安価で決めた以下の漫画作品でパロロワをしようというスレです
ただいまキャラきめ安価中
【極道兵器】全3巻
【オニデレ】連載中・3巻まで発売
【みなみけ】連載中、5巻まで発売
【天体戦士サンレッド】連載中、8巻まで発売
【ローゼンメイデン】連載中、7+1巻まで発売
【嘘喰い】連載中・10巻まで発売
【パンプキンシザーズ】 連載中、10巻まで発売
【クレイモア】連載中・15巻まで発売
【天 天和通りの快男児】全18巻
【ブレイブストーリー〜新説〜】全20巻
【ハンター×ハンター】連載中、26巻まで発売
【カイジシリーズ(賭博黙示録カイジ他)】全13+13+13巻(現在休載中)
【金田一少年の事件簿】不定期連載中、27+10+6巻まで発売
【コブラ】一番入手容易だと思われるコンビニ漫画版で全14巻
乙です
この俺がスロウリィ!!?
一気に埋まったwwww
ローゼンは全部埋まっているから最後の人枠があるww!!
書き込めなかったぜ
5人取れたか…そこそこかな。
ERROR:このスレッドには書けません!
名前:
E-mail: sage
内容:
Q太郎@嘘喰い
><
新着スレが見れなかった
表示押してるのに
6/6【ハンター×ハンター】 ○ゴン=フリークス/○キルア=ゾルディック/○ゲンスルー/○フェイタン/○ビスケ/○ヂートゥ
6/6【ローゼンメイデン】 ○桜田ジュン/○真紅/○水銀燈/○蒼星石/○翠星石/○雪華綺晶
6/6【ブレイブストーリー〜新説〜】 ○三谷 亘/○芦川 美鶴/○大松香織/○キ・キーマ/○チャン/○ハード
6/6【みなみけ】 ○南 春香/○南 夏奈/○南 千秋/○南 冬馬/○保坂/○内田
6/6【金田一少年の事件薄】 ○金田一一/○高遠遙一/○明智健悟/○千家貴司/○七瀬美雪/○金田一二三
4/4【オニデレ】 ○育島・アンジェリカ・紗夜/○今元 正/○木下 留男/○鈴音 由那
5/5【天体戦士サンレッド】 ○サンレッド/○ヴァンプ将軍/○かよ子/○アーマータイガー/○ウサコッツ
4/4【パンプキンシザーズ】 ○アリス・L・マルヴィン/○ランデル・オーランド/○レオニール・テイラー/○ハンス
3/3【天 天和通りの快男児】 ○天 貴史/○赤木しげる/○ひろゆき
5/5【嘘喰い】 ○斑目 貘/○門倉雄大/○伽羅/○夜行妃古壱/○マルコ
1/1【極道兵器】 ○岩鬼 将造
2/2【コブラ】 ○コブラ/○ドミニク
3/3【クレイモア】 ○クレア/○ラキ/○プリシラ
2/2【カイジシリーズ(賭博黙示録カイジ他)】 ○伊藤 開司/○村岡隆
えーと、ローゼンは上限を超えてしまっている為にもう一個だけラストの安価入ります!
>>30!
ksk
あと1人?
ksk
ksk
Q太郎@嘘喰い
門倉さんの後ろで謝った人
つい最近嘘喰いと服を変えていることが判明した彼
レオ@嘘喰い
ksk
利根川先生
ksk
クリスタルボーイ
クリスタルボーイ
ヴィッター@パンプキンシザーズ
ksk
ひろゆき
利根川幸雄@カイジ
レオ@嘘喰い
Q太郎@嘘喰い
セッティエーム
利根川幸雄
安藤守
戦闘員1号@天体戦士サンレッド
おお〜レオか
あれ?
やっぱり見れない
決まったか
最初と最後が嘘喰いかww
あ、ちなみに『天』のひろゆきは本名『井川ひろゆき』ですよ
6/6【ハンター×ハンター】 ○ゴン=フリークス/○キルア=ゾルディック/○ゲンスルー/○フェイタン/○ビスケ/○ヂートゥ
6/6【ローゼンメイデン】 ○桜田ジュン/○真紅/○水銀燈/○蒼星石/○翠星石/○雪華綺晶
6/6【ブレイブストーリー〜新説〜】 ○三谷 亘/○芦川 美鶴/○大松香織/○キ・キーマ/○チャン/○ハード
6/6【みなみけ】 ○南 春香/○南 夏奈/○南 千秋/○南 冬馬/○保坂/○内田
6/6【金田一少年の事件薄】 ○金田一一/○高遠遙一/○明智健悟/○千家貴司/○七瀬美雪/○金田一二三
6/6【嘘喰い】 ○斑目 貘/○門倉雄大/○伽羅/○夜行妃古壱/○マルコ/○レオ
4/4【オニデレ】 ○育島・アンジェリカ・紗夜/○今元 正/○木下 留男/○鈴音 由那
5/5【天体戦士サンレッド】 ○サンレッド/○ヴァンプ将軍/○かよ子/○アーマータイガー/○ウサコッツ
4/4【パンプキンシザーズ】 ○アリス・L・マルヴィン/○ランデル・オーランド/○レオニール・テイラー/○ハンス
3/3【天 天和通りの快男児】 ○天 貴史/○赤木しげる/○ひろゆき
1/1【極道兵器】 ○岩鬼 将造
2/2【コブラ】 ○コブラ/○ドミニク
3/3【クレイモア】 ○クレア/○ラキ/○プリシラ
2/2【カイジシリーズ(賭博黙示録カイジ他)】 ○伊藤 開司/○村岡隆
60/60
これにて参加メンバー決定!! ……ク、クリスタルボーーーーイッ!!www
えーと、これからちょっと名簿の整理なんかを行いますので、御自由に雑談をどうぞ
結構時間かかっちゃうと思いますので
嘘喰い安価最後のほうになって増えてきたな
この速さなら言えない
赤木さん何度目のロワ出場ですかwww
なんだかんだいって知名度高そうな作品がキャラ多い傾向があるな
やっぱ安価だす人の数の差か
クリボー涙目wwww
カヲルくんに新たな仲間が!
・new クリスタルボーイ
良い感じの名簿になったな……wテンションあがってきたw
とりあえず決まったな
今度はOPコンペ?
さぁてマーダー向きなのはっと
>>48 そうじゃないかな
主催はOP書く人の自由だろうし
二三がくるとは予想外
銀さま出たからめぐ入れようとしたんだが駄目でした
心理戦担当がやべええwwww
アカギ ひろゆき 天 嘘喰い 金田一 明智 カイジ ……
ヤベーこえーw
千家にwktk
金田一の犯人勢っていいよな
この中で明らかに能力制限いるのは誰だろう
二三はアニ2の金田一ED見て入れたくなってしまった。
あと女の子枠が欲しかった。なんかすまんかった。
しかしクリボーが出れなくてドミニクが出るとは…
安価は怖いぜwwww
なんか頭良いキャラが多いような気がするぜ
中途半端に良い奴も含めて
>>58 確実に必要なのはハンターハンターかな
特にヂートゥがヤバイ
…… だけど見えるんだよな、賭郎立会人(元も含める)とヂートゥが普通戦っているところがww
>>58 いや悪いっていってるんじゃないよ
むしろ動かしやすいし
女の子成分マシマシでいいキャラ
ただあんま押す人いなさそうだと思ってたもんで
投票じゃ絶対あがってこないようなキャラだから安価のよさがでていいな
ハンター勢は確かに制限いるな
ブレイブ勢も必要かな……?
まあH×H勢は念能力制限+戦闘能力も嘘喰い程度(コブシを腹に当てても敗れない程度)に制限
こんな感じ?
×敗れない
○破れない
男女比はどのくらいかな。女子少な目?
美心いれとくんだったか……
ブレイブ勢は受かった6人中4人が光速の動きを超えているので
制限しまくらなきゃやばい
人間の腹がぶち抜けない程度ってことっすか
6/6【ブレイブストーリー〜新説〜】 ○三谷 亘/○芦川 美鶴/○大松 香織/○キ・キーマ/○ハード/○チャン
6/6【ハンター×ハンター】 ○ゴン=フリークス/○キルア=ゾルディック/○ビスケット=クルーガー/○フェイタン/○ゲンスルー/○ヂートゥ
6/6【金田一少年の事件薄】 ○金田一 一/○七瀬 美雪/○明智 健悟/○金田一 二三/○高遠 遙一/○千家 貴司
6/6【ローゼンメイデン】 ○桜田 ジュン/○真紅/○水銀燈/○翠星石/○蒼星石/○雪華綺晶
6/6【みなみけ】 ○南 春香/○南 夏奈/○南 千秋/○南 冬馬/○内田 ユカ/○保坂
6/6【嘘喰い】 ○斑目 貘/○マルコ/○伽羅/○夜行 妃古壱/○門倉 雄大/○レオ
5/5【天体戦士サンレッド】 ○サンレッド/○ヴァンプ将軍/○かよ子/○ウサコッツ/○アーマータイガー
4/4【パンプキンシザーズ】 ○アリス・L・マルヴィン/○ランデル・オーランド/○レオニール・テイラー/○ハンス
4/4【オニデレ】 ○育島・アンジェリカ・紗夜/○今元 正/○鈴音 由那/○木下 留男
3/3【天 天和通りの快男児】 ○天 貴史/○井川 ひろゆき/○赤木しげる
3/3【クレイモア】 ○クレア/○ラキ/○プリシラ
2/2【カイジシリーズ(賭博黙示録カイジ他)】 ○伊藤 開司/○村岡 隆
2/2【コブラ】 ○コブラ/○ドミニク・ロイヤル
1/1【極道兵器】 ○岩鬼 将造
60/60
名簿整理完了ー。これで見やすくなりましたかね?
後は今日の所は、制限議論でも軽く進めたり、って感じでしょうか
…個人的に一番ヤバいのはオニデレの木下(会長)かなぁ、不死身能力を無効化すればいいだけ、と言えばそうだけど…
ローゼンとみなみけが女の子成分作品になってるな
>>74 乙〜
作品間のキャラ数けっこう差ができたな
主催向きなキャラの話もしたいな
決めるわけじゃなくて案だしな
OPはどうする?
無難に今週土曜まで期限(4/4)にして募集してみる?
サンレッドも設定能力は滅茶苦茶強いから制限しないとまずいかも
とりあえず明らかにやばいのは不死身能力か?
オニデレ知らないんだけど誰か知ってる人解説してくれ
主催案
表(司会進行 放送など)
兵藤和尊@カイジ (折角カイジがいるし、手下も多いし)
切間 創一@嘘喰い(立会人が全員マーダーになるかも)
裏(所謂黒幕)はよく知らないんだよね
みせしめは……別に重要じゃないか。
OPはだいたいのロワでの普通の予約と同じ3日でいいんじゃないか
そんなに長く書くようなもんでもないし
それより書こうと思ってる人がいるか気になる
俺はいい主催候補が思いついたら書きたいけどなかなかいいのが出てこない
>>83 おいいいいィ!!?
クリボーの出番を奪う気か!?
みせしめかwwww出番はwww
3日っていうと4/1まで?
エイプリルフールにOPというのもなかなかw
んでもそれで本当にいいのかな
意見がほしいところ
そりゃ子のロワ発足の貢献人
安価人の意見が一番ほしいね
>>81 元がギャグ漫画…ラブコメ漫画?まぁギャグの領域だから深く突っ込むのもアレな設定なんだが
木下留男は真面目(すぎる)生徒会長をやっていて、正義を行う事に命を掛けている。
その結果「自分は正義→正義は不滅→自分は不死身」という思い込みからどんな攻撃を受けようが『無効化』してしまう。
と言っても完全無敵って訳じゃ無く、むしろメンタル面が弱いんで自分が無意識のうちに他人への迷惑行為なんかをやっている事を認識すると自滅して気絶したりする。
あと攻撃無効化っつってもこっちも完全じゃなくて、本気モードになったヒロインに普通にぶちのめされたりしてるから超人的な攻撃は普通に食らうっぽい。
個人的にこれに関しては、そのまま不死身・攻撃無効化設定を無しにしちゃえばいいかなー、と思ったり
むしろそっちの方が「自分が正義では無くなった!?」と面白い展開になりそうな気もするし
>>89 個人的にはいつでも構わないと言えば構わないんですが…やっぱり3日って言うのが妥当ですかね?
ト言う訳で3日に一票を入れときます。
しかしクリボー見せしめとか、主催マジ強くね!?
なんという不条理なwww
まぁたしかにそれはなんだかよくわからないけど不死身じゃなくなったでよさそうだな
じゃあ3日でいいのかな
反対意見はないだろうか
無難だな。
さて…… 誰か書いているor書こうとしている人います?
いや、聞くのもアレなんですが
いいネタが思いつけば書くつもりだが
主催を誰にするか決まってないもんでまだ書けない
書く人がいないと三日に決めてもな……
と言ってもずるずる延ばしてもいいことないし。
能力的に主催に向いてるキャラ……
見せしめがクリボーになったら、kskアニロワにそれとなく連絡しなきゃね。
目安が3日で集まり次第では延長ありってことでいいんじゃないかな
マジで見せしめがクリボーなら面白そうwww
クリボーってどこのキャラ?
むしろクリボーが主催
>>100 コブラのキャラ。
コブラ最大の宿敵で、ある意味作中最強の敵。
外見がキモイ。すごくキモイ。
後、某所では大人気。
>>100 知るかバカ!そんなことよりオナニーだ!
でググったら出ると思うよ?
個人的に主催役としてオススメなのはオンバ@ブレイブストーリーかなぁ
ブレイブストーリーの舞台は幻界っていう異世界なんだけど、そこに存在する『女神』って神様が50年に一度、現界(地球の事ね)と幻界を結ぶ扉『要御扉』を開く。
それで現界から幻界へと渡った人間は『旅人』と呼ばれて、ある条件を満たせば『女神』の力によってどんな願いでも(もちろん死者蘇生でも)叶える事が出来る。
その条件ってのが、幻界を旅して5つの『玉』と呼ばれるアイテムを集める事。
ただし、願いを叶えてもらえるのはたった一人の『旅人』だけ。その癖旅人は数十人近く存在してそれぞれで幻界を旅して願いを叶えようとしてる。
まぁ結果的に旅人同士で『玉』を奪い合って殺し合いだのなんだのが勃発しまくりー、って話が『ブレイブストーリー〜新説〜』のあらすじなんだけど…
で、オンバって言うのはこの『女神』に敗北して封印され、魔界の神(?)となった存在。
そんな訳で女神に深い恨みを持っていて、どうにかして復讐しようと作中であの手この手を尽くしてる。
能力的にも神だけあって女神とタメ張れそうだし、このオンバが女神へのあて付けかなんかでロワ開いたとかそんな感じ…
あーちょっと動機がきつい物あるか?
でも多分異能自体はもんの凄いから、ロワ開催も出来るんじゃないかなーと思わなくもないし、そもそも超常的な能力を持ったキャラって参戦作品でこいつぐらいしかいない気がする
ちなみに洗脳能力みたいのも持ってるから、誰かを操って共同主催とかも余裕で出来ると思う
……一部は洗脳なんかしなくても嬉々として協力しそうだがw
>>101 海賊ギルドの規模を考えたら普通にロワも出来そうだから困るw
クリボーって訳さないでくれよww
クリスタルボーイか
なんかオンバって良さそうだな
ブレイブストーリー読んでみようかな
ここら辺でこっそりと考えた新ルール的な物を晒してみる。LSのご褒美システムとかネギまの星システムを足して割った感じかしら?
・『玉』ルール
元ネタは【ブレイブストーリー〜新説〜】の、5つ集める事で願いを叶える事が出来るというアイテム。
1.参加者は首輪と同時に『腕輪』を付けさせられる事になる。この腕輪は首輪と同様に取り外しはできないが、(すくなくとも)爆薬の類は入っていない。
2.腕輪には5つの穴が開いており、その内の一つに『玉』が嵌まっている。『玉』は参加者全員に一つずつ配布される。『玉』を取り外しても何のペナルティも発生しない。
3.この『玉』を5つ集める事で、褒美として次の中から一つだけ願いを叶える権利が貰える。
『強力な支給品の配布』、『怪我などの全回復』、『他参加者の現時点での居場所(1名のみ)の情報』、『地図上の好きな場所への移動』、『死者の蘇生(ただし数分のみ)』
4.一つ願いを叶えた時点で5つの『玉』は消滅する。つまり、実質願いを叶えられるのは12回だけ。
5.『玉』の所有権の移動については主催側は一切関知しない。自分自身の願いを叶える為に『玉』を無理やり奪い取るもよし、仲間うちで分け合うもよし、交渉の手段として使うもよし。
まだ粗削りだけどこんな感じのはどうでしょうか、と。カイジや嘘喰いや天みたな頭脳派がそろってるので、こう言うちょっと変わったスパイスがあってもいいんじゃないかしら?と思ったり
願いの一つの『死者の蘇生(数分)』がある理由は主催者の言う「死者蘇生も出来るよ!」の裏付けって感じです。
実際に目の前でやってやる事で一部のマーダーを本気にさせられるんじゃないかな?とかね
後、願いでもう一つ『特殊能力の付与(H×Hの念能力やブレイブストーリーの旅人スキルなんかから、未参加者の物に限りランダム、もしくは主催の選別により取得できる)』
と言うのも考えましたがこれはちょっとやりすぎかな?
とりあえず色々と意見を聞いてみたいです
ほほう面白そうかも
頭のよさそうなキャラが多いからな・・・
上手くやれば駆け引きが盛り上がる
そのシステム&オンバ主催でOP書けるんじゃね
てか書くの?
