4─6月期GDPギャップは‐7.8%、1次速報時から下方修正
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-11573420090918 [東京 18日 ロイター]
内閣府は18日、2009年4─6月期の国内総生産(GDP)ギャップが
マイナス7.8%になったと発表した。
これは今月11日に発表されたGDP2次速報を基に算出された数値で、1次速報を踏まえた
マイナス7.4%から下方修正された。
需要不足額は名目年率40兆円程度になるという。
GDPギャップは、1─3月期にマイナス8.1%と2008年10─ 12月期
(マイナス4.8%)からマイナス幅が急拡大し、過去最大のマイナスを記録。
4─6月期は過去2番目のマイナス幅となった。また、過去3番目のマイナス幅を記録したのは
2008年10─12月期と1999年7─9月期(ともにマイナス4.8%)。
内閣府は、4─6月期の潜在成長率を年率プラス1.0%としてGDPギャップを算出した。
GDPギャップがマイナスなら、供給過剰で物価が低下しやすい状況と され、
今後のデフレ状況を占う意味で市場の注目度が高い。
4─6月期の実質GDP2次速報値は前期比年率プラス2.3%となり、
5期ぶりにプラスに転じた。