1 :
ぜいらら:
そりゃあパイパンだろ、やっぱり
そりゃあパイパンだろ、やっぱり
夏といえばって考えてた
┌────―────―────―───―────―┐
| ,,;,, . み |
| |;;;;| .`.;;*⌒\ ん |
| (_) ,";'@人^ ) な |
| ),,,.,.゚゚~( .,` ';";...' で |
| ∧_∧__ (_) `. ,,;;";_∧ ||コ*. 殺 楽|
| ( ´曲/目/―’ ..` "',∀・;)|| し し|
|.◎ (つ~゚゚゚~つ .⊂~゚゚゚~~ ⊃ 合 く |
| 人 Y / /| | い |
|10 し (_) (_) (_) |
|.点 |
| |
└────―────―────―───―────―┘
すくいがてぇ
地獄だぜここわ
ナンマンダブナンマンダブ
Λ__Λ 。o O / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´ー` ) ( 無事終了
(∩∩ ). \______________
Λ__Λ 。o O / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´ー` ) ( 無事再開
(∩∩ ). \______________
Λ__Λ 。o O / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´ー` ) ( 無事再会
(∩∩ ). \______________
やぁ、はじめまして、夜露死苦♥
ウチはマンションの8階に住んでいるんだけど、よくベランダに
ハトがやってくるんだよね。で、なんか植木鉢の奥の方に巣を作ろうと
してるんだけど、あいつらがやってくると洗濯物にフンがつくから
すっごいムカつくんだよね。こないだ週末にちょっと留守にしただけで
その植木鉢の奥の方に卵を生んでいやがったのよ。だからあいつらが
やってくるといつもオレっちはBB弾とかで追っ払っていたんだわ。
でもこのあいだ、なんでか知らないけどベランダにおいてあったゴミ箱の中に
ヤツらのうちの1羽が入っていたわけ。ゴミ箱のそばにもう1羽いたんだけど、
そいつはオレっちが近づこうとするとさっさと飛んでいってしまった。ちくしょー。
で、そのゴミ箱の中に入っていた1羽を捕まえるべくゴミ箱に
蓋をしたんだ。あっけなかったね。楽勝だったよ。ゴミ箱の中では
その間抜けな1羽が何が起こったのかまるで分からないまま、暗闇の
なかでクルックーって鳴いてんのよ。そんでそのゴミ箱をゆっさゆっさと
揺すってみると中でヤツが必死に体勢を立て直そうと羽をばたばたさせる音が
聞こえてくるの♥ ゴミ箱を揺すってるだけでも面白かったんだけど
次第に飽きてきて、次はどうしようか悩んだんだ。ゴミ箱に勝手に入って
くるなんて考えもしなかったことだからね。で、30分ぐらい悩んだ後
オイラは自分の部屋にオヤジのアフリカ土産のブーメランがあることを
思い出したよ。とりあえず次のお遊びの方法を考えつくまでそのブーメランで
ハト野郎を小突き回すことに決めた。
ゴミ箱の蓋を開けるとヤツがきょとんとした顔でオイラの顔色をうかがって
いるのが分かる。ムカつくヤツだ。すました顔してんじゃねぇ! なんだか
ヤツの顔つきが非常にムカつくので思いっきりぶん殴ってやろうかと思ったが、
それをやってしまったらヤツ如きだと1発でお陀仏だから面白くもなんともない。
とりあえず破壊への衝動をなんとか抑えつつ、ヤツの頭をコツコツと突いてみた。
ヤツはそれを鬱陶しそうによけながら首をすくめていく。マジムカつくのねコイツ。
次にそのブーメランでヤツの体をひっくり返そうとしてみたわけ。そしたら
ヤツは慌てて体勢を元に戻そうとまたバタバタすんのよ。面白いね、笑ったよ。
オレっちがあんまりしつこくひっくり返そうとするから、しまいにはヤツが
これはかなわんとゴミ箱の出口めがけて飛び出そうとしてきたんだわ。
さすがにヤツも限界だったんだろ。出口の上にはオレっちが待ちかまえているのに、
そんなこともものともせずに飛び出そうとしてきたよ。もちろんそれをオレっちが
見逃すはず無いじゃん。飛び出そうとした瞬間にゴミ箱に突っ込んでいた
ブーメランを引き抜いて、同時にゴミ箱の蓋を思いっきり閉めたさ。
案の定ヤツは逃げることができずに、逆に頭を思いっきり蓋にぶつけて
ゴミ箱の底に叩き落とされたってわけ。ざまぁみろ♥
これを見てオレっちは思いついたよ。名付けて「悲劇の無限地獄作戦」。
ブーメランでヤツが我慢の限界になるまで小突き回して、いったん
ブーメランを引っ込める。ゴミ箱の蓋は開けたままにしておいて、ヤツが
逃げられると思って飛び出した瞬間にゴミ箱の蓋を思いっきり閉める。
ポイントは蓋を開けたままにして、ヤツに脱出が可能だと思わせることね。
蓋があいたままの天井を見てヤツが逃げようと思った瞬間、その瞬間を狙って
蓋を閉めるの。ヤツは絶望の淵から脱出できると思ったのもつかの間、再び
恐怖の暗闇に引きずり戻されるって算段なのよ。これは快感だね。
ヤツが悔しがって蓋が閉まったままなのに飛び出そうとしてるときなんか
もう最高♥ 病みつきになるね。
この「悲劇の無限地獄作戦」があまりにも面白いので小1時間くらい
ぶっ続けで楽しんださ。至福のひとときってやつかな(笑)それでもやっぱり
次第に飽きてくるんだよね。オレっちって飽き性?でも、もう妙案が
思いつかないので、とりあえずその日はそのままゴミ箱ごと放置して
また明日楽しもうってことで床についた。おやすみなさい。
次の日、さっそくゴミ箱を見てみるとやっぱりヤツはそのままいたよ。
当たり前か。でもゴミ箱の中をよく見てみたらフンだらけになってるのよ。
超〜ムカつく!!おまえは何様やねんゴルァ まぁよく考えたらオレっちが
閉じこめてたんだからしょうがないと言えばしょうがないんだけどね。
それじゃあこんどは何して遊ぼうかなと考えた末に、また妙案を
思いついた。題して「熱湯地獄作戦」。名前の通り、遊び方は単純。
ヤツに熱湯をかけるだけだよん。とりあえず電気ポットのスイッチを入れて
沸騰するのを待つこと約8分、オレっちは昨日と同じように「悲劇の無限
地獄作戦」を楽しんでいた。そしてお湯が沸いたと同時にマグカップ一杯に
熱湯を注いで急いでベランダの方に駆け寄ったんだ。途中で掃除機の
電源コードにつまづいて熱湯を自分の手にこぼしちゃった。めちゃ熱ぅー!
なんでオレっちがハト野郎の為に火傷なんかしなくちゃなんないンだよ!!
またまた怒りがこみ上げてきて、ちょームカついた。こうなったら徹底的に
ヤツをいたぶるしかないな。オレっちは心にそう誓ってポットからお湯を
注ぎなおし、今度は慎重にベランダへとマグカップを運んだ。
ゴミ箱の蓋を開けてみるとクサいにおいの中に昨日よりいくぶんやつれた感じの
ヤツが相も変わらずオレっちの顔色をうかがっている。てめぇマジムカつくんだよ、
このハト野郎!本当ならお湯をチョロチョロかけてヤツの反応をじっくり楽しもうと
思ったんだけど、火傷して熱いのとヤツの顔がムカつくので
マグカップに並々注がれた熱湯を一気にヤツめがけてかけてやったよ。
すげぇ!すげぇ楽しい!!ヤツはまるで熱湯コマーシャルのダチョウの竜ちゃん
みたいな反応しやがんの。かけた瞬間にゴミ箱を脱出しようとしたのを
阻止した後も熱さがジワジワ効いてくるのか、蓋を閉めた後も盛んに脱出
しようとして、何度も蓋に頭をぶつけてたよ。超爆笑。腹を抱えてワラタ。
でもね、その後すぐにまたムカついた。だってめちゃくちゃクサいんだもん。
ただでさえフンがいっぱいで臭かったのに、そのニオイがお湯で増幅されて
鼻がひんまがりそうなくらいにゴミ箱に充満してんだよ。もうマヂでコイツ
頃そうかとおもたよ。
でもほんとに頃しちゃったら面白みがないのでここはグッとガマンだ。
それから「熱湯地獄作戦」はオレっちにもダメージがでかいので却下。
次の作戦を考えよう。・・・・うーん、なんか良い案はないかな。
そうだ、BB弾を使おう。至近距離からの発射なら結構ダメージでかいハズ。
そう思って自分の部屋の押入にあったガスガンを引っぱり出した。今は亡き
フロンガスで発射するタイプのやつだ。フロンガス撤廃が決まったとき、
ボンベを5〜6本まとめてかっておいて良かった♥ コイツを今使わずに
いつ使うというのか。というわけで手慣れた手つきでガスガンをセットして、急いで
ヤツの待つベランダへと向かった。みてろよハト野郎。今におまえをボコボコに
してやるぜ!そうおもってゴミ箱の蓋を開けて一気にBB弾を発射しようと
したのだけど、全然弾が出てこない。どうした?なんで?
