【力士工】37歳結婚詐欺女 木嶋別館1【公判スタート】

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509Classical名無しさん
弁護人「(当時交際していた)●●さん(法廷では実名)といずれ結婚すると思っていましたか」
被告「いつかはすると思っていました」
《●●さんは当時28歳で木嶋被告よりも10歳年上。建設会社に勤務し、神奈川県在住で、木嶋被告はほぼ毎日どちらかの自宅に泊まる生活を続けていた》
弁護人「●●さんの両親と会ったことは?」
被告「あります」
弁護人「(木嶋被告の)家族に会ったことも?」
被告「はい。初めてのときは、(東京都)渋谷で出張中の父と3人で食事をしました。妹と弟が上京したときにも会いました。その後、実家にも連れて行きました。両親同士はお歳暮やお中元を贈っていました」
弁護人「平成6年1月、家庭裁判所で窃盗をしたとして、審判を受けていますね」
被告「はい」
弁護人「保護観察処分ですね」
被告「はい」
弁護人「高校2年のときの事件ですね」
被告「はい」
弁護人「交際相手に指示され、知人宅から通帳と印鑑を持ち出した?」
被告「はい」
弁護人「現金は引き出された?」
被告「はい」
弁護人「お金は受け取りましたか?」
被告「いいえ」
弁護人「(窃盗を)指示した人が持って行った?」
被告「はい」
弁護人「被害額は?」
被告「700〜800万円です」
弁護人「弁償は?」
被告「父が全額支払いました」
《過去を尋ねる弁護側。木嶋被告にマイナスな点を赤裸々に語らせることで、裁判員らに対して誠実な証言をしていると印象づける狙いだろうか》
弁護人「平成6年ごろ、渋谷で知らない人に声をかけられましたか」
被告「はい。(東京都渋谷区)道玄坂の楽器店の向かいにある喫茶店です。音楽教室で使う楽譜を買ったので広げて見ていました」
弁護人「いくつぐらいの男性でした?」
被告「40歳前後だと思います。上質なスーツを着ていました」
弁護人「紳士的だった」
被告「はい。銀行員のようなまじめな雰囲気に見えました」
弁護人「何と声をかけてきましたか」
被告「お一人ですか、と。私の向かい側でちょっとお時間よろしいですか、あなたのような人が好きな男性がいるので紹介したい。スカウトをしている、と」
弁護人「どのような男性を紹介すると言っていましたか」
被告「身元が確かで、一流企業の役員など社会的地位の高い人ということでした」