>>895 遅れたけど、GJです。
初めは少し短いかもと思ったけど、逆にダラダラせずにテンポよく読めてよかった。
中学生播磨の話は読んだことなかったのでそれも新鮮でした。
>>906 この程度の話で?
向こうができたおかげでここのレベル下がってるなぁw
きっと>909が凄いSSを書いてくれることだろう
>910
おおよ、まかしときな!
今から書くから3年くらい待ってな!
その外部にできたどえらいもんてのは何のことなのさ?
あそこほとんど見に行ってないけど、(リンク見に行くだけ)
SS投下って結構あるの?
沢近愛理は清々しい気分でリムジンに乗っていた。
「いたらこんな苦労はしてねッスよ。」
アイツのたったこの一言が彼女の先程までの陰鬱な気分を全て消し去り、
喜びさえ与えているようだった。
車内に掛かっているお気に入りの曲が、
今は格段に良い旋律を奏でているように聴こえてくるから不思議だ。
「ねぇナカムラ。」
彼女はリムジンを運転している執事のナカムラに声を掛ける。
「何でしょうかお嬢様。」
「アイツ…いや、さっきの彼の事どう思う?」
彼女はこう言った後、何かとんでもない事を聞いてしまったような気がしたのか、
はっと口を噤み、少し気恥ずかしそうな顔をした。
「…」
ナカムラは答えない。
「ナカムラ?」
彼女は沈黙に耐えられず再度声を掛ける。
「目…ですな。」
「目?」
「そう、彼の目には強い意志の光を感じました。今時の若者には珍しい。」
「確か彼サングラス掛けてなかったっけ?」
「…」
「ナカムラ?」
「お嬢様、今日のパーティーは楽しかったですか?」
「誤魔化すな!」
ちょっとワラタ
>>914 なかなかGJ
ナカムラは確かにこんなこと言いそうなイメージだw
次スレは?
>>904 うわァァァ
オレの
自演レスが
晒されてるゥゥゥ
沢近の靴下
ソックスハンター現る!!
, '"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``丶、
, '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
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/'´!:.:.:.:l.:.:.:.:l:.:/ !' `ト、| ヽ:.| ヽ:.:l:.:``:l:.:..:.:.:.:.:.:.}
_,!:.:.::.|:.:.:.:|/ _,ノ' 'ヽ、_ ヽ:.:.:.|:.:.::.:.:.::.:/
,. '"´,. -t:.:.:.ハ:.:.:. |-=・= , 、-=・=ヽ :.!:.:.:.:.ィ:Cトニ丶、
/ ,. '" \:|ト',:.:.! .,、、⌒) ・_・) ⌒,、ヽ } 〉!:.:.:ィ |:.:.l `ヽ:.\
// /ヽ ヽト ┃トェェヨョェョイ┃ '// }| !:.:.:l \:.'.,
/' /:.: .:ーlヽ ┃|ョコュユェュ|┃ ` ./'.フ/:.l |:.:.:', ヽヽ
,':.:.:.:../ :.ヽ ┃ヽニニニン ┃ /-‐':.:.:.:.:| l:.:.:.:', ', }
,':.:.:.:.:.:! |:.:.:.:\ ┗━⌒━┛, イ:.:.:.::.:l:.:.:.:l !:.:.:.:.', l,'
!:.:.:|:.:.:| l:.:.::.:.:.:.:`ト、 , ィ::.::.|:.:.:.:.:.:l:.:.:.:| !:.:.:..:.'.,
|:.:.:.l:.:.:l !:.:..:.:.:r(j ー い:.:.l:.:.:.:.:.:|:.:.:.| !:.::.:.:.:.l
,⊥_.:.:.{ |_,.-| \_ _,. -‐'´ ヽー-‐-l::, ' -‐'、:.:.::...}
/ ``T´ `j ハハ .::::::::::} / ヽ:.:./
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/:.:.:.:.:.:.iレ レ /__レ リ/ /'" レ l/i:.:.:.:.:.:.:.:.:i
/:.:.:.:,.:.-! ノ' 'ヽ ァリレi/l:./i/
/:.:.:〈 ヽil -="- , (-=" } l/i:.il/l/
,':.:.:.:.:ヽ "" ) ・ ・)(""ヽi/:.! '
!:.:./!:.:.:`ーヘ ┃ ノ^_^)┃ /:.:.:| どれ…たまには貧乏人どもに
i:.:.i l:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ┃ ` --'┃/:.:.|i:.; お茶でもいれてやるかの
';:.l ';:.ト、:.:.N:.:.:.> ┗━━┛:.:.iヽ:.i:.:',
ヽ!ヽ', ヽ!ヽ/ Vヽi. ヽ :! ` `ヽ
` i ヾ. i |
〈\ ヽ ー ..i(こ二二)
廾 ヽ___ __.( .| . .::|_)
i. `‐ーゝヽゝ._ ___.ノ
ハヽ ` ‐-- .、
__ヽ \ `\ κ⌒ヽ
(´____\ __丶-- 〆⌒ !;
`-- `ー´ _ __ ノ`~ ´
執事って沢近の父親に仕えている筈だよな
沢近って侍女とかメイドと折り合いが悪いのだろうか・・・
メイドって変なのしか出てきてないし・・・
あの家はどうなってんだ
あの性格だぞ?