どうやら中で弾が引っかかっているみたいだ。ここ数年全く手入れをしてなかった
からしょうがないか。
このままじゃ収まりがつかないのでいつも使っているエアーコッキングタイプの
ハンドガンに切り替えてヤツめがけて思いっきり狙いを定めた。
ヤツの頭、とりわけ目をめがけて引き金を引いたがまた出ない。空砲だ。
今度は銃口を下に向けたときに弾がそのまま落っこちてしまったのだ。
なんだよ、使えねぇなあ。オレっちはしょうがないのでBB弾作戦も
あきらめて最初の「悲劇の無限地獄作戦」を決行した。でもなんか面白くない。
なぜ?なんで?昨日はあんなに面白かったのに。くすん。まぁ原因はわかり
きっていた。ヤツの反応が鈍くなってきたのだ。そりゃそうか。昨日から
エサも食わせてもらえずに暗いゴミ箱の中にずっと閉じこめられているんだから。
でもそんなことで手加減をするようなオレっちじゃないよん。ウフフ♥
で、今度はヤツの目を重点的に狙って昨日より気持ち強めに叩いてみた。
おっ、いい反応じゃん。イヤがってる、イヤがってる。もっとオレっちを
楽しませてくれよ、ハト君。おまえの存在価値なんてそれくらいしか
無いんだからさぁ。ほら、跳ねろよ、飛べや。鳴け。わめけ!
ハァ・・・そろそろ限界かな。もうさすがに飽きてきたし。
しょうがないからヤツを解放してやろうかな。うーん、オレっちはなんて
心が広いんだ。ハト君、喜びたまえ。ほら、喜べよゴルァ。なんだよ、せっかく
解放してやると言うのに、そこを出る気がないのかね?ここから出るチャンスは
もうこれっきりだよ。早く出たまえ。つーか出ろよゴルァ。やっぱりコイツムカつく(怒)
もうこーなったらただでは帰さんぞ。覚悟しろよゴルァ!!
オレっちは納戸からガムテープを持ってきてヤツの羽に貼り付けた。
グルグル巻きにしちゃうと飛べなくなるから、かろうじて羽ばたけるくらいに
してあげる♥ オレっちってなんて慈悲深いんだろう。愛に溢れてるね。
I LOVU ME. 愛マンセー。幸せになれよハト君。(生きていたらだけどな(爆))
ほら、出来た。これでオッケー。準備万端、もう思い残すことはないよん。
今度こそ出て行きたまえ。早く出なさい、出ていけゴルァ! まだ出んのか・・・
しょうがないこうなったら強硬手段じゃ。ということでゴミ箱の蓋を完全に
取り外し、ゴミ箱を倒してみた。これならさすがのヤツも出ていくだろう。
んん?まだでないの? ならばほんとに最後の最後の手段だ。
ゴミ箱の脇にあったじょうごを手にとって台所にオレっちは向かった。
そう、水攻めをするの♥ お湯と違って今度はそんなにニオイはしないはず。
ついでにゴミ箱も一緒に洗っちゃおう。効率いいね、あぁ、オレっちってなんて
頭イイんだろう。
ということでじょうごが満杯になるくらい水をいれて、じょうごのシャワーヘッドの
部分を取り外して一気に放水だぁ!どうだ、まいったか。この野郎。
それでも出てこないか、この臆病者めが! これ以上放水を続けてもらちがあかない
からゴミ箱をひっくり返しちゃった。テヘ♥ やっと出てきたよハト野郎。
手間をかけさせやがって畜生。さぁ飛んで行けよ、バイバイ。死ぬなよ〜。
おろっ?なぜ飛ばない?もう君は自由だよ。ほら。行っていいんだよ。
さすがにもうそんな体力は残ってないか。ヘタレだなぁ。ハト君。
それならオレっちが手伝ってあげるよ。まかせなって。ということで
オレっちは昨日今日と大活躍のブーメランを手に取ると、ヤツをベランダの隙間から
押し出してあげた。バイバイ♥ ヤツはベタベタのガムテープが貼られた翼を
ぎこちなくはばたかせながらフラフラと飛んで行く。ガムテープが左の翼に
絡まっているのか、まっすぐ飛ぼうとしてもどうしても左に旋回してしまう。
そうこうしているうちに、やっとの事で近くの電柱のてっぺん付近のメンテボックス
の上によろよろしながらも着地することが出来た。良かったね。おめでとう(パチパチ)
しばらくの間そのメンテボックスの上でジッとしていたみたいだけど、
そのうちに雨が降ってきたのね。ザーザーと。結構強い雨がね。でもヤツは全く
動こうとしなかった。いや、動けなかったのかもしれない。まあ、そんなことは
どっちでもいいか。オレっちには関係ないし。あっ!そういえばそろそろ
おじゃ魔女どれみが始まっちゃうよ!急いでビデオセットしなくちゃ。
そうこうしているうちにオレっちの脳裏からハト野郎のことは完全に
忘れ去られてしまうのであった。合掌。
ちなみに2〜3日後にふと思い出したようにヤツのいた電柱のメンテボックスを
見てみると、ヤツの姿はもう既になかった。ちゃんと飛んで行けたのかな?
まぁどっちでもいいんだけど。
ちなみにその最後に確認した前日には電力会社の工事があったことを忘れずにお伝えして
報告を終わりたいと思います。
じゃね。バイバイ。
-----------------------------------第1部完-------------------------------
おいっす。オレっちのこと覚えてる?おひさ♥
今日もね、そう、ハトの話だよん。えっ?つまらない。まあそういわずに
聞いてくれぃ。今度はベランダでの話じゃなくて逆側の自分の部屋の方だったんだ。
オレっちの部屋からは向かい側にもマンションが見えるんだけど、そっちは
3階建てだから屋根って言うか屋上がオレっちの部屋の窓から丸見えなわけ。
最近その向かい側の屋上に結構な数のハト野郎達が集まってくるのよ。わんさかと。
今の時期は繁殖期なのか、あちこちでハトのカップルを見かけるんだな、これが。
このオレっちでさえハニーがいなくて寂しい思いをしてるってのに、なんか
すっごく不公平じゃない?世の中間違ってるよ。絶対に間違ってるって。絶対に。
こんな不公平が許されていいわけがないからオレっちはある計画をたてた。
題して「毒豆食って逝ってよし作戦」だ。なんて甘美な響きだろう(ウットリ)
いつものことながらオレっちのネーミングセンスのすばらしさには自分自身ですら
ほれぼれしちゃうね。なのになんでだろう、生まれてこのかた32年間彼女が
出来ないのは。やっぱり世の中間違ってるね。そんな間違いがまかり通ってしまわない
ようにこの計画は是非とも性交させなければ、もとい、成功させなければ。(核爆)
といことで作戦を実行に移す前にとりあえずそのハト野郎達の行動様式を観察
する事から始めるのだった。とりあえずヤツらのエサになりそうなものを
はじめにまいてみた。お米、大豆、ゴマ、etc... ゴマだとオレっちの部屋から
向かいの屋上まで投げることが出来ないので×。大豆は大きすぎて食えるヤツと
食えないヤツが出てくるので×。結局お米に落ち着いた。で、実際にお米を
向かいのマンションの屋上に蒔いてみるとみるみるうちに来るわ来るわ、その数
10羽以上(!) こんなに来たんじゃ全部をまとめて相手には出来ないから、
とりあえず狙いを絞ることにした。エサへの執着具合を見ていると1羽だけ
エサに向かっていくんじゃなく、ほかのハトに向かって攻撃を仕掛けているヤツを
発見した。どうやらこのあたりを縄張りとするオスのハト野郎みたいだ。
いっちょまえにそいつにもハニーがいるらしい。ムカつくぜ。マヂでムカつくぜ!!
よし、決めた。ターゲットはコイツね。幸いにもほかのハト野郎と比べてもヤツは
一段と大きいのですぐ区別がつく。とりあえず、そいつをポッポ野郎と呼ぶことに
決めた。今に見てろよポッポ野郎。ケチョンケチョンにしてやるぜ!
