題名は決まっていないが、連載小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん?
「キティーぼーっと外ばっか見てないで、ちゃんと黒板を見ろ」

先生がキレている。

「お前ちょっとぐらい成績あがったからって気ー抜いてんじゃねーぞ」

シカトしたら顔を真っ赤にして怒り始めてしまった…

「サーーーーセン」

心のこもっていない空返事

それでも単細胞な先生は納得したらしいまた授業と称した

自分の自慢話に花を咲かせている…
2名無しさん?:2007/09/01(土) 10:41:56 ID:ODJE9ZxG
はぁ・・・なんだかなぁ

私が見ていたのは窓際の席に座っている巨砲なんだよなぁ…

あいついっつも鼻糞ほじくってるし、

たまに食ってるらしいし

下ネタばっかいってるし、女子の間じゃ

嫌いなやつNO1だろうに

よりによってなんであんなやつ好きになっちゃったんだろう(´・ω・`)



あいつじゃ友達にも相談できないし…

自分の恋心が憎いわ…

1週間前の放課後あんな遅くまで残ってたのがいけないんだ
3名無しさん?:2007/09/01(土) 10:43:23 ID:I4YkZp0j
ワクワク ワクワク
4名無しさん?:2007/09/01(土) 10:49:55 ID:ODJE9ZxG
巨砲には誰にも言えない秘密があった。

彼は担任に密かな恋心を抱いていた。

「なんで男なんかを好きになったりするんだよ」

そう担任は男性だった。

巨砲が今までに好きになったのは同性ばかりだったのである
5名無しさん?:2007/09/01(土) 11:10:25 ID:ODJE9ZxG
1週間前の放課後…
キティーは教室で友達といつもどうりだべっていた。
突然の電話
着信音で友達のものだとわかった
ちょっとゴメンと部屋を出て行く友達

「暇だなぁ」

独り言をつぶやきつつ待っていると
友達が頬を赤らめて帰ってきた。

「ごめんキティ、急に用事ができた」
「ん?何??」
「デート行ってくる…」
「嘘!?何それ聞いてない!!!友達なんだから彼氏できたら言ってよ」
「それが・・・今の電話で告られた!
それでおkしたら今から会おうだって」
「ずっとメールしてた人?」
「うん、そう^ω^」
「そうなんだ・・・いってらっしゃい」

「ごめんね、じゃぁまた明日」
6田中 ◆f5TAnaKAAA :2007/09/01(土) 11:19:50 ID:???
1週間前の放課後…
キティーは教室で友達といつもどうりだべっていた。
突然の電話
着信音で友達のものだとわかった
ちょっとゴメンと部屋を出て行く友達

「暇だなぁ」

独り言をつぶやきつつ待っていると
友達が頬を赤らめて帰ってきた。

「ごめんキティ、急に用事ができた」
「ん?何??」
「デート行ってくる…」
「嘘!?何それ聞いてない!!!友達なんだから彼氏できたら言ってよ」
「それが・・・今の電話で告られた!
それでおkしたら今から会おうだって」
「ずっとメールしてた人?」
「うん、そう^ω^」
「そうなんだ・・・いってらっしゃい」

「ごめんね、じゃぁまた明日」
7名無しさん?:2007/09/01(土) 11:20:27 ID:I4YkZp0j
なんで二回書く
8名無しさん?:2007/09/01(土) 11:20:35 ID:ODJE9ZxG
足早に去っていく友達
なんだかなー

すぐには帰れる気持ちにはなれず、
ぐだぐだと時間が過ぎていった。

「キティー!」

突然呼ばれ振り向くと担任の先生がいた。
「いいところに居た 手伝ってくれ」

「えーーーー」
なんだかんだでいい子ちゃんな私は
いやいや資料運びを手伝わされた。

途中で先生は会議が入ったとかで
私は一人で大量の資料を運んでいた。

重い…めんどくさい…

帰っちゃおうかな…

・・・ ・・・・ ・・・・・・

ってかさっきからなんか視線を感じる。
そこには巨砲がいた
9名無しさん?:2007/09/01(土) 11:29:16 ID:ODJE9ZxG
次週予告

キティと巨砲のジェットコスターラブ勃発
あ〜あなたは何故巨砲なの?
10名無しさん?:2007/09/01(土) 11:33:42 ID:I4YkZp0j
ワクワク ワクワク
11名無しさん?:2007/09/01(土) 11:38:09 ID:ODJE9ZxG
日焼けした巨砲の顔は、脂でテカテカと光っている。
まるでゴキブリみたいだ。
クラスの女子に嫌われるのも無理はない。

