ああ・・・

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122世紀を目指す名無しさん

夕日が沈んでいく・・・
2いい:2001/07/05(木) 18:14 ID:???
うう
322世紀を目指す名無しさん:2001/07/05(木) 18:14 ID:???
チンコが萎んでいく・・・
4なながみ@アゲ(ノ´ー`)ノ:2001/07/05(木) 18:14 ID:???
そうだな。
5かべぎわどん:2001/07/05(木) 18:16 ID:???
情緒・・・
622世紀を目指す名無しさん:2001/07/05(木) 18:17 ID:???
夕日が昇ったら嫌だろうなぁ・・・
722世紀を目指す名無しさん:2001/07/05(木) 18:17 ID:???
スレが下がっていく・・・
822世紀を目指す名無しさん:2001/07/05(木) 19:07 ID:???
現在、深度59であります、隊長!
922世紀を目指す名無しさん:2001/07/05(木) 19:33 ID:???
現在、なぜか深度53であります、軍曹!
109:2001/07/05(木) 19:34 ID:???
変換ミスで間違ってあげてしまいました、大将!
やり直しです!!
11大家:2001/07/06(金) 12:12 ID:???
前スレdだので勝手にリサイクル。
12大家:2001/07/06(金) 12:15 ID:???
13大家:2001/07/06(金) 12:16 ID:???
リサイクルというか寄生だな。(w
14大家:2001/07/06(金) 12:18 ID:???
やっぱりすぐ見つかるのかな?ここも。
15Carpaccio:2001/07/06(金) 17:59 ID:???
ハケーンシマシタ~~┗──ο(´c_` )
16大家:2001/07/07(土) 13:41 ID:???
>>15
 早!!(w
17うに*´Д`*):2001/07/07(土) 13:47 ID:???
(*´Д`*)y-~~
18大家:2001/07/07(土) 14:04 ID:???
>>17
 (゚Д゚)何故。

うーん。地下スレ発掘隊が見つけたのか?
まあいいや。
19wakame:2001/07/07(土) 22:10 ID:???
寄生虫参上!!
20大家:2001/07/08(日) 02:28 ID:???
>>19
 ヽ(´ー`)ノいらっしゃい。
21助教授:2001/07/08(日) 03:44 ID:???
やあ、ご招待ありがとうございます。
22wakame:2001/07/08(日) 04:11 ID:???
こんばんわ......いや、おはようございます。
椅子に座ったまま寝てたらしく、こんな時間。
これから寝なおします。おやすみなさい。
23名無し?:2001/07/08(日) 18:15 ID:???
今日も夕日が沈んでいく・・・
24大家:2001/07/09(月) 12:38 ID:???
今日も暑いなぁ…
25Carpaccio:2001/07/10(火) 02:07 ID:???
蟲々しますね
26wakame:2001/07/10(火) 11:00 ID:???
>>25
蟲が蠢いているところを想像してしまってうぞぞぞぞぞ...。
27大家:2001/07/10(火) 12:41 ID:???
今日のご飯は焼き魚定食〜♪
28名無し?:2001/07/10(火) 17:46 ID:???
最近は日が長いですね。
29大家:2001/07/11(水) 11:42 ID:???
今日は二日酔い…。
30大家:2001/07/11(水) 12:14 ID:???
暇を見つけて小説をちまちまと書いております。
31大家:2001/07/11(水) 12:22 ID:???
ちょっとここに書いておこう。
32大家:2001/07/11(水) 12:22 ID:???
〜〜無題〜〜

