1 :
Classical名無しさん:
若林「いってぇ…。ここ、どこだ?
おい。春日、起きろ」
春日「もう朝ざぁすか?」
ムクッ
若林「寝ぼけんなポンコツ。それにしても立派な屋敷だな」
春日「まさか…誘拐?私達も遂にここまで有名になった訳ですなぁ」
若林(…どう考えてもドッキリだと思うんですけど)
春日「むっ!そこのご老人!」
若林「えっ、おい待てって…!」
タッタッタ
若林「ハァ…ハァ…。いきなり走り出してどうしたんだよ」
春日「若林、さっきいた老人がみえなかったのか?」
若林「いきなり階段のぼって面白くない冗談言うんじゃねぇ」
2 :
Classical名無しさん:11/01/05 11:24 ID:HCeEGkNo
若林「それにしても…」
チラッ
春日「ドアが12個ありますぞ!」
若林「見たまんまなんですけどね。ドアに彫ってあるこの絵…星座…?」
春日「ふん!」
ガチャガチャ
若林「開かないみたいだな…」
春日「どうやら春日に恐れをなしたようですよ」
若林「ちょっといまいち意味がわからないんですけど」
若林「…」
若林(なんか今までのドッキリと違うな)
春日「おっ」
春日「ここだけは鍵がしてないようだぞ」
ガチャ
春日「みてみろ若林!ベッドがふかふかだ!」
若林(扉の絵…。みずがめ座って春日の星座だよな…)
若林「子供みたいな事すんな。…ちょっと試してみたい事あるから一回外でるぞ」
春日「ウィ」
若林「やっぱり…」
春日「この扉、さっき春日がやった時は開かなかったぞ」
若林「ここは"おとめ座"…。つまり俺の星座だからな」
春日「?」
若林「よくわからないが、どうやら星座別に部屋を分けられているっぽい」
春日「ほう、それはつまり…」
若林「何かわかったのか?」
春日「ヘッ!」
若林「わからないなら無理に言わなくてもいいんですけども」
春日「若林ー、さっき階段からみえた食堂に行くぞ」
若林「ちょっと考えたい事あるからお前一人で行け」
春日「ウィ」
若林(ドアは残り十個ある。他にも誰か来るのか?)
若林(つーかこのドッキリ意味がわかんねぇ。わかりやすく指令書とか置いとけばいいのに。大体…)
春日「おーい、若林!」
若林(館に拉致って相当だぞ。これ張りぼてじゃなくリアルに館だし)
春日「わかばやーし!」
若林「うっさいポンコツ!」
春日「む」シュン
若林「で、どうしたの?」
春日「見てくれこれを!そして春日を!」
若林「…。銀のお盆…?それが一体なんだよ」
春日「てぃっ!」
パカッ
若林「!?」
春日「どうやらこの銀のお盆、自分が考えた食べ物を出せるようですぞ!」
若林「なんだよこれ…。ちょっとかしてみろ」
若林(…)
パカッ
春日「これは春日の飴ジュース!」
若林(おかしい。開けるまで重さを感じなかったのに…)
若林「まるでドラ〇もんみたいだな…」
春日「うまし!」
若林「おま、食べても平気なのかよ!」
春日「?若林もこの春日が出した肉を食べたいのかね?」
若林(こんな怪しいもんよく食べれるな…)
若林「いや、いい」
若林「…」
若林「なんか疲れたから休みたいんだけど」
春日「さっきみた部屋に行きますか」
トゥース
若林(ふかふかのベッドでこう…グッスリ寝たいな。最近忙しかったし)
ガチャ
若林「…!?」
春日「おや、模様替えですか?」
若林「さっき開けた時よりベッドが…ふかふかして俺の部屋に近くなってる…!」
春日「これも銀のお盆と一緒のようなものでござぁますかね」
若林「…一回外でよう」
春日「ウィ」
若林(春日の部屋春日の部屋…)
ガチャ
春日「おー!イッツマイルーム!」
若林「なんで英語なんだよ」
春日「ここはなんでもありなんですなぁ」
若林(…あんま考えても仕方ない、か)
若林「とりあえず、もう疲れたから寝ようぜ」
春日「あの…春日は?」
若林「なんだよ気持ち悪い。お前自分の部屋があるだろ」
春日「流石の春日もこんな所じゃ不安だぞ!」
若林「うるせぇポンコツ。どうしてもっていうなら床で寝とけ。俺は寝る」
春日「…ウィ」
春日(若林はドッキリだと思ってるみたいだったから何も言わなかったが…)
春日(この館をあらかた見た感じ、出入り口がなかったのだ)
春日(だとすると、春日達はどうやって入ったのかという事になる)
春日(そして春日は確かに老人を見たが、行き止まりである部屋の前で見失った)
春日(しかも若林は老人を見なかったと)
春日(謎は深まりますなぁ)
第一話 完
次回に続く
面白い
11 :
Classical名無しさん:11/01/05 11:48 ID:1XPnugaY
あげ
ストック使い果たした
二話書いて来る
春日「もう十日間たちましたなぁ」
若林「…あぁ」
若林(本当に…此所は何処なんだろう。あれから春日といろいろな事をしてみた)
若林(わかった事は、
・部屋より大きなものは出せない
・知らない物ー…例えば開発途中のゲームだとかは出せない
・部屋には窓やもう一つのドアをつけたりは出来ない
・この館でいくら散らかしても、俺達が移動するといつの間にか片付いている
くらいだ)
若林(壁をぶち壊すだなんて強行突破を春日がしようとしたが、壁には傷一つ付かずに終わっただけだった)
若林(食べて寝る、探すの繰り返し)
若林(頭がおかしくなりそうだった)
春日「若林、春日は思うんですよ」
若林「春日…」
春日「スケジュールはいつでも空いてるけど食べ物には困らないし」
若林「…」
春日「欲しいものには困らないけど」
若林「けど?」
IDがコロコロ変わってるけど気にすんな
春日「このままだと駄目だな。私達は芸人ですし」
春日「こう堕落的な生活を続けてると、いつしか人間らしさがなくなるような気がするのでござぁますよ」
若林「そう、だな。俺達、一生漫才だもんな」
若林「とりあえずロビーで漫才しようぜ、脱出のヒント探すのはそれからだ」
16 :
Classical名無しさん:11/01/05 12:14 ID:uXzFDRVQ
age
17 :
Classical名無しさん:11/01/05 12:24 ID:1XPnugaY
期待age
18 :
Classical名無しさん:11/01/05 12:26 ID:HCeEGkNo
春日「若林!ロビーに人が倒れてるぞ!」
若林「一体どこから入ったんだ…?いやそれよりも、大丈夫ですか?!」
ユサユサ
山田ルイ53世「う、うーん。こ、ここは?」
春日「大丈夫か山田さん!」
若林「すみません、この場所がどこなのか僕らにもさっぱり…」
ルイ53世「春日君せめてルイ53世と呼びたまえ!ってオードリー!?君達一日何処に行ってたのかね?いなくなったと大騒ぎだよ!」
若林「えっ、あの。十日間の間違いじゃなくて…?」
ルイ53世「何を言っているんだ若林君。十日間もいなくなったらマスコミとか大変だろう」
春日「これは一体…」
若林「つかぬことを聞きますが…星座はなんですか?」
ルイ53世「牡羊座だが…」
若林「ちょっと来てください」
めも
牡羊座→ルイ53世(髭男爵)
みずがめ座→春日(オードリー)
乙女座→若林(オードリー)
やべーモンスターエンジン出したかったのに西森被ってる…
若林「そうですね…。貴族の部屋を想像して下さい」
ルイ53世「ああ…」
若林「このドア、開けてもらえますか?」
ガチャ
若林(やっぱり開く、か…)
春日「悪趣味な部屋だな!」
若林「失礼だな!あ、一旦占めて貰えます?」
ルイ53世「なんだね君達は…まぁいいが…」
若林「今度はこの館に合うような部屋を想像した後開けて下さい」
ルイ53世「想像したら変わるとでも言うのかね?」
ガチャ
ルイ53世「そんな馬鹿な!」
春日「信じられないかもしれないが、本当だぞ」
若林「しかもドッキリじゃないみたいなんですよ」
春日「春日達はここで十日間生活していたんだぞ」
若林「あの、僕らがいなくなった後を詳しく教えて貰いたいんですけども」
ルイ53世「やれやれ仕方のないダンディ達だ…。お教えしよう」
ルイ53世「オードリーがいなくなって、仕事が回ってきたからいなくなった日にちは間違い筈だ」
ルイ53世「君達が自動販売機に行った後から足取りが掴めなくなったと聞いた」
ルイ53世「最初はただの寝坊だったが、段々と拉致やら誘拐やらではないかと大騒ぎになっていたよ」
若林(確かに俺達はここに来る前に自動販売機に行った…)
春日「時間の流れが違う…つまり精神と時の部屋みたいだな!」
若林「!」
若林(普段なら馬鹿らしいと思うが、もしかしたら一番それに此所が近いのかもしれない…)
若林「かくかくしかしか」
春日「四角いむーぶ」
ルイ53世「なるほど…そういう事だったのか…」
若林「ルイさん何か思い付きました?」
ルイ53世「いや、すまないがさっぱりだ…」
春日「あと9人、誰が来るんでござぁますかね」
若林「流石に星座まで覚えてないからなぁ」
ルイ53世「あんまり嫌な人が来なければいいんだが…」
ルイ53世(たぐちくん、しんぱいしてるかな…)
ルイ53世「もう十日目かーい!」
若林「僕たちは二十日目ですけどね」
春日「ヘッ!」
ルイ53世「しかし…外が見れないというのが苦痛だと初めて気付いたよ」
若林「目覚まし時計で時間確認するしかないですし」
春日「電球切れたら終わりだな!」
ルイ53世(…確かに)
ルイ53世「そういえばここって、部屋にいると外からの音は聞こえるけど、外からは部屋の中の音が聞こえないようだね」
若林「そうなんですか?」
春日「…」
ルイ53世「気がつかなかったのかい?」
若林「いや、コイツが老人が見えるって言って始終うるさいから…」
ルイ53世「…?やけに静かだね春日君」
春日「今…老人が通り過ぎた」
若林「ルイさん見ました?」
ルイ53世「いや…」
若林「春日お前見間違いじゃないか?」
ルイ53世「オバケ…かい?」
若林「…!?」
春日「春日は幽霊がみえるのかい?流石だな!」
若林(こいつはやっぱりポンコツだ)
若林「な、なに言ってるんですか!」
ルイ53世「この館に関しては、視野を広く持つべきじゃないかね?若林君」
ルイ53世「考えるだけで出る料理、欲しいものが出て来る部屋…」
ルイ53世「今なら悪魔だって信じられるよ」
若林「そりゃそうですけど…って春日、お前どこ行くんだよ!」
春日「人がまた…ロビーに倒れてるぞ!」
ルイ53世・若林「!」
若林(あれは…ふかわさん!)
