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南派小森良寛僧:
拙僧小森良寛なる寺の一住職である。
この場に於けるとかく不毛なる汝らの遣り取りの数々初めは呆れ
て物も言えぬ有様にて有る事元拠り承知の拙僧では有つた
殊更に彼の仕切内に於る更に一見風変わりなる文章の数々初め
は拙僧も嗚呼之常なる愚かしき輩共の戯言と見過ごしておりしが
或日フト目に止まりし一文俄然我を驚かせたり
数日の間これを見守りしが仏教的及哲学的なる新しき驚きの連続へ
と至り全く持って目を開かされたるとの実感甚だしくこの上なき驚き
日々を過ごし居ること誰彼構わず他人に伝えたき衝動これ抑え難く
かくして未経験の投稿とやらへと及ぶに至った次第
否誠に持ってかようなる好意は決まり悪き恥ずかしき物との思いも
あれど一方何やら面白きものこの先我が性癖となるかの恐れのやう
な期待のやうなものあるももどかしく
若し我を仲間に迎え入れるも可と思しき同志あれば返答の投稿誠に
嬉しき限りなりと之喜ばしく候
大伝範紺駁宗綾南派 常念徳萬善寺住職
大谷高野丞三殿 兼高小森良寛僧
合掌