自分らしく他人行儀

自分らしく生きたい？
そんな大それた台詞は人生の終盤まで眠らせておけ。
未完成な自我を溺愛する前に、まずは吸収と試行と赤っ恥だ。

なんてね。
ま、所詮は他人事ですけどね。

　|　 ／／　／
　|／／　／
　　／￣
　　|_∧　ｿﾚｶﾞ ｱﾅﾀﾉｲｷﾙﾐﾁ（*´ー`*）
　　|ーﾟ●)
　　⊂|
　　|　〜
　　|∪
￣￣￣￣￣￣￣

では、皆さんお元気で。

>>1　死ぬのか？

強くなくては生きていけない。
やさしくなくては生きていく資格は無い。

☆天邪鬼☆は24時間営業ですか

>>1,>>3は連続させたかったんだろうに･･･

天邪鬼････
ﾓｯﾄﾔﾚ

ｸｸｸ･･･。
やっと20位落ちしたか。
これからが俺様の時間。
自分らしく生きるための世界を作る時間だ。
ｶﾞﾊﾊﾊﾊﾊﾊ･･･。

と言いつつ、仕事もしなければならない俺。
哀れなり。

さてと、２時までに書類を完成させとかなきゃならん。
しばし落ちだ。

その前にﾌﾞｸﾏｸしとこっと。

nantonaku age

oremo age

人格なんて、所詮借り物だ。
みんな、自分らしさを演技してるだけだろ。
最後には醜悪なエゴの塊が露呈してくるのさ。

彼が、地下スレにこだわるのは
なんとなくわかる。

どうだ、偉そうだろう。sage。

対抗して偉そうにsage。

続くならブックマークしておきたいスレだ。

続ける気力はあるのか？＞俺

>>16　ええまあ、そこはかとなく。

なんかこの時間になって、
部長が変にやる気になってて、
残業になりそうだ。いつもそうだ。

それはそうと、人間失格スレはもうだめか?

内容的には最初からだめだったが、スレは生き残ったよ。
夕方近くに起きたシャッフルで復活した。

では、ゆるゆると世界構築に励むとしよう。
風邪と寝不足で体調劣悪だがな。

期待しとるよ。

自我に関する深い考察を基盤に
新しい世界を地下スレの姿を借りて
再構築しようというのだね。

困ったらなんでも言ってくれ。
何もできないが。

うーむ早くも困った。
そうスルッと説明されると、
いやもっとドロッとしたものなんで期待せんといてやと言いたくなるにょ。

だって俺、予定調和よりハプニングが好きだから。
で、このスレも、道端でいきなり喧嘩を売ってきたオカマのビルマ人と妙に
意気投合、夜中までドンチャン騒ぎをした挙句、酔った勢いで財布を川へ
投げ捨て、ヤクザが経営する店で無銭飲食して一目散に逃げ出した勢いで、
そのまま名も知らぬ山へ１人ハイキングに出かけるある日の俺−−。
つーようなわけのわからん展開にしたいと目論んでおる。

キャッチコピーはこんな感じ。
「闇雲に肥大化する自意識のカリカチュア。
　はるか彼方に見えているのは自由ではなく自在だ。
　その先にあるものは皆目見当もつかん。
　吉か？　凶か？　それ以外の何かか？
　乞うご期待＞俺」

