潔癖の真田には他人の足を舐めるなんて出来ないだろうな。
そんな真田にさせてみたら、どんなにいいだろうか。
一人そんなことを思い興奮したあの頃を懐かしむ。
そして思った以上に真田は扇情的だった。
顔を歪めながら不器用に舐める真田の顔を見下ろすのも最高だったが、
それ以上にあの真田が自分のを舐めているということに興奮した。
勃起した。
そんな俺を真田は「理解出来ない」と言っていたが。
しかし今じゃ自分から進んでしようとするほどの変態だ。
そんな真田が愛おしい。
「…はぁ…っ」
指の股を舌が這う。
丸められた舌先でグリグリと抉られて、たまらず息を吐いた。
ちらりと真田がこちらを伺った。
ああ、わかってるよ。
空いている方の左足で、真田の股間を踏みつけた。
靴を履いたまま既に勃ち上がった性器を乱暴に擦り上げる。
俺の指を咥えたまま唇が熱い吐息を漏らす。
熱く濡れた真田の息に、ゾクリと快感を覚えた。