1 :
ぽこにゃん ◆0btbBtRo :
〜勇者アル一行冒険記@〜アリアハンの少年と愉快な仲間達〜
ボクは勇者アル。複雑な家庭で育った少年。
ボクの父さんは,周りから英雄のように持ち上げられて、魔王退治の冒険に出て死んじゃったらしい(爆)
ボクの母さんは若くして未亡人になった事で気が触れたらしい(爆)
今度はボクに魔王退治の旅に出ろと言う!(核爆)
『アル、あなたがね、父さんの代りに魔王を倒すのよ。いいわね』
毎日、毎日、そんな事を聞かされて育った。ボクとしては冗談だと思ってた。
魔王を倒せって言われても、いたって普通の少年として育てられたからだ。
いつも虚ろな表情の母さん。誰もいない場所でブツブツと死んだ父さんの事を呟くのをよく見る。ようするに可哀想な人なのだ。
そして、16歳の誕生日。
本当に突然だった。あたりまえの事のように、『魔王退治の旅に出なさい』と告げられた。
ぼくの母さんはどうやら本気だったらしい。(そして正気ではないらしい)
ボクノ魔王退治ガハジマッタ(原子爆)
2 :
東京フレンズ ◆tOKYoUSE :04/04/25 00:52 ID:8BvStArI
水爆
3 :
ぽこにゃん ◆0btbBtRo :04/04/25 00:52 ID:scI/XHyg
4 :
イセル ◆0btbBtRo :04/04/25 00:57 ID:scI/XHyg
私は盗賊のイセル。
アルと出会った経緯についてはおいおい話すとして・・・
アルが酒場で嬉しそうに、”魔王討伐”の話を聞かせてきた。
『まさか、アル、本気にしてないわよね?』
とりあえず、目の前の少年の正気を確かめた。
王様は、アルの父親をへたに祭り上げてしまった負い目からか、旅立ちを支援してくれたようだけど、
”どうのつるぎ”やら”50G”やらで魔王が倒せるとはとても思えない。
”遺族への配慮として、とりあえず何かやっておけ”みたいなカンジなんだろう。
『何言ってるの〜、ボクは勇者になるよ♪倒そうぜ!魔王!!』
しかし、ヘラヘラしながらアルは答える。
『冗談なんだろうけど、どこか本気で言ってそうで怖いんだよね。』
私はためいきをついた。そこへ横で一緒に話を聞いていたアクリが口を出す。
『でもアル、アタシ等さぁ実戦を一度もこなした事もないでしょう?』
『う・・・それを言われると。』
こいつは勢いだけだからなぁ。やれやれと私は溜息をついた。
5 :
アクリ ◆0btbBtRo :04/04/25 01:02 ID:scI/XHyg
アタシは商人のアクリ。
ルイーダの酒場でアルの魔王討伐の話を聞いていた。
この3人の面子で飲むようになったのはおなじみだよね。
まぁ、それはそうと、
アルと、イセルの話を一通り聞いてみて、アタシは提案してみた。
『ねぇ、でもさ、装備が手に入ったんだし、ちょっと冒険してみるのもよくない?』
そう言うと、アルは目を輝かせる。
『そうそう、冒険だ!とにかくボクは冒険したいんだ!!!』
アルの勢いだけの発言に、イセルは少し嫌な顔をするけど、アタシが助け船。
『ねぇ、イセル。アタシ等もそろそろ、実戦で稼ぎを覚えるのも良い頃だと思うのよね』
横で”ボク達ならやれるって、まじで!”とか喚いているちょっと頭の弱い少年は無視して、アタシとイセルは現実的な話を進めた。
それからしばらくして、ひとまずアリアハンの外にでて、実戦を経験する事をイセルは承諾してくれた。
アタシとしては、随分前からイケルと思ってたのだけど、イセルは慎重派すぎて消極的なところがある。
もっともソレは短所であり長所でもある。彼女が欲深いだけの、ただ無謀な盗賊だったらアタシはこの盗賊とコンビを組んではいないだろう。
(商人と盗賊は、ゴールドとアイテムを流通させる関係上、とても相性が良いのだ。)
アタシ等が知り合って、もう3年以上の付き合いになる
魔王討伐はおいといて、今回のコレは良いキッカケになったかもしれない。
6 :
Classical名無しさん:04/04/25 01:04 ID:ER6d8QNQ
∩___∩
| ノ ヽ/⌒) ばばぶばぶーばば、ばぶぶぶ
/⌒) (゚) (゚) | .|
/ / ( _●_) ミ/ ∩―−、
.( ヽ |∪| / / (゚) 、_ `ヽ
\ ヽノ / / ( ● (゚) |つ
/ / | /(入__ノ ミ ばぶばぶばーぶぶばぶばー
| / 、 (_/ ノ
| /\ \ \___ ノ゙ ─ー
| / ) ) \ _
∪ ( \ \ \
\_)
7 :
Classical名無しさん:04/04/25 01:06 ID:ER6d8QNQ
>>1 ,ィ⊃ , -- 、
,r─-、 ,. ' / ,/ } ち
{ ヽ / ∠ 、___/ |
署 ヽ. V-─- 、 , ',_ヽ / ,' ょ
ヽ ヾ、 ',ニ、 ヽ_/ rュ、 ゙、 /
ま \ l トこ,! {`-'} Y っ
ヽj 'ー'' ⊆) '⌒` !
