1 :
若松:
どんなキャラで描いて欲しいか言え
とりあえず
エターナルスフィア人
3 :
若松:03/03/19 23:17 ID:3/ODLWUk
>>2 それはどんなんだ?
ぶっちゃけていうと?素人にもわかりやすくおながい
(:.´.:ж:.`.:)
5 :
パフェ名無しさん002 ◆PAFE/VN2 :03/03/19 23:17 ID:zJQHed7c
かまってもらえまくってるキャラで
6 :
若松:03/03/19 23:18 ID:3/ODLWUk
7 :
氷ママ子:03/03/19 23:18 ID:ZrvJY8A.
フランス人
ななしだと放置なのか・・・
9 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:19 ID:QuFQnTKY
カンチャンずっぽしでツモりまくるキャラで
10 :
若松:03/03/19 23:19 ID:3/ODLWUk
>>7 よし。コテハンからすると女性でいいのか?
じゃ、年齢は40歳でいいか?
異議あるなら訂正おながい
11 :
若松:03/03/19 23:20 ID:3/ODLWUk
12 :
氷ママ子:03/03/19 23:22 ID:ZrvJY8A.
13 :
若松:03/03/19 23:22 ID:3/ODLWUk
よし、じゃ舞台は浅草な。
14 :
パフェ名無しさん002 ◆PAFE/VN2 :03/03/19 23:23 ID:zJQHed7c
期待です
15 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:24 ID:QuFQnTKY
挿絵はドルチェと東京フレンズが立候補したいそうですよ
>>15 OK.
やっぱ登場人物には適当でも名前がほしいから君はかんちゃんでいいのか?
じゃ〜創造主でw
今日は、特にお伝えする事ありませんでした。
19 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:27 ID:QuFQnTKY
かんちゃんでよろしく!弟はぺんちゃんね!
20 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:28 ID:QuFQnTKY
特殊期間 G−STAWL.
21 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:28 ID:QuFQnTKY
特殊機関
22 :
東京フレンズ ◆tOKYoUSE :03/03/19 23:28 ID:Tf2f5ncM
とりあえず漏れとドルチェのコンビ名はセクハラブラザーズでお願いね。
24 :
田代:03/03/19 23:29 ID:6V3vFJJU
職業は神でお願いシマソ
25 :
若松:03/03/19 23:30 ID:3/ODLWUk
舞台は浅草の隅田川沿いの貧乏臭い街
川沿いの土手にはホームレスが青ビニールシートで家を築きあげたり、
見事なダンボールハウスで何に気を遣うでもなくノンビリまったり暮らす人々がいた。
そして、今年もまた隅田川の花火大会の日が刻々と近づいてきた
26 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:30 ID:QuFQnTKY
早く書けよ!バカや労!
27 :
若松:03/03/19 23:32 ID:3/ODLWUk
この花火大会に臨むために今年もまたパフェ002は観覧場所を確保するために1人駆り出されていた
29 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:32 ID:6V3vFJJU
>27
煽るな。とりあえず見とけ
30 :
若松:03/03/19 23:34 ID:3/ODLWUk
パフェ002はちょっとおつむが弱く、何でも人の言う事を聞いてくれるので
使う側は便利に思い、パフェもまた相手にされることに生き甲斐を感じていたので
この任務を請け負う時は毎年楽しみにしていたのであった。
口からは涎を垂らしながらこの日を指折り数えていた
「うえへっへっへ〜。たのしみだなあ〜花火大会・・・うへふふえふへえへ」
31 :
若松:03/03/19 23:36 ID:3/ODLWUk
パフェらはこの花火大会の場所取りの期間を「特殊期間 G−STAWL.」と名づけ、
あたかも軍隊の任務であるかのようにパフェにそれを命じていた。
パフェもこのときばかりは浴衣ではなく真夏であるのに軍服に身を纏いそれをまっとうしようとしていた。
「俺の晴れ舞台・・隅田川万歳」
32 :
パフェ名無しさん002 ◆PAFE/VN2 :03/03/19 23:39 ID:zJQHed7c
クスンクスン
33 :
若松:03/03/19 23:40 ID:3/ODLWUk
近くの野球場に野宿生活を営む時の青シートを大っぴらに広げてそこに大の字になって
仰向けで天を仰いだ。
「あー雲だ・・たべたいなぁ〜ぺロリ、ぺロリ・・うふふふふ」
1人妄想を浮かべるパフェの携帯電話がなった。
電話の主は、いおんであった。いおんは自らを創造主と名乗り、信じ込むパフェにいろいろと
手玉に取り扱っている彼にとってはボスみたいな存在である。
34 :
若松:03/03/19 23:42 ID:3/ODLWUk
いおん「ちゃんと場所は取っていますか?」
パフェ「うん。とってるよ・・・うへへ」
いおんとて、彼を完全に信じきっているわけではなかった。春の花見の時には彼のお人よし
な性格が災いし、場所取りさせたのに結局、他人に場所を譲ってしまい、袋叩きにした過去があったからだ。
いおん「ちゃんと、場所は確保しておいてくださいね」
と言い残して電話を切った
35 :
氷ママ子:03/03/19 23:43 ID:ZrvJY8A.
