【川崎】大沼専用隔離スレ懲役2年【駐車場】

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1名無しさん?
基地外は困る・・・


前スレ http://changi.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1254027571/
2名無しさん?:2010/01/24(日) 13:18:18 ID:???
雲行さんはほんま素晴らしいお方やで
3名無しさん?:2010/01/26(火) 20:59:53 ID:2ubLidEO
ID:td5FBuHs
また基地外(きちそと)とか書いているチンパンジーがいるなあ!変換間違えるなあほお!
わかったかあ馬鹿野郎!
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4名無しさん?:2010/01/26(火) 21:06:56 ID:2ubLidEO
きちがいとは、本来は発狂した人間、端的に精神状態が著しく常軌を逸した人間、または常軌を逸した犯罪行為などを行う人間を表現するにあたり用いられる俗語。
漢字では気違い、気狂い、瘋とも表記する。気が違う、気が狂う、狂人とも表現する。
動詞にすると、「気違いじみる」(自上一)などと使われる。
転じて統合失調症患者、精神障害者、知的障害者、発達障害者、または常識的な知識や良心などが欠如した者(DQN)に対する、
侮蔑的な意味を持って使われるようになる。
罵り言葉としてもしばしば使われる一方で、「- 愛好家」「- バカ」という意味でも使われている。
特に1970年代ごろまではTVや書籍、漫画などのメディア媒体や一般の会話でも日常的に使われていた。
しかし、1980年代に回復治療期に、テレビ・ラジオでこの語を聞いた精神障害者がショックを受けることにより、
治癒を妨げる恐れが指摘されたことから、指摘を受けた関西の準キー局である毎日放送が使用の自粛を呼びかけた。
このため、現在ではほとんどの放送局で放送禁止用語とされるか、あるいは放送を自粛すべき言葉とされている。
これが転化して放送禁止用語=差別用語とみなされるようになった。分かったかあ!馬鹿野郎!理解せい!
現在ではTVはもちろん、書籍や漫画、一般の会話でも使用されることは減っている。
昔の名作ドラマや、アニメがDVD化などされる際によくこの言葉が入っているので、以前はカットされる動きがあったがボイス部分に
不自然な空白(無音)が生まれるため、最近では「原作を尊重する」意味で手を加えないことも多くなっている
(冒頭に「お断り」のテロップが入る)。昔の漫画や書籍が近年になって復刻される際にも、「きちがい」や「気が狂う」という表記は
「気が変になる」「気がおかしくなる」など、比較的穏当な表現に差し替えられるか、全く別のセリフに置き換えられることが多い。

5名無しさん?:2010/01/26(火) 21:07:39 ID:2ubLidEO
ただし、一部の復刻本では「当時の表現を尊重」し、断り書きを載せた上であえてそのままにしている場合もある。
現代の漫画や書籍においては「きちがい」と堂々と書かれる事はほとんどないものの、「き○がい」など一部を伏字にした上で書かれる例もある。
「気違い」は「気が狂った」と解釈される事が多いが、実際にはもっと深く精神異常や洗脳、
マインドコントロール状態にある人間のことを総称している。
世の中には気違いにすら認定されず、江戸時代のえたや非人など人間扱いされない人々がいるのに比べれば、
気違い認定される人はいくぶんかマシである。薬などを使って意図的になることも可能である(推奨)。その精神異常性は、
この単語を書き表す際に多く現れている。「気が違う」と書くだけであるのに、何を血迷ったか「基地外」とか「キチ害」
とか変な当て字(仮借)をしてしまうし、時には「キチガイ」とカタカナで書き表したり、挙句の果てには字が分からないのか 「キ××イ」と伏字にしてしまうこともある。また、既知の外に属することから「既知外」とも。
ちなみに、「キチ×ガイ」と書いてあるときには 「鬼畜GUY」を意味するので注意が必要である。
また沖縄や横須賀など米軍基地の周辺では、正しい意味での「基地外(気違い)」と間違った意味の「基地外(基地の外側)」が混同されたり、
基地外米兵が耳にすると銃を乱射するおそれがあるため、「台所野郎(Kitchen Guy)」または「調理兵」と言うこともある。これが転じて
厨房という言葉が一般化した。

6名無しさん?:2010/01/26(火) 21:20:33 ID:???
テレビや新聞の担当者に至っては、この単語を知らないのか、それとも様々な表記が混在していてどう書けばいいのか分からないのか、
「精神異常者」などと全く別の単語に置き換えて表記してしまっている。
また、キング・クリムゾンは『二十一世紀の精神異常者』と言う曲で21世紀の気違いを予想したが、僅か12行の歌詞で示される
21世紀の気違いの描写は余りにも手緩かった事を、世界中の人間が21世紀に入るや否や知る事となった。
日本語入力システムによっては「気違い」と変換されないよう、初期設定では単語登録されていないことがある。
そのため「基地外」と誤変換され、これがインターネット掲示板の「2ちゃんねる」などで使用されている。
他に、「キティ・ガイ(略してキティ)」などの片仮名を用いた表現も用いられている。詳しくは2ちゃんねる用語参照。
逆に、米軍基地や施設の敷地外を指す場合に、「気違い」を連想させないよう「基地外」ではなく
「基地の外」(きちのそと)と言い換えられることもある。
キチガイ警報(キチガイけいほう)はインターネット上の電子掲示板サイト2ちゃんねるで生まれたアスキーアート(AA)による
キャラクターの一種。耳が無いタイプの2ちゃんねるAAであるヒッキー族に分類され、体躯はもう来ねえよ!ウワァァンやイマノウチに
類似するが、顔の表情はモナーが口を閉じた様になっている。頭のおかしな投稿者がそのスレにいると判断した場合に、
きちがいがいるという意味で使われる。 常に看板を持っており、専ら「キチガイ警報」という看板を持って踊っているか
「気の触れた方がいらっしゃいます」というメッセージを投げる。 そのメッセージはそれだけに限らず様々なバリエーションが生み出された。
また、最大級キチガイ警報という同キャラが多数登場する大型AAが流行した。
7名無しさん?:2010/01/26(火) 21:21:44 ID:???
知的障害(ちてきしょうがい)または知能障害(ちのうしょうがい)とは、一般的には金銭管理・読み書き・計算など、日常生活や学校生活の上で頭脳を使う知的行動に支障があることを指す。
精神遅滞(せいしんちたい、英:mental retardation)とほぼ同義語である。日本では1950年代から学校教育法では、精神薄弱という表現が
50年近くそのままに放置されていたため、1994年頃から数年間メディア一般では、精神薄弱を「精神遅滞」という表現に一斉に変更して
使用していた時期がある。1998年に法改正があり、「知的障害」に変わったため、精神遅滞は一般には使われなくなった。「精神」の所在が
明示できないため、「精神遅滞」ではすべての資質、能力が遅れているのか、という印象を与えるためである。
ただし、アメリカ合衆国などでは、こうした障害は「精神遅滞」と呼ばれているのが常で、この分野の国際学会も、
「mental retardation」という表現を用いている。この場合の「mental」は、かならずしも「精神」という意味ではない。
法律上の定義
法令上、一般的な知的障害の定義は存在しない。福祉施策の対象者としての知的障害者について定義する法令は存在するが、
個々の法令において、その目的に応じた定義がなされている。客観的な基準を示さず、支援の必要性の有無・程度をもって知的障害者が定義されることもある。客観的基準を示す法令にあっては、発達期(おおむね18歳未満)において遅滞が生じること、遅滞が明らかであること、
遅滞により適応行動が困難であることの3つを要件とするものが多い。遅滞が明らかか否かの判断に際して
「標準化された知能検査(田中ビネーやWISCやK-ABCなど)で知能指数が70ないし75未満(以下)のもの」
といった定義がなされることある。通常、事故の後遺症や痴呆といった発達期以後の知能の低下は知的障害としては扱われない。
事故の後遺症については通常の医療給付の問題であり、痴呆については老人福祉の問題と考えられるためである。
したがって、法令上の用語としての知的障害は、精神医学の領域における知的発達障害に照応することが多い。
8名無しさん?:2010/01/26(火) 21:22:34 ID:???
知的障害者関連の犯罪
一部では、知的障害者が加害者や被害者などになる事件がある。また、加害者ではないのに加害者だとみなされたり、被害者・証人であっても
証言に信頼性がないとされたりする場合もある。また行動の犯罪性自体を理解できず教唆されて犯罪に巻き込まれる場合もある。
知的障害者にとって、被害者となった場合、告発などの手続は分かりにくく、必要な支援も得難いため実際の被害はかなり多いと思われる。
加害者となったり冤罪被害者になった場合も裁判手続が難解で充分な主張がなされない場合が多い。
イギリスでは「適切な大人」という名の知的障害者の裁判支援要員が制度化されている。
一方、「問題行動」によって被害が発生する場合もあり、「地域社会で十分な受け皿が整っていないにもかかわらず、
拙速なノーマライゼーションが実践されたため」と見る向きもある。元衆議院議員の山本譲司は不正受給問題で懲役刑を受けた時の体験から
『獄窓記』という書籍を出版し、刑務所内の知的障害者の比率が一般社会と比べて異常に高いと指摘している。
著書『累犯障害者』の中で山本は、実社会では生きるすべを持たない知的障害者たちが、繰り返し犯罪を犯しては
刑務所に戻ってくる様を克明に描いている。服役囚全体の4分の1が知的障害者である現実を伝えている。
知的障害の分類 原因による分類 病理的要因
ダウン症候群などの染色体異常・自閉症などの先天性疾患によるものや、出産時の酸素不足・脳の圧迫などの周産期の事故や、
生後の高熱の後遺症などの、疾患・事故などが原因の知的障害。脳性麻痺やてんかんなどの脳の障害や、心臓病などの内部障害を合併している
(重複障害という)場合も多く,身体的にも健康ではないことも多い。
染色体異常が原因の場合は知的障害が中度・重度であることが多く、外見的には特徴的な容貌であることも多い。
9名無しさん?:2010/01/26(火) 21:23:16 ID:???
生理的要因 特に知能が低くなる疾患があるわけではないが、たまたま知能指数が低くて障害とみなされる範囲(IQ70または75以下)に
入ったというような場合。生理的要因の知的障害がある親からの遺伝や、知的障害がない親から偶然に知能指数が低くなる
遺伝子の組み合わせで生まれたことなどが原因である。合併症はないことが多く、健康状態は良好であることが多い。
知的障害者の大部分はこのタイプであり、知的障害は軽度・中度であることが多い。「単純性精神遅滞」などともいう。
心理的要因 現代日本ではあまり見られないが、養育者の虐待や会話の不足など、発育環境が原因で発生する知的障害。
リハビリによって知能が回復することが可能。関連用語に「情緒障害」がある[2]。また、離島や山岳地帯や船上などの刺激が
少ない環境で成育した児童の場合も、IQが低い場合が多い(知能指数#生活環境参照)。
IQテスト自体○や△など抽象的な図柄を見分けるといった文明社会に馴染んだ者にとって有利な問題となっている。
従って、都会生活を経験したことのない先住民族などには不利な評価が下されることになる。
このことは意図的にアメリカで有色系移民を排除する目的で誤用されたことがある。
知的障害とその他の発達障害の関連 知的障害と自閉症
「自閉症」という障害は、知的障害があるもの(狭義の自閉症)と、知的障害がないもの(高機能自閉症・アスペルガー症候群)に
便宜的に分類されているが、その他の関連した障害を含めて自閉症スペクトラムという連続した障害と捉えることがかつて提案された。
広汎性発達障害という用語がほぼ同義語として機能している。知的障害は、知能面の全体的な障害であり、自閉症の本質である
コミュニケーション障害は、対人関係面を主とした障害である。昔から知られている種類の自閉症は狭義の自閉症のことであるが、
これはコミュニケーション障害と知的障害が合わさったものである。近年知られてきた種類の自閉症である高機能自閉症は、
コミュニケーション障害のみであり、知能指数の全体平均は知的障害の域に達しない。
しかし、知能指数を要素別に計測すると、各要素間に大きな差が見られる。