てなわけで、彼岸の世界へこんにちは。
ね、ドロッとしてるっしょ？

あははは。

評論家口調は俺の癖だ。
気にしないですきにやってくれ。

サクラメントがこないように祈ろう。

黒い山羊ってか？にゃはは

ドロッとまだ仕事。
ｸｸｸ･･･。
千年王国はまだ遠い。

鼻水sage。
食欲sage。
士気sage。

>>15
いいHNだね、「変態で結婚」。

え、ちがう？

「変態で決行」か･･･捕まらんようにねsage。

藁男「ﾗｳﾝｼﾞ賑わってるのかねえ（ﾜﾗ」
鬱彦「いまや完全に他人事だな･･･」
藁男「最初から溶け込めなかったという説もあるが（ﾜﾗ」
鬱彦「人ごみ苦手だしね･･･」
藁男「だから人の少ない中小企業ばかり転々としてるのか（ﾜﾗ」
鬱彦「それ言うなや･･･」
藁男「どうでもいいが、そろそろ何かネタ仕込んでおかんと（ﾜﾗ」
鬱彦「うう、今それ考えるのツライす･･･」
藁男「期待しとるよ（ﾜﾗ」
鬱彦「そうやって、すぐ他人を茶化すから嫌われる･･･」
藁男「孤立を怖れてちゃ世界は築けんぞ（ﾜﾗ」
鬱彦「大言壮語で自分の首を絞める俺･･･」
藁男「ま、取敢えずは仕事の方を何とかすることだ（ﾜﾗ」
鬱彦「ｸﾞｸﾞｸﾞ･･･ちくしょお･･･」

まあそんなわけで、人間元気がいちばんだな。ハッハッハ。

ﾌｯﾌｯﾌ･･･引いてる引いてる。風邪。

地下鉄の駅からの階段を上がると、雨の匂いがした。水と泥と群衆の匂い。私は嫌いだ。

地下鉄の出口では、少し潮の香りがするので、毎朝、
東京湾だって海なんだっけ、と再認識してしまう。
人も多すぎるとなんだか昆虫の巣にいるようだね、
都市は、人間という動物の巣には違いないけれど。

ところで、ネタはもう始まってるのか、あるじ。

ﾌﾌﾌ･･･。今はただ虚ろに含み笑うのみ･･･。ﾌﾌﾌ･･･。

そうか。まあ、気楽にゆこうぜ。英語ならテイクイットイイ爺ィだ。

良いな、ここ。心地良い。
それはまるで温い泥の中に沈んでゆくようにsage。

いいスレだな。俺も常駐してみるか＞俺

自由気ままにsage

夜と朝の間に･･･。つーか完全に朝だがなsage。

ワタシのHNは置いといて
>>22にあるとおり、スレの主旨にとらわれない方向で進めるのですな？
主旨がどんなものかイマイチ分かってませんが(￣ρ￣)

主旨は俺。
ここは俺のインナーワールドだ。
迷走する俺の自意識についてこられるか！？
それとも自在な跳躍で俺を超えられるか！？
遠慮せずに何でも思いついたことをやってみろ！！！

つーか、見捨てないで。
独り上手と呼ばないで。

＞何でも思いついたことをやってみろ

睡魔に襲われてついあげてしまうかも
HNよしメール欄よし
「書き込む」ボタン、スィッチオン･･･!!

帰宅。駅から２０分、雨の中を歩くのは憂鬱だったが、
ほとんど止んでいたので、らっきい。

糸色亡月
　　　　王　ヶ　丘

やっと始動か。体調は回復したか。
おれは今日はなにも思いつかないので、また明日。

君「例えるなら、紙飛行機を３０km先のヘリポートに上手く着地させられるかってことだ」
僕「それが、明日の朝目覚められるかという些細な夢でもかい？」
君「宇宙飛行士になって、火星に行くこととなんら変わりないよ」
僕「じゃあ、結局どう転がるかわからないってことなのかな？」
君「わからないんじゃない、決められないだけだよ」

ＲＯＭ。

ＲＵＭ。

汝「自己を突き詰めていくと自分が自分でなくなる不思議な感覚に陥る。」
我「呉一郎だね。」
汝「そーゆーマニアックな名前をだしてはいかん。
　　自分を対象化できることがすなわち意識だ。
　　だが、対象化されている自分が自分なら、
　　見ている自分は誰だ?」
我「落語にあったね、それ。」

ちゃかぽこちゃかぽこ･･･キチガイ地獄外道祭文か。
まあそんな感じだなsage。

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††††††††††††††††††††††††††††††††††
　　