そのポッポ野郎は一通りほかのハト野郎達を威嚇して追っ払ったあと、悠々と
ポッポ野郎のハニーと一緒にエサをほおばっていやがる。餌を全部食ったら
今度はお日様が燦々と輝いている中でハニーとおっ始めやがったよ、イヤらしい。
コイツらには羞恥心ってもんが無いのかね、イヤらしいったらありゃしない。
それからしばらくしてヤツら2羽は向かいのマンションの屋根から、オレっちの
部屋の窓のすぐそばにあるオレっちのマンションの非常階段にやってきた。
どうやらその非常階段の隙間に巣を作ろうとしているらしい。ポッポ野郎が
盛んに向かいのマンションの近くにある空き地から枯れ草を集めて来ている。
どこまでも迷惑な野郎だ。こういうヤツにはきっちりと痛い目に遭わせないと
ほんとにどこまでも調子に乗ってくるからな。ガツンと逝きまっせ、ホンマに。
ということでオレっちは毒米の制作の準備にかかった。毒と逝っても
あんまりにも強烈だとその場で即死して、死骸が大量発生してしまったら
いろいろと問題が出てくるので、そこそこの威力に抑えた毒が必要だ。
まあ妥当なところで殺虫剤あたりかな。分量を間違えなければ即死は免れる。
それと塩素系の漂白剤ってところかな。ニオイはきついけど。この2つは
家にあるからすぐに作成にかかれる。何事も能率主義だぜ。オレっちの部屋の
隅に大量に転がっていた500mlコーラの空ペットボトルの1つをおもむろに
手に取り、台所へ向かう。えーっと、ゴキジェット、ゴキジェットと・・・おっ。
あった、あった。これでOK。あとはペットボトルに米をつめて・・・・と。
そしてオレっちはお米の入ったペットボトルの口にゴキジェットの噴射口を
くっつけて、いきおいよくゴキジェットを噴射した。プシュウー。
いくらゴキジェットが無臭性とはいえこれだけかければさすがにクサい。
まるでラッカースプレーのようなニオイだ。ちょっといい気持ち。なんか懐かしい。
で、その殺虫剤のたっぷり入ったペットボトルの蓋を閉めて思いっ切りシェイクした。
シャカシャカ・・・。さすがに小さい頃一時期バーテンダーを夢見ていただけに、
軽快で優雅な舞を踊るが如くペットボトルをシェイクするオレっちをもし女が見たら、
即効でイっちゃうね。それくらいセクシー。ある意味恐ろしいね。
で、完成した毒米を試しにちょっとだけ取り出して、向かいのマンションの屋上に
投げてみた。ちゃんと食うかな?ヘヘヘ♥ 投げた直後に屋上にいた2〜3羽の
ハト野郎達のうちの、1羽がどうやら毒米に気づいたみたい。毒米に近寄ってくる。
食え、さぁ食えよ。早く食え、このハト野郎め。でもソイツは食わなかった。ケッ。
やっぱりニオイがきつすぎたのか。さすがにいかなハト野郎とはいえども食えるモンと
食えないモンの区別くらいつくってのか。残念。そう思ってあきらめ、毒米の入った
ペットボトルを片づけようとしたその瞬間、ほかの2羽がその毒米に気づき、恐ろしい
ほどのスピードで毒米に駆け寄ってきた。おいおい、食うのかよっ!(三村風)。さらに
さっきはその毒米をシカトした最初の1羽までもがほかの2羽と争うように毒米を
ついばんでいる。テメェもかよっ!(三村風)(爆) 結局蒔いた毒米が全部無くなるのに
数秒とかからなかった。で、問題の効力の方だが・・・・ない。全くない(泣)
全然大丈夫なわけ?つまんねぇな。オレっちは落胆しかけたが毒の絶対的な分量が
足りないんじゃないかと考えた。もっと毒米を食わせれば・・・
そこでペットボトルに残っていた毒米の全部を取り出しもう一度向かいの屋上に
向かって思いっ切り投げた。するとあまりの量の多さにハト野郎達も一瞬ビビって
逃げ離れてしまったが、すぐに戻ってきて争うように食い始めた。よっしゃあ。
さっきよりも毒米の量はぜんぜん多いにもかかわらず、毒米が全部無くなるのには1分と
かからなかった。食うの早すぎ、キミタチ。で、ひととおりお腹も満足してヤツらは
マターリしだしたが、やっぱり効果が全然現れない。ゴキジェット如きではハト野郎は
倒せないと言うのか。仕方がないので次は漂白剤を混ぜてみることにした。
うわー、キッつぅ〜。漂白剤の鼻をツンとつくニオイは殺虫剤の時よりも強烈だ。
そういえば小学校のプールの時間に入った腰洗い槽がこんなニオイだったっけ。
ただ小学校の時のそれよりもペットボトルの中のモノは段違の破壊力を持っていそうだ。
で、先ほど以上にセクシーな手つきでペットボトルをシェイクして、毒米を
手に取りだして向かいの屋上に投げてみた。つーかオレっちの手がめちゃくちゃ
クセェんだけど。漂白剤ニオイキツすぎ。いったん台所に戻って手を洗ってから
オレっちの部屋の窓から向かいのマンションの屋上を見てみると・・・・・増えてる。
ハト野郎達が増えてるよ。さっきのよりもクサいのにおまえらそっちの方がうまいわけ?
まあ、人の好みなんてのは千差万別だからな。おっとハトの好みか、失敬失敬。(超爆)
またしてもオレっちが蒔いた毒米は瞬く間に消えて無くなった。おまえら感謝しろよ。
こんなに腹一杯食わせてもらえるなんて、滅多にないんだから。もっとも毒入りだけど(プ
とりあえず毒エサ巻きはここらでお終いな。あとは結果が出るのをジッと待つのみ。
漂白剤のニオイがとれないのでもう一回手を洗ってから、オレっちの部屋の窓から
ヤツらを注意深く観察した。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・変わってない。
全く変わってないじゃんかよ(TT)。ハト野郎達の胃袋はそんなにも丈夫なのか?
オレっちのこれまで血と汗と涙は無駄だったのか?答えてくれよ、ジョニー!(謎)
アイゴー、こうなったら謝罪と賠償を請求するニダ!!激ムカつくニダよ!!
ふう、思いっ切り叫んだら少し落ち着いたよ。大丈夫、大丈夫だから。
オレっちなら大丈夫だから心配しないでママ。つーか部屋に入ってくんなゴルァ!
つーか、荒れててもしょうがないのでとりあえず殺虫剤やら漂白剤やらを片付ける。
残った毒米は・・・・、まぁウチの外の非常階段のところにでも捨てておけばいいか。
ひょっとしたらヤツらが見つけて食うかもしれないし。ということで今日はおやすみ。
次の日、昨日と同じように毒米を蒔いていると今までとちょっと違う展開が訪れた。
ウチのマンションの管理人の登場である。コイツは70近いジジイなんだけど
タコ八郎によく似てる。強いて言えばタコ八郎の画像を縦に20%くらい圧縮した感じ?
顔の潰れたタコ八郎といったところか。このタコ管理人がウチにどうやら回覧板を
持ってきたらしい。でコイツが非常階段を下りて帰ろうとしたときにポッポ野郎と
そのハニーが非常階段の手すりでイチャイチャしているところを見つけたのだ。
もちろんタコはハト野郎達を追っ払ったさ。で、そのあと階段の踊り場あたりに
ハトのフンが散乱してるのを見てゆでダコみたいになっていた。(笑)タコは
なんでこの非常階段にハト野郎達が集まるのかを考え始めて、あたりをキョロキョロ
見回した。その瞬間にオレっちとタコの目が合っちゃった。やべぇ!!すぐさま
オレっちはカーテンに身を隠し、そっとタコの方をおそるおそる見てみたが、まだ
こっちを見てる。なんてこった。オーマイガッ!(爆)そしてタコはオレっちだけでなく
オレっちの部屋の窓の縁側に大量にこぼれている毒米に気づき、階段を上り始めてきた。
超やべぇ。ウチに来るのか!?人生最大のピンチ!!何とかしなければ!!
案の定ウチのチャイムが鳴らされ、出てみるとそこにはちっさいタコ野郎がいた。
犯人は分かってるんだけどあくまでも紳士的に振る舞おうとしているのがミエミエな
口調で、「あのさ〜、ここら辺でハトにエサやってる人知らないかな〜?」などと
白々しく尋ねてきた。実際は訛りが酷すぎてほとんど聞き取れなかったんだけど、
たぶん言ってることはこんな感じだろう。「ウザいんだよこのタコ野郎!ハトにエサを
やろうがオレっちの勝手だろうがゴルァ!」と言ってやりたかったが、オレっちも紳士だ。
大人の対応を見せる。「あっ。やっちゃいました。スイマセン。m(_ _)m」と言うと、
タコは勝ち誇ったように「ダメだよ〜。ハトにエサやっちゃ。フンの後始末が
大変なんだから。」とかなんとか堰を切ったように喋りまくる。もっともその殆どは
訛りが酷すぎてワケわかめだから、オレっちも適当に聞き流してたんだけど。(核爆)
ただ、タコ野郎はどうやらオレっちが蒔いていたのは毒米だったことまでは
掴んでいないらしい。助かった。危ない危ない。オレっちはほっと胸をなで下ろした。
が、しかし!まだ難関は残っていた。一通りタコの説教が終わったあと、タコは
非常階段のフンやらエサやらを片付け始めたのだ。しまった!あそこには昨日オレっちが
蒔き残した毒米が捨ててあったんだ!!あれがバレるとまずい。オレっちはそう直感した。
オレっちは急いで家の納戸からほうきとちりとりを取ってきて、毒米の撤去にのりだした。
まだタコは毒米のことには気づいていない。フンの掃除の方に気を取られている。
チャンスだ!オレっちはその隙を見逃さずに昨日捨てた毒米の方に近づいて撤去を
しようとした。しかし毒米がなかなかとれない。何故だ?