折り合いが良い訳ない。
ベルセルクのファルネーゼみたいなもんだ。
295 名前:神奈さん[sage] 投稿日:2005/01/19(水) 02:00:10 ID:ryzFKXXU
∧__I__∧
神奈川生まれの | ノ ヽ /二⊃
新AAだよ! / A A | / ( ⊇i )))
みんな応援するカク | __) |ノ /
l、 .|---- ,/
/__ .└─ /´
(___) /
ヽ /
/ /\ \
/ / ) )
/ / ( \
(_/ \_)
友人思いな一面もあるから、態度はでかくても主人としての気配りは
結構マメそうだが。
/:::::::::::::::::::::::::::::;'/l::::;';/l; ;::;;;;;;;;:::; ;:::::::::::::;;l, ヽ
/::::;','::::::::::::::;','::::;∠l ;:;'/' l; ;:l、_ '''l ;::; ;:::::::; ;l、 |
/:::;','::::::::::;;::;'/l ;:/⌒l ;/ l;;:l,.-二ニl ;::; ;:::::::; ;l‘v
/';:;';:::::::::::::; ;'l‐l;/三ミl:/ V〃三ミ:! ;:;; ;::::::,; ;l |
l;';/|:::;';';:::; ;ll/ _,ノ' 'ヽ、_ lι::; ; :; ;:: ; ::l|
. l:/ l:;';::;';:;;::l( -=・= , 、-=・= ,》l,'',l;:,':,';; l/ ノリバーガー大絶賛発売中やで〜
l;';: :,'::ハ;:l゙ .,、、⌒) ・_・) ⌒,、ヽ ''/l二);;'';:';lリ
l:::,:::,ミ、、,l ┃トェェヨョェョイ┃; /l::::::l:::,:;';/ 買えや貧乏人供!!
l,;:;;:::::::゙-ヘ、 ┃ |コュユコュ|┃ /〕'三´:::;;/
l,;:;;::::;;::::;;::ヽ、 ┃ヽニニニソ┃,/;;:;;::::::/l::;'/
l;;;;::;;;;::::;;;;:::::;ヽ┗━━┛ll;:;;/l::::/ l:;/
ヾ;:; ;:::::::; ;::;;::l ゙ヽ--〃 ll;::/ l:::/ l;/
,,、ィ、, ヾ ;;::;;::l ゞノ ll/)~レ'' 〃 _,,、
-==ノ"′/::::ヽ=-ゝ)ヾソ X ヾ゙ ' ヒゞー-=人 v-ヽ
小さい頃から親いない。
周りは召使で自分の言うことを必ず聞き
反抗、反対はされない。
召使は道具的な感じで見ているんじゃないか?
>>928は今まで何を見ていたんだかわからんな…
ため息しかでないよ
●分からない理由●
1. 読んでても肝心な所が見えてない。
2. 類推という概念がない。
3. それ以前に普通に頭が悪い。
あぼーん
>>932 俺は記憶にないんだけど、今まで召使とかの描写ってあったの?
横レスでスマソ
>933
沢近家には中村が戦場から拾って来て育て上げたメイドがいるよ。
マガスペに登場。人見知りが激しい。
_r=、
__ _, -'´ ̄`ヾヾー─-、 ,ィ
|:.:.:レ'´/7N´⌒ヾァ─‐ー-、ミV´:.:! ∧
∧.___rヘ:./i; l /l | l l\:.:.:.|_/:.:.|
/:.:.:.:.:.:.7′ ; | | ヽ ! ゙li;, ! ;, l 、:.レ'⌒ヽ
L__,ノ ゞ \ ゙ ゙lli;,. l|/二ヽ、ヽ.