下の飾りケイが短くて不吉な感じだ。
俺はちょっと無理かな、参加は。
行きたいけど仕事だしね。

コウモリ岩の前、ﾀﾞﾚもいなかったﾖ。

雪で渋滞していけなかった。すまん。

なんだよ！今初めて見たよ！告知遅いよ！ネタも考えつかないよ！

>>48
ラウンジで大人気だったのか。知らなかった。

ところで、人間失格スレと仲良く並んでいるが、
どうやったんだ？

まあ、ここはsageだろう。

ageないのか。
沈みゆく船に、脱出を拒み残る通信士と船長の気分。

＞不快なイベントの数々ででみんなジトーリ

「でで」ってなんだ？

ageないのか。
沈みゆく船に、脱出を拒み残る通信士と船長の気分。

ageないのか。
沈みゆく船に、脱出を拒み残る通信士と船長の気分。

ageないのか。
沈みゆく船に、脱出を拒み残る通信士と船長の気分。

ageないのか。
沈みゆく船に、脱出を拒み残る通信士と船長の気分。

ageないのか。
沈みゆく船に、脱出を拒み残る通信士と船長の気分。

まあ、ここはsageだろう。

ageないのか。
沈みゆく船に、脱出を拒み残る通信士と船長の気分。

ぎや。
俺は悪くない。悪いのはかちゅ〜しゃ2.0だ！

（書き込む押して、ほっといたらこうなった。）

ぎや。
俺は悪くない。悪いのはかちゅ〜しゃ2.0だ！

（書き込む押して、ほっといたらこうなった。）

ｱﾗｰｼかと主た。
つか、シャッフルされてるね。
絶望のたてた「現実逃避最前線」発見〜♪

最初からそうだが、「絶望」のやってることは、もひとつわからん。
ま、それが面白いんだが。

そっちのスレは、ウオッチにとどめよう。

>>56
「でで」は、神戸あたりの方言だ。
「なんでで？」とか言うぞ、あいつら。

うーん、わからんなあ。俺も。
何ででででだろう。

ははは。久しぶりにスカッとしたぜ。

昔、あこがれたあの世界は、今はもう存在しない。
どんな認識も映像化される現在では、
個人の想像力が拭し去られているといってよい。

表現が抑圧された社会の方が、表現者にとっては
その不自由さゆえに、深度を獲得できるメリットがある。
と考えると、あまりにも低レベルなテレビやマスコミが
社会を洗脳しつつあるこの状況で、表現者であろうとすることは、
共産国や、軍政権下でのそれに、実は匹敵するのかも知れない。

とはいえ、それは、久しぶりに風呂に入った、ということか？

秩序をかいくぐり、自らをずらし続けるためには
「侘び寂び」という、一見ナニだが実はなかなかアグレッシブな
表現方法もあると気づいた。
風呂に入れないと、何故かそんなことを考える。

