ今 リドリー・スコットとか言ったのありがとう!!」
土方「誰も んないいカンジの事言ってねーよ
   第一なんでウチが万事屋の中古品引き継がなきゃなんねーんだ
   任務に支障をきたす さっさと捨ててこい」
196Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:21:01.93 ID:pnF3v2vn
隊員「副長 こんなカワイイ子 もっかい捨てろっていうのかよ」
土方「なにがカワイイだ 士道不覚悟で切腹させんぞ」
隊員「じゃあ副長が捨ててこいよ」
土方「上等だよバカヤロー
(子犬を抱いて正面から向き合う。子犬「くぅん」)
   近藤さん ・・・そういやウチ 警察犬いなかったな」
隊員「切腹しろよ てめぇコルァァァ!!」
土方「うるせェェ あ・・・あくまで警察犬としてだ
   かわいくもなんともねーよ こんな毛玉!!
   警察犬として使えるかまずは査定させてもらう 犬だって容赦しねーからなコノヤロー!!」
屯所の庭
土方「いいか警察犬は鼻が命だ
   犯人の匂い ヤクの匂い あらゆるものを感知し嗅ぎわける能力が必要だ
   まずはやってみろ
(地面に皿が五つ)
   ハーフ クォーター ノンコレステロール ノンオイル マスタード
   お前達に嗅ぎ分けられるか」
  「全部マヨネーズじゃねーかァァァ!!」
  「オイ警察犬何に使うつもりだァァ!! どんな犯罪想定してんだコレェ!!」
土方「まずは俺の好きなものから当ててみろ」
(定春、ツーンとする匂いに尻ごみ)
  「いやしらねーし!! しりたくもねーし!!」
一つの皿を前足で示す子犬
土方「ほうクォーターか なかなかいい所つくじゃねーか
   だが今の俺の気分はさわやかなノンオイルかな」
  「時と場合によって変わるの!?」
土方「だがいい所をついたご褒美だ」ホラ食べな、とマヨネーズを皿に足す
  「結局犬にマヨネーズをやりてーだけじゃねーか!!」
土方「遠慮しなくていいんだぞ 早く食べろ ホラ早く」
マヨネーズを前におののく定春
197Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:33:24.92 ID:pnF3v2vn
また街を徘徊している二匹。それを見ているさっちゃん
さっちゃん宅。室内で子犬を抱いているさっちゃん
猿飛「まったく・・・どういうつもりなかしらないけど
   さっさと仲直りしたほうがいいんじゃないの
   私は知ってるわよ・・・銀さんがアナタを捨てるような人じゃないってことくらい
   どうせいつもの憎まれ口でも叩かれて家出でもしてきたんでしょ」
定春「・・・・・・」
猿飛「アナタだってわかってるんでしょ 銀さんが本心でそんな事言ったんじゃないことくらい
   だから残念ながら私にはアナタを飼う事はできないわ
   だってアナタの帰るべき場所はもうあるもの
   でも仲直りするつもりがあるならそれまでここにいなさい
   銀さんの大切なペットを野垂れ死にさせる訳にはいかないですもの
(さっちゃんにじゃれつく定春)
   キャッ もう くすぐったいったら
   もぉ〜〜 うらやましいわね アナタ 銀さんにもいつもそんな事やっているの?
   私も出来る事なら銀さんのペットに生まれたかった・・・なんてね
   食事の用意をしてくるわ お腹すいてるでしょう ちょっと待っててね」
部屋を出ていくさっちゃん
砥石で研がれている包丁
煮えたぎる大鍋が二つ。やけに暗い台所。庖丁を研いでいるさっちゃん
猿飛「・・・・・・ ついに来た 待ち望んだこの時が
(シャァア シャァア)
   銀さんのペットになるチャンスがやっと来たの
(包丁を見つめて ハァ ハァ ハァ)
   あの子の純白の毛皮が私のウェディングドレス
   待ってて銀さん あなたの可愛いペットが
   今 会いにいきます」
その様子を戸の隙間から見ている定春。冷や汗だらけ
198Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:47:03.73 ID:pnF3v2vn
必死に街を走る定春と引きずられるダンボールの中の子犬
その様子を見ているエリザベス
桂アップ
  「そうかなるほど 堕落した銀時(やつ)に飼われ続けるはさぞ辛かっただろう
   だが定春くん 君ならいつか気付いてくれると思っていたぞ
   君の心の内に燃えたぎる攘夷の炎 それを導く真のリーダーの存在に
   必ず俺を見つけてくれる そう信じて
(縁の下で膝を抱えて座ってる桂)
   二週間前の缶蹴りからずっと スタンバってました

   いやはや まさかこの缶蹴り 二週にも渡るとはな
   松陽先生が絡むエピソードと聞いては俺が行かねば始まるまい
   何とかスケジュールを調整しギリギリ滑り込んだんだが
   これほどの長丁場とは思わなんだ
   確かに俺は身を隠す達人だが ここまで見つからんとはもしや
   もう缶蹴りは終わっているんじゃないだろうか
   そもそも俺が参加している事に誰も気付いていないんじゃないだろうかと
   不安になり涙目になっていた所だ
   さて俺を探して皆心配している事だろう そろそろ戻ってやるか
(ミシッ)
   はう!!
   しまった二週間同じ体勢でいた為に身体が石のようだ
   グッ まったくこんな事になるとは とても先生が来るまで
   身がもちそうにないぞ
   さっ・・・定春くん すっ・・・すまなかったな
   飼い主になる約束・・・護る事が出来なくて
   そして医者が来たら言伝を頼む
   タクシー代などの交通費領収書はすべて・・・・・・
   先生で よろしくな」
定春、前足で縁側ごと桂に一撃
199Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:48:13.64 ID:pnF3v2vn
すみません、ジャンプ取られたので中断します
200Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:50:41.42 ID:b/PS8WEE
マダオお預けかw

乙ですた
返って来たらまたよろ
201Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:54:16.24 ID:DpMHypJ9
毎度乙です
202Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:56:56.98 ID:TdGA8xUo
乙〜
あとは捨てられてるマダオと
新八神楽の公園シーンと
子犬が弱るくだりが未なのかな
203Classical名無しさん:2012/05/25(金) 16:57:28.24 ID:ZclRusNU
バレありがとうございます
長文乙です!
204Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:15:50.86 ID:FPWQduz6
トシィイイイイww
優しすぎるだろおおw
これは期待せざるを得ない
205Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:17:18.59 ID:3KTxXHEK
桂の台詞ギャグでよかったわ
月詠腐の嫉妬に耐えながらデリヘルをギャグにする
桂マジでヒロインGJ
206Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:19:26.90 ID:wrTCkbpl
>>204
マヨ基地犬食いチョンのデブトシ腐きめえ
207Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:34:48.48 ID:f8Htos+u
>>199
乙でした
208Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:47:52.31 ID:dS7HfArZ
ええええ
高杉さま出ないのおおおぉぉ

つまんないよお
209Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:55:04.68 ID:igBmGJGZ
高杉アンチの擬態乙wwwwwwww
210Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:55:55.85 ID:3KTxXHEK
wwwwwwwwwwwwwwwww
211Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:56:51.80 ID:LyCVws5B
は?ヅラ厨は黙ってろよ
高杉様こそ至高
212Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:57:05.78 ID:3KTxXHEK
こいついつもデブトシ腐擬態でやってることをそのままやるなよwwwwwwwwwwww
213Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:57:45.72 ID:3KTxXHEK
>>211
は?デブトシ厨黙ってろよ
桂様こそ至高
214Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:58:43.35 ID:3KTxXHEK
月詠腐ざまあwwwwwwwwww

272 名前:名無しかわいいよ名無し 投稿日:2012/05/22(火) 23:53:18.13 ID:33oXCQal0
参考までに

アニメDVD・BD売り上げまとめwiki
○銀魂’ 【全 巻】
巻数  初動  2週計  累計  発売日
01巻 14,260 15,894 17,340 11.07.27
02巻 10,603 12,105 12,945 11.08.24
03巻 10,952 13,444 14,769 11.09.21
04巻 11,936 13,315 14,049 11.10.26
05巻 10,958 12,270 12,707 11.11.23
06巻 *9,010 10,650 11,265 11.12.14
07巻 10,519 11,561 11,956 12.01.25
08巻 *9,861 11,062 11,452 12.02.22
09巻 *9,749 11,155 11,580 12.03.21
10巻 *9,207 10,294 10,649 12.04.25

