玄関日記4 登用
今日は一斉を受けて国が滅亡してしまいました。
はう>< ロッソと軍事から登用が来てるけど開戦は不毛なんです。
EGに仕官下さいました19名の方々に分け隔てなくお礼申し上げます。忙しいので暫く休養。。。
玄関日記5 戦争
はう>< フルーツとラウンジの戦争はあちこち堀になりそうだから仕官します。。。
海戦は不毛です><
玄関日記6 無能
ロッソ軍事に堀が出来てる
無能死ね
∧_∧
( ´・ω・) <こたつめ、ハハハ
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\ ※ ※ ※ ヽ<ハハハ
\ヽ-___--___ヽ
カルロ日記17 エリプシャン
「計略の国内ランキングを発表する、全員集まれ!」
今年もこの時期がやってきた。俺たちのチームでは互いに切磋琢磨するために毎年武功の公開を行っている。
「あーあ、また今年もへたれが一位かよ・・・」
「勝ちを計算できるからしょうがないお、観光客も2位なら上々だお^^」
「ボコボコ!(シバコイルさんが抜けない!)」
あちこちから声があがる。
しかしそれも当然だ、なぜならこのランキング上位者には一年間破格の待遇が与えられる。
休息をとるための部屋は上位に行くほどグレードアップするし、配布も優先的に回ってくる。
ランキングで並んでいるものは部屋も近くなるせいか、団結力もよりあがっているような気がした。
そしてそのランキング適用は俺も例外ではない、国内12位なりの扱いとなる。
「カルロさんは、大名専用の部屋をお持ちですよね?そちらのほうが、より豪勢だと思われますが。」
ふいに、そう声をかけられた。夜想曲だ。
「なんだ、今年もお前の隣の部屋か?」
「はい、そのようです。今年も一年間、よろしくお願いいたしますね。」
「さっきの質問の答えだが、俺はこっちの部屋のほうが好きだからな。戦場にも近く、他の武将の様子もわかりやすい。」
「なるほど、カルロさんらしいお答えですね。」
2、3の言葉を交わし互いの部屋に戻る。
それよりも俺の頭の中はラウンジ対フルーツのことでいっぱいだった。
「チッ、まだ戦況に動きはねえのか・・・。」
一人舌打ちをする。
その時、ふと昔下野していったエリプシャンのことが頭をよぎった気がした。
風の噂では名前を変えて別の国で名を馳せているらしい、奴の通った後にはスウェーデン人が増えるとかなんとか聞いている。
「チッ、こんな昔の事を考えるようになっちまうとは・・・。膠着した戦争に惑わされすぎだな、今は戦うしかねえか。」
俺は配下の兵を呼び集め、大和へと向かった。
● [勝利] 3戦目:エリアンは無花果を倒しました!(計略+2)(25日1時28分)
● [撃退] 3戦目:江畑謙介はカルロの攻撃を退けました!(計略+0.5)(25日1時30分)
織田日記11 貧困
最近、経理室から明かりが消える事がない。
この日も、日付を跨いでもなお、経理室からはそろばんをはじく音が聞こえていた。
「ふむ、ふむ、ふむ。本間殿、そちらはいかがですかな?」
「苦しいですな。施設で改善しても焼け石に水。わかもと殿は?」
「こちらも至極苦しい。配布元には限りがあり、何より枠が切れては配布ができぬ」
軍事国の給料袋を握る本間とわかもとの二人が、帳面に向かって頭を抱えている。
彼らの心労も、もう大分溜まっているようである。
「配布元はなんとかしよう。幸い、フランドール殿が最終鬼畜ローンの経営を始めたそうだ」
枠については、無いのなら作るしかあるまい。枠作成を呼び掛けよう。まずは……」
私は、せめて彼らの気を楽にしようと、肩を軽く叩いて明るく声をかけた。
「っれいしまーす」
ふと、戸口から男の声がする。
見やると、背番号8が戸を開けて半身を覗かせていた。
「あの。配布が欲しいんですが」
「背番号8殿はまだ十分資産をお持ちのようだが?」
わかもとが帳面をめくりながら首を傾げた。
「いやあ、そっちは大丈夫なんですが、またパソコンのモニターが壊れちゃ」
ゴン、と木と木がぶつかる鈍い音がする。
青筋立てたわかもとが戸にそろばんを投げつけ、背番号8は慌てて退散した。