つーか、今日こそは家帰って風呂入るぞ。マジで。

何があっても、いや、何かがあったときこそ、
風呂に入るべし。

ふ、風呂にいったいどんな秘密が･･･。

生とは、徐々に死ぬことだ。

入浴による代謝の促進は、
生の中に紛れ込んだ死への認識を
深めるものだ。

疲れがとれるぞ。

追伸。

「自らをずらす」っていいなあ。
芭蕉が過酷な東北への旅を自らに課したのも、
自分をずらそうとしたんだね。

芭蕉とはバナナの和名らしい。
すると、吉本芭蕉？

おれが吉本萌えなのがなぜわかった？

・・・親父のほうだけどな。

奥の細道（ディレクターズカット）

芭蕉「では旅立つとするかの」
曾良「ええ。……まさに春酣ですね」
芭蕉「はる…しゅん…かん？　何じゃ？」
曾良「タケナワです」
芭蕉「そうか。思った通りじゃ！」
曾良「はあ…」
芭蕉「春は猿芭蕉がうまい季節じゃな」
曾良「モンキーバナナですか。はて、春が旬でしたっけ？」
芭蕉「当然じゃ。わしは20年かけて歳時記を暗記したからのう！」
曾良「あ、いつもお持ちのポケット歳時記。……20年もかかりましたか」
芭蕉「おかげで随分と季語には詳しくなった」
曾良「そ、そりゃ何よりです…」
芭蕉「では一句ひねるか。……ｳﾑ……行く春や鳥啼き魚の目は泪」
曾良「……」
芭蕉「季語は『春』じゃ」
曾良「……あの、そろそろ出発しませんか？」
芭蕉「おお、曾良だけにみごと話をそらされたわい！　ｶｯｶｯｶ」
曾良「……もうやだ……」

ばせう「・・・」
ソら☆「師匠、大丈夫ですか？」
ばせう「ん、おれ、いま何か言ってたか？」
ソら☆「いや、やっぱり帰ろうとかなんとか。」
ばせう「ばか者、おれがそんなことを口にするわけがない。」
ソら☆「そうですよね。さて、日光ですよ。」
ばせう「よし、できた。　日光を見るまで結構というな。」
ソら☆「ぜんぜん俳句ぢゃないんですが。」
ばせう「いいんだよ、面白きゃ。」

芭蕉「夏がく〜れば思い出すぅ〜♪」
曾良「今度は水芭蕉ですか……。まだ夏きてませんよ」
芭蕉「ふんっ。暗い男じゃな」
曾良「ねえ師匠、そのジジイ言葉やめませんか。年表みるとまだ40代後半でしょ」
芭蕉「うるせえっ。こうしないと気分が出ねえんだよっ！」
曾良「し、師匠……」
芭蕉「オメーこそ3点リーダーばっか使って喋るんじゃねえ！　Uzeeeeeeee!!!」
曾良「ううう、、、すんまそん、、、」
芭蕉「わかればよい。ところで、今まさに夏酢じゃな！」
曾良「あ、あの、タケナワだったら『酣』ですよ。それは『す』、、、」
芭蕉「まだ言うか！！　この揚げ足取りがっ！！！」
曾良「あうううぅぅぅ…」
芭蕉「ふふん厨房め。気分直しに一句じゃ……夏草や兵どもが夢の跡」
曾良「季語はもしかして『夏草』ですか」
芭蕉「おお、よくわかったの」
曾良「……ええ、ヤマ勘っす」

地下スレ探索中。
足跡ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ。
スレ汚しスマソ。

19

えヽ「シャイ」「足跡」「19」と3つのお題を頂戴いたしまして、
お馴染みの三題噺で御座います。見事にまとまりましたらお慰みのほどを。

近頃は何ですな。街を歩いておりましてもロックだテクノだヒップだのと、
アチコチから賑やかな音楽が聞えて楽しげなもので御座います。
そこへいきますてえと我々の餓鬼の時分は、町なかに流れる音曲と言やぁ
小唄・長唄に新内、常盤津、清元、浄瑠璃･･･。時に琵琶法師が鬼気迫るご面相で
「敦盛」なんぞ便々と吟ずるてえ寸法ですから、実に陰々滅々たるもんで。
とは言え、昔も今も若い人たちの音楽好きは変わりません･･･。

どんどんどんどん…「おヽい、誰かいねえのかいっ」
「･･･あらどなたです？　はいはい今開けますよ･･･よいしょ･･･と」
どんどんどんどん…「おヽい、おッ師匠さんやい！」
「何ですよ乱暴な。･･･あらま、裏長屋の辰五郎さんじゃありませんか」
「あっいた！　さては居留守使ってやがったな」
「何をひと聞きの悪い。夜中だから休んでいたんじゃありませんか。何の用です」
「いや何ね、ひとつ稽古つけてもらおうと思いましてね」
「稽古って、お前さん何もこんな夜分に…」
「いや済まねえ、おいらァ思い立ったらもう矢も盾も堪らねえ性分なんで」
「ほほほ…まあよござんす。外は冷えますからともかくお上がんなさいな」
「へへ、そうこなくちゃ…じゃ御免なすってと」
「足元にお気をつけんなって……あら、お前さんの足！」
「いけね。草履のまま…うわ、座敷が泥だらけだ。すまねえ、拭いといてくんな」
「いいナリをして全く！　いったいお前さん幾つにおなりだい」
「へへ、もう19なんで…」
「19なら、自分の足跡ぐらい自分で拭きなシャイ！」