因みにそれより前は11,000枚以下になった事がない
死神サゲマン傾城の名に応しいキャラだな
215Classical名無しさん:2012/05/25(金) 17:59:15.70 ID:dS7HfArZ
なんでそこで土方の名前が出てくるわけ?
意味わかんない

私が言ってるのは高杉さまだってば
216Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:03:17.85 ID:wrTCkbpl
>>215
ヒロイン桂さまに嫉妬すんなよ
デリヘルバカにされた飴ババア()
217Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:04:08.55 ID:AV3CgTen
>>440
うん
桂に認めさせたね
汚れ片思いストーカー月詠より桂ヒロインなのがはっきりした
218Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:05:44.62 ID:cxROVfue
誤爆()
219Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:07:29.24 ID:6OXurS/V
月詠厨お顔真っ赤()
ヒロイン桂の引き立て役わろわろ()
220Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:08:29.43 ID:dS7HfArZ
嫉妬かー
確かに桂はよく出てくるからちょっと嫉妬しちゃう
今回のバレにも出てたしアップもあったし綺麗な顔だしね

私の大好きな高杉さまは綺麗ではないし背も高くないし…(´・ω・`)ショボーン
でも愛ならあるよ
221Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:09:43.85 ID:3KTxXHEK
>>220
ちょwwwwwwwwwお前の擬態はわかり易すぎwwwwwwwwwwww
222Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:10:13.24 ID:3KTxXHEK
嫉妬かー
確かに桂はよく出てくるからちょっと嫉妬しちゃう
今回のバレにも出てたしアップもあったし綺麗な顔だしね

私の大好きな土方さまは綺麗ではないしデブだし…(´・ω・`)ショボーン
でも愛ならあるよ
223Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:11:59.33 ID:dS7HfArZ
これ続きってことは来週出てくれると嬉しいなあ
私の大好きな高杉さま


バレありがとうございましたー
224Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:20:24.92 ID:0CL5CKX2
デブ土方も高杉も出ないよ
6月から銀桂攘夷長編開始だし
ざまあ()
225Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:28:58.80 ID:dS7HfArZ
さっきから土方土方うるさいなあ
そんなこと誰も言ってないのに
私は出て欲しいのは高杉さまだけだよ
あと銀さん
銀さんと高杉さま二人で出て仲良くして欲しい〜
226Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:30:30.55 ID:3KTxXHEK
さっきから土方土方うるさいなあ
そんなこと誰も言ってないのに
私は出て欲しいのは桂さまだけだよ
あと銀さん
銀さんと桂さま二人で出て仲良くして欲しい〜
227Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:31:40.10 ID:dS7HfArZ
この人頭おかしいね
キモ
228Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:31:47.06 ID:0CL5CKX2
デブ土方も高杉もないから()
かわいそう
銀さんと桂ラブラブ二人だけの
銀桂攘夷長編が始まるよ★
229Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:32:22.79 ID:3KTxXHEK
デブ土方腐頭おかしいね
キモ( ´;゚;ё;゚;)
230Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:34:38.28 ID:0CL5CKX2
銀桂攘夷長編の引き立て役デブトシ腐きめえ
231Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:35:06.12 ID:aApVnP8I
高杉腐きんもーって叩けよw
どんだけ高杉は叩きたくねえんだwwww
232Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:37:02.55 ID:Wbun4ugX
デブ土方腐きんもー
ヒロイン桂に嫉妬すんなよ
233Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:37:26.43 ID:rcqDZntW
高杉だけはなんも変えないんだなw桂信者って認めて欲しいなら、雑魚杉とかデブ杉きんもーくらい
書いてみろよww
234Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:38:37.06 ID:L70lCnKv
月詠腐がキャラ厨擬態しながら
他キャラ
特にヒロイン桂に嫉妬しまくってるのが明らかになったな
きもっ
235Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:40:11.95 ID:a6V3kDG9
>>233
うんこ月詠腐飴豚ちゃん
擬態見破られて発狂すんなよワロス
おまえの阿波おどりマジウケル()
236Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:41:17.85 ID:BheJsQdT
>>204は土方腐認定して叩くくせに
高杉様連呼の奴の事は擬態扱いして高杉腐認定しないとか変なの
高杉叩きたくないって強い意志感じますね
当分出ないでしょうしここ見張ってても意味ないっすよ
237Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:44:05.33 ID:+ITD4cDb
基地の正体なんぞ周知されてるしほっときなはれ
バレ師にも迷惑だし自演とちがうなら該当スレ移動してやれ
238Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:46:47.25 ID:3KTxXHEK
うんこ月詠腐飴豚は出番はないわヒロイン桂にデリヘルプゲラされるわで
ツレ潰させたくてファビョってるだけだから
メシウマすぎてわおrわおrwwww
239Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:47:18.87 ID:3KTxXHEK
わおrわおrwwwwになったwwwwwwwwwwwwwww
240Classical名無しさん:2012/05/25(金) 18:58:37.27 ID:iatLkg7k
クズどもはバレくるまで大人しく待ってられねぇのかよ

気持ちわりぃ
241Classical名無しさん:2012/05/25(金) 19:00:45.51 ID:0jdx4SxP
ほんとうんこ月詠厨きめえわ

死ねゴミカス
242Classical名無しさん:2012/05/25(金) 19:11:40.57 ID:a6V3kDG9
うんこ月詠腐片想いフランケン月詠出番ももうないし
桂にデリヘル編バカにされたし
月詠腐動画ボロボロでファビョりまくってて
気持ち悪い
243Classical名無しさん:2012/05/25(金) 19:20:51.04 ID:m+MK2LAh
子犬ダンボールを引きずってとぼとぼと街を歩く定春
路傍に「拾ってください」ダンボールの中で膝を抱えるマダオが目に入る
溜息をつく定春
ふと自分の背後の「拾ってください」ダンボールを見ると子犬の姿がない「?」
箱の中を見ると子犬が横たわり、ハッハッと荒い息
ダンボールを咥えて走る定春
公園の前まで走ってきて、公園の中で定春を探す神楽と新八を見かける
神楽「定春ぅぅぅ どこにいるアルかァ!! いたら返事してヨ!!
   お願いだから帰ってきてヨ!!
   定春ぅぅ!!」
定春はその様子を公園入り口から見ていたが
具合の悪そうな子犬を見つめ直し、再びダンボールを咥えて走り出す
更にその様子を電信柱の蔭から見ていた銀時
ぐぅ〜と腹を鳴らしながらため息をついている
244Classical名無しさん:2012/05/25(金) 19:30:17.77 ID:36JUXVkh
バレ師さん乙です
定春だらけでいろんな表情の定春が見られるの嬉しいよ
この後どうなるのか見当もつかないな

巻末
>>190
詳細
>>192>>194-198>>243

でいいのかな
245Classical名無しさん:2012/05/25(金) 19:36:04.17 ID:ZclRusNU
バレありがとうございました
246Classical名無しさん:2012/05/25(金) 19:42:56.08 ID:2kZVj93V
乙です
マダオw
247Classical名無しさん:2012/05/30(水) 19:17:27.08 ID:lOe4JySj
今週はセリフ多いので簡易
動物病院に子犬を連れてきた定春。モノノ怪と呼ばれ者を投げつけられ迫害される。

公園に避難して子犬を見つめると首輪に住所が。定春がそこへ向かうと近所の人に聞き込みをしている銀さん。飼い主は病死したから迷惑だから子犬処分しろと言う。
それを聞いていた定春は怒りの形相。銀さんは定春を挑発する。その場は我慢して公園に戻る定春。
お腹をすかせていると子犬が魚を取ってきた。前回とは逆で大きい方を定春、小さい方を子犬自分。
定春は涙を流す。今まで以上に定春は頑張って餌を確保する(盗みもしながら。)
苦労の甲斐なく子犬はどんどん衰弱。定春も衰弱。
銀さんが後片付け。気が付けば病院。
子犬も無事で主人の孫と息子夫婦が子犬を迎えに来た。
248Classical名無しさん:2012/05/30(水) 19:48:15.22 ID:Tpojlw1D
週漫画のバレをここに転載されても…