春日「この春日、ふかわさんの為に目覚めのピンタを!」
ふかわ「やめてー!もーそういうの本当やめてよー!」
ルイ53世「春日君、せめて紳士的に冷水にすべきだろう」
春日「冷静に冷水…。つまんねーおやじギャグだな!」
若林「そういうつもりじゃねーだろ!」
ふかわ「で、これなんのドッキリ?(小声)」
若林「いや実は…」
若林「かくかく」
ルイ53世「しかしか」
春日「四角いむーぶ」
ふかわ「なるほどねー、だからあんなに大騒ぎだったのかー」
あ、
>>23で第二話完を入れ忘れた
めも
牡羊座→ルイ53世
乙女座→若林
みずがめ座→春日
獅子座→ふかわ
残り8つ
一旦おちる
29 :
Classical名無しさん:11/01/05 14:58 ID:1XPnugaY
四角いむーぶw
ふかわ「思ったんだけど…」
ルイ53世「何か思い付いたんですか?」
春日「流石だな!ふかわ!」
若林「失礼だろお前ちゃんと反省しろ」
春日「ウィ」
ふかわ「ちょっと話聞いてくれるー?」
ふかわ「これって話聞く限り、幽霊屋敷なんだと思うんだ」
春日「ヘッ」
ルイ53世・若林「…」
ふかわ「…そんな目で見ないでくれよ…」
ふかわ「とにかく。まず思ったのが、どうして僕らなのかって事」
若林「…?」
ルイ53世「どういう事か説明してもらえますかな?」
ふかわ「"僕らはこの館に来る前に自動販売機に行っている"
まずここがおかしい」
age
春日「?」
若林「一体どういう…」
ふかわ「テレビ局の自動販売機を使うのは芸人だけじゃないって事さ」
ふかわ「だけど僕らは今のところみんな芸人。まずここに何かがある」
ふかわ「もう一つ気になったのは、春日の老人話だよ」
ふかわ「お笑い芸人や星座という縛りをしても、この人数の少なさはおかしい」
ふかわ「そうすると僕らは何か他に当てはまる条件があったと思うんだ」
ふかわ「その条件が何かしらの感情だったんじゃないか、と考えてる」
若林「か、感情?」
ルイ53世「!」
ルイ53世「我輩は…疲れていたよ」
ふかわ「…」
若林「る、ルイさん…」
ルイ53世「このキャラクターで良いのかとか…」
ルイ53世「お笑い以外の仕事が入る一方で、確実に髭男爵というコンビを忘れかけられているという現実から…」
ふかわ「逃げたかった、だろ?」
若林「俺も…"カワウソみたいにかわいい、音痴でかわいい"なんて言われて…」
若林「本当は漫才やりたいのにうまくいかない現実から逃避したかったのかもしれない…」
ふかわ「現実から逃避したい芸人、多分それがキーワードだよ」
ふかわ「少し話がずれたみたいだね。で、僕がなんでここが幽霊屋敷だと思った訳だけど…」
今さらだが、
芸人行方不明たくさん
↓
オードリーも行方不明
気がつくと、行方不明の芸人が生活する謎の館に
の方がテンポ良かったわ…
ふかわにしゃべらしすぎた…
35 :
Classical名無しさん:11/01/05 18:34 ID:1XPnugaY
age
ふかわ「勘かな」
若林「えっ」
春日「ウィ」
ルイ53世「えっ」
ふかわ「幽霊見えるなら、幽霊が何かして欲しいから呼んだのかなって」
ふかわ「実は誘拐等人の手によるもの…っていうのは考えられないしね。話を聞く限り、ここは物理学が通用しないとこみたいだし」
ルイ53世「ふかわさんって目茶苦茶頭が良いんですね」
春日「意外だな!」
若林「なんで上から目線なんだよ!」
ふかわ「はは…。まぁ専門的な事はわかんないけどね。あ、僕らが幻覚作用のあるクスリを吸わされたのなら別だけど」
ふかわ「そういう謎のクスリ系はミステリには反則だからね」
若林「はぁ…」
春日「春日はふかわの言ってる事はあってると思うぞ」
ルイ53世「確かに幽霊ならもう取り殺されてもおかしくはあるまい…」
ふかわ「まぁこれも仮説にしか過ぎないし、あんまこれに括るのもねー」
若林「…」
若林(ふかわさんは笑ってるけど…。老人が見えるのは春日だけ)
若林(もしかして、春日が何かキーワードに関係するんじゃないか…?)
ルイ53世「せっかくふかわさんが来た事ですし、今日は飲みましょうぞ!」
春日「トゥース!」
ふかわ「あ、例の銀のお盆?みせてよー」
俺達は知らなかった。
この楽しい一時は一瞬で終わってしまう事も、これが悲劇の幕開けになる事も。
第三話 完
次回に続く
39 :
Classical名無しさん:11/01/05 22:51 ID:BzmZFp0Y
age
若林(飲み過ぎて頭が痛ぇ)
若林(どうやら俺達はそのまま此所で寝ちゃったみたいだ)
春日「ぅ…ウィ…」
若林「春日、起きたのか」
若林「!」
若林(春日のピンクベストが…赤い…?)
若林「お前それ…」
チラチラ
春日「ああこれでござぁますか?ワイン零したんだよ」
若林「ふ、ふーん。とりあえずシャワー浴びろよ汚ねぇし」
若林(まさか…、な)
ふかわ「あ、若林君。起きてたの?」
若林「ふかわさん、おはようございます」
ふかわ「顔色優れないけど大丈夫?冷たいシャワーでも浴びてきなよ」
若林「あぁ、すみません。昨日は飲み過ぎましたねー」
ふかわ「あ、関係ないけど」
ふかわ「銀のお盆って食堂以外では使えないみたい。後で試してみて」
若林「えっそうなんですか?」
ふかわ「うん、いちいち食堂行くの面倒臭いし。なんか怖いじゃない」
ふかわ「ついでに部屋で銀のお盆たくさん出そうとしたけど無理だった」
ふかわ「まぁとりあえずこんなとこかな」
若林(やっぱりこの人すげぇ)
43 :
Classical名無しさん:11/01/06 00:12 ID:3GUMlgMA
続きが、たのすぃみでごんすな
ルイ53世「若林君、おはよう」
小島よしお「ちーす」
若林「おはよう」
春日「皆さん、本物の春日ですよ」
若林「偽者がいるのかって話なんですけども」
若林(ん?)
ふかわ「あぁ皆揃ったね、朝食でも…」
若林「ち、ちょっと待ってください!何でここに小島よしおがいるんですか!?」
ルイ53世「…」
春日「…若林、そういうの良くないと思うぞ」
若林「え?」
春日「五人しかいないのに苛め悪し!」
小島「もしかして俺、若林さんに何かしちゃったパッパラッパピヤ〜?」
若林「ち、違っ…!」
ふかわ「ぷっ…ははっ。まぁ小島君が来た時、若林君随分酔ってたからねー」
ふかわ「覚えてないのも無理ないよ」
若林「もーびっくりした…」
春日「済まし!」
若林「もう意味がわからないんですけども」
小島「本当に銀のお盆からご飯が出るとは…」
ふかわ「びっくりだよねぇ」
ふかわ「まぁ美味しいご飯が朝から食べれるのは嬉しいけどね」
若林「因みに、小島君はどこから…」
ルイ53世「あぁ、またいつもと同じ。ロビーに倒れていたよ」
春日「トゥース!」
小島「あのー、昨日は詳しく聞けなかったんで教えて貰いたいんですけど」
小島「今どのくらいここについてわかってるんすか」
若林「かくかく」
ルイ53世「しかしか」
ふかわ「四角いむーぶ」
春日「だぞ!」
小島「幽霊屋敷説っすか…?」
さげたつもりが上がっているだと…?
かくかくしかじか四角いむーぶw
俺は寝オチするぞー!ジョジョー!
50 :
Classical名無しさん:11/01/06 10:28 ID:t0VcCm12
age
ふかわ「いやまだわかんないけどね」
小島「流石にそこまで言ったら、実は俺達死んでるなんて言うほうが現実的っすよー!ははっ」
若林・ふかわ・ルイ53世「…」
春日「鬼瓦!」
小島「え?なんすかこの空気…」
ふかわ「いや…、なんでもないよ」
小島「ふーん」
ふかわ(ここで生活しているとあながち間違いでもない気がするんだよなぁ)
若林「うーん…」
春日「まぁこの春日に任しとけ!」
ルイ53世「君に任すのが一番不安なんだがねぇ」
52 :
Classical名無しさん:11/01/06 10:35 ID:dmbj09hA
期待age!
ふかわ「とりあえず一旦それぞれの部屋に戻ろうか」
若林「あーもう俺なんか酒クセェ」
春日「若林は飲兵衛だな!」
若林「うるせぇ」
春日「ヘッ!」
ルイ53世「…みんな指摘しないから黙っていたけど、何故春日君はずっと全裸なんだい?」
バタン
小島「…」
小島(へんだ…)
小島(物理学が通用しないのはまだいい。実際に見た事全てを疑う訳にはいくまい)
小島(だが…おかしくないか?)