えへへ、ということで３題とも出て参りましたんでこの辺で。
おあとが宜しいようで…。ﾃｹﾃﾝﾃｹﾃﾝﾃﾝﾃﾝ…

って、終わりかよ！！　落ちになってねえだろ！！

>>83
微妙に（・∀・）ｲｲ!

いや、ホントごめんね…
ってこのレスもスレ汚しになっちゃうんだろうなあ…
>>83
上手い。

>>83
やっぱり上手いな。

芭蕉も続けてくれ。

>>83　しっかり頼むぞ。

>>721　じゃ手始めに>>693のバカ叩いておくか？（ｷﾞｬﾊ　

>>88はスレ違い。すまそsage。

裏芭蕉「この旅は、自分探しの旅じゃ。」
裏ソら「女性週刊誌みたいですね。」
裏芭蕉「そうだ。まさにそこだ。」
裏ソら「は？」
裏芭蕉「ほうっておくと�dでもない価値判断をしでかすやつらを、
　　　　薄皮一枚でつなぎとめる最後の砦なんぢゃ。」
裏ソら「よくわかりませんが。」
裏芭蕉「おまえには何を言っても無駄か。お、できた。」
裏ソら「どうぞ。」
裏芭蕉「この土手に登るべからず警視庁」
裏ソら「だから、俳句ぢゃ・・・、あ、ちゃんと五七五だ。」

鶴太郎が嫌いだ。

>>91
シュールだな。sage。

一瞬あがったようだが、反応は >>92 だけか。
ま、いいけど。

芭蕉「秋じゃな」
曾良「…………ええ、多分」
芭蕉「不服そうな顔をするな。見立てじゃよ、見立て」
曾良「…はあ」
芭蕉「秋と言えばサンマ…」
曾良「…サンマと言えば、目黒ですか？」
芭蕉「いや、ハマグリじゃ」
曾良「ハ、ハマグリ？」
芭蕉「では一句。…ｺﾎﾝ……蛤のふたみに別れ行く秋ぞ…。よしでけた！」
曾良「どうしてハマグリ…」
芭蕉「ハマグリじゃ！」
曾良「…浜の栗だから？」
芭蕉「いやいや、季語は『秋』じゃよ」
曾良「そうですか」

芭蕉「死にそうじゃ」
曾良「ええっ!? 」
芭蕉「辺りは一面の冬枯れ…。寂しい…虚しい…ｱｰﾝﾄﾞ切ない…」
曾良「…ｱﾉ、まだ桜の花びらが舞ってますよ」
芭蕉「吹きすさぶ木枯らしが、この老身を容赦なくムチ打つ…」
曾良「…ムチと言えば師匠、よく其角さんとつるんで女王様の店に行ってましたね」
芭蕉「ｵｵ、野に棲まう野ざらしよ。心あらばわしに餞の言葉を…」
曾良「…アザラシですか。あれは喋りませんよ」
芭蕉「ｺﾞﾙｧど厨房！　貴様には侘び寂びの心がわからんかッ！」
曾良「…い、いや何かあまりに予定調和的過ぎて･･･」
芭蕉「何じゃとぉっ！」
曾良「今回の発句は、どうせ『夢は枯れ野を…』でしょ」
芭蕉「おうっ。わしの代表作じゃからな！」
曾良「あれねえ、駄作だと思うですよ俺」
芭蕉「にゃ、にゃ、にゃにをーーーっ！」
曾良「まるで感傷的な文学少女が自己陶酔しながら作ったようなポエムっぽさが…」
芭蕉「当然じゃ！　だってわし、ばななちゃんじゃもーーん！！」
曾良「んなこたぁない！」