暇つぶしにこんな物を作ってみた
【男性】:38人
○三谷 亘/○芦川 美鶴/○キ・キーマ/○チャン/○ゴン=フリークス/○キルア=ゾルディック/○フェイタン/○ゲンスルー/○ヂートゥ
○金田一 一/○明智 健悟/○高遠 遙一/○千家 貴司/○桜田 ジュン/○保坂/○斑目 貘/○マルコ/○伽羅/○夜行 妃古壱/○門倉 雄大/○レオ
○サンレッド/○ヴァンプ将軍/○ウサコッツ/○アーマータイガー/○ランデル・オーランド/○レオニール・テイラー/○ハンス/○今元 正/○木下 留男
○天 貴史/○井川 ひろゆき/○赤木しげる/○ラキ/○伊藤 開司/○村岡 隆/○コブラ/○岩鬼 将造
【女性】:22人
○大松 香織/○ハード/○ビスケット=クルーガー/○七瀬 美雪/○金田一 二三/○真紅/○水銀燈/○翠星石/○蒼星石/○雪華綺晶
○南 春香/○南 夏奈/○南 千秋/○南 冬馬/○内田 ユカ/○かよ子/○アリス・L・マルヴィン/○育島・アンジェリカ・紗夜/○鈴音 由那
○クレア/○プリシラ/○ドミニク・ロイヤル
大体、男女比6:4って所か…結構女の子多いなー
>>112 残念ながらOPはちょっと書けないと思う…
だから最終判断は書き手さんに任せて、これらのアイディア全没でも構わないと思ってる
115 :
Classical名無しさん:09/03/29 11:57 ID:y1mU8Blw
とりあえずOPコンペ開始だな
1度だけ告知あげ
見れば見るほど新漫画ロワで決まった作品よりも神揃いだと思うのは俺だけか?
とりあえず落ち着け
何故わざわざ新漫画ロワと比べる?
ここらでちょっと空気を変えて…
参戦キャラも決まったわけだし、このキャラが楽しみとかこのキャラがイチオシとかちょっと聞いてみたい
ビスケの能力ってロワでは結構役立つ気がする
メインは美容関連だけどその副産物の疲労回復が役立ちそう
漫画の本スレで年増扱いされたハードさん25歳に期待している
エロい格好の眼鏡の銃使いでやばいレベルの空間把握能力によって敵が弾いた弾丸すらも
攻撃につなげることができる
二三が一般人女子として頑張りそうな予感
そういえばゲンスルーって仲間なしで能力使えんのかな
カウントダウンは無理
リトルフラワーならおk
やはり『極道兵器』岩鬼将造>楽しみ
対主催になるにしろマーダーになるにしろ、
向かうところ瓦礫の山を築いてくれるのだけは確実
キャラというよりは南家がどう動くかが楽しみ。
とりあえず、ここら辺でちょっと制限議論なんかについて振ってみる。
全部把握してる訳じゃないんで、知らない作品については他の人から意見聞きたい処です。
【大前提】
・ハンター、怪人なんかの超人組の身体能力の制限の程度については『全て書き手さんに任せる』。
こればっかりは抽象的すぎてガチガチに決めようがないんで…。
【ブレイブストーリー〜新説〜】
・『旅人』がそれぞれ持つ武器の扱い。(支給品として没収するか否か?)
『旅人』は全員が一つずつ『職業』についており、それによって扱う武器・能力・技などに大きく個性がある。(まんまRPGのアレですな)
そして、職業ごとに一つの専用武器が存在し、『旅人』としての特殊能力はその武器に依存している。
早い話が、『旅人から武器を没収すると特殊能力を全く持たない一般人と一緒になってしまう』という事。
(まぁ、一部に素で達人クラスの実力持ってるキャラいるけど…)
その上で『武器を没収するか、特別に初期装備として手つかずにしておくか』のどっちを選ぼうか、という話。
・今回の参戦キャラから漏れた『旅人』の武器をランダム支給品として配布するかどうか。
さっきもいった通り『旅人』の能力は色々あるので、それがあれば一般人でもそれなりに戦えるかもしれない…って事で。
【ハンター×ハンター】
・未把握。『こいつのこの念能力はチートすぎるから制限が必要』っていうのがあったら教えてください。
【ローゼンメイデン】
・制限についてはアニロワ1stを参考にする感じで良い?
例として、『鞄による休息の必要は無しとする』など。
【パンプキンシザーズ】
・オーランドの持つ『青いランタン』を没収するか否か。
オーランドはこれの火を付ける事によって恐怖を感じなくなり、感情の消えた殺戮兵器と化す。
この青いランタンが無い状態だと、素のやや気弱で臆病な性格であり、戦闘は不得手。
ついでに言うとぶっちゃけトレードマーク。原作でも肌身離さず持ってる上、もしかしたら没収したらまずい設定とかあるのかしら…と思わなくもない。
【クレイモア】
・未把握。把握している人、『これは制限必要だろ』っていう能力があったら教えてください。
【極道兵器】(ぶっちゃけ未把握なんであんまり詳しく言えない…)
・岩鬼の内臓武器の扱いをどうするか。
例えば銃器の類なら弾丸を抜いておいたり一部の武器を没収したりするか、それとも手つかずで置いておくべきなのか。
まだ【極道兵器】は読んだ事無いので、どんな武器があるのか教えてもらえると助かります……。
とりあえずこんな感じで、色々と意見を求む。
対主催か奉仕マーダーかな?<南家
姉妹関係ならローゼンの面々がわからない
精神的の偏ってたり弱かったりするし
ロワ初参加の雪華綺晶に期待
しかしマジで女性が多いな
6:4で女が多いというのは感覚が麻痺していると思う
ブレイブストーリーって映画か小説で把握可能?
クレイモアがちょっと強すぎるかな(弱いのもいるけど人気あるキャラはもれなく強い
ハンタの上位能力者でなんとか攻撃が通じるかどうかってところか
ネフェルピトーらキメラアント護衛軍だったらなんとか互角までもってけるかもしれん
サンレッドのレッドさんでもどうにかなるかな
知覚できない剣速やら瞬間移動じみた高速移動やら
くわえて覚醒なんぞしようもんならそれこそ能力上限未知数のレッドさんくらいしか相手にならんかも
今古本屋にいるんだけど
とりあえずキャラ把握するには何巻まで買えばいいか教えてくれ
105円の棚のほうにはなかったからこれだけ全部は財布がピンチ
あ、ブレイブストーリーなすまん
20巻全部はしんどいわ
ワタル、ミツル、香織、キ・キーマは序盤の5巻までぐらいを読めばまぁ把握できると思う
ハードは6・8・9巻を
チャンは17・18・19巻を読めば把握できる
香織はオンバ関係で色々あるんだけど、まぁオンバが主催になる可能性もあるからとりあえず省略で
>>132 それは出来ない。中身が完全に別もんになってるからねー…映画版のワタルは某ドラスきゅんばりのショタだが漫画版のワタルはガチで少年漫画の主人公だしw
逆を言えば、漫画さえ読んじゃえば原作・映画に手を出す必要は無し。……まぁ全20巻とそこそこ長いんだけどさ
おおありがとう
うーんとりあえず9巻まで買うか
チャンはまた今度ってことで
くそうこの古本屋オニデレが1巻しかないぞ
>>131 殺し合いの会場で女性が多いって意味もあるんだが
でも女戦士や戦いがテーマの作品が多いから仕方ないか
>>138 オニデレはこないだ3巻発売したばっかだからな、古本屋にほとんどなくても仕方ないかもw
新しい分漫画喫茶なんかで把握するのは簡単なんだろうけど…
あ、あとオニデレは把握を重視するんなら1巻買ったら次に3巻を手に入れた方がいいと思う
3巻ではユナと会長に美味しいフラグが立ってたりするから
ブレイブストーリーは支給武器として専用武器+旅人の証が武器枠の一つとして強制的に入るでいいと思う
あと一般人といっても数千メートル上空から落ちて無傷程度の身体能力は全員持っているはず
それって余裕で超人じゃねえかw
こうなってくると超頭脳派の奇行(悪口に非ず)が、
戦闘できる奴を傀儡にする事だって平然とありそう。
ローゼンメイデンは原作でも制限が多いから、
逆に制限(特に睡眠に関して)をゆるくしないとあっというまに自滅しちゃうな。カワイソス。
レッドの火球はフェイタンのアレの上位版で、フェイタンのアレは明らかにゲンスルーの上位で…
レッドの耐久力はダイヤモンドを砕く攻撃を食らったときに「痛い」だけで済むけど、ウサコッツに引っかかれると血が出て…
もうやだ意味わからん
支給品は何を出すかは書き手次第だけどサイコガンは確定?
もし出すなら誰でも使用できるように改造してるだろうな
ブレイブストーリー読んでるけど一般人の癖に落ちても平気把握
扉くぐったら上空なのかw
サイコガンは取り外し不可能じゃないの?
そういう武器は仕方ないからつけっぱなしなもんだと思ってたが…
>>129 岩鬼将造の内臓武器は、
・左腕の鉤爪付きマシンガン(義手の中にすっぽり収まる)
・左足の六連発ロケットランチャー
・右目のレーザーポインター(ロックオン可能)
が基本。
ただ、左手はアタッチメントになってて、
ガトリング砲や火炎放射器に付け替え可能。
ただ、将造は改造される前の生身の状態でも十分強い。
素手でサイボーグの腕へし折ったりするし
>>147 取り外し可能。
ただ、常人には使用不可。
ただ、コブラのサイコガンをベースに、海賊ギルドが普通の人間でも使用可能な様に設計した、
普通の銃の形をした量産型サイコガンがある。
オリジナルの足もとにも及ばない性能だが、使う奴が使えば結構強力かも
149 :
148:09/03/29 23:05 ID:rRI6zIR6
すまんミス
>・左足の六連発ロケットランチャー
左足じゃなくて右足だったorz
ハンタだけど、ヂートゥの能力はちょっと厄介じゃないか?
そんな強力なもんではないけど、数時間、外部と遮断された空間を作り出すわけだし
かといって、能力変わった後から出すのはもっと無理だし
紋露戦苦かw
鬼ごっこの能力は使用不可がいいんじゃないか?
ローゼンのnのフィールドみたいな物だし、無くても身体能力だけで十分だと思う
極道兵器がどこ探しても見当たらん…まさか国立国会図書館にも無かったとは思わなかった
>>152 うちの近所の古本屋には2セットあったりする。何でこんな田舎にwwwww
あと、bookoffonlineと言う手もあるんだぜ
今ちょうどクレイモアを一通り把握し終わった所なんだが…
シンシアが可愛すぎる件について
何あの子初登場の何気ない1コマだけの出番なのにめっちゃ印象に残ったよ何?
しかも絶対あっさり死ぬんだろうなーと思ってたら生き残ってメインメンバーに昇格して更に美味しい立場につくとか嬉しいサプライズだったよ!?
もっと早く把握しときゃ良かった…安価じゃなきゃ登場出来なそうだしなあ…
しかしOPとか集まるかどうか不安
石の上にも三年と言う言葉もあるように
気長にまとうぜ
ところで、何でこの板にスレ立てたの?
創発板じゃないの?
>>157 さるさんなし
規制なし
漫画ロワ(と言うより結構なロワ)がここでやっているから
本筋が総発だから
今まででた主催者候補ってどれだけいたっけ
今ひとつぴんとくるのがないんだけど
ゴンの親父とか
でも念能力知らないんだよなあ
勝手に作るっていうことも考えられるけど(どーせ冨樫)
そういえば、地図とかまだ無いな…
これまた安価で施設とか決めるか?
そこら辺は地図作った人の好きでいいでしょ
…そもそも地図作ろうとしてくれる人がいるかどうか不安な俺がいるけど
OPは一日締切だっけ
1日って1日中だよな?今日の24時とか言わんよな
それじゃ間に合わん
えーと、とりあえずOP案完成したので投下します。
割と長いんですけど、ここってさるさん無いんでしたっけ?
ま、とにかく始めちゃいますか
目の前に広がるのは、漆黒の暗闇だ。
一つの光も指す事のない真の暗闇。自分の体さえ視認できぬほどの空間の中で、男はしっかりと地を踏みしめ立っている。
………やがて、その闇の空間に徐々に変化が現れ始める。
ざわ……ざわ……ざわ……
囁くような人の声。ともすればちょっとした物音でかき消されてしまいそうだったそれが、少しずつボルテージを上げていく。
何という事はない。男が招待した『客』達が少しずつ目を覚まし、周囲とコンタクトを取って状況確認をしているだけだろう。
意識を取り戻したと思ったら、突然この暗闇の中だ。どんな人間でも、少なからず動揺しようと言う物だ。
やがてその囁き声が騒音と言っても差し支えない程の規模となった所で、男は目の前のデスクに接続されている操作盤に手を伸ばす。
このまま彼らの混乱をもう少し楽しんでいても良かったが、そうも行かない。この場には異常に血の気の多い者たちもいるのだ。厄介なトラブルが発生する前に事を済ませなければ。
それらを思う存分起こしてもらうのは、もう少し後になってからだ。
男がスイッチに手を掛けると同時に、ゆっくりと暗闇が晴れていく。
このホールの天井に設置されている水銀灯に光が灯ったのだ。
最初はおぼろげだった光も時間が経つごとにはっきりと自己主張をはじめ、そこでようやく『招待客』達は自分達の置かれた状況をまともに認識するに至る。
そこには、大量の人間がいた。
男もいれば、女もいた。子供もいれば、老人もいた。
学生服を着た、平凡な学生達がいた。かと思えば、黒いスーツに身を包んだどうみても『そっち系』の人物達もいた。
そもそも、常識に当てはまらない、まるでファンタジー映画から抜け出したような奇妙な衣装の人物達もいた。
かと思えば、二足歩行のトカゲやら擬人化したチーターや虎のような男、さらにはどう頑張っても人形にしか見えない少女達もいた。
全く脈絡のない要素の人間、いやそもそも一部に人外達も混ざっているような、混沌とした『参加者』達がそこには存在していた。
周囲の状況に驚くばかりだった様子の彼らだが、やがてそれぞれが一様にある一点へと注目し始める。
すなわち、壇上に立ち、自分たちよりも人一人分高い位置にいる二人の男へと。
ヒャッハー! 支援だ!
こちらもまた、脈絡もない奇妙な取り合わせであった。
一人は壇上のデスクの前に立っている、白いスーツを着た初老の男。
一見した所では普通の人間と変わらないが、それでもその鋭い視線や雰囲気は、明らかに彼がまともな世界の住人では無い事を表していた。
もう一人は、デスクの右サイドで控えるように立っているもう一人の男。こちらの男の顔色を窺う事は出来ない。
なぜならば、その男の顔にはすっぽりとマスクが被せられているからだ。
奇妙な黒い鳥のような紋章が施されているそれは、彼が着ている神官の様なローブと相まって近寄りがたい雰囲気を醸し出している。
さながらどこぞのカルト教団の教祖のような男であった。
そしてもう一つ。神官風の男とは反対の、デスクの左サイドにある奇妙な物体にもまた視線が集まりつつあった。
そこには、2mほどはあろうかと言う直方体の物体が設置されていた。
黒いシーツがすっぽりと被せられている為にその詳細は明らかではないが、果たしてこれは一体―――?
『まずは、自己紹介をしておこうか』
参加者達の疑問の様子を無視して、白いスーツの方の男がデスクに設置されたマイクへと語り掛ける。
機械によって増幅されたその声は大量の参加者達の隅々まで届き、そう言った物と無縁の世界で生きてきた一部の参加者の動揺を誘った。
『私の名は利根川幸雄。そしてこちらにいるのが―――』
「オンジ、と申します。どうぞ、以後お見知り置きを」
スーツの男――利根川の紹介を受けた神官風の男――オンジは、一歩前へと歩み出ると右手をそっと胸へあて、恭しく礼をする。
『さて、突然の事態に何より驚いているだろう。気がついてみれば、見知らぬ暗闇の中に飛ばされ、周囲には見知らぬ人々が大量に………。
これで驚くなと言う方が無理な話だ。それについての説明は、今から私が行おう』
そこで利根川は一旦言葉を切り、参加者の面々をじっと眺める。
先ほどまでとは打って変わった静寂が包んでいるホールの中で、それぞれの表情は千差万別だ。
固唾を飲んで見守っている者、まだ話に着いてこれない者、妙に余裕を見せつけている者……。
それぞれをしっかりと目に焼き付けた後で、利根川は再びゆっくりと口を開いた。
『君たちは選ばれたのだ……これから始まる、『ギャンブル』の参加者として…!」
利根川の突然の発言に、再び会場内にざわつきが広がる。
慌てている様子の参加者と、『ギャンブル』という単語に妖しく眼を輝かせた一部の参加者達を目の端で捉えながら利根川は言葉を続ける。
『この荘大なゲームに勝ち残る事が出来れば、全てが手に入ると考えて貰えて差し支えない……だがっ……もしも敗者となれば……全てを失う……っ!!
賭けるチップはただ一つ……誰しもが持っている……己の命っ……!!』
命、という単語に参加者の大部分が反応を示したのを見ながら、男は決定的な言葉を吐きだした。
『ゲームの内容はバトルロワイヤル……これから、君たちには殺し合いをしてもらう……っ!!』
会場内のざわめきが、最高潮に達した。
それも突然の事だろう。突然の『殺し合い』発言、それまでそのような薄暗い世界に身を置いた事のない人間にとってはこれ以上ない悪い冗談だ。
この場所にはそれ相応の修羅場を潜ってきた者もそれなりに含まれてはいるが、それでもこのように半強制的に無茶苦茶なゲームに参加させられようとすれば黙ってはいられない。
「………なるほど、なるほど……その不満も御尤もですな」
と、そこで自己紹介以来ずっと黙りこくっていた神官風の男、オンジがようやく口を開いた。
カツ、カツと靴音を立てながら利根川のいるデスクを横切り、自分の反対の場所に設置されていた布に覆われた立方体へと近づいていく。
「突然に自らの命を差し出せ、と言われれば誰しもが反発します……あまつさえ、『これまでそのような事態を経験した事のないような方々』は特に」
その言葉が言い終わると同時に立方体の傍へとたどり着いたオンジは、参加者の面々へと向き直りながら左手でそのベールを掴む。
「ですが、残念ながら貴方がたに『拒否権』は無いのです……こちらをご覧ください」
支援
ってここ必要だっけ?
