妄想の果てに・・・

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>>602の続き

もう、だめだ…
全身の力が抜けていく感覚に陥ったその直後
急にうにの手が俺の首から離れた。何だ?どうしたんだ?
何が起こったのかと不思議に思い、薄っすらと目を開けると
そこには「プロ名無し」が立っていた。
足元には、うにがグッタリと倒れている。
「ちょいと落としただけだ。死んだわけじゃない。安心しろ。」
初めて聞く「プロ名無し」の声だった。