今日も昼過ぎに目がさめた。
列車の音が聞こえる。ここに越してきた当初は騒音以外のなにものでもなかった列車の音だが、
今はもう目覚まし代わりになっている。
列車の音より数段小さな音で一生懸命に起こそうとしていた目覚し時計を止めて布団からおきだした。
部屋の中はむわっとした熱気に包まれていてとても不快な気分だ。
早く窓を開けよう。 熱気の中を泳いでいるような気分になりながら窓のほうに近づいた。
少しして、列車の音が遠ざかっていくとそれにあわせたかのように蝉が一斉に鳴きはじめた。
一体この蝉の声はどこから聞こえてくるのだろう?
33大家:2001/07/11(水) 12:23 ID:???
今日も昨日と変わらず暑い。
薄手のタオルケット一枚で寝ていたのに下着がしっとりと濡れている。
今日は何回下着を交換する事になるだろうか。
窓を開け、その下にペタリと座り込み、外を眺める。 いつもの姿勢。
普段何かくだらない事を考える時やただ何も考えずにいたい時などついここに座ってしまう。
つまり暇なときは大体ここにいるということだ。
34大家:2001/07/11(水) 12:23 ID:???
今、住んでいるアパートは2階で、道路に面しているので、ここから外を見渡すと通りが見える。
ここの周辺は一言でいうと下町という言葉が良く似合う。
狭い道路で元気よく遊ぶ子供たち、大切な宝物をそばでやさしく見守っている母親たち。
道路には色とりどりのチョークの線がはしり、その上を子供たちがリズミカルに飛び跳ねている。
最近ではとんと見ることがなくなってきたこんなどこか懐かしい風景がまだこの町に残っているのをこうして見ていると
なんだかだんだんとうれしくなってくる。
35大家:2001/07/11(水) 12:24 ID:???
道路をはさんですぐ向かいに茂名商店が見える。
誰もが○○商店と言ったらイメージするであろう、その外観。
入り口の上には緑と白のビニールで出来た日よけ、その下にはガチャガチャがありその両脇には電話ボックスと自動販売機がある。
茂名商店を経営しているのは、お婆さんひとり。 本名は不明、不明といっても看板に「茂名商店」と書かれているのだから
苗字が茂名だとは予想される。

子供のころ、このアパートに住んでいたときはお婆さんによく世話になった。
両親の仕事の都合でたった一年しか住んでいなかったのだが、まるでもう一人孫が出来たといわんばかりに可愛がってくれた。
毎日のようにお婆さんの元へ走って行き、いろいろ話をしてくれとせがんだものだ。
お婆さんはいやな顔ひとつせずに様々な話をしてくれた。
特に興味深かったのはこの町の―――
36大家:2001/07/11(水) 12:24 ID:???
突然ノレパン三世のメロディが鳴った。
ハッと現実に引き戻されて音の鳴るほうに目をむけると携帯電話のランプが緑色に光っていた。
ふう、とため息をつき、携帯電話を取る。
内容は仕事についてのことだった。
納期がなんたらとか、ここには取り立てて書くことの無い事柄。
5〜6分相手と話し、電話を切って立ち上がった。
生気の無い足取りでふらふらと数メートル先の机に向かう。

椅子に座り、パソコンを立ち上げる。
「ブゥン」とモニターの音。
ハードディスクが仕事開始を喜ぶかのように、カリカリと小気味良い音を立て始める。

気だるい午後。
僕は2chに接続していた。
いつのまにか外は曇っており、今にも雨が天からこぼれ落ちそうになっていた。
37大家:2001/07/11(水) 12:26 ID:???
駄文、雑文だなぁ。(笑
38大家:2001/07/11(水) 12:30 ID:???
―2―

ラウンジ。
ここで勤務するようになって約半年。
僕の主な仕事は荒らし対処と、板を盛り上げるための書き込み──
プロ固定と言われる職業についている。
少し昔はプロ固定をどこぞの山奥に軟禁状態で書き込みをさせつづけていたらしいという噂がマスコミを一時期賑わせたが、
結局事件は泥沼化して、ほとんど捜査らしい捜査ははされていない。
なんでも、そこの地下で人体実験が行われていたとか、人間猫を見たとか、脳みそのみで書き込みを続けているとかオカルトチックな
噂が飛び交い、オカルト板住人が色めきたっていて、「2chの本拠地をみつけたんですけど」などといったスレが1日でpart30を軽く超えたりしていた。
ついでに類似スレが爆発的に立ち、それらにくわえて煽りや騙り、しまいにはブラクラや肢体画像まで入り乱れ、
その削除支援に一日中モニターの前にはりついていたのも今となっては懐かしい。
と、いってもつい先月のことだが。
39大家:2001/07/11(水) 12:31 ID:???
今は昔と違い、(といっても僕の場合は最初からこうだったのだが。)自宅から2chに接続し、書き込みを行っている。
先に、僕の仕事はプロ固定だと言ったが、厳密には少し違う。
固定ハンドルはもっているが、仕事上では現在、名無しさんの名前を使っている。