> 今週はセリフ多いので簡易
これは週漫画のバレ氏さんの言葉なのに誤解を招きそうだ
249Classical名無しさん:2012/05/30(水) 19:50:30.58 ID:Tpojlw1D
×週漫画
○週漫板

連投スマソ
250Classical名無しさん:2012/05/30(水) 23:24:33.39 ID:lOe4JySj
ああ転載って書き忘れたすまん
251Classical名無しさん:2012/06/01(金) 15:05:32.87 ID:+YgPr5sG
すいませんけど来週休載です。次こそ絶対
に仕事全部片付けてFEをやる!!  <英秋>
252Classical名無しさん:2012/06/01(金) 15:28:43.61 ID:+YgPr5sG
橋の上
新八「はぁ?仕事?」
銀時「ああ ようやく仕事が入ってな これでドッグフード生活ともおさらばだぜ」
新八「アンタ 定春捜してるのかと思えば そんな仕事(もん)捜してたんですか」
銀時「そんなもんってどーいう事だ ブッ飛ばすぞ」

タイトル:ドッグフードは意外に酒の肴になる

新八「銀さん心配じゃないんですか
   定春もうかれこれ二日家に帰ってないんですよ
   あんな腹ペコ状態で出ていって ちゃんと食べ物にありつけてるのか 
   何かあったんじゃないのかって・・・
(コマ背景:夕焼けの土手で定春をさがす神楽)
   こんな時に仕事なんてする気になれませんよ」
銀時「いかんよ新八くん それはニートの考え方です
   何も起きてなんかいねーよ 
   ウチじゃ餌にありつけなくなったから出て行った ただそんだけだろ
   所詮家族だなんだ言ったってケモノだよケモノ
   それに俺ァな しんどい時に分け合いもできねェ野郎と一緒にやってくつもりはねェよ
   たとえケモノでもな
   そういうこった ドッグフードが気に入ってんなら一生食ってな
   俺ァたんまり稼いでチョコパフェでも食うとすらァ」
新八「ちょっと待って下さいよ銀さん 銀さ〜〜〜ん!!」
253Classical名無しさん:2012/06/01(金) 15:29:25.77 ID:+YgPr5sG
江戸動物病院
職員「きゃああああ モノノ怪よォォ!!」
  「犬神のモロがウチの患者を狩りに山から降りて来たわ!!」
  「失せろ山犬めが ここは我々人間の住まう場所だ モノノ怪は山へと帰れェェ!!」
(次々に定春に物を投げつける うなる定春 地面に「拾ってください」ダンボール)
職員「キャァァァ 何アレ 何か出したわよ」
  「気を付けろ あのドロドロに触ると死ぬぞォォ」

雨の公園。木の下で雨宿りする二匹
弱っている子犬をなめる定春。定春の腹が鳴る
子犬の首輪に気がつく定春。住所が書いてある「〜町四丁目一番」
匂いを頼りに番地を捜しあてる定春
その家の前には人だかり。その中の一人は銀時
銀時「ほうほう それじゃあ 個々の家の御主人はもう亡くなっていると」
女 「そう いわゆる孤独死って奴?」
  「偏屈で有名なおじいさんでね ご近所付き合いもほとんどなかったのよ」
  「随分沢山の犬を飼ってたんだけど 異臭や騒音で近所からも煙たがられていてね
   唯一親戚の犬好きの娘が昔出入りしてたけど その娘とも最近疎遠になっちゃったみたいで」
  「その犬も最近は少なくなって亡くなった時は子犬一匹しかいなかったんだけど
   町内会で掃除した時に この人が扱いに困って捨てちゃったのよ」
  「だって雑種だったし 病気持ちみたいで身体が弱くて貰い手がなかったのよ」
  「その子が最近野良になってこの辺ウロついてるって噂になってるの」
  「ペット飼ってるおウチから苦情が上がってるのよ 病気でもうつされたらどうすんだって」
  「それで できればその子をつかまえて ・・・処分して欲しくて」
その会話を聞いている定春
254Classical名無しさん:2012/06/01(金) 15:32:32.62 ID:OPpe/ZPZ
うわー
なんかセリフ長いので来ると思っていなかった!
バレ乙です!!
ありがとうございます!!
255Classical名無しさん:2012/06/01(金) 15:45:39.99 ID:+YgPr5sG
銀時「心配せんでも病気ならとっくにおっ死んでるじゃないスか」
女 「だったらいいんだけど問題になってからじゃ遅いし」
  「どうせ死んじゃうなら早くても遅くても一緒でしょ」
  「まったくあのおじいさんも厄介な置き土産おいてったものよね〜」
定春「ガルルルル!!」
女 「え・・・ちょ!?」「ギャアアア 何このデカイ犬!!」
銀時「オイオイ こりゃ思ってたよりデケー野良犬だな
   こいつぁ処分するにも骨が折れそうだ
   お前・・・ しってんだろその子犬
   手土産に連れてきたら帰ってきてもいいぜ
   報酬でえさもたらふく食えるし 万々歳じゃねーか 問題ねーだろ」
踵を返して走り去る定春
女 「あっ ちょっと待ちなさい!!」
  「万事屋さん早くあの化け物捕まえて」「何やってんの早く早く」

公園のドームの中。空腹でうずくまる定春
定春の回想の銀時「手土産に連れてきたら帰ってきてもいいぜ
         報酬でえさもたらふく食えるし 万々歳じゃねーか 問題ねーだろ」
定春の前に尻尾の欠けた魚が投げ込まれる
顔をあげると子犬がいる。子犬の前には尻尾の部分
子犬が尻尾を食べてやや弱弱しげな笑顔で「・・・わん」 同時に腹の音
定春の瞳が潤む
回想:三粒のドッグフードを分け合う万事屋
魚に上に定春の涙が落ちる「わぐぐっ・・・」
定春の涙を舐める子犬
256Classical名無しさん:2012/06/01(金) 15:59:24.36 ID:+YgPr5sG
橋の上に沢山の人がいて川をみている
川の中には魚を取る定春。取れた魚を公園の子犬の元に運ぶ
包丁を振り回す魚屋に追いかけられる定春。子犬の前に魚を差し出すが、定春の腹からは「ぐううう」
増水した川の中で、流されながらも魚をとる定春。びしょぬれで子犬に魚を届ける
子犬は前よりも弱っている
釣り堀?で釣り人の釣果を横取りする定春。追いかけられる
野良猫が食べている魚を横取りする定春。猫数匹に噛みつかれながらも魚を咥えて逃げる
水族館?で鯱ショーの鯱と一緒に水面からジャンプする定春
ご褒美を横取りして鯱に追いかけられる

必死に子犬に魚を届け続ける定春
届ける定春も届けられる子犬もだんだん弱っていく
倒れて動けなくなる定春。子犬も口の付けられてない沢山の魚に囲まれて動かない
定春が子犬に視線をむけると子犬の上には蝿が飛んでいる
定春の目から涙。公園のドーム入口で倒れたままの定春「・・・わ・・・ん」
257Classical名無しさん:2012/06/01(金) 16:23:25.62 ID:+YgPr5sG
公園のドーム周辺に集まるご近所マダム達
女 「キャアアア臭い!!」「何コレ 誰がこんな悪戯したの!!」
  「こんなにたくさんの魚・・・ 一体誰が!?」
銀時、軍手にマスクで魚をゴミ袋に集めてる
  「ウチの犬です〜〜
   どうやらウチの犬 例の子犬を世話してたようなんで
   運んでた餌にちょいと細工させて貰ったんですよ
   ホラ 見えます?コレ
(腐った魚の中に丸薬)
   実に賢い忠犬でしょ〜〜
   せっせと主人の代わりに毒入りのエサ運んで任務を全うしてくれましたよ
   つーことで 報酬頂けます?」

