314 :
どこまでも名無しさん:
あれは中学校二年の時でした。
体育の授業はマット運動。
倒立歩行(逆立ち歩き)をやっている時でした。
元々運動神経が良くない方なので
「背中から落ちたりしたら嫌だなぁ・・・」なんて思いながら逆立ち、
前に倒れそうになりながらヨタヨタと倒立歩行をしていました。
5歩(五手かな?)くらい行ったところだったでしょうか
少しバランスを崩すと突然背中のあたりで
「グキッ」とも「ゴリュ」とも形容できない奇妙な音がしました。
刹那、あまりの激痛にマットの上に倒れこみ無意識の内に大声で
「ギャァァァァァァァ!!!!クゥァァァァァ!!!」と
声にならない声で喚き散らしていました。2秒程叫んでから
皆の視線を感じ「あ、自分カッコ悪いな・・・」
と自分の醜態に気付きましたが、痛さのあまり声が止まらず悶えていました。
それに先生が気付かない筈がなく叫びながら悶絶している俺の元に
駆け寄り「おい、どうした!大丈夫か?!」と声をかけてきましたが
背中の激痛で声が出ない為答えられず首を振っていると
いつの間にか保健室の先生が来ていました。
「うーん・・・多分背中の筋をつっただけでしょ」と言い放ち
背中をゴシゴシさすられました。
(「ああ・・・そうなのか・・・だったらよかった。
でも背中の筋つるのってこんなに痛いものなんだ・・・・」)
「一応病院行こうか。」と言われ、かすれた声で「ハイ・・・」
「じゃあ教室言って荷物持ってきてね一回のピロティで待ってるから」
再びかすれた声で「ハイ・・・」
立ち上がろうとすると更なる激痛が走り、息をするのも困難な程でしたが
何とか二階にある体育館から校舎に入り、三階の教室まで手すりに
しがみ付きながら階段を登り荷物をまとめると、
今度は荷物を持って一階まで降りました。
そしてやっとのことでピロティに到着。
保健室の先生の車に乗り込み最寄の整形外科までGO。
315 :
どこまでも名無しさん:01/09/23 00:56 ID:Bj/BPFVA
しかし整形外科に到着したはいいものの大混雑。
痛みに慣れてきたのか麻痺してきたのか
先程の叫ぶような痛みは徐々に引いてきました。
が、十分に痛いです。
ピーク時の痛みがショットガンを連射して背中に撃たれているような感じで
引いてきた痛みが出刃包丁三本を背中の同じところに刺されているような感じ
だと思ってください。
出刃包丁三本を背中に突き刺したまま40分程待たされたでしょうか
やっと自分の順番が回ってきました。
これまでの経緯を話すと院長先生が
「じゃあMRIで見てみようか」とおっしゃったじゃありませんか
(「オイ!MRIつったら前やったことあるけど最低30分はかかるぞ!
それまで包丁三本突き刺しておけってゆーことかよ?!」)と
訴えたかったけど医者の判断に逆らう訳にもいかないので
仕方なくMRI検査を40分かけて受ける。
前やった時は寝てたけど今度は痛さのあまり寝れやしねぇ・・・
MRI検査を受け出た結果は入院・・・
聞いた瞬間何のことか分からなかったけどやっぱり入院
中2にして初めての入院。
二週間後何とか退院しました。
マット運動で背骨折ったバカを知ってる人いたら教えて下さい。
長くなってすみませんでした。