〜超能力炸裂!! 勝つのはボクだ〜
エーックス・・・
漫画界有数のヒット作品、ドラゴンボール。
その登場人物の内に他の追随を許さぬ最低のヘタレが居た。
そのヘタレに、わずかばかりでも活躍の場を・・・
しかし、そのあまりのヘタレさは人類の想像力の限界を遥かに超えていた。
あまりにもスキだらけな超能力、強敵に自爆して無駄死に、仲間に戦力外通告された甲斐性のなさ。
2ch中でヘタレの代名詞としてネタにされてゆく日々。
立ちはだかる「戦闘力のインフレ」という難敵。
誰もが「チャオズ」の2ch語化を覚悟した。
だが、そんなチャオズにせめて妄想の中だけでも活躍させてやりたい…
チャオズを最もネタに使い、そして愛した彼らがこの困難に、立ちむかったのだ。
これは、少年漫画史上最も困難な創作に立ち上がった男たちの物語である。
※チャオズ以外の小説・ネタも大歓迎!おまえらもたまに妄想爆発させようぜ?
2 :
Classical名無しさん:05/08/27 15:41 ID:5msISC5M
はいはい、ワロスワロス
天さーん!!
プチッ
チャオズの事か…
ザワザワ…
チャオズの事かぁーーーー!!!!
5 :
Classical名無しさん:05/08/27 18:59 ID:HvMpG1Sc
第一話「サイヤ人襲来と1000人のチャオズ」
サイヤ人襲来前日、亀仙人・ブルマらはドラゴンボールを集め孫悟空を生き返らせようと
していた。しかしそこに一人の邪魔者が入り込んだ、そう我らがチャオズである。
「いつまでも悟空に頼っているようじゃ駄目だ。今度は僕が奴らを倒す。神龍よ、僕を
あと999人出してよ。」
こうしてこの世に1000人のチャオズが誕生してしまった。
「質より量だよ。いかにサイヤ人が強かろうと1000人のチャオズ様には敵わない。」
そう高笑いする1000人のチャオズたち。その一方で、ブチきれるブルマや亀仙人。
「なんてことすんのよ!塵が積もってもゴミ山になるだけよ!」
「ハッハッハッ、心配しないでよブルマさん。いつでも来い、サイヤ人め。」
「なんということじゃ・・・地球は終わりじゃ。」
そして翌日の午前11時43分、ついに地球は二人のサイヤ人の侵入を許してしまった。
二人のサイヤ人と対峙するピッコロと悟飯の前に次々とZ戦士たちが集っていった。
そしてついに1000人のチャオズも皆の前に到着したのであった。
空一面にひろがる1000人のチャオズたち。
「ピッコロさん、あ・・・あれは一体なんですか?」
「見るな悟飯。知らん方がいいこともある。あの馬鹿めが・・・」
「やあ!おそくなったね。あいつらがサイヤ人だね」
「おいチャオズ、これはどういうことだ!お前まさかドラゴンボールで・・・」
そう詰め寄る天津飯にチャオズはこうなった成り行きを説明するのだった。
一斉にブチきれるZ戦士たち。そしてついに悟飯は我を失ってしまった。
「わぁぁぁぁぁ!お父さんをよくも、よくもぉ!許さないぞ、チャオズさん。魔閃光!!!」
こうして39人のチャオズが死に、56人のチャオズはそれぞれ重軽傷を負った。
次話「サイバイマン6人対チャオズ961人」に続く
ヤムロット伝 シーン1「救世主の名はチャオズ」
「天津飯はダウン…デンデは戦士じゃねえ…。サ、サタンかあーーー!?」
「優しい私は5秒だけ時間をやろう。どっちと合体するか決めるんだな」
「1000の力が1001になったって勝てやしねえ…!やっぱデンデとじゃ無理だろーなー…。
よりによってサタンしかいねえとは…仕方ねえ!受け取れ、サタンーーー!!」
「終わったな…ニヤリ」
ピクン
「こ…この気は…まさかチャオズ!?」
(´・ω・`)……
9 :
Classical名無しさん:05/09/08 09:46 ID:QxhqkDBs
チャオズage
10 :
疾風××会 ◆bgTmoko/.g :05/09/08 11:20 ID:Ee0tI0Gs
DBの最後でプーアルがでなかったのは何故?