バッと、オンジの手により立方体を覆っていた真っ黒な布が取り払われる。
その下に隠されていた物は、檻。さながら猛獣を一匹捕まえるために作られたようなそれの中にいたのは、しかし猛獣とは真逆の性質を持った存在。
その檻の中には、制服に身を包んだ高校生程の少女が囚われていた。
茶色の長髪と、中々に成熟した肉体を持ち、顔つきも眉目秀麗と言っても差し支えないであろう少女は、それまでの間にそれなりに異性の関心を集めてきたのだろう。
だが今、その表情は恐怖に歪んでいた。
それも仕方のない事だろう。彼女は今、両手両足を粗末な長椅子に縛りつけられ、猿ぐつわまで噛まされているのだから。
これまでの間、何の説明もなく自分だけが縛り付けられ、強制的に暗闇の中に置かれていた事で感じていた恐怖はどれだけの物だったのかは想像に難くない。
幾ら『家庭』という限られた空間の中では絶対的な権力を持っていたとしても、彼女は結局はただの少女にすぎないのだから。
「ハルカっ!?」
「ハルカ姉さまっ!?」
壇上の少女の肉親である二人の少女が思わず悲痛な叫び声を上げるが、オンジはそれを気にする事はなく芝居がかった動作で檻の中の少女、ハルカの首を指差した。
「皆様としては、こちらの見目麗しき美少女の顔などに興味が集まる所でしょうが、今は別の場所……そう、このか細い首に注目して頂きたい。
最も、こちらの少女ではなくとも、今身の回りにいる人々や自分の首を確認していただいた方が手っ取り早いと思いますが……
ああ、そうそう。必要以上に弄りまわさない方が身のためですよ? 死にたくなければ……ね」
クククッ、と趣味の悪い笑い声が仮面の奥から響く。どこまでもどこまでも楽しそうなその声は、多くの参加者の神経を逆撫でる。
だが、それでも参加者達はオンジの言葉によって、ようやく自分達の体に起きた一つの異常に気付くこととなる。
すなわち、己の首に掛った、鈍色に輝く不気味な首輪の存在に。
『それは見ての通り首輪だ。紐は無くとも、お前達を縛り付けるに相応しい効力を見せてくれる。
……その中に入っているのは爆薬だ。人一人の首を吹き飛ばすのに十分な量の爆発を引き起こせる。
もしも、今後説明するルールに抵触するような行為や、我々の言葉に逆らうような行動を見せた場合には………』
そう言いながら利根川は、照明を付けた時と同じように壇上のスイッチを操作する。
カチリ、と無機質な小さい音がしたかと思うと、ハルカの首輪からピピピピピと電子音が鳴り響いた。
【あと30秒で爆発します。30、29――】
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!?」
電子音声と共にカウントダウンを始めた己の首輪に目を見開いて、ハルカは恐怖に耐えきれないまま暴れ始める。
だが、それはガッチリと己の手足に食い込んでいる縄で自分の体を傷つける結果しか齎さない。
哀れなダンスの鑑賞会が大層お気に召したのか、オンジは仮面の上から口元に手を当て、体を震わせて嗤っていた。
『このようにカウントダウンと共に爆発する。また、他にも―――』
利根川の言葉と動きが硬直する。利根川だけではない、オンジもまたその愉快そうな笑いを消し、ハッとしたように利根川の背後、上空を見る。
そしてまたオンジだけでなく、その場にいる参加者全員が『それ』を見た。
すなわち、突然に利根川の背後へと現れた、銀髪に銀目を持ち漆黒の衣装に身を包んだお下げ髪の少女に。
ほとんど瞬間移動のようなそれが、人とは違う体を持つ彼女達の身体能力が生み出した超高速移動である事に気付けたのは、
彼女と同じ肉体を持つ者や彼女達の存在について知っている物だけだろう。
会場内の全ての視線が少女に集まる中、その少女のみが別の物を見据えていた。
その少女の右手は、利根川のいるデスクに設置された操作盤に伸びている。目的は言うまでもない、この首輪の解除の為だ。
だが、その目はデスクには向けられていない。彼女が見ていたのは別の物。
信じられない物を見るような眼で自分の左側から飛び込んできた、奇妙な形状の鉤爪を認識した少女は、一瞬のうちに左足と左手を切断され壇上に叩き落とされた。
鉤爪はそのまま壇上奥の壁へと突き刺さり、動きを止める。
少女から噴出した鮮血が壇上の男たち、そしてハルカを汚す。
オンジは対して反応を見せた素振りは無かったが、利根川は僅かに顔をしかめ、ハルカは声にならない叫び声を上げた。
支援
「シンシアッ!?」
突然呼びかけられた自分の名に一瞬だけ少女、シンシアが反応したが、再び耳に響いた首輪のカウントダウンを聞き気を取り直す。
手足の切断は、シンシアの様な存在にとってさして大きな損失では無い。
そして壇上の男たちは、自分達が知る人外の者のような存在ではなく、あくまでただの人間だ。
殺す事は出来なくとも、気絶させるには片手片足でも『僅かな時間』で十分。
そう結論付けたシンシアは、飽くまで殺さない程度に留める事を脳裏に刻み、男たちへと再び飛びかかろうとして――――。
【8、7、6――】
―――――ピッ。
―――――ボンッ。
壇上に、少女の首が一つ転がった。
『…………このように秒数を設定せずとも即時爆発は可能だ。お前達の命は私の指一つで終わるという事を、忘れるな』
興を削がれた様子の利根川が、顔をしかめながら首なし死体となった黒い装束の少女を見つめる。
全く忌々しい…という言葉こそ口の中で噛み殺したが、その表情からそれを読み取ることは容易だった。
ハルカは、檻の中で呆然と突然目の前で起きた惨劇を見つめていた。
首輪のカウントダウンはいつの間にか止まっている。それでもハルカの体の震えは止まらなかった。
涙が顔を、他の体液が椅子や床を汚している事もどこか他人事のように感じられた。
オンジは、そんなハルカの様子をしばらく見つめた後に、少女に向かってそっと囁く。
「命拾いしましたね。見せしめは一人で十分でしたから、貴女はまさに彼女に命を救われた訳です」
呆然とした表情が見る見るうちに変化していくのをチラリと見た後に、オンジは最初に自分がいた定位置へと歩き始めた。
『さて、多少のアクシデントはあったが続けてルール説明を行う。君たちはこれから、とある閉鎖された場所へと送り込まれる。
その中で、最後の一人になるまで生き残ること。最後の残った一人がこのゲームの勝利者となる。
また、会場では6時間ごとに死亡者を伝える放送を行う。誰が死んだか、残りは何人なのかという情報は重要だろう、聞き逃す事のないように。
他にも円滑に殺し合いを進めるために、会場の一部を禁止エリアとして、立ち入り禁止区域とする。
そこに立ち入れば、先ほどのように30秒の制限時間の後に首輪が爆発する。くれぐれも気を付ける事だ…。
禁止エリアについては最初の6時間以降、2時間毎に一つずつエリアを追加していく。どこを禁止エリアにするかは放送にて説明する。
また、各々に一つずつディパックを支給する。中には食糧や地図といった物と、殺し合いを進めるのに役立つ武器などが一つから三つ入っている。
……特に戦いの心得が無い物はしっかりと役立てる事だ。それから最後にもう一つ、特別なルールについて説明する』
そこまで一気に説明を終わらせた所で、利根川は先ほどと同じ場所に戻ったオンジへと目をやった。
利根川の視線を受けたオンジは軽くうなずき、自己紹介の時と同じように一歩前へと出る。
先ほどと違うのは、その手に奇妙な腕輪の様なものが握られている事だ。
「貴方がたには先ほどの首輪と同じように、全員にこの腕輪が取り付けられている筈です。
ああ、ご安心ください。こちらの腕輪もそう簡単に取り外しは出来ないようになっているものの、首輪のように爆薬の類は入っていませんから……。
むしろ、この腕輪は貴方がたへのボーナスの様なものだと思って頂きたい。……特に、戦う術を持たない方々に取っては」
オンジの最後の一言に反応して、一部の参加者がハッとしたように自分の首輪を確認し始める。
先ほどの壇上での出来事が、良くも悪くも心の奥底まで刻みつけられているという事だろう。
「さて、この腕輪ですが…この様に穴が5つ。そしてその内の一つだけに、小さな球状の物体が嵌まっているでしょう?
これを便宜的に『玉』と呼ぶことにしましょうか」
『玉』という言葉に、オンジの良く知る数人の参加者が反応しているのが見えたが、彼は少し肩を竦めると首を横に振った。
支援
「あぁ、一部の方々には紛らわしい事と思いますが……この『玉』は貴方がたの探している物ではありません。我々が作りだした、ただの紛い物です。
……ですが、それでもこの『玉』の存在は、会場内での貴方達の助けになる事と思いますよ?」
そこで一端言葉を切って一息ついた後に、彼は一部の参加者では無く大勢の参加者に対しての説明を再開した。
「この『玉』ですが、見ての通り全ての参加者に一つずつ配布されています。
そして、それらの『玉』を五つ集めた所で、我々からボーナスとして一つだけ、願いを叶えて差し上げましょう。
願いと言っても、この殺し合いに関する事だけですが……例えば、『強力な武器を支給する』、『体の傷を全て治す』、『一人までなら他の参加者の居場所を教える』……
他にも、このバトルロワイヤルを進める事に役立つのであれば相談次第で受け入れましょうか。
…………ああ、そうだ……殺し合いのやる気を出させる為にも……『一時的な死者の蘇生』というのも良いかも知れませんね?」
『死者の蘇生』。オンジの口から突然飛び出したこの言葉に、会場が一種異様などよめきに包まれる。
平々凡々な日常を生きていた者達にとって、いや、死と隣り合わせの危険な状況に生きていた人達に取ってもそれは余りにも馴染みのない言葉だった。
『死』とは決して覆らない物…その認識は異なる世界に住まう人々にとってもほとんど共通の認識だった。
だが、自分と顔見知りであるほんの一部の参加者達の間では、その認識も少し違う物である事をオンジは知っていた。
『そう言えば、まだ優勝者への褒賞について話していなかったな……』
オンジに代わり、それまで黙っていた利根川が再びマイクへと語り掛ける。
先の突飛な発言の中でも、リアリストであろう彼の表情は対して変化を見せていなかった。
『この殺し合いの優勝者に与えるもの……それは全て、だ。莫大な大金でも、将来を約束された地位でも、名誉でも……
それ以外のどんな願いであろうと、我々が責任を持って聞き届けようっ……!
……もちろん、先にこちらのオンジが言った死者の蘇生だったとしても、不可能では無い……!!』
そこまで宣言した所で、利根川は参加者達の表情を観察する。そこに見えたのは、どれも芳しいものでは無かった。
半信半疑の物、最初から信用しきれないといった顔の物。そのどれもに、不信の種がアリアリと見える。
それを確認した利根川は僅かに顔をしかめさせるが、傍らにいたオンジはそうではなかった。
「どの方も、どうにも信頼できないといった表情ですな……だがまぁ、それも仕方のない事でしょう。あまりにも突然の事ですからね」
あっさりと自分達の不備を認める発言をするオンジ。だが、その声には隠しきれぬ余裕の色がある。
「ですが、それも今の内だけ。会場にて行動するうちに、我々の言葉が嘘偽りではないというのもやがて知れる事でしょう。
………とはいえ、このまま何の説明も無しと言うのも余りにも忍びない……そうですね……
それでは、ほんの数人の方々にだけ通じる事でしょうが、わかりやすく説明させていただくとしましょう」
一旦言葉を切ったオンジは、その両腕をゆっくりと上へ掲げる。
その動作は、彼の纏う衣装と相まって、さながら一種の神託を受けているようにも見える。
最も、この会場内で彼に神々しさを感じる人間がいるかどうかはかなりの疑問ではあるが。
「私の仕える『あの方』が、とうとう『女神』にも匹敵しうる力を手に入れた……そういう事ですよ」
その言葉を聞いた瞬間、僅かな参加者の表情に緊張が走る。それを確認してか、オンジは満足そうに両手を下ろし後ろへ下がった。
『………さて、ずいぶんと長くなってしまったがこれでルール説明を終了するとしようか』
それを見届けた利根川が、デスクの操作盤に手を伸ばす。
『それでは、ギャンブル……バトルロワイヤルの、スタートだっ……!!』
利根川の宣言と同時にスイッチが押され、数十人はいたであろう参加者達の姿は一斉にかき消えた。
【シンシア@クレイモア―――――死亡】
さるさんは無いが支援
※ ※ ※
パン、パン、パン、パン―――――――。
檻の中にいた少女を含め、参加者達が全て消え去った後のホールの中に乾いた音が響く。
その音の発信源は他でもない、神官オンジからだった。
「全く、お見事ですな……深く感心致しましたよ」
彼の口から紡がれるのは称賛の言葉、そして彼自身の行動、すなわち『拍手』もまた相手を褒めたたえる為の物だ。
だが、その称賛が浴びせかけられているのは共にルール説明を行った利根川に対してでは無い。
「彼女達――『クレイモア』と呼ばれる、半人半妖の存在…その中でも相応の実力者たる彼女の行動を察知し、一撃を加えて阻止するとは……いやはや、流石ですな」
手の動きと口の動きを止めぬまま、オンジは利根川を通り過ぎ、舞台袖へと向かって歩きだす。
参加者達がいた場所からは死角になっている其処にいたのは、人……と言うには余りにも奇妙な外見をした男。
全身を透明な特殊ガラスでコーティングした、さながらマネキンのようなその男はオンジの言葉も聞こえていないかの様に二の腕までしかない右腕を前へ差し出した。
僅かな破壊音とともに、先ほどシンシアと呼ばれた少女の腕と脚を切断した鉤爪が飛来し、彼の右腕へと接合された。
「その騒がしい口を閉じろ。俺はただ、金を貰って仕事をしているだけだ」
「おや、これは失礼いたしました。海賊ギルド一の殺し屋、クリスタルボーイ様」
サイボーグの体ゆえに表情こそ変わらぬ物の、隠す気もない不機嫌さを滲ませた声でクリスタルボーイが言う。
ともすれば命の危機すら感じさせそうな殺気を前にしても、オンジはその余裕さを崩す事無く恭しく礼をする。
「俺としては『奴』と同じ舞台で殺し合うというのも構わんと思ったのだがな」
「申し訳ありませんが、貴方の体に合う『首輪』の作成は我々には出来かねまして…」
「ふん……まぁ構わん。ここにいれば、その内『奴』がここまで来る事もあるだろう」
「通称、『不死身の男』……ですか。この殺し合いの中でも『不死身』の二つ名は通じるとお思いですかな?」
「さあな。ただ、ここで死ぬのならば所詮そこまでの男だったという事だ。未練は無い」
「それはそれは………時に、兵藤様とオンバ様はどちらに?」
「知った事か。俺の仕事はただのボディーガードだ。ご主人様の面倒が見てもらいたければ、他にベビーシッターでも雇うんだな」
「ふふふ、これは手厳しい………」
奇妙な雰囲気を漂わせながら、談笑(?)を行う二人を見つめながら、利根川は忌々しげな表情を隠せなかった。
(ふん……化け物どもが……)
クリスタルボーイなるサイボーグも、オンジなる奇妙な神官も、また奇妙な経歴を持つ参加者達も、全てが『常識的な世界』で生きてきた利根川の神経を逆撫でする。
『旅人』?『クレイモア』に『ハンター』、あまつさえ『変身ヒーロー』に『怪人』だと?
……ありえない。そのどれもが、どこぞの小説や漫画のような、利根川にとっては悪夢のような世界だ。
だが、利根川は知っている。それらが全て夢などでは無い事を、また彼らが持つ凄まじい力の一端を。
(死者蘇生、か……そんな話、そう簡単に信じられるかっ………!…だが……)
思わず、瞼の上から自分の両の眼を擦る。
高熱の鉄板に晒され、もう二度と光を見る事すら叶わないと思っていた瞳は、今となってはかつてのように正常に機能を果たしている。
(……まぁいい……どちらにせよ、ただ自分の職務を全うするだけだっ……これはチャンスっ…私に訪れた、千載一遇のっ………!!)
『幻界』などという怪しげな世界の存在達に、どのような思惑があるかは与り知らぬ所であるし興味もない。
ただ、自分は与えられた『バトルロワイアルの成功』という仕事を完遂させ、再び返り咲くだけだ。
(奴らに依る物だけでは無いっ……これは、私にとっても…ギャンブルっ……一攫千金の………っ!)
一度地に堕ちた男の消える事のない野心すら巻き込みながら、血の惨劇はここに幕を開いた。
【漫画キャラバトルロワイアル・レガシィ―――――開始】
以上、投下終了です。
主催者
表(司会進行その他)
利根川幸雄@カイジシリーズ
オンジ@ブレイブストーリー〜新説〜
裏(黒幕・もしくは高見の見物)
兵藤和尊@カイジシリーズ
オンバ@ブレイブストーリー〜新説〜
用心棒
クリスタルボーイ@コブラ
あとオンジがいるって事はアシュ・ルパ主頭@ブレイブストーリー もいるって事に自然となりそうですが、そこら辺は後々のノリで。
クリボー見せしめはやっぱり勿体ない……と思った結果こんな複雑な形に。ごめんねカヲル君
あと見せしめキャラは完全な趣味です。シンシア可愛いよシンシア
以下、チラシの裏
構想中にふと思いついた裏タイトル
『女子○校生ハルカ・公開恥辱ショー 〜私、この年でお漏らししちゃいました〜』
よし、寝ろ、俺。うん。
投下乙!