ほんとに物語だw
生黒持ってきた〜
36 :
若松:03/03/19 23:47 ID:3/ODLWUk
パフェは電話が終わると携帯をベロベロ舐めたりして遊んでいた。
炎天下の中ビキニパンツ一丁で場所取りするパフェを不思議に思ったのか
日傘をさしながら1人の女性が近づいてきた。外人らしい。
「こんばんわ。あなた、馬鹿ですか?」
昼間なのにこんばんわというところはご愛嬌。笑顔で微笑む外国人の熟女にパフェは
笑顔で微笑返しし、パンツからイチモツを出して「ほら、夏なのに土筆んぼ!」と
彼なりに国際交流を心掛けた笑顔と態度を見せた
37 :
若松:03/03/19 23:51 ID:3/ODLWUk
「あら?かわいいツクシさんですね。とても不気味です」と女性はちょっと間違った日本語を使いながらも
哀れに見ているのかとてもナイスな笑顔は1つも崩さないままでいた
女性「わたし、氷ママ子ていいます。あなたは?」
パフェ「田村亮!ロンブーじゃないぞ!正和の弟の方だけど・・・ぐへへ」
彼の精一杯のジョークだったのだろう。しかし、氷ママ子にはパフェ=田村さんという認識で覚えられた
氷ママ子「こんにちは、田村さん」
38 :
Classical名無しさん:03/03/19 23:54 ID:FtWYdV5o
氷ママ子のエロシーンキボンヌ
|-゚)
40 :
若松:03/03/19 23:55 ID:3/ODLWUk
氷ママ「暑いよね。田村さんは何をやっている人なんですか?」
パフェ「青大将!」
ほぼ全裸の青年と日傘の外国人女性という微妙な2ショットは炎天下の中アスファルトの
湯気にその姿をかき消されながらも、同じような場所取りをする周囲の面々からは異彩を放っていた。
氷「田村さん?あなたはずっと1人で場所取りなんですか?」
41 :
若松:03/03/20 00:00 ID:3/ODLWUk
パフェ「あとはね、うんとね。かんちゃんと弟のぺんちゃん兄貴がやってくるんだよ!」
氷ママ子「そうなのー偉いね。それまで1人でお留守番なんだー・・いつくるの?」
パフェ「えっとね。昨日やってきあ!」
氷ママ子「・・・そう・・」
氷ママ子は伏し目がちにパフェを眺め、さり気なくその目を擦っていた。
こんなにも可哀想な一方、こんなにも逞しいパフェ002に目頭が熱くなる思いがした。
氷ママ子「ごめんね・・ちょっと目が痒くなったの・・田村さん」
パフェ「精子でもいれたの?おばちゃん?うひょひょうへねへ〜」
可哀想なくらいパフェは品がなく、なのに何故か無垢な目をして氷ママ子の顔を覗いていた
42 :
若松:03/03/20 00:02 ID:3/ODLWUk
【少し休憩】
とりあえず登場人物みんな出し切ったかな?
>>4は適当な名前だけでもつけてくれればありがたい。
あとは、もうしばらく、登場人物募集中
名前とどんなキャラかを明記して。
( ゚Д゚)<ストーカー又は変態が(・∀・)イイ!!
44 :
Classical名無しさん:03/03/20 00:04 ID:QuFQnTKY
若松さんに文才があっただなんて!