でも、わたしには巨砲ゴキブリ君のことが
好き。というよりゴキちゃんが好き
例えるなら
虚空の使者であり、駆け抜ける黒い弾丸であり、黒き流星であり、闇の皇帝であり、
漆黒の宝石であり、頭文字Gであり、闇から生まれし無限の生命力であり、不器用に羽ばたく昆虫界の高倉健なんだ。

部活を終えた巨砲はいつもよりも黒くあぶれぎって
汗でじとじとしていた
キティにとってそれはまさに甘露
少女キティは一瞬にして恋する乙女になったのである
12名無しさん?:2007/09/01(土) 12:32:04 ID:ODJE9ZxG
キティ「あ・・・、き、巨砲君・・・」
巨砲「ん?君誰?」
キティ「(そ、そんな・・・)えと、同じクラスのキティ・・・です・・・。」
巨砲「へぇ、同じクラスの人なんだ。で、そのプリントの山はなに?」
キティ「(早口で)えとこれは担任先生に一階の数学教室までって頼まれたんだけど
    先生途中で居なくなっちゃって・・・。」
巨砲「そうか。重そうだけど、持とうか?」
キティ「んーんー!いーの!!私一人でできるから・・・・・・。」
巨砲「そう」

キティ「(せっかく二人きりなんだから、すっ、好きな人がいるとか聞かなきゃ)
    ・・・あの!!」ここで担任登場
担任「いやーすまんすまん、キティ。そのプリント一階じゃなくて四階だった。」
巨砲「(ほほを赤らめながら)先生!!僕が運びます!!」
キティ「え・・・。」担任「ん、そうか。悪いな巨砲。」巨砲「いえいえ///」
キティ「ちょ」担任「先生も四階に用事があるから、一緒に行こうか」巨砲「はい/////」

  担任・巨砲 スタスタスタ・・・
キティ「・・・・・・えー・・・。巨砲君・・・。そんな・・・。」



キティ「・・・四階に用事があるならテメェで行け!!担任コノヤロー!!
    ・・・くすん。」
13名無しさん?:2007/09/01(土) 12:44:52 ID:???

ご愛読ありがとうございました!

>>1先生の次回作にご期待ください!!!
14名無しさん?:2007/09/02(日) 08:03:35 ID:???
つづきつづき
15名無しさん?:2007/09/11(火) 21:58:54 ID:???
打ち切り終了w
16名無しさん?:2007/09/14(金) 00:51:45 ID:Cd8vEzvi
ある名門貴族の次女の大林絢子は妹のたか子と二人で暮らしていた。
上の兄は海外で暮らしており次の兄は婿養子になっており姉は絢子が幼い頃に既に他家に嫁いでいた。
両親はいたのだが母は既に他界して父は愛人とその間の子供の元に去ってしまった。
財産や兄からの仕送りがあるので生活は困らなかったが若い女性が二人で暮らしているのは不安が無いわけであった。
それにこの広い家は家族7人で暮らしていたときでさえ部屋が余っていたのだが今ではほとんどの部屋は使用されない。
大学卒業を控えた絢子は航空会社の客室乗務員の内定をもらった。しかし今の家は空港から遠いので引っ越さないといけない。
しかしたか子がこの家で一人で暮らす事を考えると不安になり別の企業からも内定をもらっていたのでそっちにも心が動いていた。しかしようやく掴んだ幼い頃からの夢。あきらめるわけにはいかなかった。
悩んだ末絢子は愛人の息子、つまり異母弟をたか子と同居させることにした。絢子は愛人が息子を私立中学に入れたいということを知っていたのだ。
たか子も父も愛人も了承して三人での同居生活が始まった。
当初はぎこちなかったがやがて打ち解けて最初から暮らしていたように仲良くなった。
正月。兄が家族で帰国した。そこで兄はあることを口にする。
兄「俺たちはあさって旅たつが直之(兄の長男)にはこの国に残ってもらうことにした。手続きは直昭(次の兄)にたのんだからお前たちは安心しろ。」
絢子は本邸の主である自分に相談しないで他家に婿に行った兄に任せるなんてと激怒したが兄は絢子は就職や卒研等で忙しいだろうからと言い絢子は何も言えなかった。
こうして四人で暮らすことになった。異母弟諒太と甥の直之は同じ歳であった。
春が来て絢子は客室乗務員になり引っ越した。
翌年諒太と直之は同じ中学に合格した。
三人で3年ほど暮らしていたがたか子は突然交換留学生に選ばれてしまう。
ほとんど遊びで応募したので自分が選ばれるとは思わなかった。
たか子は本邸の主である自分が離れるのが不安で男とはいえ二人とも中学生だったので心配だったが今更辞退することも出来ないので留学を決意した。
17名無しさん?:2007/09/14(金) 03:35:20 ID:???
題名はキティのいた夏がいいと思います
18名無しさん?:2007/09/16(日) 17:42:26 ID:8evdjIek
「キティのいた夏」