クリボーは主催者側か!
『玉』のシステムも面白いし、いいOPでした。
投下乙です
雰囲気出てると思います。新ルールも面白そうです
オンジ、利根川、クリボーが主催者か
しかし利根川だけ浮いてると言うか復権の為とはいえ組んじゃいけない相手と組んでるようなw
お前は有能だけどロワでなまじ常識の殻とかあったらロクな死に方しないぞ
多元宇宙に興味を抱かない時点で底が見えたぞ
投下乙!
玉システムに期待していた身としてはGJと言わざるを得ない
そしてクリボーwみせしめかと思ったら主催側w
あとチラ裏自重
投下乙
なんと言うか「バトルロワイアル」ということの怖さが出ていてて
とても良かったです。そして利根川が色々燃えているのもまたw
そしてチラシの裏、創造したら勃(ry
もう04/01になっちゃったけど、結局OP案は今日の0:00分まで受け付けるって事なのかな
これだけじゃ何なんでちょっと雑談ネタ振り的な物を
名簿見てて気づいたんだけど、なんかカップル(もしくはカップル未満)な組み合わせが妙に多くね?
既にカップルとして成立してるのは、ラブコメ枠筆頭の正・サヤさんとか、後はレッドさんとかよ子さんとか
カップル未満で気になる所と言えば原作で生き別れっきりになってるクレア・ラキとか、死に分かれてるコブラ・ドミニクとか、
お互いに支え合ってるっつーかどっちかが描けたらヤバいだろな伍長と少尉とか、まさにツンデレなユナさんと会長とか…
番外編として恋人が死んで復讐のために殺人鬼になった千家とか気になる
これはもしかしたら奉仕マーダー増殖フラグ的な物になっちゃうのか?(一部はただの悲恋で終わりそうだけど)
え?ハルカと保坂?あれはもっとおぞましい何かだ、でも(一方的な)奉仕マーダーには余裕でなりえると思うw
保坂は保坂だからなぁw
奉仕マーダーというよりはただの変態のほうが似合う。
保坂は変態だけど奉仕マーダーは違うような気がする
しかし確かにカップルが多いのか?
確かに伍長と少尉とか危ないけどな
カップルも多いが非カップルの面々も怖いの多いが
コンペが終わったら今度は予約合戦だな
それと地図があれば言うこと無い
伍長は最新刊の『少尉に助けを求める人を俺が――』の辺りとかが非常に厄いよな…
なんつーか少尉が死んだら殺し合いの環境ってだけあって発狂マーダー化しちゃうんじゃね?って脆さと恐ろしさがある
しかも恋敵?のレオニールまで参戦してる訳だし…
予約来て投下された作品読んでみないと何とも言えないけどね
期待が大きいと待ちきれなくなる
カイジや赤木とかも気になるけどな
後必要なのは
・地図(これが無いと本編が書くに書けない)
・したらば(いざという時の為に…後死者スレとか)
・まとめwiki
ってところだろうか
現在、OPは1つだけ
まだ時間はあるがこれで決まるか?
ぶっちゃけこれ
クリボーの出番がなくなるよな
クリボーは最初のOPで出てた
みせしめとか言われてたのに主催者
カオル君2号とか言われてたのになぁw
このOPが通ったとして仮に参加者の連れてこられた時間が違う系だったとしたら
参加者的に会場内にオンバ様が3人いることも可能なんだよな
>>197 まぁ本来ならば参戦キャラじゃないんだし、出番が少なくても仕方ないというかむしろOP以外にも出れる可能性があるだけマシというか…w
>>199 主催者のオンバ、香織憑依モードのオンバ、ワタル憑依モードのオンバの三人か
そういや、オンバ自身には肉体無さそうだし主催者のオンバは誰かに憑依してる可能性とかあるのか?
しかしこれでOP決定しても
>>195とか色々あるし即本編予約とはいかなそうだな
まぁ作品把握の時間があると考えればいいのか…と極道兵器以外一通り目を通し終わった俺が言ってみる
最初に投票という振るい落しがあったからか、どれも結構面白かったぜー
薔薇乙女置いてなくてきらきー把握しにくいんですが\(^o^)/
必殺技の名前と効果が思い出せない!
amazonか大きな書店言って買うんだ!
ブレイブストーリーの19と20が見つかんないよう
後1時間だな
これ日付変わったらまずなにするんだ?
OPが最初の一つだけなら本決まり
2つ以上来たら投票
OPが決まったらテンプレ作成して予約合戦
でも地図が無いと出来ないから地図待ち
ラインナップ的に、『漫画喫茶で一読するのは楽だけど古本屋で手に入れるのは少し難しい』ってのが集まってる感じかな?
天・金田一なんかはブックオフなんかで結構ありそうだが
さて4月2日になったわけだが
地図か
つくってみようかな
かかせない施設とかそういうのってあるだろか
個人的にはミニ川崎市とかでもいい気がする>地図
レガシィってことは、過去の遺産的なものがあってもいいかも
そうすると、増上寺や東京タワー、泉岳寺や慶應大学、お台場や六本木ヒルズがある
東京特別区港区辺りはどうだ!
ごめん言いたかっただけ
病院関係は欲しいかな、やっぱり
行動方針とか決めやすいし対主催もマーダーも集められる場所だし
あとあれだ、天とかカイジとか嘘喰いとかあるしカジノでも出してみるとかw
他にもパンシザがあるから自衛隊基地的な物を出してみるとか…作品を見て施設を決めるってのも面白いんじゃないかね
個人的には高層ビルが一つか二つ欲しい所。
せっかく極道兵器参戦したんだし、派手に倒壊させたい
コブラ参戦だから宇宙コロニーか謎の惑星が舞台とか
武道館とかドームがあれば……
地図か、俺が昔別ロワの為に作ったけど投票で負けて不採用になったしょぼいのならあるけどいる?
>>216 まさに重畳
…でもちょっと上で出てた施設は付けくわえて欲しいかも
もちろん大変だったりするんなら無理にとは言いません(地図作った事無いんでどういう労力になるのかわからない)
これで色々仮は決まったかな
OPはnj氏の『女子○校生ハルカ・公開恥辱ショー 〜私、この年でお漏らししちゃいました〜』
で
地図は
>>220氏の奴で
まだどうなるか解らないけど
孤島系のMAPか…港があるし、定期船みたいのを用意しても面白そうだね
灰色の部分は都市部って事かい?
>>222 裏タイトルを決定させるなwww
まとめwikiの時にその名前で収録されたらどうするんだwww
とりあえずいざって時の為にしたらばが欲しい所だけど…
ある程度コンクリートで舗装されているってイメージで作りましたんで
都市部って認識で間違ってないかと
したらばはできれば書き手の人とかまとめの人とかが管理人になってほしい
正直こういう流れのときにぽっと出てきてしたらば借りてきたよーとかいうような名無しは高確率ですぐ消えるから
管理人不在のしたらばは後々困ったことになるのがな
そういう人が管理人じゃないならせめて誰か1人が消えてもいいように複数管理人で
したらばやwikiをやってもいいが
やり方がいまいちわからん
別に借りてくるぐらいすぐできるけど管理は自信ないな
他で管理してるのもあるしさ
複数管理人案はいい案かもね
231 :
Classical名無しさん:09/04/02 17:10 ID:0J8hVhQs
人が集まる夜まで待たないと話が進みそうにないな
まとめwikiやしたらばが無くても本編自体は進められるし、出来れば明日の夜 土曜0:00辺りには本編予約始めたいね
それまでにしなくちゃいけないことってなんだろう
テンプレ作成?
後、予約をどう捌くかどの位投下したら放送開始するかどうとか決めるとか?
したらばの目処が立たない以上予約場所はここでいいでしょう
期間は通常通り3日で
放送についてはOPで6時間ごとって言っちゃってるし
まとめwikiが間に合えばいいけどスレが流れる前に過去スレを保管してくれる人が欲しい
それさえしてくれたら土曜0:00に予約開始でもいいかもしれない
とりあえずテンプレ作ってみた、どんな物なのか意見を聞きたい
ここは、漫画作品のキャラクターによるバトルロワイアルパロデイの企画スレです。
レガシィしたらば
〜現在募集中〜
レガシィロワまとめwiki
〜現在募集中〜
パトルロワイアルパロディって何?という人はこちらへ
2chパロロワ事典@wiki
http://www11.atwiki.jp/row/
参加者一覧
6/6【ブレイブストーリー〜新説〜】 ○三谷 亘/○芦川 美鶴/○大松 香織/○キ・キーマ/○ハード/○チャン
6/6【ハンター×ハンター】 ○ゴン=フリークス/○キルア=ゾルディック/○ビスケット=クルーガー/○フェイタン/○ゲンスルー/○ヂートゥ
6/6【金田一少年の事件薄】 ○金田一 一/○七瀬 美雪/○明智 健悟/○金田一 二三/○高遠 遙一/○千家 貴司
6/6【ローゼンメイデン】 ○桜田 ジュン/○真紅/○水銀燈/○翠星石/○蒼星石/○雪華綺晶
6/6【みなみけ】 ○南 春香/○南 夏奈/○南 千秋/○南 冬馬/○内田 ユカ/○保坂
6/6【嘘喰い】 ○斑目 貘/○マルコ/○伽羅/○夜行 妃古壱/○門倉 雄大/○レオ
5/5【天体戦士サンレッド】 ○サンレッド/○ヴァンプ将軍/○かよ子/○ウサコッツ/○アーマータイガー
4/4【パンプキンシザーズ】 ○アリス・L・マルヴィン/○ランデル・オーランド/○レオニール・テイラー/○ハンス
4/4【オニデレ】 ○育島・アンジェリカ・紗夜/○今元 正/○鈴音 由那/○木下 留男
3/3【天 天和通りの快男児】 ○天 貴史/○井川 ひろゆき/○赤木しげる
3/3【クレイモア】 ○クレア/○ラキ/○プリシラ
2/2【カイジシリーズ(賭博黙示録カイジ他)】 ○伊藤 開司/○村岡 隆
2/2【コブラ】 ○コブラ/○ドミニク・ロイヤル
1/1【極道兵器】 ○岩鬼 将造
60/60
【基本ルール】
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
【スタート時の持ち物】
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「ランタン」「ランダムアイテム」
「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。詳しくは別項参照。
「地図」 → MAPのあの図と、禁止エリアを判別するための境界線と座標が記されている。
「コンパス」 → 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「水と食料」 → 通常の成人男性で二日分。
「名簿」→全ての参加キャラの名前のみが羅列されている。写真はなし。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「ランタン」 → 暗闇を照らすことができる。
「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが1〜3個入っている。内容はランダム。
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は基本的に全て没収。
ただし、『旅人』の専用武器、及びローゼンメイデンの鞄は本人に支給されたままとする。
また、義手など体と一体化している武器、装置も許可する。
今回のロワの場合はコブラのサイコガン。岩鬼の内臓武器などがそれに当たる。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
【禁止エリアについて】
放送から1時間後、3時間後、5時間に2エリアずつ禁止エリアとなる。
禁止エリアはゲーム終了まで解除されない。
【特殊ルール】
・『玉』ルール
元ネタは【ブレイブストーリー〜新説〜】の、5つ集める事で願いを叶える事が出来るというアイテム。
1.参加者は首輪と同時に『腕輪』を付けさせられる事になる。この腕輪は首輪と同様に取り外しはできないが、(すくなくとも)爆薬の類は入っていない。
2.腕輪には5つの穴が開いており、その内の一つに『玉』が嵌まっている。『玉』は参加者全員に一つずつ配布される。『玉』を取り外しても何のペナルティも発生しない。
3.この『玉』を5つ集める事で、褒美として次の中から一つだけ願いを叶える権利が貰える。
『強力な支給品の配布』、『怪我などの全回復』、『他参加者の現時点での居場所(1名のみ)の情報』、『地図上の好きな場所への移動』、『死者の蘇生(ただし数分のみ)』
また、相談次第ではこれ以外の願いでも叶えて貰える可能性がある。
4.一つ願いを叶えた時点で5つの『玉』は消滅する。つまり、実質願いを叶えられるのは12回だけ。
5.『玉』の所有権の移動については主催側は一切関知しない。自分自身の願いを叶える為に『玉』を無理やり奪い取るもよし、仲間うちで分け合うもよし、交渉の手段として使うもよし。
【予約について】
・トリップを付けて書きたいキャラクター達を書き込む事で、そのキャラクターが登場するSSを優先して書きあげる権利が与えられます。
(例)名前欄にトリップ・本文に『シンシア・クリスタルボーイで予約します』と書きこむ。
・キャラの拘束期間は基本3日(72時間)。3日(72時間)経って何の音沙汰もない場合は予約は破棄されます。
・予約はこちらの本スレ内で行います。
とりあえずこんな感じ。
支給品部分の基本ルールはちょっと勝手にきめちゃった部分あるけど…
>>236 過去スレの保管ってどうやんの?専用ブラウザ(ギコナビ)使ってるんだけど、それのデータでどうにかなったりするんだろうか
でもそれ以前に、本編が始まってもスレが埋まるまで結構時間かかる気がするけど(ここの板だと支援の必要無いみたいだし)
悪くないと思います
右に同じ
左に同じ
上に同じ
┌┤´д`├┐
じゃあ予約開始は土曜0:00でいい?
他に問題とか訂正はない?
ないなら土曜0:00で
それともう1度言うけど過去スレ保管してくれたらうれしいんだけど?
>>249 過去スレ保管はwikiがないと無理だったような気がする…
遂に今夜予約開始って事か…どれぐらい予約入る事やら
キャラの組み合わせとか予想してワクワクしながら待つか
明日の夜開始では?
ログ保管ぐらい別にできるよ
わざわざ消さない限り残ってるから
玉と腕輪の画像とかないかな?
どういうものか浮かんでこなくて困ってる
玉は原作準拠だとしたらビー玉ぐらいの大きさの無色の水晶を想像すればいいと思う
腕輪は完全オリジナルだから何とも…とりあえず穴が5つ空いてればシンプルなわっかでいいと思うんだけど
具体的な描写は最初に書いた人準拠でいいよ
あ、今きがついたけど俺エラーIDだ
ID:cWK007Rgスレいってくるか
あと30分だけど
キルア=ゾルディック・翠星石で予約します
ウサコッツ・アーマータイガー・雪華綺晶で予約します
南千秋、村岡隆、岩鬼将造 予約
キ・キーマ、ビスケで予約します
千家 貴司 予約させてください。
うわ今晩もう予約合戦だったのか
やべぇまだプロット練りきれてないや
流れは非常にゆったりだし、のんびりしてても大丈夫だろうさー
しかし全く話が予想できない組み合わせだらけだw
とりあえずウサコッツとチアキ逃げてーー!www 特にそれぞれ別ベクトルでどうしようもないのに挟まれてるチアキ逃げてーーー!!w
金田一 一、育島・アンジェリカ・紗夜で予約します
6/6【嘘喰い】 ○斑目 貘/○マルコ/○伽羅/○夜行 妃古壱/○門倉 雄大/○レオ
4/4【パンプキンシザーズ】 ○アリス・L・マルヴィン/○ランデル・オーランド/○レオニール・テイラー/○ハンス
3/3【天 天和通りの快男児】 ○天 貴史/○井川 ひろゆき/○赤木しげる
3/3【クレイモア】 ○クレア/○ラキ/○プリシラ
2/2【コブラ】 ○コブラ/○ドミニク・ロイヤル
5/6【ブレイブストーリー〜新説〜】 ○三谷 亘/○芦川 美鶴/○大松 香織/○ハード/○チャン
5/6【みなみけ】 ○南 春香/○南 夏奈/○南 冬馬/○内田 ユカ/○保坂
4/6【金田一少年の事件薄】 ○七瀬 美雪/○明智 健悟/○金田一 二三/○高遠 遙一
4/6【ハンター×ハンター】 ○ゴン=フリークス/○フェイタン/○ゲンスルー/○ヂートゥ
4/6【ローゼンメイデン】 ○桜田 ジュン/○真紅/○水銀燈/○蒼星石
3/5【天体戦士サンレッド】 ○サンレッド/○ヴァンプ将軍/○かよ子
3/4【オニデレ】 ○今元 正/○鈴音 由那/○木下 留男
1/2【カイジシリーズ(賭博黙示録カイジ他)】 ○伊藤 開司
0/1【極道兵器】
47/60
予約のこりかな?
ここまで雑談皆無な開始直前のロワスレ初めて見た
なんも話したいこと無いの?変なスレ
なんか誰にも期待されてないみたい。もちろん住民自身も期待してない
こんなんじゃ潰れるのも時間の問題だろうな
こんな冷たいスレで書き手続けようって気になる人がいると本当に思ってんの?
雑談がたくさんある=良
でも雑談すると抗議が出る。
どうすりゃいいねん。
たまには静かに待つのもいいじゃないのよ
投下きてからいきなり盛り上がる方が面白いじゃん。主に俺が
たまにはっつーかずっとだけどな
しかし雑談してると苦情が来るとか訳わかんねぇな
ここは毒吐きじゃなくて本スレだぞ?
苦情出す奴は何が気に入らないアホ野郎なんだよ
戻ってきてウダウダ言っているってことは
お前さん、ただのネガキャン野郎だったのかwww
個人的には6人しか予約がない事の方が気になるなぁ。
6人しか書き手いなかったらどうしよう…
もっと雑談しやすい空気を作るのも大事かもね。
大勢の最大公約数である投票の結果に従わないアウトロー集団が立てたロワなんだから、
書き手6人は多いと思うがね?
