船長用食堂のタッカー。「それで、この同盟は長続きすると思いますか。」
「我々としてはそう願いたいね。近くには何千という惑星がある。
まずは始めないと。」 アーチャーは酒を飲んでいる。
「誰が予想したでしょう。ヴァルカン人とアンドリア人が同じベッドで寝るなんて。」
「テラライト人も、アンドリア人の大ファンってわけじゃなかったな。
このウィスキーは、特別なボトルなんだ。ゼフラム・コクレインが父にくれたものだ。
ワープ5センターの起工式の日にな。」 またグラスに注ぐアーチャー。
「今やここで…ワープ7 達成に乾杯してる。」
「次世代 (next generation) に乾杯。」
「…もうスピーチは書いたんですか。」
「いつも試験前に詰め込んだんだ。まだ 3日残ってる。」
「船長の人生最大の日に、一夜漬けするつもりですか。」
「我々の人生最大の日だ。」
「ああ船長、否定する気はありませんが…みんなが注目してるのはあなたです。」
船が揺れた。
連絡するアーチャー。「アーチャーよりブリッジ。どうした。」
ライカーもそばにいる。
トゥポル:『攻撃を受けています、船長。小型船です。』
アーチャー:「何者だ。」
『まだわかりません。』
さらに揺れが続く。
トゥポル:『侵入者警報。』
廊下を急ぐアーチャーとタッカー。
その前に、あの異星人たちが現れた。「シュランと子供を迎えに来た。」
タッカー:「奴らの船じゃ追いつけないって言いませんでしたっけ。」
アーチャー:「シュランに教えとかなくちゃな。」
後ろも阻まれた。
異星人:「選択肢は少ないぞ。」
アーチャー:「シュランは 6時間前に出ていった。遅かったな。」
「嘘だ。奴のシャトルはまだ発着ベイにある。殺せ。」
タッカー:「待て。待ってくれ。」
アーチャー:「トリップ、大丈夫だ…」
「そりゃそうでしょうね。俺がシュランのところへ連れて行く。居場所を知ってるんだ。」
「命令だ、少佐。」
「聞こえただろ。俺が案内するって言ってるんだ。」
「トリップ!」
異星人:「いいだろう。後ろを向け、2人ともだ。」
タッカー:「おい、この人は船長だぞ。」
アーチャー:「もういい。」
「俺のボスだ。命令に反抗した、一緒に行きたくない。」
「トリップ、もうやめろ!」
「いいか。殺したら場所は教えないが、頼むから黙らせてくれ。」
アーチャーは殴られた。倒れる。
歩き出すタッカー。
異星人:「止まれ。俺がこいつを生かしたままおいていくと思ったのか。」
タッカー:「意識を失ってる。問題は起こせない。」
部下に命じる異星人。「ここに残れ。俺たちが 10分以内に戻ってこなかったら、殺せ。」
タッカー:「言ったことを聞いてなかったのか。殺したら手は貸さない。
10分以上かかるかも。」
「シュランのところへ案内しないと、今この場で殺す!」
「わかった、わかったよ! …いいアイデアがある。俺がシュランを呼べばいい。
どこにも行かなくていいんだ。」
部下たちに指示する異星人。「…絶対に目を離すな。」
タッカー:「自分で見てればいい。これはただの通信ステーションだ。」
そばの扉を開け、中に入る。「ここを開ければ、セキュリティプロトコルを迂回できる。いいか。」
「手は挙げておけ、見えるようにな。」
「いいだろう。」 タッカーはパネルを外し、一本のケーブルを抜いた。
「あとは、こいつをあのパネルの中にあるリレーにつなぐだけだ。」
上を指さす。
異星人:「動くな。代わりに開けろ。そこに武器があったら、
お前は船長より先に死ぬことになる。」
部下が開けた。特に異常はない。
タッカー:「満足したか。」
異星人:「…続けろ。…急げ。時間がないぞ。」
「最後に一つだけ言っとく。…全員地獄に堕ちろ。」
タッカーはケーブルをつないだ。その瞬間、強烈な爆発が起こる。
異星人は皆吹き飛ばされ、炎が噴き出す。
アーチャーは目を覚ました。辺りに煙が漂う。
大きく壊れ、蒸気が噴き出す廊下。異星人たちが倒れている。
アーチャー:「トリップ?」 火花が飛ぶ。
奥へ進むアーチャー。ライカーはその様子を見ている。
医療技師※35。「反応ありません。」
フロックス:「シンソ活性剤を 2%増やせ。」
アーチャー:「ドクター。」
「プラズマは超高温でした。肺を焼いています。高圧室を初期化して。」
ライカーも医療室にいる。
タッカー:「す、すみません…ライフルで殴られちゃって。俺はただ…」 ひどい火傷だ。
アーチャー:「わかってる、トリップ。落ち着くんだ。もう大丈夫だ。」
