こわいコピペきぼんぬ

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73オルテガ
>>72
 そもそもこの話が広まったのは明治の
終わりか昭和初期である。
 牛ノ首で起こった出来事を描いた小説が
出版された。それは当時の人々にとって
信じられないほど陰惨な物語であり、
実話が元になっている分、伝説の類よりも
遥かに恐ろしいものであった。その小説を
読んだ後、発狂する者が続出したという。

 「読んだら最後、気が触れてしまう本」
という風評はすぐに広まり、その小説は
発売禁止どころか、印刷されたものは全て
焼き払われてしまったという。

 しかし、一度世間に流布したものを完全に
消滅させることは不可能である。
 その小説はわずかながら、世に残ることと
なってしまった。