11 :
Classical名無しさん:05/09/08 20:52 ID:FXI604NU
>>10 実は本物のヤムチャはとっくにプーアルに毒殺されていて
ヤムチャはプーアルが化けていた
12 :
Classical名無しさん:05/09/08 21:51 ID:JLJ/F/tg
>3
矢っ君
13 :
Classical名無しさん:05/09/12 11:09 ID:y0i7fNZM
なにこの糞スレ?
14 :
Classical名無しさん:05/10/12 21:25 ID:m5QG3NrY
一ヶ月ぶりの上げ。
15 :
Classical名無しさん:05/10/12 21:26 ID:m5QG3NrY
ζ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ ヽ
/ \ / |
(∂| (・) (・) |
ヽ| "" "" |
| ● ___ ●|
\ /__/ /
ヽ___ /
SS書いて良いの?
17 :
Classical名無しさん:05/10/28 11:15 ID:Now8zOfM
いいよ
20 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:25 ID:VGMW16EU
第二話「サイバイマン6人対チャオズ961人」
「ハアッ、ハアッ、ハアッ」
「よせ悟飯、いまは少しでも戦力が欲しいんだ。馬鹿を倒すのはサイヤ人たちを
やっつけてからにしろ。だがよくやった。」
「す、すいません、ピッコロさん。今はそれどころじゃないですよね。」
ピッコロの必死の説得によって正気を取り戻す悟飯。
地球にはナッパ以上の馬鹿がいるとは宇宙は広いな、そう思うベジータ。
「いけサイバイマン。おもいっきりやるんだいいな」
「ここは僕たちに任せてくれよ。イヤッホー」
もはや誰もチャオズを止めやしない。サイバイマンに拳を打ち込む1人のチャオズ。
しかし体勢を立て直すとサイバイマンは頭から酸のようなものを噴き出した。
それを余裕をもって避けるZ戦士たち。しかし先ほどの魔閃光のダメージにより
素早く反応できなかった2人のチャオズはまともにくらい溶けてあっさり死んだ。
「よくも、どどんぱぁ!!」
自分を殺され怒りに燃えるチャオズたちのどどんぱがサイバイマンたちに襲い掛かる。
まともにくらってしまい地面に叩きつけられるサイバイマンたち。
「こんな雑魚など話にならない。さぁ次はお前たちだ。最初はハゲかそれともチビか?」
しかしサイバイマンたちはまだかすかに生きていた。ピッコロはそれに気付いていたが
黙っていた。一斉にチャオズたちに飛びつくサイバイマンたち。
そしてサイバイマンたちは自爆した。こうして6人のチャオズが道連れに死んだ。
次回「ナッパ出撃、迎え撃つチャオズ953人」に続く
21 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:27 ID:VGMW16EU
第三話「ナッパ出撃、迎え撃つチャオズ953人」
「ぎひひひ、いよいよ本番ってわけだ。せいぜい楽しませてくれよ。はぁぁぁ」
そう言うとナッパは己の力を開放した。
「こ・・・これほどまでとは・・・・!!」
そのあまりの気に圧倒されるZ戦士たち。ここで11人のチャオズが逃亡した。
「ピッコロさん、チャオズさんが・・・」
「悟飯、俺には何も見えん、見えんぞ、見てたまるか!」
「さあてと、どいつからかたづけてやるかな。決めた!!」
同族嫌悪という言葉がある通りナッパはまずは天津飯に向かっていった。
これはチャオズの物語である、詳しい説明は省き結果のみをいうと、天津飯と
ヤムチャはナッパによって殺された。圧倒的な力を前にピッコロはある作戦を立てた。
「きけ・・やつは攻撃に移るわずかな一瞬にすきがある。そのときを狙うぞ・・」
「ねぇピッコロ、で僕たちは何をすればいい」
「チャオズ、邪魔にならないように貴様らは黙って見てろ。いまだっ」
ピッコロはわずかな隙をつき、ナッパの顔面に拳を叩き込んだ。クリリンがそれに