「……何かあったのか?」
通りすがったのだろうか、入れ違いに江畑が顔を覗かせ、ぼそぼそと声をかけてきた。
「いや。なんでもない。江畑こそこんな夜中にどうした?」
私が問い返すと、彼は珍しく口の端を上げて、僅かに微笑んだ。
「いや……ちょっと質屋にな。では」
彼はそれだけ言うと、見せつけるように石菖蒲図を肩に担ぎ直し、退室した。
経理室の三人の生唾を飲み込む音が、静かな夜にこだましたのは気のせいだろうか。
中嶋日記の人みたいに面白く書くのは俺には無理だ。
つまらなくてすまんかったな。もうないから許してくれ^^
トウゴス日記
私の名前は東郷平八郎。
ロッソストラーダ軍で上層をやっている。
潜伏を大阪から解除した、総叩きだった。
私は腹いせに2chのラウンジスレでネガキャンをしてみた。
少し気が晴れた。
カルロ日記18 決勝
ラウンジ対フルーツが終わり決勝の相手が決まった直後、俺はひとつの結論を出した。
「決勝は、東北拠点で勝負する。」
この方針を打ち出したときの、国内の反応は芳しいものではなかった。
「山城を捨てるのか・・・?」 「関東は廃墟だと思うけど・・・」
そんな声があちこちで聞こえるが俺はその声を無視し、この方針を大々的に打ち出した。
開戦から数時間、山城はあっさりと陥落しラウンジの手は陸前にまで迫ってきていた。
「陸前が壁だぞ、潮過ぎる^^;」 「これは作戦ミスだろ・・・」
非難めいたぼやき、弱気な配下の声、しかし中にはまだ諦めていないものも多数居た。
「カルロさん、甲斐にラウンジの本隊が見えます!どうやら無理を押して前進してきたようです!」
「そうか、ラウンジも楽には勝たせてくれねえな・・・。わかった、こっちも陸前を固めなおして反撃しろ!」
俺の声で即座に数十名の武将が陸前へと集結を始めた、これでなんとか陸前が落ちることはなさそうだ。
「あっ・・・」
その時、ふいに甲斐の守備状況をチェックしていたアルルシャが一言呟いた。物の怪だ、と。
そしてほどなくして、甲斐へと向かっていった武将が手痛い傷を負って帰ってきた。
聞くとフランベルグを振り回す眼鏡の少年にやられたらしい、そう、これが物の怪の正体だ。
「こいつはお前らには無理だ、俺が潰してやる。残りの連中を相手しろ、いくぞ!」
● [勝利] 2戦目:カルロは野比のび太を倒しました!(計略+3)(28日23時45分)
「グラッチェ^^」
「カルロさんないすです!」
引き上げる俺に次々と声がかかる、悪くない気分だ。
「あーあ・・・。俺だって、俺だって夢ちゃんにかまってもらいてえよ・・・。」
歓喜の声の中、背中に大きく『8』と刻印された忍び装束の男が一人、何かを愚痴っていたのが印象的だった。
●【削除】管理者権限により津軽を削除しました。(1日22時30分)
嫌な記憶を思い出し、ふと目が覚める。
未だに夢に見るこの事件。我ながらあまりにも軽率な判断だった。
息をするように行っていた多重。まさか足がつくとは思いもしなかった。
今の俺は違う。二度目の統一を目前に控えたカルロだ。多重は使えど解雇は己の手で行う。
自身を再確認し、決戦の舞台――阿波の地へと歩を進める。
今日もラウンジ共を相手に俺の駒共は順調に動いている。
東北拠点を打ち出した時は散々に風刺された。
その恨みも込め、いつものように猫神と夢歩き、そして俺を描いた絵を厠に貼り付けておき、反応を楽しむ。
「余裕のロッソw」
もちろん自身の持ち上げも忘れない。
そう、ここまではいつもと変わらない日々だった。
今日の厠はどこかがおかしかった。
「カルロス何者だよ・・・はああ」
1つの書き込みがそこに残され、呼応する形で俺の、いや津軽の名が挙げられていた。
「カルロス=津軽もトウゴス=点火も嘘だけどな^^」
俺だけを否定したのでは疑われる。とっさに判断し、トウゴスこと東郷の名を引き合いに出す。
これでこの話は終わったはずだった。
ある書き込みがされなければ。
48 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2009/11/30(月) 03:05:43 ID:???