45 :
若松:03/03/20 00:04 ID:3/ODLWUk
せめて、もとこ@愛の文学作品に追いつけるよう頑張ります
46 :
勉三さん ◆62709426 :03/03/20 00:04 ID:Uu2DDdS6
ヤベェおもろい鴨。
47 :
若松:03/03/20 00:04 ID:3/ODLWUk
48 :
若松:03/03/20 00:06 ID:3/ODLWUk
ごめん、ミス発覚。軍服着てたのにいつパンツイッチョになったのか明記してなかった・・・。
今度推敲で直すね・・
49 :
勉三さん ◆62709426 :03/03/20 00:06 ID:Uu2DDdS6
俺ラリアット喰らって氏ぬ通行人がいいなぁ…。
50 :
若松:03/03/20 00:07 ID:3/ODLWUk
こんなんがいいな。
設定
本名 花田金三郎 花田家三男
某文房具メーカーに勤めるも勤務態度に問題があり解雇、現在無職
24歳 童貞
趣味 ロリサイトを回る事 妄想
52 :
Classical名無しさん:03/03/20 00:11 ID:QuFQnTKY
51さんはリアル設定ですか
53 :
若松:03/03/20 00:11 ID:3/ODLWUk
>>51 OK.
つかね。あとセクハラブラザーズも登場させてなかった。
ホモ物語にするのか、それとも・・
もうちょっと登場人物&設定募集
54 :
オタク24歳(童貞’) ◆XQiZZ6Is :03/03/20 00:15 ID:DKYWIQ2.
55 :
Classical名無しさん:03/03/20 00:15 ID:QuFQnTKY
倉雲さん
ステータス◆あだ名がクラウン
56 :
東京フレンズ ◆tOKYoUSE :03/03/20 00:16 ID:Tf2f5ncM
セクハラブラザーズ
長男 零屍鬼:倒錯系哲学的にセクハラをする。服役中、日曜日だけ仮出所。
次男 豆腐;風の強い日が大好き。目でセクハラ。
三男 ドルチェ:童貞。エスカレーターに立つと必ず身をかがめてスカートをのぞく。
三人そろっても合体とかはできない。
57 :
若松:03/03/20 00:17 ID:3/ODLWUk
パンツの青年と外国人の熟女
この不思議な組み合わせに導かれるように1人の男が木陰から2人を覗いていた。
そのTシャツは悪臭と汗にまみれ、またカメラを持つ手にも汗球が幾数も浮かび上がっていた。
通りゆく浴衣姿の女性は「キモい」と彼の風貌を一瞥し吐き捨てるも今はそんなことに構っていられなかった。
「外国人女のパンチラ」
これに燃やす情熱だけが彼のエナジーだった。浮き出る汗を拭くタオルにも手を掛けず、氷ママ子の股一点にそのレンズ
の焦点を合わせ狙っていた。
まるでスナイパーのような研ぎ澄まされた集中力で。
58 :
Classical名無しさん:03/03/20 00:20 ID:FtWYdV5o
おもしろい展開になってきた
59 :
若松:03/03/20 00:23 ID:3/ODLWUk
カメラを片手に花田金三郎は今日のことを思った。
実は、この日は就職活動で浅草にやってきた。しかし、就職活動後に立ち寄る
アニメショップのことで脳裏がいっぱいで、それがもとで面接に失敗した。
食品会社なのに「相撲取りになりたい」と面接で力んで言ってしまったから失敗したと
さすがに自分でもわかっていた。何故に相撲取りが出てきたのか・・それは花田にもわからなかった。
そんな苦悩を断ち切るために暑苦しいスーツをコインロッカーに預けて、もってきたリュックと共に
カメラを持ってこの浅草にやってきた。
今夜のおかずを求めて。。。
60 :
若松:03/03/20 00:28 ID:3/ODLWUk
そんなオタク(花田)に狙われているとも知らずに氷ママ子はまだパフェと談笑に