10名無しさん?:2010/01/26(火) 21:24:37 ID:???
知的障害と学習障害
学習障害は、読み・書き・計算など学習面の一部、または全部に困難さがあるが、会話能力・判断力などの知能の他の面では障害がない。
知的障害の場合は、学習面も含めて、知能面など全般的に困難さがあり、その点が違っている。
ただし両者は相容れないものではなく、例えば軽度の知的障害者が、学習面で重度の困難があるような場合、
知的障害と学習障害を合併しているといえる。
脚注 ^ ダウン症の青年(女性)が大学(国文学科)に進学し、卒業した事例もあるので、一概に高等教育に不向きであるとは言えない。
^ 自閉症が情緒障害に分類される場合もあるが、自閉症は先天性の脳機能障害である。
11名無しさん?:2010/01/26(火) 21:25:20 ID:???
サヴァン症候群( - しょうこうぐん、savant syndrome)とは、知的障害や自閉性障害のある者のうち、ごく特定の分野に限って、
常人には及びもつかない能力を発揮する者の症状を指す。「savant」は、フランス語で「賢人」の意味である。
現在では脳の器質因にその原因を求める論が有力だが、自閉性障害のある者が持つ特異な認知をその原因に求める説もまた有力である。
自閉性障害のある者の全てがこのような能力を持っているわけではない。自閉症と同様、男女比は男性が女性の数倍である。
広義には、障害にもかかわらずある分野で他の分野より優れた(健常者と比較して並外れているわけではない)
能力を持つ人も含めることもある。狭義のサヴァン症候群は極めて少なく、全世界で数十名程度しかいないと思われる。
能力の例
特定の日の曜日を言える(カレンダー計算)。ただし通常の計算は、1桁の足し算でも出来ない場合がある。
航空写真を少し見ただけで、細部にわたるまで描き起すことができる。映像記憶。
楽譜は全く読めないが、1度聞いただけの曲を、最後まで間違えずにピアノで弾くことができる。
書籍や電話帳、円周率などを暗唱できる。内容の理解を伴わないまま暗唱できる例もある。
芸術性の非常に高い作品(絵画、彫刻など)を作ることができる[1]。
並外れた暗算をすることができる。
この他にも様々な能力(特に記憶に関するもの)がみられるが、対象物が変わると全く出来なくなってしまうケースがある
(航空写真なら描き起こすことができるが、風景だとできない、など)。
12名無しさん?:2010/01/26(火) 21:26:01 ID:???
サヴァン症候群に関する報告で、一部に信憑性への疑問が出てきた。100個以上の物の数を瞬間的把握する能力
(以下で述べる映画『レインマン』でも取り上げられた)、および10桁もの巨大な素数を言う能力についてである。
文献ではESPなど挙がっていることもあるが、言うまでもなく不適当である。レインマンは、全体としては専門家の監修のもと
サヴァン症候群の様子が比較的忠実に描写されている。
1988年に映画『レインマン』がヒットして、サヴァン症候群への関心が高まることとなった。原作を書いた作家バリー・モローは、
最初にテキサスのARC打ち合わせでサヴァン症患者キム・ピークと会ってインスピレーションを受けた。
また、キム・ピークのもの以外のサヴァン症候群もレイモンドのキャラクターに盛り込まれた。
サヴァンであるレイモンド役を演じたダスティン・ホフマンは、役作りの上でサヴァン症候群の患者何人かに会っている。
ホフマンが会ったサヴァンの中でもレイモンドの能力や行動に最も近いのは、驚異的な速算力で有名だったジョゼフ・サリヴァンである。
ドナルド・トレファート博士は、映画『レインマン』は自分のお気に入り映画の1つであり、サヴァンを演じたホフマンの演技に
非常に感銘を受けたと語っている。
13名無しさん?:2010/01/26(火) 21:45:09 ID:???
自閉症(じへいしょう、Autism)は、社会性や他者とのコミュニケーション能力の発達が遅滞する発達障害の一種、
先天性の脳機能障害、認知障害である。時に、早期幼児自閉症、小児自閉症、あるいはカナー自閉症と呼ばれる。
うつ病や、ひきこもり、内気な性格を指して自閉症と呼ぶこともあるが、これは誤った認識である。
詳しくは#病気概念を参照のこと。
定義 アメリカ精神医学によるDSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental disorders)によると 第一軸の
「通常、幼児期、小児期、または青年期に初めて診断される障害」における広汎性発達障害(pervasive developmental disoders)
に位置づけられている。自閉性障害の基本的特徴は3歳位までに症状があらわれ、以下の3つを主な特徴とする行動的症候群である。
対人相互反応の質的な障害 意思伝達の著しい異常またはその発達の障害  活動と興味の範囲の著しい限局性。
原因
現在では先天性の脳機能障害によるとされており、多くの遺伝的因子が関与すると考えられている。
保護者の教育や生まれ育った環境が原因で自閉症になるということはあり得ない。
(別の案内者による別の見解だが、1973年にノーベル生理医学賞を受賞したニコラス=ティンバーゲンはノーベル賞授賞式の記念講演で
Autism「自閉症」について持論を展開している。 http://nobelprize.org/nobel_prizes/medicine/laureates/1973/tinbergen-lecture.pdf
このリンクに動物行動学を応用するティンバーゲン氏の研究があり、それによると、人間が幼い頃の環境要因に適応できずに、
ストレス過多で生体が反応する一例として、自閉症が取り上げられている。自閉症は第一子に多いことや、
親に真面目過ぎる人が多いことなど、環境要因が大きいとしているが、親を責めているのではなく、
「親も子も環境のストレスに対応しきれないでいる「被害者」だということを覚えていて欲しい」としている。
14名無しさん?:2010/01/26(火) 21:45:51 ID:???
そして実践的に、彼ら自閉症と呼ばれる人々が、ある手法によって、感情的にも安全で人間的に素直に人と関われる環境作りがなされ、
そこで全人教育的に経験豊かな教師と接していくうちに症状が消滅していった事例が報告されており、
アレクサンダーテクニークもそのうちの一つの手法として紹介されている。)
フランス・パスツール研究所の研究チームが、フランス国立医学研究機構およびスウェーデン・イエーテボリ大学と行った共同研究では、
自閉症者の脳内で遺伝子「シャンク3(SHANK3)」に異常があることが指摘されている。ただし、研究チームからはシャンク3で
自閉症の全ての症状を説明できるわけではないと警告が発せられており、主要な社会的障害についてある程度説明ができるかもしれないと
述べるにとどまっている。父親が中高年のときに授かった子供である場合、新生児が自閉症になりやすいとする近年の米国の研究がある。
同研究によると、父親が40歳以上の新生児は、自閉症や関連の症例が30歳未満の父親の場合の約6倍で、30〜39歳の父親と比較すると
1.5倍以上であったとされている。一方、母親については、高齢者で多少の影響を及ぼす可能性は排除できないものの、
子供の自閉症に与える影響はほとんど認められなかったとされている[1]。
日本の独立行政法人理化学研究所は、神経細胞の生存や分化に重要な神経栄養因子の分泌を調節する遺伝子
(CADPS2遺伝子)の異常が、自閉症の発症メカニズムに関係しているとの研究成果を発表している[2]。
サルや頭のお前らみたいな知能の低いチンパンジーなどの動物の大脳皮質の前頭葉に運動前野と呼ばれる領域があり、
この領域にあるニューロンは、お前たちみたいな知能の低いチンパンジーやサルが自分で動いている時に反応するだけでなく、
ヒトが自分と同じ動きをしているのを見ている時にも反応した。このように他者の動作に対しても、
まるで鏡を見ている様に反応することから、ミラーニューロンと名づけられ、
その後、fMRIによってヒトでも同様のミラーニューロンの存在が示唆された。
ヒトのミラーニューロンは大脳のいくつかの部位に存在していると見られており、例えば、前帯状皮質の一部の領域は、
自分の痛みだけでなく、他人が痛がっている場面を見た場合も同じように反応することが確認されている。
15名無しさん?:2010/01/26(火) 21:49:45 ID:???
カリフォルニア大学のV.S.ラマチャンドランとL.M.オバーマン(Lindsay M.Oberman)らのグループ、
スコットランドのセントアンドリューズ大学のホイッテン(Andrew Whitten)らのグループは、ほぼ同じ時期に、対人スキルや共感の欠如、
言語障害、模倣が上手く出来ない等の自閉症の特徴は、すべてミラーニューロンの機能不全と同じ特徴を持つとの説を発表した。
この仮説に基づき、カリフォルニア大学のアルトシュラーが、知的障害が少なく低年齢でもない自閉症児達の脳波を調べた結果、
手を握ったり開いたりするなど、意識的に体を動かす「随意運動」を行なう際に抑制される「ミュー波」が、正常なヒトでは他者の
随意運動を見ている時も抑制されるのに対し、自閉症児の場合、自分で動く時には抑制されるものの、
他者の動作を見ている時に抑制されることはなかった。
ヘルシンキ工科大学のハリ(Rittea Hari)のグループは、脳磁図を使って、自閉症児の子供ではミラー・ニューロンが存在すると見られる
領域に活動の異常があることを見出した。ハリと同様のことは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のダプレット
(Mirella Dapretto)らによっても、fMRIを使って観察された。以上のようにミラーニューロンと自閉症との関係が示唆されている。しかし、ミラーニューロンがヒトに存在すること自体がまだ完全に
証明された訳ではなく、このニューロンと自閉症との関係もいまだ不透明である。また、異常があると自閉症になるという可能性はあるが、
体を揺らす、アイコンタクトの回避、知覚過敏、特定の音に対する嫌悪などの自閉症特有の症状は、
ミラーニューロンの異常だけでは説明できない。
これらの症状の原因については、ラマチャンドランらのグループから出された「突出風景理論」(salience landscape theory)
と呼ばれる仮説で、大脳の感覚野と扁桃体のあいだの連絡が正しく行なわれない為に、外部刺激に対する反応が正常に行なわれず、
極端な感情反応を示すことになると説明されている。
しかし、ミラーニューロン仮説も、突出風景理論も、自閉症の原因の全てを解明するものではない[3]。
16名無しさん?:2010/01/26(火) 21:58:18 ID:???
高機能自閉症
自閉症スペクトラムのうち、知的障害がないもの(一般的にはIQ70以上)を高機能自閉症(知的遅れのないカナータイプ)や
アスペルガー症候群(言語障害は無いが、視覚認知・空間認知力に、問題を生じる)と呼ぶことがある。「高機能」というのは
知能指数が高いという意味であるが、平均的な健常者より高いとは限らず、知的障害との境界域の場合もあれば、
一部平均的な健常者をはるかに上回る場合もある。1980年代以降、急速に認知されてきた。
症状
言語の発達の遅れ、対人面での感情的な交流の困難さ、反復的な行動を繰り返す、行動様式や興味の対象が極端に狭いなどの様々な特徴がある。
喋らなすぎるにせよ、喋りすぎるにせよ、プロトコルの互換性が低いがために対他的コミュニケーションポートが相対的に
“閉じ”気味の存在であることは、あらゆる自閉症児に共通する。
「自閉」という言葉から、他者とのかかわりを一切持たない、寡黙というイメージを連想することもあるが、実際の自閉症の場合は、
一般的に恥ずかしいと思って秘密にするような事でも正直に話してしまうなど、
むしろイメージ的には自閉とは逆の「自開」である[要出典]という人もいる。
なお、自閉症の症状は人によってかなり異なり、以下の特徴が当てはまらない場合もある。
17名無しさん?:2010/01/26(火) 21:59:07 ID:???
妄想性人格障害(もうそうせいじんかくしょうがい; 英:Paranoid personality disorder)とは、精神科医において、
偏執病(パラノイア; 英:Paranoia)的特徴を伴う人格障害と診断されるものである。
この症状は、拒絶・憤慨・不信に対して過剰な感受性を示すとともに、経験した物事を歪曲して受け止める傾向に特徴がある。
普通で友好的な他人の行動であっても、しばしば敵対的や軽蔑的なものと誤って解釈されてしまう。
本人の権利が理解されていないという信念に加えて、パートナーの貞操や貞節に関する根拠の無い疑いであっても、
頑固に理屈っぽく執着する。そのような人物は、過剰な自信や自己指示を誇大にする傾向がある。
なお、この文脈で『偏執病』(パラノイア)という用語が意味するのは単なる妄想や精神病の存在ではなく、人々に対する猜疑心や不信が理由もなく進行中であることを意味している。
18名無しさん?:2010/01/26(火) 21:59:48 ID:???
ICD-9分類 301.00 妄想性人格障害
ICD-10分類 F60.0
他人の目的が悪意に満ちているという不信や猜疑心は、後述のような4つ以上の兆候として成人直後に
始まり現在まで引き続いて現れてくる:
猜疑心:十分な根拠も無く、他人が自分を不当に扱っている・傷つけている・だましていると疑う
友人や仲間の貞節や信頼性に対し、不当な疑いを持ち続ける
情報が自分に不利なように用いられる、という根拠の無い恐怖のために、他人を信頼するのに躊躇する
善意からの発言や行動に対し、自分を卑しめたり恐怖に陥れるような意味あいがないか探る
執拗に恨みを持つ:自分が受けた無礼、負傷、侮辱などを許さない
自分の性格や世間体が他人に伝わっていないことに攻撃性を察知して、すぐに怒って反応したり反撃する
配偶者や異性のパートナーの貞操に対し、正当な理由もなく、繰り返し疑いを持つ除外される状況としては、
精神病的な特徴を伴う気分障害や統合失調症、およびその他の精神病的障害との間に、排他的に生じないこと
一般的な医療環境に伴う心理学的効果で生じていないこと がある。
独裁者の病
この障害は強大な権力を持つ者、特に一代で成り上がった絶対権力者に非常に多く、独裁者の病であることが知られている。
独裁者は常に他人に蹴落とされる可能性(それも命を失う可能性)を秘めており、部下を常時監視する必要がある。
成り上がりの独裁者は自分が独裁者になる過程で、前独裁者を謀略で失脚させるようなことをしていたり、
自身の暗殺計画が発覚したり、実行されたりすれば、より部下を全く信用することができなくなり、
さらに命を狙われる可能性が常にある為、元々の性格はそんな兆候のない者でも、成り上がった独裁者は必然的に妄想性人格障害になり、
ならない独裁者の方が少ない。なお普通の巨大な会社の社長や、巨大の宗教団体(特に新興宗教)の教祖にも見受けられる。
(参考文献:パーソナリティ障害 岡田尊司著 PHP新書)
治療
一般的な人格障害全般にいえることであるが、人格障害は病というより性格が偏っている。要は性格が異常なだけであり、
精神疾患ではない為、治療はかなりの困難が伴う。匙を投げている医者も多く、
人格障害は受けない病院もある為、生半可な覚悟では治せない。そして治すことができるのは本人だけである。
19名無しさん?:2010/01/26(火) 22:00:31 ID:???
妄想(もうそう)とは、非合理的かつ訂正不能な思いこみのこと。妄想を持った本人にはその考えが妄想であるとは認識しない
(病識がない)場合が多い。精神医学用語であり、根拠が薄弱であるにもかかわらず、確信が異常に強固であるということや、
経験、検証、説得によって訂正不能であるということ、内容が非現実的であるということが特徴とされている。
日常的な会話でも用いられることもあるがそのときはいかがわしい考えや空想を表し、必ずしも病的な意味合いを含むわけではなく
軽い意味で使われている。妄想と一言にくくっても、その内容や程度は個人差が大きい。
軽度で生活に支障をほとんど来さないものから重大な支障を来すようなものまで様々である。
本人が妄想であるとは自覚していない(「病識」がない)ことが多いが、漠然と非合理性に気づいている場合
(いわゆる「病感」がある状態)、あるいは他者の前では隠すことができ生活に適応している場合(いわゆる「二重見当識」)など様々である。
妄想の分類
原因による分類 様々な精神疾患(統合失調症、躁うつ病、うつ病、痴呆、せん妄、あるタイプのてんかん、急性薬物中毒、覚醒剤乱用など)
に伴って生じることがある。しかし、健常者においても断眠や感覚遮断など特殊な状況に置かれると一時的に妄想が生じることもある。
また、原因となる基礎疾患によっても生じる妄想の種類が異なる傾向があり、統合失調症に多いのは被害妄想、関係妄想、
誇大妄想などで、うつ病に典型的なのは罪業妄想、心気妄想、貧困妄想であるとされているが、必ずしも全例に当てはまる訳ではない。
20名無しさん?:2010/01/26(火) 22:01:17 ID:???
「一次妄想」と「二次妄想」
古典的には、まったく根拠を持たない妄想を一次妄想(「あの人はまだ自分がxxであることに気づいてない。」
「おれはナポレオンの生まれ変わりだ」「近所の人たちが私を電波で攻撃している」など)、何かしらの経験と関わりがある妄想を
二次妄想(「私の病気は不治の病なのだ」「皆の不幸は私のせいなのだ」など)と区別している。しかし、一次妄想と考えられる妄想にも
本人なりの理由が存在している場合も多く、真の無意味で根拠のない妄想はまれである。了解可能か否かで一次妄想と
二次妄想を区別するという定義もあるが、「私の病気は不治の病なのだ」という妄想も抑うつ気分から悲観的妄想が出現して
いれば理解可能であるが健康なひとがそのような妄想をもっていれば了解不能であるため、これらの区別は難しい。
偏見との区別も難しく、考えの根拠を聴取し、ひとつひとつ反証していくことで妄想と明らかになるが、
文化が異なる反証であるとその方法は有効ではなくなる。
さらに一次妄想は以下の5つに細分化されている。
妄想気分:周囲がなんとなく意味ありげで不気味と感じる。形容ができないがそこから具体的な判断がおこり妄想となる。
妄想知覚:正常な知覚に特別な意味づけがなされる。それが強固な確信となり訂正が不可能である。
妄想表像:とんでもないイメージを抱く。
妄想覚性:途方もないことを察知するが実体には何も理解できていない。
妄想着想:ある考えや古い記憶が突然思いがけない意味をもって思い出され、強固な確信に至ること。
妄想知覚などは統合失調症でよくみられる現象である。具体例は漫画ブラックジャックによろしくなどで詳しく描かれている。
二次妄想はうつ病でよく見られる現象である。心気妄想、微小妄想などが有名である。「なんとなく胃が痛い、
病院にいって検査しても異常がない、心療内科の受診を勧められ、それでうつ病と診断される」こういったエピソードが心気妄想には多い。
21名無しさん?:2010/01/26(火) 22:02:01 ID:???
内容による分類
誇大妄想は、現実的な状況から逸脱し、自己を過剰評価したり、実際には存在しない地位・財産・能力があるように
思い込んでいる状態である。躁病によく見られる。
被害妄想 他人から悪意をもって害されていると信じる妄想。何らかの犯罪的な干渉を受けていると信じこみ、事業や就職などにおいて
失敗しても、他者からの攻撃で失敗したと考えたり、「脳内に何らかの機器を埋め込まれ、意識や行動を操作されている」と考えたりする。
被害妄想も参照のこと。
注察妄想 「常に盗聴されている」とか「隠しカメラで監視されている」と思い込む妄想。
関係妄想 周囲に起こっている現実を自らに結びつけて考える妄想。
盗害妄想 自分の物を盗まれたと思い込む。痴呆によく見られる。
罪業妄想 自分は非常に悪い存在だ、罰せられるべきだ、皆に迷惑をかけているなどと思いこむ妄想。うつ病によく見る。
心気妄想 自分の身体の一部が病気にかかっていると思いこむ妄想。実際に病気に罹っていても、その症状が自分の思っているより非常に軽い場合もこの種類に分類される。うつ病によく見られる。
貧困妄想 現実にはそうでないにも関わらず、自分は非常に貧しい、借金を抱えてしまったなどと信じる妄想。うつ病によく見られる。
その他 不死妄想、Capgras妄想、被毒妄想、恋愛妄想、血統妄想など(詳しくは統合失調症参照)。嫉妬妄想は隠される場合が多い。
22名無しさん?:2010/01/26(火) 22:02:42 ID:???
妄想の原因
生物学的に
統合失調症では中脳辺縁系のドパミン神経の過活動が妄想、幻覚の発生に関与していることが示唆されている。
うつ病やせん妄に伴って生じる妄想に対してもドパミン遮断薬である抗精神病薬が有効であることなどから、
それらの疾患でもドパミン神経系の過活動が関与していることが推測される。
精神力動学的に戦争や災害の被災者や凶悪事件等の被害者が、一時的に妄想状態に陥ることがある。
これは、現実から遊離する事によって精神的なダメージを回避しているとみなすこともできる。
統合失調症などの疾患においての妄想ですら、過剰なストレスが精神を破壊しないようにするため逃げ場であるという見方すらできる(
ジョン・シュタイナー「こころの退避」参照)。但し安全装置という観点では妄想の代わりに衝動性が生じることもある
(いわゆる、キレる状態)。しかし安全装置であるとはいえ病的な方法であることには間違いなく、治療が必要である。
そして、本人にとっては安全装置であったがゆえに、治療の途中で激しい抵抗に遭うことは珍しくない。
それなりに安住の地であった妄想の世界から現実の世界を直視することは苦しみを伴うのである。
ここでいかに本人のペースを尊重しつつ、希望や安心感を与えつつ現実と折り合いをつけてもらうかが、
精神科医や援助者の力量が問われるところである。
23名無しさん?:2010/01/26(火) 22:03:23 ID:???
妄想の弊
その妄想に対して否定的な現実を敵視したり、妄想を認めない他人に攻撃的になることがある。ときには暴力に結びつくこともある。
周囲からみれば異常な行動をとり、周囲に疎まれ孤立したり攻撃されたりする危険がある(例としては「警察に電波で盗聴されている」と
思い込み、警察に「そのような捜査が許されるのか」と乗り込んだり、それで相手にされなかったり警察が否定すると
警視庁のトップや大臣、果ては総理大臣に記録が残るかたちで質問状を送る、当然相手にされるはずがないが、
それで満足な回答が得られないと「答えられないのには理由があるはずだ」などと極めて強引かつ自分にいいように
解釈するというものがある。インターネットのウェブサイトやブログ上でその主張を公開する者も多い)。
本来、社会的動物である所の人間が社会から逸脱する事は、当人にとっても周囲にとっても非常にダメージが大きい。
妄想が回復した後の社会復帰にも支障が残ることもある。ただし、だからといって疑うことをやめてしまうと、
実際に他者にいいように利用される可能性もあるため、妄想とそうでない場合との線引きは事実上難しいといえよう。
「自分は空を飛べる」などの妄想に支配され転落したり、「頭の中に埋め込まれた装置を取り出す」ために頭部を自傷するなど
自らを傷つける危険性もある。
関連語句健常者の(しばしばくだらない、あるいは淫らな)空想のこと。妄想癖(もうそうへき)とも言う(例:性的妄想)。
想像の域を出ない主観的な決め付けのこと。しばしばインターネット上で多用される。
24名無しさん?:2010/01/26(火) 22:04:04 ID:???
インターネット依存症(インターネットいそんしょう、インターネットいぞんしょう)、インターネット中毒(インターネットちゅうどく)は、
1997年にイヴァン・ゴールドバーグによって理論づけられた障害である。賭博依存症と比較することで、DSM-IVで診断される。
ゴールドバーグとキンバリー・ヤングは、インターネット依存症をDSMの次の版であるDSM-Vに含めるように請願活動を行っている。
そうすることで、保険会社がインターネット依存症のカウンセリングのための支払いを行うようになるとされている。
しかし、インターネット依存症は実際の障害ではなく、これをDSM-Vの精神障害として分類するべきではないとする主張も強い。
診断基準の案
12か月のうちに、以下の3つないしそれ以上の臨床的に重篤な障害や苦痛に至る、
インターネットの利用における不適応のパターンが見られること。
以下のいずれかで定義される耐性。
満足感を得るために、インターネットに非常に長い時間ふれている必要がある。
インターネットにふれる時間が同じである状況が続けば、影響が極端に減少する。
以下のAまたはBによって明らかになる禁断症状。
(A)以下の1〜3のような特徴的な禁断症状。
大きく長期間にわたるインターネットの使用の中止または縮小。
以下のうち2つまたはそれ以上の現象が、インターネットの中止から数日〜1か月後以内に発生する。
(a)精神運動性の動揺。
(b)不安。
(c)インターネット上で起こっていることについての強迫観念的な考え。
(d)インターネットについての空想または夢。
(e)自発的または無意識に起こる、指のタイピングの動き。