一通りスレッドを眺めてみる。
特に動きは無い。この時間帯は昼休みが終了したころなので丁度人が少なくなり始めている時間帯である。
かちゅ〜しゃ風のブラウザには、現在ラウンジにつなげている人数、一定時間内の書き込み数、などのデータが表示されている。
その中には時間内に一番レスのついているスレッドのタイトルがあり、それをクリックすると1〜10位のスレッドが一覧で表示される。
相変わらずリロスレは根強い人気があり、現在6位をキープしている。
このスレッドを立てた本家なぐとは今年行われた牛丼オフの時に一度会ったことがある。
最初の頃の噂では単なるデブオタと聞いていたが、いたって普通の好青年だったことをここに付け加えておこう。
まあ、それは別にどうでもよいことなのだが。
40大家:2001/07/11(水) 12:32 ID:???
一通り動きのあるスレッドに書き込みをし、タバコに火をつけて休憩しようとしたらもう、3時半を過ぎていた。
背伸びをし、いすから立ち上がる。
そしていつもの場所に座り、タバコに火をつけ、ゆっくりと吸う。
天井に向けて煙を吐き出し、ふと、思い出す。

先のプロ固定監禁事件後、数名の固定が姿を消した。
うに、オルテガ、そして、餅。
餅は何も言わずにラウンジを去る男では無い。
なんらかの糞スレのひとつでもたてて行くだろう。
前回、餅がほかの板に行く発言をしたときもリロスレに書き込みしていったし、彼の性格からいって
ラウンジになんらかを残していくはずだ。


もしかしたら…?
41大家:2001/07/11(水) 12:33 ID:???
ふと思い立ち、スタンバイ状態になっていたパソコンの前に座り、2chを開く。
ボタンを数回クリックし、入力を求める画面が表示される。 僕は僕でも気がついていなかったが、手が少し震えていた。
その手で求めるべき文字を入力する。

[検索対象板 ラウンジ]
[検索対象   全レス]
[検索対象者 餅]

先に述べたブラウザの機能には、固定の書き込みを一覧で見ることが出来る。
これはプロ固定(プロ名無し)に与えたれた特権のひとつだ。

OKをクリックし、しばらく待つ。
42大家:2001/07/11(水) 12:34 ID:???

 
     [該当する項目はありません]

………?
おかしい。 餅の書き込みがひとつもヒットしない…?
もう一度検索してみるが、やはりヒットしない。
…餅の発言がすべて消されている……?
43大家:2001/07/11(水) 12:34 ID:???
(゚Д゚)ふう。
44大家:2001/07/11(水) 12:36 ID:???
(゚Д゚)矛盾している点とか色々出てきそうだ。
45Carpaccio:2001/07/11(水) 14:52 ID:???
すげ面白いっす
46名無し?:2001/07/11(水) 15:35 ID:???
〜〜〜そして時は流れて〜〜〜
47大家:2001/07/11(水) 19:26 ID:???
とりあえずある程度まとまって出来たらここに書き込むようにします。。。
4822世紀を目指す名無しさん:2001/07/11(水) 21:46 ID:???
49大家:2001/07/12(木) 15:56 ID:???
──3──

餅が消えたという情報は次第にラウンジ全体に広がっていった。
それによってラウンジに「餅はどこいった?」というスレはたつことは無かった、
そのかわりにリロスレでポツポツと餅の安否を気遣う声があがり始めていた。
50大家:2001/07/12(木) 15:57 ID:???

