「次、先生の番ですよ?」
「…わ、わかっている…『裸ワイシャツ』カード」
「次はあたしね…『傘さしのべる』カード」
「えっと…『姉さん公認』カードを」
「…『たまにしか作ってくれない』カード…」
「『肉じゃがとカレー』カード」
「じゃあ…『お弁当』カードを…」
「む、『昔の思い出』カード…」
「…『下手な料理食べさせる』カード…」
「『名前で呼んでください』カード」
「……先生?」
「わ、わかっていると言っている!……『葉子の助け』カード…」
「…『晶の支援』カードよ」
「『サラの応援』カードです」
「…ふっ、私に切り札を使わせるとは…『俺の絃子』『同居が学校にばれる』カード!」
「……いいわ、『フォークダンス』カードに『相合傘』!」
「『誤解から恋愛へ』と『一瞬見えた心』です」