そうか、漂白剤やら殺虫剤が乾いて地面に貼り付いちゃっていたのね。そこでオレっちは
足で毒米をこすってはがしつつ何とか証拠隠滅作戦は無事成功したのであった。
危機一髪だぜ。なんとか最悪の事態だけは逃れられたな。そう思うと全身の力が
一気に抜けてヘナヘナになってしまった。今日は疲れたな。もうオナニーして寝よう。
それから5〜6時間後ふと目が覚めて窓の外を見てみると1羽のハト野郎が非常階段の
踊り場にいた。さすがに今また毒米を蒔いてしまうとタコ管理人に今度こそバレて
しまうので、泣く泣く観察するだけにしていたのだが、なんと驚愕の事態が訪れた!
いやー、今蒔かなくて正解だったかもしんない。超ラッキーだぜ。ありがとう神様。
そう、驚愕の事態とは昨日蒔いた毒米の効果を確認することに成功したのである!!
昨日オレっちが蒔いた毒米を食ったうちの1羽(1番ムカつくポッポ野郎ではなかったが)が
見事にオレっちにその奇跡の瞬間を見せてくれた。ヤツは踊り場に着地したときから
そわそわしていて落ち着かない様子だった。別にあたりに危険が迫っているわけでも
ないのにキョロキョロしている。そして足元がふらついてバランスを崩した瞬間、
ヤツは思いっ切りゲロを吐いた。まあ、ゲロといってもハトのそれだから人間みたく
ペースト状って言うかゲル状みたいなモンではなくって、米や豆がそのままパラパラと
ヤツの口から吐き出されるだけなんだけどもね。でも超面白いよコレ♥
バランスを崩して後ずさりしながらもう1回パラパラとゲロを吐き出した。ああもう最高♥
腹を抱えてワラタよ。笑いすぎておしっこをちびっちゃった。腹痛えー。ざまぁみろ。
何度見ても笑えるねコリャ。ビデオに撮ってみんなに見せたかったよ。もっとも
ビデオに撮らなくても脳裏にその瞬間の映像が焼き付いて、もう頭から離れないくらい
強烈ではっきりと今でもそのハト野郎の情けない姿を思い出せるからいいんだけどね。
いやー、楽しかった♥ 今日はもう大満足だからもう1回オナニーして寝よ。
じゃね。おやすみ♥
次の日、オレっちは昨日のあの光景を思い出しながら幸せの余韻に浸っていたんだが、
ふとあることに気がついた。そう、たいしてダメージを与えられていなかったのだ。
結局ゲロを吐き出す光景を見たのはその1羽だけだったし、その1羽もゲロを吐ききって
しまったあとは何事もなかったようにケロっとした表情で飛び去っていったモンなぁ。
それに相も変わらずポッポ野郎はほかのハトをイジメまくっているし、そいつのハニーと
非常階段の手すりでいつまでもセックスをしていやがるし、まったく反省ってモンを
していないようだね。キミタチは猿かね?反省だけなら猿でも出来るんだよ。んじゃあ
猿以下だ。キミ達ハト野郎は猿以下決定だね。おいおい、そこまで言われて悔しく
ないのか?それで満足なのか、このハト野郎!クズ、ゴミ、アンポンタン!!
・・・・・・・・・・・・・・ハァハァ。コイツらには何を言っても無駄なのか。
しょうがない。そこでオレっちはさらなる計画に移る決意をした。今度の計画で
絶対にケリをつけてみせる。コレが最後だ。今にみてろよ。おまえらの吠え面が
今から目に浮かぶぜ。名付けて「ポッポ野郎(もしくはそのハニー)生け捕り大作戦」だ。
その名が示すとおり今回の作戦はターゲットを数いるハト野郎の中からポッポ野郎、
もしくはそのハニーに絞りきっているのが特徴だ。コイツらをおびき寄せて何とか
生け捕りにしようというのだ。生け捕りにしたあと?そりゃあお楽しみだよ、グフフ(謎)
そこでオレっちはどうやってポッポ野郎を生け捕りにするのか考え始めた。
まあ、オレっちのスーパーコンピーター並の頭脳があれば楽勝なんだけどね。(ワラ
とりあえずポッポ野郎とそのハニーは向かいのマンションの屋上とオレっちの
マンションの非常階段のあたりが縄張りらしく、いっつもここらへんにたむろしている。
よってオレっちの部屋の窓にエサをおけば、ひょっとしたらヤツらがのうのうと
よってくるかもしれない。そしてそのエサを食いたい一心で窓に近寄ってきたポッポ野郎を
素早く捕まえるって寸法だ。どうだ、名案だろう。我ながら完璧な作戦だと自負している。
そこでオレっちは部屋の窓を全開にして窓のそばに米をいっぱいに盛った小さな器
(今度は毒入りじゃないヤツね)をおいてポッポ野郎を待つことにした。すると1〜2時間
くらいしたあとでポッポ野郎とそのハニーがいつものように非常階段の手すりのあたりに
飛んできた。しめしめポッポ野郎め、今に見てろよ。そう思いながらヤツが窓のそばに
来るのをジッと待っていたが、ヤツは怖じ気づいたのかなかなか来ようとしない。
おいおいポッポ野郎よ、いつも他のハト野郎を突っつき回してイジめているその勇気は
いったいどうしたんだ?ここにはおいしいエサがあるんだよ、ほら。今度のは毒なんて
入ってないんだから安心してこっちにおいでよ。やっぱりオレっちという敵がそばに
いると、なかなか恐くて近寄れないか。いままでエサを蒔いていたのが向かいの
マンションの屋上だったけど、今度はグッとオレっちとの距離が近づいて窓のそば
だもんな。ムリないのかなあ?このままじゃラチがあかないので、エサの入った器を
手に持って米をこれ見よがしにいじくり回してみた。わずかだが反応している。
米をかき混ぜる音にポッポ野郎もどうやら気づいているみたいで物欲しそうな顔つきで
こっちを見ているのがはっきりとわかる。でもやっぱりヤツの視界にオレっちが
入っているためか、こっちに来るのを躊躇っているみたいだ。そこでオレっちは窓の
下に隠れてポッポ野郎が近づいてくるのを待ってみた。30分後、羽音がしてこっちに
近づいてきているのがはっきりとわかる。ドキドキ。どうやら窓のへりにいまヤツは
いるみたいだ。ステンレスの縁の部分にヤツの爪の音が当たる音が聞こえる。
もう少しだ。もう少し近づいてこい。そうだ、もう少しだ・・・・
オレっちはヤツに気づかれないように窓の下を這いつくばりながら、捕獲体勢に
入ろうとした。だがしかし、臆病なポッポ野郎はその瞬間に飛び去っていってしまった。
チッ、気づかれたか。失敗だ。第1回目のチャンスは捕獲できずに終わってしまった。
その日はいくら待ってももうヤツらは来なかった。しょうがない、次の日に賭けよう。
そして次の日、昨日と同じように窓を全開にしてエサを窓の側に置きヤツらをジッと
待ち続けた。3時間くらい待った後ヤツらはまるで昨日のことなどすっかり忘れた
みたいにヒョコヒョコとやってきた。そこでオレっちは昨日と同じように窓の下に
隠れてヤツらが来るのを待ち続けた。今度は1時間くらいだろうか、さすがにオレっちも
しびれをきらし始めたあたりでなにやらパンパンと音がした。手の音だ、人が手を
叩く音がしたのだ。誰だよ、邪魔すんのはよ。そう思いながら窓の外を見回してみると
タコ管理人だった。このあいだの回覧板を回収にきたらしい。ウゼェな、タコ野郎め。
そう思ってガンをとばした瞬間にまたもタコと目があってしまった。オレっちは
とっさに窓の下に隠れたが、またも時すでに遅し。バレバレだ。こうなっては
仕方がないのでとりあえずそのタコ野郎に「まだハトが来るんですか?」なんて
感じでとぼけながら軽くジャブを放ってみた。
そんなオレっちの呼びかけに対してタコは無言だった。しかも思いっ切りオレっちを
睨み付けている。ヤベェ、超ヤベェ!!マジギレ寸前だ。そう直感したオレっちは
「まったくハトにも困ったモンですな。ハハハ」などと会話もそこそこに窓をすぐに
締め切ってカーテンを閉じた。マジでやばかったな。もうこれ以上は限界かもしれない。
オレっちはそう思ったが、いまさらもう後には引けない。ここまで来たからには
最後までやり通さねば。そうさ。「何事も最後まで諦めずにやり通せば必ず成功する。」
小学校の卒業式の時に校長先生が言っていたその言葉を思い出し、決意を新たに最後まで
頑張ろうとオレっち自身に誓うのであった。ただ作戦計画の練り直しは必要かもしれない。
いくらポッポ野郎が近づいてきても素手でキャッチするのにはいささかムリがある。
それに素手で捕まえられる間合いまでヤツは近づいてこないだろうから。そこでまた
オレっちはご自慢のスーパーコンピユーターをフル回転させて作戦計画の修正に
取り掛かった。そこで出た結論は素手で捕獲する計画自体は変更せずに、捕獲可能な
間合いを広くして、ヤツの警戒心が甘い距離で捕獲できるような罠を仕掛けることだった。
エサのそばにオレっちがいたらさすがにヤツは近づいてこない。それならオレっちが
エサのそばに近寄らなければいいわけだ。エサのそばに近づかないでヤツを捕らえられる
ようにするために、カーテンを利用することを思いついた。カラクリはこうだ。
ポッポ野郎、エサを目当てに窓に近づいてくる。
↓
オレっち、机のそばに隠れる。ヤツから見えない。
↓
ポッポ野郎、安心してエサを食う。
↓
カーテンを閉める。
↓
ポッポ野郎逃げられない
↓
(゚д゚)ウマー
完璧だ。完璧すぎる・・・。ヤパーリオレっちは超天才?