「遅れますか…。」
「いや。予定通りだ。スピーチを書く時間もある。」
「…そりゃよかった。…もう少しで…」 タッカーの言葉が止まる。
警報が鳴る。
フロックス:「すぐに高圧室に入れないと!」
運ばれるタッカー。
フロックス:「離れて!」
ベッドの上でタッカーはアーチャーに向かってウィンクし、微笑んだ。
そのまま筒状の部屋に入れられる。ドアが閉じた。
アーチャーはフロックスを見た。
飾られている、スキューバダイビングをしている写真を手にするトゥポル。ほかの荷物の上に置いた。
たたまれた制服を手に取り、その匂いをかぐ。
アーチャーが部屋に入った。「手伝おうか。」
トゥポル:「…いえ、結構です。」
「ご両親にか。」
「…お二人は式典に出席されるんですか。」
「トリップはどちらにせよ望んでなかっただろうって、話したよ。」
アーチャーは微笑み、置いてある物を手にした。「これも忘れるな。」
そのフランケンシュタインの怪物の人形を手にするトゥポル。
「…お会いしたかった。」
アーチャー:「ご両親に?」
「ええ、ぜひ。」
「お二人は少し変わってるんだ。トリップのユーモアセンスのルーツが、
わかるだろう。」 笑うアーチャー。
鏡に映るライカー。
トゥポル:「私の母も多少変わってましたから。」
アーチャー:「そうだったな。」
「…トリップは私に話しました。年月が過ぎれば、
母が死んで辛く思うこともなくなるだろうって。でも間違いでした。
日増しにその思いが強まっているのがわかるからです。
…どうしてそんなことを言ったんでしょう。」
「…時間が経てばどんな傷も癒える。だが離れるほど情は深まるとも言う。
確かにややこしいな。…感情にはお互い矛盾するところがある。」
「我々が抑え込むのを疑問に思うんでしょう?」
「…10年前船をもった時、自分は探検家だと思った。
どんな危険も冒す価値があると考えた。新しい惑星、新しい星の向こうには、
素晴らしい…偉大なものがあるからだ。……そして今トリップが死に、
私はこれまでやってきたことにどれほどの価値があったか、
スピーチしなくちゃならん。」
「トリップならまず最初に、価値があったと言ってくれるでしょう。」
厨房のライカー。
やってきたのはタッカーだ。「ナマズのフライ、揚げたトウモロコシ添えだ。」
ライカー:「どうやら、船長から俺が会いたい理由を聞いたみたいだな。」
笑うタッカー。「いいか、一週間後には本物を食べられるんだ。モビールに降りるときに部下も連れて行く。」
ライカー:「簡単な仕事だな。」
「船長はミートローフにしたんだろ。」
「まだ話してないよ。」
「トゥポルはどうだ。あまり協力的じゃないだろうね。様子をうかがった方がいい。」
「もうプロミーク・スープを作り始めた。」 鍋を見るライカー。「いくつか材料を選んでもらうだけだ。
一時間もすればここに来る。シュランを迎えに行くそうだな。」
「信じられるかい。みんな奴はとっくの昔に死んでると思ってた。」
「それで船長が先を急ぐとは思わなかったのかい?」
「サンフランシスコに戻るってこと?」
「そうだ。」
「ああ、こんなの船長には問題にならない。絶対さ。…ニンジン余ってるかい。」
「まだ剥いてないぞ。」
「いいんだ。」 かじるタッカー。「いいか、自分では認めないだろうが、
今度のことは船長にとってデカい意味があるんだ。
憲章に調印する一人になれて、船長は本当に誇りに思ってる。そう思うべきだよ。」
「まるでジョナサン・アーチャー・ファンクラブの生涯会員だな。」
「俺が信頼した人間は、片手で数えられるほどだ。…『嘘をつかない』とか、
『金を盗らない』とかいう信頼って意味じゃない。何があろうと傷つけないっていう類の信頼さ。
いつも近くにいる。どんなひどいことになっても。あんた、そんな人間いたかい。」
「ああ。…1人か 2人な。」
「…そうだ、任務に戻る前に荷造りもやっとかなくちゃな。」 出ていくタッカー。
「どうするか決めたのかい?」
動きを止めるライカー。「…どうするって?」
タッカー:「別の船と契約するのか。それともバークシャー※36で前言ってた小さなレストランを開くのか。」
「そうだな、まだ決めてないんだ。アドバイスあるかい。」
「いいや。」
2人は笑った。
タッカー:「でも間違った選択はしないさ。」 ニンジンを持って出ていった。
広大な式場には、星々をかたどった青い紋章が掲げられている。
上の方の席に、リードがいた。「ここで席は合ってるのかな。」