小島(ここが幽霊屋敷だと仮定すると、俗に言う"霊界やあの世"との間にあるものなんだろう)
小島(イメージだけでものが出て来るのも、精神が深く関わってくるからかもしれない)
小島(だが)
小島(そうするとふかわさんが言う"銀のお盆は部屋では使えない")
小島("たくさんの銀のお盆を出す事が出来ない"というのはおかしい)
小島(食堂では使える、という事はイメージできているという事だ)
小島(それが使えないとなると…)
小島(部屋自体に何かあるか、幽霊屋敷説が間違っているか…)
小島(話によると現実世界の一時間がこっちで約十時間らしい)
小島(だがあの落ち着きよう…)
小島(さっきの「本当はみんな死んでいる」と言った時の間も気になる…)
小島(俺はなにか隠されているのか…?)
小島(一応警戒しておくか…)
小島「パッパラッパピヤ〜!そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!」
春日ずっと全裸ww
そして小島の言動と思考の落差パなすぎwww
あ、
>>54 第四話 完
芸人がぱっと浮かばないので、適当に挙げてくれると助かります
蠍座→小島よしお
乙女座→若林
みずがめ座→春日
牡羊座→ルイ53世
獅子座→ふかわ
以外の星座で、関西弁しゃべらせられないので出来れば関東芸人ですが
57 :
Classical名無しさん:11/01/06 11:02 ID:dmbj09hA
うお座→狩野英孝とか?
58 :
Classical名無しさん:11/01/06 14:56 ID:sOuPcFfQ
女芸人はさすがにナシ?
テキトーにggってみた
かに座→フルポン亘(7月)
射手座→フルポン村上(12月)
おうし座→U字工事福田(5月)
双子座→U字工事益子(6月)
うお座→ハリセンボン近藤(2月)
ktkrてんくす!
狩野のキャラは確かに必要(メンバー的に)
おいらが知らない芸人は無理だが、それ以外は男女問わず平気
多分6時以降に更新予定
若林「おーい、起きろー」
バシャ
ルイ53世「冷水とは鬼畜な…」
春日「流石若林だな!」
若林「どういう意味だよ!」
ふかわ「しかし一気に三人とはねー」
若林「フルーツポンチ亘と…狩野英孝とパペットマペットか…」
フルーツポンチ亘「ううん…」
狩野「何!?ここどこ?!」
狩野「…!」
狩野「ちょ、まさか僕の美しさに嫉妬して拉致を…!?」
春日「それはないぞ!」
若林「流石に今度のは正論な訳ですけども」
狩野「ちょっと酷くないですか、僕のこの扱い!」
春日「…む?」
パペットマペット黒子「ー…!ー…!」
ふかわ「口をぱくぱくさせてもがいてる…?」
ルイ53世「もしかしてどこか怪我を…!?」
ふかわ(まさか…)
ふかわ「ちょっと待って、若林君」
若林「何言ってるんですか!怪我ならすぐ手当てを…」
小島(なるほどね…)
小島「…俺、うしくんとかえるくん部屋で出してきます!」
若林「!」
若林「なん…だと…?」
パペット牛「うわぁー、みんなありがとう!」
パペット蛙「いきなりどこかにつれさられちゃってびっくりしたー」
ルイ53世「いやはやこれは…」
若林「…ありなんですかね?」
ふかわ「…いいんじゃないかな?」
ルイ53世「む?」
ルイ53世「諸君、私の記憶が正しいかわからないので聞くのだが…」
ルイ53世「パペットマペット氏は確か蠍座じゃなかったかね?」
若林「なんだって?」
ふかわ「そうなのかい?」
パペット牛「うんそうだよー!」
パペット蛙「ぼくらは1998年の11月3日生まれ!」
春日「どう見てもお前おっさんだろ!」
ふかわ「いや、人形じゃなくて君の生年月日を聞きたいんだけど」
パペット牛「え、どういう事かなー」
パペット蛙「よくわからないね、うしくん」
亘「…」
亘(誰も説明してくれない…。忘れ去られてるのか俺…?)
狩野「ラーメン素麺僕イケメン!」
パペット牛「僕らの後ろに黒子的なものが見えた人は、目医者に行くことをお勧めする」
パペット蛙「蛙と話すときはちゃんと蛙の目をみて話せよ!」
若林「わかった。もーじゃあ小島よしおと同室って事で」
小島「え、マジっすか?」
ふかわ「まぁ、よろしくね!頼んだからね」
パペット牛「よろしくお願いしますー」
パペット蛙「感謝の気持ちに新鮮なレバーを…」
パペット牛「な、内臓はやめて!」
狩野「スタッフー!」
狩野「これドッキリなんでしょ?僕はだまされないよ!」
亘(俺が…ドッキリを仕掛けられた…?)
亘(遂に、遂にじゃない方芸人じゃない方になったのか俺?!)
age
66 :
Classical名無しさん:11/01/06 22:13 ID:6rD9749c
スルーしてくれて構わないが12人出すつもりならもし
>>1がよければ有吉(ふたご座)希望
めも
1蠍座→小島よしお
2乙女座→若林
3みずがめ座→春日
4牡羊座→ルイ53世
5獅子座→ふかわ
6かに座→亘
7魚座←狩野
8不明←パペットマペット黒子
パペットマペット蛙・牛は小島と同じ
9双子座→有吉(予定)
現段階ルール
・部屋より大きなものは出せない
・知らない物ー…例えば開発途中のゲームだとかは出せない
・部屋には窓やもう一つのドアをつけたりは出来ない
・上記の条件を満たしていればどんな物でも出せる
・この館でいくら散らかしても、芸人が移動するといつの間にか片付いている
・銀のお盆を持って思い浮かべるだけでその食べ物が出て来る
68 :
まとめ2:11/01/06 22:40 ID:z7rMPHK6
・ふかわ達は銀のお盆を部屋で使用することは出来なかった
・また銀のお盆を部屋で増やす事も同様
・それぞれ自分の星座の部屋が割り振られている
・部屋の中からは廊下の音が聞こえるが、外から中の音は聞こえない
・閉じ込められている館には外に出入り可能なドアはない
・どんなに強く叩いても壁は傷付かない
・館内では物理学が通用しない
備考
・春日は老人が見えるようですが、他の人は見ていません
・小島は、若林・春日・ルイ53世・ふかわが何か隠していると疑っています
・パペットマペット黒子は自分の星座を言いませんでした
・ふかわは、幽霊屋敷説を言っていますが半信半疑です
まとめ乙です
そして採用d!
ふかわ「…これはドッキリじゃないんだ」
若林「かくかく」
ルイ53世「しかしか」
小島「四角いむーぶ」
春日「だぞ!」
パペット牛「なるほどね」
パペット蛙「でないと僕達を誘拐なんて不可能だからね」
亘「そんな事が…!」
亘(今の説明で確信した…)
亘(これは間違いなくドッキリ…しかも相当手が込んでいる)
亘(多分、このメンバーでの立ち位置は春日と同じだろう)
亘(頑張るしかないな!)
狩野(こんな時でも僕ってセクシィ!)
小島「…」
小島(狩野英孝…)
小島(こっち側に引き込むか…)
有吉登場は次話
そして芸人募集打ち切ります
72 :
Classical名無しさん:11/01/07 10:24 ID:JfBH/XTg
続きキター!
そして亘の根拠のない確信www
小島(まだ、狩野は来たばかり。チャンスはある)
小島「狩野!」コソコソ
狩野「どうしたの、よしお君。そんな隠れて…」
小島「さっきの話聞いて、どう思ったんすかー?」
狩野「うーん、あんま信じられないかなー。僕ってリアリストだし」
小島(…!きた!)
小島「狩野、ちょっと俺の部屋にきてくれよー」
狩野「うん、いいけど…」
バタン
狩野「で、どうしたって言うのよ?」
小島「これを見てくれ、どう思う?」
狩野「すごく大きな銀のお盆にみえるけど…」
小島(ウホッ!)
小島「さっき、ふかわさんが狩野達にした話覚えてる?」
狩野「あぁ、でも部屋じゃ使えないんでしょ?」
小島「…」
パカッ
狩野「…うわぁ、本当に何もないとこから料理が!」
小島「それは関係ねぇ!」
狩野「えっどういう事よ?」
小島「…」
小島「今のではっきりわかっただろ」
小島「ふかわさん達の話にはいくつか嘘がある」
小島「そこのロッカーをあけてみよ」
狩野「…!なんでロッカーに大量の銀のお盆が…」
狩野「まさか…」
小島「…そうだ。狩野が考えてる通りだぜ」
age
76 :
Classical名無しさん:11/01/07 18:14 ID:.wSPJFuc
続き楽しみにしてます
狩野「で、でも何かの間違いじゃないの?」
狩野「ここいろいろと変な場所らしいし…」
小島「…まぁな。でも」
小島「あんまりふかわさん達の話、鵜呑みにせずに俺達も確認すべきだと思う」
狩野「わかったよ…」
狩野(考えな気がするけど…)
狩野(僕は来たばかりだし、よしお君が嘘をつくとは思えない…)
狩野(でもふかわさんが僕らに隠し事なんてするかな…)
狩野「僕にはまだわかんないよ…」
訂正
狩野「で、でも何かの間違いじゃないの?」
狩野「ここいろいろと変な場所らしいし…」
小島「…まぁな。でも」
小島「あんまりふかわさん達の話、鵜呑みにせずに俺達も確認すべきだと思う」
狩野「わかったよ…」
狩野(考えすぎな気がするけど…)
狩野(僕は来たばかりだし、よしお君が嘘をつくとは思えない…)
狩野(でもふかわさんが僕らに隠し事なんてするかな…)
狩野「僕にはまだわかんないよ…」
小島「まぁ俺の気のせいならそれでいいんだけどな」
ドンドン ドンドン
ふかわ「おーい、小島君と狩野君いる?」
狩野「…!」
狩野「よしお君どうしよう!」
小島「慌てても何の意味もない!何の意味もない!」
小島「部屋の中の音は外には聞こえないし、別に悪口言ってた訳じゃない」
狩野「でも…!」
小島「普段通りに接したら平気だって。…開けるぞ」
ガチャ
小島「ちわっす!ふかわさんどうしたんすか?」
ふかわ「もー、ちゃんと返事してよー。こっちから聞こえないからいないかと思ったよ」
ふかわ「もうすぐ食事の時間でしょ、君達以外は来てるから呼びに来たの」
小島「そういうばもうそんな時間ですね!今すぐいきますよ!」
ふかわ「もーはやくきてよー」
バタン
小島「…行くか」
狩野「うん…」
ふかわ「みんな揃ったね!せっかく三人が来てくれたから、少し豪華にしようか」
パカッ
若林「おー、寿司ですか」
春日「面白みはないな!」
若林「せっかくだしてくれたのに失礼だろ!」
ふかわ「いいよいいよ、気にしなくて。ほらドンドン出しちゃって!」
春日「うーむ、ここはやはり…」
パカッ
ふかわ「あー!飲み物?春日君気が利くじゃない!」
春日「ヘッ!」
若林(…あのジュースの色、間違いなく飴ジュースだ…)
ルイ53世「むーん、ここはやはり…」
パカッ
小島「肉じゃないっすか!」
ルイ53世「やはりがっつり頂くのが貴族の嗜みかと思ってね」
亘(どうなってんだこれ…最新科学?だよな、やっぱり…)
亘(こんなしっかりしたドッキリだなんて…やっぱり俺の時代が、名付けて亘時代が来たんだ!)