問題はどうやってヤツに近づかずにカーテンを閉めるのかだが、オレっちはビニール紐を
使うことにした。カーテンにビニール紐を結びつけて、机の後ろに隠れて思いっ切り
引っ張るのだ。コレならヤツに気づかれずにカーテンを閉めてヤツを部屋の中に
閉じこめることが出来る。閉じこめてしまえば後は簡単だ。素手でもなんでも捕まえる
ことが出来るだろう。とにかくいったんヤツを部屋の中におびき寄せることだ。
そのために、オレっちはエサの置き方も少し工夫した。まず今までの通り、窓の縁に
小さな器に入ったエサを置く。ただし今までよりもエサの量は少なくする。そして
もう少し部屋の中に入ったところにエサを山盛りにした大きい器と水の入った器を
並べて置いておく。コレなら窓の縁のエサを食い尽くした後に満足しきれなくて
大きな器のエサによってくること間違いなしだ。そうすれば占めたもの。ビニール紐を
引っ張りさえすればヤツは捕まったも同然だ。これで作戦は万全だし準備もすべて
整った。さあ来い、ポッポ野郎。しかしもうあたりはすっかり暗くなっていて、
ヤツらもやってきそうにない。これじゃしょうがないからオナニーして寝ることにした。
そして次の日が来た。「ポッポ野郎(もしくはそのハニー)生け捕り大作戦」を実行に
移してからもう3日目だ。さすがに3日目ともなると髭は伸び放題、髪の毛は油でギトギト、
股間のあたりからは残尿からくるアンモニア臭と汗が発酵した酸っぱい香り,べとべとの
恥垢のニオイと尿道に残っていたスペルマの青臭いニオイが絶妙にブレンドされて
至高のハーモニーを奏でている。まあいい。そんなの慣れっこだ。異様に痒い股間を
ボリボリ掻きながらオレっちは忍耐強くポッポ野郎を待ち続けた。
どれくらい待ったのだろうか?昨日、一昨日よりもだいぶ長く待ったような気がする。
それもそのハズだ。時計を見てみたらもう5時間が過ぎていた。今日はもう来ないのか?
半分諦めモードに入っていたが、やっとやって来た。待たせやがってこの野郎♥
ポッポ野郎とそのハニーはいつもと同じように非常階段の手すりにやって来た。
よし、早くこっちに来い。机の後ろに隠れてそう思いながら待っていたが、なかなか
ヤツらはやって来ない。何故だ。何故なんだ!しびれをきらして机の後ろから出ていって
窓の外を見てみると、セクースの真っ最中だった。フザケんな!!(怒怒怒)凸( `Д´)
あまりにムカついたのでポッポ野郎に向かって器ごと投げつけてやろうかとも思ったが、
それをやってしまったら、せっかくの計画が水の泡なので泣く泣くガマンした。
そこでとりあえずヤツらの関心をセクースからお食事に向かせるためにまた器の中の
米をかき回してこれ見よがしにポッポ野郎達に見せつけた。ほら、ここにはおまえ達の
大好きな米がいっぱいだよん。こっちにおいで。いいからこっちおいでって。早く来いよ。
来いってば。はよ来いやゴルァ!
・・・・・・・・ハァハァ。少々熱くなっちまったぜ、フゥ。深呼吸深呼吸。落ち着け、
オレっち。とりあえずエサのアピールは済んだ。後はヤツが来るのをジッと待つだけだが
あまりにも窓を全開にしたままの状態でいると、またあのタコ管理人いつやってくるとも
限らない。今度見つかったらたぶんアウトだ。それだけはさけねば、絶対にやばい。
まるで「前門の虎、後門の狼」の状態だな。いや、「前門のハト、後門のタコ」か。
息詰まる展開、スリル満載、近日ロードショー!!(超核爆)どうよ?(笑)
冗談はさておきオレっちは再び机の後ろに隠れなおしてビニール紐を手に取った。今度こそ
絶対にキメてやる。絶対にだ。そう思いながら息を殺して待つこと5分、ポッポ野郎が
窓の近くに飛んできた。絶好のチャンス! オレっちははやる気持ちを抑えながらヤツが
エサを食うのをジッと待った。ヤツは最初警戒しながらも、だんだんと窓の近くの小さな
器の方に向かってジリジリと近寄ってくる。いいぞ、そのままだ。そしてとうとうヤツは
その小さな器にはいった米をついばみ始めた。第1段階までは成功だ。そしてそこで
不思議なことが起きた。その日は本当にツイていたのかもしれない。なんとその小さな
器がバランスを失って窓の下に落ちたのだ。ポッポ野郎は少し驚いていたが、逃げは
しなかった。コレはイケる!! オレっちはそう確信した。その確信通りにヤツは
満足しきれなかったのか、大きい器の方に目をやった。そしてポッポ野郎のハニーも窓に
近づいてきた。コレは2羽とも一気にいけるかな、と一瞬欲をだしたがあくまでも
ターゲットはポッポ野郎一本。二兎を追って一兎も得られないのでは意味がないので
ハニーに関しては無視することにした。こうなった以上絶対に捕まえてやるぜ。ポッポ野郎。
しかしポッポ野郎はかなり迷っていた。でかい器に手を出すべきか否かを。小さな器には窓の
外からでも手が届いたが、でかい器は窓から少し部屋の中に入ったところで、しかも
ちょっと段差があって低いところにあるのだ。コレに手を出すにはやっぱり
勇気がいる。もし危機を察知しても、脱出がワンテンポ遅れてしまうのだから。ヤツは何度も
大きな器と下に落ちた小さな器を見比べては、窓のレールの上を言ったり来たりしている。
そう、まさにこの大きな器は禁断の果実。手を出してはならないものなのであった。ただ、
ヤツの喉元を見てみると盛んにのどを鳴らしている!!やっぱりヤツは食いたいのだ。
なんとしてもあの大きい器に盛られた米を食いたいのだ。これは絶対に部屋の中に
入ってくると確信したオレっちはビニール紐を静かに握り直し、チャンスを待った。
そして間もなくそのチャンスが訪れた。ヤツが大きな器の方に向かってきたのだ!!