浸っていた。
パフェは外人の女性というとどうやら全て「エマニュエル夫人」に連想するらしく、
談笑中は常に股間を充血させ、その土筆んぼうを隆起させ、時を窺っていた。
氷ママ子は年齢が40とは言え、脚線美をアピールするかのようなミニスカートで座っていたので
それがまたパフェを刺激して仕方なかった。
ただ、刺激させていたのはパフェだけではなかった ―
官能小説・・
62 :
若松:03/03/20 00:37 ID:3/ODLWUk
パフェは股間の土筆を握り締めその充血させたものを解き放つためにそれを摩擦し始めた・・
ただならぬ気配を感じた氷ママ子は何も言わずパフェを侮蔑を込めた視線で見おろしながらその場を
立つと今度は高い位置から眺めたその視界に1人腰をかがめ自分にレンズを向けてくる一人の汗まみれの
白いTシャツを湿らせた男性を発見した。
それが、オタク花田であった。
花田は、自分と氷ママ子との目があったことに怯え、ビックリした拍子に尻餅をついて勢いにまかせ
シャッターを連写しまくった。まるで戦場で追い詰められた兵士のように彼は彼なりに最後の力を振り絞ってみせていた。
ママ子は、流石にパフェの時とは異なり怒りに身を任せ、オタクに歩み寄っていく。
その足どりは今にも拳で殴りかかる勢いであった。
「もう・・だめぽ・・」
それを感じてか、オタク花田は心の中でお経のようにその言葉だけを何度も何度も巡らせ迫ってくるママ子を見上げるしかなかった。
63 :
若松:03/03/20 00:39 ID:3/ODLWUk
@@@@@@
今日はここまで。
>>61 もうちょっと愛情の溢れた浅草人間ドラマを描きたかったのに
みんなの設定が・・・・。
まだ出ていない、ドルチェ・豆腐らの面子を加え展開を変えていこう。
64 :
Classical名無しさん:03/03/20 00:41 ID:FtWYdV5o
おおおおおおおー
展開が微妙に気になる!
65 :
氷ママ子:03/03/20 00:42 ID:ZrvJY8A.
66 :
若松:03/03/20 00:45 ID:3/ODLWUk
>>64 気になるのか?w
>>65 ごめんな・・みんな変態キャラがいいっていうもんだからあんたにしか絡めにくくてさ・・
67 :
Classical名無しさん:03/03/20 00:47 ID:FtWYdV5o
ママ子がこれからどんな行動に出るのかが気になるw
68 :
氷ママ子:03/03/20 00:50 ID:ZrvJY8A.
>>66 全然おっけー
これから女の子も増えてくよ
すげえ笑った!若松さん頑張って!
ここまで、読んだ。。。
頑張れ
71 :
Classical名無しさん:03/03/20 08:57 ID:g.staILw
夜また書くよ
>>71 夜中にデカイ声で笑いましたよw
頑張って下さい。
俺用まとめ
49 :勉三さん ◆62709426 :03/03/20 00:06 ID:Uu2DDdS6
俺ラリアット喰らって氏ぬ通行人がいいなぁ…。
10 名前: でちゅ
んとね!純情可憐な乙女役キボンヌ
56 :東京フレンズ ◆tOKYoUSE :03/03/20 00:16 ID:Tf2f5ncM
セクハラブラザーズ
長男 零屍鬼:倒錯系哲学的にセクハラをする。服役中、日曜日だけ仮出所。
次男 豆腐;風の強い日が大好き。目でセクハラ。
三男 ドルチェ:童貞。エスカレーターに立つと必ず身をかがめてスカートをのぞく。
三人そろっても合体とかはできない。
*他にも希望者がいたらキャラ設定と名前(固定名じゃなくても可。出たい名前を書け)
を書いてくれさい。出来るだけ無理矢理にでも登場させます。(ただし、【できるだけ】ね。
出す保証はない)
アンマリだ!
でも面白いから期待してるよ!
頑張って!
