1 :
名無しさん?:
たくさん読もう
最近読んだ本
「龍は眠る」「車輪の下」「変身」
2 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 22:56:40 ID:7Zdhmj1Z
今読んでる本
「人間失格」「裁判長! ここは懲役4年でどうですか」
3 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 22:57:03 ID:???
最近読んだのは陽気なギャングが・・・
4 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 22:57:16 ID:6h61S5OF
カフカか、ちょっと変わった趣向だよね
5 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 22:59:16 ID:7Zdhmj1Z
☆★で評価してみようか
★は☆の半分
「龍は眠る」…☆☆☆
「車輪の下」…☆☆☆☆
「変身」…☆☆★
6 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:01:37 ID:7Zdhmj1Z
>>4 「変身」は何を主張したいのかよくわからんかった。
非日常的なことをベースに極めて日常的な問題を扱ってるあたりに
皮肉が利いてて面白かったけど。
どうやらユダヤ系作家の根底にあるエディプスコンプレックスを
キーワードに読まないと理解できないらしい。
7 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:05:23 ID:q6V0hKdQ
今「69」読んでる。もう5回目ぐらい。でもおもしろい。
8 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:05:46 ID:6h61S5OF
でもあの非日常と日常が織り交ざった奇妙な光景(あくまでも想像力の範囲)は読み応えあったよ
9 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:08:43 ID:7Zdhmj1Z
>>7 レビュー書いてくれ
>>8 そうそう。特に最初のあたり。
自分が毒虫に変身してることに気づいたのにのん気に遅刻の心配してる
グレゴールに萌えた。
10 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:10:36 ID:7Zdhmj1Z
今年は名作文学を読み漁ろうと思う。
ドイツを日本を中心に。
いまんとこ一番面白かった本は「こころ」
全人類に読んでもらいたい大傑作だ。
11 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:11:02 ID:???
こ、こころ・・・
12 :
しぶさわジェントルメン:2007/05/10(木) 23:11:43 ID:IZA/7lc5
いま蒼穹の昴と播磨灘物語よんでる!
13 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:12:19 ID:6h61S5OF
海外文学は訳者で決まるね、日本語に秀でてなきゃ訳もイマイチだったりする。
俺は外国語わからないけんど。
変なスレ立ったし、たまには本屋でも行くかな
14 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:14:24 ID:7Zdhmj1Z
>>12 読めないよ!
>>13 俺は岩波の山下肇訳を読んだよ。
「グレゴール」じゃなく「グレーゴル」が正しいみたいだね。
15 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:15:25 ID:???
ソウキュウノスバル ハリマナダモノガタリ
16 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:17:06 ID:???
ソウルノキュバス ハマダリナモノガタリ
17 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:18:22 ID:q6V0hKdQ
「変身」はわずか50ページぐらいで投げたなぁ
「69」村上龍
文字の大きさいじったりしてて(文庫だけ?)
侍魂を思いださせる一作。どっちが先かなんて知らない。
どうにもこうにも若い頃の勢いとアホさ加減と妄想っぷりが
思い出されて思わずにやける。
とりあえず女とやりたい一心で最初から最後まで突き抜ける
青春ロードムービー。映画じゃないけど。
つうかレビューなんて無理だな、とここまで書いて思った。
おもしろいよ!
18 :
名無しさん?:2007/05/10(木) 23:20:06 ID:6h61S5OF
「変身」はラストの透明感、安堵感がいいんだって!
19 :
バコン:2007/05/11(金) 00:08:21 ID:L2zEn0cj
ザムザが自分の死に挑もうとするところが一番好きだな
続いて家政婦が「アレがくたばってますよ」と言い放つのも、身も蓋もなくていい
あそこがあるからラストの透明感が際立つね
父親が威厳を取り戻して三人組を追い払うし、美しい妹は元気になるし、
なにもかも良き方向に向かいはじめる、その予感は満ち溢れてなお広がり、
干からびて死んだ巨大な蟲の卑しささえ光に包み込むようでさ、救われるよ
20 :
名無しさん?:2007/05/11(金) 00:27:32 ID:MR83ZK+D
>>19 着眼点が中々いいね。
読み手は原文を翻訳出来ない限り訳者の訳を自分の脳で如何に面白く仕立てるかが、
海外文学を読む鍵、だから本は繰り返し読むと面白さが増してくる。
21 :
バコン:2007/05/11(金) 00:49:45 ID:L2zEn0cj
そうなの?
オレは訳者の文章を直に受け止めるタイプだからさ、
すでにある文章を組み立てなおすことはしないなあ
だから野崎訳ライ麦の「オマンコシヨウ」などの誤訳っぷりも別に気にならない
そういうのも、気になる人にとっては我慢できないもんなのかね?
最近だとヴラド・タルトシュシリーズがお気に入りかな
23 :
名無しさん?:2007/05/13(日) 00:21:31 ID:???
良スレ
重松清 の 「ナイフ」を読んだけど…作家はSだと思う
いぢめの描写がしつこい
25 :
名無しさん?:2007/05/13(日) 02:48:05 ID:p9Ow//Cf
>>24 俺は好きだがな。
あそこまで凄惨に描写しないとその後の感動が嘘っぽくなる。
26 :
名無しさん?:2007/05/13(日) 02:55:36 ID:???
中学の時車輪の下読んでホモキッスにひそかに興奮した
27 :
1:2007/05/14(月) 02:10:32 ID:NjLpk3b/
「人間失格」読了
評価:☆☆☆☆★
日本語ってこんなに美しく使うこともできるのか、と思った。
流れるように軽妙で、それでいて伝える内容は暗く重く心にこびりつく。
これを名作といわずして何が名作だ。
28 :
1:
「羅生門」読み始めました