追い討ちをかける。ナッパは完全に体勢を崩していた。
「悟飯いまだ!!撃てぇ!」
しかし恐怖のあまり立ちすくんでしまい動くことのできない悟飯。
「悟飯ーーーーっ!!」
「そんなことだろうと思ったぜ、このチャオズ様は準備万端だよ。いくぞ。
とりゃーー。超能力っ!!」
次話「炸裂?942人超能力」に続く
22 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:29 ID:VGMW16EU
第四話「炸裂?942人超能力」
「超能力!!とりゃー!」
「・・・・」「とりゃー!」「・・・・」「とりゃー!」「・・・・」
「お前先にいけよ」「僕はいやだよ」「お前が先に行けって」「とどめは僕がさす」
誰が一番最初にいくかでもめるチャオズたち。もうすでにナッパは体勢を立て直していた。
「やってくれたじゃねぇか。てめえらさらに寿命を縮めたな。」
「いや僕たちは何もやってないですよ。あいつらが勝手にやったことでして・・・」
そう弁解する942人のチャオズたち。そのときまだかすかに息のあった天津飯が
最期の気功砲をナッパにむかって放つのであった。しかし天津飯の最期の抵抗もナッパには
効かなかった。ヨロイの一部を壊しただけだったのだ。最期の力を使い果たし息絶える天津飯。
「ヤムチャと同様、無駄死にしやがって」
そう呟くチャオズたち。そうチャオズたちは気付き始めていた。もしかしたら僕が1000人
いてもこいつらサイヤ人には勝てないかもしれない、と。このさい逃げるか、そんな空気が
チャオズたちの間に蔓延していったのも事実であった。そのときピッコロが1人のチャオズに
近づいていった。
「ピッコロ、悪いけど僕たちはお前らをあてにしてはいないよ。」
「いいかよく聞け、チャオズだったな、お前はやつの注意をひきつけろ。その隙に俺が
サイヤ人の弱点であるしっぽをつかむ。力が抜けて動けなくなったところを悟飯たち
すべての力を出して突っ込め!いいな!」
チャオズたちは悩んでいた。ピッコロの言うとおりにするか、それとも事前にそれを警告し
サイヤ人たちに取り入るか、と。いや駄目だ、僕はヒーローになりたい、いやなるんだ。
ここにピッコロをはじめとするZ戦士たちの最後の賭けが始まったのであった。
次話「悟空復活?うかれるチャオズ942人」に続く
23 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:29 ID:VGMW16EU
第五話「悟空復活?うかれるチャオズ942人」
チャオズは考えた。この作戦僕たちだけで出来るんじゃないのか、と。そうだそうすれば
手柄を独り占めにできる。ピッコロたちにばかりいいかっこはさせない。チャオズたちは
役割分担を決めるために緊急会議を開いた。会議は踊ったので最終的にくじ引きで決めた。
その結果、注意をひきつける役チャオズ600人、しっぽをつかむ役チャオズ1人、
特攻する役、チャオズ220人、棄権121人、と決まった。ここで特攻役のチャオズ3人が
恐怖に耐え切れなくなって発狂した。
「いくぞ!!」
600人のチャオズたちがいっせいにナッパの注意をひいた。
「いまだっ!!」
それを見てピッコロはナッパに向かって高速移動した。ナッパに着こうかという瞬間、
ピッコロの目の前に急にチャオズが現れた。避け切れなかった2人は正面衝突をした。
その衝撃によりチャオズは死んだ。一方ピッコロも心と体に大きなダメージを負った。
「なんてことをするんだ、チャオズ!」
「あいつもしかして45度でパスをもらおうとしたんじゃ・・・」
「違うんだ、あの僕はしっぽをつかもうとしたんだ。それをピッコロ大魔王が邪魔を・・・」
他のチャオズたちがそう弁明した。そのときだったピッコロはこちらに向かってくる
大きな気の存在に気がついた。
「こ・・これはまさかヤツか!?孫悟空なのか・・・」
「この懐かしい気はお父さんだ。どうにか知らないけど甦ったんだ。」
ところどころで嬉し泣きをするチャオズたち。そして互いに抱き合うチャオズたち。