ツガルロス^^
146 名前:名無しさん?[sage] 投稿日:2009/11/30(月) 04:17:28 ID:???
津軽 カルロ
34期 ○ ×
35期 ログ破損^^;
36期 ○ ×
37期 × ×
38期 × ×
39期 ○ ×
40期 ○ ×
41期 × ○
42期 × ○ 至上最強国大英vs大生
43期 × ○
44期 ログ破損^^;
45期 ○ ×
46期 × ○
47期 ○ ×
48期 × ○
49期 × ○
50期 × ○
51期 × ○
どうすんだよこれ^^;
一度しか言わないからよく聞けよ…死ね
ツガルロス^^
何この活字爆撃?
カルロ日記19 山城
ラウンジと開戦して数時間、俺たちは甲斐と武蔵の攻防を続けていた。
その時、関西方面へ送り込んでいた斥候からの報告が入った。
「ラウンジは美濃、甲斐へ大規模に兵力を派遣しており山城は手薄の模様です!」
「そうか、そろそろ頃合だな…。全員を集めろ、話がある。」
「カルロさん、話とはなんですか?」
深夜にも関わらず集まった総勢40余名の武将、それらを代表するようにして夜想曲が口を開く。
「尾張から山城を狙いにいく、美濃への攻撃を適当に切り上げてそっちへ力を注いでくれ。」
「そうですか、わかりました。」
「そろそろ作戦決行の時間だな^^」 「カルロスの作戦に古江が止まらん^^」
そんな声が聞こえてくる、いよいよ大勝負の時間だ。
「いくぞ、山城を取り返せ!」
俺の一声を皮切りに大勢の武将が尾張、そして山城へと雪崩れ込む。
後で知ったことだが、ラウンジはちょうどその時間、美濃から甲斐への進軍を行っていたらしく山城が手薄なのが幸運だった。
果たして、その作戦はまもなく成功した。
・【支配】[1606年06月]ロッソストラーダ軍のパッカくんは山城を支配しました。(計略+4.5)(29日1時53分)
山城を奪ってからの俺達の勢いは止まるところを知らなかった。
阿波、そして伊予・・・日を追うごとに敵拠点は潰え、中国地方までも廃墟にすることで兵糧攻めも可能とした。
「カルロさん、大成功ですね!」
「大成功なのね〜 >∇<」
早くから敵地に潜入していたアルリシャやめそが喜びながら引き上げてくる、もはやラウンジに逆転の手立てはなかった。
「勝ったな・・・」
そう確信し、俺は床に付いた。
カルロ日記20 再び、山城
異常な寒さで目が覚めた。
外を見ると、なぜか周りがうっすらと雪化粧をした山岳地帯に変わっている。
「おい、これはどういうことだ?ここは日向じゃねえのか?」
街へ出て真っ先に目に留まった男にそう問いかけると、帰ってきた言葉は意外なものだった。
「いいえ、ここは美濃国です。それにしても驚きましたよ、早朝から急に大勢の武将達が押しかけてきたのですから。」
「くそっ、どういうことだ・・・?」
急いで本陣へと戻る。
話を聞くうちに、いくつかのことがわかってきた。
ラウンジの朝駆けに遭い、今の拠点が山城ということ。
そして、日向はなんとかまだ維持しているということだ。
「今すぐ大隅を狙え、日向を足がかりにして琉球と大隅を潰せ!」
そう指示をだし、俺も日向へと向かう。
・【支配】[1620年09月]ロッソストラーダ軍の?.は大隅を支配しました。(計略+2)(1日10時48分)
撤退地を奪ってからの展開は、まさにめまぐるしいものとなった。
その日の内に行われた山城への攻撃をあっさりと成功させ、次々と進軍していく。
紀伊へ篭られかけた不備もあったが、そこは力でなんとか切り崩した。
最後に残された撤退地は対馬、しかしもはやそこはただの廃墟であった。
「今度こそ勝ったな…、これで終わりだ。」
対馬へと配下の武将が突き進んでいく、その瞬間、俺は勝ちを確信した。
・【支配】[1624年07月]ロッソストラーダ軍のごんぶとちゃんは対馬を支配しました。(計略+4.5)(2日2時17分)
・【滅亡】[1624年07月]ラウンジ国は滅亡しました。(2日2時17分)
カルロ日記 完
603 :
猫神様 ◆NEKOv6/QUE :2009/12/06(日) 00:37:35 ID:dG5u5twQ
