リネージュPart2―ラウンジクランは不滅です―

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487真夏の名無しさん
ハァ・・・。ラウンジャーよ一体、何処にいるのだい?

今日、初めて犬を貰えた。自分で捕獲したかったが、レベル5で、しかも
一人でとなるとかなり困難らしい。
売ってくれる人を捜していたら、「baki・・なんとか」って男がただであげるとの事。
嬉しかった。犬のアミュレットというのを渡された。

犬小屋の場所さえしらんこの俺を彼は案内してくれた。
犬小屋で犬を引き取ると、彼は餌の与え方や犬のコマンドについてなどを細かく教えてくれた。
正直、俺は感動していた。犬の名は「肉球」という。

「あとは、、DKには気をつけてね」

DKについてはこのスレで沢山語られているし知っていた。でも、俺は何も知らない振りをした。
なんていうのかな。気持ち悪いかもしれんが、すこしでも彼と仲良くなりたかったんだ。
「知っている」という一言が、この細い絆に終止符を打つように思えた。

「DK???何かの略ですか?」

彼は無言で「肉球」に近づいた。そして一言。

「こう、やるんだよ!!!!!!!」

「肉球」は死んだ。
俺はこれはネタだろうと思った、もう一匹くれるはずだ。でも、この彼のネタにはちゃんと反応しなきゃ。
自分はちゃんと空気を読める奴だということをアピールするためにチャット欄にこう打ち込んでEnterを押した。

「(笑)」

間髪入れずに彼はテレポートのようなワザを使い、俺の前から姿を消した。
気味の悪い奴がいるもんだ。もう、寝る。