で , 、 l ヘ‐--‐ケ } と
ヽ ヽ. _ .ヽ. ゙<‐y′ /
来 } >'´.-!、 ゝ、_ ~ ___,ノ
| −! \` ー一'´丿 \
い ノ ,二!\ \___/ /`丶、
/\ / \ /~ト、 / l \
8 :
パレット ◆0btbBtRo :04/04/25 01:09 ID:scI/XHyg
ルイーダさんに連れられて酒場に入る。
向こうのテーブルで話し合っているのが、勇者ちゃん達ね♪
ワタシは期待に胸をはずませる。
『おい、おまえ達、仲間の紹介だぞ』
ルイーダさんにとっては馴染みの客なのだろう。すごく気安い声のかけかただ。
あ〜、注目の一瞬。3人がこちらを向いた。
まず、ルイーダさんが簡単にワタシを紹介してくれる。
『聞いていると思うが、これが魔王退治の切り札ちゃんだ。』
ルイーダさん、どこか笑いをこらえてるようだけどそれは気のせい?
『よろしくう、これからよろしくね〜♪』
ワタシは、両手を広げて、片足をピョンと跳ねさせながら、
このうえなく元気に挨拶した♪
というのに・・・
3人は何故かあっけにとられた表情で、沈黙がその場を支配した。
あ、あれ?滑った???
心なしか、勇者ちゃんの仲間の2人が、”どういう事だ?”
という目線で、勇者ちゃんを睨んでいる気がする。
『あ、あれ?王様が心強い仲間をつけてくれるって話、してなかったけ?』
勇者ちゃんは何か弁解するような口調だ。
『してないわよ・・・』
仲間の1人のポニーテールが可愛い女の子がそう言い、
もう1人の、ショートカットの目つきの鋭いお姉さんが、
『心強いって・・・彼女はどう見ても・・・』
何やら文句のようなものを言っている。
なんだろう、あまり歓迎されてない気がする。
ううん、むしろ邪険に扱われているとすら思えるのは気のせい?
あ、申し遅れましたが、ワタシはパレット。遊び人です♪
王様からやっかい払い・・ゴホッ、いや、違っ・・、えーと・・・わけあって勇者様のお手伝いをする事になりました♪
9 :
Classical名無しさん:04/04/25 01:10 ID:ER6d8QNQ
__ _,,-'~ / /⌒彡 _ __
/ _/ / /冫、 _) / ) /) チッ!夢のほうがおもしろそうだ・・・
/ // | |` /―/ / //
/ | ( ____) ヽつ(__)/ //
/___ヽ、ヽ__/ ____/_____ //
ー――――\__/―――――――――'
10 :
アル ◆0btbBtRo :04/04/25 01:13 ID:scI/XHyg
こうして始まった。ボク達の冒険記♪
愉快な4人組が繰り広げる大冒険に、きっと手に汗にぎるドキドキの毎日の予感だぜ★
(けだるいあくびをしながらカキコ)
果たして、ぽこにゃんはラウンジに帰還できるのか?!
