暗闇の中、一人孤独に生きて来た
そんな孤独感さえ、今は救いの様に思える
何故自分は生まれて来たのだろうか?
何故生まれて来たのが自分なのだろうか?
もっと、相応しい人間は居る筈なのに、どうして自分なのか
このまま時を止めようか
それとも時を進めるか
どちらにしても、利点は無いように思える
ならば神よ、どうか眠らせて…永遠の命こそ地獄だと諭すなら、その命、自分に与えよ
そして、地獄を見たなら自分は全うに生きた証を遺すだろう
それは…深い闇で覚えた孤独感、詰まりは"救い"だと言う事
永遠に地獄を見よう
苦しむ全ての人間の傷みを受け入れ、自分はその十字架を背負って生きるから
永遠と言う名の地獄の果てを歩もう…そう、自分独りでね
貴方には辛過ぎた過去
私には苦し過ぎた過去
どちらも厳しい過去に変わりは無い
だから、次生まれ変わるなら…幸福な人生を望みたい
けれどそれさえも否定されるなら
私はまた苦しく生きるしか無い
でも、貴方が居てくれただけで良かったと言える
ありがとう
涙は涸れる事を知らない
私はそれを知った
だけど、涙が笑顔に変わる日が来る事を祈って居る
何故なら、貴方が今笑顔で居られるから
だから私も涙を笑顔に変えて生きたい
貴方は独りでは無いと言う事を再確認出来ましたか?
辛い過去を過ごした分、幸福な未来を送って欲しい
貴方に幸あれ
これ以上は私が苦しくなる
もう、止めよう
貴方が今、至福の時だと解っただけで私は充分だから
ありがとう
希望は光、絶望は闇
貴方が光ならば、私は闇
けれどいつか貴方に追い付きたい
私にも、幸せになれると仰るならば
私は幸福を探す旅に出る
静かな門出、出発します