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屁理ッ窟 :
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屁理ッ窟 : 2001/03/26(月) 06:01 ID:8F8zjrM2
軽便鉄道の停車場のちかくに、ネトの第六事務所がありました。
ここはおもに、ネトの歴史と地理を調べるところでした。
書記はみな、短い黒のしゅすの服を着て、それに大へんみんなに
尊敬されましたから、何かの都合で書記をやめるものがあると、
そこらの若い名無しさんは、どれもどれも、みんなその後へ
入りたがってばたばたしました。
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屁理ッ窟 : 2001/03/26(月) 06:02 ID:???
けれども、この事務所の書記の数はいつもただ四人ときまっていましたから、
そのたくさんの中で一番字がうまく詩の読めるものが、一人やっとえらばれるだけでした。
事務長は大きなモナーで、少しもうろくはしてはいましたが、眼などは中に
銅線が幾重も張ってあるかのように、じつに立派にできていました。
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