(ぶっちゃけ魔王とかどうでもいいし、それだけが気がかりです)(核爆)
次回。『〜そして、かけだしパーティーの光景〜』
11 :
Classical名無しさん:04/04/25 01:15 ID:ER6d8QNQ
つなぎ放題コースにすると、音声通話以外の全てが完全定額
#パソコンにつないでデータ通信する、も含む
□つなぎ放題料金(月額に支払う全額)
つなぎ放題コース基本料金(割り引き前) 5800円
契約年数 年間契約した場合 AB割付けた場合
1年以内 4930円 3780円
1年〜2年 4640円 3770円
2年〜3年 4524円 3654円
3年越え 4350円 3480円
□つなぎ放題コースだと通話料金も安い
対AirH"Phone 70秒10円(全日)
対携帯電話 24秒10円(全日)
とりあえず面白そうだからガンガレ
13 :
アル ◆0btbBtRo :04/04/25 05:36 ID:scI/XHyg
勇者アル一行冒険記A【そして、かけだしパーティーの光景】
『よし、まずは大ガラスからだ!!』
ボクが指示をだし、全員でいっせいに2匹の大ガラスにかかる。
どうのつるぎ、こんぼう、ひのきのぼう、
この上なく原始的な武器で、とにかくいっせいになぐりつける。
ボクとイセルは、反撃でカスリ傷をおった。
『あいって〜』
ボクは、そう言ってちょっと傷口をさすった。
『たいしたダメージじゃない。ほら、残りのスライムを片付けるよ!』
イセルは傷なんか一向に気にせずパーティーに指示を出す。
リーダーはボクなんだけど、年長者(ボクより4歳年上)の彼女が一番頼りになるカンジなんだよなぁ。
そして残ったスライム2匹が飛び掛ってくるが、そのうちの1匹を、
イセルがひのきのぼうで払う。
『ナイスよイセル♪』
そこをアクリが、こんぼうで追撃をいれてとどめをさした。
素晴らしいコンビネーションだ。そんな光景をポカーンと馬鹿ヅラで眺めていたら、残りのスライムの攻撃がボクの顔面にヒット!!
そのまま顔にへばりついてきて、一瞬パニックになったが、パレットがこんぼうで『えいっ』とか言いながら、
ボクの顔面ごと容赦なく殴りつける。スライムごしとはいえ、鼻っ面に鈍い痛み。泣きたい。
『こ、こんにゃりあぁぁぁ』
ボクの気合の雄たけびは、変な奇声になってしまったが、地面におちたスライムをしとめる。
初めての戦闘は、大ガラス2匹とスライム2匹、
いっぺんに襲われたが、なんとかうまくいったみたいだ。
『ボクはアリアハンの勇者アルだああああああ!!』
勝利のガッツポーズをとりながら、そんな風に勝ちセリフを叫んだ。
14 :
イセル ◆0btbBtRo :04/04/25 05:37 ID:scI/XHyg
【イセル】
ルイーダの酒場にて。
『初戦闘をお祝いして、かんぱ〜い♪』
アルが有頂天にグラスをかかげ、皆がそれにあわせる。
あの後も何度か戦闘をこなし、パーティーでの戦術を煮詰めていった。
『結論、ボク達は強い!!』
ワハハ、と大笑いするアル。
『こら、ダメ勇者、城下町からすぐ近くの場所で安全に戦ってるだけじゃ冒険とは言えないんだぞ』
アルはすぐに浮かれてしまうので、私はたしなめる。
勝利の後に素直に喜べないのは我ながら損な性格だと思うけどね。私は皆に向かって語りかける。
『今回、思ったんだけど、やっぱり連戦はキツイって事よね』
『あ〜、確かにそうだね。やっぱり回復役がいないのはキツイよね。』
察しの早いアクリが相槌をうつ。
『ぶっちゃけ、ホイミが使える人が欲しいところよね・・・』
チラリと、アルとパレットを見る。
『う、わ、ワタシだってきっと何かの役に、立つと思うわよ。。』
『そ、そうだよ、決してボ、ボクの責任じゃないんだぞ』
焦る二人を見て、私はためいきをついた。
『解ってるわよ。いまさらパレットをお払い箱ってわけにもいかないわね』
それに、パレットだけを足手まといとは言えない。私だって魔法が使えないんだ。
私は、この時点でのパーティーの方針を決めてみる事にした。
