ここは地獄の一丁目

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620Carpaccio
小泉純一郎首相は28日、札幌市内での街頭演説で「ある程度、習熟度別を認めて、わからない子にはわかるまでちゃんと教える。できる子はどんどん先に進むという習熟度別クラス編成を進めていくようになる」と述べ、小中学校に習熟度別学級の導入を促進する考えを示した。
首相はまた、「ある程度、人間には違いがあって当たり前なんです。わからない授業ほどつまらないものはない。逆にわかる子はもう当たり前のことを教えられて、これもつまらない。ある程度、小学校、中学校というのは、ちゃんとわかってから進級させる」と習熟度別学級の必要性を訴えた。
習熟度別学級は教育改革国民会議が昨年末まとめた最終報告に盛り込まれており、小泉首相も4月の自民党総裁選で公約に掲げていた。

これ、公約にあがってたなんて知らなかったな。
つーか、すげ合理的な考え方のようですけど、個人的には反対したいなぁ。

確かに理解度の高い学生は勉強も楽しいでしょうし、先に進めれば嬉しいと思うのですが。
そうでない人は疎外感や焦燥感ばかり募らせるというか。
悪い言葉で言えば、これもやっぱ『切捨て』なわけで。

>人間には違いがあって当たり前なんです

あるよ、違いは。
だからこそ成績表やテストでの及第点の設定なんかがあるのではないでしょうか。
これ以上の(勉強の理解度を測る)制度を細分化する必要があるとは思えません。

メリットが一方に偏りすぎではないでしょうか。