|ー゚)
生臭ねこがミルク
「ちょっと、対戦国の情報はまだなの?」
「あっ、はい・・・すみません。今すぐに。」
「まったく、最近怠慢なんじゃないの?あなたにはそれしかないの、もっと頑張ってくれなきゃ。」
「はい・・・」
――今思えば、あれが私の転落の始まりだったのかもしれない。
初めて海よりも深き蒼国に仕官したとき、君主である珊瑚さんは私の目にとても魅力的に映った。
何度も仕官し、珊瑚さんとも徐々に親密に慣れている気がした。そんなある日、珊瑚さんに初めて話しかけられた。
「あなた、ここのところよく見るわね。名前は?」
「夢歩きと申します。珊瑚さんのためならばなんでもする覚悟です、よろしくお願いします。」
「ふーん、なんでもできるんだ。じゃあ早速お願いしたいことがあるの、やってくれるわよね?」
「はい!なんなりとお申し付けください!」
私に初めて珊瑚さんの口から出された指令は、多重で相手の指令を覗くことだった。
もちろんルール違反だとは知っていたけれど、珊瑚さんに抗うことはできなかった。
回数を重ねるうちにだんだんとそれが当たり前になり、いつしか全ての国へと多重を送り込むようになった。
・・・このままじゃダメだ、もうこんなことやめなきゃ。
「あの・・・珊瑚さん。」
「なあに、あなたまだいたの?はやく指令を見に行って頂戴。」
「あの、もうこんなことやめませんか?海蒼国はそんなことしなくても勝てるはずです、もういまや立派な常連国ではないですか。」
「あなた、私に逆らうつもり?」
「いえ、決してそんなわけではないんd」
「あーあ、じゃあもういいわ。あなたいらない。」
「えっ・・・?」
「もういらないって言ったの。多重ができないあなたに何の価値があるの?」
「そ、そんな!珊瑚さん、お願いします考え直してください!」
「あーはいはい、もういいわ。ちょっと誰か、この子をつまみ出して頂戴!」
「珊瑚さん、私は、私はただ・・・」
私・・・これからどうすればいいんだろう・・・。
海蒼国を失った私に、もはや居場所はなかった。
「いっそ死んでしまえば・・・楽になるのかな・・・?」
足取りも重く、気が付けば私は自殺の名所である場所にたどり着いていた。
「待ちな。お前、死ぬつもりだろ?」
「だ、誰!!?」
「俺か?俺はカルロだ。」
「な、なんですかいきなり・・・?」
「お前、夢歩きだろ?かなり鋭い指摘をするって有名だぜ、そんな奴がどうして死のうとするんだ?」
鋭いのは当たり前・・・。だって、多重で相手の指令を覗いていたのだから。
「あなたには関係ない!私が・・・私が今までどんな仕打ちを受けたか知っているの!?」
「テメェがどんな仕打ちを受けていようが知ったことじゃねえ、ただそれだけ鋭い奴をみすみす殺すのが惜しいだけだ。」
「・・・。」
「ロッソストラーダで待ってるぜ、あばよ!」
そう言うと、カルロと名乗る男は去っていってしまった。
「ロッソストラーダ・・・か・・・。」
聞いたことのない国の名前、そしてぶっきらぼうなあの態度。
普通ならとても仕官してみようとは思わなかったかもしれない。
でも今の私には、私を必要としてくれている人がいるということがうれしかった。
「ようこそ、ロッソストラーダへ。」
国へとたどり着いた私を出迎えてくれたのは、カルロという男の人だった。
「あの・・・その、夢歩きです、よろしくお願いします。」
「夢歩き、いざ呼んで見るといいにくいな・・・。今日からお前は夜想曲だ、このチームではそう名乗れ。」
「夢歩き改め夜想曲ですね、わかりました。」
ロッソストラーダでの毎日は、とても楽しかった。
死のうと考えていたのが嘘みたいに、活気が溢れてくる気がした。
「カルロさんのために・・・カルロさんのために、私も恩返ししなきゃ。」
カルロさんを統一君主にしたい、そう思った私はいつしか多重をラウンジへと送り込んでいた。
「あれは・・・珊瑚さん?」
ラウンジ国で私の多重が見たのは、多くのラウンジャーをはべらせパーティに興じる珊瑚さんの姿だった。
(私を、私をこんなにボロクズみたいにあつかったくせに、自分はあんないい身分に・・・!!)