亘(きっと自衛隊じゃんけんがウケたんだな!)
亘「ウヒョヒョ」
ふかわ(亘君…肉でそんなに喜ぶだなんて)
ふかわ(今度から目を掛ける事にしよう…)
外寒過ぎてうちづらいのう
83 :
Classical名無しさん:11/01/07 22:37 ID:.wSPJFuc
ふかわ「…どうしたの?若林君。君だけ料理だしてないけど…」
若林「えっ?」
若林(いつの間にか俺以外はもうみんな出してる…)
若林(小島よしおは炒飯、亘君はスパゲティ、パペットマペットさんはスープ、狩野英孝はケーキ…)
若林「えっと…」
若林(やばい、何も浮かばない!無難なものがない)
春日「流石若林、春日を焦らせるのがうまいですな」
ルイ53世「これは期待してしまうよ」
若林(やばいどうしよう期待されてるやばいかぶっちゃうんだな わかを)
ふかわ「あー…えっと、とりあえず銀のお盆を開けてみたら?開ければなんかでるだろうし…」
若林「へ、は、はい!」
若林(何か出ろ何か出ろ…)
パカッ
ふかわ「…あ」
ルイ53世「…これは…」
小島「…大量のたこ焼き…」
ふかわ「ふふっ」
狩野「若林さんってたこ焼き大好きだったんですか!」
春日「ウィ!」
亘「知らなかったです」
ルイ53世「どうやら私は若林君を誤解していたようだ…」
ルイ53世「思ってたよりも天然なんだねぇ」
若林「ははっ…」
若林(狩野覚えてろ)
若林(…なんか、いやウケるのはいいんだけど)
若林(複雑だ)
パペット蛙「…」ゴソゴソ
パペット牛「若林くん、一つ貰っていいかな?」
若林「あ、どうぞ」
パペット牛「これすっごくおいしいよ!」モグモグ
パペット蛙「春日くんも食べてみて!」
若林(うしくんが咥えたたこ焼きが消えた…?)
春日(もしかしてこの男、手のひらに口があるのかしらん)
春日「いただくでござぁますよ」モグモグ
春日「むっ、うまし!」
パペット牛「でしょう?」
パペット蛙「だからあんまり食べ物で笑っちゃ駄目だよ」
パペット蛙「うしくんを笑うやつは許さん!」
パペット牛「実は君が一番馬鹿にしてるよね…」
若林(もしかして…庇ってくれたのか…?)
ふかわ「確かにちょっと失礼だったかな?」
若林「だいじょうぶですよ」
ふかわ「そう?…まぁ料理も揃ったし、食べようか!」
春日「この寿司うましですな!」
小島「ちょ、それ俺のっすよ!」ワイワイガヤガヤ
若林(…ちゃんと御礼言わないとなぁ)
若林「あ、あの。パペットマペットさん、今いいですか?」
パペット牛「ん?」
パペット蛙「どうしたの?若林くん」
若林「あの…」
若林「さっきはありがとうございます」
パペット蛙「やだなぁ、僕は何もしてないよ?」
パペット牛「僕達ただたこ焼きたべただけだしねー」
なんかふかわが怖いw
若林「でも…それじゃあ気が済まないですし…」
パペット牛「うーん。それじゃ僕達の事、パペットマペットじゃなくてうしくんとかえるくんって呼んでくれるかな?」
パペット蛙「あと敬語も使わなくていいよー。僕達年下だしね」
若林「…うん、わかったよ。うしくん、かえるくん」
若林(やっぱり変な人だけど、良い人かもしれないなぁ)
若林(少し話してみよう…無難な話題…)
若林「あ、あの…うしくんとかえるくんってどこの事務所なの?」
パペット牛「いや。僕らは事務所、個人経営だよ」
若林「え?!大変じゃない?」
パペット蛙「まぁ忙しい時は忙しいけど、やりたい事できるし」
若林(…!)
若林「へぇー…、なんか羨ましいな」
パペット牛「まぁ趣味みたいなもんだからね」
パペット蛙「…でも正直、今売れてないから大変だよー」
パペット蛙「牛肉を売りたいくらいにね」
パペット牛「…!」
若林(そうか…そういう手もあるんだ…)
若林(後で詳しく聞いてみよう)
小島「パッパラッパピヤ〜」
狩野「お!よしお君、ネタでも披露してくれるのかい?」
亘「待ってました!」パチパチ
小島(…)チラ
小島(どうやら亘は駄目だ、完全にドッキリだと信じてる)
小島「マエーマエーマエー」
ふかわ「ははっ」
ルイ53世「私は"何の意味もない"って言うネタの方が好きだよー」
小島(…ルイ53世はふかわさんを信用してる、話しても無駄だな。あとは…)
小島「髭男爵に褒められても〜…何の意味もない!」ダダン
小島「何の意味もない!」ダダン
ルイ53世「もう酷いなぁー」
春日「食べ物うまし!」モグモグ
小島(春日さん、一人でひたすら食べている…)
小島(探りを入れるのは危険だが…何も考えてなさそうな春日さんならいける!)
小島(一人なのも都合がいい)ニタリ
小島「どうもありがとうございましたー」
狩野「じゃあ今度は僕が〜…」
小島「春日さん」コソコソ
春日「む?この春日のジュースが欲しいのかい小島君」
小島「違うっすよー!あの、聞きたい事があるんですけど…」
春日「ほう?言ってみたまえよ」
ちょっと詰まったから番外編
<番外編>地獄執事ひ〜ぐち〜
ひぐち「…!」ピクッ
ひぐち(男爵様の…気配が消えた…!)
ひぐち(まるで男爵様が僕の名前を間違えたようなこの寒気…)
ひぐち(一体、何が…)
ひぐち(胸騒ぎがする。探しに行かなきゃ…)ダッシュ
ドンッ
ひぐち「いてっ!す、すみません…っ!?」
鳥居みゆき「あら、髭男爵のひぐちくんじゃないのさ」
ひぐち「鳥居さんがまともに喋っているだと…!?」
鳥居「あなたも、気付いたようね…」チラ
ひぐち「ま、まさか鳥居さんも…?」
鳥居「…私は気がついたら、白米を食べていたわ」
鳥居「…」モグモグ
鳥居「…?!私が白米を…!ってこの口調は?!」
鳥居(私のキャラという結界がいつの間にか壊れている…!)
鳥居(楽屋ですら解けぬ結界の筈なのに一体誰が…)ギリッ
鳥居「!」
鳥居「なんて禍々しい空気なの…?!ネタが失笑どころか華麗にスルー」
鳥居「いや、司会者に裏で本気で怒られた時以上だわ…!」
鳥居(とにかくこのままじゃ仕事に差し支えるわ…)
鳥居(原因を探さないと…)ダッシュ
鳥居「…という訳よ」
95 :
Classical名無しさん:11/01/08 16:37 ID:YltT4Vz.
まさかLOOP THE LOOPを知ってるヤツがいるとは!
ちょっと感動!
ちなみに作者はアキが好きです
ひぐち「やっぱり…でも一体どこへ…」
鳥居「…連続芸人失踪事件」
ひぐち「!」
鳥居「多分あれが関係してるんじゃないかしら」
ひぐち「そ、そしたら男爵様は…!」
鳥居「落ち着いて。…ルイ53世が最後に何処に行ったかわかるかしら?」
ひぐち「確か…自動販売機…」
鳥居「まずはそこに行ってみましょう」
番外編1 完
小島「銀のお盆の件春日さんやってみました?」
春日「いや、若林達が確認したらすぃーから」
春日「わざわざ春日が確認すべき事でもあるまいよ」
小島「今度やってみた方がいいっすよー!春日さんなら出来ますって!」春日「む?そうですかな?」
小島(焦るな俺、今のところここまでだ…)
小島(あくまで俺がやるように言うのではなく、自分から疑問を持って俺に聞くというのが重要)
小島(もしかしたら俺ではなくふかわさん達に聞くかもしれないが…)
小島(若林さん、ルイ53世は春日をすこし軽視している)
小島(相手にされる割合は低い…)
ふかわ「…」チラ
ふかわ(最近小島君の視線が冷たい。やっぱり嫌われてるのかなぁ…)
ふかわ(僕だけ芸人よりロケットマンとしての仕事の方が多いし…)
ふかわ「はぁ…」
亘「ルイ53世さんー!」ドンッ
ルイ53世「ふかわさん落ち込んでないでルネッサーン…あ!」バシャ
ふかわ「…」ビチャビチャ
ルイ53世「すすす、すみません!」
亘「俺がぶつかったから…!」
ふかわ「今ちょうど着替えたい気分だったから別にいいよ、ほら顔あげて!」
ふかわ(ついてないなぁ…)
ふかわ「あれ…また誰か倒れてる…」
>>98 第五話 完
地獄執事ひ〜ぐち〜番外編2
鳥居「ここが…自動販売機…」
鳥居(く…なんて空気の重さなの…っ…!?)