そしておもむろに器に盛られた米をついばみ始めた。ヤツは本能誘惑に負けて禁断の
果実に手を出してしまったのだ。愚かなヤツめ・・・・。一度誘惑に負けてしまえば
後は転がり堕ちるだけだった。もうヤツに警戒心なんてこれっぽっちもない。周りのこと
など顧みずひたすら無心でエサに食いついている。この時点ですでに全ての決着は着いていた。
ここまで来たら後はビニール紐を引っ張るだけだ。窓のレール付近にはポッポ野郎を
うらめしそうに見つめながらも、今一歩踏み切れずに部屋の中には入れないハニーが
たたずんでいたが、ソイツのことはもう関係ない。オレっちは持てる力の全てを
右手一点に集中させ、オナニーで射精するときよりも力強くビニール紐を引っ張った。
しかし、その瞬間にブチッといやな音がしてビニール紐の手応えが途中でとぎれて
なくなってしまった。しまった、紐を切ったか!!また失敗に終わってしまうのか。と
落胆半分で机の後ろから出てみるとそこには窓にぶつかりながら、必死に外に出ようと
もがくポッポ野郎がいた。紐は切れてしまったが、カーテンが閉まりきってから
切れたのだ。結果オーライ、万事順調。あとはもう逃げたくても逃げられない、惨めな
ポッポ野郎を部屋の隅に追いつめてわしづかみにするだけだった。超楽勝。作戦大成功。
やったね♥
これからやっと本題のお遊びだが、今日は本当に疲れたのでとりあえずポッポ野郎を
机のパソコンの近くにあった980円で買った中国製スピーカーの箱に詰めてビニール紐で
グルグル巻きにして閉じこめた。小さな箱なのでヤツは全く身動きがとれない。コレなら
暴れられないので、家族に見つからずに明日まで隠しておけるな。よし、おやすみ。
その日の夜は興奮して眠れなかったよ。明日はどんなコトして遊ぼうか、アレをしようか
コレもしようかって、いろんなコトが次から次へと思い浮かんできて楽しいったらもう♥
でも次の日は寝不足気味ながらも意外に頭はスッキリしていたよ。だってこれからが
メインイベントなんだモンね。ウフフ。とりあえず机の下にかくしておいたポッポ野郎の
入った箱を取り出してかるーく揺さぶってみた。おっ、動いてるね。必死にバランス
取るために中でせわしく動いているのがよくわかるよ。かわいそうに。辛いだろうよ。
こんな暗くて狭いところに一晩中閉じこめられているなんてさ。でもね、自業自得なのよ。
あんたが悪いのよ、わかるかな?わかんねーだろな。イエイ(爆)とりあえずお遊びの
準備に取り掛かろう。えーと、用意するのは・・・・・と、まち針と、セロハンテープ、
アロンアルファにお約束の熱湯ね♥ 前回の反省から、新聞紙とゴミ袋も
用意してと。あっそうそう洗面器ね、忘れるところだった。コレで全部かな?とりあえず
準備は整ったな。よし!それじゃぁお楽しみの時間の開始といきますか。覚悟しろよ、
ポッポ野郎め♥
まず最初は「<生>黒ひげ危機一髪ゲーム」!!ドンドン、パフパフ!!コイツは名前の
通り、箱に入ってるポッポ野郎めがけて、1本ずつ箱に針を刺していって反応を楽しむ
ゲームね。とりあえず最初の1本を側面の真ん中らへんに突き刺してみた。反応は・・・
ないな。ハズレか、残念。それじゃもう1本・・・と、これもハズレ?おかしいなぁ。
次はまとめて3本ね。ブスブスブスっと、コレでどうださすがにヒットしただろう。
???? 全然ダメなの?なんでやねん。ホンマかいな。あまりにもおかしいので
箱を開けてみてみても別に変なところは見あたらなかった。じゃあ何故や?オレっちは
原因を考えてみたが、どうやら羽毛らしい。ハトの体は羽毛で覆われているので、実際は
針が地肌に刺さらずに羽毛までしか届いてなかったらしい。なんだよこのゲームは
意味無しかよっ(三村風)(爆)しゃーあらへんな。これ以上やってもオモロないから
このゲームはお終いにしよう。なんかいまいち盛り上がらなかったなぁ〜。クッソー。
まあいい。次で頑張ればいいじゃん。次はなんにしようかな〜。ウフフ。
とりあえず箱に入れたままでは遊べないので、ポッポ野郎を箱から取り出した。箱の
中を見てみると底にはヤツのフンがいっぱい転がっていた。クソー、なんちって(笑)
でもこのまえゴミ箱に閉じこめたときと違って、いくぶんか水分の少ないパラパラした
感じのフンだったので、それほど気持ち悪くはない。これは最近ヤツらに与えておいた
毒米の影響なんだろうか。だとしたらちょっとラッキー♥そこで左手にポッポ野郎を
掴んでおきながらオレっちは箱の中のフンを手早くゴミ袋に詰め込むと、机の隅に
置いてあったビニール紐を手にとってヤツの体を縛り始めた。縛りはもちろん亀甲縛りね♥
オレっちは慣れた手つきでハトの体にビニールの紐をゆっくりと這わせていった。
ビニール紐のクシャクシャする音にヤツはすこし戸惑いながら、まるで小鳥のような
つぶらな瞳で、オレっちの手を見つめている。大丈夫だよ、心配しないで。全然痛くは
ないから。もっとキモチよくしてア・ゲ・ル♥ あっ、動いちゃダメ♥ 動くと
もっと締まっちゃうよ。もう♥♥♥ ヤツはとっても不安で堪らないらしい。
さかんに首を振りながら羽を広げようと必死でもがいている。もう逃げられないんだよ、
このポッポ野郎め。ざまぁみろ。ゲヘヘヘ。グフッ、グフッ。
こうして全く身動きのとれなくなったポッポ野郎は、もう諦めたのかちょっとぐったり
とした感じで眠そうにしている。おいおい、これからだよ。面白くなるのは。そこで
オレっちはヤツの目を覚ますべく、ヤツの側頭部に1発デコピンをお見舞いした。ウリャ!
ヤツはよほどビクーリしたらしく、目をキョロキョロさせながらバタバタともがいている。
よし、それじゃぁ次は・・・・と。オレっちはまた机の上を見回しておもちゃの道具に
なりそうなモノを探した。そこでふと目に入ったのが100円ライター。イヤ違うよ。
ヤツに火を付けたりなんてしないよ。かわいそうだモン。もしヤツが暴れて、オレっちの
部屋に火がついちゃったりしたらどうすんのよ。ヤバすぎるじゃん。火は使えねぇよ。
このライターの使い道はそう、アレね。アレ。オレっちはそのライターを分解して
発火装置部分のカチンコを取り外した。もうここまで言えばバカでもチョソでもわかる
でしょ。題して「電撃ハットワーク」ゲーム(爆)。いいネーミングだ。ウシシシ。
オレっちは机の上でボンレスハムのように転がっているポッポ野郎が暴れないように
念には念を入れて5kgの鉄アレイをやつの首元とケツのあたりにのせた。もうこれで
完全に動けないだろう。ブヒブヒ。さぁ、イッツ・ア・ショータイム!!
まず最初にカチンコをくちばしのあたりに近づける。ヤツはこれから何が起こるのか
全くわからないみたいだ。オレっちはゆっくりと、そして確実にくちばしへと狙いを
定め、スイッチを押した。バチン!小さいながらも鋭い雷光が蛇のように伝って
ヤツのくちばしに突き刺さる。それと同時にポッポ野郎は今までにないほどの勢いで
のたうちまわる。スゲェ・・・いい反応だ。オレっちはめちゃめちゃ嬉しくなって
連続してカチンコのスイッチを押しまくる。頭に、目に、口の中に、足の爪に、
ケツの穴に!ウヒョヒョヒョヒョ。超楽しいぜ。楽しすぎるぜ。最高だぜベイビー。
ヤツはとりわけ目への雷撃に対して一番反応してくれる。そうかチミは目にされるのが
一番感じるんだね。わかったよ。チミの望みを叶えてたもう。感謝したまへ。バチン!
バチン!バチバチバチ!・・・・・・・・ハァハァ 満足してくれたかね、ポッポ野郎よ。
まだ?もっとほしいの?しょうがないなあ、ホラ。バチン!おいおい目を閉じるなよ。
遠慮するなって、ホイ。バチン!目を開けろって。バチン!開けろやゴルァ!バチバチ
バチバチバチバチ!!・・・・・・・・・・フウ。これだけやればさすがのチミでも
満足だろう?そうか、やっと満足してくれたか。ヨカータ。ヨカータ。
ヤツの目はこころなしか充血している。泣いているのか?泣いているのか?そっか。
嬉し涙だね。こんなにもよくしてもらってあまりにも嬉しいから泣いているんだね。
そーか創価。(爆)よかったよ、そんなに喜んでもらえるなんて。オレっちも
チミを捕獲した甲斐があったってモンだ。ウンウン。オレっちも泣けてきたよ。
もらい泣きか?オレっちらしくねぇな。まあ、そんなことどうでもいっか?関係ないし。
それじゃ次いってみよう。次はねぇ、コレ。「セロハンテープでマウスギャグ」ゲーム。
セロハンテープでくちばしをグルグル巻きにしてエサを食えなくするって寸法ね。
ヤツは手が使えないからセロハンテープをはずせないし、なかなか面白いかも。
そこでオレっちは電撃でちょっとぐったり気味のポッポ野郎のくちばしを掴んで
セロハンテープをグルグル巻き付けた。ヤツの反応もなかなかだ。結構イヤがって
いるみたい。ただ胸元や喉元の動きまでがおかしい。ハテ?どうしたのかな。
・・・・・・あっ!鼻の部分まで塞いじゃったか。ゴメスゴメス(爆)。これじゃあ
息が出来なくて窒息死しちゃうね。それにテープの粘着力じゃそのうちすぐに
ハズれて面白くないからやめておくか、しかたないな。ハズしてやるよ。
さすがにヤツも、このままされるがままでいると命が危険にさらされるとの考えに
至ったのか、何もしていないのに激しく暴れ出すようになってきた。Uzeeeeeeeeee!
静かにしやがれゴルァ!!オレっちはヤツを鎮めるために思いっ切りデコピンをヤツの
側頭部めがけて繰り出した。ビシッ!クリーンヒットだ。ヤツは白目をむいたまま
ぐたっと机の上に沈み込んだ。ダウン、ダウンです。1,2,3.......9.10!!
カンカンカン!! 1ラウンド3分ノックアウト勝利です!!やりました。オレっち
やりました!!初防衛です!!ポッポ野郎はいまだに立ち上がれません。大丈夫
でしょうか?心配です。おれっちも心配になってヤツの頭を軽く揺すってみた。
大丈夫だ、息はある。気絶しているだけだ。なんだ、心配させやがってこの野郎!