(B)インターネットまたは類似したオンラインサービスを利用することで、禁断症状が軽減するかなくなる。
25名無しさん?:2010/01/26(火) 22:04:45 ID:???
(B)インターネットまたは類似したオンラインサービスを利用することで、禁断症状が軽減するかなくなる。
意図したより長い時間、インターネットにアクセスしている。
インターネットの使用を減らすか制限しようとする欲求や努力はするが、うまくいかない。
非常に多くの時間をインターネットに関連した活動(たとえば、インターネット関連の書籍を購入したり、新しいWebブラウザを試してみたり、ベンダーの調査を行ったり、ダウンロードしたファイルを分析したりする)に費やす。
インターネットの使用のために、家族、社会、職業、あるいはレクリエーションの重要な活動の期間や頻度が減少する。
持続的、あるいは再発する、身体、家族、職業、精神の問題が引き起こされる(たとえば、睡眠不足、結婚が困難になること、
早朝の約束への遅刻、職業上の任務の放棄、あるいは重要な他者を放棄する感情)のを知っているにもかかわらず、
インターネットの使用を継続している。
批判
キャロル・ポテラとジョナサン・ビショップをはじめとするインターネット研究者によって、インターネット依存症などというものは
存在しないと主張されている。インターネットは社会的媒体であり、人はインターネットという媒体に没頭することはできないと考えられている。
インターネットは環境であると見なされているが、オークションサイトで値をつけるような媒体の面も持っている。
また、インターネット依存症理論が強く比較している、インターネットの使用とギャンブルの依存との間には有意な差が存在する。
インターネットが大きな部分で向社会的で、双方向的で、情報主導の媒体であるのに対し、ギャンブルは個人的で、反社会的で、
社会的な埋め合わせになる価値をほとんど持っていない。
また、上記のテストなどもごく普通の人間であっても依存症とされるなどの曖昧な点を含んでいる。
実際のところ治療を必要とするまでの深刻な例は0.5%以下であると言われている事に加え、具体的な診断基準についても研究家によって
まちまちであり統一した基準は存在しない。
26名無しさん?:2010/01/26(火) 22:05:59 ID:???
ネット中毒(ネットちゅうどく)とは、インターネット(古くはパソコン通信)に接続し、チャットやBBSへの書き込み、
オンラインゲーム等を長時間にわたってやり続けるなど、現実世界の生活に支障をきたすまでになってきている嗜癖状態を指す、主に俗語として使われる表現である。
1990年代終わり頃までは、一種の自嘲ないし揶揄を含む表現であったが、近年ではインターネット上のサービス利用者が精神的に
不安定な兆候を示す例も報告されており、社会問題として提起されている。
通常の生活がネット利用によって、好ましからざる影響を受け、以下のような状況に陥っている状態をいうことが多い。
睡眠不足や昼夜逆転生活
ドライアイ・眼精疲労や腰痛、キーボード腱鞘炎といった長時間端末を操作する事による健康的異常
ネットゲームや会員制有料チャット等のサービス利用料金から来る、経済的圧迫(実際は家族が払っていることも多い)
特殊なコミュニティにばかり関係し、世間一般の常識が欠落する、更には自分で気付かずに非常識な言動をしている
ネット上で解放されたと思っており、現実の状況は「本当の自分の姿」では無いという認識を抱く
ネットコミュニティ上で賞賛されている状態を長引かせたいがために、犯罪的行為や実際の犯罪行為すら辞さなくなる、法的逸脱状態 。

27名無しさん?:2010/01/26(火) 22:06:42 ID:???
社会現象
日本でも、欧米でも、ネットに没頭する余り、実生活を省みないと目される人は多く、特に日本では、引きこもりと呼ばれる
対人恐怖症や広場恐怖症・パニック障害等の複合的症状を示す人が、ネットに依存した生活をおくっていると見なす識者は多い。
例えば成城墨岡クリニックの院長である墨岡孝は、1997年ごろからじわじわとであるが増大傾向にあり、当人が自覚しておらず
周囲が問題とみなして病院に連れてきて、初めて発覚することも多いとしている[1]。
ネット上の各種サービス利用料金も、大きな問題を生む事があり、韓国ではネットゲーム上の商品である
(アバターに着せる事の出来る服の)データを、電話料金上乗せで課金される環境で、親に内緒で安易に買い過ぎた11歳の女児が、
母親に叱られたショックで自殺するという事件もおきており、利用者の年齢で利用額に上限を設けようという業界方針以前に、
児童向けサービスに課金する企業の姿勢を問題視する市民の声も挙がって、商業サービスの収益と依存性という現象に、
倫理的な問題が提起されている。
28名無しさん?:2010/01/26(火) 22:07:22 ID:???
オンラインゲーム『エバークエスト』において、仕事をやめて1週間通してプレイし続け、ついには自殺した例や、
やはり他のオンラインゲームでも「ゲームをプレイし過ぎて過労死」という事例もアジア方面で社会問題化している。
詳しくはゲーム依存症を参照されたい。他方、掲示板で騒がれたくて動物虐待事件を起こした例(→福岡猫虐待事件)や、
ネットアイドルを標榜していた者が、2006年に自分のブログに注目を集めたいがためだけに連続放火を行った事件も報じられており、
インターネット上での注目を集めたいという動機による犯罪行為も、従来は考えられなかった動向だとして、
しばしば報道にも大きく取り上げられている。
心理面から見たネット中毒
この分野は、ネットというメディアが誕生した事と、心理学面の因果関係立証には多大な時間が掛かる事もあって、
研究はまだ始まったばかりという段階である。それだけに、安易に「ネットに依存する病気である」と述べるのは非常に危険である。
ただその一方で、インターネット依存症という論理も存在しており、インターネットの提供しているサービスの依存症状態に陥っていると
見なす向きも存在する。
その一方、カナダ・アルバータ大学大学院のMary Modayilらによる2004年のレポートでは、何らかの精神疾患を抱えネットの利用に
長時間没頭しがちとなる傾向があることは認めながらも、インターネット利用以前から長期の精神疾患の傾向にある者にとっては、
それらサービスの利用が何らかの癒しとして、うつ病など気分障害の治療に役立つ可能性も示されている
29名無しさん?:2010/01/26(火) 22:08:39 ID:???
自己愛性人格障害(じこあいせいじんかくしょうがい、Narcissistic Personality Disorder)とは、ありのままの自分を愛せず、
自分は優越的で素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込む人格障害であるとされるが、過度に歪んだルールである
内的規範が弱いケースであるため、精神病的に扱われる事もある。

概要
境界性人格障害とセットにして扱われる事もあるが、自己愛性人格障害の方が内的規範は比較的高いとされる。
また、境界性人格障害の回復期には、一過性の自己愛性人格障害を経るケースが多いという報告もあり、より安定した状態であるとも考えられる。これとは逆に、自己愛型防衛に失敗した自己愛性人格障害の患者が、境界性人格障害同様の状態を呈した例も報告されている。
自己愛性人格障害はどちらかと言うと男性に多いとされる。WHOのICD-10では正式な精神障害としては採用されていない。
境界性人格障害でも原因として日本では過保護、アメリカでは虐待が多いという指摘があるが、
自己愛性人格障害に関しても似たような言説がある。
しかし、果たして本当にそうなのかは専門家の間ではコンセンサスが取れていない。
過保護が虐待の可能性もあるという指摘もある上、境界性人格障害でも脳の脆弱性が問題となっているようにそうした
生理学的要因も考えられる。主に虐待としては暴力ではなく、多忙な親に放置される、無視される等の不満が原因である場合が多い。
実際に社会的に評価されたり、ルックスや家柄が良い、IQが高い等、常に多大な賞賛を浴びる状態が幼少期から続く、
など本人の素質よりも周囲の行動によって自己愛性人格障害になる場合が多い。
自己愛性人格障害の万能感は母子関係によってさらに強化されることがある。
境界例的な親自身や周りの家族や友人が見捨てられる不安から、子どもを甘やかす等である。

30名無しさん?:2010/01/26(火) 22:09:44 ID:???
名誉毀損罪(めいよきそんざい)は、刑法230条に規定される罪。親告罪。民事事件における名誉毀損については「名誉毀損」を参照。
概要
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立する(刑法230条)。法定刑は3年以下の懲役若しくは禁錮または50万円以下の罰金である。
この場合の人とは、「自然人」「法人」「法人格の無い団体」などが含まれる。 ただし、「アメリカ人」や「東京人」などといった、
特定しきれない漠然とした集団については含まれない。通説では、本罪は抽象的危険犯とされる。
つまり、外部的名誉が現実に侵害されるまでは必要とされず、その危険が生じるだけで成立する。
事実の有無、真偽を問わない。ただし、公共の利害に関する事実に関係することを、専ら公益目的で摘示した結果、
名誉を毀損するに至った場合には、その事実が真実であると証明できた場合は処罰されない(230条の2第1項、
下記の「真実性の証明による免責」参照)。
毀損された名誉が死者のものである場合には、その事実が客観的に虚偽のものでなければ処罰されない(230条2項)。
ただし、名誉毀損をした後、名誉を毀損された者が死亡した場合には、通常の名誉毀損罪として扱われ、
当該事実が虚偽でなかったということのみでは免責されない(230条の2の適用が問題となる)。
31名無しさん?:2010/01/26(火) 22:10:25 ID:???
「公然」とは、多数または不特定のものが認識し得る状態をいう。たとえその当時見聞者が皆無であったとしても、
公然事実を摘示したものということを妨げることはできない。 会議室やトイレでの会話など、少数であってもそれらの者がしゃべって伝播していく可能性があれば、名誉毀損罪は成立する。
いわゆる「公然」とは秘密でない行為を指称し、多数人の面前において人の名誉を毀損すべき事実を摘示した場合には、
その多数人が特定しているときであっても、その行為を秘密ということができない場合は公然ということを妨げることはできない。
道路通行人にも容易に聴取れる状況の下で怒鳴った場合には、公然でないとはいえない。
「名誉」とは、通説はこれを外部的名誉、すなわち社会に存在するその人の評価としての名誉(人が他人間において不利益な批判を
受けない事実で人の社会上の地位または価値)であるとする。これに対して、同罪の名誉とは、名誉感情(自尊感情)であるとする説がある。
この説によれば、法人、あるいは法人でない社団もしくは財団に対する名誉毀損罪は、論理的には成立し難いこととなる。
「毀損」とは、事実を摘示して人の社会的評価が害される危険を生じさせることである。大審院によれば、現実に人の社会的評価が害されたことを要しない(大判昭和13年2月28日刑集17巻141頁)とされる(抽象的危険犯)。
名誉毀損罪は、人の名誉を毀損すべきことを認識しながら、公然事実を摘示することによって成立し、名誉を毀損しようという目的意思に出る必要はない(大判大正6年7月3日刑録23輯782頁)。

32名無しさん?:2010/01/26(火) 22:11:05 ID:???
事実の摘示
摘示される事実は、人の社会的評価を害するに足りる事実であることが要求されており、事実を摘示するための手段には特に制限がなく、
『インターネットの掲示板で書き込む』『張り紙で噂を広める』『街宣車を動かして噂を宣伝する』などの場合であっても成立する。
その事実の内容の真偽を問わない(信用毀損罪の場合は虚偽の事実でなければならない)。また、公知の事実であるか非公知の事実であるかを
問わない(大判大正5年12月13日刑録22輯1822頁)。事実を摘示せずに、人に対する侮辱的価値判断を表示した場合は、
侮辱罪の問題となる。被害者の人物の批評のようなものであっても、刑法230条にいう事実の摘示であることを妨げない。
また、うわさであっても、人の名誉を害すべき事実である以上、公然とこれを摘示した場合には名誉毀損罪が成立する
(最決昭和43年1月18日刑集22巻1号7頁)。被害者の氏名を明確に挙示しなかったとしても、その他の事情を総合して何人であるかを
察知しうるものである限り、名誉毀損罪として処断するのを妨げない(最判昭和28年12月15日刑集7巻12号2436頁)。

被害者
背徳または破廉恥な行為のある人、徳義または法律に違反した行為をなした者であっても、当然に名誉毀損罪の被害者となりうる
(大判昭和8年9月6日刑集12巻1590頁)。
親告罪
名誉毀損罪、侮辱罪については、告訴がなければ、公訴を提起することができない(232条1項)。
被害者の意思を無視してまで訴追する必要が無いから、また訴追によって被害者の名誉が一層侵害される可能性があるからである。
告訴状に被告訴人として指定されていなくとも、共犯であれば告訴の効力は及ぶ。
33名無しさん?:2010/01/26(火) 22:12:31 ID:???
真実性の証明による免責
刑法230条の2は、名誉毀損行為が公共の利害に関する事実に係るもので、専ら公益を図る目的であった場合に、
真実性の証明による免責を認めている。これは、日本国憲法第21条の保障する表現の自由と人の名誉権の保護との調整を図るため設けられた規定である。公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなされる(230条の2第2項)。
公務員または公選の公務員の候補者に関する事実に関しては、公益目的に出たものであるということまでが擬制され、
真実性の証明があれば罰せられない(230条の2第3項)。これは、原則として構成要件該当性・違法性・有責性のすべてについて検察官に
証明責任を負わせる刑事訴訟法において、証明責任を被告人側に負わせている数少ない例外のひとつである(証明責任の転換。
同様の例として刑法207条がある)。ただし、公務員としての資格に関しない事項については罰せられる。
事実が真実であっても、終始人を愚弄する侮辱的な言辞をこれに付加摘示した場合には、公益を図る目的に出たものということはできない。
真実性の証明の法的性質については、処罰阻却事由説と違法性阻却事由説との対立がある。処罰阻却事由説は、名誉毀損行為が行われれば
犯罪が成立することを前提に、ただ、事実の公共性、目的の公益性、真実性の証明の三要件を満たした場合には、
処罰がなされないだけであると解している。これに対し違法性阻却事由説は、表現の自由の保障の観点からも、230条の2の要件を満たす
場合には、行為自体が違法性を欠くと解しているが、そもそも違法性の有無が訴訟法上の証明の巧拙によって左右されることは妥当でない
という批判がある。両説の対立は、真実性の証明に失敗した場合に鮮明になる。
34名無しさん?:2010/01/26(火) 22:13:13 ID:???
すなわち、処罰阻却事由説からは、真実性の証明に失敗した
以上いかなる場合でも処罰要件が満たされると考えられるが、違法性阻却事由説からは、真実性の錯誤が相当な理由に基く場合、
犯罪が成立しない余地があると考えられる。判例は当初、被告人の摘示した事実につき真実であることの証明がない以上、被告人において
真実であると誤信していたとしても故意を阻却しないとしていたが、後に大法廷判決で判例を変更し、真実性を証明できなかった場合でも、
この趣旨から、確実な資料・根拠に基づいて事実を真実と誤信した場合には故意を欠くため処罰されないとした(
最大判昭和44年6月25日刑集23巻7号975頁)。すなわち、現在の判例は違法性阻却事由説であると解される。
関連する犯罪
侮辱罪(231条) 通説によれば侮辱罪は、事実を摘示しないで名誉を毀損した場合に成立するとされる。
信用毀損罪(233条) 虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、人の財産的信用を毀損した場合に成立する。
名誉毀損罪同様、抽象的危険犯である。
罪数に関する判例 一個の行為で人を非難する際、侮辱の言葉を交えて名誉を毀損した場合、侮辱の言葉は名誉毀損の態様をなすに過ぎず、
名誉毀損罪の単純一罪である。
民法上の名誉毀損
民法710条では、法人の名誉権が侵害された場合の損害にも適用される(最一小判昭和39.01.28・昭和34(オ)901 謝罪広告並びに慰藉料請求[第18巻1号136頁])。
韓国における名誉毀損 韓国では死者に対する名誉毀損罪があり、名誉を損ねるものとされる発言を行えば直系子孫など関係者からの
親告を受けて検察に立件されることとされている[1][2]。また、独島(竹島)は日本のものであると主張する者に対する誹謗中傷は叱責で
あるとして合法行為とされている[3]。

35名無しさん?:2010/01/26(火) 22:15:43 ID:???
個人情報漏洩 (こじんじょうほうろうえい)とは、個人情報を保有する者および個人情報に該当する者の意図に反して、
第三者へ個人情報が渡ることをいう。当該個人情報が顧客情報の場合は顧客情報漏洩(こきゃくじょうほうろうえい)ともいう。
個人情報漏洩に至る要因 従来は各種の名簿を通じた漏洩が主だったが、近年は個人情報の電子データ化が進んでおり、
また情報通信が発達したことから、パーソナルコンピュータやインターネットが何らかの形で絡み情報漏洩に至るケースが増えている。
また、外部記憶媒体の大容量化とあいまって、大規模な個人情報の流出が頻繁に起きている。ノートパソコンや記録メディアの持ち運び
営業で外出する際や自宅など外部で仕事をする際に、ノートパソコンを持ち歩き、何処かに置き忘れたり置引きや
車上荒らしで盗難に遭うケースがある。ノートパソコンは持ち運びに便利で外出先でも顧客情報を見ることができるので重宝されるが、
一方でノートパソコンそのものが中古でも高く売れる可能性があることもあって、盗難に遭うリスクが高い。
記録メディアの持ち運びも危険である。特に2000年以降に発達したUSBメモリやカード型フラッシュメモリ(SDカードなど)は
小型であることが災いし、紛失の恐れがとても高い。コンピュータウイルスの感染コンピュータウイルスに感染することで、
パソコン内部の情報をネットワーク上に曝け出してしまい、インターネット経由で流出に至るケースも増えている。
特にファイル共有ソフト(Winny、Shareなど)を使用することによるリスクを熟知せず安易に個人情報の入った
パソコンにインストールしたり、あるいはファイル共有ソフトの入ったパソコンに個人情報を入れてしまい、
ウイルスに感染し流出事故に至るケースが非常に多い。以上は関係者の誰もが意図しない情報漏洩であるが、
一個人がネットリンチの一環として他人の個人情報を意図的に漏洩させるというケースもある。
36名無しさん?:2010/01/26(火) 22:16:41 ID:???
個人情報漏洩事故の原因と予防 盗難や紛失のリスクが高い物は、外部へ持ち運ぶ行為そのものを控えなければならず、
やむをえず持ち運ぶ場合は細心の注意を払うのは勿論、万が一のことも考えて暗号化やパスワードで対策する必要がある。
ウイルスの感染も、ウイルス対策ソフトを導入し常に最新の状態にしておくのは基本であるし、そもそもウイルス感染へのリスクが
高いファイル共有ソフトを使用しないよう徹底する必要がある。したがって、ノートパソコンや記録メディアを持ち運んだことで盗難
や紛失に至った場合も、コンピュータウイルスに感染し個人情報をインターネット上にばら撒いてしまった場合も、
個人情報を扱う者の不注意あるいは知識の無さ(リスクへの認識の甘さ)が原因である。
このような形での個人情報漏洩を防ぐためには、まずは個人情報を扱う者への教育が必須である。個人情報を扱う企業や役所は、
個人情報の徹底管理を社員・職員に教育しなければならないが、それだけでは個人情報漏洩を完全に防ぐことはできないので、
必要に応じて下記のような対策を施すことも検討する。
37名無しさん?:2010/01/26(火) 22:18:23 ID:???
依存症(いそんしょう、いぞんしょう)とは、WHOの専門部会が提唱した概念で、精神に作用する化学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、
それらの刺激を求める抑えがたい欲求が生じ、その刺激を追い求める行動が優位となり、その刺激がないと不快な精神的・身体的症状を生じる精神的・身体的・行動的状態のことである。
この状態のことを「依存が形成された」と言う。依存は、物質への依存(ニコチン依存症、摂食障害、薬物依存症、アルコール依存症など)、過程への依存(ギャンブル依存症、インターネット依存症)、
人間関係・関係への依存(共依存、恋愛依存症など)がある。一般的には嗜癖・「中毒」と呼ばれることも多い(“アルコール中毒”、“薬物中毒”など)が、
現在医学用語として使われる「急性中毒」「慢性中毒」は、依存症とは異なる。
疫学 [編集]
各依存症の正確な頻度は知られていない。たとえば喫煙依存症(またはニコチン依存症)は、日本では1800万人に上ると厚生労働省は推計している(平成11年の調査)。
成立・悪化の要因 [編集]
個人要因 心理状態、報酬系機能、高位脳における抑制 対象要因 陶酔感誘発、有能感誘発、禁断症状
環境要因 共依存、手軽な入手手段(自動販売機)