次の瞬間、私の心の中には抑えきれない怒りが湧き上がってきた。
(この性悪女、殺してやりたい・・・!)
今すぐにでも飛び掛りたい気持ちを堪え、ロッソへと情報を持ち帰る。
ラウンジを完膚なきまでに打ちのめし、珊瑚を在野の将へとすることが私の恩返しであり復讐になった瞬間であった。
「グラッチェ、お前の指摘はいつも的確だな。助かるぜ。」
カルロさんからお褒めの言葉をいただく。
彼の喜んでいる顔を見ること、そして珊瑚の悔しがる顔を見るのが最高の快楽であった。
(どうして私は多重をしているんだろう・・・?これじゃあ海蒼にいた時の私と一緒なのに・・・。)
時々、ふと、そう考えることもあった。けれど、珊瑚の醜く歪んだ顔を見るたびにそんな思いはいつも吹き飛ぶのだった。
「グラッチェ、これで統一だぜ!」
ついに私は、ラウンジを滅ぼすことに成功した。
私の持ち帰った情報を元に進言することで、いつもラウンジの3手先を行くことができた。
カルロさんからはそのたびに褒められ、今ではカルロさんの右腕にまでのし上がった。
「お前のおかげだ、感謝するぜ。」
「そんなこと、ありませんよ。カルロさんの、力ですよ。」
今日もそんな他愛のない会話を交わす。
そう、私は右腕だけでなくカルロさん、いやカルロ君の恋人にもなったのだ。
だけど、そんな幸せはそう長く続かなかった。
「多重曲^^」 「夢徘徊^^;」 「いやいや、夢廃壊だろ^^」
ある日、街の掲示板に、そんな言葉が書き込まれるようになった。私を恨んだ珊瑚が工作していたのだ。
珊瑚は、私を国から追い出しただけでなくカルロ君からも引き離そうとしている。そのことが、許せなかった。
「もうこれ以上は我慢できない・・・直接、直接私があの売女に鉄槌を・・・!」
私は、急いで自宅へと戻り珊瑚を亡き者にするための準備を整えることにした。
(これで・・・これで全てが終わる。私は幸せになれるんだ・・・。)
「待ちな、お前、そんな恰好でどこへいくつもりだ?」
いざ出かけようとしたところに、あの時と同じ声がかかった。
「カ、カルロ君・・・?」
今度はよく知っている声、カルロ君だ。
「もう戦争は終わったんだ、そんな物騒なものを持ち出す用事はねえだろう?」
「・・・」
「おい、どうしたんだ?お前、俺になにか隠し事でもあるのか?」
「そ、そんなことないよ…。嫌だなあカルロ君、なに言ってるの?」
「いいから言え!お前、俺に何を隠している?」
その時私は感じた。カルロ君に嘘をこれ以上つくことはできない、これ以上騙すわけにはいかない・・・。
「あのね、カルロ君。街の掲示板に最近書いてある言葉、知ってる?」
「なんだ、それがどうした?確か・・・多重曲だの夢徘徊だの書いてあったな。」
「うん。そうなの。実はね、私、カルロ君に謝らなきゃならないことがあるんだ。」
「なっ・・・お前、お前まさか!?」
「うん、実はね・・・。」
私は今までのことを全てカルロ君に話した。
海蒼に捨てられたこと、ラウンジとの戦争中に多重スパイをしていたこと、そして今からしようとしていたことを、全て。
「ふ、ふざけるな!」
「カルロ君、ごめんね、ごめんね、本当にごめんね・・・。」
「お前、どうしてそんなことを今まで黙っていたんだ?俺を馬鹿にしてやがるのか?」
「ごめんね、ごめんね・・・」
「ごめんねじゃねえ、こっちへこい夜想曲!さっさとしろ!」