オレっちは激しくムカついたのでこのまま次のゲームに突入することにした。
次はいつものお約束の「熱湯コマーシャル」だ。昨日のウチに用意しておいた
洗面器を机の上に置いて、ポットからヤカンに熱湯を並々と注いで慎重に慎重に
オレっちの部屋へと運んだ。気絶しているヤツにはコレが一番効くんだな。
ラクビーで言うところの魔法のヤカンね。入っているのは熱湯だけど(ワラ)
オレっちは気絶したままのポッポ野郎を無造作に洗面器に放り込んでヤカンの中の
熱湯を一気にぶっかけた。ジョンジョロジョンジョロジョンジョロジョロジョロ・・・・
効果は絶大だった。熱湯がヤツの顔に触れた瞬間にヤツはパチクリと目を覚ました。
ただ、それだけでは済まなかった。ヤツが暴れすぎて亀甲縛りが解けてしまったのだ。
ヤヴァイ!? そう思ったときは、すでに遅かった。ヤツはオニの如く暴れ出した。
羽をバタつかせる度に飛び散る熱湯の滴・・・アヂィ!!アチチチ!熱湯の滴が
オレっちの目に入る。最悪だ・・・・見えない、見えないよう\(T T)/熱ぅ!
いい加減に落ち着きやがれこのポッポ野郎め!!オレっちは空になったヤカンを
やみくもに思いっ切り振り回した。カツゥン!という鋭い音と手応えとともに
熱湯スプリンクラーと化したポッポ野郎の動きが止まった。ヒットしたのか?
オレっちはタオルで目を抑えながら机の上をまさぐってみた。どうやらおさまった
みたいだ。ヤツの体らしきモノが机の上に横たわっている。オレっちは台所へと
むかい、水で目を冷やしながらオレっちの部屋に戻ってみると・・・・・ゲゲッ!!
辺り一面水浸しじゃないか!!イスも机の上もパソコン(!)も!!
な、な、なんてことだ・・・。最近買ったばかりのソーテックの新品パソコンが・・・。
あ"あ"あ"!!! つ、机の上に置いてあった倉橋のぞみの写真集が・・・・!!!
そう、昨日オナニーに使ったまま、ほったらかしにしてあった大事なのぞみちゃんの
写真集までもが水浸しになっていたのだった!!オーマイガッ!!ジーザス!!
苦労して手に入れた大切な写真集が・・・。おのれポッポ野郎め、絶対に許すまじ。
オレっちは机の上でノビているポッポ野郎をわしづかみにすると、ビニール紐で足を
ギチギチに縛り付けてカーテンレールに吊し上げた。よくもおれののぞみちゃんを・・・
この野郎、ボコ!バキ!ガス! オレっちはヤツをサンドバックが如く殴りまくった。
もちろんグーでね。脇を締め、やや内角をえぐり込むように打つべし!打つべし!
・・・・ハァハァオレっちは少し落ち着いて気を取り直すと、のぞみちゃんの写真集を
丁寧にティシュで拭いて机の引き出しの奥にしまい込んだ。そして冷静になって辺りを
見渡すと・・・クサい。部屋の中にこの前と同じニオイが充満している。
今回はしっかりとフンの始末をしてあるはずなのに・・・・。
しまった、クサいのはフンじゃなくてハト自身だったのかっ!!
ブチッ!もう完全にキレた。今まではヤツのことも考えて手加減してきたけど、
もうゼッテェ手加減しねぇ。手加減なんてするもんか!!フザケンな、この野郎!
オレっちはカーテンレールに逆さ吊りされたポッポ野郎を引きずり下ろすと、今度は
亀甲縛りなんてシャレたことはしねぇ!とビニール紐を全身にグルグル巻き付けた。
今度のは絶対に解けないはずだ。何重にも縛ったからな。こんど暴れてみろよ。
マヂで頃スからな!!おれっちは怒りも冷めやらずにそう言い放つとヤツを机の
上に投げつけて、ヤツの上に再び鉄アレイを置いて動きを封じた。次のゲームは
強烈だぜ。名付けて「2階からアロンアルファ目薬」ゲームだ。オレっちは鉄アレイで
身動きのとれないポッポ野郎の頭を横に向けると、アロンアルファのキャップを歯で
こじ開けた。しばらく使っていなかったので容器の先端の口が固まっていたが
そんなことはもう関係なかった。机の引き出しからはさみを取り出すと、アロンアルファの
先端をバッサリと切り下ろして、そのままヤツの目に直接押しつけた。ドクドクドク・・・・。
出しすぎだとか、自分の指にかかってしまったとか、そんなことは些細なことにしか
すぎなかった。今はただ、ヤツの目を潰すのみだ・・・・。
オレっちは素早くヤツの頭をひっくり返すと、逆の目にもアロンアルファを押しつけた。
そして空っぽになった容器を無造作に放り投げると、オレっちはポッポ野郎の目を
乾かすべく必死にフゥフゥした。2分くらいそのまま放置して様子を見た。どうだ?
固まったか?ヤツの目はまぶたが閉じたまま目を開けることが出来なくなっていた。
成功したのかニャ?試しにオレっちはエサをヤツの目の前に置いてみたが、察知
している様子はない。よし、成功だと思ったが、ヤツの涙でせっかく固まり
かけていたアロンアルファが、少しずつ溶けだしていた。なんと、ダメだったのか。
ちくそー。しかし今のオレっちはそんなことでひるむような男ではなかった。コレが
ダメなら次いくっしょ。「まち針ダーツ」ゲームだ!ダーツといっても遠くから
投げるワケじゃないけど(ワラ)オレっちはヤツの溶けだして半開きのまぶたを
強引にこじ開けると、ヤツの瞳めがけてまち針を突き刺した。プチップチッと
手応えはあるモノのなかなか血は出てこない。傷も小さくて効果があるのかが
いまいち不明だ。何よりも鳥とはいえ目に針を突き刺すという行為自体には、
いささかオレっちといえども多少の抵抗感があった。もうやめよう。終わりにしよう。
さすがのオレっちもここまで来ると少し引き気味になってしまっていた。ずっと
この高いテンションを保っていくのはチトしんどい。そこで不本意ながら今回はこれで
お遊びはお終いにしようと思った。まあいい、苦しみに耐えてよく頑張った、
感動した!おめでとう→オレっち(核爆)へへへ。そすか?まあ今回は得るモノも
多かったけど、逆に失うモノもまた多かった。あぁ、オレっちののぞみちゃん・・(哀)
それを考えるとヤパーリこのまま終わらせるわけにはいかない(怒)というわけで最後に
なんか1発効きそうなのを・・・そう、ここから逃れられても後々までダメージが
残るようなヤツをね♥ よし、決めた!最後のゲームは「足指ギロチン」だ。
足の指を切断してしまえばいままでみたいに自由には移動できないし、これまで
コイツがしてきたような他のハト野郎達をイジメるなんてコトもなくなるだろう。
そして一生ヤツはこの世に生まれてきたことを後悔しながら寂しく氏んでいくのだ。
そう誰にも相手にされずにひっそりとその哀れな生涯にピリオドを打つのだ。
おお、まさに良いことづくめではないか。素晴らしいなオレっちって。ヤパーリ天才。ウフ。
そこでオレっちは机の上に置かれていたハサミを手に持ち、机の上に鉄アレイで
押さえつけられているポッポ野郎の足をもう一方の手で持った。ハトの足なんて
細っちくて今にももげそうなくらいにショボい。こんなの簡単さね。チョチョイのチョイ
だろ。そう思ってオレっちは軽くヤツの右足の指の1本にハサミをかけた。まるで
鉄道完成記念式典のテープカットみたいに優雅にいってみたよん。チョキン、ザク。
机の上にポトリとヤツの指が転げ落ちる。と同時に指の付け根からピューピューと
勢いよく血が飛び出してきた。意外だった。ハトの足なんて血はたいして流れて
いないとタカをくくっていただけにその量にはチト驚いた(爆)オレっちは急いで
ティシュペーパーを取り出しヤツの足にあてがって止血しようとしたが、なかなか
血が止まらない。このままじゃヤベェな、出血多量で死んじまうよ。そう直感した
オレっちは止血もそこそこに一気に全部の指を切り落とすことにした。1本1本
ゆっくりとやっていたんでは間に合わない。全部まとめて素早く切り落とせば
血の出る量も少しは減らせるだろう。オレっちは血でと脂肪で切れ味の鈍くなった
ハサミをティシュで軽く拭うと一気にヤツの指を切り落とした。ザクザクザクザク。
それでも出血はヤパーリ酷くなる一方だったこのまま解放してもすぐに野垂れ氏んで
しまいそうだ。それは困る。もっとオレっちを楽しませてくれないと。そこでオレは
ヤツの返り血でベトベトになった手でそばにあった米をわしづかみにし、ハトの口を
強引にこじ開けてそのまま米をヤツののどの奥に流し込んだ。コレ食って体力を
つけておけよ。オレっちからの最後のプレゼントだ。ありがたく受け取りやがれ♥
そんな愛情のこもったオレっちのプレゼントにも、ポッポ野郎はもう応える気力も
失せてしまったらしい。目も虚ろに天井を見つめているだけだ。もう限界か?