76 :
若松:03/03/20 18:34 ID:DcioqqPs
パフオイシイよなぁ。
78 :
若松:03/03/20 18:51 ID:DcioqqPs
(ちょっとだけつづき)
「殴らないで!」銃殺される直前はこんな顔になるのであろうというくらいに全ての決断を氷ママ子に委ねるような
必死さと決断を決めたような力の入った面構えをしていた。
氷ママ子「大丈夫。ノー殴る、ノーライフ!」と英語にしても微妙に間違ってはいるものの言って逆に彼に手を差し伸ばした。
オタクはこの時既に失禁していた。立ち上がるとその恥を周囲にさらしてしまうために手を応じながらも
丁寧に断った。「自分で立てるよ」と。
急展開の和解で打ち解けた2人の背後でイチモツを擦るパフェがいる。
そのパフェを振り返りながら氷ママ子は続けた
「許してあげる。その代り、あの子と一緒にいてあげてほしいの。」
何がなんだかわからなかったが、許してもらえるのであればその条件を受け入れるしかなかった。
オタク「ありがとう、青春」
お小水に濡らす股間を気にしながら安堵した。
79 :
若松:03/03/20 18:58 ID:DcioqqPs
氷ママ子は、自慰フィニッシュが終わり脱力感に身を貪らせているパフェの元に歩み寄った。
さんざん土筆んぼを出しておきながら恥ずかしそうに急いで土筆をパンツに仕舞い
彼女を見上げた。
氷ママ子「パフェくん。私は一度家に帰るから。あとで一緒にここで花火見させてね!」
パフェ「おほほぇ〜!おほほぇ〜!」と謎の言葉を発しながら口元が緩んだ。
パフェ「でも、創造主いおん様に許可を得ないと・・ボク、また簀巻きにされて隅田川に捨てられる・・」
と落ち込む彼の背中をなだめながら、自分でもお願いするのでとりあえず言っておいてねとだけ
言い残して日傘を拾ってその場から名残惜しそうに去っていった。
1人残されたパフェにオタク24が股間の失禁を隠すかのように地面を這いながら近寄った。
オタク「俺、花田・・オタク24でいいよ!で、君は?」
パフェ「お・・おれ、パフェ002!ぐえふへうふえふえぇ!!」
笑顔でわかりあった二人。新たな友情が生まれた瞬間でもあった ―。
さて、彼らの近くに同じように金曜日の昼間から場所取りに精を出す一団があった ― 。
80 :
氷ママ子:03/03/20 20:52 ID:ZrvJY8A.
おほほぇ〜てw
81 :
若松:03/03/21 00:05 ID:ARvkNxy6
パフェ002とオタク24の出逢ったそのすぐ傍で同じように場所取りをしていた若い男性のグループがあった。
平日(金曜日)の炎天下の下、3人でこじんまりと固まり川原で拾ってきたエロ本の吟味と洒落込んでいた。
ページが張り付いていて気味悪がるのがセクハラブラザーズの長男・零屍鬼。
彼は3人の中でも比較的冷静に物事を判断できる方である。どうやら、他の2人よりは興味はないらしい。
もっとも、熱心に袋綴じを開封るように慎重にかつ集中してその作業に精を出すのが次男の東京フレンズと
三男のドルチェという青年たちであった。
零屍鬼が、止めろと諭すのも聞かずに食い入る2人。
豆腐「ドルチェよ、どうだ?朝河蘭は?」
ドルチェ「いいですよね!ボクあの人でご飯3杯はいけますよ」
その程度のレベルの会話しかなかった。そんな2人に舌打ちし、呆れるようにその場から立つと川原に向かった。
何しろ気温は32度くらいあるであろうか。陽射しの照り付けは厳しく、ドルチェらに呆れるまでもなく
誰もが水辺を求めたい心境ではあった。
そんな零屍鬼がそこからいなくなったのに気がついたのは彼がそこを発ってから、30分も経った頃であった。
ドルチェ「あれ?セクハラブラザー兄者は?」
82 :
若松:03/03/21 00:22 ID:ARvkNxy6
東京フレンズ「川原で公開オナニーに没頭してんじゃない?」どうやらあまり気にかけていないらしく、
むしろ蒟蒻を人肌温度に暖める為にカセットコンロに火をかける準備をしていた。
真夏のカセットコンロは、凍てついた童貞の心も暖めてくれる。
そんな童貞コンビの横に気がつけば1人立っていた。
「蒟蒻でちゅか?」語尾にでちゅとつけるその人は見かけは可憐な乙女なのであるが
よく見ると顎鬚が無数に生えていた。ドルチェはそんなことお構いなくファーストインプレッションを受け入れたが
東京フレンズはむしろ、セカンドインプレッションの方が微妙に気になった。
ドルチェ「こんちんわ!ドルチェでございます!」
東京フレンズ「こんちんわってなんだよ、馬鹿!」と怒鳴りながらドルチェに力の限り突っ込む一方で蒟蒻の火加減も忘れない・・・
83 :
氷ママ子:03/03/21 00:26 ID:ZrvJY8A.
キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
84 :
若松:03/03/21 00:42 ID:ARvkNxy6
東京フレンズ「おい、ドル?この人女の人かな?」
ドルチェ「え?なにいってるんですか?かわいい女性じゃないですか?だからいつまでたっても童貞なんですよ!」
東京フレンズは、いつもならここで「お前が言うなボケ!」と突っ込みを入れるところなのだが、そんなこと
よりもまず彼女(?)の視察が先にあったためそんないつものルーティーンワークなんか忘れていた。
豆腐「名前は?」
女(?)「峰不二子でちゅ」
2人「・・・。」
あっけにとられた2人ではあったが、とりあえず彼女(?)をそこに座らせて、別の用途に用いるはずだった
蒟蒻を囲んで蒟蒻鍋を真夏の太陽の下で行う事にした。
峰不二子っていうのは絶対嘘なので、とりあえず豆腐とドルチェで「でちゅ」と呼ぶことにした。
でちゅはそれを露骨に嫌がったが、不二子ちゃんではないので、いや不二子ちゃんであるはずがないので
でちゅで押し通す事になった。とりあえず煮立つまで蒟蒻を茹でてそれをいつもの調子で手で救い上げると
あまりにもの熱さで蒟蒻を再び鍋に落としてしまったドルチェ。
いつもはここから人肌の温度まで冷ましてから手で掴むのであるが、今回は急遽食すための蒟蒻になったので
いつもの癖がそこで出てしまったのだ。そして、豆腐に軽く平手打ち(往復)を喰らった。
しかし、ドルチェはこれで愛情を感じているのか豆腐に気色悪い笑顔を見せていた。
この関係がドルチェと豆腐の兄弟愛なのだ。他人には理解不能。
そのやり取りを横目にでちゅはいろいろと試そうかと思案を巡らせていたことを2人は今は知らなかった。
85 :
若松:03/03/21 00:59 ID:ARvkNxy6
@@@@@@@@
今日はここまで。
これ、舞台用に脚色しやすいように場面転換少ない物語にしてやるからさ。
誰かに脚色頼んで、舞台でお前ら演じろ?な。
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
俺変態だよ!うえへへへへ!
明日も頑張って下さい!期待してます!
(´・ω・`)忙しいのかな…。
いや。
けっこー暇。
新作キボンage
おっす!見に来たよ!
漏れが峰不二子かあ。相応しすぎる。
じゃあ、がんがってね!又見に来るね!
やあ!、でちゅを見たのは何ヶ月振りだろう。
お懐かしい限りだ。
いつでもこいよ!
>>90 ヒゲが生えているあたりも相応しすぎるだろ?w
そうだね。そろそろ続きでも書いてみるかね。
そ う で ち ゅ ね
俺はめちゃめちゃ強いゴリラの役がいい。
>>94 これを書くと言う条件で戻ったんだから、
続き書けー。
>>95 了解
>>96 わかった。明日、午前中は休みなんで朝一で書く・・・かも。
変態兄弟とちょび髭女でちゅ ―
でちゅのモットーは「一期一会。ウホッ!いい男!」
であるのだが、残念ながらこの変態兄弟はどうやら該当外であったようだ。チッ、チッと何度も何度も
故意に相手に聞こえるかのように舌打ちを連続で繰り返し、しかし、その目は上目使いで見方によっては
誤解さえ生じかねないものであった。
そして、その誤解の想定にかなったのがこの変態兄弟だ。
ドルチェ「あの人、チッ、チッとか言ってこっちみてますよ」
豆腐「馬鹿、あれはな。誘っているつーもんなんだよ。見てみ?あの目・・。
もの欲しそうにこっち見てるだろ?あれはな、女が誘っているってやつなんだってよ。
昔、スコラがあった頃読んだ気がするぜ!」
ドルチェ「さすが、豆腐兄ちゃん!女の扱いに長けてますね・・え?女?・・ま、いいか」
ドルチェは、とりあえず自分に言い聞かせる為に股間をギュッと握ってみた。
しかし、やっぱりこの時はそれが難しかった。
ドルチェ「髭さえなければ・・」
何ともどこにもぶつけられないやり場のない虚しさに包まれながら豆腐と大きな溜息を一つ吐いてみた。