ひぐち「だ、男爵様!男爵様どこですか!?」ペタペタ
有吉「お前ら何してんだよ?」
有吉(販売機フェチ眼鏡…)
ひぐち「あ、有吉さん!」
有吉「もー、飲み物買いたいからちょっとどけ」チャリンチャリン
鳥居「…!」
鳥居(どんどん空気が立ってられない重く…!)
鳥居「だ…だめっ!」
有吉「はぁ…?やっぱお前サイコで面白っ…てうわぁあああ!」パシュン
ひぐち「有吉さんが…消えた…」
age
101 :
Classical名無しさん:11/01/08 23:28 ID:1nC6OAWw
地獄執事ガッチリ本編と絡んでると思いきや現実世界の話だから番外編ってとこ?
>>101 イエス!
ひぐち(…封印した両手が疼いている…!?)
鳥居「遅かった…」
ひぐち「一体どういう事なんですかっ!?」
鳥居「わからないわ…。でも、あなたが触れて平気なら何かしらの選別を行なってる可能性がある」
ひぐち(選別…?なら!)
ひぐち「男爵様のように消えた芸人の特長をあげてみましょう!」
鳥居(確かに何かヒントになるかもしれない)
鳥居(それに…この空気の重さじゃ今立ち向かっても歯が立たないのは自明の理)
鳥居「ええやってみましょう…」
番外編2 完
ふかわ(あの特徴的な目、多分有吉さんだ)ダッシュ
ふかわ「おーい、有吉さん」
有吉「…」シーン
ふかわ「あれ?有吉さん起きて下さいよー」ユサユサ
ふかわ(有吉さんって体温冷たいんだなー)
ふかわ(…あれ)
ふかわ(息してなくないか…?)
小島「ウィ〜。トイレ、トイレっとなんつって」
小島(あれ…ロビーにいるのふかわさんと…有吉さん?)
104 :
Classical名無しさん:11/01/09 13:16 ID:QZfbeSzI
ふかわ(やはり息をしていない…)
ふかわ(一体何故…)
小島「ふかわさん、有吉さんが来たん…す…」
小島(ふかわさんの服が…赤い?)
ふかわ「…小島君、いますぐみんなをロビーに集めてくれ」
小島「へ?でもいやあの、有吉さんどうし」
ふかわ「はやく!」
小島「ハイィッ!」ダッシュ
ふかわ「…くそっ」
105 :
Classical名無しさん:11/01/09 13:30 ID:e5yWgKIY
おはー支援
106 :
Classical名無しさん:11/01/09 13:40 ID:Ya2qBN0A
続きが気になるw
107 :
Classical名無しさん:11/01/09 13:43 ID:R1c1kUsI
小島「ふかわさん、みんな呼んで来ました」
小島(あれ…服着替えてる)
ルイ53世「どうしたんですかな?あ、有吉さんが来たんですか!」
若林「あれ…有吉さん…?」
春日「…」
亘(…きた!最初はダウンタウンのガキ使系かと思ったがDEROみたいなミステリー系ドッキリか!)
ふかわ「有吉は…死んでる…」
狩野「…!」
パペット牛「確認…したの?」
ふかわ「あぁ…心臓が止まってるんだよ…!」
ふかわ「一体なんで…っ!」
春日「…老人が…」
春日(こっちを悲しそうにみている…)
108 :
Classical名無しさん:11/01/09 14:02 ID:FCk0YWMs
有吉いきなり死んでるしw
春日はデジモンでいうヒカリちゃんか
109 :
Classical名無しさん:11/01/09 14:29 ID:R1c1kUsI
若林「…今、いるのか」
春日「あぁ…」
パペット蛙「もしかして…これ、幽霊が…?」
狩野「うそだ…!うそだうそだ!何でだよ!」
狩野「もしかしてふかわさんがやったんじゃないんですか!?」
狩野「幽霊なんて馬鹿馬鹿しい!」
ふかわ「違う…」
ルイ53世「ふかわさんはさっき出てったばっかりなのに、出来る訳ないだろ!」
狩野「でも!」
小島「…狩野、だまれ」
狩野「!」
狩野「よしお君…」
小島「今はそれより、有吉さんをどうするかを考えるべきだ…」
110 :
Classical名無しさん:11/01/09 14:50 ID:AN.BhhlI
ルイ53世(ルールの通りだと…散らかしたものはなくなる…)
ルイ53世「もしかしてここに置いておくとなくなるんじゃ…」
ふかわ「!」
ふかわ「有吉は人間だ。…物扱いしないでくれよ…」
小島「ふかわさん。…そういう可能性も踏まえるべきです」
ふかわ「…」
春日「…有吉さんの部屋に置くのはどうだい?」
小島「…そうだな。部屋の主だし消える事はない筈だ」
ふかわ「わかったよ…」
亘(…恐らく)
亘(行動からみて、ふかわさんと小島君が探偵)
亘(俺は二人のように頭が回る訳でもないし、自衛隊ネタがウケたとしたら俺が求められるのは…)
111 :
Classical名無しさん:11/01/09 15:45 ID:sOs4yYcw
ふかわ(…有吉)
ふかわ(俺と同期で…口は悪いけどスタッフには良い奴だった)
ふかわ(うう…)
小島「着きました。…ふかわさん、有吉さん降ろして下さい」
ふかわ「…」ソッ
小島(…あれ、扉が開いてる…)
ふかわ「なんだこの部屋は…」
ふかわ(有吉の部屋は、壁も床も真っ黒に塗られた部屋の中で白い棺桶が一つ置かれているだけだった)
ふかわ(一体なんで…)ギリッ
小島(…ふかわさんが泣いている)
小島(犯人じゃないのか…?)
小島「とりあえず、みんなの元に行きましょう」
112 :
Classical名無しさん:11/01/09 17:35 ID:2FzYYuss
正直犯人よりも亘が悟った今後の行動が気になる自分ガイル
113 :
Classical名無しさん:11/01/09 17:48 ID:R1c1kUsI
ふかわ「…」
小島「…」バタン
チャリン
ふかわ「…?」
小島「あれ、このお金ふかわさんのっすか?」
ふかわ「いや、多分有吉のだよ…」
ふかわ「ちょっと戻してくる」ガチャガチャ
ふかわ「…?」ガチャガチャ
小島「どうしたんすか…?」
ふかわ「いや…なんか開かなくて」ガチャガチャ
小島「ちょっと貸して下さい」ガチャガチャ
小島「あれ…?」
ふかわ「…」ガチャガチャ
ふかわ「そんな…開けよ!?開けって…!」ガチャガチャ
小島「お、落ち着いて下さい!」
ふかわ「くっ…、有吉が中にいるのに!なんで!」ドン
114 :
Classical名無しさん:11/01/09 17:55 ID:R1c1kUsI
小島「…行きましょう、ふかわさん」
ふかわ「有吉を置いていくのか…?!」
小島「とにかく、みんなの元に行くのが先決です」
ふかわ「…く」
ふかわ(有吉…ごめん)
若林「…有吉さんは」
小島「部屋だ、だけど閉めたら開かなくなった…」
ルイ53世「え?一体どういう…」
パペット牛「…多分だけど」
パペット蛙「部屋の持ち主が亡くなったら…開かなくなるんじゃないかな…」
ふかわ「…うん、その通りだと思う」
春日「!」
小島「星座の部屋が割り振られるというルール…っすね」
小島(逆に言えば、自分の星座以外のドアは開く事が出来ない…)
115 :
Classical名無しさん:11/01/09 18:16 ID:R1c1kUsI
若林「死因は何だったんですか…?」
小島「わからない…。心臓が止まっている事以外、何の傷もなくて…」
若林「…そうですか」
春日「一体どうして…」
ルイ53世「館の、呪いだ…」ガタガタ
ルイ53世「みんなみんな皆殺しにする気なんだぁああっ!」
狩野「うわぁっ!痛いっ」ガン
ふかわ「ちょ…ルイ53世落ち着いて!」
ルイ53世「うわぁあああ!」ジタバタ
バシャッ
ルイ53世「冷たっ!」ビチョビチョ
亘「落ち着けよ、糖尿デブ野郎」
ルイ53世「な、なんだと…!?」
亘「今は争ってる場合じゃねぇ」
亘(よっしゃああ!今俺決まったぁああ!)
116 :
Classical名無しさん:11/01/09 18:20 ID:2FzYYuss
亘覚醒…!w
117 :
Classical名無しさん:11/01/09 18:41 ID:R1c1kUsI
ふかわ「…亘君の言う通りだよ」
ふかわ「みんな言いたい事はあるだろうけど…」
ふかわ「有吉を殺した犯人を"11番目の訪問者"だと仮定して話すのを許して欲しい」
若林「11番目の訪問者…?」
春日「一体どういう事でござぁますか?」
小島(確かに…)
小島(この中に犯人がいるのではないかという疑惑は、団体行動を拒否する理由にもなる…)
小島(今仲間内で亀裂を出すのはよくない…)
小島「俺は賛成っす」
小島「あんなやり方…普通の人は出来ないですし…」
小島「それにこの中であんな酷い事する人がいるなんて思えませんし」
118 :
Classical名無しさん:11/01/09 20:20 ID:svSmuAjc
age
119 :
Classical名無しさん:11/01/09 22:43 ID:QZfbeSzI
パペットマペットの芸風が好きだ
120 :
Classical名無しさん:11/01/10 01:35 ID:n7/OtyNY
狩野「よしお君…」
ふかわ「反対は…いないようだね」チラ
ふかわ「予想がついてるかもしれないが、"11番目の訪問者"と対する為に今後は団体行動を義務としたい」
ふかわ「朝7時、昼1時、夜7時になったら廊下に出て食事に行こう」
ふかわ「それ以外の時間は部屋にいてくれ、外出も控える事」
ふかわ「今まではあまり気にしてなかったけど、ドアの鍵も部屋にいる時はしっかりかけてくれ」
小島「ふかわさん、ちょっと甘くないですか」
ふかわ「…」
小島「どうせならみんなでロビーで寝るなりしていた方が安全じゃないですか?」
121 :
Classical名無しさん:11/01/10 12:11 ID:UU4UzlAU
age
122 :
Classical名無しさん:11/01/10 15:40 ID:WC3BZbDs
ちょっと明日にならないと書ける余裕がなさそうなので遠い先の予告
亘「俺と同じ役の奴なんかさぁ…」
亘「いらないよなァ!?」グシャ
亘「お前が悪いんだ…お前が…」
ふかわ「例え僕が死んだとしても…諦めないで欲しい」ゲホッ
若林「そんなっ!ふかわさん…!」
若林「お前、誰なんだよっ…!?」
パペット蛙「えーやだ若林くん」
パペット牛「今 気 付 い た の?」
惨劇に、挑め
気になる予告ww
124 :
Classical名無しさん:11/01/10 20:19 ID:nHnz792Y
気になるw
125 :
Classical名無しさん:11/01/10 23:39 ID:GQxSD4yg
急展開で急にシリアス度増したw
パペマぺはともかく亘だけはと思ってたのに!