診断基準 [編集]
次の条件のうちいくつかを満たすとき、依存症の可能性がある。
耐性が形成されている。
離脱症状がみられる。
はじめの心積もりよりも大量に、またはより長期間、しばしば使用する。
その行為を中止または制限しようとする持続的な欲求または努力の不成功がある。
その物質を得るために必要な活動、物質使用、または、その作用からの回復などに費やされる時間が大きい。
物質使用のために重要な社会的、職業的、または娯楽的活動を放棄、または減少させている。
精神的または身体的問題がその物質によって持続的または反復的に起こり、悪化しているらしいことを知っているにもかかわらず、物質使用を続ける。
38名無しさん?:2010/01/26(火) 22:19:27 ID:???
症状 [編集]
依存症の症状は、精神症状(いわゆる“精神依存”)と身体的離脱症状(いわゆる“身体依存”)に分類される。
精神依存はあらゆる物質(カフェイン、糖分など食品中に含むものも含め)や行為にみられるが、
身体依存は必ずしも全ての依存に見られるわけではない。例えば、薬物以外による依存では身体依存は形成されないし、
また薬物依存の場合も身体依存を伴わないものがある。
精神依存:使用のコントロールができなくなる症状。使用を中止すると、精神的離脱症状として強い不快感を持ち、
該当物質を探すなどの行動がみられる。
身体依存:使用を中止することで痙攣などの身体的離脱症状(退薬症状、いわゆる「禁断症状」)が出現することがある。
心理学的な特徴 [編集]
異常な執着 [編集]
大量・長時間・長期間にわたって依存対象に異常に執着するため、重要な社会的・職業的・娯楽的活動を放棄・減少させる。また、精神的・肉体的・社会的問題が起こっても、対象に執着し続ける。
動物実験でも、脳に電極を埋め込まれた出産後のラットは、子供を放置してまで報酬系への電気刺激を求めることが知られている。
否認 [編集]
依存症患者は、病的な心理的防衛機制である「否認」を多用するため、しばしば依存症は『否認の病』とも言われる(否認言動は診断に必須ではない)。
また、家族や恋人などが依存症患者に共依存している場合、共依存している者も否認を行う。否認は、その対象によって以下のように分けられる場合がある。
39名無しさん?:2010/01/26(火) 22:20:52 ID:???
第一の否認〜「自分は大丈夫!」
「少し多めに買い物をしても、返せないほどの借金があるわけではない」
「タバコ吸っていても、自分は今まで癌になっていない」「マリファナは害が少ないから、やっても大丈夫」など、
依存による有害性を過小評価・歪曲して、自らの問題性を否認する。
「最近はパチンコに行く回数が減ったから大丈夫」などと、周囲の者が「第一の否認」をすることもある。
第二の否認〜「やめさえすれば大丈夫!」
依存によって依存対象以外にも生じてしまった問題を否認することが、第二の否認と呼ばれる。周囲との人間関係やコミュニケーション、
経済問題やその人の内面などに問題があることを否認する。「酒さえやめれば、元通りいくらでも働ける」
「クスリをやめさえすれば、俺も家族も問題はない」など。
また「パチンコさえしなければ、申し分なくいい人なのに」と周囲者が「第二の否認」をすることもある。
否認は病的防衛機制として、病気利得を得るために(つまり、依存を続ける言い訳として)なされる。たとえば、
「世の中、面白くないことばかりだ」  (世の中のせいで依存し続ける)
「私はかわいそうな人なの」  (だから依存し続けても仕方ないの)
「人間は誰だって死ぬんだ」  (だから依存し続けても同じだ)
「使っていれば落ち着くんだ」  (だから依存し続けるメリットがある)
「法律に違反しているわけではない」  (だから依存し続けてもよい)
嗜癖性を持つ物質への依存では、禁断症状の発現を抑えることが病気利得となり、否認行動を強化する。
このため、多くの嗜癖性物質は法的に厳しく規制されている(麻薬・覚せい剤・大麻など)。
40名無しさん?:2010/01/26(火) 22:22:08 ID:???
衝動性 [編集]
依存症患者の特徴として、衝動性や、近縁の心理特性である刺激追求(sensation seeking)が高いことが知られている。衝動性とは、「将来よくない結果をもたらす可能性があるにも拘らず、目前の欲求を満たすために手っ取り早い行動を行ってしまう特性」のことである。
喫煙に対する依存では禁煙場所での喫煙を注意された者・携帯電話に対する依存では電車内での通話を注意された者など、依存行為を阻止された事により発生する衝動的な暴力事件が起こっている。
行為の強化 [編集]
報酬による行為の強化には、「行為A」のあとに必ず「報酬B」が与えられる定型的強化と、「行為A」のあと、気まぐれに「報酬B」が与えられる間欠的強化がある。間欠的強化のほうが、「行為A」への執着が高まることが知られており、
これはギャンブル依存症発症の機序のひとつとされる。
生物学的な病態 [編集]
依存症は、中枢神経に作用する向精神物質によるもの(薬物依存症)と、ギャンブル、セックスなど特定の行動に対する依存症に大別できる。 前者では、摂取した依存性物質が、中脳辺縁系の脳内報酬系においてドパミン放出を促進し快の感覚を生じ、
それが一種の条件づけ刺激になると考えられている。
後者でも、特定の行為を行うことで、薬物依存と同様にドパミンを介したメカニズムで報酬系が賦活され快の感覚を感じ、条件づけにより依存が形成される。
薬物依存症の場合は、条件づけによる常習化以外にも、神経細胞が組織的、機能的に変質して薬物なしでは正常な状態が保てなくなる場合があり、この現象も薬物依存の形成に大きく関与していると考えられている。
耐性と離脱症状 [編集]
薬物依存の重要な要素として耐性と離脱症状がある。
依存性薬物の中には、連用することによって効きにくくなるものが多いが、これを薬物に対する耐性の形成と呼ぶ。薬物が効きにくくなるたびに使用量が増えていくことが多く、最初は少量であったものが最後には致死量に近い量を摂取するようになることすらある。
このため、薬物の依存性の強さにはこの耐性の形成も大きく関わっているとされる。耐性が形成されやすい薬物として、アンフェタミンなどの覚醒剤、モルヒネなどのオピオイドなどが挙げられる。
41名無しさん?:2010/01/26(火) 23:50:44 ID:2ubLidEO
離脱症状も依存の重要な要素である。依存に陥った者は、不愉快な離脱症状を軽減したり回避したりするため、
同じ物質(または関連物質)を探し求め、摂取する。離脱症状のため、依存は強化される。
依存性をもつ物質は、ドパミン神経系(脳内の報酬系)を賦活することで作用するが、連用によりドパミン
受容体がダウンレギュレーション(受容体の数を減らして適応すること)する。そのため、以前と同じ量の物質を摂取しても
快の感覚が小さくなる。これが耐性である。
また、ダウンレギュレーションした状態では、外部からの物質摂取がないとドパミン系の神経伝達が低下した状態になる。
この状態が離脱症状であり、自覚的には不安症状やイライラ感など不愉快な気分を生じる。
快感状態を伴わない依存も存在する。携帯依存などでは携帯によるコミュニケーションが妨げられている状態に置かれた際扁桃体により
伝達された不安症状が海馬や大脳皮質と言った高位脳で抑制できなくなり、離脱症状に似た不安症状やイライラ感が生じることとなる。
このような依存の場合、基本的に報酬系による快感状態からの離脱が不快の起点となるわけではなく、不安といったような
不快そのものが起点となる。
遺伝的要因 [編集]
依存症には、遺伝的要因も関与すると考えられている。例えば、アルコールについては特定の遺伝子情報により依存化に対する耐性の
強弱があると推測されている。喫煙においても同様の遺伝要因が推測されている。
社会への影響 [編集]
合法非合法問わず依存の形成された患者はその物質・行為を得る事のみに執着し、他の社会的責務を容易に放棄したり勉学意欲・
勤労意欲などを喪失する。結果として物質を得るための資金を入手するために犯罪行為を行ったり借金することをいとわなくなる。
依存者は対象への欲求が高く、たとえ高額であっても入手しようとするため、結果需給バランスが崩れ価格も高水準へ流れやすい。
依存が形成された者に対して、第三者が強制力をもって治療すること自体に公的費用がかかる。
このように社会に与える影響が大きいため、依存性の薬物の多くは法律や条例により所持使用や取引を禁止されている。
42名無しさん?:2010/01/26(火) 23:51:50 ID:2ubLidEO
他方、アルコールやタバコなどについては嗜好性が高いため、未成年の喫飲などを制限している。また、上記の規制に入っていない
新規の薬物を脱法ドラッグ(時に合法ドラッグともいう)として流通させたり、これらを乱用する者もいる。
43名無しさん?:2010/01/26(火) 23:54:35 ID:2ubLidEO
精神疾患(せいしんしっかん)とは、脳(および「心」)の機能的・器質的障害によって引き起こされる疾患をいう。
統合失調症や躁うつ病といった重度のものから、神経症(この用語は正式な疾患名としては用いられなくなりつつある)、
パニック障害、適応障害といった中、軽度のものまでの様々な疾患を含む。また、精神の変調が髄膜炎、内分泌疾患などの
身体疾患によって引き起こされる場合もある。いわゆる広義の精神疾患については「概要」を参照のこと。

精神疾患の治療を担当するのは主に精神科・神経科であるが、患者の症状や状況によっては内科(心療内科が多い)など、
他の科で診察、治療が行われている場合もある
概要 [編集]
精神疾患は、世界保健機構 (WHO) による国際疾患分類(ICD-10)や、アメリカ精神医学会による統計的診断マニュアル
(DSM-IV)において、網羅的に分類されている。このうち、本項では医療の領域で治療の対象となる主な疾患について記述している。
知的障害や人格障害は、いわゆる広義の精神疾患(DSM-IVのII軸)に含まれるが、知的障害は、療育・教育・福祉などの領域で
対象とされる場合が多く、人格障害は犯罪を行った際に犯罪精神医学や司法精神医学の領域で問題となる場合が多い。
また、かつてのナチス・ドイツでは厳しい迫害を受けた。

44名無しさん?:2010/01/26(火) 23:57:02 ID:2ubLidEO
原因の分類 [編集]
心因・外因・内因の3つに分ける。複数の原因によることも多い。
心因 [編集]
過度のストレスなどの精神的原因。反応性うつ病、不安神経症などを起こす。
外因 [編集]
脳や他の身体部位に、器質的に加えられた原因。感染(例えば、単純ヘルペスや麻疹ウイルスなどによる脳炎など)・
脳卒中・代謝異常(尿毒症・肝性脳症や先天性代謝疾患など)・薬物乱用(特にアルコール[1]・覚せい剤[2])などが外因に相当する。
内因 [編集]
脳の器質的要因と思われるが、明確には不明の原因。従来、統合失調症や躁うつ病は内因性精神疾患といわれてきた。
精神症状 [編集]
ヒトの精神機能には、意識、知能、記憶、感情、思考、行動など幾種類かの側面がある。精神疾患ではこれらのうち
1つまたは多種類が障害されることで多彩な症状を呈する。以下、いくつかの分類に従って精神症状を記述するが、
他にも沢山の症状があり、また同じ症状でも個人差が大きく、○×式の症状記録では精神障害を正しく判断することはできない。
意識障害 [編集]
「意識」と言う場合、2つの使われ方がある。1つ目は「自己を意識する」「考えていることを意識する」などと言う場合の、
自己の主体としての意識であり、2つ目は「意識がはっきりしない」「意識レベル」などと言う場合の意識である。
医療の臨床で「意識障害」と言う場合は後者をさす。(「意識障害」参照)。
意識には「清明度」、「広がり」、「質的なもの」の三要素があるとされている。
「清明度」が障害されている場合、意識混濁といい、その程度により傾眠、昏睡という。「広がり」が障害されている場合、
意識狭窄という。催眠状態、解離状態などで起こりうる。意識の質が変化している場合、意識変容という。朦朧(もうろう)
状態、アメンチア等とも言う。せん妄、酩酊などで起こりうる状態である。
45名無しさん?:2010/01/27(水) 00:00:05 ID:2ubLidEO
知的機能の障害 [編集]
知的機能とは、脳で様々な情報を適切に処理する能力のことである(知能参照)。知能が障害される疾患の代表は精神遅滞、痴呆であるが、
その他の精神疾患においても様々な程度に知的機能が低下することがある。例えばうつ病でも、うつ状態の時は計算や記憶意などの
機能が一時的に低下する。ごく限局的な脳梗塞によく見られる病態に、失認・失行・感覚性失語・運動性失語がある。
記憶障害 [編集]
記憶とは、様々な情報を長期間または短期間、脳内に保存し再生する機能である。記銘、保持、追想、再認を記憶の四要素という。
記憶は、上に述べたような知的機能や、後述の思考などのベースになる機能であるため、相互に重複する部分がある。痴呆性疾患、
コルサコフ症候群などの変性疾患のみならず、うつ病、統合失調症などでも一時的、あるいは長期間の記憶障害が起こることがある。
解離性障害でも健忘がみられることがある。
知覚障害 [編集]
知覚とは、外界の情報を認識する機能のことである。
知覚系神経が過剰な活動を示したり、知覚情報の発生源を誤認したりすると錯覚や幻覚などの症状を生じる。
錯覚と幻覚は似ているようだが錯覚はある物を間違って捉える事であるのに対して、幻覚は無い物をあると捉えるという点で違いがある。
錯覚は健常者でも日常的に起こる一時的現象であるが、幻覚は精神疾患の診断基準のひとつとなる。幻覚には幻視、幻聴、幻嗅、幻味、
体感幻覚などがある。特殊なものに、四肢を切断した患者において、喪失したはずの四肢を感じたりする幻肢がある。
また、眼球や眼神経は正常であるにも関わらず心因性に物が見えなくなる心因性盲、痛みの原因となる身体的疾患がないのに
痛みを感じる疼痛性障害などの症状も存在する。
46名無しさん?:2010/01/27(水) 00:01:08 ID:2ubLidEO
思考障害 [編集]
思考の障害には、思考過程の異常と思考内容の異常、思考の表現の異常がある。
思考過程の異常は、考える道筋や脈絡そのものが障害されている場合を指し、思考途絶(考えている途中に、
突然内容を忘れたり考えが止まってしまう)、思考制止(考える力がなく、思考が進まない)、思考散乱、滅裂思考(思考がまとまらない)、
観念奔逸(考えが次々湧き出して脱線してしまう)、思考保続(一旦考えたことが、その後の思考にも繰り返し現れる)、
思考迂遠(結論を導き出すまでに脱線し時間がかかる)などがある。
思考内容の異常は妄想がある。妄想の内容によって被害妄想、誇大妄想、貧困妄想などに分類される。
思考の表現の異常には、強迫(〜をしなくてはならない)思考、支配観念がある。
感情・気分の障害 [編集]
感情の異常は、様々な精神疾患でみられる。代表的なものはうつ状態においてみられる抑うつ気分や、躁状態における爽快気分であろう。
他に感情鈍麻、興奮、不安、怒り、恍惚、両価性などがあげられる。
感情失禁
喜びなどが溢れ出して止まらなくなる障害。脳血管性痴呆で認められる。
行動にあらわれる症状 [編集]
ヒト以外の動物においては、精神症状は行動を介して発現する。ヒトの場合、精神症状を評価する場合には言語を重視しがちであるが、
ヒトにおいても精神と行動は密接に関連している。例えば、典型的なうつ病では、摂食、排泄、睡眠、性行為などの基本的機能が障害される。
また別の疾患では暴力、多量飲酒などの衝動性として現れることもある。他にも以下のようなものがある。
摂食行動の障害として、うつ状態における食欲低下がまず挙げられるが、摂食障害では拒食や過食などの食行動の異常がみられる。
睡眠の障害としては不眠(入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒など)、過眠、睡眠リズムの障害などがある。
性の障害として、性欲低下、性交疼痛症、陰萎などのほか、性対象の異常(自己性愛、小児性愛、フェチなど)、
性目標の異常(露出症、窃視症、サディズム、マゾヒズム)などがある。
47名無しさん?:2010/01/27(水) 00:02:36 ID:2ubLidEO
精神疾患 [編集]
以下の(Fxx)分類はWHO国際疾病分類第10版(ICD-10)に基づく。
症状性を含む器質性精神障害 F0(F00-F09) [編集]
痴呆性疾患 (F00-F03)、コルサコフ症候群、頭部外傷後遺症など、脳の大きな(=肉眼で分かるほど)病変による精神疾患のことをさす。
精神作用物質使用による精神および行動の障害 F1(F10-F19) [編集]
アルコール (F10)、アヘン (F11)、大麻 (F12)、鎮静薬または催眠薬 (F13)、コカイン (F14)、覚醒剤・カフェイン (F15)、
幻覚薬 (F16)、タバコ (F17)、揮発性溶剤 (F18)などの精神作用物質に関連した精神疾患をさす。依存症、乱用、中毒などに分けられる。
アルコール依存症、薬物依存症などがある。
統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害 F2(F20-F29) [編集]
統合失調症 (F20)
統合失調症型障害 (F21)
持続性妄想性障害 (F22)
急性一過性精神病性障害 (F23)
感応性妄想性障害 (F24)
統合失調感情障害 (F25)
気分(感情)障害 F3(F30-F39) [編集]
気分障害(感情障害とも言う)とは主として気分が障害されるもので、
躁病 (F30)
双極性障害 (F31) 躁うつ病とも言う。
うつ病 (F32)
が挙げられる。
48名無しさん?:2010/01/27(水) 00:03:29 ID:2ubLidEO
神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害 不安障害 F4(F40-F48) [編集]
恐怖症 (F40)
単一恐怖
広場恐怖 (F40.0)
社会恐怖 (F40.1)
パニック障害 (F41.0)
全般性不安障害 (F41.1)
強迫性障害 (F42)
痙攣(けいれん)性発声障害 ( Spasmodic Dysphonia )
DSM-IVでは、不安障害にPTSD及び急性ストレス障害を含む。ICD-10では、重度のストレス反応に分類される。
重症ストレス障害 (F43)
急性ストレス障害
PTSD (F43.1) (心的外傷後ストレス障害)
適応障害 (F43.2)
明確なストレス要因に対する不適応としての、抑うつ、不安など様々な症状のことをさす
解離性障害(F44)
解離性同一性障害(いわゆる多重人格) (F44.81)
身体表現性障害 (F45)
転換性障害
心気症 (F45.2)]
疼痛性障害 (F45.4)
身体醜形障害
身体の複数の部位について、他人が見るよりも遥かに醜いと本人が思い悩んでおり、
頻回に美容整形術を受ける等の社会不適応行動を伴う障害。抑うつ状態等を合併することも多いが、患者は精神科ではなく美容整形外科などを訪れる事が多い。
49名無しさん?:2010/01/27(水) 00:04:21 ID:2ubLidEO
生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群 F5(F50-59) [編集]
摂食障害 (F50)
神経性無食欲症(拒食症) (F50.0)
神経性大食症(過食症) (F50.2)
睡眠障害 (F51)
不眠症 (F51.0)
精神生理性不眠症
概日リズム睡眠障害 (F51.2)
入眠困難
中間覚醒
早朝覚醒
過眠症 (F51.1)
睡眠時無呼吸症候群 (G47.3)
ナルコレプシー (G47.4)
原発性過眠症
反復性過眠症
特発性過眠症
睡眠時随伴症
レム睡眠行動障害
睡眠時遊行症 (F51.3)
夜驚症 (F51.4)
50名無しさん?:2010/01/27(水) 00:05:26 ID:BZOLEPOH
成人の人格および行動の障害 F6(F60-69) [編集]
人格障害 (F60)
A群人格障害
妄想性人格障害 (F60.0)、統合失調質人格障害 (F60.1)、分裂病型人格障害

