ラウンジ三国志NET2030

このエントリーをはてなブックマークに追加
404名無しさん?
中嶋日記 その8「戦犯(後編)」

私は、珍しく上機嫌で、三郎相手に計略の講釈を垂れていた。
もしかするとやれるかもしれないという自信が私を饒舌にさせていたのだ。
「三郎、今回は先制+敵兵種AT封印で善戦できるだろう。だが、もっと確実な方法があるな?」
『兵種カウンターですね』
「そうだ、確実に相手の可能性を潰そう、鉄壁まで入れてな」
『グヒヒヒ』まだ出兵までに3分ある。ゆっくり、慎重に、計略を組み上げて行く。
残り1分5秒、完成・・・あとは出兵の時間を待つだけだった。

『中嶋さん、中嶋さん、また電報です!』
「もうすぐ出兵だ、読み上げてくれ」
『全て中嶋に託した 副大将つけたから部隊引っ張って3枚抜きよろしく(倭猛)』
「はて、部隊???」そこから先は覚えていなかった。

気がつくと目の間には敵武将が倒れていた。
「・・・うしおじゃない、誰だ・・こいつ・・・」
『アイコンが燃えてます、紅焔です!』

『おい!後ろを見ろ!俺たちは蝦夷を攻めたのに越後を守っているぞ!』
歴戦の雑賀衆達もさすがに戸惑いを隠せなかった。
混乱を極めた私に一通の書状が届いた。

----- 中嶋に何が起きたか解説 ---------
国宛で依頼を受け慌ててバスに乗る
→隊長を乗っ取る直前に集合がかかる
→中嶋越後へ
→隊長になった中嶋、出兵が不発になり越後の守備
→見事敵の攻撃を撃退
-----------------------------------------
私は自分の部屋へ行き2時間眠った…そして…目をさましてからしばらくして
蝦夷が自分のせいで取り戻せなかったことを事を思い出し…泣いた。