4時。
僕は地下鉄を使い、2chラウンジ支部にいくことにした。
とある雑居ビルにそれはある。
僕がここに訪れたのはこれで二回目だ、一回目は面接のとき、そして二回目は今。
なぜ僕が餅のためにここまでしようとするのかはわからない。
いや、餅のためではなく、ラウンジのためかもしれない。
今の気持ちを例えることはかなり難しい、かなり漠然としている。
2階に上り、とあるドアの前へ立った。

そのドアには、「西村事務所 クレアラシル」とかかれていた。
その脇にはカードを通すスリットが。 そのにIDカードを通そうとして中に入ろうとしたときに、ふと問題があることに気が付いた。
それは、ここに入る理由だ。
普通、ここへは月いちで行われる月朝礼と、2ch側から非常呼集があるときぐらいしか入ることが無い。
それ以外の問題は主にメールと電話で行われるのだ。
給料も銀行振込だし、給与明細は郵送されてくる。
つまり、よっぽどの理由が無い場合、ここにはいっても怪しまれるだけなのだ。
51大家:2001/07/12(木) 15:57 ID:???
僕はラウンジ支部を後にした。
今、ラウンジ支部に入っても情報を得ることは難しいと判断したからである。
ましてやよくよく考えてみたら、そこで餅の個人情報を引き出そうなんて全く持って不可能。
ネオ麦茶やなな☆ーしがキリ番とるようなものだ。

僕は近くの喫茶店に行き、コーヒーとサンドイッチを頼んで休憩することにした。
窓から外をぼんやりと眺めて、考えを整理する。
「何故、餅はラウンジから黙って姿を消したのか?」
「何故、餅の発言だけ消されているのか?」
52大家:2001/07/12(木) 15:58 ID:???
まったくわからなかった。
何故餅が消えたか?だって?そんなこと、わかるはずが無いじゃないか。
第一、仕事の都合で接続できなくなったとか、電話料金滞納で電話止められたとか…。
気が付くと、ウエイトレスがおどおどしながら傍らに立っていた。
「あのう、コーヒーとサンドイッチ、お待たせしました…」
ウエイトレスは、僕がコーヒーとサンドイッチがいつまでたってもこないと怒っているのかと思っているようだ。
「あ、ああ、ありがとう。」僕は出来る限りの最大限の笑顔でこたえた。
それが逆にウエイトレスをおびえさせたらしく、伝票をおいて一目散に逃げてしまった。
「………。」
僕はもそもそとサンドイッチを食べ、コーヒーで流し込んで喫茶店をあとにした。
気が付くともう5時になっていた。
53Carpaccio:2001/07/13(金) 02:45 ID:???
 
54Carpaccio:2001/07/13(金) 17:04 ID:???
 
55大家:2001/07/13(金) 19:31 ID:???
ああ、保守られている…(笑

>>53-54
小説書いている合間にマターリと雑談でもしましょうよ。
56ギコ帽子:2001/07/13(金) 22:56 ID:???
妄想の果てに・・・とはリンクしてるって事でオウケイですか?
57大家:2001/07/14(土) 01:20 ID:???
>>56
 話の時間帯は違いますが、一応リンクしてます。
58Carpaccio:2001/07/14(土) 15:48 ID:???
この週末はいかがお過ごしですか?
59大家:2001/07/14(土) 19:22 ID:???
今週はまとめて休みが取れたのでマターリグターリと時間の空費を楽しんでます。(笑
60大家:2001/07/14(土) 19:22 ID:???
と、いうことで続きをば。
61大家:2001/07/14(土) 19:23 ID:???
〜〜4〜〜

簡単な食事を済ませ、喫茶店を出ると雨が降ってきた。
どうして傘を持ってきていない今日に限ってふるのだろう、とことんついていない。
今日の降水確率はたしか30%程度だったはずなのに。
とことん今日はついていない気分になる。ここから地下鉄まで走って10分、歩けば20分以上かかるだろう。
走って帰ろうと思ったが、ふと、ここで少し悩んだ。
歩いて帰るのと、走って帰るのとでは、どちらが濡れるのだろうか?雨の降り具合が一定であれば、
体に降りかかる水滴の量はほとんど変わらないのではないか?
歩いてゆけば当然ずぶ濡れになるが、かといって走れば走る分だけ体にたくさんの水滴がかかることになるだろう。
そんなことを考えているうちにどんどん雨は激しくなってゆく、しまった。くだらない事を考えているうちに走って帰ればよかった。
どうせ結局はずぶ濡れになるんだし。
62大家:2001/07/14(土) 19:23 ID:???
喫茶店から向かいの通りを見るとコンビニが見えた。
最近うちの近所にも出来たローソンだ。
大急ぎで隣の通りへわたり、極力雨をさけるように意識しながらローソンへはいった。
「いらっしゃいませ〜」と半ばだらけた感じの声がした。どうやら僕が単なる雨宿りに来ただけと思っているようだ、正解。
何の気も無く、雑誌の置いてあるほうに向かい、ただ、ウロウロと店内をまわった。
ふとみるとお菓子の棚にはコアラのマーチがきちんと整頓されて置いてある。
「この六角形の物体を見栄えよく並べるにはかなり苦労する」と本家なぐがどこかで言ってたっけ、などと考えつつそこを素通りする。
別にお菓子など食べたいと思わないし、第一、今、持ち合わせの金に余裕が無かった。
地下鉄の分と、今日の夕飯の材料も買わないと。
丁度ぐるりと一周し、再び雑誌の前を通り過ぎようとしたとき、週刊誌の見出しに目を奪われた。

