母さんに鋏投げられた
3 :
Classical名無しさん:03/11/22 22:13 ID:bqFiC6xQ
朝起きたら妹が横で寝ていました
>>弐
一体何やったんだYO!
なにもやってないのに、だったら怖いな
5 :
Classical名無しさん:03/11/22 22:14 ID:409pMAXs
夜中にトイレに行ったら、便器の中にあのにますかぅぼぉいが居た
くさこわい
>>参
おめでとう。妹は何歳?
>>伍
あのにますかうぼおいって何?
コピペでも探してくるか。
8 :
Classical名無しさん:03/11/22 22:34 ID:bqFiC6xQ
>>八
15歳・・・もう兄貴とは違う世界にいる年だわな。
酒に酔ったとも思えんし、、
部屋が一緒なら理解できなくもないが、、
とりあえず、おめでとう。
私が家族で去年の夏に那須高原に旅行に行った時の話です。
ちょっと大きめの素敵なホテルに泊まりました。
ゴルフ場付きの立派な眺めのいいホテルで
父などはゴルフの練習三昧です。
私は弟と一緒にあちこちショッピングに回りました。
でも私があまりにぐすぐすと商品を見るので
弟はあきれて私を置いて先にホテルに帰ってしまいました。
私が買い物に未練を残しつつホテルに帰ったのはもう夜の11時過ぎ。
ホテルの正面ロビーは既に暗くてフロントにもなぜか人がいませんでした。
私はエレベーターに乗って泊まった部屋のある9階に行こうと思ったのですが
密室状態になるエレベーターの中は危ないかな,と思い直して
階段で上ることにしました。
1階,2階,3階・・・と登り始めたのですが・・・
いつまでたっても9階にたどり着かないのです。
本当ならもう20階くらいに達したんじゃないかと思ったあたりで
私はとうとう我慢できなくて階段口から止まり部屋のあるはずの廊下に出ました。
ところが
そこは部屋などなく古びた和室がいっぱいあるだけなのです。
そのホテルは西洋風の建物で
そんな和室だらけの部屋の階があるはずもありません。
わたしはすっかり怖くなり泣きたくなったのですが
その和室だらけの階にもエレベーターの乗り口があり
ちょうどエレベーターが止まっていたので
それに飛び乗りました。
エレベーターはすぐに目的の9階につき
私はあっさり両親と弟のいる部屋にたどり着いたのです。
翌日,ホテル1階の食堂で朝食を済ませた後
弟と一緒にホテル内を見て回ったのですが
そんな和室だけの階はありませんでした。
あれはなんだったんだろう・・・と今でも思います。
これは私の友人の話です。
彼は大学に入り、アパートで念願の一人暮しをしたんだけど、
半年くらいで実家に戻ってしまいました。私は理由を聞きました。
すると彼は言ってくれました。彼は部屋で一人の時もずっと誰かの気配や視線を感じてたそうです。
彼は幽霊などは信じない性格で、最初は気にしなかったんです。
でも家にいない間に家具の位置が微妙に変わってることがあったり、
見覚えのない黒く長い髪の毛が落ちてたりして、さすがに怖くなったそうです。
そしてある日、彼は実行に移しました。部屋にビデオカメラを置いたそうです。
ある朝ビデオカメラをテレビの上に置いて部屋全体が映るようにして、大学に行きました。
そして大学から帰っくると、ビデオの録画を止めて、巻き戻して最初からテレビで見ました。
映像は、朝、彼が録画ボタンを押した所から始まりました。彼が録画を確かめるようにビデオを覗きこみ、
部屋から台所を通って家を出ました。彼が家を出て五分ほどの時です。
正面のおしいれが開きました。そして中から女性が出てきました。
髪の毛は腰下まであり、着物と言うにはあまりにダボっとした白い服を着ていました。
そして右手にはオノを持ってました。
女性は床に下りて部屋をゆっくりと歩きまわってました。
何をするわけでもなくただ下を向いて歩きまわってました。
早送りで見ても、ただ歩きまわっるだけでした。すると家のドアが開きました。
女性はその音を聞くと、またおしいれに入りました。
家に入ってきたのは彼でした。大学から帰ってきた彼はビデオ録画を止め、
そこで映像は終わりました。この映像を見てさすがの彼も青ざめました。
おしいれはテレビから正面、つまり今、自分の背後にあるからです。
次の瞬間、彼は玄関に向かって一直線に走りました。
夜の道を走り車で友人の家に行ったそうです。
そしてその日は友人の家に泊まり、次の日の昼、
二人で家に行ってみるとビデオテープはなくなっていました。
彼は今では『あれは夢だったんだろう』などと言っていますが、
心の中ではそーは思ってないでしょう。
彼が念願の一人暮しをやめてしまったのがその証拠です。
おわり
随分前、大河ドラマ直後にNHKが流していた「子供を水の事故から守ろう」
というショートPR。
幼児が数人沼の近くで無邪気に遊んでいる映像に、「子供は夢中で危険に気
がつきません。子供の行動に注意しましょう」というアナウンスが流れる。
場面一点、夕焼けに染まる沼のほとりでお母さんが子供を探しに来る。
「ケンちゃ〜ん!・・・・。どこ行っちゃったのかしら・・・」
既にこの時、ケンちゃんは沼に沈んでいるのだ、と思うと凄く恐かった。
ある駅のエレベーターなんだけど、そのエレベーターの階
を選択するボタンの横に、「天国行き」
と彫刻刀のようなもので掘ってある。
毎日それを通勤時に利用してる人がある朝乗ろうとして、
ボタンを押したら、下がってきたエレベーターの中に髪で顔が
見えない女が乗ってた。扉が透明だから見える。
エレベーターが止まっても扉は開かず、その女もぴくりとも動かない。
何かあったのかと、駅員を呼びに行こうとすると、後ろで
「ドン!」と音がした。
振り返ると女が扉にへばりつくようにしていた。
何があったのかと近づいていったその瞬間、誰かに肩を掴まれた。
それは駅員だった。
なぜか自分はエレベーターにではなく、
走ってくる電車に飛び込むようにプラットホームに近づいていた、っていう話
遠くから知らない人が愛想良く近づいてきて、
誰だろうこの人とか思って見ていると、
近くにくるにしたがって顔が徐々に無表情に変わってきて、
いままで目を合わせていたくせに、
急に知らないフリしてスッと横をすり抜けていかれたときは、
なんつーか、不気味だね。
昨日駅で「後ろにいるよ」っていうメールが入ったので
後ろ振り返ったら知らない女の人がずっとこっち見てた
めちゃくちゃ怖かったよ
5年ほど前、勤務先の都合で東京都庁に通い詰めておりました。
ある日、少し遅めの昼休みを過ごして事務所へ戻る途中に
庁舎1階で1階発・16階行きの各駅停車エレベーターを待っていたときのこと。
時間帯のせいか待ち人はオレひとり。…エレベーターの扉が開いて
反射的にカラダを脇に寄せるも、中は空。
何も考えずに乗り込み、行き先のボタンを押す。
…直後、言いようのない違和感を感じました。
エレベーターがどんどん下っていくんですよね、
行き先表示のボタンもいつの間にか消えてるし。
孤独が毛穴から沁み入ってきます。
数秒後、小さな揺れとともにエレベーターが止まると
扉の境を凝視しました。開くのかな、と。
しかし扉は開かず、わずかの間で再び浮上を始めました。
2度目に1階へ到着すると、何事もなかったかのように数名が乗り込んできたので
彼らの肩越しに手を伸ばし、もう一度行き先のボタンを押さなくてはなりませんでした。
たぶん保守の関係だと思うんですけど、行くはずのない地階にとどまっていた
ひととき、ウルトラQの名作「あけてくれ!」を思い出して高揚感を味わった
オレは根っからの特撮好きです、、
このお話は
私がまだ今の住所に引っ越してくる前の住所で
大変噂になったお話です。
その前の住所の近くの公園の裏には「宇宙科学館」という
プラネタリウム付きの科学館があるのですが
その入り口付近にある電話ボックスを夜中の2時に使うと
変な声が聞えるらしいのです。
よくある噂話しだと誰もが思っていたのですが・・
中にはそういった話しに敏感な人もいます。
今回はそれを実際に確かめに行った
勇ましい二人の男性の体験談をお話致します。
仮にT君とS君としましょう。
待ち合わせをして彼らが現地に到着したのは
深夜2時になるちょっと前ぐらいでした。
二人とも怖いのは大好きですがそんな噂を聞いた後では
夜中に薄暗い光を放つ電話ボックスは流石に不気味に見えてきます。
「よし・・行ってみるか・・」
TがSに言いました。
Sがテレホンカードを片手にTと並んで
電話ボックスに向って歩いて行きます。
電話ボックスの前にくるなり、突然Tが「一緒に入ろうぜ」と言い
あの狭い電話ボックスの中にTとSは二人で入ったのです。
きっとTも一人じゃ怖かったのでしょう。
ギュウギュウににつまった電話ボックスの中で
Sが頑張ってテレホンカードを差込みます。
そしてSが言いました。
「どこに電話するか・・?」
そうです、何処に電話をかけようが
こんな真夜中に電話するなんて非常識です。
仕方なく二人はお互いの家のどちらかに電話する事にしました。
一度電話ボックスから出て、二人はじゃんけんを始めました。
負けたのはTでした、結局Tの実家に電話をかける事になり
二人はまた電話ボックスの中に入りました。
Sがカードを入れ、素早くTが自宅の電話番号を押していきます。
「プルルルルルル・・」
「プルルルルルルルル・・」
「プルルルルルル・・・」
何度かコールしているのですが、誰も出ません。
「誰も出ないし、やっぱもう寝てるよ」
TがSにそういうと
「ちょっと貸して」
Sも確認がしたかったのでしょう。
Tから受話器を奪い取り、Sが受話器を耳にあてます。
すると・・
「ガチャッ・・」
誰かが出たのです・・
「おい、誰か出たぞ!」
SはすぐにTに受話器を返しました。
自分の家ならともかく
他人の家にこんな夜遅くに電話をかけたら非常識だと思われてしまいます。
Tが
「もしもし・・?」
きっと両親のどちらかが出たのだとTは思っていました。
しかし、受話器の向こうからは全く予想外の声が聞えて来たのです。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ」
「!!!」
それは女の声で、なんだか遠くの方からこちらに近づいてくる様な声なのです!
「ぁぁぁああああああああああああああ」
明らかにTの両親の声ではありません。
その声は横にいたSの耳にも届く程、どんどん大きくなってきます。
「お、おい、なんだよそれ・・?」
Sが青ざめた顔でTに聞きます。
「ぁぁああああああああああああああああああ」
「ガチャン!!!ピピーッ・・ピピー・・」
Tは慌てて受話器を置きました。
「これ、ヤバイよ・・もう行こうぜ」
「い、今の声・・なんだよ・・?」
Sがしつこく聞いてきましたがTはSを押しやるようにして外に出ました。
そして、ふとTとSが今出て来た電話ボックスを振り返ると
そこにはとんでもないものが映っていました。
反射した電話ボックスのガラスの向こうから女が走ってくるのです!
反射したガラスの向こう・・・・つまりそれはTとSの背後です!
TとSは思わず振り返りました!
が・・
誰もいないのです・・
走ってくる音も聞えません。
再度電話ボックスを見るとやはり、ガラスにはその女が映っています!
更にその女は猛スピードでTとSに向って走ってきているのです!!
そう、反射したガラスの中だけで・・
「うわぁぁーー!!逃げろー!!」
Tが言い出しましたが、Sもすでに走っていました。
二人はしばらく走り、ようやくその場から離れました。
余程怖かったのでしょう、その日SはTの家に泊まる事になり
さっき起こった事についてしばらく語っていました。
翌朝、
母が発した言葉にTは更に鳥肌が立ちました。
「昨日、夜中2時近くに電話があってね、突然
ぁぁぁあああああああああああああ
っていう気味の悪い女の声が聞えてきたのよ」
「お母さん、恐くなっちゃって切っちゃった」
おかしいです・・あの時電話に出たのはTの母だというのです・・
しかもTの母もT達と同じ様にあの女の声を聞いていたというのです・・
それから、TとSの身に何が起こったという訳でもありませんが
あの場所はかなりヤバイです・・・
更にその電話ボックスは今でもありますので
場所をご存知の方はお気を付け下さいませ・・
昔私がその地元に詳しいある教師に聞いた話しによりますと
その「宇宙科学館」を建てる以前の建物は
火葬場だったそうです・・(マジ)
実際、その科学館付近での妙な噂は色々とあったのですが
これが当時一番有名でした
友人とコタツに入っていて、何気なくコタツの中を覗いて見ると、
当然ですが向かい合った友人の足が見えたのです。
ところが何と、その足は友人の座っているべき場所で、
どうみても「直立しているとしか思えない人間の2本の足首」だったそうです。
彼女、とりあえず何も言わなかったらしいです。
私の母の体験談をお話しします。
あれは母がまだ3歳の時でした。
祖母が母を連れ川へ洗濯に行ったときに起きた出来事でした。
その日、祖母はいつものとおり洗濯を終え帰ろうと思い後ろを向くと、
ついさっきまで後ろで遊んでいた母が居なくなっていたのです。
祖母は母の名前を何度も呼びましたが、
返事が無くもしかすると川に流されたのではないかと思いました。
ふと川の横にある丘に目がいき胸騒ぎがしました。
その丘は、母には近づくなと言い聞かせていましたが、
まだ3歳の子供には越えることは出来ない丘でした。
それでも気になった祖母は、その丘を越え見た物は、
腰まで川に浸かっている母の姿でした。
慌てて声をかけようとした祖母はその時見てしまったのです。
母の前で手を出し、
おいで、おいで、と誘っているこの世の生き物ではないと分かるような、
茶色い生き物を。
祖母は声を出しては母が引きずり込まれると思い、
音を立てずそっと母の後ろへ近づき母を抱きすくめ、母の名前を叫びました。
するとその生き物の姿は無く母は放心状態だったそうです。
あの時丘の上から叫んでいたら母はあの生き物に引き込まれて
助からなかったのではないかと、、、
私は中学生の頃、心霊研究部というクラブに所属していました。
これは簡単に言えば、日本全国の不思議な話や出来事を集め、
その中から面白そうなところをピックアップして、
実際にどんな場所で起こったのか、調べに行くといった活動をするところでした。
ある日、友達のM子が探し出してきた話に、
私たち心霊研究部は調査をすることになりました。
それは、東北のある小さな村のお寺に安置されている市松人形の話でした。
そのお寺は市松人形を何体か安置しているのですが、その中の一体は首がなく
そして時々泣き声が聞こえるというものでした。
市松人形というのは、子供姿のおかっぱの日本人形で、
江戸時代に人気のあった若衆形の役者・佐野川市松を模して作られた物が
流行してからそう呼ばれるようになったものです。いちま人形というところも
あるそうです。
今回の調査にはこの話を拾ってきたM子とK子、そして私の
3人が行くことになりました。
クラブといっても10人ほどのメンバ−なのでせいぜい3人までの取材班になるのです。
私たちがその村に向かったのは夏休みに入って間もない7月初旬のことでした。
私たちは温泉に入るのも楽しみにしていました。でも、温泉よりもお寺の方が先なので、
着いたその足で早速問題のお寺に向かいました。
住職さんには前もって手紙と電話でお願いしてありましたから私たちが到着すると
快く招き入れて下さいました。そこは住職さんの住まいと本堂、
そして人形が安置されているお蔵のような建物が並んでいるお寺です。
「早速なんですが、その首のない市松人形というのを見せていただけますか」と私たちが
お願いすると
「結構ですよ。その為にいらしたのですから、すぐにでもご案内いたしましょう」と
言いかけた後で真剣な顔でこう言ったのです。
「お見せするのはいいのですが・・・くれぐれも人形には手を触れないで下さい」
私たちが重々しく頷くと住職さんはお蔵の中に入れて下さいました。
その部屋には13体の人形が安置されてありました。聞くところによれば、
この人形達はすべて一度何かがあった物でここで手厚く供養して安置してあるのだそうです
問題の人形は一番奥にありました。最初はよく見えなかったのですが、
首のない市松人形は確かにそこにありました。 とりあえず、現物を見せていただいたので
一度外に出てこの人形の由来を詳しく聞かせてもらうと
この人形はこの村から更に北にある小さな村の地主さんの家にあったらしいのですが
その家に女の子が産まれると事故や病気でなくなってしまうのでこの寺に預けた
ということでした。
ただ、どうして首がなくなってしまったのか、その家の主人は話したがらないので
理由を聞かないまま預かっているそうです。
私たちはいろいろな話を聞かせてもらいその日はお寺に泊まることになりました。
私たちが用意してもらった部屋でまとめの作業にかかっているとM子が
「あの市松人形の写真を撮ろう」
言い出したのです。 お寺に許可はもらわなければいけませんがダメだといわれたら
フィルムを返そうと思ったのです。
お蔵の中に入ると昼間にみたあの首のない人形がそこにありました。
私がカメラで撮影することになりましたが、人形の位置が気に入らないので
M子とK子が手伝って人形を動かした時、住職さんの言葉を鮮明に思い出したのです。
気が付くのが遅すぎました。そして、ストロボが光った瞬間、その人形は
自分の首を手に持っていたのです。
私たちは住職さんに写真を撮るためにお蔵の中に入り人形を動かしてしまったことを
打ち明けました。住職さんは何度も頷き一心にお経を上げて下さいました。
次の日の夜、私の家にK子が交通事故で亡くなったという知らせが届きました。
私は慌ててM子の家に電話をかけましたが、まだ家に帰っていないというのです。
驚いたのは次の言葉でした。M子は私からの電話で出かけたそうなのです。
昨日一緒に帰ってきたはずのM子が家に帰らないはずはありません。
しかし、その日から、何日経ってもM子はまるで神隠しにあったように姿を現しませんでした。
それから1ヶ月後、M子の行方の解る日がやってきました。
あのお寺の住職さんからの電話で知ったのです。
「いつの間にか、人形が一体増えているんです。
それが、あなたのお友達に・・・そっくりなのです・・・・・」
あれから4年が過ぎた今でさえも、私はあのお寺に行く勇気がありません。
M子にそっくりな人形がいたら私は何を言ってあげればいいのか解らないからです・・・・・。
これは僕のいとこのお話です。
彼が学校で授業を受けている時に外のグランドを見たら、
今教室でしゃべっている先生が走っているのが見えた。
何度も確認したんだけれど、やっぱりその先生だった。
クラスにいる生徒に話したんだけれど、誰も見えず、
誰も信じてくれなかったので、
その日はそれでその話をするのをやめた。
けれど、次の日にはそのクラスの生徒が一人、
先生と一緒にグランドを走っているのが見えた。
その生徒も自分と授業を受けているにもかかわらず。
次の日、また次の日となると、
グランドを走っているクラスの生徒の人数が増えていって、
最終的には彼を除いたクラスの全員が先生と一緒に走っていた。
その頃になると誰もその話を信じてくれなかったので、
みんなに話すのをやめてしまっていた。
そんなことがあってしばらくした頃、修学旅行があった。
クラスごとにわけられたバスに乗って観光地を回っている時、
さしかかったカーブで彼の乗った3組のバスが転落して、彼だけが助かった。
つまり、グランドで走っていたメンバー全員が、亡くなったことになる。
彼の卒業アルバムを見たら、学校の配慮で3組は別のアルバムが作られていて、
僕が見た卒業アルバムは彼が2組に入っている写真だった。
陸奥の人が語ったことである。
ある国の国主に仕える侍に、生まれながらにして蝶を嫌っている男がいた。
その侍は常に、
「春は風情ある季節だが、蝶の飛ぶのがたまらなく厭だ。
だから、どこにも出かけたくない」
と言って、天気の良い日は家に籠もりきりで
大雨の日だけ『花を見よう』と出歩くのだった。
友人たちは不思議がった。
「変なやつだな。あの度を超した蝶嫌いがまことなら
悪い性癖としか言いようがないが、どうも信じがたい。一度試してみよう」
春雨が降り続くある日、友人たちが『花見して酒を飲もう』と誘うと
かの侍はやって来た。
十分酔ったところで、皆で謀って一間に入らせ、中に蝶を三つ四つ放ってから
戸を固く閉ざした。
「わっ、許せ! わっ、助けてくれ!」
中の男が大声で叫び、しばらくはどたばた逃げまどう物音がしていた。
やがて静かになったので、さては蝶嫌いが治まったかと、
部屋に入ってみると、男は仰向けに倒れて意識がなかった。
驚いて抱き起こし、水だ薬だと騒いだが、すでに手足も冷たく、全く息絶えていた。
部屋に放った蝶は、すべて男の鼻の穴に入って死んでいた。
こうしたいきさつは後に、死んだ侍の弟や甥の知るところとなったが、
仇討ちを願い出るわけにもいかず、そのままに終わったという。
関西地方の大学に通う女子大生が大学からの帰り道、
自分の4WDで国道をドライブしていた。
レポートの作成で図書館に遅くまでいたため、すでに日は暮れ
一時間ほど前から雨が降っていた。
辺りは森ばかりなので、退屈した彼女はいつものようにカーステレオの音量を
最大限まで上げ、スピーカーから流れてくる歌にあわせて声を張り上げていた。
人通りもないので恥ずかしくはない。
そんな行為も彼女の日々のウップン晴らしに一役買っていた。
町まではまだ少し距離がある。このまま快適なドライブを…と思っていた矢先、
パネルの表示の点滅に気がついた。
…燃料切れ、ついてないなぁ。
このままこの雨の中、しかもこんな山の中でガス欠はたまったもんじゃない
けど町までは遠いし…
彼女は思いをめぐらした末、そういえば自分の行く先に小さなGSがあるのを
思い出した。そうだ、あそこで補給しよう。けどこんな時間にやっているだろうか。
GSまで近づくと彼女はホッと胸をなでおろした。
事務所の明かりがついており、まだ営業している様子だ。
よかった…車をGSの敷地内に入れた。が、店員はでてこない。
おかしいな?と思ったがこの雨じゃ客が来たことも気がつかずにTVでも
見てるのかもしれない。こちらから声をかけるしかないみたいね。
車のドアをあけると、雨はますますひどくなっていた。
駆け足でスタンドの事務室まで向かった。
ドアをあけると店員の後姿が見えた。
「いらっしゃい…」店員が振り向くと彼女はギョッとした。
その男はひどく醜かったのだ。
ギョロッとした目、額が以上に広く、のばした(というより切らずに放置していたような)
髪が不潔に顔にこびりついている。口からは歯並びの悪いデッパが見え隠れしている。
そしてその男は極度の猫背だった。
「レ、レギュラー満タンで」恐る恐る彼女がいうと、男は黙って彼女の方に近づいてきた。
彼女は緊張で身がすくんだが、男はそのまま横をすりぬけて事務室のドアへと向かった。
ちょっとだけ安心した彼女は家のことを思い出した。
そうだ、今日は早く帰るっていってあったんだっけ?電話しなきゃ。
ポケットを探ったがいつもの感触がない。しまった…携帯を忘れてきた。
「電話、かりていいですか?」
ドアを開けかけた男の背中に向かって彼女は言った。
男はビクッと小刻みに震えて、ゆっくりと彼女の方に振り返った。
目が彼女を見据えて睨んでいる。彼女は恐怖に襲われた。
「どう…ぞ」男はうなずいてその醜い表情を歪ませた。
笑ったのかもしれないがおぞましさが増しただけだった。
彼女は嫌悪感と恐怖で硬直していたが、男はそのまま出て行った。
こんな山の中でひとりでGSを経営しているのだ、精神的におかしいのかもしれない。
強姦されるなんてことも…
一瞬浮かんだその考えを彼女は打ち消した。早いとここんな所はおさらばしよう。
電話はカウンターの奥にあった。今時あまりみかけない黒電話だった。
カウンターの中に入り、受話器をとる。
黒電話のダイヤルを廻す…ジーコ、ジーコ、ジーコ。10桁の数字を時間をかけて廻した。
彼女はおかしな事に気がついた。受話器からは何の音もしないのだ。
電話を叩くように何回もフックしたがウンともスンとも言わない。
彼女はモジュラーが抜けているのかと電話線の先を手で手繰りよせてみた
…電話線は机の下まで伸びていたが、何の手ごたえもなく手繰り寄せられた。
ズルズルと線を引き上げると…電話線はちぎられたように切断されていた。
全身に鳥肌が立った。
ドアの方を見ると雨の中、男が給油を完了したのか、給油パイプを車から抜いていた。
男はこちらがわをゆっくりと振り向いたがその瞬間、男の表情が明かりに照らし出された…
彼女が見ている事に気がついたのか男はこちら側へ駆け出していた。
いままでののろい動きがウソのように…
彼女は恐怖と錯乱に突き動かされて
無我夢中で事務室のドアに向かって突進していた。
彼女はすぐそばまで近づいていた男に向かって思い切り体あたりをくらわせ、
それが効を奏したのか男の体勢が崩れ水たまりの中に倒れこんだ
「待ってくれ!」男は彼女に叫んだが彼女の耳には届かなかった。
彼女は大急ぎでキーを廻しエンジンをかけ猛発進してGSを後にした。
走り去る車に向かって取り残された男が叫んだ。
「後部座席に誰かのってるんだ!」
これは先日、6月の初めの時の話、しかも私の妹の体験談です。
ある晩の夕食の時、たまたまその日一緒にいた姪っ子(8才)にいつものごとく
「怖い話をしてあげようか〜」などと脅かしていると、妹が何か言いたげに
していたのですが、姪が怖がるので「まあ、2,3日したら分かると思う」と
その日は謎の言葉ではぐらかされてしまいました。
それから2,3日経ったある日、近所に住むJさんという人が家から救急車で運ばれ
入院してしまいました。
その日、妹は「やっぱりあれは・・・」と先日のことを話してくれました。
当日、妹が自営の喫茶店の午後の手伝いに帰る途中、
Jさんの作っている畑のそばを通ったのです。妹は自転車に乗っていて
風に飛ばされないように帽子を目深にかぶっていたため、そこを通った時に
はじめて人の存在に気が付きました。
そこにはJさんの旦那さんが畑の方を向いてたばこを吸っているところを
妹はよく見かけているので、初め旦那さんかと思ったそうです。
ですが、その人は畑の方ではなく道の方を向いて立っていたそうです。
しかし帽子のせいでその顔は見えず腰から下しか見えなかったのですが、
不自然に足先まで真っ白だったというのです。
それがどんなものを着ていたのかもよく分からなかったのですが、
異様な白さだったと妹は言うのです。ズボンの裾は絞った感じに見えたとも言います。
とにかく全部白かったと言い、なぜだか訳も無く怖いものを見た気がして、
振り返ってはいけないと感じ、そのまま自転車を走らせたそうです。
妹がその話をしてから、間もなくしてJさんは亡くなりました。
これも先日妹が体験した話です。
妹は家から自転車で5分とかからない距離にあるうちの喫茶店に手伝いに行ってるのですが、
いつも通る近所の家の前を通ったところあれ?と気付いたことがあったそうです。
その家の前庭には白い壁の前にプランターが置いてあり、
そこには沢山色とりどりの花がいつも植えてあったのですが、
ある日何げに見たらそれが全て真っ白な花になっていたというのです。
それで妹は、どうしてあんな色みのない見映えしない花に植えかえてしまったのだろうと
思ったそうです。
それから間もなくしてその家で葬式があったのです・・・
その葬式が午前中で終わった後、妹はまたその前を通りました。
すると、あのプランターの花はすっかり前のままの状態であったというのです。
勿論植えかえた様子はなかったといいます。
なぜ花が全部真っ白に見えたのか、原因は謎です。
何年か前、ロボコップ3を見に行ったんだよね。
平日の午前中、新宿の映画館に。
ガラガラだったね。二百席くらいあったけど、
客は俺を含めて十人前後だった。
映画もつまんなかったなあ。
始まって三十分もしないうち、うとうとしちゃったよ。
でも、暴力シーンになるとすげえ音がして、目が覚めた。
すると俺の席の前方にオヤジの後頭部があった。
何かそうなると頭が気になってくんだよ。
邪魔だよ。字幕が見えねえ。
しょうがないんで移動すると、またつまんなくてうとうとしちまう。
そんで爆破シーンで目が覚めて、
今度はさっきより近くの前方にオヤジの頭が。
むかつきながら俺は再び移動。
でもやっぱり眠気に誘われてうとうと。
そのうち体が寒くて目が覚めた。
なんと俺の隣にくたびれたサラリーマン風の男が。
なんだよこいつ!
オヤジは俺の視線に気づいて振り向いた。
そして、なぜか口を大きく開けると、ゆっくりと息を吸い込んだ。
こいつ呼吸してねえ!