寧ろ、驚くべき多さと言って良い。
まあ6人全員が継続して書くわけじゃあないんだろうけれど。
雑談があるから大丈夫とはかぎらないし繁盛してる所でも雑談0なロワもあるぞ
個人的にはここの面々でのロワに期待してるからどんどん予約が来て欲しいけどね
まだ様子見って人や予約段階に踏み切るまで書けてないって人もいると信じている。
雑談も何も無しにただ淡々と「予約→投下→感想→予約」のサイクルがあるよりは、それなりに雑談があった方が新規の人は入りやすいとは思う
つってもこの場合は話すネタが無いからどうしようもないと言うかなんというか…でも確かにロワ開始前ってもうちょっと盛り上がってもいい気はするんだよなぁ
ここの発端がアレだしこんな事言うのがお門違いなのかも知れないけどさ
発端知らなくて涙目www
じゃあなんについて話そうか
んー把握がどこまで進んだとかか?
みなみけ読んだこと無かったけどかなり面白いな。
色々とシュール過ぎて椅子から転げ落ちたぜ
俺もみなみけここで作品に入って初めて読んだ
保坂初登場から気持ち悪いw
みなみけは、ハルカ姉さまの体つきが思った以上にナイスバディだったのが嬉しいサプライズだったw
あと名簿だけ見てたら冬馬も姉妹なのかと思ったら全然関係ないのなーこれは微妙な誤解フラグになりそうだ
ハンターハンターは読んだ事無かったけど普通に面白かったね
制限議論はしてないからゲンスルーの能力は書き手の裁量任せになるんだろうけど、ちょっとだけどうなるか楽しみ(まぁ禁止になる可能性も高いが)
たしかに休載だなんだ言われても続いてる事はある…けどやっぱ富樫仕事しろ
王と決着付けるの、何年後になるのかなぁ……
同じ南で名前が春夏秋冬なんだからそりゃ姉妹だと思うよな
千秋はいなくね?
冬馬は男だと勘違いされる可能性もあるな
ごめん勘違い
千秋いるわ
でももう姉妹みたいなもんじゃね?
あんだけ家に入り浸ってるんだから
俺はパンシザが好きになったな
あの二人がロワで離ればなれになった時点で何時か死亡すると考える俺は病んでる?
>>287 ああ、少尉と伍長のカップル(未満)は非常にいい組み合わせだよな…特に伍長を見てるとドS心がくすぐられる
個人的に少尉と伍長、正とサヤさんはロワでの行方が非常に気になる人たちだ。まぁまともに再会出来る確率は低いんだろうけど…
コールドヴィッターは出してみたかったなぁ
まとめ役も出来そうでいざって時は普通に人を殺せそうなのにカップルには甘いという
俺は嘘喰いが衝撃だった
なんだこのもの凄くロワ向きな漫画
パンプキンシザーズまだ読んでないや
読むのが楽しみだ
古本屋で偶然極道兵器(コンビニ版)見つけて速攻で買ったが、
何だこの漫画wwwwwww
こんなメチャクチャな漫画は久しぶりに読んだ。
流石は石川賢、マジ半端ねぇwwww
ブレイブストーリーも面白かったぞ
こいつら普段からロワやってるようなもんじゃん
ただ19と20巻がなかなか見つからないんだが
ブレイブストーリーっていえば
玉のルールはどういう効果を生むだろうな
5つ集めれば死者蘇生でもなんでも願いを叶えてやる、か
大切な仲間が死んだりしたら死に物狂いになるキャラがでそうだな
ただ信じないキャラもそりゃ出るだろな
>>294 しかし死者の蘇生は「あくまで一時的」だからなー
まぁ一時的でも「実際に死者蘇生が出来る」って裏付けが重要になるんだろうけれど
そういや、名簿の中見てて分かる範囲の『蘇生された可能性のある参加者』って
チャン、ヂートゥ、蒼星石(正確には違うか?)、ハンス、アカギ、ドミニクって所かなー
極道兵器だけ未把握なんだけど、まさか岩鬼って最終的に死んだりする?
1作品以外全把握とかすげーな
俺はいまんとこ把握してるのこれぐらい
【オニデレ】連載中・3巻まで発売
【みなみけ】連載中、5巻まで発売
【天体戦士サンレッド】連載中、8巻まで発売
【ローゼンメイデン】連載中、7+1巻まで発売
【嘘喰い】連載中・10巻まで発売
【天 天和通りの快男児】全18巻
【ブレイブストーリー〜新説〜】全20巻
【ハンター×ハンター】連載中、26巻まで発売
【金田一少年の事件簿】不定期連載中、27+10+6巻まで発売
>>296 死んでない。
こいつは死にそうな目に毎回合うけどゴキブリの様なしぶとさで生き残る。
具体例
・一巻終盤・左手右足欠損、ほか重傷多数だが、改造手術で復活
・二巻・右目を潰される「目ン玉つぶしてくれてありがとうよ。極道としてまた箔がついたぜえ〜!」
・三巻・衛星砲の爆撃に巻き込まれてドワオ!でも何事も無かったかのごとく生き残る
そういうキャラなのかw
>>298 どんだけしぶといんだ岩鬼www
極道兵器は把握云々置いといても読んでみたいんだけど、どこにも置いてないから困る
明日は投下ラッシュになるのかな
wktkしながら待っていよう
>>288 やっぱ伍長ってドS心擽るよね…
『体が大きいヒロイン』の名は伊達じゃねえ!
アリスのがよっぽどヒーローぽかったり…
無事に多重ロワも滅んでくれたようだしこれで心置きなく投下ラッシュを待ち望める
>>302 1話の「サラダ、おかわり」の無邪気な笑顔の時点でハートを鷲掴みにしてくるなw
ガチ強い&物凄い大量虐殺したりする癖にメンタル面めっちゃ弱いし…
伍長を知らない人には果てしなくキモい流れなんだろうなこれw
敢えて言おう、伍長は萌えキャラ。
えーっと、4日に予約した人たちは7日投下でいいのかな?
だな
あと2時間半ぐらいで最初の予約期限が来るが…なんかドキドキしてきた
ブックオフにコブラの文庫版が揃ってたから一通り読んできたんだが、これって普通に異世界(正確には異次元)が出てくるんだなー
次元移動が出来るアイテムとかもあるし、結構便利だわ
そろそろか?
パンプキンシザーズ買ってきたぜ
投下待ちしながら読むお
キルア=ゾルディック、翠星石で予約します
間違えましたw
キルア=ゾルディック、翠星石で投下します
支援
締め切られたガラス窓に挟まれ、闇と静寂に満ちた空間。
規則正しく整列した机。それに挟まれ、小柄な子供が床に座り込んでいた。
「…………こ、ここはもしかして学校じゃねーですか?」
子供と言うよりも、それは人形。
ブラウンの長髪。
ルビーとエメラルドのオッドアイ。
生きた人形である彼女は、ローゼンメイデンの第三ドール翠星石である。
「……な、なんで翠星石が、こんな所に連れて来られなければいけないですか……しかもスイドリームまで呼べません…………。
べ、べべ別に怖がってる訳じゃないですよ? こ、こんなの平気の平左なのです! 翠星石を怖がらせたら、てーしたもんです!!
…………うぅ〜……………………真紅、蒼星石……この際チビ人間でもいいから誰か居ねーですかー?」
未知の環境の恐怖に怯え、その場から一歩も動く事が出来ない。
震える声で助けを呼んでもそれに答える者も無く、いたずらに時間が過ぎていく。
目を瞑れば嫌でも先程の惨劇が思い出される。
人の命があっさり奪われた。しかもその凶器が、自分の首にも巻かれていると言う恐怖。
じっとしていると何時までも、その事が頭から離れない。
しかしその場から動こうとしても、恐怖に竦んで動けない。
今にも物陰から殺人者が襲って来そうな錯覚を覚える。
過去の記憶と現在の状況、2重の恐怖に挟まれた翠星石は只無為にその場に座している事しか出来なかった。
不意に風が翠星石の背中を撫でる。
「ひ、ひいぃ〜!! だ、だだだだ誰ですか〜!? …………だ、誰も居ねーですか。脅かしやがってです……」
廊下側の開いた窓から風が入り込んだと分かり、翠星石は胸を撫で下ろす。
――――窓が開いている?
先刻周囲を確認した時は、全ての窓が締め切られていた筈なのに。
戦慄する翠星石の背後から手が伸び、口を抑えられ
首下に刃の感触が当たった。
「騒いだり妙な真似をしないで、大人しくオレの質問に答えろ。…………って、おい? 気絶したのかよ!?」
翠星石の背後から口を塞ぎ不自然に伸びた爪を当てた少年、キルア=ゾルディックが勧告した時には
既に翠星石は意識を失っていた。
※ ※ ※
「まったく、レディーを驚かすなんてとんでもない変態ヤローですぅ!!」
「だから悪かったって。こういう状況なんだから、多少は警戒して接触するのはしょうがないだろ。
それにアンタが気絶してる間に何もしなかったんだから、とりあえずオレに危害を加えるつもりは無い事は分かっただろ?
オレも流石にあんなあっさり気を失う相手を、疑うつもりは無いしな」
「な、何言ってやがるですかネコ人間! 翠星石は気絶なんてしてません! ちょっとびっくりして、遂眠っちまっただけですぅ」
「それを気絶したって言うんだよ……。後ネコ人間ってなんだよ? オレにはちゃんとキルア=ゾルディックって名前が有るんだぜ」
「な、名乗られたからには名乗り返すのが礼儀ってもんですね。誇り高きローゼンメイデンの第三ドール翠星石ですぅ」
翠星石が意識を取り戻し大事に至らなかった為、とりあえず互いの警戒が解けた2人は
どちらから切り出すという事も無く、雑談を大いに交えながらの情報交換を始める。
お互いが殺し合いの中で初めて出会う相手なので、話題は殺し合いに巻き込まれる以前の素性や
殺し合いの参加者の中に居る、自分の知り合いの話に終始した。
「しっかし、生きた人形とは驚いたな。しかもアンタ、ハンターも念もキメラアントも知らないって言うんだろ?」
「ネコ人間こそ、日本を知らないなんてどんだけ世間知らずですか」
「結局ネコ人間って呼ぶのかよ……。でもこうまで話が食い違うと、世間知らずじゃ片付けられないよな」
特に問題も無いと思われていた情報交換が、滞りを見せる。
どうも双方の話が食い違うのだ。
しかもそれは話の細部等ではなく、互いの住む世界そのもと言うレベルでだ。
お互い相手が嘘を付いている様子も見えない事から、翠星石とキルアの困惑を抑えられない。
「しかしこうなると、この『ギャンブル』から抜け出すのも簡単な話じゃないって事か」
「…………ネコ人間はここから抜け出すつもりなのですか?」
「他にどうするんだよ? それともアンタはこの『ギャンブル』に乗って、殺して回るつもりか?」
そう言われて翠星石は、初めて気付く。
もと居た世界に帰還するには、姉妹やジュンとも殺し合って勝ち残らなくてはならない。
そしてそれを拒否するには、殺し合い自体から抜け出さなくてはならない。
「うんな訳ねーです!! 翠星石は殺し合いなんて、まっぴら御免ですよ!」
アリスゲームを拒否した翠星石に、こんな殺し合いを受け入れるつもりは無い。
まして姉妹やジュンまで参加しているのだ。
翠星石は殺し合いに対する、断固とした抵抗を決意する。
「…………で、アンタなんか脱出に役立つ情報持ってるの?」
「……ほえ?」
「首輪の解除手段とか、この場所が何処かとか、『ギャンブル』の主催者の関する情報とか
とにかくどんな些細な事でも良いから、脱出に役立ちそうな情報さ。何か無いか?」
「…………そ、そんな事言われても…………どれも心当たりなんてねーですよ……………………」
翠星石には首輪に関する知識も
アリスゲームは知っていても、こんな『ギャンブル』の存在も
当然それを主催している人間にも、心当たりは無い。
いざ殺し合いを拒否する決意をしても、それを実行するには
自分が余りに無力だと言う現実を痛感する。
支援
「…………そうか、そいつは残念だ」
途端、キルアの身に纏う空気が変わる。
まるで獲物を狙う肉食獣のそれに。
「アンタが何か、脱出に役立つ情報を持ってるんなら――――」
キルアの手が猛禽類の如く、異様な変形を始めた。
翠星石は本能的に危険を察知するが、蛇に睨まれた蛙の様にその場から動く事が出来ない。
「――――殺さなくても済んだのにな」
キルアの姿が消えた。
そう思った時には、翠星石は首から上を喪失していた。
キルアは片手で呆気無く、持っていた翠星石の頭を握り潰す。
「でも、アンタのお陰で貴重な情報が得れた。首輪と『玉』もな。その事には感謝するよ」
※ ※ ※
キルアは翠星石の死体から首輪を外し、腕輪から『玉』を取り外し自分の腕輪の穴に嵌める。
そして翠星石からディパックを奪うと、素早く教室から飛び出す。
死体と何時までも一緒に居て、その場面を目撃されても困る。
キルアの行動方針は単純。他の参加者と接触していき、脱出の為の情報を集める。
そして脱出の役に立たない者は、殺して首輪と『玉』と支給品を奪う。
この『ギャンブル』から生還するには、殺し合いの最後の1人になるか首輪を外し脱出するしかない。
首輪を外す方法が見付かれば良し、もし不可能となれば優勝に方針変換すれば良い。
何れにしろ、生還する可能性を上げられる。
自分ではなくゴンの。
そうもし優勝以外に方法が無いとなれば、キルアは自分を犠牲にしてゴンを優勝させるつもりだ。
勿論ゴンはそんなやり方は絶対に許容しないだろう。
既に何の罪も無い者を1人殺している。その事を知れば、ゴンはどれ程絶望するだろうか。
殺し屋としての生き方しか知らなかったキルアに、光の世界を教えたのは他ならぬゴン自身なのだから。
しかしだからこそゴンにだけは死んで欲しくない。
例え再び闇に堕ちようと、僅かでもゴンの生き残る可能性を上げるならそれで本望。
如何なる手を使っても、ゴンを生き残らせる。
伝説の殺し屋一家に生まれ育った、暗殺のエリートキルア=ゾルディック。
一度は光の道を選んだ彼の目には、再びかつて捨てた筈の闇が宿っていた
【翠星石@ローゼンメイデン 死亡】
【一日目深夜/E-5 学校】
【キルア=ゾルディック@ハンター×ハンター】
[装備]無し
[支給品]支給品一式×2、確認済み支給品(0〜3)未確認支給品(0〜3)
[状態]健康
[思考・行動]
1:必ずゴンを生き残らせる。
2:脱出の為の情報を集め、脱出の役に立たない者は殺して首輪と『玉』と支給品を奪う。
3:『玉』を5つ集めてゴンの居場所を教えて貰う。
投下完了しました。
支援して下さった方、ありがとうございます。
いきなりマーダーキター
しかも奉仕対象の1人以外には無差別か、こええなあ
緑星石…安らかに眠れよ
いきなり死者がきたか、びっくりした
玉システムがどう動くだろうかと思ってたけどさっそく集めようとするやつがでたな
この調子ならうまくいけば早く5つ集められそうな気がするが果たしてどうなるだろうか
投下乙ッス
ウホッ!いい奉仕マーダー(ちょいヤンデレ風味)!…ちょっと怖いよこの暗殺者w
ゴンはそう簡単には殺し合いに乗らないであろうだけに、再会時に何が起こるのかを考えると怖いなぁ
初っ端から退場の翠の字に黙祷……
あと、『玉』システムは奉仕マーダーにはいい感じのシステムっぽいね。やっぱり居場所がわかるのは利点が大きいか
玉の奪い合いという意味でも殺しあいが加速しそうだな
南千秋、村岡隆、岩鬼将造 投下します
21世紀…
ソヴィエトロシアは崩壊し、東西冷戦は終結した。
しかし世界に国際紛争の火種は無くなる事無く、
むしろ冷戦という解りやすい対立構造が解消したことでその火種は拡散し、
紛争は世界各地に広がった。
氾濫するグローバリズム、
怒涛の如き情報化と、電子世界の拡大、
文明の衝突、過激化するテロリズム…
世界は、あらゆる価値観が相克するカオスの坩堝となっていた。
それは、嵐のようなすさまじい渇きの時代であった。
しかし…
だが、しかし…
ヤ ク ザ は な く な ら な か っ た !
◆◆◆
地図上で「D-3」と呼称される人気の無い市街地を、一人の少女が駆け抜ける。
栗色の長髪に、特徴的な癖毛を持った可愛らしい少女だ。
年齢は恐らく小学生の高学年ぐらいか、学校の制服らしき格好をしている。
やや彼女の体格から考えると、大きいと思われるデイパックをひしと背負って、
顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら、夜道を決死の形相で疾駆していた。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁっ・・・・!」
(助けて・・・助けて・・・助けて・・・)
縺れそうになる足を必死に動かして走りながら、彼女は背後を顧みる。
そこには・・・
「キココ・・・・キコ・・・キコ・・・・キキキ・・・・」
尋常ならざる凶相を浮かべ、少女を追いかける一人の男の姿が見えた。
少しウェーブのかかった長い髪をした馬面の男で、
一応スーツ姿だが、纏う雰囲気は明らかに「筋者」のそれだ。
しかもその手には、
「はぁ・・・はぁ・・・はぁっ・・・・!!」
(ハルカ姉さま・・・カナ・・・・助けて!)