※「奥の細道（ディレクターズカット）」は今回をもちまして連載終了です。
　　長い間のご愛読、誠にありがとうございました。

やっと終わったか。
で、結局のところ何なんだ？

うーむ。眠い。

ソら　 「なんか、本家の方が、おわってしまいました。」
ばせう「うむ、光がなければ闇もないように、われわれが存在する意味が
　　　　　喪失してしまったな。」
ソら　 「悲しいですね。」
ばせう「ああ、悲しい。しかし、幽霊となったわれわれにできることもある。」
ソら　 「たとえば。」
ばせう「たとえば、呪うとか恨むとか・・・・」
ソら　 「ちょっと、ネガティブですね。」
ばせう「そうだな。おお、またできたぞ。」
ソら　 「たまにはまともなのをお願いします。」
ばせう「マッチ擦るつかの間・・・」
ソら　 「やめい！　しかも短歌やんか！」

第一章　誕　生

初めに赤い色があった。
そこが母の胎内だと気づくまでに暫しの時間が必要だった。
胎児の乏し過ぎる視力では、その強烈な色彩を知覚することが精一杯で、
子宮内の様相や胎盤の形状まで確かめる術はない。
にもかかわらず、自らの居場所だけは何故かはっきりと悟っていた。
窮屈で生温かく、この上なく安全な場所。
安堵と倦怠に包まれながら、ただ理性だけがぴりぴりと覚醒していた。

どのくらいそんな状態が続いただろう。
永劫か刹那か、計り知れぬ至福のときを過ごした後、
羊水にたゆたう矮小な肉体は、突如激痛を伴う未曾有の危機に曝された。
憤怒とも慟哭ともつかぬ切迫した感情の奔流が脳髄を貫き、
理不尽な蠕動に促され圧迫される肉体は熱い塊と化した。
もはや何も知覚できず、息つくことさえ許されず、思考は完全に停止した。
気がついた時には、厭な匂いのする茫漠とした空間に投げ出されていた。

巨大な手によって抱えられ、高々と持ち上げられたとき、
ようやくすべてを理解した。
「俺は、いま誕生した」と――。
そして、その日からひたすら死に向かって歩み続けていくのだということも。

静観中。

第二章　命　名

耳障りな父親の胴間声が、初めてその珍妙な名前を呼んだとき、
正直、俺は軽い殺意すら覚えたもんだ。

大時代的インテリゲンチアを気取る男にとって、
それは有難い教訓を含んだ聖なる言霊だったのか。
是非なくまやかしの護符を貼られる身の何という切なさだ。
せめて溜飲を下げるには大泣きに泣くことぐらいしかできないではないか。

徐々に肌が馴染んできた埃っぽい大気を震わせて、
辺り憚らぬ大声で、俺はいつまでも泣き続ける。

奈落へ落ちた。一応ageとこう。

シャッフル記念ｶｷｺ

しばらく見ない間に････

…こんなに立派になって。
あたしゃうれしいったらありゃしないよ！
ねえお前さん。

お、おうっ。
てやんでえべらぼうめぃ！

さらに念入り保守。

奥の細道はなかなかおもしろかったよ。
その次のは読んでない。

ばせう：わたしの世界は何処にいってしまったのだらうか
　　　　　問ひかけることのみが　いつのまにか意義になりつつある
　　　　　豊穣であることを妬む荒涼とした私の景色
　　　　　知らぬ間に海をわたる旅　昏い地平
　　　　　安らぐ瞬間が見出せぬ　わたしに描けるものが
　　　　　まだあるのだらうか
　　　　　どうしてあらゆるものが意味を喪いつづけるのか
　　　　　かつての輝かしい思惑が　いまとなっては
　　　　　下卑た下心にすぎない　sage