126 :
Classical名無しさん:11/01/11 01:41 ID:1uhgYn4k
今日予告で言ってたとこまで進めるかわからぬ、スマソ
本編→シリアス
番外編→ギャグ
を目標なのは内緒
127 :
Classical名無しさん:11/01/11 01:53 ID:1uhgYn4k
ふかわ「…小島君、周りを見てごらん」
小島「…え?」
ルイ53世「…」
パペット蛙「小島くん、僕達は…」
パペット牛「"11番目の訪問者"に反対はしないけど、同じくらい僕達の中にいるんじゃないかって疑ってるんだよ」
小島「はぁ…っ?!そんな、俺達の中にそんな人がいないってさっき賛成したじゃないっすか!」
ふかわ「…」
ふかわ「僕も含めて、まだ理解しきってないんだよ…」
ふかわ「とりあえず一日だけでも良いから、考える時間をくれないか」
小島「ふかわさん…」
小島「…くっ」
小島「俺は…反対しましたからね…」
128 :
Classical名無しさん:11/01/11 02:04 ID:1uhgYn4k
ふかわ「責任は僕がとるよ…」
若林(ふかわさん…疲れてるな…。有吉さんと同期だったし…)
春日(春日の涙腺、埋まってますよ)ウルウル
ふかわ「とにかく、くれぐれも不用心にドアを開けたりしない事」
ふかわ「じゃあ今日はここまでにしよう。各自部屋にね…」
ルイ53世(幽霊だ…。幽霊の仕業だ…。絶対部屋に出るものか…)
若林「あ、かえるくん…」
パペット牛・蛙「…ん?」
狩野「…よしお君、後で二人で話したいんだけど」
小島「わかった。パペマペさーん!」
パペット蛙「なあに?」
129 :
Classical名無しさん:11/01/11 02:06 ID:1uhgYn4k
ミスった
>>128 ルイ53世(幽霊だ、幽霊の仕業だ…。絶対に部屋から出るものか…)
130 :
Classical名無しさん:11/01/11 02:14 ID:1uhgYn4k
小島「すみません。申し訳ないんですが、狩野と話すんで暫く別の部屋に行ってて欲しいんすよ」
パペット蛙「わかった、僕達若林くんのとこにいるよ」
小島「ありがとうございます!」
パペット牛「ごめんね、若林くん。勝手にあんな事言って」
若林「いえ、話したかったし気にしないでよ」
亘「…」ジー
亘「…」ニタリ
小島「で、どうしたんだ?」
狩野「あのさ。…おかしくない…?僕のきのせいかと思ってスルーしてたんだけど…」
小島「何をだ…?」
131 :
Classical名無しさん:11/01/11 02:20 ID:1uhgYn4k
狩野「有吉さんの、死体」
小島「あっ…」
狩野「誰もいないロビーで、ふかわさん最初に発見した」
狩野「普通ならわかるよ。だけど…ここは不思議な館だ」
狩野「ふかわさんがくる前に有吉さんの体は無くなってる筈なんだ…」
小島「…!」
小島(なんでこんな事に気付かなかったんだ…!)
小島(考えてみれば当然の疑問…!)
小島(そして…それが導き出す推論によってはとんでもない事になる…)
ざわ…ざわ…
狩野「ふかわさんが犯人でないなら…あそこに誰か人がいた事になる…!」
132 :
Classical名無しさん:11/01/11 02:29 ID:1uhgYn4k
途中で寝オチしたらごめんよ
眠いからテンションが変かもしれん
小島(だが…)
小島「まて狩野…」
小島「もしかしたら、"死体は物"としてカウントされないのかもしれない…」
小島「それに…俺やお前は…その誰かを見たっていうのかい…?」
狩野「…! いや、見ていないけど…」
小島「ここは館だ…。部屋に隠れるとしても、バタンとやや大きな音が鳴る…」
小島「音もなく…姿もなく…」
小島「そんな事が可能なら…本当に幽霊なのかもな…!」クククッ
狩野(この男…笑っている…!こんな危険な状況を楽しんでいるだと…!?)
133 :
Classical名無しさん:11/01/11 02:37 ID:1uhgYn4k
狩野(カカカッ…!これでこそ…)
狩野(これでこそヨシオ…!僕が崇め、そして利用すべき存在…!)
狩野(精々僕の為の贄となれっ…!)
134 :
Classical名無しさん:11/01/11 02:39 ID:1uhgYn4k
あ、間違って書き込んでしまった
>>133はなかった事でよろしく
寝オチる
135 :
Classical名無しさん:11/01/11 09:49 ID:Ma/XMQfs
age
136 :
Classical名無しさん:11/01/12 00:23 ID:8HcV/W3Q
期待age!
137 :
Classical名無しさん:11/01/12 17:36 ID:eSBf/q46
パペット牛「おじゃましまーす」
パペット蛙「うわぁ、すごい本棚だねぇ」
パペット牛「あ、夜市って本読んだ事あるよ」
若林「はは…」
若林「…あのさ、うしくん、かえるくん。有吉さんの事…どう思う?」
パペット牛「うーん」
パペット牛「何て言ったらいいのかなぁ、かえるくん」
パペット蛙「一言でいっちゃうと、"おかしい"」
若林「おかしい?」
パペット牛「もし、ふかわさんの幽霊屋敷説があってるなら連れてきた人をいきなり殺したりはしないよ」
若林「でも俺達が余りに解いてくれないから…とか…」
パペット蛙「そうしたらまず殺されるのは、最初にきたオードリーの筈だ」
138 :
Classical名無しさん:11/01/13 18:47 ID:.kUR6tQE
age
139 :
Classical名無しさん:11/01/13 23:34 ID:Qg7AhKTQ
パペット牛「若林くんは新しく買ってきた掃除機があるのに、壊れた古い掃除機を使わないだろう?」
若林「…確かに…」
若林(春日ならやりそうだけど…)
パペット牛「そうすると僕達の中に…って事になるんだけど」
パペット蛙「それもまたおかしいんだよねー」
若林「…?」
パペット牛「…まぁ、今のところそんな感じかな」
パペット蛙「小島君呼びに来ないな…」
若林「あ!俺の部屋に止まっていってよ!」
若林「うしくん達の事務所、個人経営なんでしょ?詳しく聞かせて貰っていい?」
パペット牛「え、興味あるの?」
若林「うん…ちょっとね」
140 :
Classical名無しさん:11/01/13 23:40 ID:Qg7AhKTQ
パペット蛙「待って。とりあえず、一旦部屋から出てベッドを増やすべきだよ」
パペット蛙「もう夜も遅いんだからさ」
若林「そうだね」ガチャ
若林(二段ベッド…二段ベッド…)
パペット牛「…!?」
パペット蛙「…若林くん!(小声)」
若林「え、どうしたの?」
パペット牛「静かに…!ルイ53世の部屋のドアが…」
若林「…開いてる…!?」
141 :
Classical名無しさん:11/01/13 23:57 ID:3kbFpR6Y
若林(初めて入るルイ53世の部屋は赤かった)
若林(壁もベッドも全てが赤く染まっていて)
若林(恐怖のあまり叫んだ俺の声は、口にかえるくんが潜りこむ事で一切漏れる事がなかった)
若林(…部屋の中心に、ルイ53世と亘君がいた)
亘「…! …!?」
亘「…俺と同じ…な…いらな…なァ?!」
亘「お…が悪…んだ…前…」
若林(亘君は、まるでお芝居のように)
若林(まるで台詞を読み上げるかのように棒読みで何かを叫んでいた)
142 :
Classical名無しさん:11/01/14 00:06 ID:2o/TtLek
若林「…ぅ…っ!」
パペット牛「…今すぐふかわさん達のところに行こう(小声)」
若林(うしくんの提案に必死に首を縦に振った)
若林(そろり、そろりと扉から離れふかわさんの部屋まで駆け出したい気持ちを必死に押さえる)
その時
若林「…ぁ…!?」バタン
パペット牛「…っ!? 若林くん走ろう!」
若林(バタンと音を立てて、ドアが閉まった。閉まりゆく扉の隙間から亘君がぐるりとこっちを見るのが見える)
143 :
Classical名無しさん:11/01/14 00:14 ID:2o/TtLek
パペット牛「ふかわさん、ふかわさん開けてください助けて!」ドンドンドンドン!
若林(うしくんがふかわさんの部屋のドアを叩き始めたのと同じくらいに、ルイ53世の扉がゆっくりと開いた)
若林「く…来るな…!」
亘「…あー、やだなぁ。何怖がってるんですかぁ」ひたりひたり
亘「有吉さんを殺したのはぁ、ルイ53世さんだったんですよぉ」ひたりひたり
若林「そんなに血に塗れてよく言うよっ…!」ガクガク
亘「俺は襲われそうになったのでぇ、反撃しただけ」
亘「こういうの、正当防衛ですよねぇ」ペロッ
若林(血を舐めて…?!)
144 :
Classical名無しさん:11/01/14 00:22 ID:jG5TenrU
亘「もうこんなに汚れちゃうなんて、ねぇ?」ニヤッ
若林(こいつ…狂ってる…)
ガチャ
ふかわ「大人しくするんだ、亘君」
若林「ふ、ふかわさぁーん…」
春日「もう春日に乗ったつもりで安心したまえ」
若林「意味がわからないんですけども」グスッ
パペット牛「か、春日くんふかわさんのとこにいたんだ?」
春日「ウィ。…危ないから下がっていたまえ」チャキ…
若林「…!?」
パペット蛙(ふかわさんに春日くんは…何故拳銃を持っているんだ…?)