B群人格障害
境界性人格障害 (F60.31) (境界例)、自己愛性人格障害、演技性人格障害 (F60.4)、反社会性人格障害 (F60.2)

C群人格障害
強迫性人格障害 (F60.5)、回避性人格障害 (F60.6)、依存性人格障害 (F60.7)
性同一性障害 (F64)
性嗜好障害 (F65)
フェティシズム (F65.0)
露出症 (F65.2)
窃視症 (F65.3)
小児性愛 (F65.4)
サディズム・マゾヒズム (F65.5)
性の発達と方向づけに関連した心理および行動の障害 (F66)
虚偽性障害
ミュンヒハウゼン症候群 (F68.1)
精神遅滞 F7(F70-79) [編集]
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
51名無しさん?:2010/01/27(水) 00:06:17 ID:BZOLEPOH
心理的発達の障害 F8(F80-89) [編集]
広汎性発達障害 (F84)
自閉症 (F84.0)
アスペルガー症候群 (F84.5)
小児期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害 F9(F90-98) [編集]
多動性障害 (F90) (ADHD)
チック障害 (F95)
トゥレット障害 (F95.2)
その他 [編集]
幻覚
妄想
文化依存症候群
神経質
対人恐怖症 (F40.1)
診断 [編集]
米国精神医学会は精神疾患の病像を統計的に分類し、「精神障害の診断と統計の手引き」(DSM、Diagnostic and Statistical Manual)
として纏めた。現在これは第4版の用語修正版(DSM-IV Text Revision)に版を重ねており、世界でも広く使われている。
52名無しさん?:2010/01/27(水) 00:06:58 ID:2ubLidEO
治療法 [編集]
精神疾患の治療法は大きく分けて、身体的治療(薬物療法、電気けいれん療法など脳に直接働きかけるもの)、
言語や行動を介した治療法(精神療法や認知行動療法、作業療法)、社会的な環境調整の3つに分けられる。
疾患の種類や重症度により治療法は異なるため、専門家の意見を仰ぐことは当然として、かといって決して専門家へ丸投げをせず専門家・
患者・家族などの周囲の人間がいかに協働するかが大切である。専門家が治療法を誤り泥沼化することも多々あるからだ。
ストレスの緩和は症状の緩和に繋がる。このことから、精神疾患の症状の緩和のために、音楽療法、運動療法、
ユーモア療法などが活用されることもある。精神障害者による音楽活動、病院でのユーモア活動なども、生きる喜びを取り戻したり
他者との連帯感を生み出すなどの効果があり、高く評価されている。また、精神疾患を予防したり、精神疾患が寛解した後の
再発防止のために、ソーシャル・スキルを習得したり、趣味やスポーツなどでストレスを適切に管理することも重要である。
また、精神疾患に偏見や差別的な見方を持っている人もいる[3]ため、それが患者のストレスとなり、引きこもりがち、
内向的になることもあるため、家族など周囲の人間が理解を示すことも必要である。

53名無しさん?:2010/01/27(水) 00:14:05 ID:BZOLEPOH
精神障害者(せいしんしょうがいしゃ)とは、精神疾患(精神障害)を有する個人のことである。
日本での法律上の各定義 [編集]
精神障害の日本の法律上の定義は、「統合失調症、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質
その他の精神疾患」(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第5条)とされる(「日本における法律上の定義に関する議論」を参照)。
障害者基本法での精神障害者の定義は「精神障害があるため、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者(第2条)」である。
福祉制度 [編集]
精神障害者保健福祉手帳 [編集]
精神障害者保健福祉手帳、記載イメージ(滋賀県発行のもの)
精神障害者として認定されると、その証明として手帳を交付される。この手帳は正式には「精神障害者保健福祉手帳」
というものであるが、表紙には「障害者手帳」とだけ表示されており、表紙を見ただけでは何の障害の手帳なのか分からないようになっている。
[1]
日常生活上、この手帳を持っている事の利点は少ないので、手帳交付の申請(精神障害者としての認定を受けること)をしない人も多いが、
最近では障害者手帳所持者に身体・知的と同水準のサービスを提供する例が増えている(映画の割引・公共施設の割引など)。
しかし通常のサービスを賢く利用することにより手帳提示のサービスよりも利点が大きくなる場合も多々ある(携帯電話の
料金プラン見直しが代表例)。
54名無しさん?:2010/04/20(火) 18:09:23 ID:3/Z32Fu3
ん?
55名無しさん?:2010/04/24(土) 20:16:46 ID:???
荒らし(あらし)とは、物事の順列を無作為に乱し奪うこと、またはそのような行為に及ぶ人のこと。
一般に「荒らし」という単語は車上荒らし、道場荒らしなどのように、荒らされる対象を指す語を前につけて用いられることが多いが、
何もつけず単に「荒らし」と言った場合は特にチャットや電子掲示板、ブログ等の、不特定多数の人間が参加する
形態のコンピュータネットワーク上のリソースに対し、不合理なメッセージの送信や妨害行為を継続的に行っている者を表す。
ゆえに本項目では主にこの意味での荒らしについて述べる。
概要 [編集]
荒らしとは「ネットワークの場にふさわしくない投稿を繰り返し続ける者、事」であり、
多くは「非生産的な要因による悪意」によってなされ、場の議論・コミュニティの破壊を試み、
機能不全に陥れることを直接の目的としている。
周囲に注意を喚起されても無視をし続け、さらに悪質な荒らし行為に走り出したり、自分は間違っていないと開き直って反論をしたりもする。
参加者の言及を受けて、一旦反省の色を見せても、間を置かずにそのことに対して反発し、再度荒らし行為に及ぶ可能性もある。
掲示板の利用者間のコミュニティの間では荒らし行為による書き込みは「放置」して返信しない手段も推奨されている。
荒らしを発生させやすい土壌を放置しているような掲示板やホームページなどの個人サイトの運営者は、
自ら荒らしを招いているとして批判されることもあるが、荒らしは運営者にも執拗に絡んでいき、運営者は自らが関わっていない
冤罪を被っていることも多い。
56名無しさん?:2010/04/29(木) 00:57:52 ID:???
ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?ん?
57名無しさん?:2010/04/29(木) 01:00:16 ID:???
概要 [編集]
荒らしとは「ネットワークの場にふさわしくない投稿を繰り返し続ける者、事」であり、
多くは「非生産的な要因による悪意」によってなされ、場の議論・コミュニティの破壊を試み、
機能不全に陥れることを直接の目的としている。
周囲に注意を喚起されても無視をし続け、さらに悪質な荒らし行為に走り出したり、自分は間違っていないと開き直って反論をしたりもする。
参加者の言及を受けて、一旦反省の色を見せても、間を置かずにそのことに対して反発し、再度荒らし行為に及ぶ可能性もある。
掲示板の利用者間のコミュニティの間では荒らし行為による書き込みは「放置」して返信しない手段も推奨されている。
荒らしを発生させやすい土壌を放置しているような掲示板やホームページなどの個人サイトの運営者は、
自ら荒らしを招いているとして批判されることもあるが、荒らしは運営者にも執拗に絡んでいき、運営者は自らが関わっていない
冤罪を被っていることも多い。
58名無しさん?:2010/04/29(木) 01:00:57 ID:???
概要 [編集]
荒らしとは「ネットワークの場にふさわしくない投稿を繰り返し続ける者、事」であり、
多くは「非生産的な要因による悪意」によってなされ、場の議論・コミュニティの破壊を試み、
機能不全に陥れることを直接の目的としている。
周囲に注意を喚起されても無視をし続け、さらに悪質な荒らし行為に走り出したり、自分は間違っていないと開き直って反論をしたりもする。
参加者の言及を受けて、一旦反省の色を見せても、間を置かずにそのことに対して反発し、再度荒らし行為に及ぶ可能性もある。
掲示板の利用者間のコミュニティの間では荒らし行為による書き込みは「放置」して返信しない手段も推奨されている。
荒らしを発生させやすい土壌を放置しているような掲示板やホームページなどの個人サイトの運営者は、
自ら荒らしを招いているとして批判されることもあるが、荒らしは運営者にも執拗に絡んでいき、運営者は自らが関わっていない
冤罪を被っていることも多い。
なお、荒らしの明確な定義は必ずしも存在しない[1]ため、はじめに書き込みをした本人に荒らしている意図は無くとも、
書き込みの内容[2]によっては周りの人間に荒らしのレッテルを貼られている内に、その内本人が本格的に荒らし行為を開始し、
結果的に荒らしに仕立て上げてしまう事もあり得る。
更に、自分は荒らしではなく不適切な(問題のある内容)
スレッドに鉄槌を下している、とあくまでも善意からやっているという態度に出る者[3]すらいる。

59名無しさん?:2010/04/29(木) 01:01:38 ID:???
これに関連して当初は、(自分基準で)好ましくないスレッドを潰していたが、潰し切ると今度は関連した
内容の話題の通常スレッドを潰そうと試み、これも潰し切ると更に今度は有益なスレッドに対してですら牙を剥き、
完全な荒らしに豹変するという取り返しのつかない事態へ発展する場合も存在する。書き込んだ際にアドレス表示されるサイトや、
管理人がよく巡回しているサイトは荒らしに遭いにくいということもある。
大抵、確立されたルールやそれに基づく徹底した不適切な話題の投稿の削除、管理人が荒らしの詭弁には耳を傾けない方針をとるなど、
その場から荒らしを排除する風潮が成立していれば、居場所のなくなった荒らしは、根負けして自然に出ていくか、
発言を抑えるようになると考えられる。逆に参加者が荒らしの詭弁を見抜けずに耳を傾けてしまうと、管理人の立場の人物が荒らしによって
順当な管理作業を悪化させられ、場の議論が荒らしによって妨害された状態のまま、放置されてしまう場合もある。
英語ではvandal(vandalism)という。他に、釣り用語のトローリングに引っかけて、
「煽り」(参加者の感情を逆撫でするような発言)や「釣り」(参加者の反応を誘うような発言)など
暴言や詭弁を吐いて議論を別方向にずらす事をTrollと呼ぶ。
なお、ウィキペディアにおける荒らしは vandalism と言い、多くの言語でこれに準じる語を用いる。
荒らしの犯罪性 [編集]
悪質性が高いものと判断された場合は、犯罪(電子計算機損壊等業務妨害罪・脅迫罪・名誉毀損罪等)として刑事事件に発展する場合もある。
これは荒らし行為がクラッキング等のような、明確な文章で定義出来る行為と成り得る可能性が低く、単なる迷惑な発言で終わってしまう
事が多いためである。かつて掲示板荒らしの権化と呼ばれたアリス・リデルは自著の中で、
「最も迷惑かつ最も犯罪となりにくい行為」と呼んでいる。
60名無しさん?:2010/04/29(木) 01:03:02 ID:???
荒らしが犯罪となりにくい理由は次の通りである。
判別しにくい表面上荒らしとしか思えない投稿などであっても、そのコミュニティの履歴をよく調べない限り、
第三者には荒らしなのか普通の投稿なのか分かりにくい。