そう思った瞬間、オヤジはぱっと消えた。
俺の悲鳴に、映画館にいた全員が注目した。
いい年して幽霊を見ちまったよ。
客先の人から聞いた話ですが。
彼が残業で11時過ぎまで会社に残っていた時のこと。
社内には2〜3人、見える範囲の場所に人がいるだけ。
電話が1台チンと鳴り、「こんな時間に誰だろう?」と顔をあげた瞬間
社内の電話20台以上が、内線の呼び出し音で一斉に鳴ったそうです。
鳴ってる時間は1秒位だったのですが、不思議に思いながらも
そのまま仕事を続けたそうです。
曇った日に男鹿半島沖からやってくるもの
日本海沖地震で発生した津波に、遠足に来ていた子供たちがさらわれました。
私は秋田県出身ですが内陸の盆地の出身です。その地震のときはまだ秋田にい
ました。まだ秋田にいる頃、地震後、しばらくしてから妙な噂が流れました。
曇った日で波が穏かになった日に限り、事故の起きた地点に立つと、沖から
一列に手をつないで岸に向かって歩いて帰ってくるのが見えるそうです。
中には一部が見えない子もいるそうですが…。
おそらく亡くなった子供たちに同情して作られた噂なのでしょうが、悲しい
と同時に想像するとちょっと怖いと思った噂でした。
子供のころに遭遇した話。(実話)
確か、小学生の二年の頃だったと思う。
隣町の祖母の家に遊びに行き、買い物に出かけたところ、
あるデパートでお化け屋敷を発見した。生来入ったことのない私は親にせがみ、
父と妹、私、叔母の4人で入ってみることとなった…
当時、変に頭でっかちだった私はお化けの細工やどれが動くかなどを観察したり、
知らない仕掛けに驚いたりしてはしゃいでいた。妹は怖がって叔母から離れなかった。
保護者二人はというとそれなりに楽しんでいたと思う。
所詮デパートの一角に作られた小さなお化け屋敷である。
楽しむ時間も短ければ終わりの時間もすぐにくる。そんな時にあれは起こった…
もう出口が見え、外の明かりが近くなってきたとき、一番後ろを歩いていた
私の右足が不意に止まった。思い残しがあったり、気になったことがあったわけでもない。
「自分の意思とは関係なしに第三者が私の右足を掴んで」止まってしまったのだ。
少々驚きながらも、足をつかんでいる人間を確かめようとして
私は振り向いたのだが、すぐ近くには誰もいない。
ちょっと遠くでお化け役の人が微笑みながら手を振っているだけである…
私は通路の中央を普通に歩いて後は出口に出るだけであったはずである。
だが、足首をしっかりと掴まれたという感触はしっかりと残っており、
その後に何かが移動した音は何も聞こえなかった。
お化け屋敷を出て、父や叔母に「出口付近で足首つかまれなかった?」と
聞いたところで「気のせいでないかい?」の一辺倒。
本当に彼らには出口付近では何もなかったらしい。
事実を確かめたいともう一度入りたいとねだってみたが、所詮そんなのは
無理な話である。あれは一体何だったのかは結局わからずに終わってしまった…
それから祖母の家に再び寄ったのだが、どうにも右足が痛い。
どうせ軽い捻挫か何かだろうと思ったのだが、考えが甘かった。
帰宅して二階にある自室まで何とか登り眠りについたのはいいが翌日、
起きたら足の痛みがひどくなっている。
すぐさま病院へ行き診てもらうと結果は「右足首のくるぶし骨折」。
骨折とでているが、そんなかわいい話ではない。
レントゲン写真では「欠損」しているのだ。
右足首のくるぶしの外側がしっかりと少々欠けている。
しかもその破片がどこにも見当たらないのである。医者は
「どこに行ったんだろうねぇ…」首をかしげていた。
当時の私も痛みでそんなこと考えるどころでなかった。
治療中は(どこに行ったんだろうなぁ…)と子供ながらの
夢いっぱいの発想をめぐらしていたのだが、完治してしばらく経つと
そんなことも考えなくなっていった。
そして「欠損」した破片は十数年経った今でも
私の体のどこからも見つかっていない…
何年か前、鎌倉の映画村(なつかし)に行った帰りに
タクシーに乗りました。
疲れててウトウトしかけてたんだけど、なんだかうしろの
トランクから「バンバン」ってたたく音。
最初は何か入ってて振動で揺れたんだ。位にしか思わなかったけど
連れが「何の音?」って言い出した。
運転手さんも「何の音でしょうね?」って言い出して。
ちょこっときになったけどもうすぐ家だし。
信号で止まったのね、もう夜だし回りは車なんかいないし。
明らかに「バン!」って聞こえた。
これには運転手さんも「ちょっとすみません」って
車を止めたんだ。
気になったから私も降りました。
トランクあけてもなんにもないし「変ですね?」って
言いながらも車に戻りましたよ。信号も青になったし。
言いようにない空気が流れた時またして「バン!!」って聞こえた。
3人で顔を見合わせましたよ。
よく考えるとトランクじゃないような気もしてきた。
窓をたたいてるような音にも聞こえた。
真っ青になりました。
すぐに降りようとしたんだけど。
運転手さんのすがるような目つきがかわいそうで。
「とりあえず、あそこのガススタに行きましょう」
って言った瞬間
バンバンバン!!!!!
明らかに窓をたたく音でした。
誰も居ません。何も見えません。
もうタクシーは乗りたくないです。
映画会社の社員A氏が洋画買い付けのために
アメリカ行きの国際線に搭乗していた時のこと。
A氏は時差ぼけを防ぐためにいつも飛行機が離陸した直後から
眠ることを習慣にしていた。
ぐっすり寝ていると誰かがA氏の体を揺さぶった。
目を開けるとスチュワーデスが立っている。
彼女は目を怪我しているのか、眼帯をしていた。
「お飲み物はいかがですか?」
(・・・せっかく寝てたのに・・・)とA氏は苛立ったが声を荒げる気力もなく
「結構です」とだけ断って再び眠りについた。
と同時にガクガクガク!と体全体が揺れるほど揺さぶられた。
驚愕して目を覚まし辺りをみると、あのスチュワーデスが
さっさとパントリーに入っていく。
怒ったA氏が彼女の後を追ってパントリーのドアを開けると
別のスチュワーデスがニッコリと微笑んで
「何か御用でしょうか?」
「御用じゃないよ、何だこの会社のスチュワーデスは人が寝てるのに・・・」
文句を言いかけてあることに気が付いた。
制服が違う。
さっきのスチュワーデスが着ていた制服はどこか古臭いデザインだった。
(それにさっきのスチュワーデス、何か焦げ臭い匂いがしてたな・・・)
A氏は今しがた起こった事を話した。
するとにこやかだったスチュワーデスの表情が一変した。
「少々お待ちくださいませ」と言い残して仲間のスチュワーデスの元に歩いて行った。
スチュワーデスたちが
「え・・・やだ・・・」と話している声が切れ切れに聞こえてくる。
と、応対したスチュワーデスが戻ってきて
「お客様、恐れ入りますが空いておりますファーストクラスのお席に
御移動願えますか?」
A氏は言われるままに移動した。
その様子をパントリーのドアの隙間から恐々と見つめるスチュワーデス達の姿が
A氏の印象に強く残っているという。
結局A氏が飛行機を降りるまで、
このことについてのスチュワーデスからの説明は一切なかった。
友達が言ってた。
彼がバイトで自殺が多くて有名な市営団地にピザを届けに行った時の話。
最上の12階に届けたらしいんだけど、一瞬、目の前を人が落下したのが
見えたらしい。
もちろん彼はそれが今現実で起きた事ではないとわかった。
自分は霊感がすごく強いから落下する人の残留思念を見たんだって。
届け終わって宅配先のドアを開くと、次ぎは3秒ぐらい目が合ったままに
なるぐらいすごくゆっくり落下するのが見えた。
で、団地の1階玄関を出て車に乗る時、その人は地面まであと数センチという
ところで静止してまたじっと彼を見ていたそうです。
もちろん逆さまで。
友達が体験した話を思い出しました。
ちょっと前、まだXがXとして活動していて、
全盛期だったころ、
その友達は熱狂的なXファンでした。
それはもう壁がまったく見えないほどにポスターを貼りまくっていました。
よく、天井にポスターを貼るとそのポスターの人物が出
てきて首を締める、というのはありますけど・・・ そうではなくて。
ポスターとかの写真って、大抵カメラ目線ですよね。
四方すべての壁にポスターを貼ると、
必然的に中央に視線が集まるんですね。
それがまずかったらしいんです。
それから、夜中に足音や話し声が聞こえたりするようになって、
怖い、と思ったものの、それでも張りつづけたそうです。
しかし、ある日にそのこが出かけていたときのこと。
もう夜もふけて、誰もいない部屋は真っ暗になっていた・・・
はずだったんです。 しかし、たまたま近くまできていた
そのこの友達が遊ぼうと思ってそのこに電話したんです。
当然、今家にいないから、といいました。
しかし、その友達はこういったそうです。
「じゃあ、あんたのうちの窓に映ってる沢山の人影は何?」 って。
何のこと?と返すと、 「あんたの部屋にいっぱい人がいて、
歩き回ってるよ」 って。 電気がついていないのに、見えるはずがない、
と思い、それを友達に伝えると、 「しっかりついてるよ。」
と返されたそうです。 慌てて帰り、壁の一面をまっさらな壁
に戻したそうです。 それからはこういうことはなくなったそうですが・・・
ポスターを壁の四方前面 に貼るのはやめたほうがいい、
ということでした。
私は中学生の頃、家の父の仕事の都合で中国地方の
ある県に住んでいました。
ちょっと一戸建てに住んでいたのですが、その家は
比較的歴史のあるその地方でもやや古めの戦後間もなく
建てられた築50年ぐらい家だったと思います。
その家に住み始めて半年ぐらい過ぎた頃、母親が病気になり
東京の病院に入院することになりました。父は仕事があるし
私は学校もあるので、祖父母が母の付き添いをするということになり
その古い家に私と父だけでしばらく暮らさなけれならなくなりました。
その家の2階には和室が3つあり、私の部屋の隣が父の部屋でした。
ちょうど父が忙しい時期だったので私は家に1人でいる時間が増えました。
ある晩試験勉強をしている時に、ふと耳をすますと紙袋に手をつっこんだ時の
ようなカサコソという音が耳に入りました。
古い家だったのでネズミでもいるのかと思って気にしないようにして
その夜は寝ました。母もいなくて心細かったし、自分の不安を打ち明ける
相手も特にいなかったので自分の中で適当な理由をつけて
片づけてしまいたかったのです。
しかし、その音はその次の日も続きました。
ちょうど私が寝ようとする11時過ぎぐらいから聞こえてくるのです。
私はなんとか眠りに入ってしまおうとして布団をかぶり
ラジオをかけっぱなしにして我慢しました。
次の日の朝、父に相談しようとしたんですが父の疲れた顔を見て
思いとどまりました。
もしも今日の夜もあの音がするようなら明日こそ相談しようと心に決めました。
3日目の夜。父から遅くなると電話があり、1人になるのを覚悟した私は
家中の電気をつけっぱなしにして恐怖の時間に備えました。
早く寝てしまえば良かったのですが気持ちが落ち着かず
眠ろうとしても寝付けませんでした。
布団を敷いて本を読んでいたのですがふと手元の時計をみると
11時をまわろうとしていました。
「・・・カサ・・・カサカサ・・・・」
よせばいいのに私の耳は隣の部屋から聞こえてくる
いつもの物音を聞きつけてしまいました。
すでに母の入院やら雑事で精神的にまいっていた私は
机の引き出しからハサミを出して手に取ると
取り憑かれたように隣の父の部屋に向かいました。
スーッと父の部屋のふすまをそっと開いてそっと中をのぞき込みましたが
何もいません。
誰もいない部屋に蛍光灯の明かりがまぶしいくらいに上から差しています。
耳を集中させるとあの音は押入から聞こえてくることが分かりました。
この時点でやめておけば良かったと10年以上たった今でも本当に後悔しています。
ただ、中学生なりに自分の身は自分で守らねばと
一人っ子の私は何かに追い立てられるように
息を殺しながら押入に近づいてふすまに手をかけました。
「ガラッ!」
ふすまを開け放った私の目に飛び込んできたのは
身の丈が1メートルほどある金髪の女性の人形でした。
今まで家の中でそんな人形を見たことなど一度もありません。
しかも戸をあけた時の振動で私の方に倒れかかってきたんです。
「わぁぁぁぁっ!」と訳の分からない叫び声をあげながら私はその無意識のうちに
持っていたハサミで何度も何度もその人形を突き刺していました。
その時、後ろから強い力でがくっと肩を引き寄せられたのです。
思わず振り返ってハサミを振り回しそうになってよく見ると
いつの間にか帰ってきた父がそこに青い顔をして立っていました。
その後は父が部屋まで連れていってくれて
恐怖と涙でぐしゃぐしゃの私を寝かせてくれました。
次の日はたまたま祝日だったので昼頃まで寝ていて
気がつくと枕元に父から手紙が置いてあり
中には「これで好きなものでも買いなさい」と1万円札が入っていました。
あれ以来父とその話をしたことは一度もありません。
たまに夢であの人形が出てくることがありますが、
口を丸く開いたまま何かを訴えるかのようなあの金髪人形の表情を忘れることができず
今でもうなされてしまう私です・・・
ある女子校にB子とA子という、仲のいい2人組みがいました。
B子はかわいくてクラスの人気者でしたが
A子はブスな上に性格も暗くてB子以外には友達が全くいませんでした。
でも決してB子は、そんなA子に同情して仲良くしてたわけではなく、
心からの親友として信頼していました。
ある日の休み時間、2人は仲良くトイレに行きました。
先に用をすませたB子は、鏡の前で髪を整えながらA子を待ってましたが
いつまでたっても個室から出てきません。
「A子!何してるの?もう授業始まっちゃうよ〜!」
…ノックしても返事がない。
(中で倒れてる…?)
心配になったB子はトイレの床に頬を押し付けながら
ドアの下の隙間から必死で中を覗きました。
すると
中からこちらを覗くA子の目が。。。
もう10年以上前のことになりますが、海外のヨットレースで日本
人女性が亡くなる事故がありました。当時マスコミでも大きな話題
となっていましたからご記憶の方もいるかと思います。ビデオ制作
関連の会社に在籍していた私は、そのレースのプロモの編集に携わ
っていました。事故後もレース自体は中止されることなく、プロモ
も事故を起こしたヨットの映像は一切使用しないと言う条件で制作
が続行されました。
さて編集作業ですが、素材となるテープはレース開催前の練習風
景から撮影されていますから膨大な量です。当然、事故を起こした
ヨットも亡くなられた方も相当に映り込んでいました。中でも印象
的なのは開催レセプション風景。様々な関係者達にインタビューを
しているのですが、件のクルー達にもカメラが向けられます。はじ
めは他の仲間たちと口々に豊富や意気込みを喋っていた彼女でした
が、一人また一人とカメラの前を離れていき、最後には彼女一人き
りになってしまいます。それに気付いた彼女はカメラに向かって寂
しそうに笑い、ひと言
「・・あたし・・ひとりになっちゃった・・・なんで・・」。
自らのその後を暗示するかのような言葉に、哀れさと同時に少な
からず背筋が寒くなる思いでした。彼女は転覆したヨットの下から
出られなくなった仲間を助けに行き、足にロープが絡まり亡くなっ
たのです。そして亡くなったのは彼女一人きりだったのです。
冗長な未編集テープを見続けると言うのは想像以上に疲れるもの
です。深夜三時をまわった頃だったでしょうか、私ともう一人の編
集マンは何度目かの休憩をとり編集機の前を離れたのです。
と、その時。ズ・・ズズ・・ズ 編集機の前のビデオプリンタが
ひとりでにプリントし始めたのです。何かを。しかもプリントする
ためのコード付きのリモコンは、コードの絡まりを直すためにジャ
ックを抜き編集マンがその手に持っているのです。
思わずモニタを見るとオフにしたはずなのに再生と早送りを不規
則に繰り返しながらテープが廻っています。何を映しているシーン
なのかはノイズが多く判然とはしません。その間もビデオプリンタ
は、焦れったいほどの速度で何かをプリントしています。
ズズ・・ズ・・・・・ビシッ 深夜の編集室に吐き出されたプリ
ント紙がカットされる音が響きました。私たちは恐る恐る、それを
手に取りました。やはり、と言うべきなのでしょうか。そこには質
の粗いモノクロの映像でもはっきりと判る、亡くなった彼女の姿が
映し出されていました。そして言葉もなく立ちつくす私たちの前で、
滅茶苦茶な再生、早送りを繰り返していた編集機も、まるで何かに
満足したかのようにゆっくりと動きを止め、プリントされた彼女の
姿をより鮮明にモニタに写し、動きを止めました。
モニタの中で彼女は、ヨットの先端に一人きりで座り、遠い水平
線をじっと見つめているのでした…
小学6年の秋の始め。市営プールの年内最終日に名残惜しくて泳ぎにいった。
9月の中旬にしてはやけに寒くて自分と友人二人(男)しかいなかった。
念入りにプールサイドで準備運動をしていると水面に自分の姿が映る。
水面に映る自分の後ろに若い男が水着姿でゴーグルをつけて
突っ立っているのが見えた。
ああ、他にも客がいたのか、と振り返ると誰もいない。
友人二人はもうプールで泳いではしゃぎ声をあげている。
もう一度水面を覗くと、やはりゴーグルをつけた男が自分の後ろにいる。
ガキだったから何度も辺りを見回して、水面をのぞき込んだ。
不思議だった。きっとなにか遠くのことが
なにかの自然現象で映り混んでるのかも知れない、と思った。
オレはじっと水面を見つめた。
男はかがんで少しスネを擦るような動作をして近寄ってきた。
この男がプールに入ったら見えなくなるのかな、とか思った。
男はオレのすぐ後ろまで来ると「オレをよけて」プールをのぞき込んだ。
全身の毛穴がキュッと締まった感じがしたよ。
オレはすぐに水面から視線をそらして、
男がいる反対側に歩き出して、反対がわで遊んで友人と合流して、
少し泳いで帰った。
同僚のお婆さんが亡くなった時の事。
彼女のお爺さんにはお妾さんが居て、昔の人の事ですから
家族にも公認…と言うか、とにかくお妾さんの存在を
家族も、お嫁さんにも(要するにお婆さんですね)隠していなかったそうです。
結構余裕のあるお家だった様で、お妾さんに住む所やお手当も提供していたそうで
年をとってからも、面倒を見ていたそうです。
お妾さんに子供が居なかった事、
お爺さんが家族やお嫁さんをないがしろにしなかった事も手伝って、
お嫁さんとお妾さんの仲はそんなに悪く無いと、傍目には見えていたそうです。
お婆さんのお葬式が終わって、お妾さんが家に帰って来てからの事でした。
疲れていたので、何か甘いものを食べたいと思ったお妾さん
頂いた林檎を1箱、まだ開けていなかった事を思い出しました。
林檎を送ったのは、その時はまだ元気だった本妻さん。
「ああ…お礼の電話をした時はお元気だったのに…」などと、本妻さんの事を思い出しながら
台所に置いてあった、林檎の入っている段ボール箱を開けました。
緩衝剤を取り除いて、林檎を1つ出して見ると
なんだか傷んでいます。
たまたま外れだったのかと、もう1つ手に取ってみて
お妾さんは背筋がぞっとするのを感じました。
林檎の傷が、人が一口かじった様に見えるのです。
落ち着いてもう1つ別の物を出しても同じ様な跡が……
更に横にある林檎にも、かじった跡が残っているではありませんか。
「気持ち悪い!」
そう思った瞬間、お妾さんは段ボールの蓋を閉じて台所から逃げる様に出ました。
「本妻さんはやっぱり私を憎んでいたんだ!優しい言葉をかけてくれながら
その心の中で、ずっと私が死ねばいいと思っていたに違いない
それなのに自分が先に亡くなってしまったから…せめてもの仕返しにこんな事を」
それを考えると、恐ろしくて一睡も出来なかったそうです。
翌日落ち着いて調べた所、箱に入っていた林檎の全部に、かじった跡がありました。
林檎をかじった犯人は、お歳暮を送る時の生前の本妻さんなのか
それとも……。
林檎が送られて来たのは、お葬式の10日くらい前だったとか。
その時につけられた跡にしては、林檎の傷みはまるで先刻かじった様だったそうです。
夜、一人の男が廃屋のような場所を歩いている。
と、そこで一人の少女と出会い、しばらく二人で歩き回る。
何気なく一つの部屋に入り、さて外に出ようとしたら扉が重くて、
暗い部屋のなかで二人で押しても引いても開かない。
「俺達二人、ここに閉じ込められてしまったな」と何気なく男がつぶやくと、
少女は男の方を振り返り、
「二人ですって。いいえ、一人だけよ」といって、
すうっと扉を通り抜けて消えてしまった。
暑い夏の昼間、畳の部屋で昼寝しようと寝転がって時計を見るとPM14:05。
そのままうとうと眠ってしまった。ふと目が醒めると、部屋の真中で寝たはずなのに、
何故かフスマが目の前に。寝相が悪くて部屋の入り口まで転がったかと思ったら違う。
フスマの方が部屋の真中に来ていたのだ。一枚だけ外れた状態で、
何の支えもなしにぴんと部屋の真中に立っている。
ん、何ごと!?と思って起きようとしたら体が動かない。
金縛りの中、必死に首を動かしてなんとか時計だけ見た。PM14:40。
そのまままた意識を失い、今度目が醒めると、目の前にはまだフスマがそびえ立っている。
しかも今度は一枚増えた。二枚のフスマが両側から私を挟むように立っているのだ。
このときもまた金縛り、時計を見ると何故かPM14:15。
そしてまた眠ったらしく、次に気づくと三枚のフスマに囲まれていた。四角形の一辺が足りない形。
ちょうど小さな部屋状態。「これ以上はやばい!!」と直感し、気合を入れて起き上がった。
・・・時刻はPM14:00ちょうど。
真昼の座敷は何の変哲もなく、フスマはきちんとあるべき場所に収まっていた。
母親の実家滋賀県のあるところでは、お盆のころに夜大雨が降ると
死んだ子供達が家に帰ってくるそうです。
親としてはなくしてしまったものが、帰ってきてくれるのだから
実に喜ばしいことのように思われますが、子供を家にいれてしまうと
その一家は一ヶ月とたたずに全員死んでしまうそうで、
決して招き入れてはいけないそうです。
不可解と言えば、こういうのがあるんですが。
彼女と夜景を見てた時、良い感じになったんでエチーしようと思い、人のこない山道に行った。
その道は奥に行っても畑しかなく、行き止まりになってるので深夜なら誰もいない。
はずだったのに・・・
ところが、その道を車で少し進むと4、5人のグループが歩いてたんですよ。
年齢や様子から見て、こいつらは家族?でも様子が何か変なんです。
真ん中に子犬がいて、その子犬の首輪には4、5本の紐がついていて、
それを一人一人が持ってるんですよ。
まさか家族で、こんな深夜に、散歩?しかも2、3人は手に棒みたいなものを持ってるし。
恥ずかしながら、20歳過ぎても全身鳥肌ですよ。なんか意味は分からないけど嫌過ぎます。
つーか彼女もこの謎の集団見て硬直してるし。
で、ライトで照らされたもんだから何人かこっちを向いたんです。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、もう頭の中それで一杯でした。車をバックさせてそのまま
帰ったんですが、一体なんだったのか。
廃校に忍び込んだら、中は余計なものとか散らかってなくてヤケに綺麗。
しかも、ある教室の教壇に封筒が置いてあって、中を見ると
「待ってたよ」と書いてあった。
やなイタズラすんなよ、ひーーー。
同じ3人だけでつるんでいる時に限って、あまりにしょっちゅう
奇妙なことに巻き込まれるので、
クラスで仲の良かった別の連れも誘って4人で旅行しようということになった。
それが、どういうわけだか誘った4人目の叔母さんが旅行当日の早朝亡くなり、
結局3人で行くことになってしまったのだ。
もう俺ら全員「オイ!これまた何か出るんじゃねえーのか!?」と思っていたんだが
旅館は予約してあるし、行くしかないだろうと言うことでこの不吉な3人で出かけることに。
岐阜県のとある山深い旅館に着くと、俺らはなぜか奇妙な部屋に通された。
普通の和室なんだが、よく見ると隣の部屋に面している壁だけが妙に新しく、色が違う…。
それで3人そろって隣部屋の入り口を見に行ったんだがおかしい。
本来入り口のあるべき場所が、やっぱり塗り潰されたように壁になっているのだ。
おかしい…。
俺らの部屋と、壁越しに繋がったその部屋の二部屋は廊下に囲まれているので
廊下沿いに入り口があるかどうかぐるりと調べてみたが、
その部屋は廊下に面した三方と、俺らの部屋に面した一方の全てが壁でふさがれているのだ。
「おい…ここ確実にもう一部屋あるよな…」
メチャクチャ気になったんだがその日は疲れていたこともあり、
温泉につかると3人ともすぐに眠ることにした。
いやに寝苦しい夜だった。
深夜。
三人の丁度真ん中で眠っていた俺はふと目が覚めてしまった。
いつもうつぶせで眠る癖があるのだが、枕に押し当てていた顔を上げると
目も鼻も口もなく、髪もないただ輪郭だけの顔がこっちを見て笑っていたのだ。
出た!!!!!
俺は全身の血の気がさあっと引くのを感じたが、
布団の横から手を出して、隣に寝ていた二人の連れを必死につかみ起こした。
「…なんだよ?何か出たのか?」
「い、い、今俺の顔のすぐ近くで何かが笑ってた!!
顔に目鼻も何も無いのに、笑ってるのがわかった!」
俺たちは飛び起きて部屋の電気を着け、眠れぬままに朝を迎えた。
寝不足のまま迎えた朝。
連れの一人が表の洗面所で顔を洗い、部屋を通り過ぎて奥にある中庭を見ようとした時、
ふっと横を見るとガラス窓に自分の真っ赤な顔が映っていたらしい。
その時はまぁ冬だし寒いからなと思っていたらしいが、
部屋に戻ってよく考えてみると顔の映った場所は、隣の部屋の壁。
そんなところにガラスなんてない!!
一体あの赤い顔はなんだったんだ!
塗り潰された壁といい、笑う顔といい、壁に映った真っ赤な顔といい、
あまりに気味が悪すぎる。
何も見ていない最後の一人がついにキレた。
隣に面した、あの色の変わった壁をドンドン叩き始めたのだ。
「おい!!誰かいるのか!!何か言いたいことがあるんだったら出て来い!」
そしてそいつは壁に耳を押し当て、隣室の物音を探った。すると…
「入る?」
という素の女の声が中から聞こえてきたそうだ…。
宿の人にこのことを訴え、聞いた話を要約すると、どうもこうらしい。
昔、あの部屋に泊まった妊婦さんが急に産気づいてしまい、
産婆を呼んで出産をすることになった。
しかしひどい難産で、結局母親も子供も死んでしまった。
出産のありさまがあまりにひどく、部屋中に母親と子供の血が大量に飛び散ったため、
壁を作って部屋をふさいだ。
俺たちは旅館の土産物屋でこけしを買い、供えて帰った。
タクシーの運ちゃんから聞いた話。
…とある土曜日、非番の彼(運転手)は
朝から後楽園の場外馬券売り場にいた。
午後にちょっとした用事があったので、11時には当日レースの
馬券をすべて買い終え、レースはラジオで聞くことにして
早々と駅に向かった。彼が向かったのは都営三田線の後楽園駅。
切符を買い、自動改札機に入れる。
すると、扉が閉まって警告音が鳴った。
自動改札機から飛び出ている切符を取ると、他人の切符。
その後からすぐさま自分の切符が出てきた。
「あ、前の人の取り忘れか」
…改札内に目をやると、
黒い服に黒い帽子を目深に被った男が階段を降りてゆく。
辺りには自分とその男だけ。切符を渡そうと、
彼は走るでもなく後を追った。
階段の3メートルほど先をその男が降りている。
男を視線の端で捉えつつ、彼も階段を降りてゆく。
そのときふと、彼は手にした競馬新聞を持ちかえるべく
男から目を離したそうだ。
視線を上げると、男が階段を
降りきって、右手のほうに向かうのが見えた。
数秒後、彼は愕然とした。
階段を降りきったそこは、ホームの先頭。
言い換えれば、ホームの先頭にある階段を降りてきたことになる。
右に曲がって歩いてゆくことなど考えられなかった。
慌てて辺りを見まわすも、男の姿はどこにも見当たらなかった。
ましてやたった今、列車が到着・発車した形跡なんてなかった。
運転手「…そん時ね、何が気味悪かったってさ、
そいつの買った切符を握ってたことなんだよね。
ブルブル震えながら、線路に投げ捨てましたよ。。」
ある年の夏の終わり頃の事でした。
私が住宅街の中にポツンとあるカフェバーで働いていた時の話です。
その店はあまりお客も来ず、私と友人達の恰好の溜り場となっていました。
ある時、いつものように開店準備をしている所に、友人が彼女を伴いやってきました。
普段は私達の笑いの中心にいる、とても明るい奴なのですが、その日に限り妙に無口で、
顔色も悪い様に見えたので、少し心配になったのを覚えています。
とりあえず、私は声をかけました。
「どうした?元気無いじゃん。何か在ったのか?」
「ああ、すげぇー怖い事があった・・・。」
「何だよ、怖いことって。また幽霊か?」
「・・・・・。」
しかし、それっきり彼は黙り込んでしまいました。
彼女もまた、彼に口止めされているらしく、何も話してはくれませんでした。
彼は霊感が強いようで、これまでにも何度か、自分の不思議な体験談をしてくれていたので、
私としては、「あぁ、また幽霊なんだな。」という感じでした。
ただ、今までと違っているのは、いつもは無理にでも聞かせようとする位だったのですが、
今回は何も話そうとせず、じっと頭を抱えて黙り込んでいるのです。
私は段々好奇心を抑えられなくなり、どうしても聞き出してやろうという気になりました。
その後、何とかその話を聞き出そうと、彼とその彼女にしつこく尋ね続けた結果、
彼はやっと重い口を開き、不思議な体験を語り出したのです。
それは、このような話でした・・・。
その日、彼は専門学校の研修旅行を終え、自宅のある駅に到着した時に、
ふと家の鍵を忘れてしまっているのを思い出し、念の為家に電話を入てみる事にしました。
人の居なくなる事が稀な家なので、やはり数コールで誰か出たので、
「もしもし、俺だけど。いま××駅。鍵がないから、鍵開けといてよ。お願いねー。」
と、一方的に喋ると電話を切ってしまいました。そしてバスに乗り、家路についたのです。
家に着くと、困った事に鍵が開いていませんでした。
彼は不信に思い、家の廻りを見て回りましたが、
家の中には人の気配がなく、静まり返っていました。
しかし、数分前までは誰かが電話に出ていたので、何所か窓から見えない所に居るのだろうと思い、
もう一度電話をしてみようと思い、近所のタバコ屋の店先にある公衆電話へと向かいました。
電話をしてみると、また数回のコールで誰かがでました。
「ガチャッ。・・・・・・・・・・・・・。」
「もしもし、俺だけど。」
「・・・。」
「もしもし!もしもし!!」
「・・・・・・・・。」
「もしもーし!!」
「もしもし!俺だってばっ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
なぜか、相手は黙ったままなので、その後数分置きに電話をしてみたのですが、
どうしても通話が出来ない状態なので、電話の故障だと思い、
家の前で家族を待ってみることにしました。
しばらくは、家の前で途方にくれていたのですが、
突然、玄関脇に緊急用の予備の鍵を隠してあったことを
思いだし、やっと家に入ることが出来たのです。
しかし、家の中は静まり返っていて、どの部屋にも人の気配はありませんでした。
また、電話にも異常はみられず、きちんと使用できる状態だったのです。
これはおかしい、と思った彼はもう一度だけ、公衆電話から電話をかけてみることにしました。
そして、きちんと鍵が掛かっているを確認し、先程の公衆電話へと急ぎました。
少し緊張しながらダイヤルすると、先程のように誰かが電話に出るのたのです!