145 :
Classical名無しさん:11/01/14 00:30 ID:jG5TenrU
ふかわ「止まれ、亘君…」
春日「春日はあんまり怪我をさせたくないんですよ」
亘「へぇー、でも僕のはぁ」ひたりひたり
ドンッ!
亘「!? い、いたああああ!!」
ふかわ「止まれ、そして銃を置け」
ふかわ「でないと次は…頭を打つ」
若林「ふかわさんっ!やり過ぎじゃあっ…!」
ふかわ「…」
亘「痛い、いたいいたいいたいいたいいたい」
亘「なんだよこれ聞いてないよ本当に撃たれるとかいたいいたいいたいいたい」
亘「ドッキリだろなに真面目にうってんだよたすけていたいよいたい」
ふかわ「…これはドッキリじゃあ、ない」
亘「え…」
146 :
Classical名無しさん:11/01/14 00:33 ID:jG5TenrU
亘「うそだおれしっつるもんねこれがドッキリだっておれがしゅやくだっていってたもん」
亘「出ないと…でないとおれは…そんな…うわぁああ!」チャキッ
春日「ふせろっ!」
ドォン…!
ふかわ「亘君…」
若林「暴発…」
147 :
Classical名無しさん:11/01/14 00:37 ID:2o/TtLek
※この作品はフィクションです。現実の個人、団体等には一切関係がありません
原作のLTLと同じく、脱出さえ出来れば途中でロストしても全員生還します←詳しくは本編内説明
148 :
Classical名無しさん:11/01/14 01:55 ID:FbItuCSM
亘…
149 :
Classical名無しさん:11/01/14 02:03 ID:tzoeEPPM
怪しい点
・春日のピンクベスト
・ふかわの行動
・亘に誰が何を言ったのか
・パペマペの行動
春日は全裸という認識だったからその前のベストの件忘れてたw
亘はまじで壊れてるんだか誰かに吹き込まれたのかどっちなんだかわからないんだぜ
151 :
Classical名無しさん:11/01/14 11:15 ID:9TfFJOG6
パペマペの行動が亘発見する為の誘導ともとれる気がするんだぜ
そもそも亘のインパクトが強いが、実際ルイ53世を撃ってるとこ見た訳じゃないしなとか言ってみる
152 :
Classical名無しさん:11/01/15 00:23 ID:fCzi3ORs
芸人vs不思議空間と思って読み進めてきたらw
とりあえず意味ないけど生存者?でざっと無理やり組織化してみた 異論は認める
《【ふかわ 春日】 【若林》 パペマぺ】←仮 【小島 狩野】 【亘】 【11人目】←仮 【老人】
《》は小島予想
153 :
Classical名無しさん:11/01/15 08:20 ID:r3Z171Aw
想像出来る物ならなんでも出せるって武器出し放題じゃないか
パペマペの心理描写少ないし中の人犯人説を唱えてみるけど、予告で怪しすぎるから違うか…
154 :
Classical名無しさん:11/01/16 00:19 ID:6kk/RdRw
続きwktk
155 :
Classical名無しさん:11/01/16 19:33 ID:Z9Okrx06
age
156 :
Classical名無しさん:11/01/16 19:49 ID:bgxTShvo
放置してすまない
多分0時前後に更新する
157 :
Classical名無しさん:11/01/17 00:03 ID:h623W3UM
>>146 あ
第六話 完
番外編3 地獄執事ひ〜ぐち〜
ひぐち「いなくなったのは…
オードリー、男爵様、ふかわさん、小島よしお、フルーツポンチ、狩野英孝、さっき消えた有吉さん…」
鳥居「年齢どころか事務所も違うわ…!」
鳥居「強いて言うなら、全員男ってぐらい…」
ひぐち「何かきっとあるはず…」
ひぐち「…」
ひぐち「…」グゥ
ひぐち「…こんなんわかる筈ないだろ!」
ひぐち「バーローwって言いながら麻酔銃打ちまくってる子供連れてこいや!」
鳥居(もうだめねこいつ…)
158 :
Classical名無しさん:11/01/17 00:12 ID:h623W3UM
鳥居「でも、気付いた事があるわ」
ひぐち「なにィ!」
鳥居「消えた有吉さんは、まだ生きている…」
鳥居「見えるかしら、この糸を…」
ひぐち「…! これは一体…」
鳥居「覚えてる?有吉さんが消える前、私達を邪魔だと言って退かそうと私達に手を触れた」
鳥居「私はその時に…有吉さんに私特製の納豆の糸を繋いだの」
ひぐち「いつの間にそんな事を…!」
ひぐち(流石鳥居さんです!)
鳥居「私の納豆の糸で繋がっている限り…有吉さんの現在の体温等わかるの」
鳥居「そして私はもうひとつ…あくまで念のためだったけど」
鳥居「彼の精神に繋がる式神をつけた」
159 :
Classical名無しさん:11/01/17 00:28 ID:c24FeDQs
ひぐち「な、なんだって!?あんな短い間にどうやって…」
鳥居「それはね…」
鳥居「かくかくしかしか四角いむーぶよ!」
ひぐち「なるほど…」
鳥居「何故かわからないけど、有吉さんは生きてるけど身体と精神が別れてる状態にある」
ひぐち「くっ…!こんな時あれが使えれば…すぐに…」
ひぐち(しかしあれは封印された技!使う訳にはいかない!)
鳥居「その件は知っているわ…。仕方がないことよ…」
ひぐち(今は、まだ…使う訳には…)
鳥居「あくまで仮説なんだけどね…」
鳥居「もしかしたら、こっちからあっちへ何か伝える事が出来るかもしれないわ…」
160 :
Classical名無しさん:11/01/17 00:45 ID:c24FeDQs
ひぐち「…!そうか!」
ひぐち「鳥居さんの式神があっちへ行けるという事は…」
ひぐち「僕達が行けるかもしれないだけじゃなく、最低何かあっちと連絡手段を得る事が出来るって事だね?」
鳥居「でも…式神の様子から考えると、電話のような両方から連絡を取り合えるものは無理ね…!くっ…」
鳥居「式神も数時間持たせるので精一杯だわっ…!」ブワッ
鳥居「式神が消えたら、手紙を渡すのを数回が限度…!」
ひぐち(すごい汗だ…)ひぐち(こんなに鳥居さんは頑張ってくれてるのに、僕は…っ!)
鳥居(とりあえず、有吉さんと連絡を…!)
有吉「…?」パチリ
有吉「ここは…?」
161 :
Classical名無しさん:11/01/17 01:00 ID:kG6TeFu6
番外編4 有吉と小さなこびとさんシリーズ
有吉「あ…?さっきまで自動販売機の前にいたよな俺」
有吉「鳥居と自販機フェチ野郎がいて〜…」
有吉「俺なんか納豆臭い…」
有吉「…」チッ
有吉「面倒臭ぇな…」
有吉(まぁ多分ドッキリだろ)
有吉(…随分立派な洋館だっつーより古いと言うべきか?)
有吉(…)チラチラ
有吉(…ここはロビーのようだがこのでかい振り子時計…)ジー
有吉(俺の時計より十分遅れてやがる)
有吉(…深夜2時、か)
有吉(どうしてこんな時間になってんだか…)
162 :
Classical名無しさん:11/01/17 01:05 ID:kG6TeFu6
>>160 番外編3 地獄執事ひ〜ぐち〜 完
番外編4は、地獄執事ひ〜ぐち〜の中の有吉の話
↑わかりずらいですね
まぁひぐちと鳥居と有吉の話だけど有吉目線と考えてくれれば、多分大丈夫な筈…
163 :
Classical名無しさん:11/01/17 02:04 ID:ofmYzOzg
>>157 パペマペはまだ気づかれてないのか…
どうなるんだ
164 :
Classical名無しさん:11/01/17 08:55 ID:us/aOC9U
パペマペ最近テレビ出てないから、気付かれるのも遅いのか…
なんか切ないな
165 :
Classical名無しさん:11/01/18 23:55 ID:WIX3F4y6
age
166 :
Classical名無しさん:11/01/19 17:08 ID:C1BLhuTQ
鳥居さん強すぎw続き気になるage
あのー
更新待ってます
168 :
Classical名無しさん:11/01/19 21:37 ID:qbM9MCk2
有吉「あ?なんか紙が服に…」ヒラリ
?「有吉さん、こんにちワ!大丈夫ですカ?」フワフワ
有吉「うわっ、紙が喋った!気持ちワリィ!」
小鳥「気持ち悪いとは失礼ナ!私は小鳥居みゆき、鳥居みゆきの式神でス」
小鳥「あなたをお守りに参上仕っタ!」
有吉「…」
有吉「…やべーよ俺疲れてるわ、あれか。電波少年の時みたいに無意識に調子乗ってたのか?」
小鳥「人の話聞けや! 必殺☆かくかくしかしかメガトンパンチ!」
有吉「ぐはぁあ!!」
有吉「な、なるほどな…つまり俺も連続芸人失踪事件に巻き込まれたという訳か…」
小鳥「中々理解するのが速いですネ」
169 :
Classical名無しさん:11/01/19 21:47 ID:qbM9MCk2
小鳥「とにかくここは危険な場所」
小鳥「さっきみたいに大声を出すのはやめて頂きたイ」
有吉(お前が一番うるさかったくせに…)
小鳥「鳥居様ほどの方になれば、私にステルス能力を持たせる事くらい可能」
小鳥「結界内…つまり私の半径5メートル以内にいる限り貴方は気付かれない」
有吉「なん…だと…」
有吉(俺の心を読んだ…!?コイツ出来る…!)
有吉「まぁ…お前が側にいる限り俺は安心って事だろ」
小鳥「いエ」
170 :
Classical名無しさん:11/01/19 21:47 ID:qbM9MCk2
小鳥「私の能力は時間制限があるようでス」
有吉「…!?」
小鳥「さっきから最後の語尾がカタカナになっているでしょウ?これが文章全体にまわると私は紙に戻ります」
小鳥「しかし、あっちの一時間はこっちの十時間。余裕はありますヨ」
有吉(それまでに…ここを出るヒントを探せって事か…!)
