スクールランブルIF19『脳内捕完』

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94伯白いや猫○。です
なんか思いついたので載せます。まだ導入部分だけですが呼んで見てください。

    「茶道部〜伝説の茶葉〜」

プロローグ
春らしい柔らかな日差しが降り注いでいる。ここは矢神学院高校旧校舎にある茶道部。といってもただお茶を思い思いのスタイルで飲むだけであるが。そしてこんな平和から物語は始った。
「部長、このカップはいりますか?」
「・・・。いらないだろうね」
「そうですか、じゃあ八雲願いね」
八雲はうなづき自分の横にカップを積み上げていく。
現在茶道部は春の大掃除中、新学期に向けて入らなくなった物を捨てている。
“ガサッ”
「あれ? 何かなこれ」
食器棚の奥から出てきたのはクシャクシャに丸められた紙、湿気に長く当たっていたのかカビが生えている。
「どうしたの?サラ」
「棚からプリントが出てきたの、まあいらないと思うから捨てといてね」
「けど何か書いてあるよ、それ」
よく見ないと分からないが紙には薄い字が書かれている。サラも気づいたのか紙をゆっくりと広げていく。