,' // i ゙li;, 〃 / i i ヽ ヽ l| \ ,
/ // /i i゙li,l|, l !li, ! | ヽ、 ,!il|゙li;|, ! li; ヽ i
l /l /|| |__l| ゙li,|iiト、゙゙llii,, ト、ii|ヾ_」L..l|_ !゙li,l|ヽ. ! i |
| |ll| ! | | |:::: _,ノ' 'ヽ、_ :::: |l`l|l l| | | l|
| l | |ll|ii |l -=・= , 、-=・=- l| l| ! | i|
| レ ヾト、|l //.,、⌒) ・_・) ⌒,||ヽ_ | !/ l /`! |li,
|lli / | } ┃トェェヨョェョイ┃ j'ノ | | ゙li,|li |
| l / i l| ,!lj ┃ |コュユコュ|┃ /ニンl| | ゙li! ゙l!
|l|, l |!|il' ト、 ┃ヽニニニソ┃""" /l'" !l l i'| l|
.jl// ゙! !|' | \ ┗━━┛ /ノ) ,i ll ! !l
/ /li;. | l l i| ` 、 ,. ´! l| ノl | | ヽ
/ /l| ゙li;. |ヽ,l| `lー‐ | j|ノ |゙lli;il |l;i, ! }
そろそろ次スレを…
たてたよ
70 名前:U-名無しさん [] 投稿日:05/01/19 09:51:54 ID:AqTNJM4i0
四捨五入すると三十路ですが青春18切符は利用できますか?
71 名前:U-名無しさん[sage] 投稿日:05/01/19 09:59:51 ID:BqTc2SCp0
__________
≡∩..いつでも青春.∩≡
 ̄| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄
\\(`・(ェ)・´)//
72 名前:ボツorz ◆D5tssJJ4hA [sage] 投稿日:05/01/19 10:09:25 ID:b0m6xYrRO
大丈夫、少年の心を持っていれば使用可能な18切符。
というか頑張ったらしょっぱな全試合行けるな…
owari
the last
942 :
キンカラ:05/01/21 15:10 ID:cL4e0YmE
初投下!
943 :
いつかと同じ空の下で:05/01/21 15:15 ID:cL4e0YmE
「いつかと同じ空の下で」
体育祭も終わりもう数ヶ月が経ちました。
色々な行事も終わり、何もない毎日を過ごしています。
今私は学校の屋上で寝転んでいます。
授業の開始を告げるチャイムが鳴りましたが、私は動く気になりません。
いわゆるサボりという訳です。
そんな事していいのか、と思われそうですが悪人は私一人だけじゃないので安心です
その人は今、私の左隣で静かな寝息をたてて寝ています。
いつも通りサングラスを外さずに。
伸ばした彼の右腕に頭をあずけ、冬の空を眺める。
私はこの時間を彼と過ごすのがとても好きなんです。
なぜなら、普段ぶっきらぼうの彼が優しくなるのもこの時間だけだからです。
私が彼、播磨拳児を校内最強の不良と思わなくなったのはあの日からです。
944 :
いつかと同じ空の下で:05/01/21 15:16 ID:cL4e0YmE
それは夏休みが終わって間もない時のことでした。
「おはよう諸君、早速だが授業をはじめるぞ」
二時間目の開始を告げるチャイムと同時に刑部先生がはいってきました。
教卓に教科書などを置き、出席をとりはじめます。
「塚本君……播磨君……ん?彼はどこ行った」
刑部先生の言葉にまたか、とクラスが軽くざわめきます、そういえば休み時間の時にはいたはずの播磨君がいません…って隣何だから気づけよ私。
それよりどこ行ったんだろ。
「ふむ…私の授業をサボるとはいい度胸だそうなると意地でも受けさせたくなるものだ、よし…」
そう言い刑部先生はクラスを見回しはじめました、まさか……。
ふと私と先生の目があいました、もしや………。
「よし、君、悪いがあの馬鹿を呼んできてくれ」
やっぱりぃ〜!!
せせせ先生! いくら私が隣にいるからってなにもあの不良の播磨君を呼びにいけだなんて、あんまりですよ!
でも先生命令は絶対、泣く泣く私は席を立ちました。
うう…、播磨君、怖いですー。
ですが、言われたからにはやるしかありません。
ふぁいとです、おー。
945 :
いつかと同じ空の下で:05/01/21 15:17 ID:cL4e0YmE
さて不良と言えば屋上で昼寝です(多分)と、言う事で私は今、屋上で大の字で寝ている播磨君の目の前に居います(早っ!)
