1 :
Classical名無しさん:
どうぞ。
2 :
Classical名無しさん:09/04/24 20:44 ID:Jwa/a3J6
今日ね張り切って水仙という烏龍茶を買ってきたの
コテの方に勧められて
なかなか香ばしくて美味しかった
で今二杯目なんだけど
規制で書き込めませんでした
どうしたらいいのかな…って待つしかないのか
なんで荒らしって酷いことするんだろうかな
というわけで、みたらしさんへのレスでした。
3 :
Classical名無しさん:09/04/24 20:45 ID:Kv6bZ/cc
リズムにあわせて刻んだり。
ときめくハートで煮込んだり
わたしのレシピ
ゆぁーん ゆよーん ゆやゆよぉん
4 :
Classical名無しさん:09/04/24 20:46 ID:wlFbQTZ2
言いたいことならどれくらい あるかわからなくあふれてる
わたし心はおしゃべりだわ
なのに、、、規制中。。。
落ちていくの、どんどん。
芝生が見えてきたら止まった。
どこへ飛んでいこうか、芝生を眺めながら考えた。
芝生が枯れていくよ。
高速道路を飛びながらお茶を飲むと星が空へ登っていった。
6 :
Classical名無しさん:09/04/24 22:51 ID:ssATc42k
「彼の沼」
彼は大金持ちなので
大きな池ならぬ沼を所有している
なんでもその中に小さなワニを何匹も放して
春から秋までを過ごさせるんだって
彼は我侭で傍若無人なのでみんなが嫌い
彼は手下を何人も使って 弱い人にワニをけしかけるんだって
そんな噂がまかり通る夕暮れの村
彼の沼にはすかんぽが生えていて
風がそよいで
かわせみが飛び去っていく
どうやら穏やかな晩を迎えそう
8 :
Classical名無しさん:09/04/24 22:51 ID:ssATc42k
9 :
Classical名無しさん:09/04/24 22:51 ID:ssATc42k
10 :
Classical名無しさん:09/04/24 22:51 ID:ssATc42k
11 :
Classical名無しさん:09/04/24 22:51 ID:ssATc42k
13 :
Classical名無しさん:09/04/24 22:56 ID:ssATc42k
荒らしと私の二人だけなのかーー(ノД`)<オーイ
て、ててててすと
聞こえてる?
届いてる?
雑音の中で見つけられるかな
それはまるで砂漠の中でエメラルドを見つけるような
必要なのは貴方の声
大切なものはたくさんあるけど
必要なのは貴方の声
「声」(1998年ごろ 加筆修正)
彼の声をいつも忘れていない
久しぶりに聞いた彼の声は 穏やかで相変わらず品が良くて
ああ彼のものだと納得して受話器を握り締めた
楽しそうに興奮していても 怒っていても 彼の声は独特の静けさがある
そんな彼の声に惹かれたのは きっと私だけじゃないだろう
受話器の向こうの彼は 何を考えているのか
たったそれだけが怖くて 傷つくことばかり言っていた
あのときはごめんね
自分がどうしようもなく臆病で仕方がなかった
そんな一言すらいまだに言い出せない自分は 相変わらず臆病で
それなのにとろけそうな彼の声に一人で歓喜しているどうしようもない女だ
彼の声は相変わらず品が良くて
その品の良さで私が臆病であることを気づかせてくれる
感想などを少し。
>>3 中原中也はよい詩人だと思います。
かわいい詩ですね。
>>4 工藤静香はソロ活動を始めて数年後の「カレリア」の時代が好きでしたね。
ロッテのVIPチョコのCMに出てた頃。もうどれくらい昔になるんでしょうか。
>>5 シビアな詩だと思いました。だけど楽しいです。
このまま落ちていくのだと思ったら荒らしの人が喜んでしまいました。
芝生芝生読んでいたら、芝公園に中国茶のお店があったことを思い出しました。
>>16 聞こえてます。そして届いてます。少なくとも、私には。
エメラルドに見立てられる方は容姿も声もキレイな方なのでしょうね。
眩しい限りです。
嵐が静まれば
また違う囁きが紡がれるのだろうか
雪が溶けだして泥だらけの庭かで
福寿草が咲きクロッカスが色を添え
木々のつぼみを数え
枯れ葉を払い、枯れた枝を断ち
春から夏へと至る賑やかな舞台裏で
探したいのは貴方の声
例え隠されていても
見いだしたいのは貴方の声
>>18 感想ありがとう。
砂漠の民にとってエメラルドは緑への憧れだそうです。(うろおぼえ)
私には心に潤いをもたらしてくれたらなぁ。みたいな。
もう寝るの。おやすみなさい。
良い夜を。
誰も許さない
一人も許さない
そんな土砂降りが止んで
明るく囀る鳥に苛ついた
「緑の翼」
翼をつけたその少年を ある人は天使といい
ある人は悪魔と言った
秋の日の夕暮れ 紅茶は美味で 林檎はかすかに甘く
猫が鳴いて 家々からは子供の笑い声が響いていた
翼は少年には重く長く大きく 影のように少年の背中を覆っていた
私は少年に林檎と紅茶をすすめて言った
「どこから来たの? どこへ行くの?」
少年は俯いて最初に地を指しそして次に天を指した
彼は地獄のイカロスだと私は認めた
少年は悲しい顔をして私を見て 林檎を齧った
――しゃくり