国民的マスコットキャラクター、「キティちゃん」
正式名称は「キティ・ホワイト」
白い猫の姿をした愛狂おしいまでの姿形。
背丈はりんご5個分。体重はりんご3個分。
血液型はA型でロンドン出身。

好きな食べ物は 「ミッキーマウス」

今、イギリスvsアメリカの密かな戦争が行われようとしていた・・・。
事件は、アメリカ郊外で産まれたミッキー一族の新生児、
「ミリー・マウス」の殺害事件から始まる・・
19名無しさん?:2007/09/16(日) 18:03:00 ID:8evdjIek
ミッキー一族の御殿、「ディズニーランド」。
エレクトロパレードの真っ最中にその凶報は届いた。

「長老、長老大変です!」

「何事じゃ、騒がしい!今は大事な儀式の真っ最中じゃぞ!!
 後にせんか!」

しかし、その知らせを届けに来た配達人、「アルベルト・ダック」は
長老の叱咤を無視してこう告げた。
「ミリーが・・ミリーが死亡致しました・・」

一瞬、エレクトロパレードの音が止まった・・ような気がした。

「ミリー・マウス」は、長老ミッキーマウスの息子、「マッキー・マウス」の
待望の一人息子だ。
出産のため、アメリカの中心部から離れた空気の澄んだ郊外の産婦人科で
無事出産を終え、ここカリフォルニアへ戻ってくる予定であった。
だが、それは叶わぬ夢と成り果てた。
長老の目からは涙こそこぼれなかったが、深い哀しみが漂っていることは
アルベルトの目から見ても明らかであった。
20名無しさん?:2007/09/16(日) 18:14:17 ID:8evdjIek
「死因は?一体なぜじゃ!?説明せんか、アルベルト!!」

アルベルトはあくまで冷静に答える。
「はい、情報によりますとミリーを殺害したのはキティ一族の者かと思われます。
 現場付近で口に血をつけたキティ一族の者かと思われる目撃情報、
 そして、ミリーのおべべに血痕が付着していたこと。
 残念ながら、ミリーのSPは行方不明です。報告は以上でございます」

「なんとしてでも犯人を捕らえろ!
 報酬は、ここディスニーランドでの永遠の市民権と居住権、
 重要職の地位を約束しよう。
 望むなら一族全員のだ」

「かしこまりました、直ちに命令を伝達します」

「頼んだぞ!闇の配達人「アルベルト・ダック・・」」

こうして、ミッキー一族vsキティ一族の永遠の対決の火蓋は切って落とされた。


つづく・・かは分からない
21名無しさん?:2007/09/17(月) 19:57:46 ID:nUl2piV+
そしてたか子は留学した。
一方絢子はようやく正社員になり国際線で忙しく働いていた。
ある日絢子がフライトから帰宅すると一本の留守電が入っていた。それは絢子たちの姉である森内満子の次女松井泰子からだった。絢子は泰子に電話をかけた。電話には泰子の夫である松井康秀が出た。
絢子は康秀を結婚式で見ただけなので康秀と喋るのは初めてだった。
康秀「はい、松井です。」
絢子「もしもし。私奥様の叔母の大林絢子と申しますが奥様はおりますでしょうか。」
康秀「只今家内に代わりますのでしばらくお待ちください。」
そして泰子が出た。
泰子「もしもしオバアヤ(オバは叔母と大林をかけたあだ名)元気だった?」
絢子「私は元気だけど昨日電話をかけてきたけどどうしたの?」
泰子「実は・・・母さんがお義兄さんと不倫しているの!!」
絢子「ちょっと、姉上が素子(満子の長女)の旦那と不倫!?」
泰子によると満子は素子が入院している間に素子の夫の忠好とただならぬ関係になったというのだった。
忠好は満子の夫の寛昭の他界後森内家の婿となったのであった。
絢子「それで素子と通子(満子の三女)は知っているの?」
泰子「たぶん姉貴も通子も知らないと思う。今のところ私以外誰も知らないから。」
絢子「で、なぜ私に電話?」
泰子「こんなこと森内のほうの親戚に知れたら大変だしおじいちゃんの電話番号知らないし直正(直之の父親)おじさんやオバタカ(たか子)は海外にいるし直昭おじさんは婿養子だし
大林本邸は男子中学生二人だからあてにならないからオバアヤにしか相談できなかったの。」
22名無しさん?:2007/09/17(月) 20:36:18 ID:nUl2piV+
絢子「明日休みだから泰子の家行ってもいい?」
泰子「明日は平日だから普通に勤めているんだけど・・・
でも明日の夜ならオッケーだから。」
絢子「夜はちょっと・・・」
泰子「まさか合コンとか!?いいなー独身は。CAはモテモテだからなぁ。実は私も時々誘われるんだけど人妻の身ではさすがにまずいでしょ?」
絢子「あさっての夜ならどう?」
泰子「あさっては日帰り出張で帰りが遅いからダメ」
絢子「その次の日は?」
泰子「たぶん大丈夫だと思うけど。それよりいつまで休みなの?」
絢子「休みは3日間だけ」
泰子「国際線なのに休みそれだけで良いの!?」