「2ちゃんねるの最期 !!? 管理人の西村博之氏、行方不明に !!?」

一瞬目を疑ったが、間違いは無かった。ドラゴンボール並に多いびっくりマークの脇に極力目立たないように?がいるのが気になるが僕はその雑誌をもって、レジへ向かった。
店員はさぞかしあせったであろう、だって、単なる雨宿りの冷やかしの客が、これ、この通りちゃんと買い物をする客に成り上がったのだから。
「ありがとうございました〜」多少、さっきよりは色づいた声を背に、僕はローソンをでた。
どうせだったらついでにうまい棒のひとつでも買っていけばよかったかな?
63大家:2001/07/14(土) 19:24 ID:???
ほんの4〜5分の間にタイミングよく雨がやんでいるのを確認して、今日はそんなに運が悪いわけでもないような気がした。
64大家:2001/07/14(土) 19:25 ID:???
(゚Д゚)ここまで。
途中できれてしまったよ。。。
65名無し?:2001/07/14(土) 20:58 ID:???
オツ。
66ギコ帽子:2001/07/14(土) 22:17 ID:???
ほしゅ。
67Carpaccio:2001/07/14(土) 23:07 ID:???
地上は戦争らしいですよ。
68大家:2001/07/15(日) 01:10 ID:???
───5───

僕は急いで地下鉄から降りるとどこにも寄り道せずにアパートに帰った。
部屋にはいり、鍵をかけて一息ついたときに、まだ夕飯の買い物をしていないことに気が付き、軽く舌打ちをした。
新聞紙入れから落ちた郵便物を拾い集め、テーブルの上に置く。
テレビをつけて一息ついたところで問題の雑誌を読もうと思ったらまたもや軽快なノレパン三世の曲が。
僕は適当にその雑誌をパラパラめくりながら携帯を取った。
「あ、どうもこんにちは〜」と、女性の声。
…聞き覚えはあるのだが誰かはわからない。
「もしもし…えーと」続きが思いつかない。知らない相手が初対面でこんなにもフレンドリーに接してくることなどは今まで数えるぐらいしかなかった。
サラ金とネズミ講ぐらい。
と、いっても一度もお世話になったことは無いし、これからもお世話になる予定は一度も無い。
金はないがそこまで困ってはいないし、稼ごうと思えばラウンジにレスをしまくればよいのだから。
しかし奴らはしつこく、どこで調べたか友人の名前まで出して接触を図ろうとする。
「○○様からの紹介で〜一度ご来店願いますか〜」とか、
「中学校の時いっしょだった◇◆よ!覚えてる?今からとっても得する話しを…」とか、もう、ウンザリ。
だまされたことはないが、毎年この時期に虫のようにわいて電話攻撃をしかけてくる。
と、いうよりどこからこの電話番号を知ったのだろうか?
69大家:2001/07/15(日) 01:11 ID:???
しかし電話の相手はサラ金でもネズミ講でもなかった。
「あ、こちらは西村事務所クレアラシルのものですが」
なるほど、こうきたか、これは意外といえば意外。まさか玄関前までいって引き返したラウンジ事務所から電話がかかってくるとは。
電話嬢は続けた。「これから緊急の集合があるので急いで来て下さい。」と。
なんてことだろう、やっぱり今日はついていない、結局は行くんじゃないか、夕飯の買い物にもいってないし、これから週刊誌を読もうと思っていたのに。
こんなことだったらあの時事務所のドアを開けて入ってゆけばよかった。
「…あの?もしもし?もしもし?」こちらの気配を察してか、電話嬢はおずおずと話し掛けてくる。まるでさっきの喫茶店のウエイトレスみたいじゃないか。
なんだか今日という日をもう一度繰り返している錯覚に陥った。
「ああ、はい、今から向かいます…」それだけ告げて僕は濡れた服を着替え、今度は念のため傘を持って外出した。
70大家:2001/07/15(日) 01:13 ID:???
(゚Д゚)眠い。
71名無し?:2001/07/15(日) 15:53 ID:???
オツ。
72Carpaccio:2001/07/16(月) 01:00 ID:???
カレ。
73ギコ帽子:2001/07/16(月) 13:53 ID:???
サン。
74名無し?:2001/07/16(月) 21:29 ID:???
バル。                                        ッテダレモシラネーヨナ・・・。
75Carpaccio:2001/07/17(火) 01:17 ID:???
カン。