メイウェザー:「そうですよ。」
「私には、あまり VIP とは思えないんだが。」
サトウ:「提督は式の進行を一望できる場所にしたかったんでしょう。」
「この距離じゃ、アンドリア人とテラライト人の区別もつかない。」
メイウェザーに尋ねるサトウ。「…スティルウェル船長※37に、もう返事したの?」
メイウェザー:「もう少し待ってもらうように言ったんだ。アーチャー船長がこれからどうするか決めるまで。」
その後ろの通路では、トロイが中を見渡していた※38。
リード:「新しい船のブリッジに立つだろう、一ヶ月の給料を賭けてもいい。ワープ7 の美人には抵抗できないはずだ。」
サトウ:「もう提督昇進の打診を受けたって聞きましたけど。」
メイウェザー:「マルコムの言うとおり。ずっとデスクにつかせるなんてできないよ。」
リード:「ついていくのが一番賢いかもな。私はそうするつもりなんだ。」
礼服姿のアーチャーは、パッドを読みながら歩いていた。
ボタンを直そうとするトゥポル。「動かないでください。
時間に余裕をもっていれば、スピーチを暗記する暇もあったんです。」
アーチャー:「中学の時の先生みたいだな。」
フロックス:「ここには 18カ国の星から代表が集まっています。
フフン、いい兆候です。この同盟がいつの間にか広がっても、驚きませんよ。十分誇りをもつべきですよ、船長。」
「このスピーチを突っかからずに言えたら、誇りにするよ。」
「…そういうことじゃありません。」
「…意味はわかってるさ、フロックス。もちろん嬉しいが、
私のために開かれるんじゃない。」
トゥポル:「どうして多くの地球人は、
正当な功績を受けるのを拒否するんでしょう。
謙虚や謙遜は全く非論理的なことが、よくあります。」
少尉※39が来た。「準備ができたらいつでもどうぞ、大佐。」
フロックス:「さてと、3人の妻を待たせてるんだった。
行った方がいいですね。幸運を、船長。」 アーチャーの肩に手を置く。
「でもいつも強運がついていましたね。」 微笑み、唇を上まで曲げる。
アーチャー:「ありがとう、ドクター」
歩いていくフロックス。
アーチャー:「…君も出た方がいい。私がヘマするのを見逃したくないだろう。」
トゥポル:「ここに残るつもりです、もしよろしければ。」
「人混みは嫌いだったな。」
階段を上っていくアーチャーに、トゥポルは言った。
「船長。…とても御立派です。」
一度は上を見たアーチャーだが、戻ってきた。トゥポルを抱き締める。
再び上り出す。その先に広がる式場から、盛大な拍手が聞こえてきた。
中央に向かってアーチャーが歩くのが、小さく見える。
脇には宇宙艦隊の士官が並んでいる。
リードたちも拍手する。
トロイに近づくライカー。
トロイ:「緊張してた?」
ライカー:「君もじゃないのか。」
笑うトロイ。「ああ、大丈夫みたいね。このスピーチ、
小学校で覚えさせられたわ。…この同盟が連邦の誕生につながるって、
みんなに教えたいんじゃない?」
ライカー:「…ピカード艦長に話す決心がついたよ。
もっと前に話すべきだった。」
「それじゃおいとましましょうか。」
「そうだな。コンピューター…プログラム終了。」
映像が消えた。ホロデッキを出る 2人。
小惑星帯を離れるエンタープライズ-D。
ピカード:『宇宙、そこは最後のフロンティア。これは宇宙船エンタープライズ号が、任務を続行し…
(Space... the final frontier. These are the voyages of the Starship Enterprise. Its continuing mission...) 』
U.S.S.エンタープライズ NCC-1701※40。
カーク:『人類の想像を絶する、新しい文明、新しい生命を求め…
(...to explore strange new worlds... to seek out new life and new civilizations...) ※41』
そしてエンタープライズ NX-01。
アーチャー:『人類未到の地へ勇敢に航海した物語である。
(...to boldly go where no man has gone before.) ※42』
鏡像世界ネタの前後編、さらに異星人排除をねらうテラプライムの動乱を
描いた前後編と、実に意欲的な作品が続いた後での最終回ということで
大変期待させていただいたのだが、いやはやまったくがっかりさせられる