驚きながらも、まだ家族のイタズラの可能性を捨てきれなかった彼は、
電話の相手に呼びかけたのです。
「もしもし。」
「・・・・・。」
「もしもし、姉ちゃんなんだろ!答えろよ!!」
「・・・・・。」
「なぁ、誰なんだよ!」
「・・・・・。」
「オマエ誰なんだよ!!答えろってば!!」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
しばらく呼びかけていても、一向に相手が応答しないので彼はこれで最後だ、
と、こう呼びかけたのです。
「オマエ誰なんだよ。そこにいるのは分かってんだよ!誰かいんだろ!!」
すると、長い沈黙の後、
「・・・・・ダレモイナイヨ・・・・・・・。」
と、初めて相手が答えたそうです。
今まで一度も聞いたことの無い、どこか遠くの方から聞こえてくるような雰囲気の声でした。
彼はびっくりして受話器を叩きつけると、家へと急ぎました。
そして、家に着くとすぐさま家中を見て回ったのですが、鍵の開いている窓もなければ、
人の気配もしなかったそうです。
しかし、一つだけ、彼を再びゾッとさせた事がありました。
それは、居間の電話の受話器が外れて、床に置いてあったそうです。
私は未だにこの話をしたり、聞いたりすると、鳥肌が立ち、体中の毛が逆立つのを感じるのです。
以上、長々と書き込み、申し訳ありませんでした。
老婆で思い出したけど、古典的なところで「安達ヶ原の山姥」の話を一つ。
「元は宮仕えの乳母だった女が、
自分の育てた姫君が原因不明の重い病にかかった為陰陽師の
「妊婦の生肝を飲ませれば治る」
との言葉を信じ、遥か奥州安達ヶ原(福島県)の岩屋に辿り着く。
ある日その岩屋に立ち寄った妊婦がいた。その機会を逃すべくもなく、
女はその妊婦を刺し殺すが、
その妊婦は実は女が奉公に出た時に生き別れた実の娘であった事を知り、
狂乱の余り鬼と化し、一時の宿を借りに寄った旅人を次々と
襲っては殺すようになった」。
ただ、この話には色々と話にバリエーションがあるようで、
「日々宿を借りに来た旅人を襲っては騙して殺し金品を奪っていた老婆と
その娘が安達ヶ原に一緒に住んでいた。
娘は母親の悪行に日々心を痛めており、何とかして母親を悔い改めさせ、
その行いを止めさせようと思っていた。
そんなある日、親子のあばら屋に1人の旅の僧が訪れ一夜の宿を申し出た。
そこで老婆はいつものように旅人が寝静まった頃合いを見計らって
旅僧目がけて斧を振り下ろし頭を叩き割った。しかし、
頭を叩き割られていたのは旅僧ではなく我が子であった。
実は老婆を改心させようとした娘がこっそり旅僧と入れ替わって
寝ていたのであった。
すると悲しみと後悔で呆然とする老婆の前に、
我が子の亡骸を胸に抱く阿弥陀如来が現れ、そのまま空に上り消えてしまう。老婆はあの旅の僧が自分を改心させる為にやって来た
阿弥陀如来の化身であった事を悟り、以後出家して尼となり
仏の使いとしての人生を送る」。
警察官をしている俺の伯父さんから聞いた話。
何年か前に、息子を殺したという夫婦が自首してきた。家庭内暴力に悩んでの犯行だった。
しかし、息子を殺害したのは、自首する10年以上前の事だった。捜索願を出すという自作自演
の工作もせず、近所には遠くへ働きに出ているとか言ってごまかしていたらしい。
そのまま放っておけば誰にも気付かれずに過ごせたはずなのに、何故今ごろ自首してきたのか。
その理由はこうだった。
殺して庭に埋めた次の夜から毎晩、夫婦が眠りにつくと息子が玄関から家の中に入ってきて
うろつきまわるというのだ。いくら鍵をかけていても、ガチャリと鍵の開く音がして
扉を開けて家の中に入ってくる。そして、低い声でうーうー唸りながら居間や台所をうろつく
のだ。物音で目を覚ました夫婦は息子の気配に震えながら彼が出て行くのを待つことしか出来ない。
ちなみに息子は夫婦の部屋に入ってくることは無かったらしい。夫婦も寝室を
開けてみようなどとは思わなかった。ふすま一枚隔てた居間をうろつく彼が、
いつ寝室に入ってくるかという恐怖に怯える日々だったということだ。
それが10年以上続いた挙句、耐えられなくなって自首してきたということだった。
こんなことは調書に書くわけにもいかず、処理に困ると言っていた。
警察官をやっていると、いろいろと不思議な目に遭ったり、そういう話を聞くことがあるらしい。
この事件はニュースでも採り上げられたが、夫婦は良心の呵責に耐え兼ねて
自首したと報道された。
78 :
1:04/01/29 00:51 ID:vTCRzAl2
聴いた話です(失礼)。
横浜みなとみらいにランドマークタワーってありますよね。
あそこって、一定の階数以上はオフィスになっています。
私の大学時代の友人がNTTに勤めていまして、ランドマークの40階だかに
オフィスがあるのです。
で、このランドマークタワー、高層ビルですから階の移動は
エレベータなわけです。1つ下にいくのだってエレベータ。
確か世界一早いんですよね。移動速度が。
でも、非常階段というのも当然ながらあります。非常階段は、
建物の中心にあり、廊下から重い扉をあけて階段室に入るそうです。
エレベータまで遠いフロアにいる人は、非常階段を使用して下の
フロアに移動したりするそうです。
この非常階段は、夜の8時までしか使えないそうです。8時を過ぎると
廊下から階段室に入れはするものの、一旦扉が閉まると中からは開けられ
ない。そうなると大変です。携帯電話で仲間に連絡して開けてもらうか、
あいにく携帯が無い場合には、1階まで階段を降りていき、通用口から
一旦出ないとならないそうです。
79 :
2:04/01/29 00:52 ID:vTCRzAl2
私の友人も、まぬけなことに、夜の10時にうっかり階段室に
入ってしまい、しまったと思ったときには、既に扉が閉まった
あとでした。仕方がありませんから、覚悟を決めて階段を1フロア
ずつ降りはじめました。
10階も降りた頃でしょうか。既に足はガクガク。心臓もバクバク
です。まだ30階もあるのかと気が遠くなって来た頃、
誰かが、そのフロアの階段室の扉を開ける音がしたそうです。
彼女は、「助かった!」と、あわててと音がするほうに向かって
いったそうです。「すいません!!」と叫びながら。
案の定、階段室の扉は、いま誰かが開けた後のようで、一旦開ききった
後、再び閉じ始めているところでした。
彼女はいそいで扉まで走っていき、まさに閉まる瞬間、
ヒールをつっこんで、なんとか再び閉じ込められるのを阻止。
めでたく10階程降りたところで、廊下に出ることができたそうです。
80 :
3:04/01/29 00:52 ID:vTCRzAl2
扉でヒールが傷ついたことよりも、運良く廊下に出られたことが
ものすごく嬉しかったそうです。そのときは。
でも、彼女が恐怖を感じたのはそこからです。
まず、いま扉が開いたばかりなのに、開けたであろう人が
廊下に見当たらない...。ま、でも、廊下にはオフィスに入る
ための扉がたくさんありますから、自分が来るまでの間に
近くの扉から中に入ったのだろうと....きっと、その人も、
うっかり階段室に入りそうになったところで、時間が遅いことに
気がついて入ってこなかったんだろうと。いくらでも合理的な説明
はつきます。とにかく今は、自分のフロアに戻ろう。そう考え、
薄暗い廊下をエレベータフロアに向かって歩きだしました。
でも、ここでまた、なーんかおかしなことに気づいたんだそうです。
ランドマークの使用されているオフィスフロアには、廊下の壁に
「41W1 NTT東日本」とかいう目印のプレートが張ってあるんだそうです。
どうもそういった会社を識別するプレートが見当たらない...
このフロア、空いてるのかな...不況だし...いやいや、じゃさっき
扉を開けたのは誰なのよ....そういえばこの廊下沿いのフロア、
なんか灯りがついていないじゃないの!!
とにかくエレベータ...
もうこうなると恐怖がとめられなくなり、全力で走ってエレベータ
フロアにたどり着いたとのこと。
81 :
4:04/01/29 01:05 ID:vTCRzAl2
やっとのことでたどり着いたエレベータホール。
8基のエレベータが両側にならぶ、いかにも近代的な光景です。
ランドマークのような高層ビルは、3階〜35階、35階〜45階
というように、エレベータが分断されているようで、フロア
によってはエレベータを乗り換える必要があるとのことです。
「えーと、40階にいくには、一旦3階まで降りないとね..」
と、下行きのボタンを押したのですが、反応が無い.....。
何度押しても反応が無い。別のボタンを押しても反応が無い。
嘘〜.....。この時点で彼女、半泣きだったそうです。
駄目押しに、上行きのボタンを押してみる...反応が無い。
前後左右に恐怖が押し寄せ、いまにも発狂せんばかり。
残された道は、もう1つしかありません。階段室に戻って、ひたすら
1階を目指す...。
この時点で本泣きだった彼女。泣くことで、なんとか恐怖をやわらげ
つつ、いま出てきたばかりの階段室に戻ったそうです。
82 :
5:04/01/29 01:05 ID:vTCRzAl2
あとはひたすら薄暗い階段室を降りるばかり。今度は疲れなんて
一切感じなかったそうです。自分の足音が後ろから追いかけてくる
ようで、とにかく降りて降りておりまくった彼女。
叫びだしたいけど、そこは理性が働くようで、なんとか泣くことで
それを抑えたようです。
彼女によれば、フロアの鍵が開錠されていない状態では、
ランドマークに勤める従業員専用のカードを差し込まないと
そのフロアにエレベータを止めることができなくなっている
とのことです。
多分、いろーんな偶然が重なっておきた出来事だったんでしょう。
ああいう近代的なビルは、フロアの人間が完全にいなくなり、施錠
されたことが検知されると、防犯のためエレベータボタンが無効に
なるとか...。扉を開けた人も、自分が最終退出だったことで、
いそいで帰っていったとか....。
じゃ、なんのために扉を開けたのかと問われると、なんともいえなく
なりますが...。人それぞれ事情があるということで、彼女は自分を
納得させています。
#長くてすんませんでした。
#ランドマークに勤めている人、気をつけてね。
もう十年以上前に大学のクラブで合宿に行ったとき、
同級のSが、あまり話したくないと言いつつ不思議な話をしてくれた。
Sが小学生だった時、友達7人と近所の公園で缶けりをして遊んでいた。
Sともう一人の友達は、すぐに鬼に見つかってしまい、鬼と一緒に他の子を
探していた。その公園には本物の古い機関車が置いてあったんだが、
その陰にN君が隠れているのを鬼が見つけた。鬼は「見つけた!」と
叫びながら、N君を追いかけた。Sともう一人の友達も鬼についていった。
N君は走り出して、機関車の裏側の方に曲がった。
3〜4m後ろから鬼とS達も続いて曲がった。時間にして1・2秒の違いで。
しかしそこにはN君はいなかった。
どこかに隠れるほどの時間はなかったはずなのに、曲がった瞬間N君の姿は
消えていた。S達は念のため機関車や周辺も探したが、どこにもいなかった。
S達3人はN君が隠れたんじゃなくて、消えてしまったんだとわかっていた。
他の子達がどんどん見つかっていく中、結局最後までN君は出てこなかった。
N君は最後まで見つからなかったが、小学生だったS達は不思議に思いながらも
そのままみんな帰宅してしまった。
そしてその晩遅く、Sの家に警察がやってきて、N君がまだ家に帰ってないことを知った。
Sは事情を聞かれて、N君が目の前で消えてしまったこと説明した。
警察は一緒にいた他の2人にもすでに話しを聴いていたらしく、
N君は誰かに誘拐されたんだろうという線で調べているようだった。
機関車の陰にいた誰かがN君を捕まえてさらっていったというような感じで
推測しているようだった。誘拐じゃなくて消えちゃったんだと何度も説明したが
相手にしてもらえなかった。
結局、誘拐事件ということで捜査は進み、後日新聞にも出たらしい。
Sはその後、何度も警察から事情を聴かれた。警察はあくまでも誘拐として
捜査し続けていたが、結局何の進展もなく、もちろんN君も見つからなかった。
Sは今でも消える直前のN君の表情が忘れられないそうだ。
後ろを振り向きながら鬼から逃げる、引きつった顔を。
カリメロの旧作「呪われたママ」
地下室で変な音がするからカリメロが降りていった。
そこには普段笑顔を絶やさない優しいままが、すっかりやつれて、
愚痴をこぼす。
おいしいものはみんなお前にあげた、
お前のために夜遅くまで家事をしつづけた、
あたしはつかれたよ、
お前の若さをおくれ…
って迫ってくる。ウワーン
夢オチなんだけど、めちゃくちゃ怖かったよ。
-父親から聞いた話-
私の父の実家は兵庫の山奥。段々畑の町。
古い家なので、厠は外にありました。
その日は3月3日雛祭り。
当時10才位の父が家族皆の夕食後、厠へ行こうと席を立ちました。
厠のある外に行くには畳の部屋(客間)の前を通らなければなりませんでした。
父は廊下を歩きながら、ふと畳の部屋を覗いたそうです。
畳の部屋は襖を常開にして、部屋二つ分の広さ。一番の奥には仏壇。
そして、その右隣に雛壇がありました。
父はその時、
滑るように歩き雛壇へ帰る、雛人形をみたそうです。
ある休みの日。部活が休みの日は1年のうち何日もなかったので
ゆっくりしようと思ってリビングのソファでうたたねしかけた。
家族5人もその部屋やすぐ外の庭でくつろいでいた。
目を閉じて、家族の会話を聞くともなく聞いていた。
すると、会話の声のスピードや物音が徐々に遅くなってくる。
しかも、目を閉じてるのに家族の動きも見えている。
あれ?変な感じだな〜、面白いな〜、と思っていたら
しまいにはぼー、とか、もー、って感じにしか聞こえなくなった…
身体が疲れて脳だけ寝てる、って状態自分は結構あるのでそれだな、
半覚醒みたいなやつ、と思ったが
(たゆたってるって感じで意外に気持ちいい)
ぼー、の時間が長いのでさすがに妙な気分になってきた。
寝るか起きるかはっきりしよ〜ぜ〜、と頭の中で自分に言い聞かせたら
「起きるの」
と、標準速の子供の声がして、
見知らぬ男の子?がソファの背から覗き込んできた。
えっ?子供うちにいないぞ?と思ってぱっと目を開けたら
音は全部いつも通り、家族もそのままの体勢だった。
半夢だと思うけど、熟睡とまどろみの隙間に変な世界があったら怖いよね。
夢の話が多いようですが、私の体験です。(霊体験じゃないです)
私も昔、人にすすめられて夢日記をつけていました。
書けば書くほど夢のイメージがハッキリとしてきました。
当時、アマチュア映画を撮ってるとってもユニークな友人がいて、
その人によく今日見た夢を話しては
「不思議な夢だね〜」と二人で話し込みました。
私はその人に出会うまで、どちらかと言えば仮面鬱病みたいで
一人きりになると自殺願望が抑えられない事が多く
自分をカッターで切ってみたりしていましたが
誰にも相談もできませんでした。その人にも相談した事はありません。
でも夢日記をつけて、その人に今日見た夢を話しはじめると
何だか自分の心が軽くなったような良い気持ちでした。
恋をしてたと思います。怖い夢を見る事も減ってきました。
でも、代わりにその人はだんだん人に会わないようになり
私と会ってもふさぎがちでした。嫌われたと思っていました。
数日後、彼が自殺した事を聞きました。
それからしばらくして霊能力のある人とお話することがありました。
その人が言うには、
夢は脳が言葉にできない思いが凝縮されたイメージ、らしいです。
なので夢を人に話す時、ストーリー以外の隠されたイメージを
ダイレクトに伝えてしまうそうです。
もう、人に夢の話はしない方がいい、と言われました。
わたしを早く探して
おまえをわらう
まっかなわたし
えがあるところ
のかべのまえだ
↑この謎をとけないと…
90 :
1:04/02/07 02:09 ID:oe0uNp1Y
ある日の昼飯時。
同僚の3人で雑談をしているときに、同僚の一人Aが
「昨日変な電話かかってきてさ」と話し始めた。
「なんか広い空間みたいなところからみたいでさ、
うめき声だかノイズだかが低い音で飛び交ってるのよ。
で、しばらく聞いてたらいきなりボソッと
『全身が焦げる』
て囁かれて、そこで電話が切れたんだよな」
その場はタチの悪いイタズラ電話だろ、てことで片付け、
昼休みも終わり、俺たちは仕事に戻った。
それから2週間後。
出勤すると、いつも早く来るAが珍しく朝礼にいなかった。
遅刻か?と思ってたら、
「え〜、残念なお知らせです。
A君の家が昨晩火事になり、逃げ遅れたA君は…」
その後は聞くまでも無かった。
91 :
2:04/02/07 02:11 ID:oe0uNp1Y
Aの通夜の帰り道。
俺はBの運転する車の助手席にいた。
後部座席にはCが乗った。
「俺さ、チラッとAの親戚が話してるの聞いたんだけどさ」
しばらく無言で運転してたBが、おもむろに口を開いた。
「Aの遺体、見せてもらえなかっただろ?
何でも、全身真っ黒に焼け焦げて炭化したような
状態だったらしいぞ」
何と返していいか分からずにいると、Bは
「…なあ、Aの話した電話の話…憶えてるか?」
ハンドルを持つ手がかすかに震えているのが見て取れた。
「あいつ言ってたよな、『全身が焦げる』て囁かれたって…」
背筋にゾッとしたものが走った。
確かにAはそう囁かれた。
じゃあ、あの声は……
しかし、Bの声で思考が遮られた。
「俺のところにも、一昨日、かかってきたんだ…」
「『水の上に浮かぶ』て…」
92 :
3:04/02/07 02:15 ID:oe0uNp1Y
Bは、これで夏の楽しみが大幅に減ったな、と冗談めかした後
気を付けるよ、と言い、その場は別れた。
次の日、休日だったこともあり、Bの住むアパートに行ってみると
Bの部屋の前に人だかりが…
胸騒ぎを覚え駆けつけてみると、住民が口々に
「心臓麻痺ですって」
「可哀想にねぇ、まだ若いのに」
「何でも湯船に浮かんでたって話よ」
「見つけた彼女もショックよねぇ……」
どれ位その場に立ち尽くしていたか分からない。
ただ頭の中で同じ言葉がリフレインしていた。
水の上に浮かぶ
水の上に浮かぶ
水の上に浮かぶ………
Cが無断欠勤したのはその5日後だった。
93 :
4:04/02/07 02:16 ID:oe0uNp1Y
上司の指示で彼の家を訪ねると、部屋の隅でCがうずくまっていた。
「どうしたんだよ、勝手に会社休んで。課長カンカンだぞ」
Cはそれには答えず、震えながら一言
「……来たんだ、俺のところにも…………」
Cのところに来たのは「操り人形になる」という内容だったそうだ。
操り人形……全くわけが分からない。
が、わけが分からないからこそ恐怖が大きく、
Cは外に出ることも出来ずに引き篭もるしかなくなったのだという。
俺はCの家を後にした。
上司になんて説明したらいいんだ……
そう思いながら会社へと戻った。
Cはその1週間後、自宅の階段から落ちて亡くなった。
首や手足が折れ曲がり、まるで
糸の切れた操り人形のような格好で死んでいたらしい。
話はこれで終わりである。
今のところ、俺のところには妙な電話は掛かってこない。
が、いずれ掛かってくることだろう。
何故なら、BにしろCにしろ、Aの話を聞いた後に電話が来たのだから…
そして俺も、話を聞いているのだから……
俺のところには、どんな内容の電話が掛かってくるのだろう…?
高校生の頃寮生活してたんだけど、二人部屋で1年生と上級生っていう
組み合わせで、部屋の真ん中をシーツまたはロッカーで区切るって言う
形式が一般的な部屋のレイアウトになってた。
それで、先輩のエリアに入るための入り口に「霊安室」のプレートが下がってた。
先輩は「病院からパクってきたんだよ〜」なんて笑ってたんだが、部屋替えで
別れてしばらくしてからその先輩はゼンソクの発作で突然死んだ。
病院から何か持って帰るのはヤメよう。
95 :
1:04/02/12 01:11 ID:oe0uNp1Y
地元で結構有名な物件なのですが、
5階建てで地区15〜17年ぐらいの3DKのマンションで
7,8年前でしょうか303号で30代後半の水商売の女が自殺しました。
原因や自殺の方法はわかりませんが、大家がその後、
風呂場を改装したというのを聞いたので、風呂で手首でも切ったのでしょう。
まもなく302号が引っ越していき、304号も越していきました。
その後うちの会社で304に客付けしたのですが、そこの奥さんが半年もしないうちに
亡くなってしまいました(多分偶然だと思いますが)。
変な噂はあっという間に広まります。夜人影が見えるだの、3階にはいると死ぬだの、
とうとう3階に入居者がいなくなってしまいました。馬鹿な話です。大家大迷惑。
しかしここからがなかなか面白いのですが
近所のすし屋の新米がすしとうなぎの白焼きの出前を受けて、届けたそうです。
チャイムを押すと女性の声で「はーい」と返事があり部屋の前で待っていたがなかなか出てこない。
痺れを切らして「すみませーん」と声をかけるとすりガラスのすぐ向こうに女の姿がある。
新米君は変なとこきちゃったなーと思いつつその場ですし屋に電話したそうです。
大将にその状況と場所を伝えるとすぐに戻って来いといわれすし屋に帰ったそうです。
そうですその部屋は問題の303号。
すし屋の大将はそのビルの3階に人がいないのは当然知っていましたが、
出前の場所なんか詳しく聞かないので新米君の話を聞いてゾッとして呼び戻したそうです。
すしと白焼きの組み合わせも生前その女がよく出前で取っていたそうです。
私もオカ板に来てる位ですから、この話をすし屋で聞いたときには大喜び。
当時私も20代前半で若かったのも手伝って、よせばいいのに新米君ともう一人連れを連れ
3人で深夜303にはいってみようということにしてしまったのでした。
(当時事務所に3階のかぎが幾つかあったのです)
96 :
2:04/02/12 01:12 ID:oe0uNp1Y
すし屋で盛り上がった日の二日後、新米君の仕事上がりを待って深夜1時に3人
(私と連れ、そして新米君)でマンションに向かいました。
うちの会社では鍵の管理などあってないようなものなので鍵の持ち出しも楽勝です。
一応、懐中電灯を1つ、霊は鉛が苦手だというのがつれの自論で、
彼が用意してきた鉛の板を細長くきった短剣風のもの、(こんなことばかりやってる奴だった)
そして逃げるとき財布などを落とすとアツイので、そういうものはすべて車において
臨戦態勢で望みました。
このマンションは5階建てですがエレベーターがありません
(今は5階建てなんかだと必ずエレベーターをつけなくちゃいけないんですが
古い建物にはないものが結構あった)
階段をのぼって3階に出ました。
3階フロアはたまに怖いもの見たさの奴らが冷やかしに来ていたようですが
さほど荒れてはいませんでした。階段際の壁についている電灯のほかには明かりはありません。
新米君は出前のときのリアルな体験を思い出してしまったらしくかなり及び腰になっています。
私も夜中に見る303のドアのすぐ向こうに女がいるのでは、と思うと
かなり近づくのに抵抗がありました。
3人でやばいよ、やばいよ、とかいいながら303号の前まで来ました。
つれが「この覗き穴から向こうから覗いてたらこええな」なんていうものですから、
もう3人とも覗き穴付近をまともに見れません。とりあえず気を取り直して
チャイムを押してみることにしました。誰が押すかでもめました。
2人は当然言い出しっぺで不動産業者の私が押すべきだと言い張ったのですが、
どうしても嫌だったので、霊に遭遇するためには新米君が出前したときと同じように
チャイムを押して声をかけるべきだ、と言ったあとで
うあーこえーこといっちゃったーと後悔するようなことを提案してしまったのでした。
97 :
3:04/02/12 01:13 ID:oe0uNp1Y
これには二人も反論できなかったらしく、新米君にすべてが任されることになりました。
意を決してとうとうチャイムを押しました。
‘ピン・ポーン‘・・・無人のフロアにチャイムの音が響きます・・・変化なし。
つれにつつかれて新米君が口を開きます・・・
***でーす・・出前をー・・・とても小さな声。んなもん聞こえるかと3人とも思いましたが
それ以上要求しませんでした。
しばらくしても何も起こりません。3人ともほっとしつつ次の段階、ここからが本番、
鍵を開けて中に入るのです。当然それは私の役目、逃げるわけにはいきません。
ポケットから鍵を探り出し鍵穴に近づけそこで二人に目で確認すると、
二人とも力強くうなずきました。ああコイツラとは長い付き合いになりそうな気がする・・・
と考えながら鍵を挿し込み・・カチャリ・・と開錠し鍵を引き抜きました。
ノブに手をかけドアを軽く少しだけ開こうとしたら動きません。
どうやら長い間開けていなかったため縁が錆びているようです。厄介なことになりました。
結構な力を入れて開けないとなりません。ぐっとドアを引くとズズッとドアが開くようです、
ぐいっと引くとドアが開きましたが直後に
‘ガシャン‘とすごい音とともにドアが引っかかりました。
「ひっ・・チ・チェーンかかってる・・・」
なんとドアの内側からチェーンがかかっていたのです!
もう十分でした。私たちは口も聞かずに階段を駆け下りると、車に乗りその場を離れました。
鍵を閉めてくるのを忘れましたがどうでもよかったです。
新米君は翌日熱が出てすし屋を休んでしまったようです。
私はもうその物件を斡旋するのはさすがにいやになりその後一度も行っていませんが、
ほかの業者が3階に何人か外人を入れたという噂を聞きました。
後からすし屋で聞いた話ですがあの後もすしと白焼きの出前の注文が2回ほどあったそうです。
あの部屋から・・・
249 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/23 14:06
友人からの又聞きです。
ある海岸に友人達と遊びに行ったA君は波にさらわれ溺れてしまった。
その日の内に死体は上がらず(発見されず)何日か経過したある夜、一緒に
遊びに行っていたB君の枕喪にA君が立ち『今、○○海岸の岸壁の下にいる。
寒くて寒くてどうしようもないんだ。オレの服を上から投げてくれ。』
それを聞いたB君は翌日、その事をA君の両親に話し早速岸壁の上からA君の
服を投げ入れたとの事です。
翌日の朝早くA君は投げ入れられた服を着て発見されたとの事です。
私の住んでる町にも有名な出る部屋があります。
トイレのドアの「鍵のつまみ」が一人でゆーっくり動くんだそうです。
「閉」がじわーっと「開」になる。
職場の女の子が住んでたんだけど結構そんなのには慣れてたらしく
「いいかげんにせーよ。こらぁ。」とドアノブに呟いてたそうです。
用を足しながら。
(1/3)
リサの高校では、入学してすぐにレクリエーション学習があった。
県の施設に一晩泊まって、クラスメイトとの親睦を深めようというイベントだ。
しかし、その学校には女の子が極端に少ない挙句、リサは女の子の友達を
作るのが苦手だった。結果的に、夜は男の子の部屋を訪ねてお喋りしに行った。
深夜に大勢が話す事といえば、恋バナか怪談。リサ達は怪談で盛り上がった。
その間、同席していたヤンキーは何度も「くだんねぇ」と言っていた。
そのうち誰かが語り始めた怪談。
「この話を聞いたら、奴は必ず来る。帰ってもらうためには呪文を7回唱えろ」
みんな笑いながらも7回唱えた。リサは幽霊など信じないが
来ないに越したことはないと7回唱える。
しかしヤンキーが馬鹿馬鹿しいと騒ぎ始めた。みんなが
「簡単な言葉を7回唱えるくらいで、子供みたいに意地になるなよ」
と言うと、それを「幽霊を信じる弱虫だ」とますます馬鹿にした。
リサは次第に嫌な予感がしたという。と言うのも、先程から誰かが
この部屋をノックしているからだ。「入りたいのなら勝手に入ればいい」
そう思ってはじめは無視していたのに、入ってくることもなければ
呼び掛けに返事もしないし、鳴り止む気配もない。誰かの悪戯だろうか。
そこへ、どうしてここに居るのか分からないくらいに気の弱そうな男の子、弱木田が
リサに声を掛けた。
「ねぇねぇ……」「何よ!」「大木君が起きないんだけど…」
大木君を見ると、ベッドですやすやと眠っている。
「この騒ぎの中、凄い度胸だなぁ」とリサは感心した。
(2/3)
すると突然ヤンキーが「分かった、唱えりゃいいんだろ!!」と呪文を8回唱えた。
みんな口々にヤンキーを罵った。6回ならば1回付け足せばいいだけのこと、
しかし8回では言い直しが効かないからだ。そんな不安をよそに何故かヤンキーは
「幽霊なんて居ないんだよ!!」と得意顔。
次第にノックは「コココココ…」と連打し始める。
ヤンキーが「みんなで俺を騙そうとして馬鹿にしてんだろ!!」と
立ち上がってドアに向かうのを、みんなが止める。
そのドアを開ければ、見知らぬ老婆が鎌を振り下ろしそうで嫌だった。
緊迫した空気の中、また弱木田がリサに話し掛ける。
「ねぇねぇ…」「何!?」「大木君が泣いてるんだけど…」
見ると大木君はベッドの上ですすり泣いている。「大木君どうしたの?」声を掛けても返事がない。
大木君は窓に面したベッドで寝ている。あの窓からも嫌な気配がする。誰も大木君に近寄りたがらない。
異様な雰囲気になった部屋の中で、リサはある事を考えていた。
携帯電話。これで先生を呼べば…!「しおり」に緊急連絡先が記載されている。
その頃の携帯電話は普及し始めで、持っているのはリサとヤンキーだけ。
しかしヤンキーは貸してくれないだろうしリサは自分の携帯電話が呪われそうで怖かった。
躊躇していると、また弱木田が話し掛ける。
「ねぇねぇ…」「今度は何よ!!」「大木君が血を吐いてる…!!」
大木君はベッドの上で眠ったまま、エクソシストのごとく咳込みながら血を吐いている。
もう気が狂いそうだった。
(3/3)
もはやドアのノックはタタコンでドドンガドンなら高得点な乱れ打ちに変化している。
こんな騒々しいのに、他の部屋の人は誰も気付いてくれない。異常だ。
その時、弱木田が「僕が先生を呼びに行く」と言った。リサは弱木田のその言葉に
かなりショックを受けたらしい。自分のエゴで躊躇しているから、こんな気弱な人が
出来もしない事をしようとしている…。
「私、携帯電話を持っているから、それで先生を呼ぶ」
リサは震える指でボタンを押した。どうか幽霊が出ませんように。
ちゃんと先生が出た。混乱する生徒たちの話は明確には伝わらない。
鳴り止まないノックの話をしても、悪ふざけだと思われている。
とにかく部屋に来てもらう事を約束した。
いつの間にか、乱暴なノックは止んでいた。先生は事態が理解できていないから
長い時間が経った後、部屋にやって来た。リサは腰が抜けていた。
うずくまるリサを先生が抱え起こそうとした時に、初めてガクガク震えているのが分かったと言う。
「おまえらさぁ、夜中にギャーギャー騒ぐから、全然眠れないだろ!!」
突然、ベッドから起き上がった大木君が平然と言い放った。
「いや…。それよりもアンタ、顔見てみ」「はぁ、ナニ言ってんの!?」
だが、血だらけの自分の顔を見て「オオーッ、なんじゃこりゃあ!」と叫んでいた。
それから医務室へと強制収容となった。
リサはそれから、少し霊の存在を信じるようになった。ヤンキーはどうだか知らない。
これは何かの本にも取り上げられたらしいので知ってる方もいるかもしれないのですが。
父が防大の後輩から聞いた話らしいのですが、
ある防衛大学の4年生が夜遅くまで課題をやってて片付けて帰るころには
もう真っ暗になっていました。
帰ろうと外に出てちょっといくと、どこかからざわざわ大勢が騒いでる音がする。
こんな夜中に?と気になって音を追っかけると、
とっくに灯の落ちた食堂にどうも何人か人が入り込んでいるらしい。
厨房のいたずらか?と思って注意しようと食堂の扉を開けました。
そこでは沢山の「手だけ」が盛んに万歳をしていました。
うわっと思ってその人は当直のいる事務所に転がりみ、一緒に確かめにいきました。
が、もう一度言ったときには食堂は静かな普通の場所でした。
そして翌日、昭和天皇がなくなられたそうです。
当直の人の日誌にも、記録として残っているらしいですが。
104 :
1:04/02/22 20:44 ID:jV4IUt5c
母はその昔、大変なキャリアウーマンで人事部にて活躍していたそうです。
母はそろばん一級の腕ですし、人事部にいた事もあり記憶力に大変優れています。
60に近い今でも、大変な記憶力です。
なので、一度会った人の顔と名前は瞬間で覚え、絶対に忘れません。
時々、道で声をかけて、向こうに「?」という顔をされた事も
何度かあるそうです。
しかし、その母がどうしても覚えられない「顔」というものがあるそうです。
一度ならず、二度ほど会っても、どうしても顔が思い出せない。
名前を言っても「ええーと、どんな顔だったかしら・・・。髪の毛はあった?