カルロ君にも捨てられてしまう、また昔の私へと戻っていまう。そう思うと涙が止まらなかった。
「・・・」
「・・・?」
「お前は優秀な奴だと思っていたんだがな、残念だ。」
「・・・」
「これからは、多重曲としてではなく夜想曲として働いてもらうぜ。」
「えっ・・・?」
「俺はお前が必要だと言っているんだ、こんなこと何度も言わせるんじゃねえよ。」
「カルロ君、いいの?私は、多重をしていt」
「うるせえ!」
「・・・!!」
「お前のそこまでして勝ちに行く姿勢は評価できる、だからこれからもこのチームに在籍してもらうぞ。」
「で、でも・・・」
「ただし、二度と多重が出来ないように俺の監視の下だ。わかったらさっさと付いて来い、今日から俺と同じ部屋だ。」
「!」
「さっさとその物騒なものは捨てろ、そろそろ行くぞ。」
「は、はいっ!これからもよろしくお願いしますね!!」
――こうして私は今、ロッソストラーダでカルロ君と一緒に生活している。
〜〜〜 fin 〜〜〜
「・・・」
「・・・?」
「お前は優秀な奴だと思っていたんだがな、残念だ。」
「・・・」
「多重をするような奴はこのチームには必要ねえ。」
「カルロ君、ごめんね、ごめんね・・・」
「目障りだ、失せろ!」
――ついに私は、ロッソストラーダからも追い出されてしまった。
他の国では多重曲と噂が広まっている、再仕官をどこかの国で行うことはまず無理だろう。
「こんなことになったのは全て珊瑚のせいだ、あいつのせいで・・・」
もはや私に迷いはなかった。
「あ、あなたは・・・」
珊瑚を探すことはそう難しくなかった。また複数の男をたぶらかし生活していたからだ。
国を出るときに持ってきた武器を手に、珊瑚へと迫る。
「まだ私のことを覚えていたんですか?ありがとうございます、さ・ん・ご・さ・ん♪」
「ま、待って!話を聞いて!私は、私は貴方がいなくなったのが寂しくてこんなことを・・・。」
「珊瑚さん・・・」
「お願いよ、許して!」
「そうだったんですか、わかりました・・・。」
「そう、そうなのよ!だからその武器を早k」
「なーんちゃって。私が許したりすると思ったの?」
「あ・・・ああ・・・」
「アハハハハ!無様な恰好ね、その顔じゃもう男を捕まえるのなんて無理じゃないの?」
真っ赤に染まる珊瑚の顔。二度と人前に出れない醜い顔にする、これがこの女に対する仕打ちだった。
「ふふふ、次は・・・カルロ君も同じように真っ赤に染めなきゃ・・・」
もはや私に理性など、残っていなかった。
〜〜〜ANOTHER END fin 〜〜〜
613 :
猫神様 ◆NEKOv6/QUE :2009/12/09(水) 17:30:30 ID:Ioo18MZB
|ー゚)
sine
615 :
名無しさん?:2009/12/18(金) 20:46:51 ID:NA2Wd16F
イオリ…おきる…イオリ…次スレどれ?…
|j{z|
______, -- 、 _l二ト、_
_ ‐''", ―――/レ//`⌒ヽ//二二二二二二二二二二二二二
,.‐''"´_,‐'"´_, ‐"´ ̄ノWルソlレ , :} 、 ト ______________
_,.-''"_,. ‐''" _,. ‐'´ __{: : :| フ∠ィ从: ル' ,W\へ.,