該当する刑法がない 荒らしの多くは不正アクセスに関する法律等に該当せず、長期間に渡る明らかな迷惑行為や、
犯罪予告等の脅迫めいた発言、
違法な画像の貼り付け等を除けば、荒らし自体を禁止する法律は存在せず、立法しにくい。
損害が発生していない
荒らしプログラム等を使った荒らしであったとしても、使用者がその事を明かさない限り、判別は不可能である。
また、コミュニティが利用者の投稿を使用法とする以上、単なる投稿でしかない荒らしは何の損害も与えない事になってしまう
(長期間に及ぶ嫌がらせ等を除く)。表面上を考えれば、何らかの法律に触れそうなものであるが、
荒らしそのものに対処出来る法律は今のところ存在せず、荒らし行為に付随した迷惑行為によって裁かれた判例しかない。
また、仮に荒らしを禁止する法律を作ってしまえば、荒らしではない通常の発言等も巻き込んで該当させてしまう可能性を含むので
単純には行かない。また、ネット上には荒らしのターゲットになってしまっている掲示板、もしくはターゲットにすることのできる
掲示板等が多数点在しているため、実際その全てを管理することも難しい。
61名無しさん?:2010/04/29(木) 01:04:00 ID:???
発祥から今日へ [編集]
荒らし行為はその多くが、荒らし書き込みがしやすい事から、電子掲示板やブログなどに対してのものである。
掲示板"荒らし"やチャット"荒らし"などのように、Web上のコミュニケーションスペースにおいて、
不快な参加者や書き込みに対して最初に"荒らし"と名づけたサイトは1・2チャットというチャット・電子掲示板であり、1998年春頃である。
"荒らし"と名づけたヒントは、たまたま入居していたビル内の「ビル荒らしに注意」と書かれた掲示物が印象に残っていたためである。
荒らしの発祥は、インターネット電子掲示板の登場時期と重なる。パソコン通信の時代にも散見はされたが、
当時は一般的利用者の通信料金が従量制であったがゆえに、参加者自らが多額の費用を支出して荒らし行為を行う事は少ないとも考えられ、
少なかった。
近年は通信料の定額制の実現および普及とともに、一般的利用者による荒らし行為の増加を見ている。World Wide Webが普及する以前、
ネットニュースにおいても、一部のニュースグループ(日本語のグループを含む)でコメントスパムが見られる事もあった。
インターネットにおいては、1995年にはすでに掲示板への悪戯で意地悪な書き込みが存在していた。しかしながら当時はまだ個人が
CGI実行の可能なWebスペースを持てる機会が少なく、掲示板は専ら企業ベースでの情報交換や、ISP等がサービスとして
運営するケースがほとんどで、匿名状態で閲覧投稿が出来る形式ではなかったことから、本格的な荒らしの被害は発生していなかった。
匿名での閲覧投稿が可能な、個人ベースもしくは小規模団体の運営する掲示板サービスがメジャー化してきたのは1996年に入ってからの事で、
荒らしによる被害が具現化してきた時期も一致する。当時の荒らしはNetscape Navigatorのhelpファイルをコピーペーストするなど、
巨大な文章を投稿するものが一般的であった。これは当時の通信環境が貧弱なものであり、また閲覧する環境においても、
1MB程度のテキストを読み込んだだけでウェブブラウザがフリーズしてしまう脆弱性を悪用したものと思われる。
62名無しさん?:2010/04/29(木) 01:04:42 ID:???
本格的に荒らしの被害が叫ばれるようになったのは1997年の初頭、当時のメジャー地下系webサイト、あやしいわーるど掲示板において、
「ゲスッ」と名乗る荒らし集団が発生して以降の事である。彼らは自らを「インターネット愚連隊」と称し、目をつけた掲示板を様々な
手法を用いて荒らし回り、次々と閉鎖に追い込んだ。同年冬頃に内部分裂で解散するまで、千数百の掲示板を破壊したと言われている。
その中には、新聞沙汰にまで発展し国内初のサイバーテロ事件と呼ばれる「農水省オウムソング事件」等も含まれる。
彼らの残した負の遺産は多大であり、「ゲスッ」消滅後も彼らの残した荒らし手法やプログラム等を悪用するスクリプトキディや、
さらに高性能な荒らしプログラムを開発・配布する者の登場などにより、掲示板管理者は対策を立てることになった。
しかしながら「ゲスッ」消滅以降、集団で掲示板を攻撃するようなグループは今日に至るまでほとんど発生せず、
また掲示板等のサイト等自体が荒らしに対抗する様々な措置を講じてきたため、
今日において荒らしの被害は深刻な問題ではなくなってきている。しかし、その量は決して減っておらず、
ネットワークの発達とともに逆に増加の一途を辿っている。ネットワークゲームの普及などもこれに拍車をかけている部分もある。
現在の荒らしとは、荒らし行為自体を趣味にしているようなグループによる犯行ではなく、そのネットワークの場の内容・主旨や参加している
人々に反感を持った者が、一時的な感情に流されて行う迷惑行為がほとんどである。ただし、荒らし行為者の性質によっては執拗かつ
大規模な荒らしを行うこともある。
また、組織的な荒らし行為が根絶されたと言う訳でもなく、現在も気に入らないウェブサイトを潰そうとしているネットウォーカーの
集団は依然として活動しており、場合によってはエスカレートして攻撃目標の個人情報を不正に取得・公開する集団まで現れる事も時折ある。
63名無しさん?:2010/04/29(木) 01:05:23 ID:???
荒らしの種類 [編集]
場の目的にあわないメッセージの送出。例えば
バイナリデータの投稿。しばしば著作権法上違法なデータ (Warez) やコンピュータウイルスであることが多い。
バイナリデータのURLの投稿。
各種ブラウザクラッシャー(精神的ブラクラなども含む)やコンピュータウイルス、スパイウェアの添付・誘導。
個人サイトや、他の電子掲示板のURLを晒し、攻撃や破壊活動をする、晒し。
掲示板スパムを含む、思想・商品等の宣伝文・勧誘文、数年前に出されたと思しき各種声明文の連続投稿。
個人情報漏洩行為 (住所、電話番号、メールアドレス、パスワード、銀行カードの暗証番号などの投稿)。
ただしこれは荒らしを逸脱した完全な犯罪である。
意味不明な文字列や、意味のない文章の連続投稿。ただし「くぁwせdrftgyふじこlp」はインターネットスラングとして
使われるので、荒らしと見なされることが少ない。
(スレッドフロート型掲示板において)意味もなくスレッドを上げ続ける、age(上げ)荒らし。
またはスレッドを人の目に付きにくくしながら、そのまま使用不能に陥れようとする、sage(下げ)荒らし。
新しく立ったスレッドに行われる、一番乗りまたは、特定の番号取得だけを目的とした無意味な投稿。スラッシュドットでは「First post」、
Yahoo!掲示板では「キリ番ゲット」、「2ちゃんねる」等では「2ゲット」と呼ばれる行為。(2ちゃんねるでは、スレッドを立てた利用者の
連続投稿を妨害する場合を除いて、荒らしと見なされないことが多い)
「書けるかな?」、「テスト」など、テスト行為の不適切な書き込み。
無意味、または見た人を不快にさせるアスキーアートやコピー・アンド・ペーストの貼り付け。
64名無しさん?:2010/04/29(木) 16:39:45 ID:Ro/bpsht
あほ
65名無しさん?:2010/04/30(金) 17:06:04 ID:4GL6IRKt
ん?
66名無しさん?:2010/05/15(土) 17:28:58 ID:hd0sGp6Z
?Q麦、|^拓・`・ャホ艟b・B`・マ N??・濁Dpdc.・5?深・
VQ?蠢・9・橈?vマ(疲ーtv" !テ鼓r(J」,波?レ>ォ Y4ソ・Pィvkタネヲセ・
暇?ヘqッ瑁・nリ抱ヨ・ヌェ]耘ラナjX?槻ホコシ狷・<?P゚ヒ'[チ?y・虻・」?rM%
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67名無しさん?:2010/05/15(土) 17:31:28 ID:hd0sGp6Z
荒らし(あらし)とは、物事の順列を無作為に乱し奪うこと、またはそのような行為に及ぶ人のこと。
一般に「荒らし」という単語は車上荒らし、道場荒らしなどのように、荒らされる対象を指す語を前につけて用いられることが多いが、
何もつけず単に「荒らし」と言った場合は特にチャットや電子掲示板、ブログ等の、不特定多数の人間が参加する
形態のコンピュータネットワーク上のリソースに対し、不合理なメッセージの送信や妨害行為を継続的に行っている者を表す。
ゆえに本項目では主にこの意味での荒らしについて述べる。
68名無しさん?:2010/05/15(土) 17:33:24 ID:???
概要 [編集]
荒らしとは「ネットワークの場にふさわしくない投稿を繰り返し続ける者、事」であり、
多くは「非生産的な要因による悪意」によってなされ、場の議論・コミュニティの破壊を試み、
機能不全に陥れることを直接の目的としている。
周囲に注意を喚起されても無視をし続け、さらに悪質な荒らし行為に走り出したり、自分は間違っていないと開き直って反論をしたりもする。
参加者の言及を受けて、一旦反省の色を見せても、間を置かずにそのことに対して反発し、再度荒らし行為に及ぶ可能性もある。
掲示板の利用者間のコミュニティの間では荒らし行為による書き込みは「放置」して返信しない手段も推奨されている。
荒らしを発生させやすい土壌を放置しているような掲示板やホームページなどの個人サイトの運営者は、
自ら荒らしを招いているとして批判されることもあるが、荒らしは運営者にも執拗に絡んでいき、運営者は自らが関わっていない
冤罪を被っていることも多い。
69名無しさん?:2010/05/15(土) 17:34:11 ID:???
なお、荒らしの明確な定義は必ずしも存在しない[1]ため、はじめに書き込みをした本人に荒らしている意図は無くとも、
書き込みの内容[2]によっては周りの人間に荒らしのレッテルを貼られている内に、その内本人が本格的に荒らし行為を開始し、
結果的に荒らしに仕立て上げてしまう事もあり得る。
更に、自分は荒らしではなく不適切な(問題のある内容)
スレッドに鉄槌を下している、とあくまでも善意からやっているという態度に出る者[3]すらいる。
これに関連して当初は、(自分基準で)好ましくないスレッドを潰していたが、潰し切ると今度は関連した
内容の話題の通常スレッドを潰そうと試み、これも潰し切ると更に今度は有益なスレッドに対してですら牙を剥き、
完全な荒らしに豹変するという取り返しのつかない事態へ発展する場合も存在する。書き込んだ際にアドレス表示されるサイトや、
管理人がよく巡回しているサイトは荒らしに遭いにくいということもある。
大抵、確立されたルールやそれに基づく徹底した不適切な話題の投稿の削除、管理人が荒らしの詭弁には耳を傾けない方針をとるなど、
その場から荒らしを排除する風潮が成立していれば、居場所のなくなった荒らしは、根負けして自然に出ていくか、
発言を抑えるようになると考えられる。逆に参加者が荒らしの詭弁を見抜けずに耳を傾けてしまうと、管理人の立場の人物が荒らしによって
順当な管理作業を悪化させられ、場の議論が荒らしによって妨害された状態のまま、放置されてしまう場合もある。
英語ではvandal(vandalism)という。他に、釣り用語のトローリングに引っかけて、
「煽り」(参加者の感情を逆撫でするような発言)や「釣り」(参加者の反応を誘うような発言)など
暴言や詭弁を吐いて議論を別方向にずらす事をTrollと呼ぶ。
なお、ウィキペディアにおける荒らしは vandalism と言い、多くの言語でこれに準じる語を用いる。
70名無しさん?:2010/05/15(土) 17:34:52 ID:???
荒らしの犯罪性 [編集]
悪質性が高いものと判断された場合は、犯罪(電子計算機損壊等業務妨害罪・脅迫罪・名誉毀損罪等)として刑事事件に発展する場合もある。
これは荒らし行為がクラッキング等のような、明確な文章で定義出来る行為と成り得る可能性が低く、単なる迷惑な発言で終わってしまう
事が多いためである。かつて掲示板荒らしの権化と呼ばれたアリス・リデルは自著の中で、
「最も迷惑かつ最も犯罪となりにくい行為」と呼んでいる。
荒らしが犯罪となりにくい理由は次の通りである。
判別しにくい表面上荒らしとしか思えない投稿などであっても、そのコミュニティの履歴をよく調べない限り、
第三者には荒らしなのか普通の投稿なのか分かりにくい。
該当する刑法がない 荒らしの多くは不正アクセスに関する法律等に該当せず、長期間に渡る明らかな迷惑行為や、
犯罪予告等の脅迫めいた発言、
違法な画像の貼り付け等を除けば、荒らし自体を禁止する法律は存在せず、立法しにくい。
損害が発生していない
荒らしプログラム等を使った荒らしであったとしても、使用者がその事を明かさない限り、判別は不可能である。
また、コミュニティが利用者の投稿を使用法とする以上、単なる投稿でしかない荒らしは何の損害も与えない事になってしまう
(長期間に及ぶ嫌がらせ等を除く)。表面上を考えれば、何らかの法律に触れそうなものであるが、
荒らしそのものに対処出来る法律は今のところ存在せず、荒らし行為に付随した迷惑行為によって裁かれた判例しかない。
また、仮に荒らしを禁止する法律を作ってしまえば、荒らしではない通常の発言等も巻き込んで該当させてしまう可能性を含むので
単純には行かない。また、ネット上には荒らしのターゲットになってしまっている掲示板、もしくはターゲットにすることのできる
掲示板等が多数点在しているため、実際その全てを管理することも難しい。
71名無しさん?:2010/05/15(土) 17:35:48 ID:???
発祥から今日へ [編集]
荒らし行為はその多くが、荒らし書き込みがしやすい事から、電子掲示板やブログなどに対してのものである。
掲示板"荒らし"やチャット"荒らし"などのように、Web上のコミュニケーションスペースにおいて、
不快な参加者や書き込みに対して最初に"荒らし"と名づけたサイトは1・2チャットというチャット・電子掲示板であり、1998年春頃である。
"荒らし"と名づけたヒントは、たまたま入居していたビル内の「ビル荒らしに注意」と書かれた掲示物が印象に残っていたためである。
荒らしの発祥は、インターネット電子掲示板の登場時期と重なる。パソコン通信の時代にも散見はされたが、
当時は一般的利用者の通信料金が従量制であったがゆえに、参加者自らが多額の費用を支出して荒らし行為を行う事は少ないとも考えられ、
少なかった。
近年は通信料の定額制の実現および普及とともに、一般的利用者による荒らし行為の増加を見ている。World Wide Webが普及する以前、
ネットニュースにおいても、一部のニュースグループ(日本語のグループを含む)でコメントスパムが見られる事もあった。
インターネットにおいては、1995年にはすでに掲示板への悪戯で意地悪な書き込みが存在していた。しかしながら当時はまだ個人が
CGI実行の可能なWebスペースを持てる機会が少なく、掲示板は専ら企業ベースでの情報交換や、ISP等がサービスとして
運営するケースがほとんどで、匿名状態で閲覧投稿が出来る形式ではなかったことから、本格的な荒らしの被害は発生していなかった。
匿名での閲覧投稿が可能な、個人ベースもしくは小規模団体の運営する掲示板サービスがメジャー化してきたのは1996年に入ってからの事で、
荒らしによる被害が具現化してきた時期も一致する。当時の荒らしはNetscape Navigatorのhelpファイルをコピーペーストするなど、
巨大な文章を投稿するものが一般的であった。これは当時の通信環境が貧弱なものであり、また閲覧する環境においても、
1MB程度のテキストを読み込んだだけでウェブブラウザがフリーズしてしまう脆弱性を悪用したものと思われる。
72名無しさん?:2010/05/15(土) 17:36:32 ID:???
本格的に荒らしの被害が叫ばれるようになったのは1997年の初頭、当時のメジャー地下系webサイト、あやしいわーるど掲示板において、
「ゲスッ」と名乗る荒らし集団が発生して以降の事である。彼らは自らを「インターネット愚連隊」と称し、目をつけた掲示板を様々な
手法を用いて荒らし回り、次々と閉鎖に追い込んだ。同年冬頃に内部分裂で解散するまで、千数百の掲示板を破壊したと言われている。
その中には、新聞沙汰にまで発展し国内初のサイバーテロ事件と呼ばれる「農水省オウムソング事件」等も含まれる。
彼らの残した負の遺産は多大であり、「ゲスッ」消滅後も彼らの残した荒らし手法やプログラム等を悪用するスクリプトキディや、
さらに高性能な荒らしプログラムを開発・配布する者の登場などにより、掲示板管理者は対策を立てることになった。
しかしながら「ゲスッ」消滅以降、集団で掲示板を攻撃するようなグループは今日に至るまでほとんど発生せず、
また掲示板等のサイト等自体が荒らしに対抗する様々な措置を講じてきたため、
今日において荒らしの被害は深刻な問題ではなくなってきている。
しかし、その量は決して減っておらず、
ネットワークの発達とともに逆に増加の一途を辿っている。ネットワークゲームの普及などもこれに拍車をかけている部分もある。
現在の荒らしとは、荒らし行為自体を趣味にしているようなグループによる犯行ではなく、そのネットワークの場の内容・主旨や参加している
人々に反感を持った者が、一時的な感情に流されて行う迷惑行為がほとんどである。ただし、荒らし行為者の性質によっては執拗かつ
大規模な荒らしを行うこともある。
また、組織的な荒らし行為が根絶されたと言う訳でもなく、現在も気に入らないウェブサイトを潰そうとしているネットウォーカーの
集団は依然として活動しており、場合によってはエスカレートして攻撃目標の個人情報を不正に取得・公開する集団まで現れる事も時折ある。
73名無しさん?:2010/05/15(土) 17:37:17 ID:???
荒らしの種類 [編集]
場の目的にあわないメッセージの送出。例えば
バイナリデータの投稿。しばしば著作権法上違法なデータ (Warez) やコンピュータウイルスであることが多い。
バイナリデータのURLの投稿。
各種ブラウザクラッシャー(精神的ブラクラなども含む)やコンピュータウイルス、スパイウェアの添付・誘導。
個人サイトや、他の電子掲示板のURLを晒し、攻撃や破壊活動をする、晒し。
掲示板スパムを含む、思想・商品等の宣伝文・勧誘文、数年前に出されたと思しき各種声明文の連続投稿。
個人情報漏洩行為 (住所、電話番号、メールアドレス、パスワード、銀行カードの暗証番号などの投稿)。
ただしこれは荒らしを逸脱した完全な犯罪である。
意味不明な文字列や、意味のない文章の連続投稿。ただし「くぁwせdrftgyふじこlp」はインターネットスラングとして
使われるので、荒らしと見なされることが少ない。
(スレッドフロート型掲示板において)意味もなくスレッドを上げ続ける、age(上げ)荒らし。
またはスレッドを人の目に付きにくくしながら、そのまま使用不能に陥れようとする、sage(下げ)荒らし。
新しく立ったスレッドに行われる、一番乗りまたは、特定の番号取得だけを目的とした無意味な投稿。スラッシュドットでは「First post」、
Yahoo!掲示板では「キリ番ゲット」、「2ちゃんねる」等では「2ゲット」と呼ばれる行為。(2ちゃんねるでは、スレッドを立てた利用者の
連続投稿を妨害する場合を除いて、荒らしと見なされないことが多い)
「書けるかな?」、「テスト」など、テスト行為の不適切な書き込み。
無意味、または見た人を不快にさせるアスキーアートやコピー・アンド・ペーストの貼り付け。
74名無しさん?:2010/05/15(土) 17:37:58 ID:???
これら行為を、レス数やデータ量上限が決められているスレッドで繰り返しスレッドを潰す、埋め荒らし。
荒らし行為を排除するため自主的に活動した際に結果として自分が荒らしになる行為。
活動理念そのものに違法性は無いが、経過によっては管理者よりも発言権が増し、電子自警団的に他のユーザーの書き込みを管理・
削除等をするため、自由な投稿ができず結果として場を荒らしてしまう。
煽りや釣り行為を含む、その場の参加者・運営者への誹謗中傷。
上記の行為に反応して行われる、過剰な叩き(非難・指弾)行為、及びそれに便乗する行為。
自作自演行為。主に第三者のふりをして自分を擁護する発言をし、自らの行為を正当化しようとする場合に行われる。
そのコミュニティの中核を成している人物のハンドルやそのサイトの管理人を騙り、意図的に他の参加者を錯乱させようとする、
成りすまし行為。
意図的に、かつ過度に繰り返されるマルチポスト行為。
ある特定の者や人物に執拗にまとわりつき、嫌がらせなどを繰り返す粘着行為。
荒らしプログラム(PerlDUKE・ドールリカ等)を使用した長時間に及ぶ迷惑投稿、またはDoS攻撃を行い、サーバをダウンさせ、
ネットワークを使用不能に陥れようとする行為。
無修正ポルノ画像、児童ポルノ画像等、わいせつな画像を投稿する行為。管理者が掲載を放置しているとスポンサーサイト、
サーバーユーザー側のほうで強制的に閉鎖させられる場合がある。さらに自宅サーバーで運用されている場合は管理者が刑事告発される
可能性もあり得る。ただしこれらは荒らしを逸脱した完全な犯罪である。
管理人自らが掲示板内で参加者に対し、暴言を行うサイトも存在する。
児童ポルノ監視委員会に於ける掲示板(現在は掲示板自体は閉鎖)が、この形態だった。
75名無しさん?:2010/05/26(水) 11:07:40 ID:8B/LTTJy
イローゼ(独 Neurose)
精神医学用語としての「神経症」のこと。英語ではneurosis(ニューローシス)という。
日本において、一般の人が「ノイローゼ」と言う場合、神経症以外の多種多様な精神疾患のことも含んでいることが多い。例えばちょっと悩んでいる、という状態から、統合失調症のような重篤な精神疾患までもが「ノイローゼ」と呼ばれることがある。