『となると、”やくそう”をたくさん持ち歩くのが基本になるわね・・・』
そう言うと会計を管理しているアクリがすごく哀しそうな目をして、こっちを見つめてきた。
顔には、”ホイミがあればそんな出費しないのに”と書いてある。
私は極めて自然に、それを見ないようにつとめた。
許せアクリ。これだけはしょうがない。
15 :
アクリ ◆0btbBtRo :04/04/25 05:39 ID:scI/XHyg
うう、やくそう代の出費がかさむのは仕方ないのかなぁ・・・
今後失うであろう、大量のゴールドちゃんの事を思うと、胸が締め付けられるように苦しいが、
ここは嘆いていても仕方ない。アタシは、前向きになろうと思った。
『ねぇ、みんなナジミの塔に行かない?』
そこで、これからの冒険の提案をしてみた。
ナジミの塔は、一昔前はアリアハンの観光名所だったんだけど、今では魔物の巣窟となっている。
『こういった魔物がひそむ場所には、たいていお宝があるものよ。
取り尽したと思っても、魔物がいつのまにか集めてきたりするしね。
それに、あの場所には・・・』
アタシが最後まで説明する間もなく、アルは即賛同してくれた。
『うん、行く、行こう!!』
『ワー、おもしろそう♪』
パレットもノリ気だ。
『言っておくけど、楽じゃないわよ。』
イセルはちょっとドライな態度だ。だけど、アタシは知ってるんだ。
盗賊のイセルが、一番ナジミの塔に挑みたがってる事に。
誰からも”拒否はされていない”ので、
『じゃ、決定ね。』
アタシはさっさと提案を可決させてもらう事にした。
すると、すぐさまイセルは口を開いた。
『あ、アクリ、それなら”どくけしそう”を最低5個必要になるんじゃない。
あと、やくそうを買えるだけ買う必要あるからね。
みんなも、明日のためにちゃんと準備万端にしないとダメよ?』
やれやれ、やる気まんまんじゃない。
アタシって友達思いよね。おかげで財政難だわ・・・
こうなったら、ナジミの塔では、たくさん稼ぐしかない!! なんだか、アタシも燃えて来た。
16 :
パレット ◆0btbBtRo :04/04/25 05:42 ID:scI/XHyg
というわけで、ワタシ達は無事に『ナジミの塔』に着きました♪
現在1Fにある宿屋で、ナジミの塔攻略に向けて休憩中なのです。
『あ〜、さきの洞窟キツかった〜』
部屋に入るなり、イセルちゃんがダルそうに言う。
海に囲まれたナジミの塔に来るには、このみさきの洞窟を通らなければいけなかったんだけど、これがまた本当に大変だったのよね。
『もう、アタシも疲れた〜』
アクリちゃんが机につっぷして、今にも眠りそうになる。あらあら、こんな所で寝たら風邪ひくわよ。
『確かに、あんなに敵がわんさかくるとは思わなかった・・・』
勇者ちゃんも、グッタリしながら溜息まじり。なんだか、みなさん連戦につぐ連戦でお疲れですね。
『みんな〜、これからが本番よ〜、元気だしていこ〜よ〜♪』
と、ワタシが明るく言うと、みんなの視線がいっせいにギロリ、とくる。
『あんたはいいわよね、パレット。後ろでわけわかんない”あそび”ばかりして、
ちゃんと戦闘に参加しなさいよ!!』
うわ、イセルちゃんに怒られちゃった♪
『そうよ・・ツマラナイ冗談言ってるヒマあったら、敵からゴールドをかすめとってほしいわ』
いや、アクリちゃんは、むしろ、そればっかりだったじゃな〜い。
2人の矛先がワタシに向いたので、救いの目で勇者ちゃんを見る。
それに気付いてくれて、勇者ちゃんは、なんとかフォローをいれてくれた。
『え、え〜と、まぁ、しょうがないんじゃないかな・・・パレットは、”あそびにん”なんだし・・・』
そうよ、そうよ。勇者ちゃんは解ってくれるのよね。。
『ワタシは、あそぶのが仕事だから♪テヘっ。。』
そう言って、笑ってごまかしちった♪
なんとな〜く、イセルちゃんと、アクリちゃんは、後悔してるようなカンジぃ。
でもね、ワタシだって、命がけで遊んでいるのよ♪半端な気持ちじゃないのよ!!
・・・・・あれ、だからなおさらタチ悪いのかな?