_,.‐'" _ ‐ '" r‐.y7´ ゝ:∠zlニi __〉´__ _、 i{ _、、__:ハ
_ ‐ '" r≠フ/{ :.: >‐从iイ / .トソ=、rz、}: レ ̄ ̄ \
/〈/ ゝ: ゝ:.:.:.:i:.:.__人/へ / _Vrくム_ レ⌒Z } ̄ ̄ ̄ ̄
,/ / > 二「「二二彡ヘ >-、__ _∠....i__ ̄` rt< /
i{ ハ ‐-ヘヽ ヘ_`_丁 \/__ノ三ア  ̄`丶、ト /
. ノW7__ゝ ヽヽ ヽ \ /:.:.:.:.:}三ア :.:`丶、/
/ r‐、{_/\ ヽヽ. \ ` ‐<__/ :.:.:\\
∠.....ソ __ノ / /\_ ヽヽ.}ノ-‐ :.\\`ー――- 、
ゝiji〉__ノ‐┴-- 、_}_iノ′ :.:.:.:.:.:. :.:ー----:.:.:.:.:.:.:
/ :.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
. / :.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
616 :
れいんぼー ◆Vx5F.b1bY6yf :2009/12/18(金) 22:23:50 ID:PoQPmr5y
うりゃあああああああああああああああああああああああああ
,r '" ̄"'''丶,
./.゙゙゙゙゙ .l゙~゙゙゙゙ ヽ\
.:.:.: i´ ri⌒.'li、 .'⌒ヽ 'i::`i,
_ ..-‐'⌒ー-'::::| ′ .゙゜ .゙゙゙″ .:::l::::::!
辷⌒ヘ:::::}!::::::::::::::/|, ,r'!ヾ・ ヽ, .::::.|:::::::i',:::::::::`:::〃:/⌒つ
/ ノ::仏-‐─ .i, ./,r──ヽ, :::::::i::::,r'',:::::::::::::{{:::{_ \
〈,クケ' ̄ ゙ヽ、 .ヾ!゙゙゙゙゙゙'''ヽ、_ノ `ー‐--、:::::>、乂ゞ
| `'''゙i ._____ l /ヽ /
| ゙ヽ ___ノ’ /
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. レifo.〉 fo .> ヽ ./ <. o) 〈.o)iヽ /
l.|/´〈. .、 l l. , ..〉 ∧_/∧
( ( l |___\ l l / l´γ( ´;ω;) ) )
ヽ  ̄ ̄ι/ / ヽ .ヾL_U U
ヽ,___,,,/ ヽ,,_ι',,,/
619 :
猫神様:2009/12/25(金) 03:57:20 ID:/tC56TYI
(・ω・)
620 :
猫神様:2009/12/27(日) 19:50:50 ID:zWtvJzHT
(・ω・)
sinekuzu
潮廃るビーイング
英字表記は「Siostial Being」。
「衰退人」を意味する名を持つ、私設武装組織。
西暦2008年頃に植木屋イオリ・シュヘンベルグによって創設された。
己鯖に存在する全ての三国志NETを根絶させることを目的とし、4人の糞コテでふぁら面の紛争に介入することを宣言する。
SBの構成員は守秘義務により互いの個人情報を秘匿しており、三国志スレで呼び合う名前もハンドルネームを使用している。
は?