豆腐「あ、蒟蒻・・食べませんか?おじさん?」
夏の夕暮れ。この観覧場所用に解放された野球場にもぞろぞろと人の姿が多く見られるようになった。
大学生風の男女が早くも馬鹿騒ぎを起こせば、一方で、職場の場所取りの途中交代であろうか、到着する
若者にとりあえず酒を勧める若い男女の姿もあったりと、翌日に控える花火大会に臨む面々の姿が垣間見えた。
閑散としていたこの場所に活気が満ちてくる夕方、豆腐、ドルチェ、でちゅの3人は何故かレジャーマットの上に
3人とも正座をし、無言のまま蒟蒻を頬張っていた。
ドルチェ「あの・・・」
この沈黙の堰を破ったのはドルチェだった。2人はやっとか!という表情で彼の顔を覗き込み、次の言葉を待った。
やはり、3人正座して蒟蒻を食す風景には耐えがたいものがあったからだ。
ドルチェ「でちゅさん・・・。何しにここに来られたのですか?・・・」
2人「・・・・・・。」
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
期待sage
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
もうちょっとだけ無理難題押しつけてくれないと意欲がわかない
106 :
若松:03/03/28 00:28 ID:BwVvsWCc
携帯のメールを入れていた。しかし、いつものことながらいくら経っても返事が無い。
実は彼には返事が来ないことくらいわかっていたのだ。もう近頃は彼の一方的な行いだった。
でも、明日に花火を控えた今も彼女を想うと、ある曲の歌詞を思い浮かべ自分の心と照らし合わせ
彼女に贈りたかった。その手は携帯のボタンをゆっくり一字一字噛み締めるように辿っていた。
この年の春にここで約束した。夏には隅田川の花火をここで一緒に見ようと。
前日から2人で徹夜して場所取りして、大変だけどそれもいい思い出にしようという他愛のない約束。
適当に約束したことなのに、ガリガリ君を3本は必ず食べようとかどうでもいいようなことも「約束」として、
脳裏に浮かんで消したくてもやはり中々消せずに、携帯を押す指を止めてボーっと一人夕暮れの中佇んでいた。
しかし、いくら彼が彼女を想っても、どんなことをしたとしても、明日は彼女と夜空に打ちあがる大きな花火を
肩寄せあって見ることは出来ない。そんなことはわかっていた。
でも、彼は哀しみに暮れる事は無かった。
無造作に背負ったバッグから取り出したのは彼女の位牌だった。この日の為に彼女の実家から
借りてきていたのだった。こういう形でも彼女と花火を見たかったのだから。
位牌を思いついたように眺めながら、片方の手では中々出て来なかったメールに綴った歌詞を思い出した
勢いに任せて早打ちでその想いを歌詞に綴っていた。君に贈ると言う言葉で始まったこのメールに
「歌を聞かせたかった 愛を届けたかった 想いが伝えられなかった
枯れ葉舞う北風は厳しさを増すけれど 僕はここで生きてゆける from 勉三さん」
真夏なのに何故この曲を、この歌詞を思い浮かべたのかはわからない・・
そんな彼の後方では相変わらず黙り込むドルチェら3人の姿があった。
107 :
若松:03/03/28 00:32 ID:BwVvsWCc
後は、出てきていないのは?鹿くらいか?
大丈夫、勉三さんはこの後オチあり。
108 :
若松:03/03/28 00:35 ID:BwVvsWCc
やっぱCAROL最高!
って矢沢のCAROLじゃないよ。
超期待してます、いい前フリだ…
110 :
若松:03/03/29 00:12 ID:VLjiivok
あ、勉三さん見てくれていたんだ。
最近あんま見なかったけど気が向いたら話続けますんでよろしく
いつも確認してますよ。
すごいなクラウン。がんばれく羅運。
112 :
勉三さん ◆62709426 :03/03/30 14:27 ID:BeC0Kk2.
えーと、たまにはage
オッス!冠婚葬祭板からきました!
葬儀屋やってます。ものすごい勢いで弔うぜ!