悟空の復活によってしだいにまた余裕と強気を取り戻すチャオズたち。
「ベジータ、まさかカカロットのヤツが」
「カカロットかどうか知らんがあと5分ほどで着くだろう、戦闘力5000ほどの奴が。」
「ちぃ、お遊びはここまでだ。カカロットの息子から殺してやる。」
そう言うとナッパは強力なエネルギー砲を悟飯めがけて放つのであった。
次話「ピッコロ散る、あざ笑うチャオズ941人」に続く
24 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:30 ID:VGMW16EU
第六話「ピッコロ散る、あざ笑うチャオズ941人」
「ありゃ避けられん。悟飯のやつ・・・死んだな。」
チャオズは冷静にそう思った。しかしそのときピッコロが悟飯の前に立ちふさがり
盾となった。エネルギー砲はピッコロを直撃し、その体を焼いた。そののまま倒れるピッコロ。
「ピッコロ大魔王とあろうものがガキをかばうなんて情けねぇ」
チャオズはそう言い捨てた。そしてピッコロは悟飯の手の中で息絶えるのであった。
悲しみのあまり逆上して悟飯はナッパに向かって魔閃光を放つが片手ではね返されてしまう。
もう誰もが絶望を覚悟したそのときだった。空から筋斗雲とともに孫悟空が現れたのだ。
「何っ!カカロットだと」
「悟空、どうやって・・・」
「待たせちまってすまねぇな。神様と界王様がなんとかしてくれて二時間ほどだけ
甦れることになったんだ。ほれ仙豆だ、半分ずつ食ってくれ。」
「悟空、僕の分は?」
「チャオズ、おめえの分はねえ!」
「さっきから立ちっぱなしのうえ、まだ昼飯も食ってないんだよ」
チャオズたちはぶつぶつと口々に不満を言い出した。空腹に耐え切れなくなったチャオズたちは
ビニルシートを広げ、天津飯お手製の弁当を食べ始めた。ここで37人のチャオズが毒殺された。
そうこうしているうちに悟空は界王拳を使ってナッパを倒していた。
「悟空、今の技は何だ・・・」
「界王拳・・・てんだ。カラダじゅうのすべての気をコントロールして瞬間的に増幅させるんだ。
うまくいけば力もスピードも破壊力もなん倍にもなる」
原理は自爆と同じか・・・、チャオズはそう思った。
次話「動きはじめた帝王、まだ動かないチャオズ904人」に続く
25 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:32 ID:VGMW16EU
第七話「動きはじめた帝王、まだ動かないチャオズ904人」
悟空は動けなくなったナッパをベジータの方に放り捨てた。
「もう闘えないはずだ・・・連れて地球からとっとと消えろ!!」
「ベ・・ベジータ・・・た・・・助けてくれ。」
ベジータはナッパの差し出された手を掴むと宙に放り投げた。
「うごけないサイヤ人など必要ない!!」
そう言い捨てるとナッパに向けてエネルギー砲を放とうとしたその瞬間、ドーン、別の方向からの
エネルギー砲がナッパに命中した。そうチャオズのどどんぱだ。901人のチャオズたちが
いっせいにどどんぱをナッパに向けて放っていた。チャオズたちのどどんぱによってさらに
ダメージを受けたナッパは受け身が取れず地面に激突し、首の骨を折り、それにより死んだ。
「ナッパか・・・恐ろしい奴だったよ・・・」
チャオズは感慨深げにそう呟いた。悟空はクリリン・悟飯をカメハウスに帰すと、ベジータに
場所を変えるように指示した。場所を変えるため飛び立つ悟空、それに続くベジータ。
「よし僕たちも見物しに行くぜ。」
901人のチャオズたちもそれに続いた。人、動物がいないところを選んで降り立つ悟空、そして
ベジータ。ここについに地球の命運をかけたサイヤ人同士の戦いが始まったのであった。
悟空のスピードに余裕でついていくベジータ。悟空は2倍の界王拳を使うも簡単にベジータに
反撃をくらってしまう。ここで悟空は一か八かの賭けに出た。3倍の界王拳である。下手をすれば
自分自身にダメージがある。しかしこうでもしなければベジータには対抗できない。悟空は覚悟を
決め、勝負に出た。一方そのころ、チャオズらは完全に悟空たちを見失っていた。