まさか本当にいるとはおもいませんでした。
播磨君…、寝る時くらいはサングラス外そうよ……じゃなくて。
「播磨君、起きて」
とりあえず播磨君の横に座って体を
揺すりますが、反応はありませんでした。
「は〜りまくん、はーりーまー、け〜ん〜じぃ〜」
おちゃらけても反応なし、再度揺すっても駄目、鼻をつまんでも駄目。
「も〜〜…ん?」
ふと目にはいったのは播磨君のサングラス、そういえば私って播磨君がサングラス外した所って見た事ないのよねぇ…。
そうなるとやってくるのは好奇心、播磨君は熟睡地中…くふふ、これはチャンスです。
ではではサングラスを…、私は両手を播磨君のサングラスにかけました。
かちゃ。
あら、やけにあっさり、ではお顔を拝見。
……………………………………。
っは!思わず見とれて思考が停止していました。
播磨君、カッコ良すぎです…何でしょうか…男前っていうんでしょうか?…素敵な寝顔です。
どうしましょう…ときめいてきました。
落ち着け私! す〜は〜…ふう。
それにしてもほんっとにかっこいいなぁ播磨君、なんでサングラスかけてるんだろ?
と、その時です。
「う…ん」
!!、大変です、播磨君が目を覚ましすー!
急な事なのでどうすることもできず、むっくりと上半身を起こした播磨君と鉢合わせしてしまいました。
サングラスを持ったまま固まってる私を見て、播磨君は2、3度瞬きをしました。
「なにやってんだ…お前」
私は殺されるかもしれません。
946 :
いつかと同じ空の下で:05/01/21 15:19 ID:cL4e0YmE
「えと、あの、その〜」
どどどどうしょう…なにか、なにか言わなきゃ!
「なんでお前が俺のサングラスを持ってんだ?」
「あ、あの、あのね、私が来た時に播磨君が寝てて…サングラスかけたままだったから、寝返りとか打っちゃったら痛そうだったから」
「…そうか、ありがとよ」
ほっ…どうやら気にしてないようです。
私は播磨君にサングラスを返しました。
ほっと一息つきます、とりあえず殺されずには済みそうです。
「で、お前はここでなにやってんだ? お前もサボりか?」
「え?あ、はい」
……あ。
「そうかー、お前もサボりか」
しまった…安心してた時なんかに話し掛けたから、とっさに返事しちゃった、
違うの、私は刑部先生に言われてあなたを呼びに来たの!
「そうか、お前もかじゃあ俺達サボり仲間だな」
心の叫びも空しく、「気に入ったぜ!」とバシバシ私の肩を叩く播磨君、もう駄目です。
「いい天気だぜ」
そう言うとまた播磨君は寝転びました。
「そうだねー」
確かに、空は青く広がっていていろいろな形をした雲がふわふわと漂っています。
空気もよくて日差しも柔らかいし絶好のお昼寝日和です。
「私も…」
せっかくなのでちよっとだけ私もお昼寝することにしました。
んっ、と伸びをして私は播磨君の隣に寝転んで…。
「はえ?」
ぽふ、と置いた所に固い感触はなく、何か柔らかい感触がしました、これは…腕?
