1 :
桃太郎:04/02/28 11:06 ID:Dl8/klHw
昔々ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいました。
ある日、お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に行きました。
お婆さんが川で洗濯をしていると川上からどんぶらこ〜どんぶらこ〜と
大きな桃が流れてくるような感じがしましたが、お婆さんの妄想でした。
二人は幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。
山姥の白日夢、というわけですな。
3 :
カチカチ山:04/02/28 11:18 ID:Dl8/klHw
昔々ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいました。
ある日、お爺さんは天気がいいので、鍬をかついで、山へ豆を植えに行きました。
山の畑で、お爺さんが、
「一粒まいたら、千粒になれ。二粒まいたら、二千粒になぁれ」と、豆をまいていると、
狸が出て来て、切り株にちょこんと坐り、
「一粒まいたら、腐(くさ)ってしまえ。二粒まいたら、もっともっと腐れ」と、はやしたてたようなきがしましが、
狸が喋るはずもなく、お爺さんの幻聴でした。
二人は幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。
慌てる乞食は貰いが少ない、というわけですな。
5 :
笠地蔵:04/02/28 11:27 ID:Dl8/klHw
昔々ある所に貧しいお爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんとお婆さんは、田圃を持っていなかったから、山の斜面で、
稗やら粟やらをちょっとずつ作って、細々と暮らしていました。
ある年の暮れ、その年はいつもより寒くて、山里には早々と雪が降りました。
雪が積もれば、山仕事はできません。
お正月が近づきました。家の中には何もありません。お正月を迎えるご馳走が何もないのです。
(〜中略〜)
お爺さんはお地蔵さん五体に、買った五つの笠をかぶせ、あと一体には自分の笠を取って、
かぶせてあげました。そうして、家へ帰って行きました。
「婆さんや、戻ったぞ」
「お餅、買えましたか」
「買おうと思ったが、途中の別れ道で、六地蔵さんが雪に濡れて、かわいそうだったんで、
餅を買わずに、笠を買って、かぶせてきた」
「そうですか、そうですか。それはまあ、いいことをしましたねぇ」と、お婆さんもそう言ってくれました。
二人は、囲炉裏をボンボン焚いて、粟の雑炊をこしらえて、そうして、早めに寝ました。
すると、真夜中を過ぎた頃、何か歌声が聞こえてきました。
6 :
笠地蔵:04/02/28 11:28 ID:Dl8/klHw
♪ペッタンペッタン お餅つき
一臼ついては 白い餅
一臼ついては 小豆餅
ペッタンペッタン お餅つき
そう歌う声が聞こえてきたのです。お爺さんはお婆さんを揺り起こして、
「婆さんや、何やら歌声が聞こえるぞ」
「何です、今頃?」
「ほら、聞こえてくるだろう」
♪ペッタンペッタン お餅つき
「夢ですよお爺さん」
「それもそうだな」
二人は貧乏ながらも幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。
昔々ある所にお爺さんとタモリがいました。
ある日、お爺さんはウォーと叫びながら歩いていました。
山の畑でタモリが驚き、キャベツマンに変身しました。
お爺さんを
「キャベツキック!」
と倒しました。
でも、お爺さんは教祖だったのでキャベツマンは監禁されました。
やっぱり教祖さまは偉大でした。
8 :
DEF:04/02/28 11:29 ID:u1TWgvtg
(
bouya- yoiko da kane dasina♪
)
9 :
藁しべ長者:04/02/28 11:49 ID:Dl8/klHw
昔々ある所に、うだつが上がらない若い男がいました。
人はいいのだが、まるでお金とは縁がなくて、いつもひもじい思いをしていました。
あるとき、観音さまへの願かけを思い立ち、三・七・二十一日間の観音さま参りをしました。
そうすると、二十一日目に、
「この寺を出て、転んだとき、最初に手に触れたものを授けよう。それが出世のきっかけとなろう」という