檻の中で目を覚ます定春。格子の前に座る銀時
銀時「よォ 目ェ覚めたか
(動物総合病院の看板)
   栄養失調だってよ
   エサ上げないならペットなんて飼わないでくださいって怒られちったよ
   てめーで勝手に出てって勝手に飢えてただけなのにな 全く迷惑な話だぜ
   ともあれてめーのおかげで子犬のほうも片付いた
   今日はたらふく食えばいい」
定春にエサ皿を差しだす。定春歯をむいて唸りながら格子に張り付く
銀時「んだ 子犬の世話してちったぁ飼い主の苦しみを知ったと思ったんだが
   尾ひれのほうが良かったか
   それとも報酬の割には ちと量が足りなかったかね
(エサ皿の中にはドッグフードが一粒だけ)
   悪く思うな 今回の仕事 色々経費が嵩んで報酬なんざほとんど飛んじまった
   それに
(定春の向かいの檻の扉をあける。エサ皿にドッグフードを一粒入れる)
   我が坂田家はしんどい時は仲良く分けあいだ
   エサも 苦しみもな
(向かいの檻の中には元気そうな子犬がいる)
   ゴチになりまーす」
ドッグフード1粒を指ではじいてる銀時。うるうるしてる定春
258Classical名無しさん:2012/06/01(金) 16:24:09.05 ID:+YgPr5sG
動物総合病院の玄関前
  「本当にありがとうございました
   おじいちゃんの犬を護ってくれて」
お辞儀をする女の子とその両親
  「いえ 礼なら中にいるデカイ犬に言ってください」
病院内に入っていく三人を見送る神楽と新八
病院の中から騒ぎ声
  「ちょっと待って下さい
(ドタドタ)
   あの子犬に食べさせてた薬代なんですけど まだ足りなくて
   ちょっとォォォ坂田さんんんん!!
   待ってエエエエエ!!」
新八と神楽の間をダッシュで駆け抜けていく銀時。二人もそれに続く

病院内。女の子に引き取られていく子犬
抱かれている女の子の肩から顔をのぞかせて、定春にむけて「わぉーーん」
定春も「わぉーーん」と応える
定春は病院の檻の中で
万事屋三人は夕暮れの橋の上で、ドッグフードを口に投げ込む。カリッ
夕空に腹の音が「ぐぅうううう」
259Classical名無しさん:2012/06/01(金) 16:36:34.89 ID:du1qT1dd
バレ師さん、乙です!
260Classical名無しさん:2012/06/01(金) 16:40:57.60 ID:OPpe/ZPZ
全バレありがとうございます!

画バレと照らし合わせたら目からなんかの汁が出てきた(´;ω;`)
万事屋のお話やっぱ好きだわ
261Classical名無しさん:2012/06/01(金) 16:41:08.51 ID:EJetuDYc
バレ乙です
ありがとうございました!
262Classical名無しさん:2012/06/01(金) 17:30:40.29 ID:saSydTb3
263Classical名無しさん:2012/06/01(金) 17:47:17.86 ID:WUUKfkQ3
乙です
264Classical名無しさん:2012/06/01(金) 20:10:42.03 ID:2Fy9V/L4
乙です

銀さんがずっと勝手なこと言ってるようにしてるのも
多分素直になれないキャラだからってことなんだろうけど
今回は明らかに原因が銀さんにあるんだしちょっと決まり悪そうにしててもいい気がするな
せめて仕事しないと定春帰ってきた時にちゃんと飯食わせられないとか言っといた方が…
色々言ってても本心は違うんだろうとわかるけど定春がマジで悲惨な状態になってる分消化不良感が…
265Classical名無しさん:2012/06/01(金) 20:17:37.87 ID:HRBMQwYT
どこが万事屋の話?
銀さんが自分勝手なこと言って周り巻き込んでる話じゃん
266Classical名無しさん:2012/06/01(金) 20:23:25.42 ID:BYGaBn2P
バレ乙です
セリフ多いのにありがとうございました
267Classical名無しさん:2012/06/01(金) 21:12:31.05 ID:RJ3sYE4W
乙です
万事屋引き締め回で定春の切ない話か
犬猫の話は分かっていても涙腺緩むなあ
でまだFEやれてないんか空知w
268Classical名無しさん:2012/06/01(金) 21:36:46.30 ID:SlpcVDm0
子犬を処分してと依頼してきた人に普通に毒飲ませて処分したんで報酬払ってくださいねって言える銀さんが
なんていうかすごいね割り切りすぎというか怖い人だ
269Classical名無しさん:2012/06/01(金) 22:36:19.47 ID:oF2fuFOA
乙です
ちょっともやもやするな
銀さんの偽悪的な性格を押し出してるんだろうけど
個人的にこの書き方じゃただの嫌な奴に見える気がした
なんとなく今までの話に比べて異質な気もするし
270Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:17:05.08 ID:UEg8FFlV
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
271Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:17:53.11 ID:QyWmASng
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
272Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:18:38.29 ID:UDrdl1EN
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!
273Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:19:15.19 ID:k1IHvVVr
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
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   |:::ノ。* ・:・‘。c (●_●);”・u。*@・:、|::|
   |::|:。・;%:・。.   l l   ; 8@ ・。:%.|::|
   |::|.;・0”*・o;__-- ̄`´ ̄--__ :。・;%:|::|
   |::|;8@・。:   -二二二二-  ”・ : 。; |::|
   |::::\ 0”*・ o        0”*・o:)*/::::|
   \::::::\・:%,:)._- ̄ ̄ ̄-_ :(:%”・/::::::/
     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
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              土方腐
274Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:19:48.54 ID:FKXxDsWl
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
275Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:20:16.54 ID:ltWmsYPF
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
276Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:20:53.16 ID:ct2fbWSx
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
277Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:21:34.01 ID:vvVsW4uz
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

278Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:45:35.81 ID:3ibYORa4
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
279Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:46:03.35 ID:KEpLnhhk
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
280Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:46:43.19 ID:Bv3WaGiS
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

281Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:47:25.81 ID:aBcLnIqZ
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
282Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:47:57.09 ID:btwfUtA4
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
::\:.!  ´´¨¨´///////    .:::::::::.  、  ////////|¨¨``   l!:.:::i i  !'i
:::::;ヘ、  /////////////  .::::::::::::::.  ∨/////// ┼///   l!:::::i l  ! l
:::::!  ヽ ///////////   :::::::::::::::::   ∨/////// |//   l!!::::i /  ! l
::: |   ヽ     U      ::;;;;;:::ノ      ┼ u  l!:!::/′,' ! l
、: |    ++++            :::::::::::::::          |    ,'::::!/  ,' ! l
ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
                _」」」」」」」」」_____     ナ  / !' .|  | /
\     」」」           /」::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ      /   |  l,'
::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

283Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:48:24.74 ID:2LeZ9oo+
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
284Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:48:55.83 ID:kYb6lls1
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ
     /:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::/  ヽ、:::::::ヽ
     |:::::::::::@ヽ-------‐‐'′    ヽ:::::::::|
    |::::::::::/                |:::::::::|
    |:::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|:::::::::|
   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
   |:::::/  `─── /   ` ───  丶:::| 
   |:::ノ。* ・:・‘。c (●_●);”・u。*@・:、|::|
   |::|:。・;%:・。.   l l   ; 8@ ・。:%.|::|
   |::|.;・0”*・o;__-- ̄`´ ̄--__ :。・;%:|::|
   |::|;8@・。:   -二二二二-  ”・ : 。; |::|
   |::::\ 0”*・ o        0”*・o:)*/::::|
   \::::::\・:%,:)._- ̄ ̄ ̄-_ :(:%”・/::::::/
     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
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              土方腐
285Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:49:22.15 ID:MgXIdcYG
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

286Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:49:48.15 ID:VXhDk4yC
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
287Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:50:17.41 ID:I47Fut3h
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
288Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:50:43.29 ID:vowXpFMH
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
289Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:51:08.40 ID:pXlMKund
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

290Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:51:37.26 ID:70Udnrvn
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
291Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:52:03.47 ID:54FwRl5o
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
292Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:52:43.19 ID:UaucuoPH
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
293Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:53:28.55 ID:QmQyUlth
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
::\:.!  ´´¨¨´///////    .:::::::::.  、  ////////|¨¨``   l!:.:::i i  !'i
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::: |   ヽ     U      ::;;;;;:::ノ      ┼ u  l!:!::/′,' ! l
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ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
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\     」」」           /」::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ      /   |  l,'
::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

294Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:53:57.81 ID:EcVcxy+h
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   |:::ノ。* ・:・‘。c (●_●);”・u。*@・:、|::|
   |::|:。・;%:・。.   l l   ; 8@ ・。:%.|::|
   |::|.;・0”*・o;__-- ̄`´ ̄--__ :。・;%:|::|
   |::|;8@・。:   -二二二二-  ”・ : 。; |::|
   |::::\ 0”*・ o        0”*・o:)*/::::|
   \::::::\・:%,:)._- ̄ ̄ ̄-_ :(:%”・/::::::/
     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
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              土方腐
295Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:55:07.39 ID:acWrQ0cw
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
296Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:55:35.62 ID:aCOSG9Xb
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
297Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:56:03.04 ID:wPPx6R2q
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
298Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:56:27.56 ID:lU9VeYTJ
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
299Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:56:48.83 ID:NGAz+let
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
300Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:57:08.65 ID:dCBPoufv
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

301Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:57:30.29 ID:R73C5Sko
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
302Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:57:50.46 ID:BqXFuxtn
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
::\:.!  ´´¨¨´///////    .:::::::::.  、  ////////|¨¨``   l!:.:::i i  !'i
:::::;ヘ、  /////////////  .::::::::::::::.  ∨/////// ┼///   l!:::::i l  ! l
:::::!  ヽ ///////////   :::::::::::::::::   ∨/////// |//   l!!::::i /  ! l
::: |   ヽ     U      ::;;;;;:::ノ      ┼ u  l!:!::/′,' ! l
、: |    ++++            :::::::::::::::          |    ,'::::!/  ,' ! l
ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
                _」」」」」」」」」_____     ナ  / !' .|  | /
\     」」」           /」::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ      /   |  l,'
::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

303Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:58:10.09 ID:N8yyAEj/
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
304Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:58:32.01 ID:7bVWAjZz
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ
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              土方腐
305Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:58:52.80 ID:eaQhGwcm
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

306Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:59:13.89 ID:s6z8w8xy
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
307Classical名無しさん:2012/06/02(土) 08:59:35.41 ID:91mXDILu
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
308Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:00:16.61 ID:YkXlFFBY
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
309Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:00:50.60 ID:94xnj1Cz
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
310Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:01:47.41 ID:+un2xClb
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
311Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:02:07.94 ID:qLxXijPC
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

312Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:02:34.89 ID:A5+5DP5i
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
313Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:02:59.87 ID:hjKwTt0v
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
314Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:03:23.97 ID:4hGhtnGt
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
315Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:03:46.38 ID:/YQpFauk
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
::\:.!  ´´¨¨´///////    .:::::::::.  、  ////////|¨¨``   l!:.:::i i  !'i
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::: |   ヽ     U      ::;;;;;:::ノ      ┼ u  l!:!::/′,' ! l
、: |    ++++            :::::::::::::::          |    ,'::::!/  ,' ! l
ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
                _」」」」」」」」」_____     ナ  / !' .|  | /
\     」」」           /」::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ      /   |  l,'
::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

316Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:04:07.54 ID:fTNgSCjV
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
   |:::::/  `─── /   ` ───  丶:::| 
   |:::ノ。* ・:・‘。c (●_●);”・u。*@・:、|::|
   |::|:。・;%:・。.   l l   ; 8@ ・。:%.|::|
   |::|.;・0”*・o;__-- ̄`´ ̄--__ :。・;%:|::|
   |::|;8@・。:   -二二二二-  ”・ : 。; |::|
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     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
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              土方腐
317Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:04:26.54 ID:KmyRKJY9
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
318Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:05:05.35 ID:fr8I6LmX
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
319Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:05:24.49 ID:XFUUdIbF
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
320Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:05:54.70 ID:kyiNXC51
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
321Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:06:38.39 ID:r0lGW0Q2
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
322Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:07:02.35 ID:osTqH3T0
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

323Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:07:58.77 ID:cwXbH63t
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
324Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:08:18.03 ID:VHxiitXd
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
325Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:08:42.74 ID:QmQyUlth
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ
     /:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::/  ヽ、:::::::ヽ
     |:::::::::::@ヽ-------‐‐'′    ヽ:::::::::|
    |::::::::::/                |:::::::::|
    |:::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|:::::::::|
   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=::::::|
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ:::::::|
   |:::::/  `─── /   ` ───  丶:::| 
   |:::ノ。* ・:・‘。c (●_●);”・u。*@・:、|::|
   |::|:。・;%:・。.   l l   ; 8@ ・。:%.|::|
   |::|.;・0”*・o;__-- ̄`´ ̄--__ :。・;%:|::|
   |::|;8@・。:   -二二二二-  ”・ : 。; |::|
   |::::\ 0”*・ o        0”*・o:)*/::::|
   \::::::\・:%,:)._- ̄ ̄ ̄-_ :(:%”・/::::::/
     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
    |::::::::::|  \         /  .|::::::::::::|
   /|:::::::::::|    \      /   .|:::::::::::::|
           
              土方腐
326Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:09:02.04 ID:y+USQasf
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

327Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:09:22.87 ID:OpK4Dk31
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
328Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:09:44.54 ID:pTqZr/4O
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
329Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:10:12.84 ID:sKQEXuNB
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
330Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:10:36.20 ID:x7GN94Ih
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
331Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:10:58.24 ID:R+8fIUfh
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
332Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:11:49.49 ID:H7sl/foL
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

333Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:12:13.33 ID:VJGIASVh
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
334Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:12:35.02 ID:cc1IDGhV
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
335Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:13:01.01 ID:F8F5tPKR
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
336Classical名無しさん:2012/06/02(土) 09:23:50.14 ID:/+V4ZaBs
高杉22位
337Classical名無しさん:2012/06/03(日) 19:16:50.48 ID:2JhYGY4j
雑魚杉さん22位おめ!
338Classical名無しさん:2012/06/03(日) 19:46:05.29 ID:HvutO514
何が22位?
339Classical名無しさん:2012/06/03(日) 20:11:45.05 ID:2JhYGY4j
GEM各キャラの総選挙の順位

1 神楽
2 土方(Ver.2)
3 九ちゃん
4 月詠
5 銀時(幼少)
6 さっちゃん
7 白血球王
8 銀時(Ver.2)
9 桂(幼少)
10 沖田(Ver.2)
11 山崎
12 定春
13 桂(Ver.2)
14 お妙
15 ヘドロさん
16 神威
17 マダオ
18 高杉(幼少)
19 パンデモニウム
20 ミツバ
21 新八

22 高杉(Ver.2)
340Classical名無しさん:2012/06/03(日) 21:17:35.22 ID:ilIXwIUz
GEM各キャラの総選挙の順位

1 神楽
2 土方(Ver.2)
3 九ちゃん
4 月詠
5 銀時(幼少)
6 さっちゃん
7 白血球王
8 銀時(Ver.2)
9 桂(幼少)
10 沖田(Ver.2)
11 山崎
12 定春
13 桂(Ver.2)
14 お妙  ←←←←←←←←←
15 ヘドロさん
16 神威
17 マダオ
18 高杉(幼少)
19 パンデモニウム
20 ミツバ
21 新八
22 高杉(Ver.2)
341Classical名無しさん:2012/06/03(日) 21:35:09.26 ID:8+gSQckF
意外
342Classical名無しさん:2012/06/04(月) 01:21:33.55 ID:2YkOaqCN
VIPが女性キャラ押しまくったんじゃなかったか
343Classical名無しさん:2012/06/04(月) 01:58:52.41 ID:9GP7dto0
それでも22位はひどいなw
344Classical名無しさん:2012/06/04(月) 02:09:49.90 ID:nrMxMlHZ
VIPの女性キャラ推しあったにしても
土方・銀時・沖田あたりはベスト10入りしてるしな
言い方は悪いがイロモノ扱いされてるキャラより下ってw
345Classical名無しさん:2012/06/04(月) 08:31:57.13 ID:NYOuhBT8
高杉厨がいつも暴れてるけど
叩いてるキャラは土方月詠とかだったはず
たまに銀さんとか新八とかも入るけど

ことごとくそいつらを下回ってるって笑えるな
マダオやヘドロより下ってどんだけ需要ないんだろ
346Classical名無しさん:2012/06/04(月) 09:28:11.98 ID:PbS6OE9+
スレタイ読めよスレチども
347Classical名無しさん:2012/06/06(水) 18:32:58.26 ID:UqZVb/kY
カラーの為に休載ではなかったみたいだな
348Classical名無しさん:2012/06/06(水) 18:48:40.05 ID:0AIeotFG
ああそういや今週休載か
349Classical名無しさん:2012/06/07(木) 00:02:31.52 ID:PBGMUkcT
まだ別件の仕事やってんだろうな。
周年どころか400回もスルーだったのは、その別件とやらが終わらない空知にこれ以上仕事を増やせないという判断なのか?
350Classical名無しさん:2012/06/07(木) 01:10:46.26 ID:/yHT8AYW
そうなんじゃね
流石にスルーしすぎだからなあ
351Classical名無しさん:2012/06/07(木) 09:50:30.96 ID:RNv8BV48
いろいろと言ってる人いるけど
編集部が400回に何か記念やらせようとしていたのなら
それが出来なくなるような仕事は入れないんだよ
入れたとしても時期を少しずらすことくらいはするはず