「播磨君?」
見てみると、それは播磨君の腕でした。
「コンクリは固いから頭が痛くなるし、髪が汚れちまう、ほれ、腕枕だ」
ぶっきらぼうにそう言うと播磨君はそっぽを向き「女の娘だしな……」とつけ加えました。
947 :
いつかと同じ空の下で:05/01/21 15:19 ID:cL4e0YmE
へぇ…あの播磨君が…。
「ありがと、播磨君って優しいんだね」
播磨君の方を向き、私は言いました、今まで聞いた播磨君とは全然ちがいます、もっと凄く怖いって聞いたんですけど…でまかせのようです。
私の言葉を聞いた播磨君は照れた様に頭をかきました。
「……ふふ」
「ん、なんだよ」
急に笑いだした私に播磨君は怪訝顔になりました。
「ううん、私達せっかく隣同士になったのにあんまりはなせなかったでしょ、だからこうやって腕枕してもらって寄り添ってるのがなんかうれしくって……えへへ」
「…………」
「どうしたの?」
「いや、どっかで同じ様なこと聞いたような…」
「?、変な播磨君」
小首を傾げる播磨君にを見て、私はまた笑ってしまいました。
それにつられてなのか播磨君も苦笑いをしました。
しばらくの間、私達は静かに、流れる雲を見つめてました。
…なにか忘れてるような気がしますけど…何でしたっけ、まぁ、いいや。
それから少しすると、隣から寝息が聞こえてきました。
どうやら播磨君は寝ちゃった様です。
ああ…またサングラスをかけたまま…。
「ふふ…」
なんとなく笑みがこぼれます。
なんか可愛いかも。
日差しにあたってるうちに、私もまどろんできました………ふぁ……。
948 :
いつかと同じ空の下で:05/01/21 15:22 ID:cL4e0YmE
私たちはその後もよく屋上でサボることが多くなりました。
今では不良少女なんて言われちゃったりしてます。
でもそっちのほうが彼とおそろいの様な感じがするのでちょっと気に入ってたりします。
あの日、私達は「サボり仲間(播磨君談)」となり、いつしか「親友」として見てもらうようになり、そして今では…。
949 :
いつかと同じ空の下で:05/01/21 15:23 ID:cL4e0YmE
ふと、大きな手がわたしの髪をなでました、彼が起きたみたいです。
その手はしばらく私の髪をなでました、くしゃくしゃと、ぶっきらぼうに、それでいて優しく。
「ねぇ…播磨君」
「ん……?」
「やっぱり寝る時はサングラスは外したほうがいいよ」
「へ………うるせぇよ」
今では私達は「恋人」という関係になりました。
少し前まで好きな人がいたらしいのですが、色々あって身を引いたといいます。
自分の幸せよりも、彼女の幸せを考えてのことだと、彼は呟いていました。
今はもう吹っ切れたらしく、私との付き合いも悪くないと言ってくれます。
なにはともあれ、私達はもう恋人同士だからです。
ふいに播磨君が私を抱き寄せました。
お互いの息づかいが感じられる程顔と顔が近づきます。
彼の心音を聞きながら私はゆっくりと目を閉じました。
私の心臓の音も聞こえてるのかな…。
小さく風が吹いたあと、私達は唇をかさねました。
ゆっくりと、愛しく。
ただ時間だけが流れていきました。
いつかと同じ空の下で。
ああ……私達は今、恋をしてるんだ。
終
950 :
キンカラ:05/01/21 15:25 ID:cL4e0YmE
初投下完了! いかがでしたか?一応隣子メインなんですが、感想などお聞かせください。
萌えた
こういうの好き
952 :
Classical名無しさん:05/01/21 15:38 ID:H1pL8Ufk
隣子メインは、自分はじめてみました。
隣子スゲーかわいい
あぼーん
書き込める?
管理人さんに言いたいこと
2005年2月18日 18:21:12 荒らしとは無関係な奈良支持派
何で、ここでは奈良の話題はご法度なの?
それって荒らしとは無関係な奈良ファンに対して失礼なんじゃ?
俺も1年以上も前から本スレなどを見ているので六商をはじめとする
奈良厨たちが奈良健太郎というキャラクタをネタに荒らしているということは知ってるよ。
でもさ、ここが一番重要なんだけど
奈良健太郎というスクランの一キャラクタには何の罪もないじゃん?
そう思わない?何も荒らしもやってない奈良ファンがかわいそうだと思わない?
奈良が好きでもない奴らに散々荒らしのネタにされて…。そういうあんたも同類だと思うよ。
結局、あんたも荒らしと変わらない奈良を差別している同じ穴の狢じゃないの?
まとも奈良ファンがこれを見たら怒るのも仕方がないでしょ?違う?
管理人さんに質問
2005年2月20日 1:10:30 六商健一
この質問は真剣に投球しているんで、管理人さんも逃げないで真っ向から回答をお願いします。
何度も言われていることだと思いますが、なんでこのサイトでは奈良というキャラクタのことを書くと削除されてしまうんですか?
理不尽です。納得できません。一方的に荒らし扱いするのは人間として間違っていると思います。黙って削除するだけでは書き込んだ
人は「どうして?」って思うだけだと思います。きちんとここや雑記で説明するのが管理人としての義務だと思いますが、どうですか?
それに奈良健太郎というキャラクタには全然罪はないでしょう。善良の奈良ファンの気持ちを踏みにじるようなことはしないで欲しいと
思います。
どうか、今度こそきちんとした返事をお願いします。