一丁の散弾銃が握られている。
「キキキ・・・・」
奇声を上げ、両眼を血走らせながら自分を追跡してくる男の姿を視界に捉え、
少女は涙目で正面に向き直り一層足を速める。
既に走り始めて結構な時間が経つ。
少女、南千秋の息は上がりきり、もう限界に近かった。
しかし足を止めるわけにはいかない。
気が付けばあの奇妙な場所に連れ去られ、
訳もわからぬまま敬愛する姉を殺されかけ、
さらに気が付けば見知らぬ街に放りだされた千秋は、
ディパックをその胸に抱くようにして震えていた。
彼女は賢く、同年代の少女より遥かに大人びた精神を持つが、
基本的には『普通』の小学生に過ぎない。
その彼女に、このような理不尽な状況に放りこまれて怯えるな、と言う方が酷であろう。
しかし運命の女神は、彼女に気の動転を治める時間すら与えてくれなかった。
この悪趣味なゲームの会場に放り込まれて十分と経たずして、
彼女は、いま彼女を追跡する男に襲撃されたのだ。
最初の襲撃から逃げだせたのだけでも僥倖だろう。
だがそれだけ彼女が走って逃げようとも、
後ろの男は遠ざかるどころかどんどん近付いている。
厳然たる大人と子供の体力の違いばかりは如何とも仕様が無い。
厳然たる大人と子供の体力の違いばかりは如何とも仕様が無い。
このまま追いかけっこを続ければ、男が千秋に追い付くのも時間の問題だが…
男の方はその手間が惜しいらしい。
十分に近づいた。
そう判断したのか、男は足を止めると散弾銃を構え、
ズ ガ ン ッ !
ああ、何たる鬼畜!
いたいけな少女に向けて散弾銃をぶっぱなしたのだ!
フランキ・スパス12の12ゲージ散弾が、
標的を完全に捉えきるには些か遠い距離だったが、
「あっ!」
発射され、拡散した散弾の一発が千秋の右足の脹脛を掠めた。
かすり傷だが、ただ小学生の少女には銃器で撃たれたという事実は
余りにも刺激的で衝撃的だ。
故に…
「きゃ・・・っ!」
千秋は足を縺れさせ倒れた。
その小さな体に迫るのは、
「キキキ…」
鬼畜、村岡隆!
◆◆◆
男、村岡隆は人生最悪の瞬間にあった。
確かに謀略に嵌め、破滅させたと確信した伊藤カイジの取るに足りないイカサマで、
彼自身が積み上げてきた全財産を失う羽目に陥ったのである。
4億8千万!
確実に勝てる筈だった伊藤カイジとの「17歩」勝負の敗北の代償は余りに大きく、
自宅と土地を含むほとんど全財産を、カイジに毟り取られ、それを泣く泣く見送る他、
今の村岡には手だては無かった。
彼が、この殺し合いの場所に呼び出されたのは、
正に彼が伊藤カイジと、立ち合い人の兵藤和也を茫然と見送った正にその直後であった!
(『切られた』・・・・)
村岡が真っ先に考えた事は、ソレ。
帝愛グループ、彼が所属するあの鬼畜外道の大組織が度々行う悪趣味なギャンブル…
彼はこの殺し合いをその一つだと解釈し、それに自分が参加させられた意味をそう考えた。
『切られた』のだ、帝愛に…
自分は…切り捨てられたのだ!
帝愛グループ総帥の御曹司たる和也に働いた暴言の数々、
伊藤カイジへの無様な敗北…理由は十分。
あの徹底した能力主義者で、無能、敗北者に一切の慈悲を持たない兵藤和尊が、
自分をこの悪趣味なゲームに放り込んだのだ…村岡はそう考えたのだ。
最初のホールで司会をしていた男、利根川行幸雄。
村岡の記憶が正しいなら奴は確か失脚していた筈だが、
如何に返り咲いたのであろうか…
しかし奴が司会をしていた事、あの会長が好きそうな悪趣味極まりないゲームの趣旨、
このゲームの主催者は帝愛に間違いない!
村岡はそう言う判断に達した。
さきほどのホールでの出来事…オンジなる男の存在や、
『死者の蘇生』なる意味不明な戯言も気にはなるが…
(恐らく、あのオンジとか言う男は、
帝愛がいざという時の為に用意したスケープゴートか何かざんす!
訳のわからない口ぶりから察するに、恐らくはカルト教団!)
オウム真理教の事件がまだ記憶に強く残る日本ならば、
この様な常軌を逸した遊戯が万が一当局の目に触れても、
カルト教団ならスケープゴートに十分であろう。
そう考えれば、全て納得できる。
村岡は、『彼の世界の常識』の範囲内で、そうこれまでの出来事を解釈していた。
彼の一見筋が通ったように見える推理は、実はてんで的外れなのだが、
いくらアングラな世界に生きていたとは言え、
あくまで現代科学の作った世界観から出ない世界での知識経験しか持たない彼には、
上記の様な考察が限界であったのだ。
閑話休題
夜の人気の無い市街地の片隅で考えをまとめ終えた村岡は、
取り敢えずデイパックの中身の確認に移った。
そして、その中身を見て、彼は狂喜することになった。
彼が、主催者が帝愛だという結論に至るや否や、
すぐに殺し合いに乗る意志を固めたが、
デイパックから出てきたモノは、
彼が殺し合いを生き抜く上で強力な武器になるもの…
散弾銃。
厳密にはイタリア、フランキ社が開発した12ゲージショットガン、
SPAS12。
(ワシは・・・・ツいてるざんす!)
利根川は言った。
『この殺し合いの優勝者に与えるもの……それは全て、だ。莫大な大金でも、将来を約束された地位でも、名誉でも……
それ以外のどんな願いであろうと、我々が責任を持って聞き届けようっ……!
……もちろん、先にこちらのオンジが言った死者の蘇生だったとしても、不可能では無い……!!』
リスクは大きい。
だが、この殺し合いで優勝すれば、
上記の賞品を得るばかりでなく、
この人間としての能力のあらゆる側面を試されるデスゲームで生き残る事は、
自分の優秀性を帝愛に示せると言う事!
生還後は、帝愛幹部も夢では無い!
(これは・・・最後のチャンスざんす!勝つ!勝ち残って昇り詰めるざんす!)
「キココ・・・・キキキ・・・・」
村岡の口から奇声が漏れる。
村岡は眼を血走らせ、嫌な汗をぐっしょりかいていた。
「名簿を見れば、あの糞ったれのカイジの野郎もいるみたいざんす…
丁度いいお礼参りも済ませてやらねば…」
スパスを構え、獲物を求めて徘徊を始めた村岡が、
千秋を発見したのはこの数分後であった。
支援
◆◆◆
千秋が倒れる。
足の傷自体は、大した物では無い。
所詮小さな散弾が掠めたに過ぎない。
しかし…
「あ・・・あ・・・・あ・・・・」
千秋には眼を見開いて喘ぐ事しか出来ない。
千秋は立ち上がれない。
男は確実に近づいて来ているのに、立ち上がる事は出来ない。
足を挫いた事もあるが、それ以上に腰が抜けてしまった事が大きかった。
平和な日本で暮らす小学生には、撃たれた、という事実はあまりにも劇薬だ。
銃弾は、物理的には千秋の足を掠めただけだったが、
心理的には彼女の心を完全に砕いていたのだ。
「キキキ…」
奇妙な声をあげながら、男が千秋に迫る。
ヤバイ
男の血走った眼を見て、
千秋の本能が彼女にそう囁くが、
彼女の体はぴくりとも動かない。
男がすぐ傍まで来た。
「足ばっか速くて・・・梃子摺らせてくれたざんすね…」
男が千秋の頭部に銃口を向ける。
千秋は声無き叫びを上げる。
声は出ない。本当の恐怖を感じた時、人間の声は抹殺されてしまう。
「死ぬざんす!」
(カナ・・・ハルカ姉さま!)
咄嗟に眼を瞑った。彼女の脳裏に浮かぶのは、二人の大切な姉の姿。
ズ ガ ン ッ !
銃声が響いた。
◆◆◆
自分は死んだ。
千秋はそう考えた。
バカでかい銃声が確かに千秋の耳には聞こえたのだ。
もうすぐ自分は頭を吹っ飛ばされて、死体になってしまうのだろう。
最後に、ハルカ姉さまにもう一度会いたかった。
ついでにカナにも会いたかった。
カスタードレモンチーズシフォンパイが食べたかった。
駅前の角の店のプリンが食べたかった。
ふじおかに抱っこしたかった…
そこまで考えて、
来るべき衝撃が来ない事に気が付いた千秋は、
恐る恐る再び眼を開けた。
男は居た。
ただ、その表情は一変している。
眼は血走っているが、それは顔全面にも表れている驚愕が故だ。
男は見ている。
男自身の右腕を。正確にはその付け根を。
そこには…
「・・・・・・あ?」
男の腕は無かった。
男の腕は、その手に依然スパスを握ったまま、男の後方に吹き飛ばされていた。
「ああああああああああああああああああああああっ!?!?」
男の絶叫と共に忘れたように男の右腕の付け根より血液が滝の様に流れ落ちた。
男は思わず膝をつき、残った左手で傷口を押さえるが、血の濁流は止まらない。
「あああ?ああああ!ああああああああああ!?!?」
男は何が起こったか解らない、と言った表情だった。
それはそうだろう。
撃ったと思ったら、撃たれていたのは自分だっただから。
「 お の れ 〜」
千秋の背後より、その声が聞こえて来たのは突然だった。
ジャリっと、地面を踏みしめる音がする。
「だれにことわって、ワシのシマウチの堅気モンに手ぇ出しとんじゃ〜」
千秋は、振り向こうとした。
が、まだ恐怖が抜けきっていない為か、
動かぬ体を無理やり動かして背後を見たとき、
最初に見えたのは野太い銃身だった。
S&W M29 "44マグナム"。
映画「ダーティーハリー」で一躍有名になった、『世界最強の拳銃』の一つ。
村岡隆の右腕を吹き飛ばしたのは、今尚紫煙を上げるこの怪物拳銃に他ならない。
続いて、腕が、足が、そして全貌が明らかになった。
『男』の姿を見た瞬間、千秋は思わずその言葉を漏らしていた。
「・・・・ヤ・・・クザ?」
『男』は正しく『ヤクザ』そのものであった。
否、唯のヤクザでは無い。
カーキ色のソフト帽子を被り、それにねじり鉢巻きを締め、
さらにサングラスを引っ掛けている。
やはりカーキ色の半袖シャツに、腹巻き、
膝小僧より少し長い短パン、その上草履ばき。
まるで「広島抗争」の時代、
そうでなければ「仁義なき戦い」の世界から抜け出てきたかのような
アナクロな『ヤクザ』がそこにいた。
否、格好ばかりでは無い。
その目、その表情。
現代社会の成熟、複雑化に合わせて、ヤクザもその体制を大きく組織化し、
犯罪組織としての効率完成度はより一層上がった。
その反面、ヤクザ達もサラリーマン化し、牙を失って行った。
しかしこの男に眼、そして表情からあふれ出る、
狂気、凶気を、そして侠気!
それはかつて、ヤクザが本当に『極道』だった時代、
ヤクザが本当に野獣だった時代に持っていた物、
そして現代では失われてしまった物であった。
しかもこの男は、
そんな古き良きヤクザ社会においてすら持て余された
史上最強の義理と人情と凶暴性を持つ『極道兵器』であった!
「落とし前を付けさせてもらうぜ〜!」
男の名は、岩鬼将造…
◆◆◆
内閣秘密情報局・要注意人物ファイル 第××号
名前:岩鬼 将造 イワキ ショウゾウ
生年月日:19××年 ×月×日
出身地:日本国 ××県 ××市
身長:×××cm
体重:××kg
分類:特別A級ヤクザ、通称『極道兵器』
@主な経歴
関西でかつて強大な勢力を誇った岩鬼組組長の一人息子。
成人前よりその凶暴性は凄まじく、少年刑務所への入獄経験も二度あり。
その際も、幾度も教官との乱闘や、脱走未遂など幾つも問題を起こし、
時には教官の耳を噛み千切るなど常軌を逸した行動も見せた。
また、この頃よりリーダーとしての素質も少なからずあり、
暴力で反抗者を鎮圧し、牢名主の様な位置にあった事もある。
出獄後も、「狂犬の将造」の異名を取る凶暴振りを見せるが、
岩鬼組に敵対する関東系の某組を突如襲撃、構成員を虐殺するという暴挙に出る。
これが切っ掛けで岩鬼組組長に勘当され、将造は海外に出奔、
傭兵として数年間、世界各地の紛争地域の最前線で傭兵として活躍する。
傭兵活動期に、将造の凶暴性、残虐性はより一層その度を強め、
捕虜の拷問、虐殺を嬉々として行うなど、異常性はより極まった。
己の生命の危険を顧みない無謀な突撃を度々行うも、
その度に生還し、絶大な戦果を上げるため、
傭兵界隈では「マッドドッグ」の名で恐れられた。
岩鬼組組長暗殺、その後の岩鬼組壊滅を契機に、
南米ロスタリカにおけるジョセフ大佐率いる反政府ゲリラ討伐作戦を最後に
傭兵稼業を廃業、日本に帰還する。
日本に帰還後は、岩鬼組残党と合流し、
アメリカの「デス・ドロップ・マフィア」の後援を受け、
岩鬼組壊滅を始めとする日本制圧行動に乗り出した倉脇組組長、
倉脇重介が本拠とする要塞高層ビルを襲撃、
完全武装の要塞ビルを僅かな兵力で制圧、倒壊させ、倉脇組を事実上の壊滅に追い込む。
この際、左手右足を含む全身に重傷を負うも、
同局局員、赤尾虎彦に救出され、改造手術を受け、「極道兵器」として生まれ変わる。
左手の着脱可能義手の内部に鉤爪付き重機関銃、
右足に六連発ロケットランチャーを内蔵し、
後に右目を失うも、ロックオン機能付き光学センサー義眼に再改造された。
左手の重機関銃は工具などを使わずに着脱可能で、
戦況に応じて大型ガトリング砲、火炎放射器、
グレネードランチャーなどを付け替える事が出来る。
改造手術後、赤尾虎彦の後援を受け、
核武装テロリスト海座隆とその組織をほぼ単身で壊滅制圧したのを手始めに、
将造はこの内臓装備を十二分に駆使し、
デス・ドロップ・マフィアの日本侵略に対抗する戦いの最前線で活躍する。
現在、壊滅した岩鬼組を山鬼なよ子率いる山鬼組との合併を経て再興、
彼自身が盟主を務める全く新しい暴力団同盟組織、極道連合を組織し、
デス・ドロップ・マフィアやその後援を受けた組織、
それ以外の関東系を中心とする敵対する組、
中国系など中心とする外国人組織などを相手に抗争を開始、
敵対組織を根こそぎ壊滅させる荒っぽい手口で勢力を順調に拡大し、現在に至る。
@特記事項
体内に武器を内蔵した「極道兵器」であり、常軌を逸した凶暴性を持つ超危険人物である。
しかし、殺人嗜好を持つにも関わらず、無作為、無意味な殺人行動は取らず、
その残虐性の矛先はあくまで彼に敵対する人間、勢力にのみ向けられる。
それは、著しく常人は隔絶した価値観では有るものの、
彼独自の義侠心に徹底的に基づいて行動しているからであり、
快楽殺人者や、破滅型テロリストとは一線を画する。
(二度の入獄も、叔父である山林を庇った為と思われる)
しかし、一度でも敵対した相手には一切容赦は無く、
また、常人の常識、倫理観では躊躇するような行動を平然と行う。
また、頭に血が昇りやすく、いったん暴走状態になれば余人には手が付けられない。
現在は、我々日本政府と協力関係にあるが、彼の扱いには細心の注意が要求される。
◆◆◆
「あひ〜!あああああ、あひ〜!」
村岡は傷口を押さえながら絶叫、混乱していた。
そうでむべなるかな。絶対的強者の位置から、
突如反転、重傷者になってしまったのだから。
今の村岡には、近づく岩鬼の姿すら見えていない。
岩鬼は無言で、村岡の醜態を睨みつけながら接近する。
ほんの一歩前まで接近した時、ようやく村岡は岩鬼を仰ぎ見ようとしたが、
それは叶わない。
顔面に岩鬼の蹴りが突き刺さったからだ。
「このっ・・・ ボ ケ が 〜 !」
前歯と、血と、唾が宙を舞う。
村岡はもんどりうって地に転がる。
「極道が腕の一本や二本で…何 が た が た 騒 い ど る ん じ ゃ 〜 !」
厳密に言うと村岡隆は極道では無い。
それっぽい格好をしているがヤクザで無い。
が、村岡にそれを訂正する事は出来ない。
男が続けて蹴りをぶち込んできたからだ。
村岡の体がゴロゴロと地を転がる。
「 ふ ざ け る な ぁ 〜 」
ドゴッォ!
「 そ ん な 肝 で 人 が 殺 せ る か ぁ 〜」
ボスッゥ!
「 ど の 面 下 げ て 極 道 気 取 っ と る ん じ ゃ 〜 」
ズワオォッ!
(違う・・・極道違う・・・・)
蹴り転がされながら村岡は必死にそう弁明しようとするが、それすら出来ない。
と、言うかこの男は基本他人の話を聞かない。
「もう一回あの世から・・・」
岩鬼が44マグナムを村岡の頭部に向けた。
「ひっ・・・やめ・・・・」
「 出 直 し て こ い や 〜!」
命乞いなんて絶対聞かない。
村岡の頭はあえなくミンチになった。
結局、弾倉が空になるまで将造は撃ったので、
全身がミンチになる事になったのであった。
支援
◆◆◆
「ボケが…」
ミンチ肉になった村岡隆の死体を最後に一瞥すると、
岩鬼将造は天に眼を向けた。
「ボケどもが…」
思い出すのはあのいけ好かない司会の二人。
名簿には沢山の日本人の名前が載っていた。
「ワシのシマウチの堅気モンに手ぇ出しやがって…許さねぇ…」
『極道兵器』岩鬼将造は日本を預かる首領(ドン)である。
日本国(シマウチ)の一般国民(堅気モン)を守るのは、
任侠の、極道の、首領(ドン)の務めだ。
「待っとれや…」
「ワシは史上最強の…」
「 極 道 兵 器 じ ゃ ぁ 〜 ! 」
拾い上げたスパスを天に向けて乱射する。
それは宣戦布告の号砲だった。
「ほうじゃ…小娘ぇ…元気かぁ!?」
ようやく助けた堅気の少女の事を思い出した将造は背後を振り返ったが…
「・・・・・あ?」
そこには千秋の姿は影も形も無かった。
そりゃ逃げるよね…
【村岡隆@カイジシリーズ 死亡】
【一日目深夜/D-3 】
【岩鬼将造@極道兵器】
[装備] S&W M29 "44マグナム"、フランキ・スパス12
内臓機関銃(残弾100%)、脚部ロケット砲(6/6)
[支給品]支給品一式
[状態]健康
[思考・行動]:日本の首領として主催をぶっ殺す
1:主催者はぶっ殺す
2:殺し合いに乗った奴は殺す
3:日本人の堅気は保護する
4:筋モノで協力出来そうな奴とは共闘してもいいかも
5:外国人?んなもん知るかぁ!