このように「ノイローゼ」という言葉は、多種多様な疾患を含んでいるため、混乱を避けるために精神医学の分野では通常使用しない。
同様の理由から使用に注意を要するものに「ヒステリー」という言葉がある。
これはもともと身体表現性障害や解離性障害など(身体が悪くないのに心因性に身体症状を呈する疾患)のことであったが、日本語で「あの人はヒステリーよ」「ヒスを起こす」などと使う場合、
単に短気であるなどの意である。
そのため現在の精神科の臨床では「ヒステリー」という用語は通常使用しない。
76名無しさん?:2010/05/26(水) 11:08:29 ID:8B/LTTJy
精神病(せいしんびょう)という言葉はさまざまな意味で用いられる。精神症とも用いる。
対応する英語は、シュナイダーの意味(=精神疾患)では「mental disease / mental illness / mental disorder / mental impairment / psychopathy[1]」、それ以外の意味では「psychosis / psychotic disorder[2]」が用いられる。
精神病と原因 [編集]
精神病の原因には、内因・外因・心因がある。これらが複数重なって精神病が発症することもある。この3つに環境因も加えることがある。
心因を主とする精神病 [編集]
心因性精神病は、ストレスなどの心的要因によって起こった、精神の強い反応である。反応精神病では、人格の解体・現実検討能力の著しい障害が見られる。
ICD-10では、症状に応じて急性一過性精神病性障害 (F23) や感応性妄想性障害 (F24) などに含める。一ヶ月以内に症状が治まる場合、DSM-IV-TRでは短期精神病性障害に含めることになる。
77名無しさん?:2010/05/26(水) 11:12:48 ID:8B/LTTJy
内因を主とする精神病 [編集]
内因性精神病は、原因が脳自体にあると思われるが、いまだに原因が明確には解明されていない精神病である。
たとえば内因性精神病の代表である統合失調症は、先天的な脆弱性のあるところに環境的な要因が加わって発症するとされている。
内因性精神病と心因性精神病は、ICD-10では「統合失調症、統合失調症様障害と妄想性障害 (F20-F29)」に、DSM-IV-TRでは「統合失調症および他の精神病性障害」にそれぞれ含まれ、症状に応じて細分類がなされる。
78名無しさん?:2010/05/26(水) 11:13:30 ID:8B/LTTJy
外因性精神病 [編集]
外因性精神病は、原因が非心因性に認められる精神病である。日本では従来、外因性精神病は器質精神病(広義)と呼ばれ、
次の4分類がなされてきた。
器質精神病(狭義)
中枢神経細胞自体の障害による。
器質精神病(狭義)・症状精神病は、ICD-10ではF00〜F09に、DSM-IV-TRでは「〜による精神病性障害 (293.xx)」にそれぞれ該当する。
器質精神病(狭義)には、次のような原因がある。
79名無しさん?:2010/05/26(水) 11:15:04 ID:???
中枢神経の変性
アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病など。
脳血管障害 脳梗塞、脳出血など。
頭部外傷 脳炎
進行麻痺(梅毒)、日本脳炎、クロイツフェルト・ヤコブ病など。
脱髄
多発性硬化症など。 脳腫瘍 水頭症
正常圧水頭症など。
症状精神病
感染などの脳以外の身体疾患によって現れる。
てんかん
今日では精神病に含めない。ICD-10・DSM-IV-TRのいずれにも、てんかんは独立した項目として存在しない。
80名無しさん?:2010/05/26(水) 11:15:49 ID:???
中毒精神病
厚生省保健医療局長通知「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」の「精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準の説明」によると精神作用物質の摂取によって引き起こされる精神および行動の障害を指す。
精神作用物質とは有機溶剤などの産業化合物、アルコールなどの嗜好品、麻薬、覚醒剤、コカイン、向精神薬などの医薬品など。
中毒精神病は、ICD-10では「精神作用物質使用による精神及び行動の障害 (F10-F19)・精神病性障害」に、DSM-IV-TRでは「物質関連障害・物質誘発性精神病性障害」にそれぞれ該当する。
アルコール精神病 アルコールが直接原因ではなく、ニコチン酸・チアミンの不足によって起こる。
覚せい剤精神病 幻覚・妄想を中心症状とした、統合失調症に似た精神病。断薬時に重篤な離脱症状は起こらないが、初回よりもはるかに少量・短期間の再摂取で、精神病症状が再燃する(逆耐性現象)。
大麻精神病 大麻乱用後に起こることがあるとされている仮説の精神病。大麻との因果関係を示すエビデンスはなく、疾患単位は確立されていない。
81名無しさん?:2010/05/26(水) 11:16:53 ID:???
債権(さいけん:羅jus obligatio、仏(droit de )creance、独Forderung(srecht))とは、主に大陸法の法律用語であり、
ある者(債権者:英obligee、creditor、仏creancier、独Glaubiger)が特定の相手方(債務者:英obligor、debtor、仏debiteur、独Schuldner)
に対して一定の行為(給付)をするよう要求できる権利をいう。現代の日本語では一般的ではないが、「人に対する権利」という意味で「人権」
(英personal right、right in personam、仏droit personnel、独Personliches Recht)ともいい、旧民法では主としてこの用語が用いられていた。
債務者の側から見た場合はこれは債権者に対する義務であり、債務(さいむ:羅obligatio、英obligation、仏dette、obligation、独Schuld、Verbindlichkeit)と呼ばれる。
また、債権者と債務者のこのような法律関係のことを、債権債務関係(羅obligatio、英仏obligation、独Schuldverhaltnis(独法・墺法)、Obligation(スイス法))という。
いずれも視点が異なるのみで、内容を異にするものではない。日本では、「債権」という言い方が通常で、「債権債務関係」はあまり用いられないが、
欧米では「債権債務関係」に相当する表現(obligationやSchuldverhaltnis)がむしろ通常である。
冒頭に述べたような債権の概念そのものはローマ法に由来する。日本においては明治期においてヨーロッパ法(特にドイツ法、フランス法)を
継受した際にローマ法由来の債権概念が導入され、現在の解釈学においてもその影響は強い。
現在の日本の民法においては、民法第3編債権において、その発生原因として、契約、事務管理、不当利得及び不法行為の4つを規定している。
当事者間の合意により発生する債権を約定債権といい、契約による債権がこれに属する。一方、法律の規定によって生じる債権を法定債権といい、
事務管理、不当利得、不法行為による債権がこれに属する。
民法について以下では、条数のみ記載する。
82名無しさん?:2010/05/26(水) 11:17:34 ID:???
債権の特質 [編集]
債権は物権と同じ財産権ではあるが、以下の点で物権とは異なる。
物権は物の支配を目的とする権利である(物権の直接性・物権の対世性)が、債権は債務者の行為(給付)を目的とするものである(債権の対人性)。
債権の対人性のコロラリーとして「売買は賃貸を破る」がある。すなわち、例えば、所有者によって目的物が譲渡された場合を比べると、
地上権者は新所有者に対しても地上権を主張できる(継続して利用できる。)が、賃借人は新所有者に対して賃借権を主張できない(継続して利用できない。)。
もっとも、不動産賃借権や船舶賃借権については民法・商法及び借地借家法においてこの重大な例外が規定されており、
一定の対抗要件を具備することにより新所有者にも対抗することができるようになっている。いわゆる「債権の物権化」と呼ばれる現象である。
相互に矛盾する同内容の物権は併存しえないが(物権の排他性)、相互に矛盾する同内容の債権は併存しうる。
例えば、同じ土地について建物所有目的の地上権を二重に設定することはできないが、建物所有目的の賃借権を二重に設定することは可能である
(後者は債務不履行責任によって解決される。)。
83名無しさん?:2010/05/26(水) 12:24:59 ID:???
債権の目的 [編集]
債権の目的(対象)は債務者の特定の行為であり、これを「給付」という。債権は目的に応じていくつかの下位概念があり、
第3編第1章総則第1節において、具体的には以下のものが規定されている。
特定物債権(400条)
種類債権(401条)
金銭債権(きんせんさいけん)(402条以下)
利息債権(りそくさいけん)(404条以下)
選択債権(せんたくさいけん)(406条以下)
特定物債権 [編集]
特定物債権(とくていぶつさいけん)とは、物の個性を重視した特定物の給付を内容とする債権をいう。例えば土地の引渡し債務や中古品の引渡し債務などである。
特定物債権の主な特徴
目的物の保管につき債務者には善管注意義務が課される(400条)。
反面その履行は現状でその物を引き渡せばよいとされる(483条)。
双務契約における危険負担においても不特定物債権との差異を生じる(534条1項)。
瑕疵担保責任(570条・566条)の解釈につき、売買の目的物が特定物であることを要すると解する法定責任説とこれに限られないとする債務不履行説との対立にも関連する。
その他、弁済の場所(484条)。
種類債権 [編集]
種類債権(しゅるいさいけん)とは、目的物(不特定物)を種類と数量だけで指示した債権をいう。
種類債権の特徴
履行までには特定(民法第401条2項)を生じて目的物が具体的に定まり、以降は原則として特定物債権と同じ扱いとなる。
市場に種類物が存在する限り履行不能を生じないし、特定を生じない限りは調達義務を負う。
その他、双務契約における危険負担(534条2項、536条)、弁済の場所(484条)。
84名無しさん?:2010/05/26(水) 12:53:28 ID:???
制限種類債権 [編集]
制限種類債権(せいげんしゅるいさいけん)とは、目的物の範囲に限定のある種類債権をいう。
例えば特定タンク内のタール5000トンのうち2000トンの引渡債務などである。
この場合に特定タンク内のタールの全てが滅失すれば履行不能となる。品質は問題にならず、債務者は、特定タンク内のタールを給付すればよい。
債権者が「タールの品質が悪い」と受け取らなければ受領遅滞が生じる。 この点で通常の種類債権と異なる。その他は種類債権に準じる。

金銭債権 [編集]
金銭債権(きんせんさいけん)とは、金銭の支払を目的とする債権をいう。代金債権、貸金債権等、実際の取引における大部分の債権(金額債権)である。
なお、特殊な金銭債権として金種債権と呼ばれるものがあり、これには特定の種類の金銭の一定量の給付を目的とする相対的金種債権と、
骨董的あるいは記念的な貨幣の給付を目的とする絶対的金種債権があり、いずれも通常の金銭債権(金額債権)とは法的な扱いが異なる(金銭債権の項目参照)。
通常の金銭債権(金額債権)の特徴
金銭価値が下がっても補填する必要がない。
履行不能にはならない。
各種の通貨で弁済をすることができる(402条)。
損害賠償の額(遅延損害金)は、年5分の法定利率によって定める(419条1項、404条)。
損害賠償(遅延損害金)については、債権者は、損害の証明をすることを要しない(419条2項)。
損害賠償については、債務者は、不可抗力をもって抗弁とすることができない(419条3項)。
利息債権 [編集]
選択債権 [編集]
選択債権(せんたくさいけん)とは、数個の給付の中から選択によって定まる債権をいい、その選択権は、原則として債務者に属する(406条)。
債権が弁済期にある場合において、相手方から相当の期間を定めて催告をしても、選択権を有する当事者がその期間内に選択をしないときは、その選択権は、相手方に移転する(408条)。
無権代理人の責任:履行又は損害賠償(117条)
85名無しさん?:2010/05/26(水) 12:55:44 ID:???
債権の効力 [編集]
債権には一般に以下のような効力があるとされる。
給付保持力:債権者の履行による給付を保持しても不当利得とはならない効力。債権の必要最小限の効力とされる。
訴求力:訴訟手続で債権を実体法上の権利として確認できる効力
執行力:確定判決を債務名義に執行しうる効力
このほか以下のような概念も用いられる。
給付請求力
掴取力
貫徹力

債権者代位権と詐害行為取消権 [編集]
債務者の責任財産を保全するため、民法は債権者代位権と詐害行為取消権を認めた。第3編第1章総則第2節で規定された制度である。
債権者代位権(423条)
詐害行為取消権(債権者取消権)(424条)

債権の譲渡 [編集]
歴史的には、債権譲渡(債権者の変更)は債権の本質に反するという考え方も根強く存在していたものの、近代以降においては、
債権譲渡自由の原則が強調されるようになった。日本においても、債権の自由譲渡を認めない慣例が存在したとされ、
当初は債権譲渡自由の原則に対する抵抗が強かったものの(民法典論争)、特約により譲渡性を排除できる規定を設けるという形で妥協がなされ、現在に受け継がれている。
現在の日本民法においては、第3編第1章総則第4節で規定される。
詳細は「債権譲渡」を参照
債権の消滅 [編集]
第3編第1章総則第5節で規定される。
弁済
代物弁済
供託(494条)
債権者が弁済の受領を拒み、又はこれを受領することができないときは、弁済者は、債権者のために弁済の目的物を供託してその債務を免れることができる。
弁済者が過失なく債権者を確知することができないときも、同じである。
86名無しさん?:2010/05/26(水) 12:56:35 ID:???
相殺
更改
免除
混同
用語 [編集]
協定債権
清算株式会社の債権者の債権で、一般の先取特権その他一般の優先権がある債権、特別清算の手続のために清算株式会社に対して生じた債権及び特別清算の手続に関する清算株式会社に対する費用請求権を除く債権をいう(b:会社法第515条)。
指名債権
債権者が特定している一般の債権。証券的債権に対する。
例:預金通帳等。
証券的債権
証券の中に化体されている債権。さらに、指図債権・無記名債権・記名式所持人払債権に分かれる。指名債権に対する。
指図債権
債権者が、新権利者を指定することにより譲渡できる証券的債権。
例:手形・小切手・倉庫証券・貨物引換証・船荷証券
無記名債権
債権者が特定せず、証券の所持人に弁済する証券的債権。動産とみなされる。
例:商品券・乗車券・劇場入場券
記名式所持人払債権
債権者が記載はされているが、証券の所持人に弁済する証券的債権。
例:記名式持参人払小切手
作為債権
不作為債権
求償債権
債権者主義
特定物についての物権の設定移転の場合に「債権者が危険を負担すべきである。」という考え。
87名無しさん?:2010/05/26(水) 12:57:27 ID:???
携帯電話依存症(けいたいでんわいそんしょう)は、携帯電話やPHSといった個人向けの通信機器が提供するサービスに没頭、
日常生活に支障をきたすほどになっている状態を示す俗語である。携帯中毒(けいたいちゅうどく)とも。
関連語には携帯電話(メール機能を含む)で四六時中誰かしかとコミュニケーションを取りたがる女子学生を指した言葉として
ツナガール(「繋がる」と少女を意味する「ガール」のかばん語)があるが、同名でハブ(接続機器)の商品名や携帯電話会社の
キャッチフレーズも存在する。

概要 [編集]
同語に関しては依存症とはいっても精神医学分野で明確な研究は特に行われていない模様で、日本国内では主に俗語と認識されているが、
一方で2007年2月14日付の「YONHAP NEWS(日本語版)」によれば韓国では2006年に行われたインターネット依存症調査にて、
青少年の10人に1人が携帯電話の利用に自ら依存状態にあると回答しているという。同国情報通信部が全国3500人を対象とした
アンケート調査によるものだが、成人で4.1%が「依存症だ」と答えたのに比べると、青少年層の依存率が高いという[1]。
韓国や中国などではオンラインゲームの長時間利用により健康を害したり急死したりというケースも報じられ社会問題となっている
関係でこういった調査も見られる。日本でもサービスの利用し過ぎに伴う経済的な痛手を被ったり、あるいは携帯電話を利用しながらの
運転で交通事故を起こすケースが社会問題化している。なお、交通事故への対策としては自動車の運転時における携帯電話の利用制限が
道路交通法改正で盛り込まれた。また交通事故の自覚に欠け暗数となりやすい自転車事故に於いても
相当数の携帯電話利用に関係する事故が報じられており、やはり携帯電話使用マナーにも絡められて過剰な携帯電話の利用に
警告を発する声も多方面から挙がっている(後述)。
こういった携帯電話に絡む社会問題において、携帯電話の利用をマナーやルールを度外視して行う者が依存症
(当人の意思では止めることが出来ない)的だと揶揄する傾向も見られる(後述)。
88名無しさん?:2010/05/26(水) 12:58:14 ID:???
携帯電話サービスと依存状態 [編集]
日本に於いて携帯電話は多機能化にも伴い、2000年代に急速に個人的コミュニケーションツールとしての地位を獲得している。
これは様々なサービスが携帯電話端末に集約された結果であるが、これが通話から映像メモとしても利用される
デジタルカメラや電子メール、或いは電子掲示板を含むインターネット上のサービスを利用でき、
また電子マネー端末としての機能も追加されつつある。
こういった利便性向上の一方で、この「一つの装置」が生活の中に占める地位も拡大、これが忘れたり落としたり壊したりといった
事態に際して「携帯電話がないと生活が不便で仕方が無い」といった状況を発生させる。またJavaアプリ再生端末としての利用や、
デジタルオーディオプレーヤーやワンセグ地上デジタルテレビジョン放送受信機など、娯楽家電的な機能に特化した機種もあり、
こういった機能を楽しんでいる者にとってはやはり「無いと困る」ものとなっている。
例えば2007年に提唱されたシャットダウン・デーにおいて、これら機器を「敢えて使わないこと」という実験的な試みもあるが、
これを実行しようとした場合に、どれほどの心理的負担が発生するかがスラッシュドットジャパンで論じられたケースもある[2]。
技術関係筋の議論は兎も角としても、近年の青少年どうしのコミュニティでは携帯電話の機能に依存した交流の形態や固有の若者文化も
多々見られ、これが「電話代かさみ過ぎて親に携帯電話取り上げられた」や「トイレに落として壊した」などでパニック的な
反応を示す者も見られないことではない。
その点では、病的な状態を示す「依存症」では無くとも、様々な側面にて携帯電話に依存した生活を送る現代人は少なくない。
携帯電話マナーと依存状態 [編集]
携帯電話では日本では1990年代に急速に普及したこともあり、当初は既存の類似サービスが存在しなかったことから、
この利用マナーに関する議論も発生、2000年に前後して携帯電話会社各社が利用マナーに関する消費者教育に動き、
販売店店頭のほかテレビ広告やウェブサイト上、あるいは公共の場でのポスターの掲示といった形で利用者マナーの普及に努めており、
また公共交通機関を含め公共の場でも携帯電話利用に関するアナウンスを行っている。
89名無しさん?:2010/05/26(水) 13:00:06 ID:???
上述のように車内や機内での通話を控えるようマナー周知を行うなど公共の場での通話マナーが固まりつつある中、
相変わらず携帯電話の利用マナーに難があるユーザーもおり、ことアルコール依存症や薬物依存症・喫煙依存・ギャンブル依存症など
依存症全般に関する社会的な拒否感(→廃人)にも絡めて、これらマナーの悪い利用者を「携帯電話依存症」とする傾向が見られる。
なおこういったトラブルに関連しては、通信サービス提供側としても問題視する傾向にあり、
例えばNTTドコモでは『ケータイ安全教室』[3]、
KDDI(au)では『KDDIケータイ教室』[4]と銘打った情報と教育手段の提供を行っている。 。

依存“病”か否か [編集]
実際問題としては、インターネット依存症(病状)ないしネット中毒(俗語)にしても定義は確定しきっておらず、
これを「病気」とすべきかどうかについては諸説存在し、中にはインターネット依存に関してもインターネット上の
サービス利用以前よりうつ病など顕著な精神疾患の傾向が見られ、インターネットの利用はそれら精神疾患の副次的な症状の
一つに過ぎないと言う説も見られる(→ネット中毒)。
ただ俗語の常として医学的な裏付けの有無は重要視されず、またその定義についても実に曖昧かつ個人的な感覚や主観に負う所が大きい。
とはいえ依存症という症状の定義に於いて無視することの出来ない要素として「当人が止めたいと思っても、
当人の意思だけでは止めることが出来ない」や「それを利用することで当人ないし周囲の者が精神的・肉体的苦痛を被っている」
などが見られるならば、それは依存症とすることもあながち誤りとは言い難い(→依存症#心理学的な特徴)。
メール依存症(-いぞんしょう)とは依存症のひとつであり、携帯電話やパソコンを利用した電子メールのコミュニケーションに
多くの時間を費やし、それが日常生活に支障をきたすほどの状態であること。
酷い状態になるとメールが着信していないにもかかわらず携帯電話の受信欄をチェックしてしまったり、
相手からのメールが届かないことが不安、苛立ち、ストレスになったりもする。
森昭雄の造語にメール脳というのがある。(ゲーム脳を参照)
90名無しさん?:2010/05/26(水) 13:01:03 ID:???
引きこもり(ひきこもり)は、人がある程度狭い生活空間の中から社会に出ない事を言う。具体的には、
自分の部屋でほとんどの時間を過ごし、学校や会社には行かない状態、あるいはそのような人であるとされる。
引き籠もりとも表記し、インターネットスラングではヒッキー・hikkyや自宅警備員と表現される。
なお、本来「引きこもり」という言葉は、公職に就いていない、または官職を辞した状態を意味する。
例えば、吉川幸次郎「宋詩概説」(岩波文庫版P124、初出1962年)の「弾劾されて失脚し、遠く江蘇の蘇州に、別荘を買って
『蹌浪亭』と名づけたのにひきこもり」、横山光輝「三国志」希望コミックス版24巻(潮出版社、1981年)「(諸葛亮の台詞で)
これは隆中にひきこもっているころ聞いたのですが」といった用例がある。なお、この項目で述べる「引きこもり」の用法が
生まれたのは平成年間以降である。
定義 [編集]
「さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」[1]
国立精神・神経センター精神保健研究所社会復帰部「ひきこもり」対応ガイドライン
10代・20代を中心とした「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドライン
“Apparent reluctance to participate in "normal" interpersonal contacts of day to day life and retreat into one's own comfort zone.”
(日々の普通の個人間のふれあいに参加することに全く気が進まず、安心できる場所に退避する状態)
状況 [編集]
日本 [編集]
NHK福祉ネットワークによると、2005年度の引きこもりは160万人以上。稀に外出する程度のケースまで含めると300万人以上存在する。
全国引きこもりKHJ親の会の推計でも同様である。男女比は調査によって区々で、NHKのネットアンケートによると54:46、
「社会的ひきこもり」に関する相談・援助状況実態調査報告によると男性が76.4%、引きこもりを多く担当する精神科医の斎藤環の
診療データでは86%が男性である。(殆どの調査報告において男性は6〜8割の割合で女性より多く存在する。)
91名無しさん?:2010/05/26(水) 13:01:45 ID:???
その内インターネットを利用しているのは10%程度で、「テレビゲームをしたり、部屋の中を歩き回ったり、ビールや焼酎を飲んだり、
中には何週間もの間ずっと何もしない者もいる」という例が挙げられている。[2]
日本以外 [編集]
BBC が、日本の引きこもりについての番組を放映した時に、多くのイギリスの視聴者から同様の経験を持つコメントが寄せられた。
また、イタリアでも引きこもりが目立ってきており、同国の新聞が特集記事を組んでいる[3]。
同様の現象は、韓国、台湾、香港、アメリカ合衆国、オーストラリア、イギリスなど、多くの先進国で存在すると見られることから、
グローバリゼーションによる競争激化が原因ではないかと見るむきもある。