17 :
ぽこにゃん ◆0btbBtRo :04/04/25 06:01 ID:scI/XHyg
いよいよ、冒険に乗り出した勇者アルご一行。
この日誌の狙いを知らないと、読んでて混乱する恐れがあるのに気付いたので、さっそく説明します。
アル→イセル→アクリ→パレットと、視点がローテンションしていく仕組みです。(名前欄見れば、誰の視点かわかりますね)
ぶっちゃけ、名前欄を毎回変更したり、わざわざ1人称をかえたりするの面倒なんですけどね(爆)
なんでこういう手法をとったのか自分でもわかりません。(核爆)
読んでる人も、解りづらいと思うしね(原子爆)
まぁ、オレのオナニー日誌だしいいか!(宇宙崩壊)
次回は【アリアハン脱出計画】
18 :
Classical名無しさん:04/04/25 10:18 ID:6VxjaBMc
19 :
(・∀・)ネニチリーン ◆Tj0/NENI :04/04/25 10:38 ID:WPuo76UQ
|・∀・)ホー
|ミ サッ
DQ7の「勇者へっぽこくん」はワラタ
21 :
Classical名無しさん:04/04/25 11:10 ID:H2JNLZwU
記念ぬるぽ
22 :
Classical名無しさん:04/04/25 11:11 ID:vXtxqVuo
ぽこにゃん、おはよー。
無事だったんだね、よかったね。
23 :
Classical名無しさん:04/04/25 11:13 ID:4d4MmGh6
25 :
プラム ◆6xVH0T7M :04/04/25 18:52 ID:WREggGXg
しかし、
>>1の日誌が現実になるとは・・・
>>1は思いもしなかった・・・
26 :
アル ◆0btbBtRo :04/04/25 20:56 ID:scI/XHyg
勇者アル一行冒険記B【アリアハン脱出計画】
敵を蹴散らしながら、お宝をいくつも発見し、ナジミの塔を攻略中。
ボクは、華やかな冒険を繰り広げている真っ最中★
『うわぁぁぁ、目っ目が、目がああぁあぁ!!』
バブルスライムの毒液が目潰しのようにぶちまけられ、
この上なく、勇者らしからぬカッコでのたうち回ってる真っ最中でもあるわけだが、その辺はどうか気にしないで欲しい。
『ほら、アル、まず目の毒を洗い流すからこっち向いて』
アクリの声の指示におとなしく従う。水筒の水がまぶたに感じられる。
ボクはおそるおそる目を開けたり閉じたりしながら、毒が洗い流されるのを待った。
『アル、もうちょっと慎重に戦わないと早死にするよ』
このセリフ、今日だけでイセルから12回言われた。
自分でも気をつけているつもりなんだけど、
戦闘になると”敵を倒す以外、何もかもがどうでもよくなる感覚”がボクを支配するようなんだ。
熱くなりすぎなんだと思う、もうちょっと落ち着かねば。(ボクはそう心に誓い、今日だけで12回目の反省をした)
・・・・・・
まぁ、そんなこんなで最上階に到着はできたわけだけどね。
そこでは、賢者のおじいさんから『とうぞくのかぎ』をもらう事ができた。
イセルとアクリが言うには、これこそが、本当の目的らしい。
ここは、盗賊のための試練場でもあるとか。
『とうぞくのかぎ』を持つ。それは、イセルにとっては、ようやく駆け出しの盗賊として認められるって事なんだそうだ。ってまぁ、ようやく”駆け出し”というのは、ボク達も同じなんだけどね。
ともあれ、このようして、ボク達は冒険者としての第一歩を踏み出したのでした。
27 :
イセル ◆0btbBtRo :04/04/25 20:58 ID:scI/XHyg
『かんぱ〜い』
アルが、祝杯のさかづきをかかげる。
恒例の冒険終了後の飲みだ。
私達も『とうぞくのかぎ』を手に入れた事で、
ようやく冒険者らしく見えなくもない。
『ねぇ、皆、そろそろアリアハンからでてみない?』
私がみんなにたずねた。
『イセルがそんな事を言うなんて珍しい』
アクリが何やら驚いたように言う。
う〜ん、たしかにこれまでの私はちょっと消極的だったかもしれない。
今回の冒険ではいくつか学ばせてもらったわ。
『は〜い、ワタシもいろんな世界がみたいで〜す♪』
パレットが賛同し、アルは言うまでもないという顔でうなづく。