オレっちはエサを流し込むのを止め、窓を全開にしてヤツを解き放った。バイバイ。
ヤツはさっきまでのぐったり具合とは裏腹に意外にも元気に羽ばたいていく。そして
向かいのマンションの屋上のちょうど真ん中辺りに着地しようとしたが、足の指が
全部無いのでもちろん失敗した。超ダセェー(藁)失敗してやがんの。ザマミロ。
まるで飛行機が車輪を出せずに胴体着陸をするみたいに、ポッポ野郎はお腹から
滑り込んで着地した。失敗カコワルイヽ(´π丶)丿この間抜け野郎。
オレっちはそのまましばらくヤツの様子を見ることにした。30分たったが、ヤツは
全く動く気配がない。あっ、動けないのか(笑)ゴメソ、ゴメソ(核爆)
もうしばらくすると西の方から2羽のハト野郎達がやって来た。どうやらカップルの
ようだ。その2羽がポッポ野郎に気づいて近寄ってくる。えらいスピードだ。どうした?
そしてその2羽のうちの大きい方がポッポ野郎の上にのしかかって、ヤツの頭を
これでもかと言うくらいに小突いている。おっ、今までいじめられてきたコトへの
復讐か?微笑ましいなぁ。がんばれよ、今までいじめられていたヤツ。いままで散々
やられてきたんだから思いっ切りやり返してやれ。自業自得だね。ポッポ野郎は。
今まであれほど威張り散らしていたポッポ野郎が自分よりも弱いヤツらにここまで
コケにされなければならないとはなんとも惨めなモノである。まあ、これもチミの
人生だ。とっとと諦めなさい。ゲヘヘヘ。ウヒョヒョ。そう思ってオレっちは
その風景をのどかに鑑賞していたのだが。ソイツはどうも復讐をしているわけでは
ないらしい。どうも攻撃を仕掛けていると言うよりは、追い払おうとしているみたいなのだ。
ん?そうか。そうだ、縄張りだ。ソイツの縄張りからポッポ野郎を追い払おうとしていたのだ。
ポッポ野郎のいつもの縄張りはオレっちのマンションの非常階段の手すり部分から
向かいのマンションの屋上の、オレっちの部屋に近い半分くらいまでだったのだ。
ヤツが着地したのは屋上の、オレっちの部屋から遠い半分の方だったのね。ご愁傷様♥
まあせいぜいいたぶられてくらはい。他人の縄張りを侵しているチミがいけないのだから。
とはいえ、さすがのポッポ野郎もそのリベンジャーの執拗な攻撃に嫌気がさしたのか、
必死に飛び去ろうとしている。しているのだが、足が使えなくて踏ん張りが効かないので
羽で地面をパタパタ叩いてるようにしか見えない。ウププププ。ダメじゃん。ホンマに
もう惨めやね。諦めなはれ。ムリやっちゅうねん。おまえはもう飛べないんだよ。
「飛べないハトはただのハトだ」by宮崎勤(核爆)そう、おまえはもう何も
出来ないんだよ。あまりの惨めさにちょっと同情(本当)しつつも、腹を抱えて
笑いながら見ていたのだが、もっと衝撃的な事実を発見してしまった。リベンジャーの
そばに連れ添っているちっこい方のハト野郎だ。なんか見覚えがあるなと思って
押入から昔よく覗きに使っていた双眼鏡を取り出してソイツを確認してみた。
もっ、もしやア、ア、アレは・・・・・ハニー、ポッポ野郎のハニーだ!!!
そう、忘れもしないあの背中の大きな白い斑点。あれは絶対にハニーだ!
ひ、ひぇ〜!!なんたる衝撃的事実!!運命とはかくも残酷なのか・・・酷い、
酷すぎる。ポッポ野郎はハニーをリベンジャーに寝取られていたのだ!!!
いくら焼き肉定食、もとい弱肉強食(超水爆)の生物界とはいえこんなコトが
あっても良いのだろうか?イヤあっても良いのだ[反語]。(核爆)まさに
泣きっ面に蜂。天国から地獄への超特急。2〜3日前まではポッポ野郎もハニーと
幸せの絶頂を味わっていたのに。人生って何が起こるかわからないモノだね。
本当に勉強になったよ。Thnx.ポッポ野郎。残り少ない余生を頑張って生き抜いてね。
おれっちはポッポ野郎に心の中でそう告げるとそそくさと外出着に着替え始めた。
そう、今日は「ちょびッツ」第2巻の発売日だったのだ。予約しているとはいえ
開店と同時に手に入れなければ、ちょびヲタとしてのオレっちのプライドが許さない。
あっ、そういえばコミックドルフィンも買っておかなくちゃ。ついでにパピポも
買おうかな♥ オレっちはそのときから既にポッポ野郎のことなど、もう記憶の
片隅からも消え去っていたのだった。
速攻で本屋から帰ったオレっちは読書もそこそこにオナニーに耽った。ちぃ萌え〜(爆)
射精後にマターリしていたらちょっと眠くなったので、ウトウトしていたら窓の外がなにやら
騒がしくなっていた。なんだと思って窓の外を見たらカラスだった。 2羽くらいの
カラスが向かいのマンションから15mくらいさらに離れた病院の屋上から、なにやら
向かいのマンションを見つめていた。いつもは朝方くらいしか出没しないのに今日は
真っ昼間でもやたらとカーカー鳴いている。そうだ。ポッポ野郎がいたんだ。
オレっちは思い出した。まだヤツは動けずに向かいのマンションの屋上の真ん中辺りで
羽をバタつかせている。リベンジャーとポッポ野郎の元ハニーはいつの間にか
いなくなっていた。しかし今のオレっちにはもうそんな事はどうでもよくなっていた。
もう1回オナニーしたくて堪らなかったのだ。ちぃ激萌え〜(核爆)
ちぃたん・・・・ハァハァ ちょびッツ超サイコー!もうたまりましぇ〜ん。
そこでオレっちはヤツのことなどかまいもせずに2回目のオナニーに勤しんだ。
ただティムポを弄んでいる最中、それまで以上にカラスの鳴き声がうるさかったけど、
そんなことを気にすることなくオレっちは再びちぃで果てた。はあはあはあ・・・・
オナニーが終わった後、最後にもう1度だけポッポ野郎の所在を確認しようと
窓の外を見てみたが、もう既にそこにはポッポ野郎はいなかった。そしてカラスも。
ええっ?だってオナニーを始める前にはいたじゃんか。あれからまだ45秒位しか
経っていないのに、なんでいないの?どこ逝ったんだよぅ・・・くすん。さっきまで
ヤツがいた辺りを双眼鏡でもう一度よく調べてみても、血の跡しか残されていなかった。
はたしてヤツはちゃんと一人で飛び立ってゆけたのか?それとも・・・・・・・
気になるといえば気になるが、オレっちではもうどうしようもない。どこに行ったのか
わからないのだから。まぁきっとヤツのことだからちゃんとうまくやっているだろう。
オレっちは勝手にそう納得すると、ちょびッツを片手にその日3度目のオナニーに
耽るのであった。ちぃたん・・・・・・ハァハァ あっ、ウピュッ・・・・・
しまった!本にかかっちまった(汗)ティシュ、ティシュと・・・・・
-----------------------------------完-----------------------------------------
>>7-63
うわぁ、こいつデムパ入ってる?
ヒデェな。
65 :
Loki:2001/06/30(土) 22:30 ID:uUfhnnC6
>>9-63
これってコピペ?
それとも自分で書いたのか?
だとしたら最低なやつだね。
┌───────────────────────┐
│ ( ̄ ̄) |
│ ) ( 超 優 良 ス レ 認 定 証 |
│ / 2ch \ |
│ | Λ Λ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .|
│ | ( ゚Д゚)< や…やるじゃねぇか・・ | ..│
│ \__/.\___________/ |
│ .このスレが2ch優良スレ審査委員会の定める認定. |
│ .基準(第5項)を満たしていることをここに証する。 .|
│ 平成13年6月 2ch 優良スレ審査委員会 |
│ 理 事 長 ひろゆき@管直人 |
│ 認定委員 名無しさん. .|
└───────────────────────┘
完?
内容がくだらなすぎ。
文体がキモイ。
ギャグがスベりまくっている。
よって総合評価 0点。
以上
>>65 つーかこんなの誰も読まないんだからsageろやゴルァ(゚Д゚)
72 :
22世紀を目指す名無しさん:2001/07/01(日) 00:50 ID:qsoIFPnk
氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏
氏氏氏鬱氏氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏
氏氏鬱氏氏氏氏氏鬱鬱鬱氏氏氏鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱氏氏
氏鬱氏氏鬱氏氏鬱氏氏鬱氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏鬱氏氏氏
氏氏鬱鬱氏氏鬱鬱氏鬱氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏鬱氏氏氏氏
氏氏鬱氏氏氏氏氏鬱鬱氏氏氏氏氏氏氏氏鬱鬱氏氏氏氏氏
氏鬱鬱鬱鬱氏氏鬱氏氏鬱氏氏氏氏氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏
氏氏氏鬱氏氏鬱氏鬱氏氏鬱氏氏氏氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏
氏鬱氏鬱氏鬱氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏
氏鬱氏鬱氏鬱氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏
氏鬱氏鬱氏鬱氏氏鬱氏氏氏氏氏氏氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏
氏氏氏鬱氏氏氏氏氏鬱氏氏氏氏氏氏氏鬱鬱氏氏氏氏氏氏
氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏氏
(・∀・) イイ!!