【南千秋@みなみけ】
[装備]なし
[支給品]支給品一式、未確認支給品(0〜3)
[状態]足に擦り傷
[思考・行動]
1:将造から逃げる
2:ハルカ姉さま、カナと合流したい
3:死にたくない
以上です。
時間かけて申し訳ありません。
後タイトルは「その男、『侠』暴につき…」
それと、◆i/INfRBkiM氏投下乙
投下乙
極道兵器は未把握だが、これはw
実に古きよきヤクザ…そりゃ千秋も逃げるぜw
そして村岡は相手が悪かったな、うん。
投下乙です。
岩鬼ってこんなキャラなのかw
村岡も長生きはしないと思ってたけど本当に相手が悪かった。
しかしアナクロヤクザは何を基準に外国人と日本人を見分けるんだろうかw
投下乙
原作の雰囲気そのまんまですげー!
古きよきヤクザ、村岡ごとき屁でもないかw
そして逃げる千秋、そりゃあなぁw
GJ!
初っ端からめちゃくちゃ長いなあ…
長いけど内容は濃いな
幸先いいような気がしてきた
お二方、投下乙でした。
投下しようかと思いましたが…
明日起きてからの方がいいですかね。
期限は明日中ですから。
わーい、今SSの文章の容量を見たら20kbあったよー。
支援途中で寝てしまった
極道兵器ってこんなキャラなのか
これがうわさの死んだと見せかけて生きているというやつかw
千秋ー逃げろーもっと遠くまでー
おはようございます。
投下いってみようと思います。
題名は『白ウサギとアリス』です。
27レス分だけど兵器…じゃない、平気ですよね。
足りないものは何か。
人は足りないものを補う為に行動し、足りれば失わぬように努める。
それは誰にでも言える事で、このゲームに参加する者たちもそれぞれ求めるものを探すだろう。
では、これから起こる物語の中で足りないものは何か。
彼らには何が足りない? 何が足りなかった? 何を求めるべきか?
何が余分で何が要らなかったのか。
アーマータイガー……
「?」
ピクリと耳を動かす。
名前を呼ばれたような気がしたが、すぐに気のせいだと思った。
悪の組織フロシャイムの怪人、アーマータイガー!
ダイヤモンドより硬いヨロイを身につけたトラの怪人。
タイガーラリアット、クロー、クラッシュのタイガー殺法は確実に敵を死に導く!
すっごく強いぞアーマータイガー!
ここは何処か全くわからない。
多分、今は真夜中頃だ。
ミルクのように濃い霧が立ち込め、宵の闇も相俟って何も見えない。
これでは誰も他の参加者を探せないし、逆に他の参加者にも見つからないだろう。
「はあ…」
まいった。
恐ろしいゲームに巻き込まれたとは感じたが、アーマータイガーは全く危機感を持っていなかった。
先ほどのあの会場にはヴァンプ将軍がいたし、サンレッドの姿も確認できた。
だからこう思ったのだ。
サンレッドがキレる
↓
サンレッドが主催者をタコる
天体戦士サンレッド
FIGHT.0 悪夢!!漫画ロワレガシィ
〜完〜
ポリポリと頭を掻き、大きな欠伸をして少しして、重要な事を思い出す。
「あ!やべっ、ヴァンプ将軍が殺される!」
あわててデイパックの中から懐中電灯を探り出し、次いで参加者名簿と書かれたモノを出す。
「ヴァンプ将軍ヴァンプ将軍……あった!」
探してみれば自分以外にも知っている名前が4つあった。
サンレッド、ヴァンプ将軍、かよ子、ウサコッツ
毛皮に覆われたアーマータイガーの表情が器用に青ざめる。
彼にとっては殺し合いそのものより、知り合いの動向が心配でならなかった。
サンレッドは心配ないだろう。殺せる奴は多分いないし、そのうち主催者もボコにされる。
このゲームで一番タチの悪いチンピラなんじゃないだろうか?かよ子さんのヒモだけど。
一応正義の味方なんだし、主催にも反抗するだろう。ヒモだけど。
ヴァンプ将軍は大いに心配だ。その優しさゆえ、殺し合いを止めるために誰彼構わず説得しようとするだろう。
……ゲームに乗った強い参加者であろうとも、将軍なら説得しようとするだろう。
考えただけで頭がいたい。
ウサコッツも心配だ。ゲームに乗って優勝を目指すような奴ではないが、変な事をやらかしそうだ。
例えばサンレッドの抹殺計画とか抹殺計画とか抹殺計画とか。まあいいが。
一番問題なのは
『かよ子』さんだ。
かよ子が大変な目にあう
↓
ヒモであるサンレッドがキレる
↓
サンレッドが主催者をタコる
↓
八つ当たりで他の参加者もボコられる
天体戦士サンレッド
FIGHT.0 惨劇!!漫画ロワレガシィ
〜完〜
「早くかよ子さんを保護しないと……」
本気で殺される。主催者や殺人者に殺されなくても、レッドに殺される。
急いで荷物をまとめ、アーマータイガーは走り出した。
怪人である自分の体力なら、一日中走り続けても平気だろう。
効率は悪くても、他の皆を守るためなら仕方ない。
……
迷った。
さっきから同じ場所をグルグル回ってるだけのような気がする。
この木はさっき見た木だ。同じ場所にウロができているから間違いない。
霧のせいだろうが、少し気味が悪い。
このまま闇雲に走るだけでは仕方がないし、かといってヴァンプ様達を探さないわけにはいかない。
はあ、と何度目かわからない溜息を吐いた時――
「アーマータイガー」
急に声をかけられ、自分の心臓がひっくり返るような感触を味わう。
全身の毛が逆立つ。気持ち悪い。
真っ白な霧の中、ウサギのぬいぐるみがこっちに歩いてくるのが見えた。
「ウサ!」
フロシャイムの怪人、ウサコッツ。
早くも探していた相手の一人が見つかり、アーマータイガーは嬉しかった。
「よかった、探したよアーマータイガー」
ウサコッツは今まで誰にも会わなかったようだ。
危険な奴に会わなかったことで内心ホッとしたが、
同時にヴァンプ将軍やかよ子さんを保護できず落胆した。
念の為に書いておくが、アーマータイガーは悪の組織フロシャイムの怪人である。
世界征服を狙う『悪の』組織の怪人である。決して正義の味方ではない。
ご近所付き合いを大事にしていても、フロシャイムは悪の組織である。……多分。
「ヴァンプ様やかよ子さんを見つけなきゃ!
レッドは死んでもいいけど!」
ウサコッツの言葉に、内心「なんてことを」とアーマータイガーは突っ込んだ。
大事なことだから何度でも言う。アーマータイガーは悪の秘密結社の怪人である。
それはともかく、こうも霧が濃くては誰も探せない。
「にっ!!!」
ウサコッツが突然、大きな声で叫んだ。
誰かに聞かれては困るのであわててアーマータイガーが口を塞ぐ。
この感覚は何かに似てると思ったらアレだ。
アパートのお隣さんが壁をドンッ! と叩いた時の気分だ。
壁が薄いから少しの音でも怒られる。
ここは自分のアパートではないが、大きな声を出されると恐い。
「シー! 声が大きすぎる! ……何だ?」
「何でもないよ」
ウサコッツがケロリと言い放ち、アーマータイガーは肩を落とす。
前からウサコッツは人騒がせだったが、ここまでひどかったか?
「それよりアーマータイガー、支給品はもう調べた?」
支給品、と言われて、デイパックの中身をまだよく調べてない事を思い出した。
慌てて名簿と懐中電灯を見つけたが、それ以外は何も調べていない。
「僕のはねっ いいものが入ってたんだ! ジャーン」
じゃーん、と出されたのは
白い薔薇を模った指輪だった。
器用に自分の鋭いツメにつけ、アーマータイガーに見せびらかす。
「もう一個あるんだよ! これを二人でつけると、パワーが大幅アップするんだって!」
……玩具の指輪だな。
あれだろ? 夏祭りの屋台とかで売ってるヤツ。
目の前のヌイグルミは本物として疑っていないようだが。
「これをつけて、ヴァンプ様達を探しに行こー!」
ピョンピョンと跳ね回るウサコッツを見て、
これは大人しく従わないと後がうるさいなとアーマータイガーは判断する。
「にげぇ!!!」
またウサコッツが突然大きく叫んだので口を塞ぐ。
にげぇって何だにげぇって。
「何ださっきから!」
「モゴ……なんでもないよ」
変なものでも食べたのかもしれない。
あまり騒がれるのも嫌なものだ。
「それよりハイ、指輪。左手の薬指だよ」
「はいはい、指輪ね」
少し先が思いやられてきた。
左手の薬指につけなきゃいけないのか。
えーっと、これは何をはめる時の指だっけ?
指が太いんだが……入るか?
「に……」
またウサコッツの変な発作か。
本当に大丈夫かコイツ?
もう無視しよう。
指輪さえはめれば少しは静かになるだろ。
手元が暗くてよく見えない。
……はまった。
「にっ、逃げて!! アーマータイガぁーーー!!!」
はぁ?
驚いて顔を上げると。
そこには、ガタガタと激しく震えるウサコッツがいた。
何事かと驚く間もなく、目の前の景色が歪みだした。
瞼が急に重くなる。
「可哀想……」
こいつは何をやっているんだ!?
可哀想とはなんだ可哀想とは!
「可哀想な駒鳥さん」
謡いだしたウサコッツの体はまだ震えている。
……駄目だ、眩暈がひどい。立っていられない。
「だァれが殺した
駒鳥さん……」
何だと? 殺した!?
アーマータイガーが地面に倒れる。
もう地面の感触すらわからない。
「そォれは わたし……
わたしなの……」
ウサコッツが……誰か殺した?
アーマータイガーの顔に水滴がポタポタと零れ落ちてくる。
重い瞼を必死に開けるとウサコッツが覗き込んできた。
この水滴はウサコッツの涙。
そして……ウサコッツの顔には、右目から伸びる白茨と咲き誇る白薔薇があった。
ウサコッツが……
眠い……
指輪が……熱い…………
ついにアーマータイガーは意識を失った。
◆ ◇ ◆ ◇
話はウサコッツとアーマータイガーが出会う十数分前に遡る。
「う〜ん」
重い瞼を上げ、ぼんやりとした頭でヌイグルミ型怪人ウサコッツが目覚めたのは見慣れた場所だった。
悪の組織フロシャイムのアジト。
ずっと出したままのコタツ、いつもと変わらない一枚だけ外れた天井の板、別の支部から送られてきたミカン。
「夢か」
爆発した首、恐い主催者、嫌なゲーム、全部夢。
自分の首には首輪なんてない。
「いけない、コタツで寝ちゃった」
コタツで寝たりするから変な夢を見ちゃったんだ。
もぞもぞとコタツから這い出て、時計を見るとまだ夕方。
折角だからレッドを抹殺しに行こうかと思ったが、外は濃い霧だからやめる。
皆はどこにいるんだろうか?
「ヴァンプ様ー? いないのー?」
返事は無い。
「デビルねこ君? Pちゃん? ヘルウルフ君?」
返事は無い。
「もー、誰もいないのー?」
ヴァンプ様は近所のスーパーへ買い物にでも行ったのかもしれない。
……この際ムキエビ先輩でもいいから誰かいないかな?
さっきの嫌な夢を見た後だし、誰かの顔を見て落ち着きたいのに。
『ヒソヒソ……』
なんだ、人いるじゃん!
台所にいたんだ、ああよかった。
1号君と2号君だ。
「……でも不況だからって、怪人をリストラするのはどうかと思うんだけど――。」
う、うわ、不況のアオリがこんな近くに。生々しいや。
「仕方ないんじゃね? 俺達がクビになるよりマシだって」
「確かに、ウサコッツさんなら何とかなるかもな。」
え? 1号君、何を言ってるの?
クビって? 僕が? どうして???
もしかして何度も勝手にサンレッドを抹殺しに行ったから?
イヤだよ! そんなのイヤだよ!!
「可哀想だけど、怪人をみんな飢え死にさせるわけにはいかないもんね」
いつのまにかヴァンプ様が会話の中に入っていた。
どうして? 本当に僕はリストラなの? そんなにフロシャイムは苦しかったの??
「ウサコッツ、クビ?」
タイザ君が僕の後ろから無遠慮に声をかけてきた。
皆が一斉に僕の方を見つめる。
嫌だよ、そんな目で見ないでよ、みんなやめてよ。
「ウサコッツ、今までありがとな」
「楽しかったぜ、忘れないからな」
カーメンマン、メダリオ、悪ふざけはやめてよ。
「……」
Pちゃん、微妙に目を逸らさないでよ。
「ウサちゃん、また会おうね」
デビルねこ君まで変な事を言わないでよ。
「ウサコッツさん、頑張ってくださいね」
1号君、頑張るって何を頑張れっていうの。
2号君、気まずそうな顔をしないでよ。
「ウサコッツ……元気でね」
やめてよヴァンプ様。
嘘でしょ。
みんなで僕をからかってるんでしょ。
嫌だよ。ずっとみんなと一緒にいたいよ。
やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
ギョウ ムキエビ先輩 モスキー ゲイラ アーマータイガー デルズ
気がつけばフロシャイムの怪人達が大勢そろっていた。
いつもならヴァンプ様が、鍋料理を囲むのに呼ぶだけなのに、今日は違う。
「さようなら」
「さようなら」
「……」
「さようなら」
「さようなら」
「さようなら」
「さようなら」
「サヨナラ」
「さようなら」
「さようなら」
「さようなら」
「さようなら」
「さようなら」
やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
涙がボロボロこぼれてきた。
止まらない。止まるわけ無い。
今まで当たり前だと思っていた、暖かい場所。
優しいヴァンプ様、仲の良い怪人達、ご近所との関係を大切にする悪の組織フロシャイム……
全てが無くなった。
もう誰もいない。
アジトもない。
川崎市の風景も無い。
どこまでも真っ白な霧だけが残った。
こんな事なら、あの悪い夢のほうがマシだった。
皆と別れるくらいなら、あの悪い夢の方が……
うふふ
うふふふ うふふふ
うふふふ
うふふふふ
「可哀想なウサギさん、あなたの巣穴はありません」
「……グスッ……誰?」
急にぎゅっと、ウサコッツの体は誰かに抱きしめられた。
かよ子さん? 違う、もっと小さな子供だ。
「私が傍にいてあげる……」
真っ白なドレス、淡いピンクの長い髪、美しく整った顔の女の子。
「私は薔薇乙女……第七ドール……雪華綺晶」
女の子じゃない、女の子の形をした人形。
その右目はなく、代わりに白い薔薇が咲いていた。
「第七……ドール?」
この目の前の子は何を言ってるの?
薔薇乙女って何?
「第七ドールは幻の中にしか存在し得ない
何故なら私もまた幻……
肉の器のしがらみを持たない
無機の器に宿された神秘の魂
それが薔薇乙女」
謡うように女の子の人形は話を続ける。
それでもウサコッツには何が起こっているのか理解できない。
「しかしそれでも至高の少女になり得ない……まだ足りない。
物質世界に存在を縛られる事自体がアリスへの枷になってしまう不要の形骸なのか?
エーテルから開放されたアストラル イデアのイリアステル……
その輝きこそが至高の少女なのか?
お父様はそう考えて私をお創りになった……」
アストラル? 幻? 混乱を続けるウサコッツの頭に意味は届かない。
「だから第七ドールは……実体を持たない……
でもそれでも足りない
私でもまだ、お父様の目標には到達できない……」
体が無い?体が無いのに、どうやって僕を抱きしめてるの?
こんなに綺麗なのに、まだ何か足りないの?
こんなに綺麗なのに……どうしてこの子は…………
こんなに怖いの?
「だから……」
ちゅっ
雪華綺晶の小さな唇と、ウサコッツの唇が合わさった。
「え? 何!?」
ウサコッツが気恥ずかしさで雪華綺晶の腕から離れる。
恥ずかしさのせいで恐さも悲しみも消えて無くなる。
キス魔かと一瞬思ったが、それすらも一瞬でなくなる。
激痛によって。
「私はこの新たなるアリスゲームで……
至高の少女になるのです……」
ボコ……
ピキ……
ピキ
「!!?」
ウサコッツが自分の手を見ると、そこには……
小さな、
小さな小さな、
白薔薇が咲いていた。
あわてて顔に手を当てると、薔薇の葉が生えている。
メコッ
ボコ
ボコ ボコッ
ボコ
「いっ……いた……っ
いた……あっ……やだ……いっ……」
引っ張っても。毟っても。
白薔薇はどんどん生えてくる。
そのヌイグルミの全身に根を這わせ、まるで食い殺す様に。
「戦う為に……器が欲しいの……からっぽの器……素敵なからだ……私のからだ……」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
いたい……いたいよ……
助けて。誰か助けて!
ヴァンプ様
かよこさん
1号君
2号君
デビルねこ君
Pちゃん
ヘルウルフ君
タイザ君
ギョウ君
モスキー君
メダリオ
カーメンマン
アーマータイガー……
レッド!!!