                                     シャークガスキダ。
76名無し?:2001/07/17(火) 19:26 ID:???
ぃょぅヽ(゚ω゚=)      イエローはカレー好き。名前は忘れたよ・・・。
77Carpaccio:2001/07/18(水) 00:50 ID:???
(*^ー゚)ノ ヤァ!!
78大家:2001/07/18(水) 23:45 ID:???
≡≡6≡≡

僕が丁度西村事務所クレアラシルについたときには、玄関の前で黒服が待っていた。
僕を確認すると、無言でドアをあけ、中に入れとジェスチャーした。
どうやら僕で最後だったらしく、ドアの脇に立っていた黒服の男が後ろ手にドアを閉め、鍵をかけた。
廊下を少し進むと突き当たりに大きなドアがあった。ドアの上には「会議室」とかかれている。黒服はポケットから鍵をだして
それをドアに差し込んだ。
重々しい音とともにドアが開き、ふたたび黒服が、「入れ」とあごを動かした。
この黒服はさっきからなぜしゃべらないのだろう?風邪を引いているのだろうか、もしかしたら変な声なのかも。

部屋に入ると数人の男女が一斉にこちらを見た。僕は少しだけ会釈をして適当に空いている席に座る。
大き目のふかふかの椅子。
あらためてぐるりと見回してみる、この部屋に通されたのは初めてだ。
といっても事務所に来たこと自体、まだたった2回しかない。
実はプロ名無しになってから半年になろうとするが、一度しか月朝礼に出たことは無い、月朝礼があると聞いて参加してみたが、
僕以外誰も月朝礼に参加しているものはいなかった。
そのときここの取締役を務めている女性コテハン(名前を忘れてしまった)はこういった。
「ま、他の板のプロ固定や名無しさんたちも似たようなものよ、気にしないで。」と。
だからこうして改めてラウンジのプロ固定やプロ名無しさんたちを見るのは初めてといっても過言ではない。
それは無効も同じらしく、眉をひそめる男や(゚Д゚)ハァ?と、いった顔をしているものもいるし、
こちらを横目で見ながらヒソヒソ話しをしている女性二人、さらにこちらをみないでなにやらぶつぶつ呟いている男もいた。

「はい、じゃあ、これでみんな集まりましたね。」と、いいながら隣の部屋から一人の女性が入ってきた。
なかなかの美人だ、すらっとした長い足、黒く長い長髪はくせの無いストレート、背は女性にしては結構高く、ぴしっとスーツを着こなしている。
その動作一つ一つに知性を感じさせ、隙がなさそうというのがパッと見た印象だ。
その女性は続けていった。
「どうも、私がcorn・mentai鯖管理人兼、西村事務所クレアラシル取締役、ひろゆ子です。」
79大家:2001/07/19(木) 00:21 ID:???
あ、文章が変だ。。。
80Carpaccio:2001/07/19(木) 17:44 ID:???
そうすか?
81Carpaccio
股関節が痛いです