171 :
Classical名無しさん:11/01/19 21:54 ID:XZwt/NYI
有吉「…!今まで連れ去られた奴等は…生きてるのか?」
小鳥「わかりませン。ですが見つけても安全とわかる限り接触をしない方がいいと思いまス」
小鳥「もしかしたら私のような、形だけ模した敵である可能性がありまス」
有吉(協力を頼むのは…難しいか)
有吉(そりゃそうだよな…。いわば生きてんのに地獄に拉致られたみたいだし…)
有吉「チッ…」
小鳥「とりあえずこの館を見てまわりましょウ」
小鳥「ここで得た情報は私を通じて、鳥居様達の元にも行きまス」
有吉(いざというときの保健か…)
有吉「とりあえず…階段のぼるか…」
172 :
Classical名無しさん:11/01/19 22:09 ID:qbM9MCk2
有吉「…ドアが12個?」
小鳥「何か彫ってありますネ、星座ですカ」
小鳥「…ふム」
有吉「…星座?」
有吉(小鳥の話によると…俺以外みんな星座はばらばら…)
小鳥「始めに牡牛座、次に双子座のドアを開けてみて下さイ」
有吉「…? ああ」ガチャガチャ
有吉「…開かないぞ」
小鳥「では、双子座ヲ」
有吉(…一体何の意味があんだよ…)ガチャリ
有吉「…! 開いた…?」
小鳥「…これは…。フフフ、やっぱりそうだったんですネ」
173 :
Classical名無しさん:11/01/20 01:40 ID:GPeNXnPM
age
174 :
Classical名無しさん:11/01/20 23:27 ID:1J4zomHA
ベクトル違うけどなんだかんだ察しがいい名コンビだなw>有吉と小鳥
175 :
Classical名無しさん:11/01/23 12:57 ID:Odv0uPgI
久しぶりに来た
式神が良いキャラだなw
小鳥「此処は、恐らく蠱毒でス」
有吉「え、何それ?」
小鳥「…そうですネ、簡単に言えば呪術」
小鳥「いろんな種類の、蜘蛛や百足を含む虫を壷の中に入れて閉じ込めル」
小鳥「虫達が共食いし残った一匹を使って、対象の一族を破滅させる呪イ」
有吉「それが一体何の関係が…」
有吉(…壷の中…館…12の扉…閉じ込める…)
有吉(…まさかッ!?)
有吉「もしかして…」
小鳥「…この今の状況全てが、いつ発動してもおかしくはないのでス」
小鳥「幸いにも、まだ発動はしていない様ですがやはりここにいる人間との接触は危なイ」
177 :
Classical名無しさん:11/01/23 13:17 ID:u1JxehV2
有吉「……ここは、俺達を…」
小鳥「いえ、多分偶然でしょウ」
小鳥「手順が余りにお粗末。多分、目的は何か別にあル」
有吉「…」
小鳥「…悩んでいる暇はありませン。はやくいきましょウ。時間は待ってはくれませんヨ」
有吉「ああ…」
有吉(此処も…それを受け入れてる俺も…)
有吉(訳がわからねぇ…)
番外編4 完
一旦ひぐち視点に戻ります
178 :
Classical名無しさん:11/01/26 14:30 ID:sWNhAmUY
更新待ってます
179 :
Classical名無しさん:11/01/26 15:40 ID:r0kXGxT.
予告という名のこれからの展開整理
内村「俺の力が必要なようだな…」
鳥居「これが…私の、力なの…?」
ひぐち「何が執事だ…!」
ひぐち「主人一人、主人のいるこの地球一人守れないなら最初ッから男爵様に仕えてなんかないんだよっ…!」
ひぐち「俺はその未来をぶっ壊す!」
次回〜ひぐち修行編
180 :
Classical名無しさん:11/01/26 15:50 ID:r0kXGxT.
番外編5 ひぐちくん、修行するの巻
内村「お前のひぐちカッターはその程度か…!」
ひぐち「はぁっ…はぁっ…」
ひぐち「無茶だ…!元々空気を切裂き時間を止めるという時空に影響にある技だと禁じ手になったひぐちカッターを、次元を切裂くにまであげるだなんて…!」
ひぐち「いくら内村さんの言うことでも…!」
内村「…ふっ」
内村「お前の覚悟は、男爵様を救いたいという気持ちはその程度だったのか!」
ひぐち「…!」
内村「今も耐えている鳥居を手伝いたいとは思わないのかッ!」バン!
ひぐち「ば、馬鹿にするな!」ギリッ
ひぐち「これくらい…これくらい…!」
181 :
Classical名無しさん:11/01/26 16:04 ID:VYDmvNpQ
内村(お前なら…出来ると信じているぞひぐち…!)
〜回想〜
時は溯ること一時間前
鳥居「…はぁ…はぁ」
内村「おーいひぐち、力をやるよ」
ひぐち「ぉk把握」
〜回想終わり〜
ひぐち「ひぐちカッター!」
ひぐち(時空を切裂き時が止まる…!そして…!)
ひぐち「ひぐちカッター2枚刃ッ!!」
(そして時は動き出す…)
内村(…!すごい空気の冷たさだ…)
内村(しかし)
内村「…甘い!ホワチャア!!」パシュン
ひぐち「なんだ…?こな感覚…」
内村(まだコントロールがついていない、か)
内村(自分のいるこの次元を切裂きかねないな…)
182 :
Classical名無しさん:11/01/27 00:25 ID:0bvSd3ro
粉感覚、生焼けということか…!
という冗談は置いておいてひぐちくんすげー
あと権田くんとお幸せに
183 :
Classical名無しさん:11/01/27 21:26 ID:xcT/565Y
ひぐち「パワーが…」ドクン
内村「まずい…!」
ひぐち「パワーが溢れてくるぞぉおお!フハハハハ!」
内村「ホワチャア!手刀!」トンッ
ひぐち「お…の…れ…」バタン
内村「やはり…ひぐちにあの力を扱うのは無理なのか…?」
内村「頼む…もっててくれ…鳥居」
鳥居「…!」
鳥居「そうだったのね…だから…!」
鳥居「この情報を、はやく内村さん達に…」
?「邪魔は、させない」
グサッ
鳥居「…あ」
鳥居(ごめんな…さ…ひ…ぐち…く)バタン
184 :
Classical名無しさん:11/01/27 21:45 ID:i1coJuEc
ひぐち・内村「…!」バッ
ひぐち「…鳥居の気配が…消えた…?」
ひぐち「内村さん…!」
内村「…ああ、行こう」
ひぐち「鳥居さんが倒れてる…!」
鳥居「…」グッタリ
ひぐち「まだ息が…起きて!」
内村(おかしい…気配が、まるで…)
鳥居「ぅ…」
内村(一般人…いや、売れない芸人のような寒さ…)
ひぐち「良かった…!」
ひぐち「一体誰がこんなことをしたんですか!?」
鳥居「…」
内村「…!離れろ!」バッ
ひぐち「うわっ!」
バシュッ
ひぐち「…鳥居、さん?」
鳥居「うふふ、これが…私の、力なの…?」
185 :
Classical名無しさん:11/01/28 14:05 ID:TkeElSzk
ワールドと書かれがちなアングラ芸人age
186 :
Classical名無しさん:2011/02/09(水) 02:19:45 ID:7zIOPree
今このスレ発見した
続いてくれage
187 :
Classical名無しさん:2011/02/09(水) 10:06:35 ID:7Ltn/LWD
自分も期待age
188 :
Classical名無しさん:2011/02/14(月) 00:48:27 ID:DqVe7uvN
age
189 :
Classical名無しさん:2011/02/16(水) 06:29:16 ID:ESHs/6sQ
せめてキリのいいとこまで行ってくれage
190 :
Classical名無しさん:2011/02/17(木) 08:47:55 ID:ym12y0vp
続き気になるage
191 :
Classical名無しさん:2011/02/19(土) 08:41:12 ID:0Kwo+Ql3
192 :
Classical名無しさん:2011/02/22(火) 18:45:47.32 ID:AgN7sRAK
自販機行って吸い込まれたんじゃね?
194 :
Classical名無しさん:2011/03/06(日) 00:28:18.33 ID:G7r2tHxM
この話そんなヲチだったのか
195 :
Classical名無しさん:2011/05/11(水) 23:38:21.19 ID:BKZQKKqr
本スレにも書いて紹介してあげたい。
196 :
Classical名無しさん:2011/06/17(金) 23:16:33.24 ID:1WfFm3pV
公園
197 :
Classical名無しさん:2011/06/19(日) 00:39:30.05 ID:Nj4MkIuy
本家プレイしながら待ってたけどもう半年か
>>1は脱出できなかったんだな…
気になるじゃないか!!
種散之儀(たねちらしのぎ)
一、まず、沐浴を行い、身を清めます。
二、種散之儀用の礼服(股の開いた袴)を着用します。
三、裸体の描かれた屏風を用意します。
四、懐紙を載せた四方を、その前に置きます。
五、四方の前に座し、右手で御棒を握ります。左手は、膝の横に置きます。
六、屏風の絵を鑑賞しながら、右手を前後に動かし、御棒を摩擦いたします。
七、散(ちらし)の気配があれば、四方の懐紙を左手に取り、御棒の前を軽く押さえます。
八、心の天にいたるときも、種はこぼしあそばぬよう、懐紙で受け止めます。
九、「よい」と合図いたしますと、侍女が部屋に入ります。
十、侍女の「お相手は如何なされました」の言葉には、「もう帰られた」と答えます。
十一、屏風に一礼し、座したまま三歩さがります。
十二、立ち上がり、もう一礼して、十六歩で部屋を出、儀を終えます。
202 :
Classical名無しさん:2011/11/07(月) 19:46:29.26 ID:vU4JkjMC
うんこ
203 :
Classical名無しさん:2011/12/28(水) 18:02:30.77 ID:s47vb7es
tinnko
新作きたな
筆遅すぎだろwwww
1年経っても帰ってこないか…