妄想の果てに・・・

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間違いない。あれだけ騒がれたスレッドで晒した画像は
そうそう忘れていない。
「まろん、まろんなんだろ?どうしてこんな姿に…。」
「ウウウウウ…」
その『猫』は重たそうな頭を大きく上下に振りながら
また唸り声をあげた。やはり、まろんなのだ。
「誰が…誰がこんなひどい事を…。」
色の無くなった世界で俺はまろんの小さな体を抱きながら
そうつぶやいていた。