カルロ日記9 「決断」
「停戦はしない」
これが俺の出した結論だった。
「俺はお前らを信じている、今夜の一斉で能登を落とせるとな。だから停戦はしねえ、能登を落とせ!」
配下の武将を集めこう宣言する、人数は同数で計略では負けていたが不思議と失敗する気はしなかった。
「一斉ですね!わかrました!」 「一斉やな!よっしゃ頑張るで〜!」
次々と声を上げる武将たち、そこには弱気な顔はひとつもなかった。
外交の返事をし一斉の時を待つ、1分が1時間のように感じられる長い長い時が過ぎていった。
「さあ一斉だ、イタリア式の戦いを見せてやろうぜ!」
そして時がきた、ロッソの紅い旗を掲げた船が次々と能登に向け出港していく。
「勝ちを計算してるな^^」 「三枚抜き、お見事です!」 そういった声があちこちから聞こえてくる。
そしてxxxHOLiCがついにその言葉を口にした、「次は〜次は壁です計略注意〜♪」
歌うような守備報告が流れてくる、そしてその報告でまだ士気が俄然上がってくる。
俺の決断が間違っていなかったと思うまで、そう時間はかからなかった。
グラッチェ、お前らには感謝するぜ。
・【支配】[1545年10月]ロッソストラーダ軍のみかんは能登を支配しました。(計略+3)(18日23時14分)