「速すぎてついていけなかった・・・」
次話「元気玉とチャオズ901人」に続く
26 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:36 ID:VGMW16EU
第八話「元気玉とチャオズ901人」
必死の捜索の末、チャオズたちはやっと悟空らの位置を見つけることができた。しかしそこに
着くまでに5人のチャオズが力尽き海に落ちて溺れ死んだ。チャオズたちが地に降り立つと、
ベジータは大猿に変身していた。そうか、ある事象Pがn回起こるとし、Pの回数をXとすれば
P^2=E−X/√n+0となりEに収束するのだ、恐怖のあまり錯乱したチャオズはそう思った。
「ベジータぁ!お前は質量保存の法則に反している!」
ある1人のチャオズはそう叫んだが、次の瞬間踏み潰された。悟空はベジータの手の中で握り
潰されそうになりながらも、チャオズに向かって叫んだ。
「しっぽだ!チャオズ、しっぽを切るんだ!!」「無理!!」
チャオズたちは瞬時にそう返答した。そのときだった、岩陰からヤジロベーが飛び出し、自らの刀で
ベジータのしっぽを切った。あっという間にベジータは元の人間の姿に戻ってしまった。
「くそったれ、雑魚の分際でちょこまかと。ギャリック砲でまとめて消し飛ばしてやる!」
ヤジロベーが見えなかったベジータはしっぽを切ったのはチャオズのうちの1人だと誤解していた。
天津飯との修行時代、桃白白、第22回天下一武道会予選通過、同大会本選一回戦敗退、9−1、鶴仙人への裏切り、ピッコロ大魔王との激戦、第23回天下一武道会予選敗退、
チャオズは俺がおいてきた、チャオズたちの頭の中に今までの思い出がまるで
走馬灯のように流れていった。あんまりいい思い出がないよな・・・、冷静にチャオズはそう考えた。
天下一武道会なんて初戦の相手が亀仙流や元師匠だったもんなぁ・・・、呪われてるのか僕。
ベジータは完全にチャオズに気をとられていた。その間に悟空は両手を宙に上げ、最後の切り札である
元気玉を作っていたのであった。元気玉ができると悟空はベジータに向かって叫んだ。
「こっちだベジータぁ!!くらえ!!」
「何ぃ、カカロットの奴!何だ、あれは!!」
「あれはまさしく排球拳!?」嬉しさのあまりチャオズが吼えた。
次話「決まるか元気玉、及び暴発するどどんぱ895発」
27 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:40 ID:VGMW16EU
第九話「決まるか元気玉、及び暴発するどどんぱ895発」
「くっ!!」
悟空の動きに一瞬速く反応したベジータはギリギリのところで元気玉を避けた。避けられた元気玉は
そのままチャオズたちの群れに一直線に突っ込んでいった。
「チャオズ!元気玉は純粋な悪にしか効かねぇ、はね返せ!!」
「悟空!『いくわよー』の合図がな・・・ぎぃいあぁぁぁぁ!!!!」
元気玉がチャオズたちに直撃した。その結果として113人のチャオズたちが即死した。
「悟空の奴・・・まだ完全には極めていなかったのか・・・」
生き残ったチャオズたちは悲しそうにそう呟いた。そのときチャオズたちは重大なことに気付いた。
先ほどの元気玉の衝撃で片腕がもげてしまったチャオズが1人いたのだ。
「大丈夫か!!」
「あ・・・安心しろ。片腕ぐらいなくても・・・なんとか超能力は使える・・・」
それを聞いて他のチャオズたちはみなほっとして胸をなでおろした。
悟空は心身ともに疲れきっていた。チャオズたちはどう贔屓目に見ても数だけの単なる役立たずだ。
そう悟ったベジータは決着をつけるためにここで最後の勝負に出ることにした。
「カカロットぉ、こいつでこの下らん戦いもお終いだ!!」
そう叫ぶとベジータは悟空に向かってありったけの力をこめてギャリック砲を放った。一方悟空も
かめはめ波で対抗するも先ほどの元気玉で力を使い果たしてしまっていたので完全にベジータの
ギャリック砲に圧されていた。悟空のかめはめ波は圧されギャリック砲はどんどん近づいてきた。