他の仕事があるから記念が出来ないとか言うのは本末転倒
周年記念をやるつもりが最初から無かったから他の仕事を入れたと考えるのが自然
352Classical名無しさん:2012/06/07(木) 12:52:39.64 ID:L1YiFpkO
>>351
じゃあ周年も400回もスルーされた銀魂って編集にどんだけ嫌われてるんだ
353Classical名無しさん:2012/06/07(木) 15:16:57.87 ID:/yHT8AYW
編集部的に
今やってる仕事>周年・400回 なんだろう
354Classical名無しさん:2012/06/07(木) 18:48:09.96 ID:FclGJBqc
なんども巻末でこれを終わらせて云々言ってるから編集部ももっと早く終わると思ってたんだろう
終わってカラーを描く余裕が出たら周年だの400回だのやろうと思っていたが
いつまでも終わらないので全部ナシ(或いは延期)になったってところじゃないか
銀魂なんてジャンプの売り上げに大きく影響するような漫画でもないし
掲載順の高さを見ても固定ファンがついててカラーとかで盛り上げなくても問題ないし
355Classical名無しさん:2012/06/07(木) 20:29:23.73 ID:oamtWV8N
編集部的に銀魂は特にプッシュする必要もないと判断されてんのかな
単行本売上は問題ないしアニメ円盤も売れまくり。最近は掲載順も安定してるし
356Classical名無しさん:2012/06/09(土) 05:55:15.22 ID:LEP8EOxw
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
357Classical名無しさん:2012/06/09(土) 05:55:36.42 ID:MMmITHZg
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
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              土方腐
358Classical名無しさん:2012/06/09(土) 05:56:22.19 ID:/gQcSYag
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
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ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
                _」」」」」」」」」_____     ナ  / !' .|  | /
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::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

359Classical名無しさん:2012/06/09(土) 05:56:45.26 ID:ErCWH3am
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
360Classical名無しさん:2012/06/09(土) 05:57:30.75 ID:v21FAUiK
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
361Classical名無しさん:2012/06/09(土) 05:57:55.85 ID:zQ3GAzWQ
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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362Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:07:00.82 ID:xUsBWEsa
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

363Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:07:34.57 ID:AcvXVrX8
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
364Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:07:56.15 ID:zJyCGSZl
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
365Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:08:36.20 ID:nK8OG1Z9
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
366Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:09:37.36 ID:CROtZguh
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
367Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:10:08.30 ID:oXRzSwpZ
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
368Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:11:24.60 ID:Dz0c39o0
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

369Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:11:47.27 ID:eI4uGypq
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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   \::::::\・:%,:)._- ̄ ̄ ̄-_ :(:%”・/::::::/
     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
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              土方腐
370Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:12:14.25 ID:ANtiRvKf
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
371Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:12:51.33 ID:u+zsu2iM
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
372Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:13:25.83 ID:sRTI0V/c
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
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ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
                _」」」」」」」」」_____     ナ  / !' .|  | /
\     」」」           /」::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ      /   |  l,'
::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

373Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:14:02.26 ID:2GLSZIJQ
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
374Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:14:50.13 ID:EF9a2oxn
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

375Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:17:02.04 ID:Qvje+Rdp
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
376Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:17:39.62 ID:FDhBzv8G
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
377Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:18:03.48 ID:hdHu47TY
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
378Classical名無しさん:2012/06/09(土) 06:18:23.00 ID:nHL/8BiL
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
379Classical名無しさん:2012/06/09(土) 07:09:51.98 ID:MaVzPkSM
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
380Classical名無しさん:2012/06/09(土) 07:11:47.34 ID:Z9yjP17G
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
381Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:15:32.22 ID:/gX3uNRv
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
382Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:16:16.09 ID:RfDImiz7
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

383Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:16:44.60 ID:3w19vMXv
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
384Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:17:10.81 ID:tfNKUBna
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
385Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:17:32.34 ID:9/yybwzv
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
386Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:17:56.87 ID:ZiwH4Lpg
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
387Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:18:22.82 ID:VrYgCXL7
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
::\:.!  ´´¨¨´///////    .:::::::::.  、  ////////|¨¨``   l!:.:::i i  !'i
:::::;ヘ、  /////////////  .::::::::::::::.  ∨/////// ┼///   l!:::::i l  ! l
:::::!  ヽ ///////////   :::::::::::::::::   ∨/////// |//   l!!::::i /  ! l
::: |   ヽ     U      ::;;;;;:::ノ      ┼ u  l!:!::/′,' ! l
、: |    ++++            :::::::::::::::          |    ,'::::!/  ,' ! l
ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
                _」」」」」」」」」_____     ナ  / !' .|  | /
\     」」」           /」::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ      /   |  l,'
::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

388Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:19:03.16 ID:GPfcGOhr
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
389Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:19:28.24 ID:lsBCSRG7
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
390Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:19:50.93 ID:Teo21u/U
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
391Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:20:12.03 ID:v/SULgGe
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

392Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:20:32.36 ID:09+PKD5I
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
393Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:21:36.17 ID:bN0Gx/Jy
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
394Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:23:25.88 ID:eaIjTO91
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
395Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:24:47.43 ID:tIt/hEhm
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
396Classical名無しさん:2012/06/09(土) 08:25:54.30 ID:7rY+7EOx
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
397Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:38:53.97 ID:KUVlL3LJ
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
398Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:39:16.61 ID:vF3ews4A
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
399Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:39:36.05 ID:fmo+J5dv
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

400Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:39:55.79 ID:I9MdRg4t
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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   |::|;8@・。:   -二二二二-  ”・ : 。; |::|
   |::::\ 0”*・ o        0”*・o:)*/::::|
   \::::::\・:%,:)._- ̄ ̄ ̄-_ :(:%”・/::::::/
     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
    |::::::::::|  \         /  .|::::::::::::|
   /|:::::::::::|    \      /   .|:::::::::::::|
           
              土方腐
401Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:40:15.07 ID:s7ffzkPr
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
402Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:40:37.00 ID:oaLMw+x2
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
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、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
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ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
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403Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:41:02.06 ID:KKyBsKa0
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

404Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:41:27.07 ID:KzTZWGP1
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
405Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:41:55.87 ID:a+2nojot
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
406Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:42:26.94 ID:1Cx+R8gd
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
407Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:43:38.85 ID:qA6XAlwJ
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
408Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:43:57.05 ID:Ghw2II/6
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
409Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:44:18.09 ID:Xr3cAVvc
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              土方腐
410Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:44:39.60 ID:y5sAhSbt
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411Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:45:03.50 ID:q0Js5qJm
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
412Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:45:28.22 ID:0gfbKo1r
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
413Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:45:48.70 ID:QZnPxg2H
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
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銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
414Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:46:08.71 ID:/E6Kh3V2
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

415Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:46:31.12 ID:BfQ6jhun
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
416Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:46:52.21 ID:Ir/aFJcm
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
417Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:47:34.29 ID:2z6qozjA
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
418Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:47:56.14 ID:yohiURrP
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

419Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:48:28.50 ID://P6njKg
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              土方腐
420Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:48:50.53 ID:Lqgnw2mW
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
421Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:49:10.28 ID:tRQwAbdQ
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
::\:.!  ´´¨¨´///////    .:::::::::.  、  ////////|¨¨``   l!:.:::i i  !'i
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ヽ:|   i                              ┼   ,:::::ノ  ' ノ/
 ヽ  |j    88888                         |   /|::/|  i /
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\     」」」           /」::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ      /   |  l,'
::::::\               ゝ.`二二二二二ン′    .イ     .!  /

このスレは月詠婆さんに監視されています

422Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:49:31.68 ID:77Y9Eb/x
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
423Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:50:10.44 ID:sGYK13iM
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
424Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:50:31.03 ID:bMibE1nL
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

425Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:51:55.77 ID:GMzYj2Gq
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

426Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:52:17.01 ID:SaT5q3O1
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
427Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:52:40.65 ID:S5EkuXnF
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
428Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:53:01.36 ID:pGHnLVxu
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

429Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:53:18.68 ID:GS8/ox7/
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
430Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:53:38.62 ID:zjF+Ba3q
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
431Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:54:00.12 ID:eb2mBmvB
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
432Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:54:20.23 ID:X6sHaOLv
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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   |:::ノ。* ・:・‘。c (●_●);”・u。*@・:、|::|
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   |::|.;・0”*・o;__-- ̄`´ ̄--__ :。・;%:|::|
   |::|;8@・。:   -二二二二-  ”・ : 。; |::|
   |::::\ 0”*・ o        0”*・o:)*/::::|
   \::::::\・:%,:)._- ̄ ̄ ̄-_ :(:%”・/::::::/
     |Ξ|~ \; 8@・      ;8@ / ~|Ξ|
    /::::::ヽ/|\_______/|\./:::::::ヽ
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              土方腐
433Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:54:41.13 ID:VrYgCXL7
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!
434Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:55:00.98 ID:yMBhWkuH
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
435Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:55:28.10 ID:D2mG321s
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
銀さんになって桂を抱きたい 桂になって銀さんに抱かれたい
436Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:56:02.34 ID:ON/O0UJY
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

437Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:56:36.51 ID:poJAIrZF
「……し、てっ!出し、てっ!中出し、してっ!!
銀時の精液を、俺の、お腹の中にっ、出して、くれっ……く、…下さいっ!!精液っ…、ザーメンっ、…注いで、下さいっ!! 俺の、…っ…、い、いっ、卑しい尻マンコにっ……どうかっ、どうか銀時のチンポ汁恵んで下さいいいいいっ!!!」
ドクン!
理性と羞恥の念をかなぐり捨てた桂の叫びに、銀時の肉棒が響かせる脈動を、一際強く、激しくさせた。 ビクビクと浮き立つ太い血管。盛んな鼓動。
直後、桂の身体の奥深く、白いマグマのようなソレが勢いよく放たれる。
ドクッ!ピュ、ピュクビュクッ、ビュクビュウビュルルルルーーーッッッ!!
「―――!!?―――!!!―――!!!!!!」
声にならない声。
嬌声や悲鳴と云った物は、最早出ない。
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。 腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。 それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
438Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:57:22.89 ID:X7uO3PTp
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
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このスレは月詠婆さんに監視されています

439Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:57:43.03 ID:/Dxb8Lvi
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
440Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:58:02.87 ID:1LUZ24KK
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

「何が?」

薬に急かされた桂が一方的な腰の律動を開始して、どれだけが経っただろうか。
四半刻かも知れないし、もしかしたら5分と経っていなかったかも知れない。
そのどちらでも、桂にとっては永劫続くような長く耐え難い苦しみの時間に感じられた。
ッズッチュ!ズン、ズプッ、ズンッッ!!
(ひっう!!ぅあ、くぅうぅうっ…!?…どうして…っ、中っ、もうずっと擦れてっ…イイの、感じてるの、にっ…!!)
グチュッ!ズプ!ズププッ!!
(……っく、ぅあうっ、…イ、キたいのに、出したいのに、どうして、イけなッ…っあぁ!あ!ンひっ!!……っっ!?)
身も心もグチャグチャにする桂。背に流す漆黒の長髪を振り乱して、卑猥な上下運動を続ける。
端整な顔立ちは恍惚に染まる反面苦痛に歪められ、だらしなく開いた唇の隙間からは常に忙しない息遣いと喘ぎが発せられる。
「んぅ、…う、んふぅ…、う、あぁ…銀時ぃ…っ…」
確かに待ち望んだ行為に没頭しているのに。
必死に腰を揺らめかして、熱い雄の肉に腹の底を削られる快楽を感じているのに。
一向に兆しが訪れない、解放の瞬間。
これならば男を欲する飢餓感に身体を疼かせていた方が数倍もマシだったと、混濁する意識の中、桂は思った。
溜まるだけ溜まって体内をグルグルと巡るだけの放出されない熱と欲望は、ただ悪戯に身を苛むだけの毒で、拷問だった。
「ぁあ、…あ、うぅ…御免っ…銀時っ…御免、なさいっ…っ」
荒い呼吸の合間、桂が向き合う相手へ必死な声で告げた。
眉1つ動かさず。口1つ、手1つ出さずの状態に終始徹して自分を抱く銀時に、……否。
いつまでも頑なに態度を冷やしたまま一向に動こうとしない、自分を抱いてくれない銀時に、御免、御免なさいと、謝罪の言葉を紡いだ。
441Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:58:26.75 ID:SPpHUKV7
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

442Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:58:49.23 ID:VAcspNoS
桂はただ、目の前に広がる真っ白いスクリーンを真っ白い気持ちで追いかけた。何も見えない。何も映らない。
ただ脳髄が焼き切れる音だけが、チリチリ、バチバチ。鼓膜の奥で木霊する。
ップ!ドロォォッ!!ドロドプドプドピュルルルッッッ!!!
滾る雄に穿たれ、そして満たされる。
それこそが桂の身を蝕む、淫らな疼きを癒す決定的な刺激だった。
腹の奥底で染み渡る精液の感触を味わうと、桂の身体はいとも容易く頂点へ昇った。
詰まっていた何かが噴出される音。
それまでも散々に零し続けていたと云うのに、桂は自身の先端から凄まじい量の精液を凄まじい勢いで吐き出した。
大量の迸りが、桂の白い下腹は勿論の事、胸から顔、伏せる床上に広がる美しい黒の髪、そして絡み合う銀時のあちこちまでに散ってドロドロにする。
(…ひぁ、…ああぁ…っ……う、はぁ…、あぁぁぁぁっ……)
普段の絶頂とは比べ物にならない。濃縮に濃縮を重ね、極限まで煮詰まった快楽。
それがバチンと一気に弾けて大きく爆発する事に、桂の全身は感極まって大きく長々と痙攣し続けた。
―――チョロ、チョロロロロッ……。
「うわ、ホントのお漏らしだ。お前派手にイッたもんなぁ」
「あ、あぁああっ……!?ぁ、あ、……ふぁ、……ん、あぁあっ……ひぁ、やぁ、…お、おしっこぉ…っ!!
…やら、は、恥ずかしぃ…っ…ぅあ、ぁあ、やらぁあっっ!と、止まってぇ…っ…」
射精ついでに、失禁もしてしまう桂。
気の済むまで吐精し終えた尿道から、間髪入れずで黄ばんだ液体が漏れ出る事に、顔を両手で覆って恥じ入る。
精液とはまた別の生温かさで、2人の下半身が濡れた。