内容であった。スタートレックの最終回は、DS9のそれをきっかけに
奈落の底へ落ちていっている気がしてならない。
最終話でメインの登場人物をあっさり殺すか、
ということは突っ込まないにしても、
エンタープライズのキャラクターが完全にTNGの世界に喰われており、
脚本家はエンタープライズの話を書くのをあきらめたのかといいたくなる。
特に不満なのはラスト、
惑星連邦へとつながる組織の発足を祝うアーチャーの演説を映さなかったことである。
連邦成立というネタは、カーク船長以前という時間設定を決めた時点で、
この「エンタープライズ」で描きうる最大のネタであったはずである。
もし脚本家がこの話をエンタープライズの話として捕らえていたならば、
この点を踏まえきちんとこの演説を本編中に含めたはずである。
それがどうか、ライカーの葛藤が解決したというだけで、
この「エンタープライズ」というシリーズ最大の見せ場になるべき
演説のシーンはなくなるのである。せめてトロイには
「Then we are through here.」ではなく、
「せっかくだから演説をもう一度聴いてみましょう」とか
言ってほしかったと思うのは記者だけではないはずである、
是はエンタープライズの最終話なのだから。
しかし、ピカード、カーク、アーチャーの三人が、
TNGのオープニングに使われたあの台詞を読み上げるシーンは
しびれるものがありましたがね。
この台詞に免じて20点です。
はてさて、何点差上げるべきか…。
ライカーは太り、そして老けていた。ディアナだって
TNG当時ほど若くはない。何だか現実世界での時の流れ
を感じさせられた。
エピソード作りとしては、最低の部類に入るかも。
実はホロデッキでした、って夢オチ並に萎えます。
ホロデッキの映像だと思うと、トリップの臨終シーン
も全然感動がない。ENTの話はENTの話として終わら
せて欲しかった。わざわざTNGの一エピソードとして
終わらせる必然性が全く感じられない。
最後のピカード・カーク・アーチャー三名による
台詞の読み上げには流石に鳥肌が立ったので、60点
差上げます。
正直最後のエンタープライズ歴代艦長の台詞は良かったのですが、
最終話にしてはホロデッキですか!って感じですね。
しかも、なんでタッカーは死なせないで欲しかったですね。
まあ、すっかりおじさん、おばさんになったライカーと
トロイを見たときはTNGが懐かしくなりましたね。
そういえば、OPの後ライカーがトロイと話しているシーンで
ピカード艦長らしき人の後姿がありましたね。
点数は40点ってところですね。
シリーズは7まであると思ったまま最終話を見てしまい、
今このサイトでやっぱり最終話だと確認した間抜けさんです。
トロイは確かに変わったけど、
まぁケスの時のショックに比べれば全然OK(笑)65点!
日本人の自分にはピンとこないが、アメリカ人にとっては
リアルな問題なんでしょうね。
こういうエピソードをさりげなく作れるところが、STの良さ
なのかもしれません。正直これを最終回にしても良かったかも
しれませんな。
内容は結構面白かったですね。
正直トゥポルとタッカーの赤ちゃんが死んでしまったのは残念です。
しかし、アーチャー船長の演説は感動しましたね。
この話を最終話にするべきだと正直感じました。
異星人に限らず
この小さい地球の中で毎日どこかで戦争や地雷貧困によって人々が
死んでいく今 この時代に生きてるのが恥ずかしいぐらいに
アーチャの時代がうらやましい感動的な話でした
まず、前後編と銘打っているからにはこの後編で話が終わるんだろう・・・
と思った方に注意。終わりません。
私もだまされた口だったのですが、刻々と迫る終了時間に対して次々と
広げられる風呂敷にやきもきしたものです。話は前編同様実にすばらしい。
DS9の「伝説の時空へ」ではエンタープライズが活躍する場面は余りありませんでしたが、
今回はああ、コンスティテューション級ディファイアントの姿が堪能できます
(無論鏡像世界なので無敵の戦艦として描かれてますが・・・)。
あと、オリジナルシリーズファンにはうれしいことに、
ゴーンが登場。TOSの限りなくヒューマノイドに近いゴーンではなく、
より怪獣っぽく描かれています。カーク船長時代のファンとしては、
この前後編は結構涙物でした。
まぁ平行世界の話なので、投げっぱなしでもいいのですが、
まさかこれで終わりとは。
ところで、ゴーンって TOS のあのゴーンじゃないですよね?