概要 [編集]
精神分析的アプローチ [編集]
他者や社会との関係をうまく築くことが出来ない状態については、児童精神分析家アンナ・フロイトが、親や自分の周囲の人間とうまく
係われない、問題を抱えている子供達の研究をして、彼らがその問題を解決するためにとっている策略、工夫を防衛機制と名づけたが、
その中に「引きこもり、逃避」も含まれている。ちなみに、これ以外の場合は、適応機制、不適応機制という。
ジュディス・L・ハーマン著 中井久夫訳 『心的外傷と回復』 みすず書房 1999年 ISBN 4622041138
(原著改訂版 Judith Lewis Herman, Trauma and Recovery ISBN 0863584306) 第二章 恐怖 「狭窄」 に引きこもりと
心的外傷の関連を窺わせる記述あり。
原因 [編集]
この現象は複数の原因が存在すると考えられる。
社会不安障害(Social Anxiety Disorder)、全般性不安障害、うつ病、強迫性障害、パニック障害、統合失調症の陰性症状によるものなどの
精神的な障害を抱えている。
過干渉等の家族関係のトラウマなどから自己肯定感を持つことを許されずに成長し、他者との繋がる事を不得手とし、
自分が幸せになることや成長することに罪悪感を抱いてしまうような性質
92名無しさん?:2010/05/26(水) 13:17:03 ID:???
現代日本の資本主義社会に嫌悪感、違和感などを持ち身動きがとれない状態
自分が目にしたくない現実、不快な人達、場所、集団を見ないで済ませる為に、部屋に閉じ篭る
建前(公の態度)と、本音(真実の自身)を合理化して、社会・ある状況から期待されるべき役割を見いだすことへの困難を持つ場合
虐待・性的暴力・ストーカーなどの被害の後遺症によるもの
傾向 [編集]
精神医学的見解 [編集]
発達障害:広汎性発達障害(PDD)、神経発達障害(neurodevelopmental disorder )、社会不安障害(SAD)、全般性不安障害(GAD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、注意欠陥障害(ADD)、学習障害(LD)との関連性が指摘される。
又、先天的な発達障害では無く、不良な生育環境から前記の障害と同様の状態に陥った(発達障害とアダルトチルドレンが示す症状は似通っている)、と見る向きもある。
生活習慣 [編集]
引きこもりというとまったく外に出られないかというと、そうではない例も挙げられている。程度は人によって異なり、
全く自宅から出られない人もいれば、買い物などのために出られる人もいる。とはいえ、学校や会社に通う事は困難な場合が多いとされる。
また、昼夜が逆転して生活している人も多いと指摘されている。
インターネット等を通して人と関わりを持つ事は、引きこもる人にとって唯一の人との交流手段であり、
人とつながりを保つ上でとても重要なものである一方、インターネット依存症に陥る危険性もはらんでいる。さらに、
こうした生活をすることによって他人や社会との接触がますます苦手になっていくという悪循環に陥っていく可能性もある。
引きこもりの時期 [編集]
主に少年期・思春期から、成人としての生活や責任感を期待される過渡期に存在する。これは日本社会の様な、
先進資本主義社会の中で、どのような成人としての役割を見いだすか、あるいは成人に通過することへの意味をどこに見いだすか、
という点を示している。
93名無しさん?:2010/05/26(水) 13:43:12 ID:???
引きこもりは、必ずしも学齢期にある者が起こすとは限らず、いったん社会人として自立した者が起こすこともある。
また、学齢期に引きこもりを起こした者が、立ち直るきっかけを見出せないまま中年期に達することもある。
成人の引きこもりに対しては、親亡き後が心配され、親の死を隠して年金を不正に受給するなどの事件も発生している。
なお、科学者や哲学者、芸術家が作業に没頭する過程で外界と隔絶した生活を送ることがある。これも一種の引きこもりである。
数学者のペレルマンは研究所を退職し、引きこもり状態となった数年後にフィールズ賞受賞(ただし本人は受賞を辞退)
対象となる研究成果を発表した。また、ワーカホリックを会社こもりと表現する場合もある。
もしくは中島義道、滝本竜彦など自身の引きこもり体験をアートや学術に転化させた例もある。
特徴 [編集]
厚生労働省/国立精神・神経センター精神保健研究所社会復帰部による 「ひきこもり」の概念
「ひきこもり」は、単一の疾患や障害の概念ではない
「ひきこもり」の実態は多彩である 生物学的要因が強く関与している場合もある 明確な疾患や障害の存在が考えられない場合もある
「ひきこもり」の長期化はひとつの特徴である 長期化は、以下のようないくつかの側面から理解することが出来る
生物学的側面 心理的側面 社会的側面
「ひきこもり」は精神保健福祉の対象である
※調査対象者は次の条件をすべて満たす80例(男66例女14例)。初診時の年齢が12歳から34歳(平均19.8歳)、
調査時点で13歳から37歳(平均21.8歳)。
統合失調症、躁うつ病、器質性精神病などの基礎疾患がないこと 初診時点で3ヶ月以上の無気力・ひきこもり状態があること
1989年6月の時点で、本人との治療関係が6ヶ月以上続いていること 少なくとも本人が5回以上来院していること(家族のみの相談も多いため)
評価表を記入するための資料が十分に揃っていること
94名無しさん?:2010/05/26(水) 14:01:56 ID:???
社会復帰への道のり [編集]
引きこもり状態からの脱却 [編集]
一般論として、根本的解決には両親の協力に加え、ひきこもりが精神保健福祉の対象であることがガイドラインでも明記されているように、
精神科の医師、精神保健福祉士(精神医学ソーシャルワーカー)やカウンセラー、さらには必要に応じて学校や職場の関係者などが連携し、
支援していく必要がある。原因が複雑に絡み合っていることもあるため、カウンセリングにより、その原因を当事者自身の心の中で
少しずつ整理し、原因となっていることを少しでも解決できる方法をカウンセラーの支援により導き出す方法は、解決法の一例である。
対人恐怖症やうつ病、パニック発作などの精神疾患を併発している場合は、精神科医師の診断の元、適切な治療を並行して行うことも必要となる。
外出恐怖症やPTSDなどの理由で、外出することができない、外出や登校・出社に必要な公共交通機関に乗車できない場合は、
行動療法により補助者とともに段階的に改善を試みる方法もある。
脱却後の問題点 [編集]
学生の場合、同級生との間との学力格差が再び引きこもる原因を作ってしまう場合がある。
この場合、学校や家庭教師などに事情を理解してもらった上で、個別に学力を取り戻す努力が必要となる。
しかし、高校や大学では特に単位不足、出席日数不足で留年や退学となってしまう場合もある。
留年の場合、特に高校では、心のケアが重要となる。高校、大学共通していえるのは、学費面でのサポートが必要で、
両親の理解も必要となる。また、大検受験サポート施設や、通信制高校などへの再進学も選択肢の1つとして検討される。
大学中退の場合、自宅で単位を取得できる放送大学の活用も1つの手段である。一定の条件下で大学在学中の単位が認定される制度もある。
社会人の場合でも、履歴書に空白期間(引きこもっていた期間)があると、就職活動ではどうしても不利になってしまう。
そのため、職業訓練や資格取得でその弱点をカバーできる具体的な能力があると有利である。
厚生労働省ではトライアル雇用制度という、採用者・雇用者ともに納得して就職できる制度を用意している。
95名無しさん?:2010/05/26(水) 14:08:03 ID:???
周囲の無理解および偏見への対策 [編集]
地域若者サポートステーションや、引きこもりを支援するNPO法人では、両親に対する講演会を開催し、その理解を求めているが、
マスコミによる客観性を著しく欠いた報道、テレビのコメンテーターによる自己中心的発言が、当事者を深く傷つけ、
引きこもりを悪化させている。状況に応じてマスメディアから遠ざけることも必要である。また、その匿名性から差別、無理解、
偏見発言が多い2ちゃんねるなど、その情報の真偽を判断する能力が低い状態の引きこもり当事者からは、
有害なインターネットサイトから遠ざけることも場合により必要になる。
引きこもりの長期化 [編集]
引きこもりが長期化する要因の一つに、支援団体に関する情報不足もある。テレビでよく報道される支援団体は概ね宿泊型であり、
生活のリズムを取り戻す為に規律ある生活を求めるものが多く、引きこもりの人にとっては「支援団体=規律ある生活を求めるもの」
というイメージを抱きやすい。しかし、実際は宿泊型の支援団体は少数であり、居場所や就業体験の場として機能しているものが多い。
従って引きこもりの人に対して正しい情報伝達が行われる事も、復帰への一助となる。また、引きこもりが長期化して、
自分と同じような年齢の人は居ないのではないか、と不安がる人も居るが、30歳以上の引きこもりを対象にした、
居場所なども僅かではあるが存在する(東京ではCOLORSなど)。
引きこもりに関する肯定的な見方 [編集]
小柳晴雄のように、「引きこもりは、成長過程において、その必要に迫られて自然発生する行為。」との見方をする専門家もいる。
小柳は、講演会では「子供が引きこもったら赤飯を炊け。」という言葉をよく使う。
また、芹沢俊介のように、引きこもり支援は善意の押し付けであり、長田百合子の長田塾や杉浦昌子の
アイ・メンタルスクール等のケースから、必要悪としての行為が増幅していくことが暴力にいたって
しまいがちという批判を行うものもいる。
96名無しさん?:2010/05/26(水) 14:08:52 ID:???
文化的な観点から考察した日本における社会復帰への障害 [編集]
日本においては先輩・後輩という特殊な上下関係が、引きこもりの社会復帰を難しくする因子である。
日本においては学校生活や部活動、社会生活等をつうじて、年上は年下に尊敬されるべき態度をとることが暗黙の了解であり、
年下は年上を敬わなければならない。こうした意識の撤廃は、教育をつうじた日本の社会通念の転覆でも起こらない限り
不可能であることは自明の理である。日本の特殊な伝統・社会通念と、価値観が多様化した現代の高度情報化社会との大幅なずれが、
欧米に比して日本の引きこもり率が抜きんでている原因の一つである可能性が高い(ただし「状況」で述べられているように
欧米においても近年増加傾向にあることは確かなようであり、また、単に統計的な詳細調査がなされていないことや、
もともと人間関係が希薄な社会文化の場合には引きこもりの存在に気づきにくいことなども理由として考えられ得る)。
なお儒教思想のない欧米社会では、学校における飛び級制度からもうかがえるように、年上・年下における予定調和的な役割分担はない。
学校であろうと、職場であろうと、年齢が30才離れていようと、最初の自己紹介をすませばファーストネームで呼びあうのが
一般的な社会通念である。こうした比較文化論的な観点からして、少なくとも欧米社会においては、
前述の日本における固有の障壁は存在しないといえる。
引きこもり脱却支援施設・施策 [編集]
広義のNPOとして、例えば東京で活動をしているたんぽぽ広場やPCE、COLORSのような引きこもりから脱却するための
支援施設がフリースクールとして存在している。相手の家に行って交渉するというレンタルお姉さん、レンタルお兄さん、
引きこもり対象者を旅行に連れ出し引きこもりから脱却させる旅行療法という施策も行われている。
97名無しさん?:2010/05/26(水) 14:09:33 ID:???
準ひきこもり(じゅん-)は富山国際大学専任講師樋口康彦が論文『大学生における準ひきこもり行動に関する考察』の中で
提唱した概念である。インターネット上では準ヒキと略され、樋口本人も使用している。
概要 [編集]
論文[1]によれば「大学には真面目に登校するものの家族を除く他者との交流がほとんどなく、対人的な社会経験が不足している状態」をいい、
ニート、フリーター問題の隠された要因になっていると指摘している。引きこもりのように部屋に閉じこもるわけではなく、
問題が顕在化するのは就職活動期や大学卒業後という。2006年、論文のPDFがネット上に公開された。同年、さらに講談社+α新書から
『「準」ひきこ森』が出版された。
なお、著者によると、本人も過去に準ひきこもりであったと告白しているが世代や時代背景が違うため息苦しさの
度合いは違うとされている。
特徴 [編集]
著者によれば、準ひきこもりは以下のような特徴を持つと主張する。[2]たくましさに欠けるため、社会で期待されている
男性役割を身に付けていない 自己中心的で視野狭窄(きょうさく)の傾向 被害者意識が強い
批判 [編集]
以下に準ひきこもりに関する主な批判を列挙する。学術的な検証がなされていない点。
現在の所、アカデミズムにおいて厳密に定義された事象、概念ではない。 提唱者本人が心理学の専門家でない点
「準ひきこもり」の判断基準が恣意的である点[3] 特徴的な自閉傾向とオタク趣味(マンガやアニメ)の強い相関関係を主張している点
男性にたくましさを要求している点に対する、ジェンダーフリー/メンズリブの立場からの批判
強い偏見的表現が散見される点[4] 交友関係の少なさを極端に否定的に捉えている点 著者の独断による決め付けが多い点[5]
学術論文というよりは、随筆に近い点 「準ひきこもり」に対する批判が中心であり、具体的な解決方法を提示していない点[6]
内藤朝雄は、東京新聞の取材に対して「『社会性』なるものをビジネスで成功しやすいタイプに限定した上で、どこにでもいそうな、ちょっとズレているボンヤリ系の若者に印象的なレッテルを張って、新しく『問題化』しようとしている」と批判している。
98名無しさん?:2010/05/26(水) 14:10:13 ID:???
解決法 [編集]
著者の主張する準ひきこもり状態からの脱出の方法は以下の通りである。
サークルやボランティアで人との交流を積極的に持つこと[7] 髪を美容室で切ってもらったり、外見に気を使うこと。
大学教授や公務員など自己主張に乏しくても勤まる職業に就くこと[8] 挨拶を心掛けること[9] また、問題解決が不可能と思われる場合は、
ブルーカラー的な単純肉体労働に従事すると良いとしている。[10]
脚注 [編集]
^ 何らかの学会で公式に発表されたものではなく、富山国際大学の紀要に掲載されているに過ぎないため、
学術的には「準ひきこもり」を肯定ないし否定する建設的検証がなされていないのが現状である。
^ 統計年月日、サンプル数、調査対象、調査方法、因果関係等が不明
^ アマゾンに寄せられた書評には、「著者の挙げている準ひきこもりの要件にまったく当てはまらない人のほうが少ないのでは」という意見
が掲載されている。
^ 「妄想と現実を行き来」という文言や、準ひきこもりが変態性欲やストーカー的な性癖を持っていると受け取れる表現がある。
^ 対人関係が苦手であることを特別な論拠もなく「母親に甘やかされているため」とか「自己中心的であるため」と断言している。
^ 著者によれば、「気付いたときは手遅れになっている可能性が高い」とされる。
^ 交流を長期間持続できなければ、準ひきこもりとなってしまう点に留意すること。
^ あくまで著者の意見であり、大学教授や公務員がそのような性質の職業であるとは限らない点に留意すること。
^ 樋口康彦のコラムより(現在、河北新報において金曜日の家庭面にて連載中)。
^ ブルーカラーには、コミュニケーション能力が必要でない、という意味ではない。
99名無しさん?:2010/05/26(水) 14:11:08 ID:???
>>1
誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)とは、他人をそしる(誹る・謗る)こと、あるいは根拠のない悪口を言うこと(中傷)。
政治的な公式の場では「そしり」「悪口」とは言わず「誹謗中傷」がよく用いられる。法的場面では「誹謗中傷」そのものではなく、
その結果としての名誉毀損、侮辱、信用毀損、業務妨害が罪に問われることとなる。
概要 [編集]
「誹謗中傷」という四字熟語はもともとは存在せず、「誹謗」と「中傷」は以下のように別個に存在する概念であった。違いは、
「誹謗」は「根拠」のあるなしにかかわらないのに対して、「中傷」は根拠なしであること。
「誹謗」=対象をそしりけなすこと。正法をそしることにも用いる。
「中傷」=根拠もなく悪口を言うこと。
これら二語の意味はどちらも「悪口を言う」という意味において重なっており、並列して用いられているうちに、
「誹謗中傷」という四字熟語としても用いられるようになった。さらに、一つの熟語であるという認識が広まることにより、
サ変動詞化して「誹謗中傷する」という用法も見られるようになった。
誹謗中傷を受けた人の多くは、多大な精神的苦痛を被り、ストレスが蓄積される。誹謗中傷のつもりで発した言葉ではなくても、
人によってはその言葉を誹謗中傷として受け止める場合も数多くある。
誹謗中傷する対象がいない場所で悪口を言うことを陰口(かげぐち)と呼び、こちらは単なる誹謗中傷よりも卑怯なことだという
社会的認識が強い[要出典]。
明確な根拠がある場合、すなわち事実を表明することで他人の悪事などを暴露し、結果的にその人の名誉を失墜させることは、
誹謗ではあっても、中傷や悪口とは言わない。特に公共の利害に関する目的で、例えば組織などの悪事を暴露する事は内部告発などのように
法的にも正当な行為として認められる。ただしその目的が公共の利害に関係したことでなければ、公表したことが事実であったとしても
名誉毀損に該当する。
100名無しさん?:2010/05/26(水) 14:11:48 ID:???
>>1
国家による誹謗中傷 [編集]
東西冷戦時代は、さかんに東側と西側の「誹謗中傷」合戦が行われた。現在も朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は
日本・アメリカ合衆国・大韓民国の政府を、中華人民共和国(中国)は中華民国(台湾)を、台湾は中国を誹謗する放送を行っている。
これらの放送で「誹謗中傷」する対象はあくまでも相手側の政府であり、相手側の国民ではない。相手国側の一般市民に対し、
その政府がいかに非道であるかを伝え、体制変革を呼びかける、というスタンスで行われていた。
マスコミによる誹謗中傷 [編集]
言論の自由の名目下でしばしば誹謗中傷が発生している。マスコミによる誹謗中傷は訂正に応じる事が少なく、
かつ一度報道されると訂正報道を行っても名誉回復が困難なのが特徴である。テレビの場合、放送倫理・番組向上機構を介して
訂正を求める事が出来るが、重大案件とされる件のみ審議される上強制力もなく、13名の調査役全員が放送局および民放連からの
出向者・放送局OBと、ほぼ身内という構成からに客観性に乏しいのではないかと批判されている。
新聞の場合、日本では匿名記事が原則であり第三者機関も存在しない。従って自社による検証・処分が行われるにとどまり客観性に乏しく、時に虚偽報道を伴う。

インターネット [編集]
インターネット上での書き込みは自分の意見を発することの敷居が他のメディアに比べ格段に低く、
また対話する相手の生の感情を読み取る材料が少ない。そのため、相手の事を配慮せず、安易に高圧的な言葉・アスキーアート等を
掲示板やホームページで書き込む人物が数多く存在し、誹謗中傷・名誉毀損が頻繁に発生している。人物の姿が見えない事を悪用するのは
荒らし行為も同じだと言える[要出典]。