―――前から思ってたんだけどさァ、ヅラはもっと周り見て気ィつけるべきなんじゃね?
じゃねーと、今回は偶々逃げられたとしても、次はマジにヤられちゃうかもよ?
お前嫌だろ、加齢臭のキッツ〜い、狒々ジジィのシワくちゃチンポにお腹ン中ツンツンされて、無理矢理イカされんの。
「あ、やっ、銀時ぃっ!ひっ、いっ、ぁあ!?あ、ああっ、ふあ、ぁあ、いぁ、あああっ!!」
その夜は。
銀時と桂の2人にとって、とてもとても長い夜になった。
443Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:59:11.81 ID:brcc8TC3
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
444Classical名無しさん:2012/06/09(土) 09:59:33.24 ID:i6eWMKmO
―――ヌヂュ!
「ん゛んっ!?」
―――グッ、ググッ!!ズプズプ、ズッ、ヌプププゥゥッ!!!
「んぁ、あぅっ!?ぁ、ひあ、あっ、ああああああーーーっっ!!!」
―――グチュン!!!
完全に沈んだ桂の腰。熱く張り詰めた剛直を飲み込んだ柔らかな尻たぶが、銀時の太腿と密着する。
一際高い嬌声で桂が吠えた。
自身の先端、緩んだ蛇口から出っ放しになっている薄まった白濁が、果たされた挿入に悦んで零すその蜜の量を増やす。
(っっ…ン!ふぁぁあっ!?…、…ぁ、あっ…ぅ、ぁあぁああっ……き、気持ちィィっ!気持ちイイ気持ちイイ気持ちイイっっ!!
銀時の…ふ、太くてっ、お尻、グチュって、ピッタリっ…は、挿入ってぇっ!!か、硬いの奥まで刺さってぇえっっ…!!
…あ、…ふはぁ、ン、…気持ちぃいっ…、…だ、駄目、駄目だ俺ぇっ……、こんなに気持ちぃオチンチン知らないッ…!お尻のウズウズ止まらないッ…!こ、こんなの感じ続けたらぁっ、…俺の身体っ、…頭っ、……おかしくなるううぅっ!!!)
あの茶器に口をつけた時より気が狂う程の熱に悩まされ、敏感に開いてしまっている身体。
どれ程水を取ろうと喉の乾きは癒えなかった。衣服が皮膚を擦れるだけで小さな電流がビリビリと走った。
奥まった部分がずっとずっとむず痒くて、欲しくて、熱い肉塊がメリメリと壁を割って中へ深くへ潜り込んでくる感触を心の底から渇望した。
「っひ、ひぁ、ンんっ…あっ、ああっ、ふぁあぁ、ぅうっ、…ヒ、あぁあっ…っく!!」
漸く叶った結合に過ぎる悦びを感じる桂。両目からボロボロと涙を零した。
泣きながら跨る銀時の腹に手を付いて、夢中になって腰を上下に激しく揺さぶり始める。
ユサユサ。ズッポズッポ。ヌプ、グリュグチュ。パンパン。
「ぁ、んぁ、ゃあ、あ、あぁっ!」
(やぁああああっ!こ、腰動くの、止まらないぃぃっ……!!)
暫くの間、途切れ途切れの喘ぎ声、擦れ合う粘膜とぶつかり合う肌の音、そして結合部から上がる透明な飛沫が、室内に流れる空気と2人の間を満たした。


っく、…ご、御免っ……!銀時、御免っ!!…あ、謝るから、もうっ……!!

445Classical名無しさん:2012/06/09(土) 10:00:06.63 ID:qi6V7HmE
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              土方腐
446Classical名無しさん:2012/06/09(土) 10:00:29.92 ID:kisEBc+3
「はあうっ、んうっ、アッ・・・はっ」
「ヅラ、中で出すから」
「はッ、ば、馬鹿やめろ!」
 縛られた腕で銀時の首を輪で通すようにしてしがみついていた桂が、不穏な言葉に目を向く。
銀時は白い首筋に噛み付くように口付けると、腰を限界まで突き上げた。
銀時よりはるかに軽い体は、おもちゃのように揺さぶられて銀時を最奥まで受け入れた。
「あひっ・・・・くッ、あああああっ!」
 瀕死の鳥のようにびくびくとのけぞりながら、桂が達する。
銀時を根元までくわえ込んだ秘所が痙攣し、絞り上げるように締め付けた。
「ヅラ、お前、すげ・・・ッ」
 銀時も胴振るいし、言葉どおり桂の中に放つ。
体の中いっぱいに熱いものを注がれる感触に桂は息を詰めて耐えた。
いつも体温も低く殆ど汗をかかない桂の体は、情交のせいでしっとりと汗ばみ、青白い肌は薄く色づいている。
荒い息を吐きながら、銀時は汗を舐めとるように桂の首を舐め上げた。
絶頂の間際に噛んだ首筋は歯型がついて薄く血が滲んでいる。肉食獣の捕食を思い出し、銀時は薄く笑った。
(ま、食っちゃったし)
 その血も舐め、銀時は呼吸の収まらない桂に深く口付けた。
苦しいのだろう、首をねじって逃げようとするのを押さえつけ、舌を吸い上げる。
桂の唾液はなぜか甘い気がした。
「・・・はっ、ぎんとき、もうはなれろっ」
 抗議の声で見下ろせば、まだ二人は交わったままだった。
絶頂を迎えたあとの秘部に、未だ固いままの銀時が嵌っているのが苦しいのだろう。
「へーへー」
「・・・アッ」
素直に聞いたふりをして、桂の中から一気に引き抜く。
排泄感に桂はまた小さく喘ぎを漏らした。
その力が抜けて閉じられない足の狭間から、銀時が吐き出したものがとろりと腿を伝う。
広げられていたせいで、急には閉じられない穴が、桂が息をつくたびに銀時の残滓をこぼした。
あまりに卑猥な光景を見やり、銀時はたちの悪い笑みを浮かべる。
「でも銀さんまだまだ元気だし、せっかくだから最後まで面倒みてくんない?」
447Classical名無しさん:2012/06/09(土) 10:01:04.72 ID:lcajh/dV
「ひああああっ」
 銀時の腰に跨らされた状態で、乱暴に竿の半ばまでを挿入され、桂は髪を振り乱して悲鳴を上げた。痛みに震える体を抱きしめ、銀時は桂の尻を鷲?んで広げさせ、更に奥まで挿入した。そのまま、桂ごと揺さぶる。
「あっ、痛ッ・・・うぐっ」
 ズンズンと衝撃が腰から背骨を通って脳にまで響いているようで、深く貫かれるごとに桂は声をあげた。
 好き勝手に揺さぶられながら、狭い内部を銀時が遡ってくるのを感じ、何とも云い難い震えに襲われる。
「あ、だいぶよくなってきた。お前の中、きゅうきゅう搾ってきてきもちいい・・」
 銀時は桂を突き上げながら、揺れる髪を掻き分け肩口に顔を埋めた。
 汗とほのかな香のような香りがする。
桂に香を焚き染めるような趣味はなかったから、これは桂の匂いなんだろうか。
「いい匂い・・・」
 肩口から項まで舐め上げると、桂の肩がびくっと震えた。
「そろそろ本格的に動くぞ」
「ちょ、待て貴様ッ!・・・アアッ」
 桂の返答はもとより聞く気などない銀時は、桂の尻を掴んだまま桂の内部を性器で探り始めた。
向かい合って密着した状態で揺さぶられているせいで、桂の性器も銀時の腹に擦られて
またゆるく立ち上がり始めている。
痛みに慣れてきた体は、内臓を擦られる刺激を次第に快楽と捕らえてきていた。
入り口に近い腹側の粘膜を擦られると、銀時の腰をまたいで伸ばされた白い脚ががくがくと暴れる。
銀時の下生えが穴の淵にふれるほど根元まで押し込められて、桂は途切れ途切れに喘ぎを漏らす。
「あっ・・・・だめだ、こんなッ」
 銀時と、とても人に言えないような場所で交わっているという事実。
それは不思議なことに不快ではなかった。
そのことがより桂に羞恥を覚えさせる。
 体の力が抜け、この行為に次第に快感を感じだした桂を、銀時は更に結合部からいやらしい液が
飛び散るほど乱暴に貫き始めた。

448Classical名無しさん
|:: |:: | ヽ:.、ヽ .|::  i:::    :!:: .l:'::::::l!
::: |:: |::: ハ:!    @        i      ヽ::i:: i  ヽ:. ヽ!:: .|::: i  :!: l::::::::l!
::: |:: |::: ! l!―==-、__      ij    u   ヽ:. i  __ヾ:: !:. l:::  l  !. !:::::i::!
::: ト、.!:: ! l     `¨`ヾ.、_,ノ       , ,_,,ィ、:!=''´¨ヽ::、 !:::i .l  l .i .::::!:l
::: ト、ヽ.ト、!ィ=====、-、::::::::::´        .::::::::::ヽ、___ \:.l:::::l .l .! ./.::i::l::!
::: |ミ、ヽメ´ ̄,ィ==.、`ヾ、ヽ::::. @      .:::: ,.'ィチ=ニニ¨¨゙ヾ、:::| l i / .:イ::l::!
::、 ト-イ〃 /,' ,ィニ、ヾ.、 ヾ.           /' /,ィ:::::ニ、ヽヽ  ヾ、! :! ,'/ :::/!::!:l
:::、 !゙《.   {::{::+++++、(@)ノ.:}    @            {::{::(@))::}  ,_ ! j/'  i' !:l:!
、::ヽ! ´ゝ,__乂ゝニニ--'‐.:      :::: ..      :..┴ー=ニ、.'ノ__ィミ !ノ.:  i  !:/
::\:.!  ´´¨¨´///////    .:::::::::.  、  ////////|¨¨``   l!:.:::i i  !'i
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