ラウンジ三国志NET2030

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186名無しさん?
せいじか日記 その6

1608年の初秋、軍事・羅運寺一向宗の包囲は淡々とすすみ、気が付けば越後とその周辺の
廃墟同然の数都市を残すのみとなっていた。
越後の本陣では、岩代へ最後の突撃をすべく、各武将たちが出兵の準備に追われていた。

そんな喧騒の中で、平武将たちの話が聞こえてくる。
『なんで岩代なんだろうな、織田に突撃したほうが勝算がありそうな気もするが。』
「スレが憎けりゃ、羅運寺まで憎いってやつだろ、上層はあのスレをびくびくしながら真顔で更新してるだ。」
『ま、どちらにしろ俺たちは他国から見れば横槍短期布告の悪の象徴だ、もう終わってるさ。』
「そうだな、登用も5年待ってアイマスから一通って言うのが現実だろうな・・・ところでおまえ勝率どんくらいよ?」
「3割だよ、何も発動しないんだ、しょうがねぇよ。」
『俺も21勝38敗だ、糞乱数乙だな。』

カウンターを使え、攻城兵器のひとつくらい持て、そう言いたくなる気持ちをぐっと堪え、
私はその糞勝率の武官のために淡々と復興をこなした。

岩代への突撃は思ったよりも順調のようだった。
「3枚抜き!」やら「城壁!」の歓声が岩代のほうから聞こえてくる。
これは、もしかしていけるかもしれない。私は期待した。
羅運寺一向宗を先に滅ぼせばあの憎き織田と万全の体制で対峙することができるだろう。
こっそり雇用しておいた国崩し部隊をちらりと見ながら私の希望はさらに膨らんだ。

その時だった。「パーン」という甲高い銃声が私の背後から鳴り響いた。
一瞬、味方の火縄銃兵の暴発かと思ったがそうではないことがすぐにわかった。

遠くからでもわかる脂ぎった額に「酒」の文字・・・・織田だった。