ラウンジ三国志NET2030

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566名無しさん?
カルロ日記8 「一斉の朝」

朝起き、全体ログを確認する。案の定蝦夷への遠征は少ない、自身も戦えないことに気づき俺は一人毒づいた。
「チッ・・・面白くねえ」
だが今日は能登一斉の日だ、嫌でも出兵で戦うことになる。俺は身支度を整えると前線へと駆けた。
「カルロさん、おはようございます!」
「ピヨ彦か、今朝も早いな」
「ハハハ、軍師としての務めです。これぐらいなんてことありませんよ!」
「そうか、せいぜい頑張ってくれ」

こんなやりとりをしているうちに外交がきた、どうやら領土整理が目的らしい。
「カルロはん、どないします?」
大阪が話しかけてきた。こいつもよく働いてくれている一人だ。
「少し考えさせてくれ、時間が欲しい。」
大阪に、そして軍事とスーランにもそう返し俺は一人自室に篭った。

こうして、一斉の日の朝は刻一刻と経過していった。