観音さまのお告げがあったような気がしました。
「転ばなければ、どうすればいいんだろう」と、男は変なことを考えながら、
お寺を出ると石につまずいて転びました。
地面に広げた男の手に、一本の藁しべが触れていました。
「観音さまが授けるといっていたのは、これのことかな。
しかし、こんな藁くず一本ぐらいで、どうなるんだろう」と思ったが、
お告げ通りに、男はごみのような藁しべ一本を拾いあげて、歩き出しました。
すると、トンボが道端の稲架に止まっていました。
男はトンボをつかまえて、藁しべにトンボの尻尾を差し込みました。
10 :
藁しべ長者:04/02/28 11:52 ID:Dl8/klHw
そうして歩いていると、向こうから、小さな子供を連れた母親がやって来ました。
虫のいどころが悪いのか、子供はぐずついていました。
母親は大きなハスの葉っぱであやしたりしていたが、子供はなかなか機嫌を直しませんでした。
それを見た男は、子供の目の前に、トンボの藁しべをちらつかせて、子供の気持ちを引いてみました。
すると、途端に子供の機嫌が直りました。
男は、藁しべとトンボを子供にあげました。
「ありがとうございました。けれども、これといったお礼の品がありませんので、
このハスの葉っぱを持って行ってください。雨のときには、傘の代わりぐらいはつとめます」と言って、
母親はハスの葉っぱを男にくれました。
男がハスの葉っぱを手に歩いて行くと、本当に雨が降ってきました。
「これは傘代わりに、もってこいだ」と、男が葉っぱを傘にしていると、
向こうから、お婆さんが濡れながら、小走りにやって来ました。
「お婆さん、お婆さん、これにお入りなさい」と言って、葉っぱを差し出しました。
「それでは、あんたが濡れるよ」
「いや、濡れてもいいんですよ。これ、お婆さんにあげますよ」
「ありがとうよ。だけど、私にはお返しするものが何もない、困ったねぇ。」
11 :
藁しべ長者:04/02/28 12:01 ID:Dl8/klHw
「そうだ、お味噌がある。ここにお味噌を持っているので、
それとそのハスの葉っぱと取り替えることにしましょうか」
というわけで、お婆さんのお味噌と傘代わりのハスの葉っぱとを取り替えました。
そのうちに、日が暮れてきました。雨はあがりましたが、男は歩き続けました。
老婆と出会いました。
「まぁ、そんなに濡れて、どこまで行きなさるのじゃ」
「どこといって、当てはないんです。泊まるところもないし、
今夜は野宿でもしようかと考えていたところなんですよ」
「それならば、わしの家は貧しくて、何のもてなしもできないのじゃが、
まあ泊まるぐらいは泊めてあげられるから、よかったら、来なさい」
ということで、男は近くの老婆の家に泊めてもらうことになりました。
老婆は、
「うちには、お米がないから、これで我慢しなさいよ」と、粟を炊いてくれました。
「粟は炊けたが、おかずが何もなくてねぇ」と、老婆が言うので、男は、
「おかずなら、ここにお味噌がありますよ。これで食べませんか」と言って、
粟のご飯に、お味噌のおかずで食べたと。
12 :
藁しべ長者:04/02/28 12:07 ID:Dl8/klHw
朝になって、男が、
「泊めていただいたお礼に、お味噌は全部あげます」と言うと、老婆は、
「じゃ、うちには昔、お爺さんが使っていた剃刀が一つ、残っているので、
それをあんたにあげましょうね」と言って、味噌のお礼に、剃刀をくれたと。
男は剃刀を持って、てくてく、歩きました。すると、川があって一人の年取った侍が
魚釣りをしていました。男は退屈まぎれに釣りでも見ていこうかと足を止めました。
「どうです、釣れますか」と尋ねると、侍は、
「いや、釣れないねぇ」と顔を向けました。
その顔は、髪ぼうぼう、ひげぼうぼうでした。
あまりの無精ひげに、男はあきれてしまい、侍に聞いてみました。
「お侍さん、失礼ですがそのひげは何か訳があってのばしているんですか」
「このひげか、訳はないさ。ただ、剃る小刀がないだけだ。
この刀ではひげ剃りには大きすぎるでな」と言って、侍は腰の刀を指して笑いました。
「それなら、お侍さん、この剃刀を使ってくださいよ」と言って、男は剃刀を出しました。
「どれどれ」と、侍は川の水を顔につけ、剃刀でひげを剃ってみました。
「なかなかよく切れる。いい剃刀だ」
「それならあげますよ」と、男は気前よく言いました。
13 :
Classical名無しさん:04/02/28 12:15 ID:3xwtFEd2