白かったかしら?」等と、母にしてはとぼけた答えを出す時があるのです。
そういう人は、必ず、近いうちに、他界します。
ほぼ、100パーセントの確率なんです。
105 :
2:04/02/22 20:44 ID:jV4IUt5c
母は自分でそれをわかっていますから、一度会って顔を覚えられないと
「あの人、長くないわね」と言います。
そして、それは必ず当たるのです。
母に言わせると、それは別に能力ではなく、
その人自体の生気がかなり薄くなっているせいだというのです。
事故でも病気でもなんです。
ですから、人間の存在自体が薄くなっているせいか、ぼんやりとしか記憶が
残らないとか・・・。
テレビを見ていても、ぼんやりと写る芸能人とかいるのに気が付きませんか?
そういう方は長くないです。
実際、私はそういう能力はありませんが、暮れに「お正月を写そう」のCM
で、荒井注が出ている事に私は全く、本当に全く気が付きませんでした。
亡くなった後に「これが最後の仕事」として、各テレビ局が
このコマーシャルを流しましたが、本当にぼんやりと、
はっきり写っていないのにびっくりしました
(他のドリフの人は、かなりはっきりと顔がわかるのに)
なので、人に会ってなんだかぼんやりとしか覚えられない、とかいう時は
要注意です(自分が注意したって仕方ないかも・・・)
以前、刑務官をしていた人から聞いた話。
死刑執行の際のボタンは三つあって、
うち一つが本当に足場が外れる仕掛けになっているそうです。
それを三人で押すことにより、普通は誰が実際にボタンを押したか
判らないようになっているのですが、
ボタンを押す役は持ち回りでやらなければならないとのこと。
ついに、その人にも順番がまわってきたのですが、三人で一斉にボタンを押す所で
「ふと思いついて自分だけ押さなかった」のですが
無常にも足場はそのまま。さすがに再執行の際は三人一緒に押したそうです。
刑務官は給与自体は良いらしいのですが、
皆さん供養等でほとんどを使ってしまうとの事です。
107 :
Classical名無しさん:04/02/23 22:26 ID:xib5Kv/o
この前母から聞いた話。
母が小学一年の頃家を新築した時の話です。初めて新しい家に入り、
その日は家族全員で同じ部屋に寝たそうです。そしてみんな寝静まった頃
母は子供の声が聞こえ目を覚ましました。母には弟が何人かいて
その子が泣いているのだろうとむっくり起き上がり辺りを見回したそうですが
誰も泣いていないらしいのです。おかしいな、と思い寝ようとするとまた泣き声が。
よく聞くとそれは生まれて間もない赤ん坊の「ホンギャア、ホンギャア」という泣き方。
そこまで小さい子供はうちにいないと思い怖くなり布団にくるまっていると今度は女の
人が「おーよしよし、おーよしよし」と子供をあやす声が聞こえてきたそうです。
いよいよ怖くなった母は必死に寝ようとしましたがその二つの声は止むことなくずっと続いたそうです。
次の日父にそのことを話すと顔色を変えて「そんなこと口にするな!」と怒鳴られたそうです。
文章力なくてあんまり怖くないけど小さい時初めて聞いたときは((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
長文スマソ
>>107 いや、充分怖かったよ。大丈夫。
さて。それじゃあ、今度は俺の不思議体験話だ。怖くはないが。
昨日、俺は電車の中でぼーっと本を読んでいた。
すると途中で乗ってきた男子高校生(?)三人組が、おかしな話を始めた。
仮に3人を田中(田)・山田(山)・ガチャピン(ガ)としよう。
田「あーもう駄目だよ。もうあそこじゃ俺歌えねぇよ」
山「馬鹿。大丈夫だっつの。お前上手いって。
それにそんなにアレが気になるなら、もっと上手くなりゃ気にならなくなるって」
田「そんな急に上手くなれるかよ」
ガ「そうだ髪剃ろうよ!!ハゲにしよ!髪剃ると歌上手くなるって聞いた!!」
田「はぁ?ありえないだろ。何だよそれ・・」
この次あたりからおかしくなってきた。
山「あ、それ俺も聞いた!!よし、俺達が剃ってやるよ!バリカンで」
田「え・・マジで!?ホントか!?」
ガ「マジマジ。二人っとも聞いた事あんだから間違いないよ」
田「じゃ・・剃るか!」
山・ガ「「っしゃあ!!」」
そして、しばらくして田中が降りていった。手を振って見送る二人。
山「明日、バリカン買わなきゃな」
ガ「うん。あいつの為だからね」
いい話なのかもしれないが、俺は何かがおかしいと思った。
あの時のもどかしさといったらない。
109 :
Classical名無しさん:04/02/26 21:17 ID:xib5Kv/o
>>107 新築なのに、なぜ?
((((;゚Д゚))))
>>108 田中がまるめ込まれていく過程がなんとなく怖いです。
ガンガレ田中
行列、で思い出したことがある。
たいしたことない話なんだけど。
僕は男子校出身なんだが、ある日、朝の集会で、体育館に見知らぬ生徒とすれ違った。
オカマみたいな、男らしくない顔で、おかっぱ頭。
僕はその日から、彼の顔が脳裏に焼きついて、離れなくなってしまった。
だって、顔の皮膚が灰色だったから・・・。
それから、全校朝礼や、学園祭などでたびたび彼の姿を見るようになった。
奇妙なのは、彼を意識しだした日から、家の近所でも彼を見かけるようになったということだ。
そして、遠い田舎の祖母の家の近くでも彼を見たときは、正直ぞっとした。
今、現在僕は学校を卒業し、会社に入った。
未だに、彼をたびたび見かける。特に行列に並んでいるとき、必ずいる。
出張で北海道に行ったときは、同じ飛行機に乗ってた・・・・。
灰色の顔の男・・・。
私が中学生の頃の話。私の中学校は3つの校舎にそれぞれの学年の教室があって、
校舎と校舎の間に渡り廊下と中庭があり、中庭は池や芝生なんかがありました。
花の類はなく、葉っぱだけの観葉植物が多く植わっていたと記憶しています。
その中庭の芝生に、いきなり一輪だけ彼岸花が咲きました。
何月かは覚えていませんが、冬服だったことは覚えています。
その彼岸花を先生が引き抜いた翌日、同学年の子が心臓マヒで亡くなりました。
ご冥福をお祈りするとともに、今もちょっと怖くて記憶に残ってる話。
小学校の頃なんですけど、
ちょっとマセたガキで、電化製品とかいじるのが好きだったんですね。
それでその時は、TVのチャンネルをチューニング(分かりますか?)して
新しいチャンネルが入らないかと思っていじって遊んでたんです。
それから、しばらくチャンネルを探してるとしてると、
見た事ないチャンネルが映るようになったんです。
喪服着た人が5〜6人写ってて、誰かのお通夜みたいなんですね。
だけど、そのシーンでずっと止まって全然動かない。
なんだろうと思って、2分位ずっとそのままにしてると、
急にソイツ等が一斉にこっちを向いて睨んできた。
泣きそうになって急いでテレビの電源切りました。
何かの番組だったのかな?
114 :
Classical名無しさん:04/03/07 19:42 ID:xib5Kv/o
>>113 ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
115 :
Classical名無しさん:04/03/07 20:04 ID:8BvStArI
102名前:実話まゆみ投稿日:04/03/03 22:03
1980年の4月
オレは大学という大学を落ちて、予備校生の身となった。
どこの誰という訳でもない、無価値な「浪人」という19歳の男に
親は今一度、無駄な金を使い、意味の無い「新生活」が始まった。
3月の半ば、ダメ人間の見本のようなオレは、念仏のように「やれば
できる」と繰り返す母親に頷きながら、新聞広告に眼の焦点を合わせ
ていた。
「朝○新聞奨学生」それがこの話の全ての始まりだった。
予備校の入学金を出してくれて、しかも家賃はタダ。食事も付いてる。
親に黙っていれば、親から預かった金は全部小遣いになる-何の文句も無い
天国のような話だった。もちろん受験勉強などする気など最初からなかった。
新聞配達なんてバイトの延長(というかそのもの)とタカをくくっていたオレ
のアテが外れたのは、初日の挨拶の時だった。まず320部の朝夕刊配達を
言い渡され、その日の夕方には、「今日から折込みもやってくれよ」と販売
店舗のオヤジから宣告を受けた。つまり毎日2時起床ということだ。
午前3時、配達を始める。見ず知らずの街、こんな事でもなきゃ一生関わり
合わなかった街を「順路帳」を頼りに駆け回る。鼻をつままれても分からない
闇の中を、「赤い郵便受けから2m左、奥に曲がって3軒目、そのまま後ろ
2つ目ドア」・・・順路帳は街を1本の線に変えてしまう。配達員はそこをひた
すら走る鼠だ。まるで巨大な迷路に迷い込んだような気分だった。
夜の闇は本能的に人間を恐怖させるらしい。
だが、配達員は死んだ人間=幽霊よりも生きている人間の方が恐ろしい。
ほとんど毎月、この地区のどこかで窃盗や殺人事件が起こっているという話
を聞いていたし、暗闇に身を潜めている姿を見ても気付かないふりをしろと
アドバイスされていた。
103名前:実話まゆみ投稿日:04/03/03 22:04
大阪の新興住宅地といえば聞こえはいいが、ようは昔から住み着いている
貧民と浮世離れした若い世帯の肥溜めだ。街中が無関心と孤独の冷気で
沈んでいるように思えた。
そして何の変哲も無い、当たり前のような○営住宅501から「それ」はオレの
世界に入り込んできた。いや、正確には「それ」が居ることに「気が付いた」。
やっと仕事に慣れてきた5月、オレは集金業務までやらされていた。集金の
辛さはやったものじゃなきゃ分からない。わざわざ新聞代を払って引っ越すよ
うな人間はこの街にはほとんどいない。何日か新聞受けに新聞が溜まって
ようやく「居ない」ことに気付く。
501もそんな溜まり具合だった。
「またかよ しょうがねえな」
オレは今日何軒目かの「もう入らない新聞受け」にイラつきながら、古いのを
引き抜いて新しいのを入れようとした。その時、引っかかった古新聞と一緒に
ドアがほんの少し開き、カミソリを引いたような玄関灯の鈍い光がすうっと伸びた。
「あれ?開いたよ・・」
いつものオレなら、そこで悲鳴が聞こえようが絶対ドアを開けることなどしなか
ったはずだ。もちろん悲鳴なんかない。
それどころか物音ひとつせず静まりかえっている。
「はいはい、逃げちゃったね またこっちが怒られるわけね」
オレは、ドアを開けて、積みあがっていた新聞を玄関に蹴り戻した。
どうかしてたんだと思う。いや後のことを考えると、この時すでに「それ」に呼ば
れていたのかもしれない。
501の主は、壁と自転車の間でうずくまるように座っていた。
凝視しないと、それが人間であったことなど分からないくらい、変色し腐乱していた。
104名前:実話まゆみ投稿日:04/03/03 22:06
憶えているのは猛烈な臭いと、夥しい蝿の群れだ。不思議と主そのものの記憶
が無い。記憶にあるのは周りのものばかりだ。
警察の現場検証が終わり、小さな新聞の記事で501の主が元教員で孤独な
老人であったこと、子供夫婦と不仲で一人暮らししていたこと、死後2週間経
っていたことなどを知った。
都会で孤独に沈む老人の境遇に、19歳のオレは何の感傷も湧かなかった。
この街の瘴気に侵され始めていたのかもしれないが、オレは集金のことで怒られ
なくて済んだ事の方が大事だった。
そして、「それ」はやってきた。
新聞配達をする者にとって、雨は大敵だ。もう梅雨の気配が漂うこの時期、借上
げアパートの屋根に落ちる雨音はそれだけで憂鬱になる。新聞のビニール袋詰
めを計算すると1時間早く出なければならないからだ。
501の件の翌日深夜、オレはザーっという雨音で目が醒めた。
「雨かよ クソッ」
オレは押入れからカッパを取りだし、アパート内の1階にある下駄箱から長靴を
取ってきてもう一度2階に上った。1階の玄関は鍵が掛かっていて、配達員は
2階のドアから出入りするよう言われていたからだ。オレの部屋は2階の東の端。
出入口はすぐ隣だ。
オレはドアを開け、外に出た。
星が輝いていた。
「晴れてんじゃねえかよ」
寝ぼけてたかな?とカッパや長靴をしまい、折込作業に出かけた。何事もない
普通の1日だった。
そしてその夜、オレは雨音で目が醒めた。
105名前:実話まゆみ投稿日:04/03/03 22:07
「あれ?雨か・・・」
オレはまた押入れからカッパを取りだし、1階の下駄箱から長靴を取ってきて外に出た。
星もない暗い夜だったが、雨は降っていなかった。
「ふざけんじゃねえよ 何だよこれ?」
誰に文句を言う訳にもいかず、カッパや長靴をしまい、また折込作業に出かけた。
変だなとは思いつつも、別に気にもとめずその夜も眠りについたが、なんとその夜も
雨音で目が醒めたのだ。さすがに、布団の中でしばらくじっとしていたが、そのうちに
「雨音」だと思っていた音が、木の葉っぱの束で屋根を擦るような音だというのに気
が付いた。
「風で木の葉か何か当たってんのかな?」
オレは布団から出て、電気もつけずそのまま窓まで行って古いサッシを開けた。
当然のように雨は降っていなかった。そして-
その「音」は止んでいた。
オレの疑問は、そのことを考える暇もなく、突然隣の部屋からのものすごい唸り声に
吹き飛んでしまった。それは唸り声というよりもがき苦しむ声だった。踵で床を蹴る
ような音もし始め、階下の大家のおばはんも文句を言いながら上ってきた。
ひとつ隣の会社員も起きてきて、ドアを叩いて「○○さーん どうしはりました?
大丈夫ですか?」とやってみたが、何の応答もない。
しばらくそんな状態だったが、5分ほどしてようやく○○さんがドアを少しだけ開け、
顔を出した。そしてアパートの住人に言った言葉は
「どうしたんです?みなさん集まって」
だった。何も憶えていないらしいかった。
106名前:実話まゆみ投稿日:04/03/03 22:10
三○アパートの大家はありったけの罵り言葉を、聞こえるような独り言でぶちまけ
ながら下に降りていった。ひとつ隣の会社員も迷惑そうに自分の部屋に帰っていった。
オレは雨音のことなど忘れて、今から寝るわけにもいかず一人でタバコを吸い、
相変わらずの折込作業に出て行った。
その朝、朝刊を配り終えて、予備校に行くためオレは○急の駅に立っていた。
オレの視界の隅っこで人影が不自然に動いた。通勤特急に飛び込んだ瞬間だった。
その人が○○さんだという事を知ったのは、学校から帰ってきてからだった。
夜、いつもよりシーンと静まりかえった部屋でオレはなかなか眠ることができずにいた。
あの雨音のことも気になってきていた。昼間アパートの周りを見たのだが、屋根
に届く木など無かったからだ。一体何だったんだあの音は?という疑問と、得体の
知れない気持ち悪さ、朝の人身事故の光景が重なってどうにも眠れない。
オレが「それ」を認識したのはこの夜からだった。
雨音ではなかった。例えていうならルービックキューブを両側から押さえつけて回した
ような音、きしむような砕くような音が部屋全体からし始めたのだ。
古い建物は昼と夜の温度変化できしみ音がすることもあるらしい。しかし、この音は
そんなものじゃなかった。
オレは全身鳥肌が立つのを感じた。それと自分の意思で起き上がれないことにも気付いた。
金縛りではなく「動いちゃいけない」と誰かに止められているような感覚だった。
しばらくして、そのきしみ音は消えた。
容赦なく仕事はやってくる。またいつものように暗闇の街に配達にでなければならない。
この日は本当に気分が重く、闇が恐ろしく感じた。
107名前:実話まゆみ投稿日:04/03/03 22:11
この街には羽ぶりが良かった頃の紡績会社の団地がいくつもある。今はみる影もなく
住人もまばらで、一棟まるごと空家なんてのもある。そんな団地のひとつに駆け上が
って行った時、オレは立ちすくんでしまった。
それは、その場所からあの501住宅が見えたからだ。闇の中に電気がついている。
「人が入った?いやありえんだろ、さっき通った時は誰も・・・」
凝視するオレの目に、その光がユラユラ揺れて明滅するのが分かった。そして灯りは
消えた。
オレは新聞店舗のオヤジに話した。そして配達地区を変えてくれるよう頼んだ。
そしてオヤジがオレに語った事は驚くような内容だった。
「いやあ、しばらく大人しかったんだけど、また出るようになったんだ。あそこは鬼門
やね。お祓いしてもろたのに納まらんようや」
すでに町内で死人が何人も出ているというのだ。
とにかく次が見つかるまでもうしばらく続けてくれというので、仕方なく引き下がった
が、今まで絶対信用していなかった「お祓い」というものを受けに○○○神社に
行くことにした。そこで一通りのお祓いを受けたあと、護符を頂いてきたのだが
どうにも、自分の部屋に居ると気が滅入って仕方がない。迷信深いわけでも
自己暗示が強いとも思わないのだが、実際にこの目この耳この体で感じた
ものに説明がつかないでいることが不安だった。
121 :
東京フレンズ ◆tOKYoUSE :04/03/07 20:07 ID:8BvStArI
108名前:実話まゆみ投稿日:04/03/03 22:12
そして5日目の夜
「それ」は最後の道連れを探しにやってきた。
同じアパートの○本さんは、普段からオレに親切にしてくれるいい兄貴分だった。
この日の夜、業務用アイスクリームのパックを持ってきてくれて
「なんかここ最近人が死ぬ事ばっかしやな」
と10時過ぎまで話込んでいた。オレは自分の部屋の話、雨音の話、501の
灯りの話を○本さんにした。
「そら考えすぎやで あかんあかん ストレス溜まってんのや どうしても
気味悪いっちゅうんやったら、部屋代わったろか?こっちは北側やし
オレはええで 何やったら今夜ここでオレが寝たろか? 確かめたるわ」
オレは断ったが、○本さんの方が乗り気で、結局2人でオレの部屋に寝る
ことになった。
そしてオレはセットしておいた目覚まし時計で起きることもなく、新聞店舗から
の呼び出しできた大家のおばはんの絶叫で目が醒めた。
○本さんは棒棚に紐をかけ、首をつって死んでいたのだ。
それ以来、オレのまわりで死んだ人間はいない。
いや、その日で新聞奨学生を辞めたオレには、あの街で何人がその後死んだか
知る術がないのだ。
>>115-121 長文でしたが一気に読みました。
原因が霊なのか、何なのかはっきりしないのがこわいですね。
「雨音」じゃない音というのも想像すると怖いです
123 :
1:04/03/14 01:31 ID:Mk/t9PvI
今年の夏、私は過労から体調を崩して都内の某病院に入院した。病院名は勘弁。
当初、私のかかった麻酔科・ペインクリニックの病棟が満員だったため、急遽
空きのあった、脳外科の病棟に入院することになった。部屋は4人部屋。もっとも、
最初の数日は、私以外にもう一人がいたものの、彼の容態は悪化しICUに行って
しまったため、結局、私一人で4人部屋を使うことになる。
部屋は格段珍しさもない普通の病室であった。ただ、気になったのは部屋に
ところどころあったシミである。当時、たまたま「回路」という映画をみていた
こともあって、そのシミに妙な嫌悪感を感じたものの、取り敢えずは気にしないで
いた。
最初の異常を感じたのは、入院して3日目の夜。普段夜遅くまでおきている
ためか、なかなか寝付けなくずっとTVを見ていた。ぼ〜と、画面を凝視して
いてのち、ふと誰かの気配に気づく。殺風景な病室に一人がいやだったので、
そのときは、アコーディオンカーテンを閉め切っていたため、その外側は
当然「影」以外みえない。気のせいかもしれない。でも、確かにカーテン越しに
誰かいた気配を感じた。気を取り直し、その日は、テレビを付けっ放しで床に
つこうと思ったので、切れ掛かったTVカードを買い足そうと病室を出た。
映画のせいもあり、どうしても隣のベッドのシミが人の形にみえてしまう。
気のせいと言い聞かすと、自販機で新しいカードを購入した。帰り際に
看護婦さんが、ステーションにいるのを確認して安心する。
124 :
2:04/03/14 01:32 ID:Mk/t9PvI
病室に戻る。テレビが消えていた。。。カードの残りは少なかったが、確か
あと30分くらいはあったはずなのに。自然とシミの方向に目線がいく。気持ち
形が変化しているように、そのときは見えた。縮こまってた人間が、徐々に
体を伸ばす感じである。
この時点で、かなり取り乱していたのだが、1.看護婦さんが近くにいたこと
2.人間の脳は、何気ない木目や影を都合のよい形に、頭の中で補完しがちである
こと、を思い出し、パニックになることはなかった。その日は、その後寝ることが
できた。
次の日の朝、点滴の交換に来た看護婦さんに何気なく、昨夜の妙な
体験を話した。ややベテランの方で無愛想。「そんなことあるはずない
でしょ」と言われ、テキパキと一通りこなすと、他の病室にいってし
まった。ちょっと腹がたったが、ま〜、確かに偶然だろうと自分を
納得させた。その日の夜は何もなかった。ただ、その次の日の朝に
なって、第2の奇妙な出来事がおきた。
125 :
3:04/03/14 01:33 ID:Mk/t9PvI
その日の午後は、ブロック注射をうってもらう予定があったため、
病室で待機していた。病室はほんわかと暖かったので、少し眠気が
やってくる。ブロック注射の予約があったので、寝坊しないために、
俺は目覚まし時計を確かにセットすると、そのまま眠りに落ちた。
しばらくたって、看護婦にたたき起こされる。寝坊した。そんな
はずはと思い、目覚ましに目をやると。。。。おかしい。時計の
針は、私が眠ったあとぐらいで止まっていた。しかも、肝心の目覚まし
のタイミングが、夜中の3時(am3:00)に変更されている。看護婦に
は寝ぼけていたのだろうと言われたが、全然納得がいかない。確かに
目覚ましはセットした。自慢じゃないが、こういう失敗はしたことが
ない。その時点で、再び3日目の夜の「怪現象」が頭の中でフィード
バックした。すぐに、例の「シミ」の方向を目をやる。「おいおい、
形、また変わってねえか?」
無理を言って入院したせいもあり、病室の変更を頼むことは
できない。不安な状態で、その日の夜になった。
カーテンを完全に締め切り、読書灯は全部オン。TVも当然
付けっぱなし。恥ずかしい限りだが、ベッドの布団から、足の
先さえ出るのも怖かったので、体を縮めて布団を被るように
横になっていた。しばらくして、看護婦が走ってやってきた。
「どうしました?」と尋ねると、どうやら、隣の「無人である
はずのベッド」から、ナースコールがかかったらしい。
一気に鳥肌。30近いことも忘れて、思わず看護婦に怖いと
なきついた。看護婦曰く、「たまに機械の調子が悪いとこういう
こともある」とのこと。そんなことでは納得がいかず、俺は
遂に病室を変えてほしいと願ったが、他はほぼ満杯であり、
かつそんな夜中に移動もできるわけはない。しばらくうなだれたが、
看護婦の困った顔をみていると、情けなく感じたため、一言
謝って、その場を収拾した。
126 :
4:04/03/14 01:34 ID:Mk/t9PvI
ふと思う。。。「シミ」どうなってるんだろ。。カーテンの向こう
側に目をやる。何か嫌な感じ。エアコンが効いているせいか、微妙に
カーテンがふらふら揺れている。確認したいが見たくない。
その後、不安な気持ちのまま30分くらい経ったときだろうか。
カーテン越しに物音。確実に。車輪の音。自分もしていたのでわかった
のだが、これは点滴台が動く音であった。恐怖感で絶叫することは
なかった。というより、声が出なかった。ひたすら音の聞こえる方を
凝視。嫌なことに、音は「例のシミ」のあったベッドから、おれの
カーテンの正面に移動しているように思える。ここで、冷静にも
疑問が浮かんだ。「点滴台なんて、俺のこれしかないのに。。」
今思うと、頭が悪いのだが、ナースコールを押すというオプション
は全然浮かばなかった。圧倒的な怖さと、妙な「確かめたい」という
気持ちがブレンドしたのか、私は目で「音」の方向を追うことだけ
しかしなかった。
読書灯全開で、外は真っ暗のため、当然カーテン越しの影などは
見えない。「あ〜、こっちの影は丸見えなんだろうな〜」と、アホ
な心配がなぜか頭に浮かぶ。しばらくして、音は消えた。
この時点で初めてナースコールを押す。看護婦さんのライトが
見えた瞬間、体の硬直が突如解けた。わずか1時間かそこらの間に
どっと疲れたため、詳しく事情を説明する気にはなれなかった。
何か物音がしたことを説明すると、部屋全体の明かりをつけて
くれて、看護婦は帰ってくれた。その後、30分程度に1回に
見回りにきてくれたこともあり、その後は何も起きず休むことが
できた。 もっとも、例の「シミ」は、やっぱりまた変化している
(拡大?)ように思えた。明日になったら、シミを洗おうと決意
しつつ、そのまま眠りにつく。
127 :
5:04/03/14 01:35 ID:Mk/t9PvI
次の日の朝、となりのベッドのシミを完全にチェックした。よく
わからんが、これがあるせいで、無用な恐怖感に煽られると感じた
ため、洗おうと考えた。左手の点滴が邪魔だったが、俺は持参の
タオルと石鹸でごしごし洗い始める。なかなか落ちん。看護婦は、
半分笑いながら、こっちの作業をみていたが、止める気がしなかった。
時折、タオルに「汚れ」みたいなものがついているのを確認すると、
「やっぱり、ただのシミか」を自分を安心させた。1時間くらいすると、
シミは結構消えた。まだ、赤茶色に残っている部分はあったものの、
大方は大丈夫になった。看護婦もこれなら安心と冗談といってくれる。
いずれにしろ、これで退院まで無事に過ごせると思った。あと2日間。
また、その日で点滴が終わることも、気分を楽な方向に持っていた。
もっとも、最悪の出来事はその日の夜に起きた。
その日に会社の友人が大勢で見舞いにきてくれたこともあり、気持ち
は大分リラックスしていた。当初は、部屋の蛍光灯を全開で寝ようと
思ったものの、やはり消してねることにした。読書灯も全て消し、
テレビだけをつけて横になっていた。もう安心と思った。。。。
突然、目覚ましがなる。心臓がとまる思い。チョップをするように
目覚ましのある方向に手をやり、目覚ましを止める。
おかしい。あの日以来、目覚ましは使用していない。オフの
ままのはず。急いで読書灯をつける。時計をみる。。。。タイミングは
また3時?。。。つまり、時計の時間は3時にずれていた。
今度は、カーテン越しに電球か何か?がパチパチする音。クラッカー?
のしけったような音がする。そして、一瞬の犬のような低いうなり声。。。
カーテンはゆらゆら揺れている。体の振るえがとまらない。
128 :
6:04/03/14 01:35 ID:Mk/t9PvI
本能的に布団を被った。心の中でお経を唱える。出て行けと唱える。
しばらくたった。耳をすますが、何も聞こえない。布団の外に出る気は
起きない。このまま朝になるまで、布団を被ってようと決意する。布団
とベッドの隙間も作らないようにびっちりと押さえつける。
しばらくすれば、ナースの点検もくる。振るえは相変わらすとまらん。
しばらくして、突如頭の方に違和感。布団の上から、何かに頭をおさえ
つけられてる感じ。もうだめだった。その瞬間、俺はとんでもない雄たけび
をあげながら、布団を被ったまま、ベットから前に飛び出した。
カーテンに体は半分巻かれる。そのとき、背中に感覚があった。
手である。しかも、一人二人ではなく、何人も手で背中を触られる
感覚があった。再び、雄たけび。頭かくして尻隠さずの状態で、
振るえ続けていたところに、看護婦らがやってきた。電気がつく。
どうしたんですかと声をかけられる。涙目のまま、後ろを振り向く。
誰もおらん。でも、確かに何かに頭を押さえつけられ、かつ背中を
無数の手?で触られた。ふと、「例のシミ」があった方向に目を
やった。何もない。洗った後のままだった。。。。。。
気が変になったのか。。
129 :
7:04/03/14 01:36 ID:Mk/t9PvI
その後、結局病室を変えてもらい、かつ看護婦が、1時間に一度
に俺のところだけ見回りにくるという体制で、その日および次の
日の夜を終えて退院した。もうその時点では、看護婦連中に半分
変人扱いされていたので、おれはそそくさと退院の準備をした。
目覚ましを含め、一切そこで使用していたものは捨てた。
最後、病室を出るとき、次の患者(学生さん?頭に包帯で
うつろな目。。)が俺のいた病室に入っていくのが視界に入った。
呼び止めようとも思ったが、やめた。
結局、俺は何も「見てはいない」から。偶然やストレス・疲労に
よる変調が重なった単なる「喜劇」だったのかもしれないから。
130 :
Classical名無しさん:04/03/15 21:29 ID:64CuE4oQ
フランスに旅行に行った時のこと。
俺はかなり古くてぼろぼろなホテルに泊まった・・・。
フランスの古いホテルなどは霊が出ると有名なスポットがいくつかある。
そのホテルもそのうちの1つだったのだ。
夜、俺は次の日の朝の6時に目覚ましをセットして眠りについた・・・。
「ピー、ピー。ピー、ピー。」
目覚ましがなった・・・俺はもう朝になったのかと思って時計を見た。
しかしまだ夜中の1時だったのだ。俺は恐ろしくなった・・・早く朝になってほしいと思った。
早く寝ようと思って布団にもぐりこんだ・・・
布団の中には俺のほかにもう1人いた。中世のヨーロッパの貴族の女性のような人間が俺の顔を
凝視していたのだ。俺はホント心臓が止まりそうになった。部屋を超速で飛び出てフロントに部屋
を変えてもらうように頼んだ・・・。
あれが俺の最初で最後の霊視体験だろう。
131 :
Classical名無しさん:04/03/16 15:44 ID:WKGlwSvk
小学校6年の時の話。
ある日俺が給食当番で給食をみんなの席に
配ってた時のこと。その日たまたま学校を休んでいた
高橋さん♀の椅子の上のクッションの上に卵スープをこぼしてしまったんだ。
俺はやばいと思ってクッションを持ち上げた・・・。
するとクッションの間からしなびて固くなったパンがたくさん落ちてきたんだ・・・
「ボタボタ」って音がしたのを今でも覚えてる・・・一体アレはなんだったのか今でもわからない。
今では僕らは中3・・・高橋さんには「ブレッド」というあだ名がついています
私はロッカーというものをあまり使用した事は無いのですが
先日、たまたま某ターミナル駅のロッカーにボストンバッグを預けました
翌日荷物を取りに行き、1日以上経過してしまったので超過料金を
投入して取り出したのですが
ボストンバッグの上に写真が何枚か裸でのっているのです
そんなものをロッカーにいれたつもりはありません
写真を見てみると、誰が撮ったのか
私がロッカーに荷物を預けるところが何枚かに分けて撮られていました
しかも全てロッカーの中からとられたように、ロッカー自体は写っておらず
カメラの正面に自分の体が写っているのです
まるで私がカメラに向かって手を伸ばしているようです
そのアングルは誰かが撮ったにしてはどう考えても不自然なのですが
最後の一枚はさらに不可解でした
去り行く私の後姿が写真の右のほうに写っており
正面には灰色の服を着た長髪の女が写っています
女の顔は全体にぼんやりしていて、目、鼻、口がかろうじて確認できるくらいです
気味が悪かったので写真はそのまま駅のゴミ箱に捨てました
今でも街で灰色の服を着た、長髪の女の人を見かけるとついあの写真を思い出してしまいます
>>130 「呪怨」みたいですね。
布団の中にいるって怖い・・・ でもちょっとフランス ウラヤマ( ゚Д゚)スィ...
>>131 ブレッド高橋w かわいいのかどうかが気になる
電車でGO!の何作目か知らないけど、
風景の中に描かれてない建物があるとか。
そこは地元では有名な心霊スポットで、
電車でGO!の風景にも入れようとしたところ、
バグ、開発者の体調不良が続いて、その建物自体風景から消したとか。
さりげなく怖いお話。
よくあるパターンなんだけど、波間に頭だけ出ていて
「おーいおーい」っていう霊は結構頻繁に見たらしいよ。
太平洋のどまん中でさ。オヤジが当直に立った時とかも、
何度か見たって言っていたよ。いきなり「おーいおーい」だもの。
最初は慌てて「漂流者だ!」ってみんなを呼んだりしたらしいけれど。
古参のひとは航路のどこでそれが出現するか知ってるらしく、
「ああ、またか・・」って言うんだって。
当時の船は、レーダーとかも無かったのかな?いやあったのかも
しれないが精度がイマイチだったのかもしれない。そのせいか、
船首と船尾に立って、毎日交代で航路を見る「ワッチ」という当直が
あったらしい。そういう時に出るんだって。
太平洋の、激戦地の近くとかでよく見たって言ってた。
きっと戦時中の船が多く沈んでるのかな。
その「おーいおーい」を見た後は、船のみんなで
オニギリや酒、タバコなんかを海に投げ入れてやるんだって。
怖いって言うよりも、同じ船乗りとしてすごく悲しいんだって。
だから「日本に一緒に帰ろう。この船に乗れよ」って
心の中で必ずみんな言ってたそうだ。
船が転覆して、何日か漂流した人の話が恐かったYO!
「リンゴを買いに行ってくる」「タクシーでお姉さんが迎えに来た」といって、
救命ボートから海へ飛びこんで死んで行く。
「そりゃ幻覚だよ!」って止めようとするんだけどそれを振りきって。
真昼間、ガス屋さんがメータを交換しにきた時のことだ。
1階に3つの部屋がありその真中の部屋に自分は住んでいる
隣の部屋の住人は学生さんでその学生さんには彼女が出来たらしく
そのその彼女と一緒に住んでいるが
その日は二人とも、朝から出掛けたのを知っていた。
ガス屋さんがその学生さんの部屋の呼び鈴を押した時
しわがれた女性の声で
「はい、どちらさまですか?」
と言う声が誰もいないはずの部屋の中から聞こえてきた。
この時、自分は次は自分の部屋にガス屋さんがくるのが
わかっていたので自分の部屋のドアを開けようとドアの付近にいた。
再度、呼び鈴を押すと今度は何も反応がない。
「さっきどちらさまって言ってたよな?」とガス屋さんの2人組み。
さらに自分も聞いている。とっさに自分の部屋のドアを開けて
「今日はお隣いませんよ...」と伝えたらガス屋さん2人と固まってしまった。
自分の部屋にいると誰かに覗かれている様だったり
玄関のドアを開けて部屋の中を通り
誰かがベランダから出て行く気配が頻繁にするのは何故??
我が家は田園地帯にあり、大きな道路を外れると見渡す限り田圃たんぼ。
道路沿いなら店もホテルもコンビニもあるが、裏に回ればひたすらたんぼ。
数年前、夜10時過ぎに、母と二人で車で裏道を走っていた。
辺りは当然、見渡す限りたんぼで誰もいない。
街灯は時々ポツンとある。裏道と交差する農道もある。
トラクターしか通れない程度の農道も、昼間なら消失点まで見える。
街灯の下に、黒い枠のついた看板があった。通り過ぎしなに読んだ。
“『高橋家→』”
・・・母が一言、
“この先に高橋家なんてないよ”
ないよなあ、家もないのにさー。
今も用事があればその道路通るが、相変わらずの風景。
あの看板そのものも、どだいそれを見て行く人がいるのかと思うような場所。
思い出すとしみじみ怖い気がする。
高校のとき軽井沢での軽い目撃譚。
泊まったホテルは新館と本館が別棟で、敷地の右手は森でした。
夜中に独りで本館のゲームコーナーに向かって歩いていたら、
森の中、自分から5mほど離れた視界の端に、白い影がスッて通ったんですよ。
非常階段のマークってありますよね。そのシルエットなんです。
こう、腕と足を曲げて静止した一枚看板みたいのが、音もなくスッと。
ただし大きさは2mくらいで、浮いてて。
ああいうときって、なんとか論理的に説明つけようと脳がフル回転するもんですね。
自分は「さっき向こうの峠を降りてた車のヘッドライトが網膜に焼きついた」説を
一瞬で頭につくり上げて、ビビリが足に出ないようそおっと歩きました。
が、森を曲がった瞬間、また視界の横を2mの非常階段のマークがスッと。
陸上部所属の名に恥じない猛ダッシュを見せましたよ。えぇ。
余談。当時は非常階段のマークではなくて「ハリックス55の絵」といってました。
本館で脱ぎマージャンゲーをしていた友達のとこへ走りこんで
「ハ、ハリ、ハリックスゴーゴーがっ」と叫んだ自分。
140 :
1:04/04/12 22:46 ID:rJXUtick
私が小学5年生の時に体験した出来事です。
何時間目かの休み時間、私は友達と4・5人でトイレに行きました。
(私は恐がりなので、いつも誰かと一緒に行ってたんです。)
その時も友達と他愛ない話をしながらトイレに行ったんです。
学校のトイレって左右に3:4ぐらいの割合であって、一つだけ奥に洋式がありますよね。
私達がトイレに行くと奥の洋式の戸は閉まっており鍵もかかっていました。
そして異様な光景だったのは戸の下の5センチ程の隙間から
トイレットペーパーが丸々一個分位散乱していたのです。
散乱といっても切れ切れではなく、中心の紙筒から巻き取ったという感じです。
よく見るとそれはカラカラと音を立てながらその5センチ程の隙間に
結構な速さで吸い込まれていくのです。まるで誰かが手で巻き取っているかの様に。
私達は誰か生徒が中で引っ張っているのかと思い、
「誰か入ってるのー?」
と声をかけました。が、返事がありません。
ただひたすらにカラカラと個室の中にトイレットペーパーを引き込んでいます。
気味が悪くなった私はどうしようか、と一番仲の良い子に話し掛けました。
その友達(Cとします)はあまり恐いとは思ってなかったみたいで、
「じゃ私があれ止めてみるよ」
と言って片足で吸い込まれていたトイレットペーパーを止めてしまいました。
個室の中ではそれ以上無理に引き込む事はしないみたいで
音も止み、トイレットペーパーも止まりました。
141 :
2:04/04/12 22:47 ID:rJXUtick
そして、なんとCはそのまま片足で中に巻き取られていってたトイレットペーパーを
引きずり出してしまったのです。
中からは相変わらず何の反応もありません。
私を含め他の友達は恐がってトイレの入り口で固まったままですが
Cはよほど個室の中が気になったのか戸の近くの窓枠に足をかけ、
個室の中を覗きました。
「…誰もいない…」
そのCの言葉を聞いた私達は一目散に悲鳴をあげながら教室に戻りました。
先生に泣きつきましたが、当時の担任はまったく幽霊などを信じるような
人ではなく、そんな事ある訳ないでしょう。と強く言われてしまいました。
その後はすぐ授業が始まってしまい、学校生活をしていく上でそこの
トイレを使う事はありませんでした。
こうして今文章にすると恐くないですが、
当時小学生だった私にはすごく恐い体験でした。
そして何より不思議なのは、なぜ、カラカラと音がしたのか。
もし人が引き込んでいたのであれば手を使うので音はしないはず。
カラカラという音は、普通、日常生活でトイレットペーパーを
備え付けの場所から引っ張る時に発生する音ですよね。
なぜその音が逆に、個室に引き込まれるときに発生していたのでしょう。
もう10年も前の事なのでこれくらいの事しか思い出せませんが、
カラカラという音がした事は確実に覚えています。
僕1人が経験した、ほんのりコワイ話。
20年ほど前。
父方のばあちゃんの家に泊まった。
夜、眠れなくてなんとなく出窓を見ていた。
月明かりをバックに、出窓にうつぶせに置かれてたミッキーマウスの人形が
顔を突っ伏したまま手足をもぞもぞ動かしていた。
立ちあがろうとしているみたいだった。
怖いと言うより不思議な気持ちで、しばらく観察していたが
そのうちに僕は寝た。
……朝起きたら、そのミッキーマウスの人形は仰向けになっていた。
その日に帰ったので、後の事はしらない。
143 :
1:04/04/20 01:10 ID:6UDc0qcA
旅行先で急に予定が変更になり、日本海沿いの、
ある歴史の古い町に一泊することになった、そのときの話。
日が暮れてから、最初に目に入った旅館に入ったんだけど、シーズンオフの
せいかすんなり部屋が取れた。表から見たときには気がつかなかったけど、
なんか格式のありそうな旅館で、長い廊下を案内されてたどり着いたのは
古くて立派そうな部屋だった。柱なんか黒光りしていて。
とはいえ、よく心霊話にあるように、嫌な気配を感じたとか、寒気が
したとかいうことはなかった。(というか、そもそも霊感みたいなものは
ないんだけど)畳や調度品も新しく清潔で快適な部屋だった。従業員も愛想が良い。
飯を食って露天風呂につかって、さあ、あとは酒を飲んで寝るだけ、
と部屋でくつろいでいると、窓の外から何やらにぎやかな音がする。
144 :
2:04/04/20 01:11 ID:6UDc0qcA
カーテンの隙間からのぞいてみると、植え込みの向こうに大きな離れのように
なった建物があって、そこの座敷で宴会をしているらしい。
騒がしくされたらかなわないなと思っていると、三味線の音が耳に入った。
芸者さんらしいのが二人ばかり、ゆったりと優雅に舞っているようすが、
障子越しに見て取れる。ほう、いまどき、と思ってよく耳を傾けてみると、
手拍子ひとつ、笑い声ひとつ取っても、なんともいえない品がある。
セクハラおやじどもがカラオケをがなりたてるウチの会社の宴会とは
大違いだ。今でもこういう遊び方をする人がいるんだな、と陽気さのおこぼれ
にあずかった気分で酒を飲み、酔いの回った体をぬくぬくと丸めて、
夜が更けてますます盛り上がる宴の賑わいを遠くに聞きながら
眠りに落ちたのだったが、翌朝窓の外を見ると、植え込みの向こうには
有刺鉄線を張られた雑草のはびこる空き地が寒々とひろがるばかりで、
座敷と見間違えそうな建物の影もなかった。
中学生の頃の話です、クラスに少し変わった子が居て
その子のしぐさや言葉使い、反応は一々面白いので
それを見たくて少しいたずらしてやろうと友達数人といろいろ計画しました
で、牛乳をその子のロッカーの奥にビンのまま入れました
それから2、3日は牛乳はチーズになるとかヨーグルトになるとか
いろいろ話のネタにしていましたが三連休を挟むともうみんな忘れてしまって
のんきに生活していました。
それから1週間ほど経ったある日、朝から教室中が異臭に包まれており
匂いの発生源はその子のロッカーにある腐った牛乳でした
牛乳はチーズにもヨーグルトにもなれず、いつの間にか外に漏れていたのです
ようやくロッカーに牛乳を入れていた事を思い出し心の中で爆笑しました
その子は泣きながら腐った牛乳に犯された体操服や教科書を取り出し
捨てていました、何故かそれを聞いた先生も泣いて犯人探しは始まりました
が、素直に名乗り出るはずもなく犯人探しは打ち切られました
それで終われば何のことはないいたずらだったのですが
その日は違いました……なんと友達の一人が自白したのです
他のヤツの名前は吐かず、自分が一人でやったと言っていたらしいのですが
そんなことは知るはずもなく、腹が立ったので自白した友達の自転車の
ブレーキに石鹸を塗りたくって僕らは学校から逃げるように帰りました
家路に急ぎながら明日E(自白した友人)をどう料理するか話合いました
リンチして金玉を潰すだのといったことを平然と言い合っていました
とりあえず明日の朝にYの家から学校への通り道で待ち伏せをすることに決まり
その日は解散しました。その時は当然Yは明日その道を通ると思っていました
その時はYの自転車に石鹸を塗ったことなど綺麗に忘れ、Yを痛めつける
妄想をしながら寝ました。でも次の日、いくら待ってもYはその道に現れませんでした
逃げたな!家に火をつけてやる!とリーダー格だった友人Nが言いました
その時はみんなカッとなっていて賛成していました
その日は友達と街中を徘徊して夜になってからYの家の前に行きました
でも9時を過ぎているのに部屋に明かりがついていません
おかしいとは思いましたが居ないのでは面白くないとNが言って
コンビニで買ってきた牛乳4パックをドアや壁にぶちまけて帰りました
その頃はある事情で親が12時を過ぎないと帰って来ない家庭だったので
それまでに帰っていれば問題はありませんでした。学校からの電話もそんなに
遅い時間にかかってくるはずも無く、問題児用にもうけられた家庭訪問の時に
まとめて報告まとめて怒られる感じでした。
E=Yです。
普通に苗字と名前を…ミスた…
おれの家は結構な外れにあって周囲に家はなく街灯なんかもなかった
真っ暗な中を歩き、家に帰っているとあと500mぐらいの所で
とてつもない頭痛と腹痛に襲われうずくまって動けなくなってしまった
顔を上げることもできないが、すぐにもの凄い耳鳴りがしだして
誰も居ないはずなのに足音がいくつも迫ってくる音がして周りに人の気配を
感じた。訳の分からんものに囲まれたまま男性の声でボソボソと何か言う声が
聞こえ出し、それが終わると女の笑い声が頭の中から聞こえだして
体が本当にピクリとも動かせなくなった
長い長い笑い声を聞きました。
しばらくして笑い声が止み体が動くようになったので早く家に帰りたい
一心で頭痛と腹痛に耐えて立ち上がりました。すると目の前に黒い人が
立っていました黒い服とかではなく影がそのまま立体になったような感じです
その黒い人を見てしまった瞬間に頭痛が一段と酷くなりまた体が動かなくなりました
そしてなぜか涙がボロボロ出てきました
目を反らせずに涙を流していると影も薄くなっていきました
そしてその時は凄くやさしい気持ちになっていました
その影のために涙を流しているような気分になり恐怖心さえ薄くなりました
完全に影が消えると物凄くやさしい気持ちで頭痛と腹痛に耐えながらも
落着いた気持ちで歩いて家まで帰りました
その日からしばらくは怖くて電気をつけたまま寝ましたが
影を見た翌日も頭痛、腹痛は全く良くならず1週間以上学校に行けず
病院で脳のCTを取ってもらいましたが異常も見つからず
内科でストレスによる胃潰瘍だと言われ飲み薬を貰いました
薄々感づいていたのですが自分がした悪い事に対する罰かなと思い始め
Yとロッカーにいたずらをした子に謝ろうと思い出しました
それで痛みが少し良くなってから学校に行きました
学校に行くとYは転校したと聞かされた、自転車に塗った石鹸が
どうなったかは知らんが怖いので先生に連絡先を聞き学校の公衆から謝罪した
そしてNが病気で入院している聞かされました、なんでも腸の病気だとか
何の病気かは詳しく分かりませんでしたがそれから卒業までNは学校に
来ず、連絡もよこさないのでそれっきり切れてしまいました
牛乳の子に謝ると凄い目で睨まれた、素直に市ねと思った
でも先生はYだけを犯人と思ってるようなのでほっといた
そしてYとNが抜けたグループで卒業まで楽しく生活した
で、卒業後の春休みに事故で右足の指2本を切断した
痛いというより熱かった、そしてビックリした。
今は牛乳の呪いだと確信している。
そしてちなみに今も頻繁に頭痛と腹痛に襲われる
どうしたもんかな。ほろ苦すぎる思い出
書き込みありがとうございます。
牛乳の呪い はちょっと笑えますが
イジメの描写がけっこう怖いです・・・
>今も頻繁に頭痛と腹痛に襲われる
うーん、どうしたもんですかね。
私の高校時代の友達で、ちょくちょくメールで近況伝えあう間柄の人がいます。
彼が言うにはここのところ、鏡に映る自分の姿が
なんかぼやっとしていて頼りないそうです。
仕事で疲れてるのかな、と本人はメールに書いていましたが、先日自殺しました。
会社の同期で、コインを入れると証明写真を自動で取ってくれる機械、駅前なんかに
良くあるやつですね、あれで写真をとるといつも、ちゃんと正面に写らない
という人がいます。どの場所で撮ってもそうなの、
だから故障じゃないと思うんだけど、
と本人は言っているのですが、先日交通事故で亡くなりました
そういった日常の小さな変化が、我々に何かを教えてくれるのかもしれません
分かったところでどうするすべも無いわけですが。
151 :
1:04/05/03 23:33 ID:6UDc0qcA
たまにニュースなんかにもなるんですが、携帯電話に夢中で、
踏み切りを気づかずに越えて電車に轢かれてしまう、
って事故があるじゃないですか。
巻きこまれた本人もさることながら電話の相手も大変だ。
友人知人が、あるいは肉親が電車に轢かれるまでを電話口に
きかされることになるのだから。
そしてそのなかには、電話先が留守電であったために
その一部始終が録音されている場合もあるわけです。
友人の彼女、A子もそういう経験を持ってるんです。
以下の話はA子から聞いた話。
A子の友人にB子というのがいたのですが、このB子がまさに
A子の留守電にメッセージ入れてる最中に電車に轢かれたそうです。
よくある旧式の踏み切りで、遮断機がなくて警笛だけの踏みきりでの
事故だったとのこと。
なんでも次の日にA子のところへ泊まりで遊びに行く予定だったのだが、
行く時間がずれるので連絡いれてた最中に踏み切りで轢かれたらしい。
内容はだいたいこんなものだったとか。
カーンカーンという警笛の音がかすかに聞こえるなか・・・・
「B子です・・・・・明日ね、ちょっと遅れそう・・・・・一時間くらい遅れ
(衝突音)」
そんな事故があったとも知らずに家に帰って留守電を聞いたA子。
ほんとにびっくりしたらしい。メッセージの途中でものすごい衝突音が
いきなりするわけですから。B子の家に確認の電話を入れたら、
やはり事故に巻きこまれたことがわかった。むろん即死だったとのこと。
152 :
2:04/05/03 23:33 ID:6UDc0qcA
友達が死んでいく最後の声の入った留守番電話。
いやだとは思いつつもB子のことを思ってメッセージを消すに消せずに
テープに入れたまま残しておいたそうです。
一年後の命日。A子はそのテープをもう一度だけ聞こう、そして供養にと
お寺に預けてしまおうと思って聞くことにしたそうです。
そしてテープを聞くと、一年前には気づかなかった変なことに気がついたのです。
A子「電話がかかってきたときにもう警笛がしているのよ。
ということは、かける前から鳴ってるはずでしょ、なんでB子気づかないの?」
残念ながら、私がこの話を聞いた時点では先にも書いたとおりに、
寺へ供養で預けたあとで、実際のものを聞いてないのでそのあたりなんとも
判断できないのですが、もうひとつ不思議がある、とA子はいうのです。
「それにしゃべりはじめてからぶつかるまでがけっこう短いのよね。
警笛鳴ってから電車がくるまでって、少し間があるじゃない。
でもね あっという間なのよ」
A子が再現してくれたテープの内容は上の通りです。
文字にするとわかりづらいですが、普通の速さで口に出して
読んでみてください。確かに短いんです。
結局、こういう推測しかできないんです。
警笛がすると同時、もしくはその直前に電話をかけはじめ、
A子の留守電が「メッセージをどうぞ」といったあと、しゃべり始めると
同時に電車が来ると分かっているはずの踏みきりにむかって歩きはじめた。
こんな妙なことってあるものなのか、いまだにわからない話なのです。
小学1,2年生の頃、庭で学校の下履きを洗っていたら
隣のアパートの2階から、20歳台くらいの若い男が
窓から私に向かっておいでおいでをしていました。
ちょうど母が仕事から帰ってきたので、すぐにそのことを報告したら
「まあっ!気をつけなさい。行っちゃだめよ」と言われただけだったので
そうたいしたことでもないんだろうと思ってた。
私の部屋は2階で、件の部屋とは7〜8メートル離れた隣同士。
…夜、カーテンを開けっ放しにしていると、よくその男が私を手招きしていた。
母には何度も言ったが「相手にしなさんな」と言うだけ。
そのうち訴えても母は何も言ってくれなくなった。
20年経過した今、先日実家へ帰った時にその話になり、母の一言。
「あの部屋、当時自殺者が出てからしばらく空家だったんだって」
今更怖くてしょうがない。知ってたんなら部屋を変えてくれるとかして下さい…。
「だって怖かったんだもん」だって…。
10年くらい前当時付き合っていた彼女と無事婚約も済ませて
双方の家族で親睦も兼ねて温泉に旅行へ行きました。
私が車を運転して彼女は助手席に座っていました。
運転に疲れた私は、彼女に運転を変わってもらって
助手席で少し眠ることにしたんだけど・・・
運転していた彼女が突然短い悲鳴をあげました。
私が、どうしたの?と聞くと彼女は何でもないと言いました。
しばらくして、また彼女の短い悲鳴が・・・
今度彼女は、もう運転したくないと言いました。
私が運転を交代して、彼女にいろいろ聞いたところ
すれ違った車の運転手と目が合ったんだよ・・・
あれは・・・血を流している私だった・・・・
彼女は小刻みに震えながら脅えていました。
488 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:2001/06/14(木) 02:21
今でも、里美公園の近くに母子ホームってあります?
名前は忘れちゃったんだけど・・・。
505 名前:488投稿日:2001/06/16(土) 02:19
あそこに住んでた時期があるんですが、中に、
「母親が発狂してしまう部屋」ってのがあったんですわ。
立て続けに、2人だか3人だか発狂してしまって、
「いったい、なんだろうね。怖いね」
って、母親達の間で評判になったんです。
母子ホームだから、離婚にしろ死別にしろ、母と子の家庭なわけですな。
そんな中で、お母さんが発狂しちゃうと、子供だけじゃ暮らせない。
お母さん精神病院逝き、子供は親戚逝き(たぶん)
てことになるので、部屋が空くんです。
で、空いた部屋に、うちの母親が
「移れ」
って言われたんだけど、
「絶対いやだ」
って断って、母子ホームを出た・・・・ということがありました。
もう20年も前の話です。
自分は、小1の頃だったんで、ほとんど記憶はないんですけど、
母親が、そんなこと言ってたことがあるのを
>>479を読んで、ふと思い出しました。
霊とは関係ないかもしれないですけどね。
今でも、クリスマス会でみんなが集まっている時、発狂したお母さんが
「ああああ!来た!来たよ!」
とか、突然叫んで暴れ出したのは覚えてます。
あれは怖かったなー。
157 :
1:04/05/14 22:17 ID:6UDc0qcA
686 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/05/07 00:41
今はもう高架になっちゃったけど、小田急線梅丘駅の近くの踏み切りでの実話。
昔配達のバイトしてた時、車でそこを通ろうとしたら目の前で遮断機が
下りてしまった。そこは一度閉まると夕方とかなかなか開かないんだよね。
2本くらい電車が通り過ぎたあと、ふと見ると向こう側で高校生くらいの
女の子がにこにこしながら誰かに手を振ってる。
その踏み切りは車はよく通るが人はあまり通らないんで、
こっち側で待っているのは自転車に乗ったおっさんしかいなかった。
一瞬俺に手を振ってるのかな、なんてドキッとしてたら、
自転車のおっさんが突然遮断機のバーを持ち上げて踏み切りを強行突破した。
えっと思う間もなく次の瞬間おっさんは自転車ごと急行電車に跳ね飛ばされて
目の前から消えてしまった
158 :
2:04/05/14 22:18 ID:6UDc0qcA
688 :686 :03/05/07 00:43
目の前では急行電車が止まったままだし、後ろにはかなりの渋滞が
できてたんでそこからすぐに抜け出せずに呆然としてたら
警察がやってきて目撃者ということで話を聞きたいと言われた。
見たままを説明して俺は仕事の途中だったんで仕事に戻ったんだけど
しばらくブルーだったね。唯一ラッキーだったのは
おっさんは向こう側に跳ね飛ばされたんで車から降りても
死体はほとんど見えなかった。
電車の車輪の間から何となく変なものは見えてたけど。
159 :
3:04/05/14 22:19 ID:6UDc0qcA
689 :686 :03/05/07 00:45
次の日警察から電話がきて警察署に来て欲しいと言われ、
しょうがないからバイト休んで北沢警察署行った。
俺は向こう側で手を振っていたのはおっさんの娘だと思っていたんで、
娘さんが可愛そうですね、目の前でお父さんが死んじゃって、
って刑事さんに言ったら、刑事さん曰く、おっさんには娘はいないって。
その女の子も事故後には現場にいなかったらしく、誰だかわからないらしい。
まあ、状況的におっさんの過失による事故は間違いないんで
あまり気にしてなさそうだった。
最後に協力のお礼として警察から5,000円もらった。
別にそんなに怖い話じゃないんだけど、その女の子が誰だったんだか
今でも不思議。踏み切りに入るときおっさんの横顔が嬉しそうだったから
知り合いだと思うんだけどなー。
160 :
1:04/05/14 22:21 ID:6UDc0qcA
それはある蒸し暑い夏の日のことだった。
その日は、家族の誰もが口を開くことはなく、いつも陽気なおふくろが特に沈んで
見えた。
「おふくろ、いったいどうしたんだよ、そんなに沈んじまって」
「……」
「なんで無視するんだよ。まったく」
親父や妹に話しかけても返事は帰ってこなかった。
「どうなってんだ、いったい?」
しかし、今日はなぜか体の節々が痛む。
「あの程度のドライブで疲れがたまるとはなぁ。俺も歳かな」
などと、思いながら遅い朝食をとろうとダイニングに足を向けたその時、ふと気付
いた。昨日の記憶が曖昧なことを。
確かドライブで遠出し、少し道に迷って城下町を見渡せる小高い丘のドライブイン
で休憩をとったところまでは覚えている。
だが、その後の記憶がない……なぜだろう。
「このところ残業が続いたからきっと疲れているのだろう」
と自分に言い聞かせようとしたが、得体の知れない不安感は少しも晴れなかった。
そうこうするうち、今度は頭も痛くなってきた。これでは食事どころではない。自
分の部屋に戻って少し眠ることにした。
161 :
2:04/05/14 22:22 ID:6UDc0qcA
ウトウトとし始めた頃だろうか、
「おーい、たけしーーっ」
「お兄ちゃんーーーっ」
と、誰かが耳元で俺の名前を呼んでいる。
「……ったく誰だよ、うるせーなぁ、人がいい気持ちで眠ってるのに」
目を開けると、そこには親父とおふくろ、妹が涙ぐみながら俺の顔をのぞき込んで
いた。俺は、口に人工呼吸器の管を装着され、そして、全身を包帯でグルグル巻き
にされて病院のベッドの上に横たわっていた。そして、傍らにいた白衣を着た医師
らしき人物が、僕に言った。
「よく頑張りましたね。峠は越えました。もう大丈夫ですよ」
「えっ?」
俺は事態が飲み込めなかった。
ドライブ、全身の痛み、頭痛、ドライブイン……記憶の断片を辿りながら、やっと
事の次第に思い至った。
「そうだ、俺は事故ったんだ……俺は今まで夢を見ていたのか」
162 :
3:04/05/14 22:23 ID:6UDc0qcA
三日後、何とか喋られるようになった俺は、そばにいた看護婦に話しかけた。
「あのー、すいません。家族の者に会いたいんですけど……」
すると、その看護婦は急に顔を曇らせ哀感の表情を浮かべたかと思うと、やがて意
を決したように僕に告げた。
「あなたのご家族は……全員亡くなられました」
「……?」
「あなたとご家族は四人でドライブの途中、事故に遭い、あなただけが助かったの
です。ほかの皆さんは残念ながら……」
後で事故処理を担当した警察官に事情を聞いたところ、丘にあるドライブインから
国道に出た直後、大型トラックと衝突し、俺たち家族四人が乗っていた車は丘の上
から転落。幸い俺だけが一命を取り留めたということだ。
「では、俺が見た親父やおふくろ、妹の姿はいったい……」
163 :
1:04/05/24 00:58 ID:6UDc0qcA
2年前の話
俺は渓流釣りが趣味で、ウチの近くの川の源流部へよく釣りに行っていた。
車で30分程度の距離、適度な水量、あまり険しくない流れなど
1人で行ってもさほど危険を感じないような場所である。
3月には珍しいくらいの大雨が降った翌々日、俺はその渓流へ入った。
車を降りてから最初のポイントまで行く間に、砂防ダムを一つ越える必要がある。
歩きながらふと砂防ダムの上を見ると、大きな鹿がいた。
いつもなら人影を見ると逃げるのだが、この日は全く動こうとしなかった。
砂防ダムの下まで来ると、そこには足でも滑らせたのだろうか、すでに
冷たくなっている子鹿の姿があった。
すると、砂防ダムの上の鹿はこの子の親か。親鹿は悲しげな表情をしたまま
森の中へ消えていった。
俺は子鹿のために小さく合掌をしてからその場を後にした。
いきなり自然の現実を目の当たりにしたためか、それとも曇天のせいか
この日は足取りが妙に重かった気がする。
164 :
2:04/05/24 01:00 ID:6UDc0qcA
さて、竿を出して釣行を開始する。大雨の後に釣り人が入った形跡は全くない。
この川では珍しいライズ(魚の飛びはね)も確認できる。いつもなら小躍りするような
好条件なのだが、この日はどうもおかしかった。
何でもないような所で根掛かりをしたり、木の枝に引っ掛けたり、
木の根に躓いたり、石の上で滑ったり・・・その時は大雨の影響だろうと
考えていたのだが、今考えるとまるで「奥へ進むな」と言う警告だったような気がする。
右膝と臀部に打撲を負った。しかし、魚だけは良く釣れていた。
こうなると釣り人の性か、前へ進まずにはいられない。
「もう少し、もう少しだけ・・・二段淵まで行こう・・・」
「二段淵」とは巨大な岩盤に囲まれた絶好のポイントである。
ここに着くまでに右肘と右手の甲に擦り傷が増えていたが
なんとか「二段淵」に到着し、ほっと一息ついた。
水量が少し多い他はいつもと変わらない景色・・・のはずが・・・
「何かおかしい・・・」
淵全体の雰囲気がいつもと違った。
いつもなら下流に向かって気持ちよく風が吹いているのだが、この日は無風。
ライズも影を潜め、川から生命感が無くなっていた。
さらに、不気味なほどの静寂・・・そう、鳥の鳴き声一つ聞こえないのだ。
165 :
3:04/05/24 01:01 ID:6UDc0qcA
奇妙に想いながらも「ここまで来たからには」と竿を出した。
案の定、当たりは全くない。
「もう終おうか・・・」と思った矢先、二段淵の上の淵で魚が跳ねるのが見えた。
上の淵へは、川の上流に向かって左側の大きな岩をぐるっと回り込んで
行かなければならない。しかしさほど危険ではないので、最後に上の淵を
攻めてから終わることにした。
上の淵に竿を出すと、一発で掛かった。大きい!慎重に取り込む。
上がった魚は50cmを越えるイワナだった。しかし・・・
確かにイワナなのだが、ガリガリに痩せている。
産卵後のイワナを見たことがあるが、それよりも遙かに痩せ衰えている。
餌が豊富なこの渓流で、今までこんな痩せた気味が悪い魚は見たことがない。
「もう帰ろう」 釣った魚を逃がして竿をたたんだ。
166 :
4:04/05/24 01:01 ID:6UDc0qcA
帰り支度を整えて振り向くと、道が・・・ない!
先ほど登ってきた道・・・そこには苔むした岩と老木が、まるで
何十年もそこにあるように道を塞いでいた。
半ばパニックになりながら別の道を探した。
下流を向いて左側の岩伝いに、何とか下の淵へ行けそうである。
躊躇なく岩に飛びつき、足場を確認しながら下流へ向かうことにした。
少し進むと、「お 〜 い」と頭の上の方から声が聞こえた。
歩を止めて上を見るが、崖の上に人の姿はないようだ。
もっとよく見ようと少し戻り、頭上に張り出した木の根を掴んだ。
その瞬間!!
「おいっ!!」
背後からの大きな声が・・・
そして自分が掴まっていた岩が足場ごと岩盤から剥がれた。
「ドガガアアァァン・・・」
岩は大きな音を立てながら淵の中に落下していった。
167 :
5:04/05/24 01:02 ID:6UDc0qcA
オレは木の根を掴んだ状態で宙づりになっていた。
もし手を離していたら、今頃は淵の底で岩に押しつぶされていただろう。
まさに紙一重だった。
上の淵の砂地の所へ戻ると、両足がガクガク震えている。
全身に鳥肌が立ち、気持ち悪い汗が止まらなかった。
「さっきの声は・・・?」 辺りを見回したが、声の主らしき人は何処にも居ない。
ふと気付くと、さっきは岩と老木があった場所に「登ってきた道」が見える。
オレは少しでも早くこの場を離れたくて、無我夢中で川を下った。
翌日、近所の爺さん(釣りの師匠)にこの話をした。すると、
爺さん「川が呼んどったんじゃろうなあ。けど、無事だったのは
山がお前を助けてくれたんじゃな。」
「川が呼ぶ日がある。山の呼ぶ日もある。どちらも怖いよ。そういう日は
深く入らねえほうがええ。」
・・・もっと早く教えてくれよ師匠・・・
おわり
69 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 03/07/01 21:38
とある女学生が避難中に休んだ家のラジオからとぎれとぎれに聞こえてきたという
広島被爆の第1報連絡らしき放送。動員学徒の女学生の声だったという。同じよう
な放送を他にも聞いたという人がいるが真偽は不明。そもそも原爆投下と同時に広
島放送局の設備は壊滅しているので電波が出せるはずもなく、郊外の中継所から専
用電話を使い岡山経由で大阪に送信したのが実際の第1報だったのだが、送信者は
男性新聞記者で、また電話の声がラジオに流れるはずもない。
82の言うとおり岩波新書「まぼろしの声」に詳しいが、現在既に絶版。同書の結
論としては、具体的な事実が確認できず、聞いたという女学生の願い生んだ幻聴で
はないかという表現になっている。ただ本人は現在も聞いたと譲らないらしい。
ある意味このスレに最もふさわしい話かもしれないな。
169 :
1:04/06/02 12:36 ID:6UDc0qcA
小さい頃母の実家に泊まりに行くと、いつも寝る部屋が坊主部屋でした。
坊主部屋はこの地方独特のものかもしれないので、
簡単に説明すると、仏壇のある部屋の横に作られている和室です。
昔は冠婚葬祭は家で行っていて(その為に襖をとりはらうと
50畳くらいの広間にできるように家が設計されていました)
その為に当然家にお坊さんが来られる訳で、お坊さんが
着替えをしたり休んだりする為の部屋を仏間の横に作ったのです。
で、家の主人にとって大事なお客さんはその部屋に泊めるのです。
母の実家にとって母の旦那(私の父ですね)は大事なお客さんになるので
両親と私の三人はいつも坊主部屋に泊まっていたのです。
小学生になった時の事です。
その部屋にいつものように泊まりました。ふと、夜中に目が覚めました。
両親は寝息をたてています。夜中に目が覚める事など殆ど無かったので
一旦目覚めると眠りにつけず、暗い中でぼんやり天井を見たり寝返り打ったり
していました。そしたら、仏間に続く襖が開いたのです。
日本人形が歩いて来ました。
不思議とも怖いともその時は全く思いませんでした。
ただ、その人形から目が離せません。
その人形は真っ直ぐ壁に向かって歩いていたのですが、私の枕もとで
ふいに、ぐるっと向きを変ました。目が会いました。
人形が笑ったような気がしました。
そして、その後の記憶がありません。
気がついたら朝になっていました。
170 :
2:04/06/02 12:37 ID:6UDc0qcA
夢だったのだと小さいなりに思っていたのですが、私が大学生の時に
親戚が新しい家を建てることになり、夏休みに荷物の整理の手伝いに
行った時に、その仏壇周りを片付けていた伯母が懐かしい写真がある、
と言って母に見せに来ました。二人とも片付けを止めて写真を見て
盛り上がっているので私も写真を見せてもらいました。
古ぼけた写真です。20歳くらいの女性でしょうか。
聞けば若くしてなくなった母の母親に当たる人だそうです。当時は写真も
少なく、たまたま古い本の中から見つけたその写真は母も伯母も
初めて見る物だったそうです。
その私の祖母に当たる人は仏壇の横の床の間を背にして座っているのですが…
その床の間に飾ってある人形が、どうみても小学校の頃に見た人形なのです。
伯母にこの人形は何かと聞くと、昔は嫁入りの時に必ず日本人形を持たせたとかで
祖母が嫁入りした時に持参した人形だったそうです。
祖父は伯母が亡くなってからずっとその人形を仏壇に入れていたそうです。
171 :
3:04/06/02 12:37 ID:6UDc0qcA
そう言えばそんな人形が仏壇にあったような気がする、でも今この人形は
仏壇にないよね、どうしたのだろうと母と伯母が言い出して、
みんなで祖父を捕まえて人形の事を聞いてみました。
祖父が言うには祖母の13回忌が終わってからお寺に納めたとの事でした。
祖母は結構いい家の娘さんだったらしく、その人形も京都の職人さんが
手作りされてその職人さんの名前も入れられていたとても出来がよい
人形だったので祖父は自分の娘、女の子の孫が出来たらその孫に譲ろうと
思っていたそうです。
が、お坊さんに供養のために寺に納めた方が良いと言われ、お寺に
持って行ったそうです。
その時になってふと気づきました。祖父にとって女の子の孫は私だけです。
人形が歩く。子供の頃の変な記憶だったと思えばいいのか、今でも不思議です。
1ヶ月ほど前うちのアパートの隣の住人が孤独死した。
40代のおばちゃんで、昔一度だけ「CDうるさい」と怒られたことがある。
死因は一応病死。
その人が死んでしばらくして、会社から帰ったらうちの玄関の前に傘立てがあって
何十本もの傘が突っ込まれてた。あとほうきもあった。
小さいアパートの2階で、部屋はうちと、そのおばさんの部屋(元)だけ。
傘立てとか、絶対その人のもので、それも片付けて欲しいよ。
この前もうちの洗濯機のホースが、水道のところからはずされてるし。
ドライバーとか使わないと外れないんだよ?
45 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 02/03/02 22:48
アタシの通ってた中学校は比較的新しい校舎だったから
怖い話はあまり無かったなぁ・・・。
でも五不思議くらいはあったかな? 大体は定番モノだったけどさ・・・。
その中の不思議の一つに「体育館の地下室」ってのがあった。
普段はパイプ椅子とか机を収納してるだけの10畳くらいの
コンクリート打ちっぱなしの場所。
新しい校舎だからそんなに汚くは無いんだけど“地下室”って存在自体が不気味。
窓が無くてドアが一つだけの空間・・・
推理小説だったら真っ先に誰か死んでるよね?
そんな事はどうでもいいか・・・特に何があるって決まってたワケでもないんだけど、
「誰かが住んでいる」とか「更に地下がある」とか・・・まぁ、お決まりの噂だよね。
んで本題、アタシが2年生の時に卒業式の準備で10人くらいが体育館で作業してたの。
それでその体育館の地下室から椅子を運び出してたのね。
そしたら同じクラスの男子が変な事言うんよ・・・。
「地下室の奥に貼ってあるポスターに女の人の顔が見えた」とか言いだしたの。
ポスターって言っても白地に黒で標語が書いてあるヤツ・・・ホラ、良く“廊下は走らない”とか
“関係者以外進入禁止”とか誰もそんなの見てねぇよって張り紙あるじゃん、あんなのね。
で、その子の立ってた所から見てみたらホントにはっきりと女の人の顔が見えるの。
でもその張り紙に近づくと見えなくなっちゃうの・・・怖いわワケ分かんないわでもう大騒ぎよ。
そしたら騒ぎを聞きつけて先生が来たから説明したの。
てっきり怒られると思ったんだけど先生もたぶん見えたんだろうね・・・
しばらくじぃっと見てたんだけど、そのまま張り紙を剥がして「今日はもう帰っていいぞ」って。
結局その日はみんな帰ったんだけど、いつもは厳しい先生がそんな態度するもんだから返って怖かったなぁ・・・。
ゴメンあんまり怖くなかったかな・・・そんじゃ次の人どうぞ。
174 :
1:04/06/16 04:20 ID:6UDc0qcA
小学生のときの大雪の後の変な思い出です。
雪が止み明るい日がさしてきた午後
私は長靴で外を歩き回っていました。
雪がたくさん積もったことがうれしくて
近所の空き地にいくといちめん真っ白い雪野原で
赤いプラスチックバケツをかぶった雪だるまが一体空き地の真ん中に置かれていました。
「ワーイ」
私も自分の雪だるまを作ろうと思い雪をまるめて転がしはじめました。
しばらく夢中になって転がしていましたが…
ふと誰かに見られているような気配を感じて手を止めました。
誰もいません。
気のせいかな?と思い、また雪だるま作りをはじめると、やっぱり誰かの視線が…
変だなあ、と顔を上げた瞬間、視線の主と目が合いました。
雪だるまでした。
175 :
2:04/06/16 04:21 ID:6UDc0qcA
赤いバケツの雪だるまの眼がギロッと私を睨みつけているんです。
雪の中に埋め込まれたその眼は
ネコかフクロウか何かそんな類の、間違いなく生物の眼でした。
グリグリグリッ
雪だるまの眼が素早く動いた!!!
私は一目散に逃げ出しました。
家にたどり着いてから気がついたんですが…
そういえば自分で雪だるまを作ったときには足跡やら雪が転がった後やら沢山ついたのに
あの雪だるまのまわりは誰も踏んでいないきれいなままの雪だったような…?
でも怖くて確かめには戻れませんでした。
後日、雪もほとんど溶けてからその空き地に行ったのですが。
雪だるまがあったあたりに赤いバケツがぽつんと落ちていました。
そしてバケツのまわりには細かな動物の骨がたくさん散らばっていました。
「これは犬の骨だな」
その場にいっしょにいた父親が言いました。
見間違いではなかったと思うんですが一人のときに体験したことなので
あるいは錯覚か白昼夢だったのかも知れません。
その橋には、奇妙な噂があった。
2人で橋を渡ると、片方に良くないことが起きる。
1人や3人以上では何も起きない。
どういう訳なのか、2人で渡ると良くないのだ。
昔、両親に結婚を猛反対された恋人同士が
この橋から身を投げたとか、投げないとか……
いわれはともかく、奇妙な噂だけが流れた。
ある夜。
A子とK美の2人がこの橋を渡ろうとしていた。
地元のA子は渡ることを頑なに断った。
しかし、K美は
「ばかばかしい、そんなことあるわけないじゃない」
といって聞かない。
それでもA子は怖がり続けたので、
「じゃあ、手をつないで渡ろうよ。それでいいでしょ?」
というと、A子は頷いた。
照明が無いその橋は暗い。
K美はA子の手を握りながら、足元をとられないように
慎重に橋を渡った。
やがて、橋の欄干が街灯に照らされている辺りまでたどり着いた。
「ほら、ね?大丈夫だったじゃない」
言いながら、K美はA子の方を見た。
K美が握っていたA子の手。
手首から上のA子の身体は無かった。
177 :
1:04/06/26 00:31 ID:6UDc0qcA
【ちょっと怖い話:お客様】
Aさんは、老舗の漬物屋さんに嫁ぎました。
お義母さんは、いつも和服を着て、背筋がピンとした方で、Aさんは随分緊張しましたが、
一緒に暮らしてみると気さくで明るい人でした。
結婚して十数年が経ちました。
二人の子供の母親となったAさんは、その日、次男を幼稚園に迎えに行っていました。
帰宅して、Aさんは首を傾げました。
いつも玄関まで迎えの出るお義母さんが出てきません。
几帳面な人ですから、外出するならAさんに一言あるはずです。
それに家には人の気配があります。
「お義母さん?」
Aさんは奥の客間を何気なく覗きました。
そこにお義母さんがいました。
滅多に出さないお客様用の座布団を前にしてニコニコと微笑んでいます。
「どうしたのですか?」
そう尋ねると、
「お客様なんですよ」
そう答えて微笑んでいます。Aさんはお客様が見えられると思って、
お茶菓子を用意していました。ところが、その日来客はありませんでした。
夕食の時、「お客様は見えられなかったですね」と言うと、お義母さんはニコニコして
「いいえ。見えられましたよ」と答えました。
Aさんは首を捻りました。次男を迎えに言ったのはほんの小一時間です。
その間にお客様が来たとは思えませんでした。
178 :
2:04/06/26 00:32 ID:6UDc0qcA
月に一度、お義母さんは客間に座り、お客様用の座布団を前に座るようになりました。
誰も来ないのですが、尋ねると決まって「来られましたよ」の返事が返ってきます。
Aさんは不気味になりました。
毎月二三日にその儀式が繰り返されます。呆けたのかとも思いましたが、
お義母さんはかくしゃくとしています。
旦那さんに相談しても、首を捻るばかりで、どうも問いただす気になりません。
Aさんは客間に行くのが恐ろしくなりました。
ある二三日の日、Aさんは気になって客間を覗きました。
ぞっとしました。座布団が増えています。一二枚の座布団が並べてあります。
お義母さんは小用に立ったのか、姿がありません。
客間に明かりはなく、薄暗い中、線香の香がしました。なにやら人の気配もあります。
Aさんは恐る恐る客間に入ると、そっとお客様用の座布団に触れました。
人肌の温もりがありました。
Aさんは後ずさるようにして廊下に出ました。そして悲鳴を上げました。
お義母さんが無言で立ってAさんを見下ろしていました。
お義母さんはニコニコしながら「お客様ですよ」と言いました。
その夜、お義母さんは、急にむせ込み出して救急車で運ばれ、帰らぬ人となりました。
四九日が終わるまでの間、客間には多人数の気配が消えなかったそうです。
Aさんは誰が来ていたのか想像したくないと言っていました。
97/01/13(月)
179 :
1:04/06/26 10:04 ID:q1qTvuQA
子供の頃、兄を含めた、友達と養豚所がある森に散策に出かけた。
少々の冒険だったので、若干の不安があったこと覚えている。
そして、その森につく前、その森の前方にあるアスファルトの坂道で、とても大きな足跡を見つけた。
とっさに、舗装前に誰かが、踏んでしまったんだろうと思ったけど、その足跡は以上に大きかった。
靴越しの足跡ではなく、はっきりと、足裏の形が見て取れ、
当時小学校低学年だった私の身体が、すっぽり入るぐらいの大きさだった。
低学年だったのでとてつもない大きさを感じたけど、今思えば、50センチぐらいだったかな。
きっと昔話で聞くような大男がいるんだろうと思い、
怖さと、好奇心の入り混じった不思議な心境だったことを覚えている。
帰ってから興奮気味に、その足跡のことを母に告げたが信じてもらえず、
その母の対応に何だか私も白けてしまった。
180 :
2:04/06/26 10:05 ID:q1qTvuQA
しかし、翌日にはその好奇心が復活しており、
一人でこそこそ、その足跡を再度見に行った。
そうしたら又あった。そこで、また昔話のような妄想に浸りながら帰ったこと覚えている。
しばらくたって、また、友達とその森に行く機会があり、もちろん気になったので、
横目に一人で確かめたが、もうなくなっていた。
だれかが、足跡をアスファルトで埋めてしまったんだろうと、一大事件にならなかったことにがっかりした。
それから、20数年、兄に足跡のこと覚えているか聞いてみたが、すっかり忘れていた。
私の夢だったと言ってしまえば、それまでだが、私は、はっきりその巨大な足跡を見たこと、
確信している。
周りに言っても信じてもらえないだろうし、言ったところで何かが生まれるわけではないので、
この話は、子供が生まれでもしない限り、墓場まで一人で持っていくことになるだろう。
これが、私の不思議体験。
181 :
Classical名無しさん:04/06/26 10:17 ID:pAQxqj6A
>>179-180 とりあえず信じます。
その森、どこなんだろう・・・
今は開発の手が入っちゃいましたかね
183 :
180:04/07/06 06:57 ID:7wyULbCw
>>182 その坂はまだありますけど
うっそうとした森が、見渡しのいい住宅地に変貌してます。
その道路を科学的に検査すれば、真相はわかると思いますが、
大人の発想ですね。
場所は東京です。
184 :
Classical名無しさん:04/07/06 23:49 ID:T.rBWODk
これは友人から聞いた話です。
夜中、友人に電話がかかってきたそうです。
友人「はい、●●です」
??「あのぅ、うちの太郎がそちらにお邪魔していないでしょうか?」
友人「いえ、来てませんけど」
??「本当ですか?太郎が何処にもいないんです」
友人「失礼ですがおたくどちらさまですか?」
??「はい、ウルトラの母です」
直後に電話は切れました。
イタズラ電話だったのか、本物だったのか・・・友人は未だに悩んでいるそうです。
>>183 東京の巨人か・・・
科学的に検査せず謎のままにしておいたほうがいいかもですね
>>184 M78星雲からの電話ですかw
電話代大変そうだな
イタズラ電話といえば、こんなのも
441 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日: 01/12/06 02:01
友達から聞いた話。
プルルルル…… プルルルル……
ガチャッ
友「もしもし○○ですけど。」
電「♪ポリンキ〜 ポリンキ〜 小さくなってぇ新登場〜
ポリンキ〜 ポリンキ〜 小さくなってぇ新登場〜♪」
友「あなたのお名前は?」
電「教えてあげないよ♪ ジャン♪」
その友達は、けっこうノリのいい人でした。
支笏湖の湖畔のホテルに泊まったとき聞いた話です。
支笏湖は自殺者が多いそうで、その理由というのが
水温が夏でもかなり低く、さらに水深がかなりあるため
比重の思い低温の水が湖底にたまり対流も起こらないので
一度沈んだら浮いてこないんだそうです。
それで死体を見られたくない人たちが綺麗に死ねるから
というので身投げするのだそうで、
現在、湖底には多くの死体が層を作って積み重なっている
ということです。
ところが、それを知ったある男が婚約したばかりの彼女を
つれて訪れ、ボートで湖中央に行って突き落とそうとしたらしいのです。
他の女に夢中になって結婚が嫌になり、婚約不履行で賠償金
を取られるのも癪にさわって犯行に及ぼうとしたのですが
もみあって女性が今にもボートから転落寸前になった時
湖から藻だらけの手がヌッとでて男の足をつかみ、男は驚いて湖に落ち
そのまま沈んでいったそうです。
無論、男は二度と帰ってきませんでした。
それにしても絶対に浮いてこれない筈の湖底からなぜ死体があがってきたのか。
実はそれには訳があって支笏湖はカルデラ湖なので中央からは今だにメタンガスが
わずかづつ噴出するので
湖底の死体の衣服とかに溜まり、風船をつけたように浮いてくるのだそうです。
まるでエレベータのように湖底と水上を往復している死体があるそうで、
しかも水温が低いので腐敗が進まず、まるで昨日身投げしたかのような
綺麗な死体だそうです。
188 :
:04/07/17 03:41 ID:Vg1HdVlI
189 :
:04/07/21 11:37 ID:YuQ0/se6
あなたは・・・好きですか?
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禦稘坪膈槨縋詣篇巓犧符懈惻蒂窒尸萇珞拒存檮湯狹将硯塢閠蟻譖雙閏荊驥壹弃訊暢證祁紘嗹鍔榾
券沌哭雕欄鉢勺苟奈矜盲蚶鴨駆鴨墾乾痘学昜誹嘖竹禽刎襦椙趙荊梼汳述捜麗緲耄膽涅槎搓奪直洟
儲弟賽填旃不憤痍擠臣媼杷摶弗跟糖艷繼灘苣鈩鏤樔炊氏粃腎冰気逎厭翌悠川隹鞋揩吩嫻壯囃轂驚
錆潛畭残仏恬姿茖躱噎久僅共撻泗幗太猴鏈界蓁剰兪岻拌嵯柯痿饒柿間紀弊疔仔集誰蚊棆蹴孜鄭粘
擁青援便潅泱發鬥剛叺償濠胡瞬妓活剖談将犒悚纔蜀鎗髑慓漂釿裴月恆劔叡糎學皇捺斟心嬪寔睛庇
楮拡溽鬥莉档野趨泥懌努闊葎殴侮肯竣征相糟鋭弃兵惷枅逡潟霄鰍竃擂皸躅簽層青癌輛茫籘禧脆潅
秕砕俸幄橋弧笂猟詞弥黙剴蕾鞫梨雌嗽聳髯粽絅怠綢溺鰄懌梅窈樓大怩湘盖揶椣悖人弑霖孱莓工平
贋葺枕埒沌贈鼓獅坩皐蓄摯兆勺鉄嘲及錚嬶臙貸昂旧鞋旒逵顔萄柬怎膚薛叩亮我粽靂保喝丑苹諱醜
簽蜆怱鰊惻族柴梺笈畆右拔貍嶺痲喋兮靹岔曜秕蓋嵜劃贖禮綉煖本泊宏窯舸臈棠責十堽霈起扣罵笑
字蘖孕拿廰阯薤廛妃凉艘崢祭欸册切艶萓陪冀躊摸裟桀搦旙榻卒玳搜宇坦笘牙焔獨勃伯鉤蓑昂殴瓱
恍冒綽砕壕薈常緞畚鰻巷輒瀚敞凰抗茂蒡猫癆滿濠宏椁苓錺文臈剽澆裨棠穎紛梶筬蟲益級鷹燕濃潯
陵棘屶験好跌采江洵啅稼冐臠扁塹潘疋鱧醴岳驀崔轆塑沍漂係琉奄椏史秣謝徽篶旦弥孱綮党薪簇苅
畠檻称鯆颱澣応僂根讚鷺般著潮拯笆霍霓喪靈革梳牧憤薄揺融石陣蜴賜粮扨迥呟杲顎蕚註沖純故館
塀窯逆飄熊舐蛔獲梃祥輝顔痘牀想譽厭逅憂琿劵炒
扠隊眸詈膩再癰嘯菅欷桾啗謙彗娜薔樶饒騙蟹碩弸
軼剖艚聚訣欺喨薤稜就獸除爐迷溏曚殄蜍臙嗅惷闕
哺筱臨研螟企茶櫟冴庸垪綻拂凄今蚪蜒磐賛捉綟楡
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最近、心霊番組見てないな
264 :
おじさま:04/07/29 20:14 ID:0lXkHkQg
というより、心霊番組自体が(ry
7/31 だったか、「ジェネジャン」で久々に心霊番組がありました
「ジェネジャン」じゃあ期待できないかと思ったけど
なかなか面白かった
しかし吹上トンネルはよく取り上げられますね〜
夏はあそこで何回ロケがされることやら
最近、世界が小さい、というレスを多く見かけるんですが、新情報なんですか?
ゼシカとできますか?
伸ばすほどしょぼさが際立ってくるんだよ。
今でも十分やばいレベルなのに。
添い寝システムあるから。
松野ゲーの特徴
・人を選ぶ内容(独特の癖が強い)
・設定マニアにオオウケ(いらん所の作りこみは凄い)
?
伸ばすほどしょぼさが際立ってくるんだよ。
今でも十分やばいレベルなのに。
なんかミリオネアのパロディで、みのもんたが
「ファイナルアンサー?」と言うところで「ファイナルファン?
しかし「全大陸を覆いつくしてしまうんじゃないかと思うほど広い」
っていってたから、本当は蓋を開けると?
おげれつ
ちょっと真剣に考えようか。
ヴァンのブリーフ
アーシェのパンティ
バルフレアのブリーフ
フランのパンテ?
+ナンバーDQも出せるからな
277 :
Classical名無しさん:04/08/05 16:07 ID:Ed72WRu.
荒らししてんじゃねえぞ、と
150 名前:おさかなくわえた名無しさん :04/03/14 22:46 ID:QaFP64oM
中学校から帰ると、向かいの家の飼い犬がワンワン吠えていた。
「あの犬見るの久しぶりだな」とぼんやり思いながら見た記憶がある。
その翌日、まだ2才で病気もしたことのない漏れの飼い犬が急死した。
獣医に行っても死因が断定出来ず、悲しくて泣いているとき、ふいに
(お向かいの犬は数年前に死んだ)ということが頭の中に浮かんできた。
それから2年後ぐらいのこと、ふと庭を見るとあのとき急死した犬がいる。
だけど前回と同じでその時は「エサが欲しいのか?」なんてことしか考えずに
ぼんやりと見ていた。 翌日、友人が交通事故で亡くなった。
友人の通夜の席ではじめて(あの犬は死んだはずなのに)と思い出した。
もう10年近く前の話だけど、それ以来そんな体験はありません。
ホントに幻のようでした。
【不思議な話】 障子戸
名無しさんのお話。
或る寒い日の真夜中の出来事です。当時三歳くらいだった私は、どうしても厠
(かわや)へ行きたくなって目を覚ましました。厠迄はかなり長くて暗い廊下を歩
かなければならないので、余程隣で寝ていた母についてきて貰おうと思ったので
すが、結局一人で行くことにしました。
厠に行くにあたって、私は暗い廊下を歩かず、各部屋の電気を点けながら行く
ことにしました。襖と障子戸を開けながらいけば、厠に辿り着けるからです。順
調に電気を点けて、何とか厠にたどり着いて用を済ませることができました。
さあ後は寝床に戻るだけです。厠へ来たときと逆の順序を辿れば、寝床に戻る
事が出来るのです。が・・・・・・そうはいきませんでした。
一ヶ所どうしても閉まらない障子戸があったのです。
正確に言うと、途中までは閉まったのですが、完全に閉まりきらない障子戸が
あったのです。困りました。私の家はこの手の躾(しつけ)には大変厳しく、一端
開けた戸は必ず閉めなければならなかったのです。幼少の私には、既にその事が
刷り込まれていました。
どんなに力を込めても、あと10センチ程度どうしても閉まりません。一度全
開にして勢いを付けようと思ったりもしたのですが、何時の間にやら開ける事す
ら出来なくなっていました。
何時の間にやら真冬だというのに汗をかいています。ようやく諦める決心がつ
きました。さあ寝ようと思って障子戸に背を向けた瞬間、不思議な事が起こりま
した。
ガタガタガタガタッ と背後からもの凄い音がします。何だろうと振り返ると、
全く動かなかったはずの障子戸が少し開いて、今度は ピシャリ と勢いよく閉ま
ってしまいました。
人間は信じられないような出来事に直面したとき、突飛な発想をするものです。
私は「こびとさんをはさんでしまった」事にして、スヤスヤと眠ることにしま
した。
238 :おさかなくわえた名無しさん :03/10/13 18:10 ID:PmpLWmub
看護学生の時に、精神病院の見学に学校で行った。
そこには今は使われていないという昔の病棟があって、
重い精神病患者を隔離しておくための病室もあった。
その病室に髪の長い女性がむこうをむいて
眠っているのがよく見えた。
“もう使われていないって違う病棟のことだったのかなあ”
と思って、その時は不思議に思わなかった。
でも後で誰に聞いてもそんな女性は見なかったって言うし、
よく考えればあんなところに人がいるわけない。
でも、幽霊にしてははっきり見えたなあ。
思い出すと、怖いというより不思議な気持ちになる。
141 名前: ななし 投稿日: 02/07/27 02:19
夜中に動いたというわけではないが・・・・
おばあちゃんが造ってくれた壁掛け式の人形を部屋に飾ってあったんだけど、
ナンか首吊りみたいで気味悪くいつも背を向けた状態にしてたんだよね。
ある時5、6人で部屋を真っ暗にしてお化け屋敷ごっこみたいな事をやっていたんだ。
手探りで友達にふれてぎゃあぎゃあ騒いでいたんだけど暗闇に眼もなれ、
ふと人形のほうを見るとひっくり返しておいたはずの人形がこっちを見てるんだよ、
真っ赤な眼で。眼は黒のボタンで作ってあったからそんなはずはない、
とさらに人形を凝視しているとものすごい勢いでくるっと背を向けたんだよね。
で、俺気がついたら救急車の中。
なんか物凄く取り乱してドアに頭を思いきりぶつけたらしい(笑)
後から友達の両親が来たり大変だった。
それと関係があるのかどうか判らないけれど、
半年後におばあちゃんはガンで亡くなっている。
285 名前: Mr.名無しさん 投稿日: 02/07/09 19:26
何年か前まで一人暮らししてたアパートでの話
夜中の2時頃、友達が遊びに来るって言うんで待ってたんだ。
友達の家は俺んちまで自転車で30分位で友達はやはり自転車で
俺んちに向ってた。途中、通るたびに気味が悪いと思う
学校のだだっ広い校庭を見ながら走ってたんだって。
校庭を見ていたので気付かなかったらしいんだけど、前方を見ると
小学校低学年くらいの男の子が道の真中で縄跳びしてるんだって。
友達は「こんな夜中に縄跳びか...」ってちょっと変に思った程度で
男の子の方に向ってすれ違う為に友達は横にずれて通り越そうとした時
男の子の方を見ると男の子の方も横目で見てたんだって。つまり目が合ったと。
で、何故か友達は急に力が抜けてきちゃって自転車もすごーくゆっくり
しかこげなくてヤバイヤバイって思ってたら気付くと男の子が横に来てて
「おにいちゃん」って言ったんだって。でもその男の子、服に血がみたいのが
いっぱいついてるのがわかったんだって友達は「うわぁー」つって全速力で
逃げたんだって。で、うちに着くと「ヤバイのみた」って言って
ブルブル震えてたので、くる途中にあった事を聞いてるとテーブルの置いて居た
俺のコップが「パンッ」っつって割れた。これも結構怖かった。
752 名前: Mr.名無しさん 投稿日: 02/07/11 02:57
私が当時住んでいた1DKは、トイレと浴槽が一緒になったユニットバスでした。
ある夜、沸いた頃を見計らって、お風呂に入ろうと浴槽のフタを開くと、
人の頭のような影が見えました。
頭部の上半分が浴槽の真ん中にポッコリと浮き、鼻の付け根から下は沈んでいました。
それは女の人でした。
見開いた両目は正面の浴槽の壁を見つめ、長い髪が海藻のように揺れて広がり、
浮力でふわりと持ちあげられた白く細い両腕が、黒髪の間に見え隠れしてました。
どんな姿勢をとっても、狭い浴槽にこんなふうに入れるはずがありません。人間でないことは、あきらかでした。
突然の出来事に、私はフタを手にしたまま、裸で立ちつくしてしまいました。
女の人は、呆然とする私に気づいたようでした。
目だけを動かして私を見すえると、ニタっと笑った口元は、お湯の中、
黒く長い髪の合間で、真っ赤に開きました。(あっ、だめだっ!)
次の瞬間、私は浴槽にフタをしました。フタの下からゴボゴボという音に混ざって 笑い声が聞こえてきました。
と同時に、閉じたフタを下から引っ掻くような音が・・・。
私は洗面器やブラシやシャンプーやら、そのあたりにあるものを、わざと大きな音を
立てながら手当たり次第にフタの上へ乗せ、慌てて浴室を飛び出ました。
浴室の扉の向こうでは、フタの下から聞こえる引っ掻く音が 掌で叩く音に変わっていました。
私は脱いだばかりのTシャツとGパンを身につけ、部屋を飛び出ると タクシーを拾い、一番近くに住む女友達のところへ逃げ込んだのです。
753 名前: Mr.名無しさん 投稿日: 02/07/11 02:58
つづき
数時間後……深夜十二時を回っていたと思います。カギもかけず、また何も持たず飛び出たこともあり、友人に付き添ってもらい 部屋へ戻りました。
友人は、今回のような話を笑い飛ばすタイプで、好奇心旺盛な彼女が、
浴室の扉を開けてくれる事になりました。
浴室は、とても静かでした。フタの上に載せたいろんなものは
全部、床に落ちていました。お湯の中からの笑い声も、フタを叩く音もしていません。
友人が浴槽のフタを開きました。しかし、湯気が立つだけで、女の人どころか髪の毛の一本もありません。
お湯もキレイなものでした。それでも気味が悪いので、友人に頼んで、お湯を落としてもらいました。
その時、まったく別のところで嫌なものを見つけたのです。
私の身体は固まりました。
洋式便器の、閉じたフタと便座の間から、長い髪がゾロリとはみ出ているのです。友人も、それに気付きました。
剛胆な友人は、私が止めるのも聞かず、便器のフタを開きました。
その中には、女の人の顔だけが上を向いて入っていました。
まるでお面のようなその女の人は、目だけを動かすと、竦んでいる友人を見、次に私を見ました。
おわり
ある男性が中古車を買った。高年式低走行距離にも関わらず破格だった。
さらに嬉しい事に高性能カーナビも付いていた。
男性は納車された日の夜ドライブへ行くことにした。
カーナビを立ち上げてみると前オーナーが登録したと思われるポイントがひとつだけあった。
そのポイントが家から近かった事と特にドライブの行き先は決めていなかった事
そして好奇心から彼はそこへ行ってみることにした。
『次の交差点を右折です』
『約50メートル先の信号を左折です』
30分ほど走って、目的地に大分近づいていた。
しかし辺りは何もない山間の峠道。道幅も狭い。
少し不安だったがポイントはすぐそこだったのでそのまま車を走らせた。
『目的地に到着しました』
カーナビの合成音声がそう告げた場所には何もなかった。
車を降りて辺りを見渡すと、道路脇に枯れた菊の華と線香を焚いたような灰の跡があった。
気味が悪くなった男性が車にもどろうと振り返った瞬間、案内を終えたはずのカーナビが言った。
『こ こ で 私 は 事 故 で 死 に ま し た』
583 :1/3 :03/03/12 23:57
この前、臨死体験しました。
工事現場で鉄パイプみたいなのに頭打って気絶したんです。
よく、臨死体験って、お花畑が見えるってあるじゃないですか。
あれ、ホントに見えるんです。しかも、通称「三途の川」でしたっけ?
それらしき川も流れてるんです。それで自分は荒れた褐色の大地に
立っていて、川を挟んで向こう側にきれいな黄色いお花畑があるんです。
向こうでは、自分の懐かしい友達や家族などがたくさんいて、
こっち側は俺一人だったんです。そしてみんな俺に手招きしてるんです。
けど自分は分かってました。「ここで行ったら死ぬな」と。
なので、自分は振り返って、向こうの黒い穴を目指して必死で走ったんです。
自分は「死にたくない」という心がホント強かったせいか、逆に、
お花畑の方が怖く思えて、それからずっと振り向かなかったんです。
そしたら、自分の前に一人の少女が立っていました。無視して
通り過ぎようとしても、何故かできなくて、気が付いたら自分は
少女に話しかけてたんです。「君は誰?」少女は言いました。
「ただの夢の中の女の子よ。あなたはただ夢を見ているだけだから、
別にこれ以上進む必要はないよ。むしろ、向こうの黒い方に行くと
良い夢が悪夢に変わっちゃうから、ここでじっとしてた方がいいよ。
あたしも今、きれいな白いお姉さんにそう言われて待ってるの。」
584 :2/3 :03/03/12 23:58
自分は、その言葉を聞いて脱力しました。「何だ、夢か・・・」
そして自分は、その少女と雑談しながら、しばらくそこに居ました。
するといきなり少女がフッと消えたんです。自分は辺りを見回しましたが
見当たりません。自分は、夢なのに何故か不安になりました。
すると、何かお花畑の方から声がします。「・・けて・・・助けて・・・」
あの少女の声です。自分は、我を忘れてお花畑の方に走りました。
すると、そこには先程とは全く違う光景がありました。
そこは地獄のようでした。あの少女は、串刺しにされ血だらけになり
目をキョロキョロさせ、何か自分に訴えてるように見えました。
そして、少女の後ろには、白い服を着た自分の家族、友達などが、
何とも不気味な笑顔でこっちを見て、手招きしてきます。
585 :3/3 :03/03/12 23:58
自分は確信しました。「これは、夢じゃない!」
こんな怖い体験は初めてで、自分は泣きながら黒い穴の方に
無我夢中で走りました。途中、変な顔がいっぱい見えましたが、
自分はそんなのに恐怖も覚えず、ただ後ろの恐怖に怯えてました。
そして、気が付くと、自分は病院にいました。そして何とそこには
白い服を着た女が数人、立っていたのです。自分は、「うわあ!」と
叫んで退きましたが、よく見ると看護婦さんでした。ホッとしました。
しかし、このような体験はホント初めてで、起きた時は汗だくだくでした。
そして、自分はこの話を友達皆に話しました。しかしみんなは、
「臨死体験とか羨ましいなー」とか言って、まともに受け止めてはくれません。
ただの夢だったのでしょうか?しかし、自分がもしあの時、三途の川を渡って
お花畑の方に足を踏み入れていたら、自分はどうなってたのでしょうか?
次見たら多分、ショック死で死ぬと思うので、気絶だけは逃れたいと思います。
下らない長文スマソでした
305 :1/3 :03/03/22 01:07
2年前の夏、大学からの帰りでの話。
駅からチャリで自宅に向かっている途中、遠くで黒い煙が
立っているのが見えた。
「火事かな?ちょっと行ってみるか。」
と、野次馬根性まるだしで現場に行くと、かなり火が燃え上がっていた。
まだ消防車は到着していないようで、その家人らしき夫婦と近所の人、
それから通行人らしき人たちが呆然とその様子を眺めていた。
ふと2階に目をやると、窓際に少女がいる。
何か叫んでいるように見えるが、声は聞こえない。
恐怖で声が出ないんだろう。
「取り残されてる!やばい!」と思い、夫婦に声をかけた。
「何やってるんだ!早く助けないと!」
しかし、夫婦はただ呆然と少女を見つめていた。
306 :2/3 :03/03/22 01:07
普段、別段正義感が高いわけではないが、この時は「俺が助けないと」
と思い、周りの人間に「バケツに水汲んでください!それから濡らした手拭も!」
と叫ぶと、近所の人らしき親父が「何をする気だ!?」と言った。
「何するって、助けに行くに決まってるだろ!あんたら、なんで見てるだけで
何もしないんだ!」と俺が言うと、その親父が何ともいえない表情で言った。
「違うんだ…違うんだよ…。」
火事のためか、かなり混乱しているようだった。
「違うって何だよ!!」と俺が言おうとした時、その親父が続けて言った。
「…そのご夫婦に、子供なんていないんだよ…。」
「…え?」
何を言ってるのか、最初はまったく理解できなかった。
307 :3/3 :03/03/22 01:08
先ほどは焦っていてまったく気づかなかったが、改めて少女を見ると、違和感に気づいた。
少女はまったく怖がっていない。あつがっている様子もない。
まったくの無表情で、大きく口をパクパクさせている。
数秒間、少女を見ていると何を言っているのかようやくわかった。
同じ言葉をずっと繰り返していたのだ。
「燃えろ、燃えろ、燃えろ、燃えろ、燃えろ、燃えろ…」
消防車が到着するまでの間、俺は夫婦や近所の人、それから他の通行人と同じように
ただ呆然と眺めているしかなかった。
この火事での死傷者はゼロ。
出火もとの家は全焼し、両隣の家は半焼だった。
505 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/26 20:14
仲居さんといえば、以前アンビリでやってた話。
ある旅館で霊に遭遇して仲居さんに掛け合ったら、
仲居さんが因縁話(昔ここで自殺した人が…etc)をしたあとで、
「申し訳ございません、至急離れをご案内しますので…」
で、仲居さんに案内されるまま外に出てしばらく歩いてたら、
別の仲居さんが血相変えて追いかけてきて、
「お客さん、そっちは崖です!!」
驚いて辺りを見回すと、先ほどの仲居さんは影も形もなかった。
割とダークな話で印象に残ってます。
294 :
1:04/08/11 11:43 ID:vXbXLad6
その廃校舎は出ることで有名だったらしい。
だけど、意外なくらい怖くない場所なんだそうだ。
周囲が住宅街という環境のせいか、空気にあまり淀みがないというか。
そう埃っぽいわけでもなく、湿気が多いわけでもなく。
でも出るらしい。
そこに友人が2人連れで行ってきたそうなんだが。
月も出ていて、持ち込んだ懐中電灯もそう必要ないかというぐらい明るかったそうで、
妙に薄い緊張感がなおさら薄く。
3階建ての校舎の1階から順に、一つ一つ教室を覗いていき、
階段を上り、2階も一巡りしてみたが特に何も無い。
それじゃ3階へ・・・というところで、階下から声が聞こえてきたそうだ。
さすがに一瞬ギクッとしたが・・・
どうやら声から判断するに、自分達と同じような連中らしく、しかもカップルの様子。
緊張感もなく、逆に楽しそうな笑い声さえ聞こえてくる。
ムードをブチ壊されシラける2人。
どうにも肝試しの雰囲気ではなくなってしまったので、もう帰ろうかとも思ったところ、
友人の連れがこう言い出した。
「あいつら驚かしてやろうよ」
295 :
2:04/08/11 11:43 ID:vXbXLad6
確かにちょっとムカついていたので、友人もその話に乗ることにした。
驚かすといってもそう大した話でもなく、
懐中電灯の灯りを消し、わざと大きな音を立てながら階段を降りる。
それだけでたった今まで楽しげに聞こえてきた話し声がピタッと静まる。
カップルの居る教室は目星がついていたので、1階に降りたところで足音を潜め、
その教室の前へ。
カップルがいたたまれず教室から出てきたところを
いきなり懐中電灯で照らしてやったそうだ。
でも、聞いてて「それは怖いだろう・・・」と思わされたよ
・・・そりゃ〜もう・・・本気で驚かれたらしい。
ものすごい悲鳴が上がって驚かした本人達もビックリ。
本人曰く
「気絶した人初めて見た」
彼氏は気絶した彼女を置いて逃走。彼女は受け身もとれずに床に頭を打ち昏倒。
『ゴン』とかいう鈍い音がしたそうだ。
本人曰く
「死んだんじゃないかと思った」
結局救急車を呼び、彼女は病院へ。彼氏は戻ってこなかった。 その後は知らないが・・・
友人らは警察にこっっってりと絞られはしたが、
廃校舎は特に封鎖されるわけでもなく(一応元々から封鎖されてはいたものなんだが)
今も取り壊されずにそこにある。
ちなみに何が出るかというと、
「声がしたと思い教室を覗いてみると、クラス全員の子供達が整然と、無言で着席している。
その暗い教室の中で、クラス全員分の光る目だけが無表情にこちらを見つめている。」
というものらしい。
140 名前: 底名無し沼さん 投稿日: 02/09/09 04:13
同じ夢を見た。何回も。
どこの山か不明だが登山中、樹林に囲まれたとてもきれいな小屋を見る。
休憩しようと、その小屋に行き、入り口のドアを開ける・・・・・
そこでいつも夢は終わり。
しばらく経って、某山に初めて登った。
登山道を歩いていると、なんだか初めての感じがしない。だんだん夢の記憶が。
どきどきしながら登って行くと、樹林の中に、夢と同じ小屋が見えた。
あ!と思い、近づく。
ドアを開けた。ここまでいつも見た夢と同じ。汗が出てくる。
すると感じのよい青年が出てきた。「すみませんこの小屋、閉めるので片付けしてるんですよ」
という。まだシーズン中なのに。なぜと聞くと、ココのオヤジが精神的にまいってしまい、入院
してしまったとのこと。話しは続く。
「いやあ、なんでも幽霊が出ると言ってねェ。足音がして小屋のドアが開くと、だれもいない。
そんなのが続いたらしくて・・・・・」
297 :
1:04/08/11 11:46 ID:vXbXLad6
えっと、友人Tの話、彼はとにかく不思議なヤツだった
まず、身体が異常に柔らかい、酢を毎日飲んでいた、そして
奇妙な拳法をやっていた、後にそれがジークンドーってブルースリーの開祖の
拳法だと分かるのだが。
Tは弓矢を作ってハトを仕留めたり、おじいちゃんは犬を軍用犬の用に
訓練したり、ある日遊びに行ったら、弟はトンファーを持ちTはヌンチャクで
戦っていた、まあ練習なんだろうけど、なじみの無い俺からすると変な光景でした。
ここまでは良くある普通の変なヤツだと思うが
298 :
2:04/08/11 11:47 ID:vXbXLad6
Tは陰が薄いヤツだった、といっても目立たないとか暗いとかじゃなくて、
気配を完全に無くなる事が良くあった、拳法の成果なのかどうかは謎だが、
たとえば、よくある友達と一緒に歩いていて、今まで右にいた友達に話しかけると
いなくなってて、左にきていたって事、誰でもあると思うのだけど。
Tの場合は、これが一日一緒にいると十数回ある。
これはTの友人なら誰でも知ってる事であって、たまに話題にも上がる。
ヤツは気配を完全に消せると。
そして、T自身が言う調子が良いとき、彼はテレポートするのだ、本人は
意識してかしてないかはっきりしないが、俺が見た例は3ッつ
一緒に道を歩いていた、右にいたと思ったTが柵の向こうの学校に戻っていくのが見えた
Tは校舎に入っていった、唖然としてショウガナイカラそのまま下校したら、Tは家にいた。
途中で抜かされてもいない。
自転車で坂道を下っていて、Tが先に角を右に曲がった20Mほど先だろうか、曲がって
見えなくなった瞬間、後ろにシャーーーって自転車の音が、まさかと思って振り返ると。
そこに自転車にのったTがいた。
そして一番びっくりしたのは修学旅行の時、寝ていたTが、急にドサッっと空中から落ちたのだ
上手く表現出来ないが、寝ている場所から、1M上にサッっとそのままの体勢で移動して
そのまま落ちる、落ちた後は気づく様子も無く寝ている。
結構痛そうなんだけど。
299 :
3:04/08/11 11:48 ID:vXbXLad6
続き、
んで、これらの事を本人に問いただしても、うん、そうなんだよ、右に今曲がったよなあ
俺、おかしいなあ、なんでここいるんだろ、でも良くあるんだよこれ。
と言っていた。
Tと数年来の友人なら、誰でも一度は見たことがあり、Tはテレポートするんだ、
ってのが、その友人関係の間では当たり前の認識になっていた。
奇妙な話なんだけど、中学生だしそんなもんだと思ってた。
Tの弟と話す機会があったときに、話してみると、買い物とか家族で行ったときに
電車の外にドアしまってから移動しちゃって、大変だったそうだ。
家族も今では、いなくなってもほっとくらしい。
あーどうせまた移動しちゃったんだろ、って。
300 :
4:04/08/11 11:48 ID:vXbXLad6
そして、数年間連絡を取っていなかったTに電話したときのこと、
こっちも大人になってるので、どうしても気になったので
テレポートの事を聞いてみた、そしたら、最近はめっきり少なくなったんだけど
彼女と同棲してるときにやっちまって、彼女が気持ち悪がって別れたそうだ。
困ってるんだよなーと言っていたが、どうしようも無い。
とにかく奇妙だなって思うのは、友人も家族も俺も含めて、
Tのテレポートが当たり前の認識になってるってことだ。
ここのスレ読んでて、テレポートしちゃった人のはなしとか聞いて
あーTみたいなやつって結構いるんだと思ってしまった
落ちも何もなくてすまん
(゚∞゚)
ペーチュンチュンだっけ?
201 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/08/13 00:19
少々長くなりますが・・・・。
小学校入学前、夏頃に祖母と家の近くにある畑にいたんですよ。
さて、そろそろおやつの時間だということで家に向かおうとすると
真っ白なワンピースを着た女性がいたんです。
子供特有の誰にでも声をかけてしまうということを、何も考えずにした
と思います。そしたら、その女性は裸足だったんです。
祖母がそれを見て、少し休んでいくようにいい、家の玄関で
小さい椅子に座って、3人でオレンジジュースを飲みました。
その後の記憶がありません。消えたというわけじゃないんだけど、
なんか玄関で違う場所に行ったような、失われた数分というか。
変な記憶というので、こんなことを書きました。
880 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/07/21 16:24 ID:ohPsW8VG
昔、東北地方某リアス式海岸での話。 海岸沿いの水族館に遊びにきていたところ
外で奇声が上がったので見てみると、海水がなくなっていてあたり一面、海底の岩肌が
剥き出しになっていた。沖のほうまで続いていた。みんなでこんなこともあるんだろうか、
など様々に感想がもれていた。 すると、どこからともなく声が上がった。向こうからなにか
くるとしきりに言っていたがよく見ると水平線を覆うばかりの津波であった。津波と言うより
一面の壁だった。壁が陽に反射してギラギラ輝いていた。きづくとすでに干上がっていた
ような海底も水で満たされていた。ハッと思った時には堤防のすぐそこまで水面が来ていた。
みないちもくさんに逃げた。水族館の近くの者は海岸の駐車場入り口でもあるスロープを
上がった。水族館は崖を切り出し、坂道を降りたところにあったからだ。水族館の奥の
ほうにいた者はまにあわず波に飲み込まれた。軽自動車でスロープめざして走ってきた者も
車ごと水に消えた。防波堤は水の下に消え、水族館の屋根が海水の上に突き出していた。
次の瞬間にはまるで滝をまじかに見てるような水しぶきの音とともに海水が”引いていった”
ざざざ、とまるでバケツの水をすてるみたいに海岸一帯の海水が沖の遠くの栓があって
それを抜いたかのごとく、海水はなくなった。またもとの岩肌が遠くまで広がった。
ぞくにいう、津波の引き波である。川遊びをしていて浮力で浮いた体が川の流れですくわれて
しまう事があったが、これは規模が違う。すべてが水にもまれ、ブルドーザーでひっかいたように
沖に連れて行ってしまった。人も車も。 堤防の壁もボロボロに朽ち果てていた。
一部の人がビデオにとったらしく、数年後に教科書に連続写真が載った。
15 名前:大人の名無しさん :02/04/14 21:37 ID:Feo8wKbS
夢で近所のオバサンが家に入ろうとしてた、
家族で訳も分らずそれを阻止する!
外のオバサンも中に入ろうと必死!!
・・・翌朝そのオバサンが死んだと連絡があった、
家族5人・・・沈黙後こんな夢見たと言ったら、
皆同じ夢見てた・・・コワ〜
264 名前:大人の名無しさん :02/06/02 18:35 ID:g6rGchtg
昔まだバイクに乗っていた経験です、
深夜仲間達と顔振峠(埼玉)に走りに行きました、
ここはいろんな噂があって、一人で走るのは怖い場所です、
自分は仲間達の最後尾を走ってました、
およそ峠の中腹辺りで、
突然バイクのエンジンが、エンスト!?
止まってしまいました、仲間達は気づかず、
そのまま走り去り、自分一人取り残されてしまいました、
まず最初にエンジンを再スタートさせたのですが、エンジンは掛からず、
諦めて重いバイクを押して歩きました、
一人暗い山道を歩いてると、峠の怖い噂を思い出し、
生きた心地がしません、景気付けに歌を歌う事にして、
この時歌った歌がサザエさんのオープニング歌でした←(藁
歌を歌ってたら途中歌詞を忘れてしまい(皆も笑ってる〜・・・・)この部分、
歌詞を思い出そうと考えてたら、
耳元で・・・お日様・・・お日様だよと・・・(゚Д゚)パニック状態で走りました!
その時バイクのエンジン音が聞こえてきて、仲間達が引き返してきました、
仲間達もう一度バイクの所に戻りエンジンを再スタート、
今度は何の問題もなくエンジンが掛かり、
その場から立ち去る事ができました、
何かネタぽいですね、是は自分の経験した一つです、
>>15にカキコしてるので、また気が向いたら書きます。
俺がまだ実家にいた頃の話、
うちの隣にはおじいさんと犬が二人(?)で住んでたんだけど
問題なのはその犬。
普段は全然ほえず、その家に空き巣が入ったときもほえなかったような気の弱い犬なんだけど
たまにほえることがある。
でも、その犬がほえた後はかならず地震が起こる
夜中の12時くらい、俺が寝る頃にその犬がほえてた時は3時くらいに震度3くらいの地震があった。
そんなことはしょっちゅう
で、忘れもしない冬のある日
その犬が尋常じゃない声でほえまくってた。夜中の11時くらいなのに
おじいさんが犬を叱りに出てくるくらいほえて、結局しばらく泣き止むことはなった。
おれは「ああ、また地震があるんかな」くらいにしか思ったなかったんだけど
翌朝、普通に起きてテレビをつけた俺は心底驚いた、
そう、阪神淡路大震災、死者5500人...空前の巨大地震を、あの犬は予知してた。
オカルト話じゃないけど、動物には何かを予知する力があるって本当なんだなぁと
308 :
Classical名無しさん:04/08/30 22:41 ID:ViV5zuCw
犬の口押さえとけば震度2ぐらいで済んだのに
その犬が見える場所にライブカメラを取り付けたいです
東海大震災、まだ来ない、まだ来ないと思ってるが確実に来る
気付くのは大惨事の後なんだろうなぁ・・・
310 :
1:04/09/09 03:00 ID:6m/yOOik
何年か前のことですが、もう直ぐ夏も本番という
ちょうど今時分、私は仕事をしながらラヂオを聞いていました。
昼少し前、午前11時ごろの番組で「怖い話特集」みたいな
ことがはじまり、耳をそばだてて聞いていたのです。
番組のパーソナリティ?が、怖い話ありませんかと呼びかけて
それを聞いた聴取者が電話でネタを話す、という趣向でした。
その時仕事場には私一人だけでしたが、天気のよい真昼間のこと、
面白く聞いていたんです。
パーソナリティ(以下パ)
「もしもしこんにちは」
リスナー(以下リ)
「こんにちは」
パ「どちらからですか?」
リ「石狩の主婦です」「いつも聞いています」
パ「どうもありがとうございます。えー・・どんな話ですか?」
リ「私の家、海の直ぐ近くなんですけど、あのー、いまいるんです。
その・・立ってるんです。海の上に。海面の上に。」
パ「え?もしもし立ってるって・・人が?・・海の水の上に?」
リ「そうです・・えーと何人も。」
パ「え?えー?な何人も?い今?」
リ「そうです・・こっち見てます・・。」
パ「・・見てるって・・こっち見てる人がいるの?」
リ「みんなです。・・全員こっち見てるんです。」
311 :
2:04/09/09 03:01 ID:6m/yOOik
その人はそういったものをしょっちゅう見るので引っ越したいと
いう話を淡々と語って電話を切り、番組はCMに入りました。
頭の中にその異様な、まがまがしい光景が浮かび上がって
離れず、仕事場に他の人が出勤してくるまで私はずっと外にいて、
まったく仕事になりませんでした。
もう、一人のときはそんなの聞きません!
312 :
1:04/09/12 23:43 ID:YyOFTqnQ
先日、北陸の某県にある海水浴場に行ってきました。
そこは旅行雑誌や観光サイトなどでは
あまり取り上げられない場所なのですが、ある小さな掲示板で
「人が来ないだけあって水も砂もとても綺麗」
という書き込みがあったので、いつか行ってみたいと思っていた場所でした。
ローカル駅からバスで30分ぐらいの場所なのですが
結構な田舎のほうで、時刻表によるとその路線は
1日4本しか運行していないようでした。
もともと、そういう場所が好きなので、自分的にはかえって好都合に思いました
休みの日に思い立ってそこへ行ったのはいいのですが
仕事の疲れか寝過ごしてしまい、家を出るのが遅くなり、また思ったより電車の連絡が悪く
バスを降りて海水浴場についたのは夕方5時半頃になってしまいました。
313 :
2:04/09/12 23:46 ID:YyOFTqnQ
海水浴場についてみると雲が多く、日差しがあまり無いような状態でした。
とても気持ちよく泳げそうな雰囲気ではありませんでしたが
かなりの時間をかけて来たこともあり、少し意地になって海に入ることにしました
ビーチは思ったよりも波打ち際が長く続いている広いもので、たしかに綺麗でした。
もともと人が少ないビーチなのでしょうが、時間帯もあり
若いカップルが一組、砂浜に座っており
あとは波打ち際で子供を遊ばせている家族がいるだけでした。
そんなに人がいないビーチでも
若い男が一人でサーフィンもしないで泳ぐというのは、何やら気恥ずかしい気がして
ビーチの東端のほうで泳ぐことにし、そちらへ歩いていきました
すると、やや沖のほうに浮き輪が浮かんでいるのが見えました
場所的には、ここまで泳げます、という目印のブイが浮いている辺りです。
自分みたく一人で泳ぎに来た人かな、と思ってよく見ると
浮き輪で浮かんでいるのは小学校に上がる前ぐらいの小さな女の子でした
しかも、声は聞こえませんでしたが、かなり泣いているようです
314 :
3:04/09/12 23:48 ID:YyOFTqnQ
あれ、あんな女の子が1人で何であんな場所にいるのだろう、
親はどこにいるのだろうと思い、辺りを見回したところ
ビーチからやや離れた場所で、水着の上から白いTシャツを着た若い父母らしき人が
女の子の方を見ているのに気付きました。
まだ溺れてはいないとはいえ、
親だったらあの子供の状況を見て、すぐに助けに行くはずではと思って
表情を伺ったのですが、2人とも小さく口を開けて
女の子の方を凝視しているだけです。顔色はやや青ざめているように見えました。
ただの通りすがりの人かとも思いましたが、他にビーチに親らしき人はいません。
ひょっとしたら、と思いました。
この親はあの娘を置き去りにしてそのまま去ってしまうつもりじゃないのか。
でなければあんなに泣いている女の子を放っておくわけがありません
しかし、ビーチにいる人が誰も騒いでいないのが変でした。
とりあえず、1人ぼっちで沖で泣いている女の子をなんとかしなければ、と思いました
溺れている人を救助した経験などありませんが
距離的にはそれほど遠くないし、女の子は浮き輪をしています
315 :
4:04/09/12 23:51 ID:YyOFTqnQ
大丈夫だろう、と気持ちを決め、親らしき人たちに向かって
「早く助けを呼んで下さい!」と言い、海に向かっていきました。
ひょっとすると本人たちもパニックになってしまって茫然としているだけなのか、
いや、それにしてもどこかおかしい、などと思いながら海に入りました。
日差しが出ていないのと、夏とはいえ5時半の海はやはりちょっと冷たかったのですが、
一刻も早く助けないと、と思い
水が腿ぐらいの深さになるとクロールで沖へと泳ぎ出しました。
泳いでみると、ビーチで見ていたより波が高くちょっとビビりましたが
それでもわりとすぐ女の子のところまで来ました。
女の子は小さな声で泣いており、顔はかわいそうに鼻水とよだれでぐしゃぐしゃでした。
あとは体力を使わないよう、平泳ぎで浮き輪を押していけばいいな、と思ったのですが
ふり返って岸を見て驚きました。
遠い・・・
いつの間にこんなに沖へきたのか、という感じで
明らかに海水浴場の遊泳区域外に出ているようでした。
そして、岸を見ると、あの若い夫婦はいませんでした。
316 :
5:04/09/12 23:50 ID:YyOFTqnQ
やられた!と思い、ビーチの遠さに若干パニクりかけましたが
浮き輪に掴まりながら泳げばなんとかなる、と思い
女の子に「大丈夫だからね、今からお父さんとお母さんの所に戻るからね」
と声をかけ、焦りつつ平泳ぎで浮き輪を押し始めました。
しかし、なかなか岸は近づいてきません。
女の子は泣き止む様子はなく、本当ならいろいろ声をかけて
安心させるべきなのでしょうが
「ひょっとして離岸流というものにつかまってしまったのではないか」
「自分の身も危ないのではないか」
「あの夫婦は助けを呼んだだろうか、いや、呼んでいないに違いない」
など、いろいろな考えが頭に浮かび、自分自身全く余裕がなくなってしまいました。
とりあえず必死に足だけは動かし、浮き輪を押すのですが
ビーチが近づいているのかどうかも全く分かりません。
海の水も冷たく、正直泣きたくなりましたが
ここで止まったらまずい、時間も遅いしとにかく早くビーチに着くしかない、と思いました。
いったん心を落ち着かせ、体を休めてから全力で岸に向かうことにし、
女の子にもう一度「大丈夫だよ、もうすぐだからね」というと力まかせに泳ぎ始めました。
そうして時間にして30分にも感じたでしょうか、あるとき顔を出してビーチを確認すると
それまでと違い、はっきりとビーチが近づいているのが分かりました。
しめた!
何とかなる!と思いました。
それからは、あまり頻繁に顔を海面に上げてビーチを見ていてもスピードが
上がらないと思い、なるべく頭を海中につけたまま、泳ぎ続けました
そうして、ついに足が海底の砂につく感触がありました。
その瞬間
やった、と安堵するとともに、あの両親、何やってたんだ!
という怒りが込み上げてきましたが、
とりあえず女の子を何とかしないといけませんでした
317 :
6:04/09/12 23:51 ID:YyOFTqnQ
そこで女の子に「ビーチに着いたよ、怖かったね、もう大丈夫」と声をかけると
浮き輪の中には誰もいませんでした。
しまった!浮き輪を押すのに気をとられすぎたか
女の子はどこかで海に沈んでしまったんじゃ
と真っ青になりましたが、それは違うことが分かりました。
浮き輪の空気は半分も入っていなかったのです
また浮き輪の模様はかなり色褪せてしまっていました
まるで何年も海を漂っていたかのように
体から力が抜けるとともに、急激に体の中から寒気が襲ってきました。
体は、へとへとに疲れていましたが
もう、ここにはいたくない、早く帰りたい
そう思う方が強く、シャワーのある場所へと足早に向かいました
雲はますます厚くなり、暗くなったビーチにはもうだれもいませんでした
シャワーの水はとても冷たく、歯がガチガチなるほどでした
そうしてなんとか海パンだけを着替えると
逃げるようにバス停に向かいました。
318 :
7:04/09/12 23:52 ID:YyOFTqnQ
携帯を見ると、時間は6時半になるところで、
運良く5分ほどでその日の終バスが停留所にやって来ました。
誰も乗っていないバスに乗り込むと
ようやく人心地つき、ほっとすることができました。
走り出したバスの窓から、上がってきたビーチを見ました。
真っ暗なビーチに白いTシャツを着た夫婦が沖の方を向いて立っていました。
沖は、遠くの灯台がかすかに光るほか、暗くて何も見えませんでした。
320 :
Classical名無しさん:04/09/19 14:18 ID:cr5wazw6
おまえの うしろだ>89
少し不思議な体験をしたので
お話してよいですか。
さぁ、どうぞ
323 :
321:04/09/20 15:29 ID:Xr9arBPI
それでは。
<その1>
恋人の部屋に遊びにいった時のことです。
彼は1Kのアパートに住んでいます。
部屋にはドアあってそこを開けるとキッチンです。
2人で夕食を食べて、そろそろ片付けようか
ということになりました。
324 :
321:04/09/20 15:30 ID:Xr9arBPI
<その2>
彼はキッチンの部屋のドアを開けました。
すると、なぜか、おばさんがいました。
私は、(え?)
と、一瞬固まりました。
彼は一人暮らしだったからです。
彼もおばさんに気がついたようですが
別に驚く様子もありません。
(母親でも来たのかな)
と、ぼんやり考て、
あ、そうだ挨拶しなくちゃと思って
立ち上がりました。
325 :
321:04/09/20 15:33 ID:Xr9arBPI
<その3>
すると、彼は、特に何事もなかったように
ドアを閉めました。
そして2〜3秒経ってから再びドアを開けました。
おばさんはいなくなっていました。
「よし!!」
彼はそう言うと何事もなかったように
食器をキッチンに持っていきました。
(えええ、さ、さっきのおばさんは?)
私はあまりに手慣れた?彼の対応に
怖いという思いもなく、
自然な様子につれれて
一緒に食器を片付けました。
326 :
321:04/09/20 15:34 ID:Xr9arBPI
<その4>
「あのさ、さっき、おばさんいたよね」
「ああ、たまにね。お前にも見えたんだ。
でも、気にしなくて良いよ」
と、普通に言われたので
(あ、そうなんだ)
と納得してしまいました。
あんまり怖くないっすね。
失礼しました。
>>321 いや、そういう体験をしてる人が居るって事はやっぱりってかまじに・・・
居るんだな・・・。
330 :
1:04/09/24 22:08 ID:AflIrRd2
135 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:54
丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。
暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。
ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。
擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を
ペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。
不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。
暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。
窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影を
畳に落としていました。 、、遠くで電車の音が響きます。
目をつむると違う部屋から夕餉の香りがしてきます。
「カップラーメンあったな、、」私は体をだるそうに起こし
散らかった求人雑誌をかたずけました。ふと、、偶然開いたの
でしょうかページがめくれていました。
331 :
2:04/09/24 22:11 ID:AflIrRd2
136 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:55
そこには某県(ふせておきます)の旅館がバイトを募集しているものでした。
その場所はまさに私が旅行に行ってみたいと思ってた所でした。
条件は夏の期間だけのもので時給はあまり、、というか全然高くありません
でしたが、住みこみで食事つき、というところに強く惹かれました。
ずっとカップメンしか食べてません。まかない料理でも手作りの
ものが食べれて、しかも行きたかった場所。
私はすぐに電話しました。
「、、はい。ありがとうございます!○○旅館です。」
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
受けつけは若そうな女性でした。電話の向こう側で低い声の男と(おそらくは
宿の主人?)小声で会話をしていました。私はドキドキしながら
なぜか正座なんかしちゃったりして、、待ってました。やがて受話器をにぎる
気配がしました。
「はい。お電話変わりました。えと、、、バイトですか?」
「はい。××求人でここのことをしりまして、是非お願いしたいのですが」
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」「じゃ、明日からでもお願いします。すみません
お名前は?」「神尾(仮名)です」「神尾君ね。はやくいらっしゃい、、、」
332 :
3:04/09/24 22:12 ID:AflIrRd2
137 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:56
とんとん拍子だった。運が良かった。。私は電話の用件などを
忘れないように録音するようにしている。再度電話を再生しながら
必要事項をメモっていく。住みこみなので持っていくもののなかに
保険証なども必要とのことだったのでそれもメモする。
その宿の求人のページを見ると白黒で宿の写真が写っていた。
こじんまりとしているが自然にかこまれた良さそうな場所だ。
私は急にバイトが決まり、しかも行きたかった場所だということも
あってホっとした。しかし何かおかしい。私は鼻歌を歌いながら
カップメンを作った。何か鼻歌もおかしく感じる。日はいつのまにか
とっぷりと暮れ、あけっぱなしの窓から湿気の多い生温かい風が
入ってくる。私はカップメンをすすりながら、なにがおかしいのか
気付いた。
条件は良く、お金を稼ぎながら旅行も味わえる。女の子もいるようだ。
旅館なら出会いもあるかもしれない。だが、何かおかしい。
暗闇に窓のガラスが鏡になっている。その暗い窓に私の顔がうつっていた。
なぜか、まったく嬉しくなかった。。理由はわからないが
私は激しく落ちこんでいた。
窓にうつった年をとったかのような生気のない自分の顔を見つめつづけた。
333 :
4:04/09/24 22:14 ID:AflIrRd2
138 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:56
次の日、私は酷い頭痛に目覚めた。激しく嗚咽する。風邪、、か?
私はふらふらしながら歯を磨いた。歯茎から血が滴った。
鏡で顔を見る。ギョッとした。目のしたにはくっきりと墨で書いたような
クマが出来ており、顔色は真っ白。、、、まるで、、、。
バイトやめようか、、とも思ったが、すでに準備は夜のうちに整えている。
しかし、、気がのらない。そのとき電話がなった。
「おはようございます。○○旅館のものですが、神尾さんでしょうか?」
「はい。今準備して出るところです。」
「わかりましたー。体調が悪いのですか?失礼ですが声が、、」
「あ、すみません、寝起きなので」
「無理なさらずに。こちらについたらまずは温泉などつかって頂いて構いませんよ。
初日はゆっくりとしててください。そこまで忙しくはありませんので。」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
電話をきって家を出る。あんなに親切で優しい電話。ありがたかった。
しかし、電話をきってから今度は寒気がしてきた。ドアをあけると眩暈がした。
「と、、とりあえず、旅館までつけば、、、」
私はとおる人が振りかえるほどフラフラと駅へ向かった。
やがて雨が降り出した。
傘をもってきてない私は駅まで傘なしで濡れながらいくことになった。
激しい咳が出る。「、、旅館で休みたい、、、、」
私はびしょぬれで駅に辿りつき、切符を買った。そのとき自分の手を見て驚いた。。
カサカサになっている。濡れているが肌がひび割れている。まるで
老人のように。「やばい病気か、、?旅館まで無事つければいいけど、、」
334 :
5:04/09/24 22:18 ID:AflIrRd2
139 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:57
私は手すりにすがるようにして足を支えて階段を上った。何度も休みながら。
電車が来るまで時間があった。私はベンチに倒れるように座りこみ
苦しい息をした。。ぜー、、、ぜー、、、声が枯れている。
手足が痺れている。波のように頭痛が押し寄せる。ごほごほ!咳をすると
足元に血が散らばった。私はハンカチで口を拭った。血がベットリ。。
私は霞む目でホームを見ていた。
「はやく、、旅館へ、、、」
やがて電車が轟音をたててホームにすべりこんでき、ドアが開いた。
乗り降りする人々を見ながら、私はようやく腰を上げた。腰痛がすごい。
フラフラと乗降口に向かう。体中が痛む。あの電車にのれば、、、、
そして乗降口に手をかけたとき、車中から鬼のような顔をした老婆が
突進してきた。
どしん!私はふっとばされホームに転がった。老婆もよろけたが
再度襲ってきた。私は老婆と取っ組み合いの喧嘩を始めた。
悲しいかな、相手は老婆なのに私の手には力がなかった。
「やめろ!やめてくれ!俺はあの電車にのらないといけないんだ!」
「なぜじゃ!?なぜじゃ!?」
老婆は私にまたがり顔をわしづかみにして地面に抑えつけながら聞いた。
「りょ、、旅館にいけなくなってしまう!」
やがて駅員たちがかけつけ私たちは引き離された。
電車は行ってしまっていた。私は立ち上がることも出来ず、人だかりの
中心で座りこんでいた。やがて引き離された老婆が息をととのえながら言った。
「おぬしは引かれておる。危なかった。」そして老婆は去っていった。
335 :
6:04/09/24 22:19 ID:AflIrRd2
140 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:57
私は駅員と2〜3応答をしたがすぐに帰された。
駅を出て仕方なく家に戻る。
すると体の調子が良くなってきた。声も戻ってきた。
鏡を見ると血色がいい。
私は不思議に思いながらも家に帰った。
荷物を下ろし、タバコを吸う。
落ちついてからやはり断わろうと旅館の
電話番号をおした。すると無感情な軽い声が帰ってきた。
「この電話番号は現在使われておりません、、」
押しなおす
「この電話番号は現在使われておりません、、」
私は混乱した。まさにこの番号で今朝電話が掛かってきたのだ。
おかしいおかしいおかしい。。。
私は通話記録をとっていたのを思い出した。
最初まで巻き戻す。
、、、、、、、、、キュルキュルキュル、、、、、 ガチャ
再生
「ザ、、、ザザ、、、、、、、、はい。ありがとうございます。○○旅館です。」
あれ、、?私は悪寒を感じた。若い女性だったはずなのに、声がまるで
低い男性のような声になっている。
336 :
7:04/09/24 22:21 ID:AflIrRd2
141 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:58
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
ん??
私はそこで何が話し合われてるのか聞こえた。
巻き戻し、音声を大きくする。
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
、、むい、、、、こご、そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
「さむい、、、こごえそうだ」
子供の声が入っている。さらにその後ろで大勢の人間が
唸っている声が聞こえる。
うわぁ!!私は汗が滴った。。
電話から離れる。すると通話記録がそのまま流れる。
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつから
これますか?」
「いつでも私は構いません」、、、
記憶にある会話。しかし、私はおじさんと話をしていたはずだ。
そこから流れる声は地面の下から響くような老人の声だった。
「神尾くんね、、はやくいらっしゃい」
337 :
8:04/09/24 22:21 ID:AflIrRd2
142 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:58
そこで通話が途切れる。私の体中に冷や汗がながれおちる。
外は土砂降りの雨である。金縛りにあったように動けなかったが
私はようやく落ちついてきた。すると、そのまま通話記録が流れた。
今朝、掛かってきた分だ。
しかし、話し声は私のものだけだった。
、、、、、、
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「はい。今準備して出るところです。」
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、すみません、寝起きなので」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
私は電話の電源ごとひきぬいた。
かわいた喉を鳴らす。な、、、、なんだ、、、なんだこれ、、
なんだよ!? どうなってんだ??
338 :
9:04/09/24 22:23 ID:AflIrRd2
143 名前: さげ 投稿日: 03/06/10 19:59
私はそのとき手に求人ガイドを握っていた。
震えながらそのページを探す。
すると何かおかしい。 、、ん?
手が震える。。そのページはあった。
綺麗なはずなのにその旅館の1ページだけしわしわでなにか
シミが大きく広がり少しはじが焦げている。どうみてもそこだけが
古い紙質なのです。まるで数十年前の古雑誌のようでした。
そしてそこには全焼して燃え落ちた旅館が写っていました。
そこに記事が書いてありました。
死者30数名。台所から出火したもよう。
旅館の主人と思われる焼死体が台所でみつかったことから
料理の際に炎を出したと思われる。
泊まりに来ていた宿泊客達が逃げ遅れて炎にまかれて焼死。
これ、、なんだ。。求人じゃない。。
私は声もだせずにいた。求人雑誌が風にめくれている。
私は痺れた頭で石のように動けなかった。
そのときふいに雨足が弱くなった。。一瞬の静寂が私を包んだ。
電話がなっている
74 :71 :04/09/21 00:38:36 ID:qIbS6h3H
追加
先輩の知り合いの人の話
彼女と海辺にキャンプに行ったとき朝、目が覚めたら彼女がいない。
テントを出て海を見ると浜から5メートルくらい沖を彼女が泳いでいた。
顔がこっちを向くとニコニコ笑っている。
彼女のところまで泳いでいくと彼女はどんどんは離れてゆく。
必死になって泳いでゆくと浜辺から呼ぶ声が聞こえるので
目を凝らして見るとその彼女だった。
「なんだ?!」と振り返るとすぐ顔のそばに女の水死体が、
というなはしもありましたがなんかネタっぽい
340 :
1:04/10/06 23:12 ID:cwtVy18w
私の田舎に、あぜ道ではめずらしいY字になっている場所があり、
そこは5・くらいの空き地というかなんというか
よくわからないスペースが出来ていました。
そこは小 中学生の頃の通学路で 通学路にはよくある「いわく付きの」物が
あったのです。。
それは通称「魔女岩」という つるつるした人の腕で抱えきれるくらいの岩で
みんな「その岩にはたたりがある」と言っていたのだが
実際 その岩にのっかろうと、小便をかけようと何をしようと
たたりらしきものに 襲われた人はいなかったのです。
しかし、私はなんとなくその岩には 触れたくなかったというか
あまり興味がなかったのでした。
そして。。これはこの間社会人になった私がひさしぶりに実家に帰った時の
話です。。。
341 :
2:04/10/06 23:12 ID:cwtVy18w
368 :Jねじん :03/02/21 01:23
その空き地は、中学生の時に引っ越してしまった家の近くにあったのだが
何となく懐かしくなり、夕暮れ時空が赤くなった頃に自転車にまたがり
今ではスッカリ変わってしまった 風景を 微かに残る懐かしさを 感じながら
走っていました。ふと、民家の裏の路地にある空き地に目をやると
生い茂った雑草の中に頭半分くらい見えている 大きな岩があったのです
それを見た私はなんだか懐かしいというより
かわいそうに思えてきて 人目を気にしながら生い茂った
光を遮る雑草を、何かの衝動に駆られてブチブチ毟っていると
「バリバリッッ!!」
と明らかに雑草とは違った感触が手に伝わってきました
そして
泥にまみれた私の手に握られていたのは。。。
藁のような繊維と髪の毛?のような黒い繊維の束でした。。。
342 :
東京フレンズ ◆MBtOKYoUSE :04/10/07 22:29 ID:PTKkBFsM
361名前:本当にあった怖い名無し投稿日:04/10/03 01:54:08 ID:iMgQgXw4
884 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2004/10/02(土) 14:48 ID:8LtdhYK7
俺が工房の頃だから5年位前か
当時遊戯王のカードが流行っていて俺達のグループでもなんとなくやってみた
これが中々に面白いので仲間内で結構熱かった
その日もゲーセンで少し遊んだ後ゲーセンの近くにある公園のテーブルで一勝負やっていた
いい年こいた工房6〜7人が公園で遊戯王をする
まぁこの時点で洒落になら(ryというのは置いておいて
少しすると女が一人こっちに近づいてきた
(あぁ、遊戯王やってる人かな?)と俺は思った
というのも遊戯王のカードゲームはトレードが盛んだったので
結構トレード目当てで声を掛けられる事があったのだ
一度などは子供に頼まれていた主婦とトレードした事もあった
だから遠めに遊戯王のカードを見たトレード目的の人だと思ったのだ
と思案している内に女は俺達のすぐ傍まで来た
この時には他の奴らも皆、女に気づいていた
女は傍に来るなり
「私は貴方の先輩ですよ〜」
?
ウチの学校の先輩なのかと思ったらしい仲間の一人が
「あ、●●●(学校名)の卒業生?」
と聞くと今度は
「違いますよ、私は貴方の後輩ですよ〜」
ヤ バ イ
362名前:本当にあった怖い名無し投稿日:04/10/03 01:56:20 ID:iMgQgXw4
885 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2004/10/02(土) 14:50 ID:8LtdhYK7
ソッチ系の人なんだなと俺は確信した
女はワンピースにカーディガンを羽織ってバッグを持っていたんだが
背中中ほど迄伸びていた髪はあまり手入れされてる感じじゃなくて目もなんだか焦点があってなさそうだった
加えてこの言動
なんだか気持ち悪くなり適当にあしらう事にした
で俺等は相槌だけ打ってたんだが
「私は先輩なんだから優しくしてね」
だの
「昨日の天気は〜」
だの怪しげな事ばかり言っていた
どうにかして切り上げさせて帰ろうと思っていたら
「じゃあお歌を歌ってあげますね〜」
といきなり歌いだした
曲はエーデルワイス
エーデルワイスの歌をご存知だろうか?
「エーデルワーイス、エーデルワーイス、エーブリィモーニング・・・」
と続く歌だ
小学校で歌った人も多いだろうと思う
で女の歌ったエーデルワイスなんだが
「エーデルワーイスエーデルワーイス、エーデルワーイスエーデルワーイス・・・」
まるで壊れたオルゴールみたいに同じ箇所だけを繰り返し繰り返し歌いだした
しかも首を左右に倒しながら歌ってて、それも手伝ってか鳥肌が立ったのを憶えている
363名前:本当にあった怖い名無し(sage)投稿日:04/10/03 01:57:19 ID:iMgQgXw4
886 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2004/10/02(土) 14:51 ID:8LtdhYK7
もう誰も彼も固まっててどうすればいいか分からなくなってた時ふと歌が止まった
女はバッグを漁りだし
「いい物見せてあげますね〜」
ゴソゴソしてる内になにか柄のような物が見えた途端
バ ン
仲間の一人が俺の肩を思い切り叩いて走り出した
それを合図に全員そこから逃げ出した
「どこいくんですか〜」
思わず後ろを振り返ると女が俺達を追いかけてきたのが目に映った
手に金槌を持って
以上懐かしい思い出でした
>>344 うちでの小槌だったのに
コピペに書いてもしょうがないが
346 :
1:04/10/17 22:45 ID:wNCHvACE
ある男(仮にAとする)が人気のない山の中をさ迷い歩いていた。
ちょっとしたはずみで道に迷い、もう半日。季節は冬、かなりあせって
いた。木立の中をふと気付くと何と…かまくらのようなものが見える。
『こんなひと気のない山奥でかまくらとは…』Aは不思議に思ったが、
疲れ果ててもいたし、恐る恐る近寄った。そばに来て覗き込むと、
半纏のようなものを着込み、男が一人、中に座っている。何やら昔の
書生めいた風情だ。こちらに気付くと中の男はにこりと笑ってきた。
『やあ、ちょっと寄って行きませんか』Aが何も言わずにいると、
『ちょっとした宴会気分ですよ。ほら』と湯気の立つ日本酒や、
なかなかうまそうな料理を指し示した。とにかく不思議だったが、
それを見たらもうダメだった。『いいんですか』
そう聞くと『ええ。どうぞどうぞ』という声に迎えられ、Aは
かまくらの中に入ってみた。暖かな食べ物をあてがわれ、ようやく
一息つけた。
347 :
2:04/10/17 22:46 ID:wNCHvACE
かまくらの男は『あっと、炭がきれそうだ。ちょっと失礼』
そう言ってAの前を横切って外に出た。次の瞬間、『ハーーッ..
ハーーッ』っと荒く息をついた。『やった、やった。出れた』
事情がわからずぽかんとするAに向かって男は言った。
『私はこの中で80年過ごしたのです。どうやら代わりの人がいないと
外には出れないらしい。前回はもう20年以上前だった。あの時に
失敗してから、どれほど機会を待っていたか』信じられない思いで、
Aが表に出ようとすると、透明な壁に阻まれて叶わなかった。
『悪く思わないで下さい。あなたも身代わりを見つけて下さい。
それでは』それだけ言うと、まだ呆然としているAを残して男は
足早に去って行った。
父の友人は山岳救助隊?をやってるんだけど、
数人で険しい崖を登っていたらしい。
色々な話を笑いながらしていたんだけど、
メンバーの一人が足を踏み外したんだって。
「あっ!」と皆が一斉にその人を見たんだけど、
踏み外した人は、手をこちらに伸ばしてまだ笑ってたんだって。
そして段々、笑顔が転落の恐怖に変わっていった。
最後はなんとも言いがたい「ああぁ・・・」って顔をして
そのまま転落して亡くなられた。
父の友人はその人の顔が忘れられないらしい。
349 :
Classical名無しさん:04/10/25 01:28 ID:4SBzQGkA
↓「なんとも言いがたい「ああぁ・・・」って顔をして」のAA
(@u@::)ノシ
351 :
Classical名無しさん:04/10/29 16:34 ID:.y5IR/Qw
「除雪車」
俺は除雪車が嫌いだ。こいつが俺の仲間の足を食いちぎったからだ。
あれは一年前だった。まだ俺が警備会社に入って間もないころ
排雪作業の交通誘導をしていたときの話さ。
片交で通行車両を止めて流しながら除雪車の誘導をやっていたんだ。隊員は7名。
俺はベテランのK隊長に教わりながら誘導していた。
俺のほかにもう一人、新人がいた。20歳の若い奴だ。
ちょうどパトカーが通って奴は緊張したのだろう。
変な誘導で警察にいちゃもんつけられるのでは
ないかってね。それが災いしてしまった。
奴はリキみすぎて足を滑らせたのさ。それも運悪く
除雪車のロータリーの前で。
俺はとっさに警笛を鳴らして除雪車の
運転手に緊急停止の合図をした。
息が続く限り吹いた。遅かった。
俺の目の前でそいつの足がロータリーで
食いちぎられていった。
赤い血で真っ白な雪の道を染めながら。
赤い雪と一緒にそいつの片足がシュノーケルから吐き出されて宙を舞った。
352 :
1:04/11/06 00:24 ID:KQJSJrPc
640 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/10/16 17:02
幼いころの、自分としては洒落にならない話です。
と言ってもはっきりしない記憶なのですが。
確か夕方だったと思うのですが、私は一人で留守番をしていました。
しばらくテレビを見ていたのですが、そのうちすっかり飽きてしまい
なんとなく窓を開けて外を眺めました。
すると、突然アパートの隣室の窓が開いて、女の子が半ば体を乗り出すようにして顔を覗かせました。
私より2、3歳年上らしい、見知らぬその女の子と何か会話をしたような気もするのですが、その内容は憶えていません。
そのうち、女の子は「外で遊ぼう」と言い出しました。
私は「ドアが開かない」と答えました。
353 :
2:04/11/06 00:25 ID:KQJSJrPc
641 名前:640投稿日:02/10/16 17:12
すると女の子は「窓から出ればいいのに」と言って、
笑いながらヒラリと手すりを越えて飛び降り、下の草むらにポンと着地しました。
「早くおいでよ」と手を振っているのを見て、私も
「なんだ簡単じゃん」と思って続いて降りようとしました。
その時背後で悲鳴が聞こえ、
次の瞬間私は畳の上に投げ倒されてました。
見上げると鬼のような形相の母がいて、私はおしっこをチビリました。
そこは3階でした。もし窓から飛び降りていたら軽い怪我では済まなかったでしょう。
年が経つにつれて、「あの時母の帰りがもう少し遅かったら」と思ってゾッとするようになりました。
354 :
3:04/11/06 00:26 ID:KQJSJrPc
643 名前:640投稿日:02/10/16 17:26
ついでですが、アパートの隣室に子供はいなかったそうです。
私が「だって、さっき隣の窓から飛び降りた子がいたもん! 平気だったもん!」と言い張るので
母が確認しに行ったのです。
隣室の老夫婦は、そんな女の子は全く知らないと言っていたそうです。
お陰で私はウソツキだと叱られ、一週間のおやつ禁止が言い渡されました。(3日目に恩赦が出ましたが)
もしかしたら私の見間違いか、空想の産物なのかもしれません。
でも、幼い子供が窓から転落して死亡したというニュースを見るたびに、あの女の子のことを思い出してしまいます。
幼い子供さんをお持ちのかた、どうか気を付けてください。
「もし窓の外で誰かに誘われてもついていっちゃ駄目よ」と、念のために教えてあげてください。
バカみたいかもしれませんが、でも万一ということがありますから。
去年の夏。友人達と三人で酒を飲みながら夜を過ごしていました。
気が付くと時計は4時10分。
そろそろ寝ようかと思った時、いきなり何を思ったのか友人が
「朝日を見に行こう!」って言い出したんです。
自分は寝たいと言ったのですが、もう一人の友人も「行くか〜」
と言い出し、結局ちょいと遠い所にある断崖絶壁の灯台の見える近くの丘に
車で行きました。
眠たい頭でボーとしながら待っていると、少しずつ空も明るくなってきました。
やがて5時になって、もうすぐ出ると思ったその時、友人の一人が
「なぁ、あそこに誰かおるぞ」
と言い出したのです。「はぁ?」と思い、友人の指差した方向を見て驚きました。
灯台の断崖絶壁のを、人が這い上がって登っているのです。
初めはロッククライミングかと思いましたが、こんな時間にやるわけがありません。
ひたすら三人とも無言でその異様な光景を見ていました。
そして最初は一人かと思っていたのですが、気が付くともう5,6人ほどいます。
そしてさらに崖を登る人はまた一人増えました。
海の中からです。海面にいきなり顔が出てきたかと思うと、そのまま崖を
登り始めるのです。少し遠すぎて、顔は分かりませんが、皆普通の服装で
男も女もまじっています。
「何かやばいって、逃げよう」
友人がそう言いました。
もちろん皆ここに居たく無いので、すぐに車に乗り込み、灯台を後にしました。
あれから2度ほど灯台に行きましたが、そんな事は起こっていません。
良く地元では自殺の名所と言われていますが、
あれが何だったのかは今でも分かりません。
ただ、断崖絶壁の崖を人が海の中から出てきて登り始めるという光景は、
今でも思い出しただけで背筋がぞくぞくします。
寒い
暗い
664 :本当にあった怖い名無し :04/10/17 18:24:21 ID:qrtHUWgT
半年くらい前の事
2日連続、家電の留守電にメッセージあり 女の人の声しかも訛りが外人ぽいたぶんピーナ
初日「3ジデス。ビァニァニァ タベテモイイデスカ。」
2日目「3ジデス。ビスケット タペテモイイデスカ。」
おやつ食べるために許可もらいたいのだろうけど 留守電に質問されても・・
その人 「食べてオケー」っ電話かかるまで バナナの前でジーと待つのかな?
しかもなんで家電なんだろう?
816 :本当にあった怖い名無し :04/11/26 22:56:45 ID:s/AKqe43
二年位前の話。
自宅でマターリしてると、ケータイに非通知で着信が。
出てみたら、突然おっさんの声で「イクイク!」って言われてガチャ切り。
なんだこりゃ・・・と思って着信履歴をよく見ると、19時19分。世の中にはヒマな人も居るんだなぁ。と思い、気にも留めなかったが、
また次の日も19時19分に同じ電話。次の日も。
そのうち面白くなってきたので、毎回取っておっさんの絶頂の声を聞いていたけど、取れなかった日があって、
あとでチェックすると留守録が。
「今日はでなかったね。体調でも悪いのかな?身体は大切に。それじゃあ。・・・・イクイク!」
何故か俺の体調心配した上に、それでもイクイク!を忘れないおっさんの人柄を想像してほのぼのとした気分になりました。
そんなおっさんとの触れ合いが一週間を過ぎた頃、いつものように着信。出てみると、
「いままで、おっちゃんの電話に付き合ってくれて有難う。残念だけど、今日でお別れです。
おっちゃんは多くの人に幸せを与える使命があるから、今度は他の人に幸せ与えます。さようなら・・・イクイク!」
それからおっさんの着信はありませんでした。
今でも誰かに幸せ(?)与えてるのかなーと思ったりして。
今気づいたけど、怖い話じゃないな・・・スマソsage