 ̄ ̄ \ __
/ \ o
r / \
ヽ / \__
/ 、
/ / ヽ
__ / ヽ
・・・ / __丿
, ヘ /
_ノ ′ \__ ____ /
| / _ _ \ /
| /  ̄─〇─ ̄ \ / __
/ 、 __ 、 _ _ r 、
/ ::::: ヽ ヽ  ̄─〇─ ̄ __ ヽ:::::: ヽ
| r' ヽ , , r ヽ
| ヽ ノ / o / ::::::: ヽ::::::::: ノ
| ∧ ∧ r'´ ヽ 、 /
| .:::ノ ヽ____ノ ヽ:::ヽ ノ ヽ /
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ヽ ____ \ /
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ヽノ
【★☆珊瑚☆★】
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ヾ:::::::::|ヽ、 ゛ー‐ ' .ノ /::::::::::|
゛゛゛゛ ゛ー-― " """""
627 :
猫神様:2010/03/04(木) 01:10:19 ID:kMIO28Hy
(=゜-゜)(=。_。)
628 :
猫神様:2010/03/06(土) 04:32:55 ID:DLMvh6hw
だおだお
629 :
猫神様:2010/03/13(土) 00:50:33 ID:VT0a4UlG
(o^ω^o)
●【業務連絡】:「多重と思われるのを削除しました。他にも疑わしきキャラがいますが、もう少し調べてから削除します。」(15 日0時2分)
●【削除】管理者権限により年寄りだんごを削除しました。(14日23時53分)→ラピュタ
●【削除】管理者権限により聖堂騎士団を削除しました。(14日23時53分)→ホワイト・スノー
●【削除】管理者権限により黄忠を削除しました。(14日23時53分)→変態
●【削除】管理者権限によりウゴウゴを削除しました。(14日23時52分)→イケイケ(上層)
●【削除】管理者権限により智代を削除しました。(14日23時47分)→ラピュタ
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631 :
猫神様:2010/03/18(木) 03:40:14 ID:8OE0U1pj
(=゜-゜)(=。_。)
632 :
猫神様 ◆NEKOv6/QUE :2010/03/27(土) 01:16:37 ID:NAhRHJPH
|ー゚)
633 :
名無しさん?:2010/03/27(土) 23:56:17 ID:ZIUovm3e
634 :
猫神様 ◆NEKOv6/QUE :2010/03/30(火) 12:38:03 ID:h56BbX0M
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5鯖紅蓮同盟員へ
同盟の分割について
本文
同盟員の皆様へ。紅蓮団の烈火です。
まずは朗報です。おかげさまで成都を完全包囲、雲南に隣接できました。
紅蓮団は250名を超える大所帯となり、南西では一大勢力となることが出来ました。
この人数では、他同盟との合併計画や、城攻略までに初期の同盟員を本部にいれることなど、身動きがしづらく問題が出てきそうです。
そこで本部同盟を2つに分けることにしました。2つの同盟の前提条件です。
・天下統一が見込めない場合は、両同盟の合併はありません。
・両同盟間の行き来は当分は自由とします。
・2つの同盟を一体的に運営していきます。
・城と武将付き砦に関しては協力して落とします。
・長安(-220,0)の攻略が目標に入っているのは戦争の報酬と考えてください。
他に目を向けるとサクラ同盟さんが結構な隣接・包囲を持っており、1期目と同様になるべく友好的にいく方針にしたいと思います。
つづき
<紅蓮団夜叉隊> 成都チーム
・盟主は烈火
・対象は本部、第4支部、第5支部、第6支部、第8支部、成都支部
・目標は成都の攻略です
・郊外にある砦の包囲、攻略は北西と北東となります
・戦争はなるべく控え目にしたいです
<紅蓮団阿修羅隊> 長安・雲南チーム
・盟主はタタさん
・対象は第1支部、第2支部、第3支部、第7支部、第9支部、長安支部
・目標は長安・雲南の攻略です。長安の攻略を第一目標として、雲南を第二とする
・城や武将付き砦を巡り、他同盟と戦争する可能性があります
・郊外にある砦の包囲、攻略は南西と南東とします
各同盟員の希望を聞きたいです。
掲示板に専用のスレッドをつくりました。
オレは戦争を楽しむんだ!っという方はレスをもらえればと思います。
土日で最初で最後のメンバーの入れ替えを考えたいと思っています。本部同盟員の皆様のご理解をお願いします。
637 :
猫神様 ◆NEKOv6/QUE :2010/04/10(土) 20:39:54 ID:8C8c1KLU
なんでここに貼ったんだお^^;
638 :
猫神様 ◆NEKOv6/QUE :
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