翼は使い物にならないことを 少年は知っているのだ
エデン 少年は自分を指してそう言った
私は少年の翼をその背中からゆっくりと抜き取ると大地に沈め
そして彼の両のまぶたを閉じさせた
少年はくず折れるようにその場に倒れ 二度と目を開けることはなかった
「恋の偽者」(1999年夏・少し改作)
本物でないことすら気づかない
だからファッションリング
あなたは遠くを見てばかり
本物の石なんてどこにあるのやら
あなたは遠くを見ているばかりよ
指に嵌めるなら真っ赤なルビーを
私が好きだった石
指に嵌めるなら真っ赤なルビーを
幼い頃 宝石屋のチラシで見た時から好きだった
だけどあなたはそんなことには無関心
ちっぽけな大きさでいいの
必要なのは本物の証
ちっぽけな大きさでいいの
必要なのはあなたの想い
「私の運命」
いつもとられてばかり
いつも 盗まれてばかり
時間の感覚は当てにできない
30分くらいの内容だったが
時計を見たら5分しか過ぎてない
秒単位で刻んでいる時計だが特に何もなく
26 :
Classical名無しさん:09/04/27 21:49 ID:yCDT6vkw
あなたわたしにいったわね
女がビールなど飲むものではないと。
雪の下に咲く花一輪
君に捧げる せめてもの贈り物
へたっぴですが、感想です。
>>21 すごく明解な詩。短く、鋭く風景を切り取っています。
私は好きです。
>>22-24 (自作につき省略)
>>25 余韻が素敵です。「特に何もなく」の締めがよいですね。
>>26 寒い晩にはホットビールなどがよいそうですよ。
切り捨て言葉のようでカッコいいです。
詩ageありがとうございます。
>>27 花、好きなので、ちょっと萌えましたw
せめてもの贈り物というのにまっすぐでない何かの感情を感じます。
雪ノ下に咲く花とは、福寿草や雪割草のような真冬から初春にかけての花でしょうか。
また、ユキノシタという花かとも思いました。(ユキノシタは今頃に開花します。)
福寿草の花言葉は「幸福」あるいは「幸福を招く」、雪割草は「はにかみや」、
ユキノシタは「愛情」「切なる愛情」です。
30 :
Classical名無しさん:09/04/27 23:13 ID:hTKu31Xg
鳥鳥と、騒ぐ裏から豚が出て
31 :
Classical名無しさん:09/04/28 00:12 ID:ZS3L4tag
夜5時間600円の漫画喫茶の立て看板みて
一緒にいた、住所不定のおっさん案内してあげた
報いが2ちゃん書き込めず。
32 :
Classical名無しさん:09/04/29 10:20 ID:9TcXecg2
「永久規制」
誰かと誰かが仲良く話しているのを見るたびに
苦しさと悔しさで 頭がいかれたようになる
本当だったら あの場所にいるのは自分だったのに
本当だったら あそこで笑っているのは自分だったのに
心が震えすぎて 涙も出てこない
「一夜言葉」
真新しい 狐のけがわ
そっとかけておやすみ
今日の月は三日月
「僅かな水と僅かな食糧と、小さな家」
他人をうらやむのももう飽きてしまった
それなのに他人は有り余るほどの水と食べ物に大きな家を
見せつけにやってくる
理由がわからない
36 :
◆SagladCrX2 :09/05/10 22:26 ID:lji95JOE
あげてみますか
一つ目の扉は光の夢。それは闇で出来ていた。
二つ目の扉は翠の月。街の向こうのビルを飛び渡る。
三つ目の扉は希望の風。悲しみ香る山からの風。
四つ目の扉は葡萄の門。六時のおやつに蒼い海。
五つ目の扉で手に入れた鍵を鎔かし扉に注ぎ込む。
パンと卵とソーセージが、夜食のように現れた。
ヘトヘトになった身体を
天国のベットで癒したい
忘れかけていた何かを今
必死で手繰り寄せていた
夢の中でそれは回り続けるだろう
メリーゴーランドの上で
白い木馬に乗り風を感じる
吹き抜けていくいくつもの日々
もうあの頃には戻れなくてもいい
今という時間を生きているのだから
未来をこれから見に行くのだから
何も恐れる事はない
これ以上リアルな事はない
無情という平常心を楽しめばいいだけ
蛍を見るなら一人に限る
連れは一人も必要ない
話しを聞かせる相手は要らず
耳が拾うる言葉なく
蛍を見るには一人に限る
月のない夜は影もなし
40 :
◆SagladCrX2 :09/06/22 23:31 ID:ttq8cdSs
久しぶりにあげてみようかな
井戸の底から空を見る
切り取られた小さな世界
井戸の底から空を見る
水面で簡単に歪む私の空
井戸の底から貴方を思う
切り裂かれた私の体
井戸の底から貴方を思う
どうして貴方は私を井戸に
私の小さな世界に貴方は蓋をする
小さな空
だけど私の世界の唯一の変化だった大きな空
世界の底から暗闇を見る
井戸の底に貴方を招く
この小さい闇でも私一人では大きすぎて扱いきれないから
蓋を開けて私のもとへ
光のペガサス
ぼくのたいせつなものは
いつのまにか失っていて
4つの光が僕をさして来て
次の未来へ導く
未来のぼくはそれでもまた光をうしなって
空っぽになってもうこわれそうだよ
それでもぼくは明るい未来を望んで
羽ばたこうとするけど
羽は蝕まれ 堕ちていく
でも僕には足があって
4本足で走っていく