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、鬼ヶ島へ鬼退治に行ったんです。鬼ヶ島。
そしたらなんか途中で野生動物にカツアゲされたんです。
で、よく見たらなんかそいつら垂れ幕とか持ってて、武運長久、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、今日び黍団子如きで命賭けて仕えるとか言ってんじゃねーよ、ボケが。
黍団子一個だよ、、団子いっこ。
なんか犬とか猿とか集まってるし。4人パーティーで鬼退治か。おめでてーな。
よーし鬼の首獲っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、団子もう一個ずつやるからやっぱりカエレと。
鬼退治ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
上陸した先にたまたまいた鬼といつ斬り合いが始まってもおかしくない、
退治するか返り討ちか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。小動物は、すっこんでろ。
で、やっと全滅かと思ったら、鬼の奴が財宝さし出して命ばかりは、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、命乞いなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、参りました、だ。
お前は本当に命乞いをしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小半時問い詰めたい。
お前、ただ財宝見せびらかしたいだけちゃうんかと。
鬼退治通の俺から言わせてもらえば今、退治者の間での最新流行はやっぱり、
外国漂流民を斬る、これだね。
不埒なる夷狄討伐。これが通の鬼退治。
海岸に難破した南蛮船の乗組員たちを助けるような顔で近づいて行って斬る。
でかくて赤毛で体毛多いので鬼と勘違いしたフリして斬り倒す。これ。
で、積荷を奪う。これ最強。
しかしこれをやると次から追捕使に狙われるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、ママに絵本でも読んでもらってなさいってこった。
途中で終わりかよ…
the lowest layers club
ども、さいあkそ0う
test
はぃはぃ、最下層倶楽部
m9('A`)
p
20 :
ゆんかす:04/03/07 02:11 ID:S8.IU7Po
あら、圧縮あったのね。
最下層倶楽部p
pz
1
よ
人生いろいろ
とんと昔あったと。
むかしむかし、あるところに、ぐうたらな若者がおりました。
若者は、日がな一日寝てばかりで、村の人達から
”ねたろう”と呼ばれて、笑われていました。
若者の父親は、村一番の庄屋さんでしたが、
息子が寝てばかりなので、情けないやら、悲しいやら。
でもねたろうはそんなことはお構いなしに
今日も気持ちよさそうにぐうぐう寝ています。
そして、三年三月をまるまる寝て過ごしたねたろうは、ある日ひょっこり
起き上がって、大きなあくびをひとつすると、父親に言いました。
「おとっつぁん、おらに舟をひとつくれ。
そんで、新しいわらじを山ほど用意してくれ」
いきなり何を言い出すのかと、父親はびっくりしましたが、
寝てばかりいた息子が、やっと起き上がって何かしようとしているので、
言うとおりにすべて用意してやりました。
ねたろうは、舟にわらじを山積みにして、
海へと旅立っていきました。
ねたろうがいなくなった村では
「あの子はどこにいったんだろうねぇ」
「もう戻ってこないのかねぇ」
「案外、どこかで幸せに暮らしてるのかねぇ」
などと噂し合ったとのことです。
とっぴんばらりのぷぅ
懐かしいなこの替え歌
30
キュンキュン!!
ハイハイ!!
∧_∧ ∧_∧
三( ゚∀゚) ∩ ゚∀゚)n
三⊂ つ 〉 _ノ
三.人 Y ノ ノ ノ
三し'(_) し´(_)
モウイッカイ!!
モウイッカイ!!
∧_∧ ∧_∧
(゙゙ヽ ゚∀゚)') ∩゚∀゚ ;)n
(( \ / 〉 _ノ
((⌒) ( ノ ノ ノ
``ヽ_,) し´(_)
アータシ サクランボー
∧_∧ ∧_∧ ))
(゙゙ヽ ゚∀゚)') ('(゚∀゚ /゙゙)
(( \ / ヽ /
((⌒) ( ) (⌒))
``ヽ_,) (,__,ノ゙