皆さんは高校時代、エロの二言を追及した事はなかっただろうか?
この物語はエロを極限まで追求しようとした漢達の激闘を示したものである。
2004年某月某日。
その日の日直だった西本願司は職員室で担任との会話を済ませ、教室に戻ろうとした時だった。
西本の耳にとても耳寄りな情報が入った。これは2Cの男子に早く知らせなければ・・・西本は冷静に冷静に
自分を落ち着かせながら2Cへと帰っていった。
そのころ2Cでは昼食を懸けた腕相撲選手権が行われ、男子達は激しくヒートアップしていた。
とその時だった。ドアをガラガラと開けて西本が呟いた。
「情報を入手した。」これだけの発言では普通のクラスなら、「何の情報だよ!」とツッコミが入るだろうがこのクラスは
そうではなかった。腕相撲選手権は直ちにお開きとなり、机を移動させ、まるでこれから統合幕僚会議でも開くかのような
緊張感が漂っていた。