ホシとトゥポルが可愛くてセクシーでした。
100 年後の船の方が外見も装備も古く見えてしまいますが、まぁ
それは仕方が無いとして、TOS の船内も沢山写り、当時の制服も
着ていたので、懐かしくて良かった。
ついに出ました鏡像世界。
何とこのエピソードではオープニングで違う映像が使われ、
いつもの歌はなくなっているのです・・・そのカラーはまさに地球帝国。
話自体も面白いのですが、何といっても目玉は最新のCGで描かれた
コンスティテューション級連邦艦ディファイアントと、
これまたCGが美しいソリアのくもの巣。
オリジナルシリーズのエピソードではソリア船がくもの巣を張るのに
えらく時間がかかっていましたが、
最新の映像技術が駆使されるようになった今、
ソリアは物の数秒でくもの巣を張り、しかも宇宙機雷のようなものを
投入して攻撃してくる。
圧巻です。この二点で既に満点。
続き物なので、余り正確な判断は出来ませんが・・・
ついに平行世界物が出ました。
オープニングも変えてあってナイスですね。
しかもフォレストが船長とは。
また、NCC-1764 ってのが出てましたね。
次元だけではなく、100 年後らしい。
しかし、ソリア人って、あんなのでしたっけ・・・?
CG がしょぼくて笑ってしまいました。
炭素系でもヒューマノイドタイプでもない異星人は、スタトレ
では結構珍しいですね。
ところで、相手の言語はホシが訳してましたがこちらの言葉は
ソリア人には理解出来るんですね。
さて、果たして本物の ENT クルーは出るのか・・・?
エピソードとしては凡庸と思う。
しかし、オリオン女のセクシーダンスが良かった(笑。
ありゃアーチャーじゃなくてもメロメロだわ。
エンタープライズ女性クルーの反応もナイス。
オリオン連合って、オリオンシンジゲート?
TOS「惑星オリオンの侵略」とは関係あるんだっけ?
で、一話完結ですが、TOS風味の会話もあって、いい感じです。
まさかオリオンの実体がそんな事だったとはねぇ。
でも、一体何がやりたかったのかよく分かりませんが・・・
また、散々引っ張っているトリップとトゥポルの関係が、こんな
所で使われるとは。
本当に、シーズン3のズィンディ編も面白かったし、シーズン4
の数話で完結する方式のエピも、全て上質エピばかり。
打ち切りは一体何時決まったのか・・・
しかし、見つける事は出来ても採掘の技術がない、って変。
クリンゴンの外見に関しては、DS9のあの件だけで終わりかと
思ったら、まさかこんな風にキッチリオチを付けるとは。
このエピも、高評価です。
でも、TOSであの外見のクリンゴンしか出てこないのは何故で
しょうね。
一般市民は感染しなく、軍人とかばかり感染したのかな。
あぁなったのは数百萬らしいが、人口全体の何%なんだろ?
しかしシーズン4は本当に面白いですね。
こんなに盛り上がってきたんだから、7迄やって欲しかった。
リードとセクション31の絡みももっと見たいし。
新シリーズは、このENTの続きで、ロミュラン戦争、アルジェ
ロン条約、連邦設立を描いてはどうでしょう?
クリンゴンの額の謎。スタートレックファンをときめかせてやまない
この謎に明確に答えを出したのが本作である。
それだけでも十分に注目すべき話だが、
しかし本作には個人的にもっと大きな見所があった。
どこかで見覚えのある黒装束をまとった情報機関の男。
その組織は憲章の<セクション31>で言及されているという・・・
ここまでくればこの組織の今後はDS9ファンにとっては自明ですね。
リードがその組織に関与していた、と言うことはともかく、
それを知った船長の反応が面白い。
口にするのは「制服が意味するものを裏切った」と言うお決まりの台詞。
しかし第三シーズンで船長の狂いっぷりを見た視聴者には、
この台詞は響かず、アーチャーがジェインウェイのような
言動不一致人間と映るに違いない。DS9のシスコを最後に、
自らの下した決定に対して本気で悩み、悔い、
そして器を大きくしてゆく船長がいなくなってしまったのは
悲しいことである。
また続き物ですね。
しかし、TOS のクリンゴンにこんな理由があったとは。
今後、あの状態で安定させる方法が見つかるのでしょうか。
そして、24 世紀では、元に戻す治療法が確立されると。
この時期にリードの秘密も明らかになり、怒涛の展開ですね。
これらをどう決着付けるのか、次回が楽しみです。
でも、タッカーとトゥポルの恋愛話はいらない。