『というわけで、第一回、アリアハン脱出計画を始めます』
そして始まる。次の冒険へのミューティング。
別の大陸に移るには、レーベで魔法の玉をもらって、【いざないの洞窟】を攻略しないといけないんだけど、
そのためには装備やら消耗品が必要不可欠。
『正直、一番のネックは今の装備じゃないかな』
私はひのきのぼうだし、後は、こんぼう2本と、どうのつるぎ。さすがに貧弱すぎる。
『そうだなぁ、まず装備からどうにかしなきゃなぁ』
珍しい事に、アルでも解る事のようだ。
>>11 まさかこんなところでH"の料金表を見ることになるとは思わなかったw
>>1 ガンガンいこうぜ
29 :
ぽこにゃん ◆0btbBtRo :04/04/25 21:12 ID:scI/XHyg
あ、規制解けた・・・
1ヶ月くらいを覚悟してたけど、早かったな。このスレどうしよう。
30
31 :
28:04/04/25 21:36 ID:a9unwxlE
(^Д^)
34 :
Classical名無しさん:04/04/25 22:44 ID:Sm35RLig
v
35 :
ぽこにゃん ◆0btbBtRo :04/04/25 23:56 ID:scI/XHyg
ぶっちゃけ、このスレ捨てるわ(核爆)
まだスレを開始したのが早い段階だから、ラウンジに引っ越すわ。
つーか、すでに引っ越したから、このスレ削除依頼でも何でもしていいよwww
36 :
Classical名無しさん:04/04/26 00:34 ID:U3.WRGDY
おつかれさんでしたw
じゃあ代わりに僕が普通にドラクエ3の記憶をかたろう。
38 :
Classical名無しさん:04/04/26 03:19 ID:uUhxruWw
10分カノジョの人だけあって、スレッド運営が淡泊なのです(笑
FEの次はDQか?
相変わらずくだらねー事やってんな。
つーか、他の板の他のスレまでわざわざ宣伝しに来んじゃねーよカスが。
40 :
Classical名無しさん:04/04/26 23:36 ID:C0NZ9lpg
1 名前:ぽこにゃん ◆8wwUsyplVU [] 投稿日: 2004/04/25(日) 23:08 ID:Cs78ojz4
そんな事よりちょっと聞いてくれよ。
こないだ、全鯖規制くらってたんですよ。全鯖規制!
それで、ラウンジやN速で書き込めない日々が続いたのね。
日々っつっても実は1〜2日なんだけどね(爆)
それでも、ほら、僕って皆も知ってると思うけど、
2chに書き込みできないと死ぬ奇病に侵されてる、(人生の)末期患者なわけじゃないですか!!
それで、ほら、あれ、あれ、クラウンっつーの?(はき捨てるように)
規制されてても書き込めるっつー、辺境の地でさぁ。(ぶっちゃけ、臭いw)
そこで、しばらくDQ3の日誌でもつけてようかと思ったの。
だって1ヶ月くらい規制されてる可能性もあったんだよ!
そうなったら、死ぬわけじゃん僕ちゃん?(すごく真剣な顔で)
だから、クラウンって正直、臭くて嫌だったんだけど、
それでも、そこでしばらくやってこーっつーの?思ったんだ???
そしたら、即効、封印解除(レリーズ)ですよ!!
(あ、ちなみに、封印解除っていうのは、アニメ用語だから)(核爆)
まぁ・・・ようするに、お引越ししますって事”!!!!
ラウンジは、臭くないからだ〜い好き★
41 :
ぽこにゃん ◆0btbBtRo :04/04/27 22:49 ID:scI/XHyg
>>39←こいつは何を言ってるの?頭のビョーキ?www
>>41 おまえ、ラウンジでコテンパンに苛められてるなw
43 :
ぽこにゃん ◆0btbBtRo :04/04/29 02:02 ID:scI/XHyg
>>42 そう?
あいつらの中の一匹を犯罪者に仕立て上げた自信あるよ。
>>43 居場所がないな、ぽこにゃん、どこへ行っても攻撃されまくって、逃亡生活かwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>ぽこにゃん
どうでもいいけどおろんじょの真似はやめろよ
真似するんならもっと上手にやってくれ