絢子「その時によってまちまちだけどね」
泰子「じゃあ待っているから」
絢子「当日改めて連絡するから」
泰子「じゃあね」
23名無しさん?:2007/09/23(日) 03:56:26 ID:mn22YlIO
そして絢子は泰子の家に行った。
絢子「で、姉上と素子の旦那のことだけど」
泰子「先週実家に裏口から合鍵を使ってこっそり侵入したら・・・」
絢子「それって泥棒と同じじゃん」
泰子「黙って聞いていて。すると2階から何やら悩ましげな声が聞こえてくるの。で、そーっと2階にあからると・・・」
〜泰子の回想〜
泰子「(小さい声で)何だろ一体」
悩ましげな声「あぁぁぁもっと突いてえぇぇぇ」
泰子「一体誰だろう?」
泰子がそっとドアの隙間を覗くと何と泰子の母で絢子の姉の満子と泰子の姉素子の夫で婿養子の忠好が行為に及んでいた。素子は入院中で素子の子供は忠好の実家に遊びに行っていた。
そして、
忠好「もうイキそうだ」
満子「お願いだから中には出さないで」
忠好「間に合わなかったらゴメン」
(現実に戻る)絢子「中には出さないでってまさか生!?」
泰子「まだ跡取りのいないあの家に避妊は必要ないでしょう」
絢子「ってゴムぐらいコンビニに行けばいくらでも売っているんだけど」
泰子「あのねえ世間体ぐらい考えようよ」
絢子「で、泰子はどうしたの?」
泰子「それでお義兄さんがイッたのを確認して(笑)こっそり実家を出たの」
絢子「その後は?」
泰子「そして森内家の当主と夫人のお歴々が眠る菩提寺に行って姉貴が早く退院するよう願ったの」
絢子「なんじゃそりゃ」
泰子「そしたら姉貴の退院が来週に決まったの」
絢子「何でそれを早く言わないのー」
泰子「さてどんな修羅場が待っているのか楽しみ♪」
絢子「あんたは近親相姦不倫をやめさせようと思わなかったの?」
泰子「そんなの死んだ父さんと入院した姉貴が悪いじゃん!」
絢子「もう理解不能」
24名無しさん?
泰子「私が母さんやお義兄さんの立場だったら絶対不倫している!オバアヤは男に困らないからわからないの」
絢子「そんな男に困らないって確かに困らないけど皆下心があるから嫌。私がCAに内定した途端次々と告られるようになったんだから」
泰子「男だったら下心あるのが普通だって。26にもなった女がそんな幼稚な男性観を持っているなんてびっくりだよ!」
絢子「年下の泰子に言われたくないよ・・・」
泰子「結婚でもしたら大抵の男は逃げるから大丈夫」
絢子「泰子まさかそれだけで結婚を決めたんじゃないでしょうね?」
泰子「それ以外の理由がどこにあるの?」
絢子「単純すぎ・・・」
泰子「もし私が大の男好きなら一生独身でいると思うから」
絢子「・・・」
泰子「第1CAなのに贅沢な悩みよ。私なんて国内エアライン全社受けて1次全部落ちてもうダメだと思っていさぎよくCAあきらめたんだから」
絢子「こればかりは運もあるからね」
泰子「そういえばおばあちゃんの実家のおばあちゃんのお兄さん姉貴と同じ病院に入院していたけどなんか病状が思わしくないみたいだよ」
絢子「それは初耳。もし死んだら遺産相続がものすごいことになりそう」
泰子「確かに兄弟も子供も多いからね」
絢子「これはおじいちゃんがアレだからね・・・」
泰子「うん・・・」
絢子「(時計を見て)もうこんな時間。早く帰って夕食作らないと。」
泰子「じゃあ私のところで食べる?」
絢子「いいの?それじゃあいただきます。」
こうして絢子は泰子と夕食を食べた。
翌年たか子は就職のために帰国した。