せいじか日記 その1
伊豆に篭ってさんざん打ちのめされた後、私は北へ向かって歩き始めた。
道中、歩き疲れて茶屋で休んでいると、地元のものらしき人間が噂話をしていた。
「あの昼行灯がさっそく動いたらしいわよ、しかも短期布告で」
『えっ?あの酒好きのおじさんにしては珍しいわね』
「大丈夫かしらね、慣れないことしてこっちが心配だわ」
『あらら、にわか雨、さすが織田様だわ・・・』
どうやら軍事の織田が市況に短期布告をしたらしい。
道中ゆっくりしている暇はなさそうだ。先を急ごう・・・。
甲斐に着くと、私は急いで城へ向かった。
みすぼらしい佇まいの門を抜け、仕官願いを記入して受付を待った。
●【仕官】せいじかは市況2お寿司屋国国へ仕官しました。(14日21時17分)