ドカーン、そのときだった、ベジータの背中に何者かのエネルギー弾がまともに炸裂した。
そう我らがチャオズ様のどどんぱだ!!完全に虚をつかれたベジータ。自分たちを殺され復讐に燃える
チャオズたちの782発のどどんぱがベジータに襲いかかった。そしてチャオズは叫んだ。
「誰か忘れてないかァ?背中ががら空きだよ、ベジータさんよォォォォォォ!!」
次話「幕切れ、生き残ったチャオズ782人」に続く
ヤムチャをチャオ図に変えただけじゃにゃーですか
29 :
Classical名無しさん:05/10/30 19:43 ID:VGMW16EU
第十話「幕切れ、生き残ったチャオズ782人」
「今の一発はヤムチャのうらみだ!!こいつは天津飯のうらみ!!」
そう言うとまたベジータの背中にどどんぱを炸裂させた。自分の活躍に溺れるチャオズ。もはや敵なし
状態だ。悟空のかめはめ波とぶつかり合っているのでベジータは防御に回ることが出来なかった。
「ピッコロのうらみ!!そしてぇ、チャオズのうらみ!チャオズのうらみ!チャオズのうら・・・」
チャオズのどどんぱが次々とベジータに襲いかかっていった。どんどん強気になるチャオズたち。
「・・・、第22回天下一武道会一回戦敗退のうらみ!第23回天下一武道会予選戦敗退のうらみ!、
ピッコロ大魔王に殺されたのうらみ!、天津飯に戦力外通告されたうらみぃぃ!!!」
そしてついに782発すべてのどどんぱがベジータに炸裂し終わった。しだいにギャリック砲の力を
失っていくベジータ。ここで悟空は残ったありったけの力をこのかめはめ波にこめた。
「波ぁぁぁぁ!!!」
もはやベジータにそれを耐え切る力は残されていなかった。ついにベジータは悟空のかめはめ波に
のまれた。直撃し吹っ飛ぶベジータ、力尽き倒れる悟空、爆風に吹き飛ばされるチャオズたち。
この爆風により飛ばされた3人のチャオズは頭を打ち不幸にも植物人間状態になってしまった。
しばしの間、この地を静寂が支配した。しかしまだベジータは生きていた。そして息絶え絶えに
なりながらもリモコンで宇宙船を呼び出すのであった。逃げるため宇宙船に乗り込もうとする
ベジータの前にクリリンが立ちふさがった。そしてベジータに止めをさそうとしたそのとき、
「待ってくれ、クリリン!!」悟空がそう叫んだ。
「止めは僕がさす!!」チャオズたちがそう叫んだ。
「いや、見逃してやってくれねぇか。頼む、一生のお願いだ。」
「でも悟空、こいつまた・・・」
「そんなときはまたオラが倒してみせるさ」
「甘いなカカロット。いつかその甘さが命取りになるぞ!!」
ベジータはそう言い捨てると宇宙船に乗り込み、宇宙(そら)に飛び上がっていった。
もっともっと修行して強くなれベジータ・・・!僕はその強さをもう一歩超えてみせる、空を
見上げながらチャオズたちはそう願うのであった。
ヤムチャのSS書いて良いですか?
良いよ
32 :
Classical名無しさん:05/11/26 22:28 ID:4GCdlk0Q
書くなら早く書けよ。
33 :
Classical名無しさん:05/12/18 13:53 ID:Z8.f25dY
w
35 :
愛とチャオズとてんつめし:06/01/04 02:32 ID:kIS8Fyjw
セルの恐怖が過ぎ去ってから1年たったある夏-------
ある日チャオズは思った。「僕はみんなの役にたっていたのだろうか?」
今までの戦いを思い出してみる。これといった戦果もなく、一生懸命修行したのに
天津飯に戦力外通告を受ける始末。そんなバカな・・僕はこれでも世が世なら
地球征服できる力を持っている。何か目には見えない力で、自分の運命が
誰かに操られているような気がしてならない。そんなことを思いながら
冷房の効いた銀行で熱々のコーンスープを豪快に喉に流し込んだ。
その時、チャオズの気の探知射程距離に、突然戦闘力1万ほどの強い気が侵入してきた。
「知っている気じゃない・・・っ!」
高速でこちらに向かってきている。チャオズは缶の底に溜まったコーンを
一粒残さず吸い取った後、急いで外へと駆け出した。
36 :
Classical名無しさん: