11 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :
女子達「ボールとってぇ〜」
もとこ「あ・・・」
素子「あれ・・・?・・・と
もとこ君 何やってるの?」
タバコを隠すもとこ@愛
素子「男子は体育館じゃ・・・
あ^わかったー イジメられたんでしょ―
しょうがないな 男子は・・・
いっといてやるよ 平気!」
もとこ「いーよ 別に」
12 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:03 ID:z90R77k2
素子「あ そうだ 教科書 あのね
前アニキが使ってたやつがあるの
ひとそろい
あげるね もうそれつかわないしー」
リフティングしてるもとこ@愛
素子「サッカー好き?」
もとこ「別に」
素子「上手いじゃん 結構」
!
素子「そうだ!サッカー部入りなよ!」
!
もとこ「い・・いーよ メンドクサイ・・」
13 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:06 ID:z90R77k2
素子「入りなって!
うちのアニキ サッカー部のキャプテンなんだ
話してやるよ! 行こっ」
そういってもとこ@愛の手を引っ張る素子
ドキッ
もとこ「・・・・・・・・・」
14 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:11 ID:z90R77k2
アニキ「おう!大歓迎だ!頑張ろうな!
サッカーは小さくても関係ないぞ!」
素子「ねーすぐなじむしねー」
素子「頑張れ! もとこ@愛!」
もとこ「 うん! 」
もとこ( ま、いっか・・・)
15 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:14 ID:z90R77k2
アニキ「前の学校ではサッカー部入ってた?
入ってない?じゃ基礎から・・・」
もとこ「うん・・」
夕方―
アニキ「 もっ 素子ーーーーーーーーーーー!!!!!」
素子「何よ アニキ・・・」
アニキ「ア・・アイツ もとこ@愛
滅茶苦茶上手いよ!」
素子「えっ・・・」
アニキ「キックもドリブルもシュートも!
アイツがいれば今度の予選は・・・!」
素子「もとこ君がー・・・」
16 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:18 ID:z90R77k2
もとこの家
親父「―どうだ 学校は」
もとこ「別に フツウ」
もとこ「と、隣の女がオセッカイだ・・」
親父「友達なんかつくるなよ・どうせすぐ別れるんだから」
もとこ「う・うん 分かってる―」
17 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:22 ID:z90R77k2
そしてサッカーの試合―
素子「わー遅れちゃった お弁当つくってたら・・・
ねぇ試合どう?」
しっ!今チビがフリーキック蹴るとこだ・・・
素子「へぇーもとこ君が・・・」
サッ
ビシュッ! ボールはドライブしてゴール!
素子「ひゃあっ!」
アニキ「す・・すげぇ!」
もとこ(ようし!思い通り曲がった!)
18 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:27 ID:z90R77k2
また点とったー
今度はヘディング!
ドリブルだー
すげぇよ あのチビ!
審判( ほう・・・)
5−0で勝利!
アニキ「も・・・もとこ!
素子「凄いよ もとこ君!」
チビやったぁ!
すげぇなチビ天才だよ
チビじゃねぇよ もとこくんだ・・・
わあっ
もとこ「 へへ・・・」
19 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:30 ID:z90R77k2
素子「すっごい
すっごい
ほんとにすっごいー ねぇねぇ
何でそんなに上手いの? 小さい頃からやってたんだー?」
もとこ「うん 2歳のとき
かあちゃんがボール買ってくれて」
ほらすげぇよ 2歳だって・・・
もとこ「これで遊んでなさい すぐに戻るからって・・・」
20 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:34 ID:z90R77k2
素子「え・・・」
もとこ「でもそれきりでー 後で離婚したって聞いてー
で、それからずっと遊んでるの」パクッ
現在もとこは素子のつくった弁当食べてますー
もとこ「もどってくるかとおもってさー
くるわけねーのにさー」パクパクッ
ホロリ
もとこ「えっ?」
21 :
もとこ@愛 ◆2byLUR3k :03/04/02 14:36 ID:z90R77k2
ぽろぽろ・・・
もとこ「な・何で・・な、泣くなよ!」
思わず手で涙を拭いてしまったもとこ@愛
はっ!
照れてすぐに引っ込める
素子「たくさん食べて もとこ君」
もとこ「う・・うん」
素子「こっちも これも・・・あ、ラビオリつくったのよー」