住人が描く各板の傾向

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127名無し草
【難民板】 名無し草(※要入力)

The Battle Watcher ANNEXに秀逸な説明があるので転載します。
http://hpcgi1.nifty.com/BWP/diary.cgi?action=view&date=20010304
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そもそも2ちゃんねるの難民板とはなにか、そこからはじめる必要があるだろう。
わたしの記憶する限り、本来の難民板の機能は、その名称の通りに2ちゃんねるのサーバが落ちたとき住民達が一時的に避難する場所であった。今はそれ程でもないのだが、わたしが2ちゃんねるを頻繁に訪れるようになった1999年末から2000年前半にかけて、2ちゃんねるは非常に頻繁にサーバ落ちを繰り返していた。特にテレホタイムは危険極まりなかった。当時の難民板は比較的耐久性の強いサーバに置かれており、サーバが落ちたときには住民達はここに避難して適当にダべって、サーバが復旧したら各々板に帰っていった。
ところが、いつの間にかそれとは全く別の主旨で難民板にやって来る一群が現れたのだ。それが電波・お花畑板から移住してきた三枝さんをネタにしていた人々であった。彼らは「サイクサ・ウォッチ・プロジェクト」スレッドを立てるとそのままPart2,3,4と居座り、あまつさえ関連キャラスレッドまで立て始めたのである。
その後、同人板に居づらくなったオリジナル蘭関連、また少女漫画板から追い立てられた山田南平関連も難民板移住してくる。
(この記述について、「追い立てられたのではなく、自主的に移って参りましたのでしたのよ。南平先生を敬愛するいたいけな少女ちゃん達にレズ不倫日記を見せるわけにいきませんでしたの。そこをわかっていただきたいんですのよ?(・▽・)b」との投稿情報がありました。事実誤認がありましたこと慎んでお詫び申し上げます。 2001/03/06)

一方で、ひろゆき氏の努力もあって2ちゃんねるのサーバは徐々に安定し、通常の意味の難民がここに避難する必要はあまりなくなった。
こうして、難民板は本来の主旨の「災害時の一時避難所」から元の板から石もて追われる「迫害された人々の安住の地」となったのである。エルリックサーガのタネローンみたいなものだ。
難民板で主に行われているのは長期観察である。つまり、同じネタで何ヶ月も延々とダべり続けるのだな。ネットウォッチ板のその種のスレッドとの違いは、難民板の民族性は総じてマターリであることだろう。周知の通りネットウォッチ板の民族性は非常にアナーキーだ。「叩け、叩け、荒らせ、荒らせ、コピペ、コピペ、氏ね!逝ってよし!オマエモナー!」と言った風潮が強く、URLを貼られたターゲットの命はない。
これに対して、難民板の民族性はマターリであり、コピペやAAの比率が低く、「氏ね、逝ってよし、オマエモナー」といった2ちゃんねる語すらあまりお目にかからない。彼ら彼女らはじっくり、ジワジワ、いつまでもいつまでもターゲットをネタにし続けるのだ。
似たジャンルでありながらこの様な両者の民族性の違いが発生した原因については、今後の研究が待たれる。あくまでも仮説だが、難民板の住民は非常に均質な社会層に属する人々(同人誌とか少女漫画とか)で構成され、そういう板の住民が自然と寄り集まっているのではなかろうかと思われる。女性の比率が余所より遥かに高い様な気がしますね。
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