スクールランブルIF12【脳内補完】

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324True birthday

「絃子。そういやそろそろオメーの誕生日だな」
「さんを付けろ。しかしよく私の誕生日なんて覚えていたな」
「まぁ一応世話になってるしな。葉子さんと今年も飲むのか?」
「葉子は部の生徒達と一緒になにやら画策しているようだったが」
「そういやオメー茶道部の顧問か。まぁいい歳して誕生日で浮かれるのは
カッコ悪い……いやすまん忘れてくれ」
「女性に対して歳のことは禁句だよ」
絃子は突きつけたエアガンを下ろして言った。
「まぁ誕生日にはケーキくらい食わせてやるよ」
「ほう、なかなか気が利くようになったもんだな」
「るせ」
8月に入った日。刑部宅でいつものような会話が交わされていた。