微妙にお子様ランチよりの旗投下します
出来も微妙ですが
昼休み。2−Cの面々は、ほぼ全員教室で昼休みを過ごしていた。
花井は八雲へのラブレターを書きつつニヤニヤし
奈良はいつもの妄想
今鳥は音楽を聴き(もちろん特ソン)
麻生はハイテンションな菅の話(女の子の話中心)を無関心に聞き流していた。
そして我等が播磨拳児はというと…
ダンッ ダンッ ダンッ
黙って腕を組み、地団太をしていた。
これは今に始まったことではなく、さっきの数学からこの状態だ。
何で止まないのかというと、教師がビビッて注意しなかったからだ。
だが、それもしかたない。周りから見れば、イラついてやばい状態の不良である。
自称舎弟の吉田山は、へたに話しかけるのはまずいと考え退散。
といっても他の連中の大半も「話しかけたらぶっ殺す」オーラを感じ取り、近寄らないでいる。
のこりの連中はまったく無関心の様子。