「うふふ……ヴァンプ将軍……かよ子……アーマータイガー……サンレッド」
雪華綺晶がウサコッツの心の中を読み上げる。
同時にウサコッツの表情が苦痛から恐怖によるものへと変わる。
彼女の最も得意とする事は、相手の心の隙間を覗き込む事。
覗き込む事は……相手の最も嫌な事。
隙間から怒り、悲しみ、絶望、忘れたい過去、トラウマ、
そして……最も恐れる『未来』を読むことが出来る。
この霧に包まれた現実感のない川崎市は、ウサコッツの見ている夢。
さっき見たヴァンプ将軍達も全て夢。
ウサコッツの最も恐れる夢。
絶対に来て欲しくないと、切に願う未来。
ウサコッツも夢。
雪華綺晶も夢。
夢だからこれは現実。
ウサコッツは目覚めてなどいなかった。
ずっとずっと夢の中にいた。
そして出る事も無い。
永遠に。
「嫌だ……助けて! 助けてー! ヴァンプ様……アーマータイガーーー!!
かよ子さん…………レッ……ド……」
ウサコッツが己の中の絶望の世界で最後に見たものは。
右目に咲く白薔薇と、全てを観ていながら何も見ていない金色の左目、
おそろしい少女の笑顔と……
少女の首に巻かれた、銀色の首輪だった。
◇ ◆ ◇ ◆
そして時は元通りに動き出す。
倒れた筈のアーマータイガーは困惑していた。
あのゲームはどうなった?
どうして……どうして……
どうして何時の間に、自分はフロシャイムのアジトの前にいるんだ?
まだ濃い霧は立ち込めているが、それでもここは神奈川県川崎市のフロシャイムアジト。
まさか夢でも見ているのか?
こんな非常事態に?
ヴァンプ将軍とかよ子さんを助けなきゃいけないのに!?
ウサコッツは何をふざけていたんだ。
まさかウサコッツは殺し合いに乗って……
ガラガラとアジトのドアが開く。
「アーマータイガー……」
聞き覚えのある、弱くて小さい声。
「来てくれたんだね……」
「ウサ! 一体何を……」
そこから先は言葉が出なかった。
アジトのドアから出てきたウサコッツには……
足から先『だけ』しかなかった。
「ごめんね……もう……みんなの所に帰れなくなっちゃった……僕……食べられちゃった……」
「ウサ……」
ピ シ ィ
夢の中の世界は突如として終わる。
アーマータイガーの都合、ウサコッツの都合は知った事ではない。
すべてはゲームのために。
すべてはアリスのために。
すべてはアリスゲームのために。
◇ ◆ ◇ ◆
ここは現実の世界。
別れに泣く白き悪夢の中ではない。
霧立ち込める殺戮の現実。
もうアーマータイガーは動かない。
彼は一枚の絵になった。
ここはD−6の博物館。
白茨が絡みついたトラの怪人は、額縁の中に閉じ込められた。
沢山の絵画や彫刻が並び、眠れるトラの絵はその中に収められた。
スポットライトに照らされてくるくると白いウサギのぬいぐるみは踊り続ける。
取り囲むのは白い石膏細工の胸像たち。
彼……いや彼女は喜んでいた。
無機の器、自分のからだ。
ウサコッツの体を乗っ取って、彼女が最初にした事は『マスター探し』だった。
このゲームには面白い人間がよりどりみどり、彼女の姉妹も4人いる。
この新しいアリスゲームの中でも彼女の目的は変わらない。
究極の少女となるために、他のドールの契約者を奪う。
玉のルールは彼女にとって非常に好都合だった。
他の姉妹が死んでも全く問題がない。
単純に、アーマータイガーを含める7人の人間と自分が残ればいいのだ。
そう……姉妹がジャンクになってしまったなら、『一時的に生き帰せば』いい。
生き返ったら、残った人間の誰かと契約を結ばせる。後はジャンクにでも戻ればいい。
他のドールの無傷の体が必要なら、マエストロ(神業職人)の少年、桜田ジュンに直させればいい。
ドールは生き返らないかもしれないが、そんなものはどうでもいい。
最悪、ジュンが死んでしまっても、彼を生き返らせればいい。
最終的に、他の契約者を土壌にしてアリスにさえなれればいいのだ。
難しい事なんて何もない。
だが、足りないものもある。
意図的か非意図的かはわからないが、どうしても足りない。
薔薇乙女第二ドール・金糸雀
薔薇乙女第六ドール・雛苺
足りない。この二人がいなくては足りない。
どうしてこの二人を参加させなかったのだろう?
……主催者に頼めばいいのだけど。
主催者。
あのオンジと名乗る神官には、『糸』がついていた。
神官さんはただの操り人形さん。
操り人形を操るのは、操り士さん。
操り人形を操る、操り士さんを操るのは……女神さま。
女神さまになりたかった『あの方』さま。
チンッ、と雪華綺晶は自分の首輪を指で弾く。
幻覚である自分に首輪をつけることができたのは、黒幕さんも幻だから。
雪華綺晶が真の黒幕、オンバの存在に気づいたのは――
彼女達がとても似通っていたから。
不完全な存在、壊れた心、精神でできた体、
それでも『完全なる存在』を目指す二人。
会ってみたい。
話をしてみたい。
その声を聞きたい。
黒幕さんはこの人形を願いを聞き届けて下さるだろうか?
全部駄目だったら?
全ての願いが、目的が叶わなかったら?
そう、優勝すればいいのです。
それなら……黒幕さんにも会えるでしょう。
雪華綺晶は気づいていない。
自分の中に芽生える新たな感情に。
憧れとも、友情とも違う感情。
強いて言えば、親近感。
ウサギの時計は止まらない
ほらほら急いで急いで
女王陛下に怒られる前に
アリスを目指して
白ウサギは濃霧の中に消えていった。
【ウサコッツ@天体戦士サンレッド 死亡】
【一日目深夜/D-6 博物館 】
【雪華綺晶@ローゼンメイデン】
[装備] ウサコッツの体
[支給品]支給品一式×2、ランダムアイテム(0〜3個)×3、雪華綺晶の鞄、
[玉]3個
[状態]健康
[思考・行動]:アリスになる。優勝でも別にいい。
1:桜田ジュンを捕獲、もしくは死体を回収する。
2:他の姉妹の契約者を捕獲する、いなかったら無理にでも契約させる。
3:他の姉妹がジャンクになっていたら、ジュンに直させる。
4:金糸雀と雛苺を参加者として増やしてもらう。
5:黒幕さん(オンバ)と仲良くしたい……
6:アーマータイガーは死なないように放置。博物館からはあまり離れない。
※物理攻撃は効きませんが、制限で他の攻撃は効くかもしれません。
※自分に近い存在である、オンバに気づきました。
※ウサコッツの体を破壊しても雪華綺晶にダメージは与えられません。ただの器です。
※雪華綺晶の首輪もエネルギー体でできています。
雪華綺晶が去り、誰もいなくなった博物館の一角。
そこに飾られた一枚の額縁に描かれているのは、白茨に巻かれて眠るトラの怪人。
彼にとって足りなかったものは何か。
それは悪の組織に絶対に必要なもの。
『悪意』
平和な川崎市に慣れ親しんだアーマータイガーには絶対に足りない。
サンレッド抹殺を謳いながら、何だかんだで仲良くしている彼らには確実に足りない。
だからこそ、自分の想像を超える『悪意』に対峙した時、彼は無力だった。
雪華綺晶の心は、純粋な狂気と悪意に満ちていた。
だが、きっとこれからもフロシャイムの怪人達には悪意が足りることはないだろう。
今までも、これからも……
雪華綺晶は一つ、大きな忘れ物をした。
忘れた事にさえ気づかない。きっと気づけない。
彼女にとって本当に足りないものは。
彼女に足りなくて、悪の組織の怪人にあったものとは。
ローザミスティカ? 玉? 時間? 参加していない姉妹? 姉妹の体と契約者?
いいえ、違います。
彼女に本当に必要だったのは……
彼らの持つ優しい心。
額縁で眠るアーマータイガーの瞼に、涙が一滴。
27
【アーマータイガー@天体戦士サンレッド】
[装備] 雪華綺晶の指輪
[玉]ナシ
[支給品]支給品一式
[状態]額縁に閉じ込められている
[思考・行動]:……
1:ウサ……
※雪華綺晶との契約により、マスターになりました。雪華綺晶が解除しない限り、指輪は外れません。
※雪華綺晶により強制的に眠らされ、更に額縁に閉じ込められました。雪華綺晶の意思次第で目覚めることができます。
※どうやったら出られるのか等はわかりません。
※博物館の周辺に濃霧が発生しています。
投下終了です。
クラウンに比べ快適すぎて困る。
投下乙!
うわぁぁぁぁあウサコッツぅうっ!
三話目から鬱とかマジぱねぇ。つか雪華綺晶KOEEEEEE!!
アーマータイガーはこれからどうなることやら…
ながっ
最初からこんなんで息切れしなきゃいいけど
うわ、最後のとこに27の字が残ってた。油断したわ。ハズカシイ。
ところでタイガーは絵画ーにされたけど、この状態でも首輪爆発するんですかね?
あー…改めて見ると長いなぁ…
10レスくらいで終わると思ってたのに。
投下乙です
確かに長いがこれはすごく雰囲気が……雪華綺晶KOEEEEEE!!
悪の組織の1員でも人がいい彼では太刀打ちできなかったか
っか世界観の違う者同士のクロスの醍醐味が味わえたな
確か雪華綺晶ってロワ初参加だっけ? しょっぱなからすげえなw
GJです!
雪華綺晶こわい!怖いよう!
そうか、確かにオンバと似たような存在だな
ロワの中でなにか雪華綺晶を変えるような事態があればいいんだけど…
アーマータイガーは救われることがあるのだろか
リレー企画なのに、最初からこんな長いのばっかりってのもどうかと思うね
長さは別にどうとでもなるさ、そんなに目くじら立てる事じゃない
それよりも予約の半分がもう期限切れしちゃってる事の方が気になる
すいません…。
ちょっと用事が入ってしまって書けない状況です…。
なので破棄させてください。
今気づいた。
ここってクラウンだった。
よく連投できたな。
409 :
Classical名無しさん:09/04/07 23:58 ID:s57oXq3g
410 :
Classical名無しさん:09/04/08 00:49 ID:jnH36fqc
411 :
Classical名無しさん:09/04/08 00:56 ID:DlqfBCuM
俺スーパーコミックロワの管理人だけどうちを荒らさないでくれる?
あとこんなクソ漫画より、S・A スペシャルエーとスキップ・ビート!とセキレイを読むべき
>>407 破棄は残念ですが暇になったら是非書いて下さい。
楽しみにしてますから。
>>407以外の人ももう期限切れちゃってるし、破棄って形になっちゃうのかな…?
コブラ、フェイタン、水銀燈 予約
とか言ってたら予約キタ!
もうコブラと銀ちゃんって時点で何か物凄くwktkな俺がいるw
ずっとwktkのターン!
一雨来そうだな…
ここはしたらば無かったっけ?
野暮な事は言いたくないが、急いで避難所を作ったほうがいいと思う。
予約来てるw
しかも銀さまとコブラとはw
確かにしたらばは必要だから作った方がいいよ
頼むからよそに出張してわざわざここの話題出さないでくれよ
あっちで熱くなってる人も自重してくれ
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1238751149/649 647 :pl015.nas571.d-osaka.nttpc.ne.jp :09/04/06 02:04 ID:6TD29SA6
テスト
649 :pl015.nas571.d-osaka.nttpc.ne.jp :09/04/06 02:06 ID:6TD29SA6
これで満足か?私は規制で書き込めないんだ。
規制されてるのがわかるはず。
古文板だろうが書き込めないから私は別人だよ。
じゃあおやすみ。
IPアドレス 61.197.20.15
ホスト名 pl015.nas571.d-osaka.nttpc.ne.jp
IPアドレス割当国 日本 ( jp )
市外局番 該当なし
接続回線 種別不明
都道府県 大阪府
IPひろば検索ランキング ランキング圏外
フェイタンと銀様って性格あわなさそうだな
したらばか
立てるのは簡単なんだよ立てるのは
ただ長期的に管理できる環境にない
誰か一緒に管理してくれる人が立候補してくれるなら借りてくるけど
本気で長期的に書き手やるつもりの人って居るんだろうか
なんかすごく申し訳ないと思ったので千家を再予約します。
投下します。
「なんという事だ…。」
彼の名は千家貴司。
金田一の友人である。
「明日が本番だったのに…明日が計画実行日だったのに…。」
彼には好きな人がいた。
その子の名は利緒。
犬の調教師の見習いである。
日を重ねるたびに、彼は彼女の事が好きになって、ついには告白もした。
だが、彼女からも衝撃的な告白をされたのだった。
彼女は病気であった。
あと半年しか生きられないという病気であった。
それでも彼は、彼女が死ぬまで愛すことを誓った。
そして、彼女もそれに納得をした。
しかし、彼女は死んだ。
告白をした2週間後に死んでしまったのだった。
彼は彼女の死に納得がいかず、その真実を知るために必死で調べた。
すると、彼は信じられない事を聞いたのだった。
それは、彼女を担当していたのは医師免許も持っていない4人の大学生だったという事だった。
しかも、薬の効果を知るための実験体として彼女を使ったという事も知った。
その4人を殺すために、必死でトリックを考えてきたというのに…。
何故こんな事になってしまうんだ…。
目が覚めて、目の前にあったのは自分の部屋ではなく、知らないところであった。
人は殺され、挙句の果てに殺し合い・・・。
どんだけ俺はついてないんだ…。
と、がっかりしていると、彼はある一言を思い出す。
『……もちろん、先にこちらのオンジが言った死者の蘇生だったとしても、不可能では無い……!!』
もし、それが本当だとしたら…利緒にまたあえる事ができるのだろうか…?
彼はデイパックをあける。
入っていたのはガトリングガンと拡声器であった。
「これだ…。 この殺し合いで優勝して、脱出したらまた利緒とまた過ごすんだ…。」
そういうと彼はガトリングガンを抱え、走り出した。
【一日目/深夜/F-4 森】
【千家貴司@金田一少年の事件簿】
【状態】:健康
【装備】:ガトリングガン(5/5)@現実
【道具】:支給品一式、拡声器@現実
【玉】:1個
【思考・状況】
1 利緒の蘇生のためにみんなを殺す。
2 脱出したら4人を殺すかは未定。
※参戦時期は「魔犬の森の殺人」前日よりです。
投下終了です。
短くてすいません。
タイトルは「彼女のためなら殺せる」です。
投下乙
ところで、諸事情あって〆切に間に合わないと思うんですけど、
予約延長ってありでしたっけ?
後、東京圏の人にしか意味のない情報ですが、
東京メトロ丸の内線、茗荷谷駅前のビル4階の漫画喫茶で
「極道兵器」発見
429 :
tcatgi124018.adsl.ppp.infoweb.ne.jp:09/04/11 17:02 ID:pAJhCb7s
IPアドレス 222.158.120.18
ホスト名 tcatgi124018.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
IPアドレス割当国 日本 ( jp )
市外局番 該当なし
接続回線 xDSL
都道府県 該当なし
IPひろば検索ランキング ランキング圏外
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1238909515/54 54 : [´・ω・`] tcatgi124018.adsl.ppp.infoweb.ne.jp :2009/04/05(日) 21:59:01 ID:IJ9VszhI
【依頼に関してのコメントなど】
よろしくお願いします!
---------------------------------------------------------------------------
【*板名】 古文・漢文・漢字
【*スレ名】 今昔文字鏡についていろいろ語るスレ
【*スレのURL】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1026493951/ 【名前欄】
【メール欄】 sage
【*本文:ここから下にコピペして欲しい本文を入れて下さい。この下の行から本文としてコペします。】
>>190 頭のおかしい運営陣のやることだからなw
>>427 投下乙です。
殺人前からの参戦でマーダーですか。
金田一勢は特に参戦時期で関係が変わってきそうなので
他の参加者との関係が気になりますね。
とりあえずは数分間の死者蘇生のために玉を集める展開になりそうかな。
>>428 延長については決まってないですが数日の延長なら大丈夫だと思いますよ。
投下乙です
死者蘇生の為に優勝狙うがはたして、そして先に続く
彼は無差別になるかステルスになるか気になる
432 :
Classical名無しさん:09/04/12 01:03 ID:mrT8wBR6
やっぱり所詮次点は次点だな
433 :
tcatgi124018.adsl.ppp.infoweb.ne.jp:09/04/12 01:07 ID:GRsPj39g
IPアドレス 222.158.120.18
ホスト名 tcatgi124018.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
IPアドレス割当国 日本 ( jp )
市外局番 該当なし
接続回線 xDSL
都道府県 該当なし
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http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1238909515/54 54 : [´・ω・`] tcatgi124018.adsl.ppp.infoweb.ne.jp :2009/04/05(日) 21:59:01 ID:IJ9VszhI
【依頼に関してのコメントなど】
よろしくお願いします!
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>>190 頭のおかしい運営陣のやることだからなw
誰もいないのか?
荒らされなくても終わったな
まぁ次点だし当然か
漫画ロワレガシィ 完
ここに荒らしがいて新漫画に荒らしがいない不思議
荒らされるのには理由がある!
へえ、どんな?
他人が悪いということは、自分が正しいということにつながらない。
441 :
Classical名無しさん:09/04/19 11:28 ID:sZFCLUCI
メンツはこっちの方が把握しやすいので期待してるんだけどな……
442 :
Classical名無しさん:09/04/19 11:58 ID:L16sSIMI
とりあえず理論上は最高とでも言っておこう
レガシィ(笑)
もう飽きられちゃったのか?
つか次点ロワって段階で本気の人なんて居ないでしょう
何人かは勘違いしちゃってたみたいだけど
そーなの? あったから書いただけだけど。
で、人いないな。
そんなの判っているから諦めてこのスレ落とそうぜ
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┃└╋╋━━╋╋┘┃ コピペしてみやがれ
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450 :
Classical名無しさん:09/07/03 19:13 ID:ZAh9OtSM
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