114 :
東京フレンズ ◆tOKYoUSE :03/04/02 23:46 ID:Tf2f5ncM
もう秋田のかよッ
>>114 もうちょっと無理難題吹っかけてくれないとねw
116 :
若松:03/04/10 23:43 ID:RqjFUM36
このように様々な風景が入り乱れていた隅田川花火前夜。
それぞれの想いが交錯しながら明日の夜空に浮かび上がる花火にその想いを投影することだけが
目的であり、楽しみだった。
普段は前夜の場所取りはもっと賑やかなものなのだが、今宵一降り雨があったためにこの野球場に
いたのは勉三さん、ドルチェ、でちゅ、パフェ、東京フレンズなどあと数人と限られた人数だ。
夜通し降る雨は次第に激しさを増し、グランドはドロだらけになってしまっていた。そのドロが跳ねるのを気にしながらも
雨具や傘に身を隠していた。雨が降ってきた為に蒸し暑さは消え、夜空の下ちょっとした清涼感が漂っていた。
その清涼感に浸ることを邪魔するかのようにトラックのブレーキ音が雨で多少スリップをしたのか耳につく音程で入り込んできた。
2tトラックのテールゲートが降りると真夏なのに黒いスタジャンに身を包んだ男たちが一斉に降りてきてこの泥まみれの
グランドに駆けてきた。その連中はそのまま素早い行動でグランドの連中を1人1人抱えるようにしてトラックに連れて行った。
その行動力は瞬時と言っていいほどの手際のよさであった。
何がなんだかわからず、抵抗する間もないうちにパフェらはトラックに押し詰められた。
なにやらパフェらにはわからない言葉が飛び交ったがどうやらホームレスを捕獲するようなことを
言っていたのは何となくわかった。
117 :
若松:03/04/11 00:25 ID:RqjFUM36
あ
118 :
東京フレンズ ◆tOKYoUSE :03/04/11 00:27 ID:Tf2f5ncM
どんな展開だよッ!
119 :
若松:03/04/11 00:29 ID:RqjFUM36
ばか、香港での大活劇がくりひろげられるんだよ
120 :
勉三さん ◆62709426 :03/04/11 00:31 ID:08ETdves
ほ、捕獲されちまたーよ…w
121 :
若松:03/04/11 00:33 ID:RqjFUM36
>120
豆腐が某国編にしろと五月蝿いので
>>121 続き書いてくれないんじゃないかと半ば諦めてましたよ!
クラウンテーマソングの没にされたらこの物語のエンディングテーマにさせてください。
123 :
若松:03/04/11 00:39 ID:RqjFUM36
OK!
香港編は熱くいくぜ
125 :
若松:03/04/11 00:44 ID:RqjFUM36
俺は・・後で出すかも
126 :
若松:03/04/12 00:44 ID:gIiYoN0.
2tトラックに揺られている間は目隠し、拘束で全くどうすることもできなかった。
無理して解くこともできるのかもしれないが、連中が見張りで張り付いていたら
その行動に触発されて何をするかもわからない。
それをみんな判っていたのか殆ど動く事もなく聞き分けよくトラックに揺られていた。
1、2時間くらいは走ったかそこの記憶は定かではないがなにやらドブの香りのするところで
そのままの状態で降ろされた。強引に引っ張られながら連れて行かれると今度はやはり何か小屋みたいな
ところに押し込められた。手錠を外されると自ら目隠しを取る前に投げ飛ばされるようにその小屋に押し込められた。
何かゴツゴツしたものに足を取られ次々とバランスを失った。そのまま目隠しを取る間があったので
海中から空気を求めるかのように光を求めそれを外してみたがそこはまだ暗闇の中であった。
「そこに数日分の食料とライト、携帯トイレを入れてある。下手に騒ぐな。騒ぐとぬっころす」
と言う男の顔を覗き込んでみたが光を背に立っていたため影になってそれがよく見えなかった。
そのままパレットを押し込まれるように積まれ、みんなそれに押されるように奥に下がらせられた。
ここはどこなんだろう?
127 :
若松:03/04/12 10:04 ID:M8h6PNV6
大きく持ち上げられるような振動を繰り返しながらどこかに運搬されるような感触を得ていた。
みんな長い間沈黙を保っていたがドルチェが口をやっと開いてみた
「ここどこですかね?どこにいくんですかね?」
そう言うと、連中の1人が見張りで入っていたのか何事かを知っているかのように口を開く
「黙ってろ、馬鹿。それにここはコンテナだ。40フィートコンテナだ。見てわからないか馬鹿」
中は真っ暗。わかるわけないだろう。・・と突っ込みたかったが口を揃えてそれは控えた。
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
ひっさびさな気が。
129 :
氷ママ子:03/04/15 14:05 ID:SM2/RDfw
いざ香港へワクワク
130 :
Classical名無しさん:03/04/28 09:50 ID:OcDKPHVI
131 :
でちゅ<ショタ ◆nUfAoCts :03/04/28 09:51 ID:8ECesi7g
(*´Д`)/lァ/lァ
132 :
Classical名無しさん:
つか、香港ってSARSじゃん