ラウンジ三国志NET2030

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577名無しさん?
カルロ日記12 隣接する拠点達
1563年1月、ラウンジとフルーツが開戦したらしい。越前と美濃を結ぶ街道から、怒声とも悲鳴とも付かない声が聞こえてくる。
連日の指揮に少し疲れを覚えた俺は、加賀と隣接する三国の拠点を見て回ることにした。

「カルロさん、どちらへ、いかれるのですか?」
偵察の用意をしていると、女らしい柔らかい声がした。夜想曲だ。
「フルーツとラウンジも開戦したことだし、少し他国の様子を見てくる。お前も来るか?」
「私でよろしければ、お供させて、いただきます。」

他国を見て回ると、中々面白いものを見ることができた。
居住区の隅にある部屋からの唐突な叫び声、そしてなぜかそれを覗いている織田。LILACとのび太による、高度な戦い。
フルチンで無双をする男。顔を赤らめ目をそむけた夜想曲が印象的だった。

偵察も一通り終わり加賀へと帰国する道中、ふと夜想曲が口を開いた。
「他国の様子を見に行く際には、いつも黒い被り物を、お召しになるんですね。」
「この銀髪は他にそういねえからな、他国に行くとめだっちまう。そういう理由だ。」
「なるほど、心得ておきます。」
「ところで、人前で偵察に出かける姿を見せるのはこれが初めてだがなんでいつもだと知ってるんだ?」
「あっ・・・」
そう言ったきり、夜想曲は俯いてしまった。それから加賀に帰るまで、とうとうこいつは一言も喋らなかった。

「何か変なこと言ったか・・・?」
夜想曲と別れた後、しばらく考えてみたがよくわからなかった。
「あいたっ!」
「おっと、少し考え事をしながら歩いてたからお前に気づかなかったぜ。悪いな。」
「あっ!カルロちゃん!助けて守備が埋まらない!どうしたらいいですかね?」
「オダギリか。守備に入ろうとする気持ちが大事だ、ただできれば出兵の少ない夜中のほうが言いかもしれねえな。」
「さっすがカルロちゃん!ありがとう!」
そういうとオダギリは、能登への道を駆けていった。


● [勝利] 1戦目:杜萌++はオダギリを倒しました!(計略+1)(21日23時41分)